クォーター (紋章 学 )
クォーター(
解説
[クォーターの幅
[カントン
[カントン (Canton) は、シールドの
カントンのディミニュティブはチェッカー (chequer, checker) であり、
カントン・ヴォイデッド (canton voided) は、
-
チェッキー・オブ・ナイン
Checky of nine argent and gules -
チェッキー
Checquy argent and gules
クォーターに関 する用語
[- クォータリー (Quarterly)
- パーティ・パー・クロスとほぼ
同 じ意味 で、フィールドの中央 で交差 する垂直 と水平 の線 でフィールドを4つに分割 することを意味 するが、2つの意味 があり、それぞれの意味 は後 に続 く記述 で次 のとおりに判断 する。- クォータリーの
後 にティンクチャーを2つ指定 した場合 、1つ目 のティンクチャーを向 かって左上 と右 下 の領域 に、2つ目 のティンクチャーを右上 と左下 の領域 に適用 するフィールドを意味 する。クォータリーとだけ言 った場合 は、4分割 であるが、クォータリー・シックスティーン (quarterly sixteen) と記述 した場合 はそれぞれのフィールドを更 に4分割 した16分割 になる[3]。 - クォータリーの
後 に紋章 記述 を続 けた場合 、十字 に分割 された4つのフィールドそれぞれに対応 する紋章 記述 を書 く。マーシャリング後 の紋章 に頻繁 に見 かけられ、向 かって左上 、右 上 、左下 、右 下 の順 に格 の高 い家系 の紋章 を表 し、紋章 記述 もその順番 で記述 する。ただし、マーシャリングの場合 以外 でも紋章 をクォータリーで分割 するのを妨 げない。クォータリーによる分割 の場合 はどのフィールドにどのような図柄 を描 くのかわかるように地 の色 を示 すティンクチャーの前 に first (1st), second (2nd), third (3rd), fourth (4th)又 は I, II, III, IV と明示 的 に場所 を記述 する。特 に統合 する紋章 が2つの場合 (かつパーティ・パー・ペイルによるディミディエイション又 はインペイルメントを用 いない場合 )は、左上 と右 下 の領域 に格 上 の家 の紋章 を示 し、右上 と左下 の領域 に他方 の家 の紋章 を示 すのが慣例 であるため、格 上 の家 の紋章 記述 の前 に I and IV 、格下 の家 の紋章 記述 の前 に II and III と記述 する。3つの紋章 を組 み込 む場合 は、左上 (I) と右 下 (IV) の領域 に最 も格 上 の家 の紋章 、右 上 (II) にそれに続 く家柄 の紋章 、左下 (III) に最 も格下 の家 の紋章 を示 すか、最 上位 の紋章 が左上 (I) 、それに次 ぐ紋章 が右 上 (II) と左下 (III)、最下位 の紋章 が右 下 (IV) という配置 をする。
- クォータリーの
- グランド・クォータリー
- クォータリーで
分割 したフィールドを更 にクォータリーで分割 する場合 、グランド・クォータリー (grand-quarterly) という記述 を用 いる。次 の紋章 記述 は、エノー伯 とヴィッテルスバッハ家 の紋章 を統合 したものである。
脚注
[- ^ a b c Boutell, Charles (1914). Fox-Davies, A.C.. ed (
英語 ). Handbook to English Heraldry (The 11th Edition ed.). London: Reeves & Turner. p. 64 2008年 4月 20日 閲覧 。 - ^ “Editor's page” (
英語 ). Dun & Dunn families originating in Scotland. 2008年 4月 20日 閲覧 。 - ^
京都大学 RPG研究 会 . “紋章 について”.中世 ヨーロッパの風景 . 2008年 4月 26日 閲覧 。