クロロフィル

クロロフィル
識別しきべつ情報じょうほう
CAS登録とうろく番号ばんごう	1406-65-1, 479-61-8 (a), 519-62-0 (b)
E番号ばんごう	E140 (着色ちゃくしょく料りょう)
KEGG	C01793; C05306 (a); C05307 (b)
薬理やくり学がく
法的ほうてき分類ぶんるい	成分せいぶん本質ほんしつ (原材料げんざいりょう) では医薬品いやくひんでないもの
	特記とっきなき場合ばあい、データは常温じょうおん (25 °C)・常つね圧あつ (100 kPa) におけるものである。

クロロフィル（Chlorophyll）は、光合成こうごうせいの明あかり反応はんのうで光ひかりエネルギーを吸収きゅうしゅうする役割やくわりをもつ化学かがく物質ぶっしつ。葉緑素ようりょくそ（ようりょくそ）ともいう。

4つのピロールが環たまきを巻まいた構造こうぞうであるテトラピロールに、フィトール (phytol) と呼よばれる長ちょう鎖くさりアルコールがエステル結合けつごうした基本きほん構造こうぞうをもつ。環かん構造こうぞうや置換ちかん基もとが異ことなる数種類すうしゅるいが知しられ、ひとつの生物せいぶつが複数ふくすう種類しゅるいをもつことも珍めずらしくない。植物しょくぶつでは葉は緑みどり体たいのチラコイドに多おおく存在そんざいする。

天然てんねんに存在そんざいするものは一般いっぱんにマグネシウムがテトラピロール環たまき中心ちゅうしんに配はい位いした構造こうぞうをもつ。マグネシウム以外いがいでは、亜鉛あえんが配はい位いした例れいが紅色こうしょく光合成こうごうせい細菌さいきん Acidiphilium rubrum において報告ほうこくされている^[1]^[2]。金属きんぞくがはずれ、2つの水素すいそで置換ちかんされた物質ぶっしつはフェオフィチンと呼よばれる。抽出ちゅうしゅつされたクロロフィルでは、化学かがく反応はんのうによって中心ちゅうしん元素げんそを人工じんこう的てきに置換ちかんすることができる。特とくに銅どうが配はい位いしたものはマグネシウムのものよりも光ひかりや酸さんに対たいして安定あんていであり、化粧けしょう品ひんや食品しょくひんへの添加てんか物ぶつとして利用りようされる^[3]。クロロフィルは水みずに不溶ふよう、アルコールに可か溶、油脂ゆしに易えき溶な緑色みどりいろ色素しきそで、着色ちゃくしょく料りょうとして認みとめられている天然てんねん色素しきそとしては、単独たんどくで緑色みどりいろを呈ていする唯一ゆいいつの色素しきそです^[4]。

2010年ねんにクロロフィルf の発見はっけんが報告ほうこくされた^[5]^[6]。NMR、質量しつりょう分析ぶんせき法ほう等ひとしのデータから構造こうぞう式しきは C₅₅H₇₀O₆N₄Mg だと考かんがえられている^[5]。波長はちょうが長ながくエネルギーの低ひくい遠とお赤色あかいろ光こうを吸収きゅうしゅうして、より高たかいエネルギーを必要ひつようとするクロロフィルaにエネルギーを渡わたすことが確認かくにんされている^[7]。

種類しゅるいと構造こうぞう[ソースを編集へんしゅう]

クロロフィルのうち、酸素さんそ発生はっせい型がたの光合成こうごうせいをおこなう植物しょくぶつおよびシアノバクテリアが持もつものはクロロフィル、酸素さんそ非ひ発生はっせい型がたの光合成こうごうせいを行おこなう光合成こうごうせい細菌さいきんが持もつものはバクテリオクロロフィルと呼よばれる^[8]。

クロロフィル類るいの構造こうぞうに含ふくまれるテトラピロール環たまきには、B環たまきおよびD環たまきと呼よばれるピロール環たまきの不ふ飽和ほうわ状態じょうたいが異ことなるポルフィリン、クロリン、バクテリオクロリンの3種類しゅるいが存在そんざいする。どのピロール環たまきも飽和ほうわしていないものをポルフィリン、D環たまきの C17-C18 結合けつごうのみ飽和ほうわしたものをクロリン、D環たまきの C17-C18 結合けつごうおよびB環たまきの C7-C8 結合けつごうの両方りょうほうが飽和ほうわしたものをバクテリオクロリンと呼よぶ。

クロロフィル類るいの名称めいしょうは、テトラピロール環たまきの種類しゅるいおよび結合けつごうしている置換ちかん基もとによって区別くべつされ、発見はっけんされた順じゅんにアルファベットが付与ふよされている。クロロフィルとバクテリオクロロフィルのアルファベットの順番じゅんばんは一致いっちしていない。

	位置いち番号ばんごう	C17-C18 結合けつごう（環たまきの種類しゅるい）	C2位い	C3位い	C7位い	C8位い	C17位い	分子ぶんし式しき	主おもな分布ぶんぷ
クロロフィルa		単たん結合けつごう（クロリン）	-CH₃	-CH=CH₂	-CH₃	-CH₂CH₃	-CH₂CH₂COO-Phytyl	C₅₅H₇₂O₅N₄Mg	一般いっぱん
クロロフィルb		単たん結合けつごう（クロリン）	-CH₃	-CH=CH₂	-CHO	-CH₂CH₃	-CH₂CH₂COO-Phytyl	C₅₅H₇₀O₆N₄Mg	植物しょくぶつ
クロロフィルc₁		二に重じゅう結合けつごう（ポルフィリン）	-CH₃	-CH=CH₂	-CH₃	-CH₂CH₃	-CH=CHCOOH	C₃₅H₃₀O₅N₄Mg	藻類そうるい
クロロフィルc₂		二に重じゅう結合けつごう（ポルフィリン）	-CH₃	-CH=CH₂	-CH₃	-CH=CH₂	-CH=CHCOOH	C₃₅H₂₈O₅N₄Mg	藻類そうるい
クロロフィルd		単たん結合けつごう（クロリン）	-CH₃	-CHO	-CH₃	-CH₂CH₃	-CH₂CH₂COO-Phytyl	C₅₄H₇₀O₆N₄Mg	藍あい藻も
クロロフィルf		単たん結合けつごう（クロリン）	-CHO	-CH=CH₂	-CH₃	-CH₂CH₃	-CH₂CH₂COO-Phytyl	C₅₅H₇₀O₆N₄Mg	藍あい藻も

クロロフィルa
クロロフィルb
クロロフィルc1
クロロフィルc2
クロロフィルd
クロロフィルf

バクテリオクロロフィル類るい
- バクテリオクロロフィルa - バクテリオクロリン環たまきを持もつ。
- バクテリオクロロフィルb - バクテリオクロリン環たまきを持もつ。
- バクテリオクロロフィルc - クロリン環たまきを持もつ。
- バクテリオクロロフィルd - クロリン環たまきを持もつ。
- バクテリオクロロフィルe - クロリン環たまきを持もつ。
- バクテリオクロロフィルf - クロリン環たまきを持もつ。
- バクテリオクロロフィルg - バクテリオクロリン環たまきを持もつ。

性質せいしつ[ソースを編集へんしゅう]

クロロフィルのテトラピロール環たまき部分ぶぶんはヒドロキシル基もとあるいはカルボキシル基もとなどの置換ちかん基もとをもつものが多おおく、比較的ひかくてき親水しんすい性せいが高たかい。一方いっぽう、長ちょう鎖くさりアルコール部分ぶぶんは疎水そすい性せいである。

生体せいたいから抽出ちゅうしゅつする場合ばあいは、メタノールやエタノールを溶媒ようばいとする。乾いぬい固かたされたものは粉末ふんまつ状じょうで、メタノールやエタノールのほか、アセトンやジエチルエーテルにも溶解ようかいする。文献ぶんけんなどに記載きさいされている吸収きゅうしゅう波長はちょうはジエチルエーテル、アセトン、メタノールなどに溶解ようかいされたものであることが多おおい。

植物しょくぶつなどから抽出ちゅうしゅつしたクロロフィル類るいは、クロマトグラフィーによって容易よういに分離ぶんりすることができる。この現象げんしょうは1906年ねんにミハイル・ツヴェットによって発見はっけんされ、その鮮あざやかな色いろから「クロマトグラフィー」の語源ごげんともなった。植物しょくぶつに特有とくゆうの色素しきそのため（光合成こうごうせいバクテリアを除のぞいて）^[9]、植物しょくぶつ、とくに植物しょくぶつプランクトンの現存げんそん量りょうの指標しひょうに用もちいられている^[10]。

光ひかりの吸収きゅうしゅう[ソースを編集へんしゅう]

クロロフィルは、構造こうぞう中ちゅうのテトラピロール環たまきに由来ゆらいする強つよい色いろを持もち、多おおくはその名なの通とおり緑色みどりいろに見みえる。テトラピロールは450 nm付近ふきん700 nm付近ふきんに特徴とくちょう的てきな鋭するどい吸収きゅうしゅう帯おびを持もち、それぞれ B帯おび（またはソーレー帯たい）、Q帯おびと呼よばれる。吸収きゅうしゅう波長はちょう域いきはテトラピロール環たまきの種類しゅるいによって大おおまかに決定けっていされるが、置換ちかん基もとや結合けつごうタンパク質たんぱくしつ、溶媒ようばいの種類しゅるいなど、環境かんきょうによってシフトする。

酸素さんそ発生はっせい型がた光合成こうごうせい系けいにおいて反応はんのう中心ちゅうしん色素しきそとして用もちいられるクロロフィルaは、NADPH合成ごうせいに関与かんよする光化学こうかがく系けいI複ふく合体がったいでは700 nmの波長はちょうの光ひかりを吸光し、水みずの光ひかり分解ぶんかいに関与かんよする光化学こうかがく系けいII複ふく合体がったいでは680 nmの波長はちょうの光ひかりを吸光する。シアノバクテリアを除のぞく光合成こうごうせいバクテリアでは反はん応おう中心ちゅうしん色素しきそとしてバクテリオクロロフィルa もしくはバクテリオクロロフィルb が用もちいられているが、光化学こうかがく複ふく合体がったいとしての吸収きゅうしゅうは種しゅによって異ことなり750-850 nmである。

植物しょくぶつにはクロロフィルaとbを相互そうご変換へんかんする酵素こうそがあり^[11]、外部がいぶ環境かんきょうに応おうじてaとbの比率ひりつを変化へんかさせ適応てきおうしている可能かのう性せいがある。

生体せいたいでの役割やくわり[ソースを編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「光化学こうかがく反応はんのう」を参照さんしょう

光合成こうごうせいにおけるクロロフィルの役割やくわりの概略がいりゃく。緑色みどりいろで囲かこわれた過程かていで光ひかりを吸収きゅうしゅうし、酸化さんか還元かんげん反応はんのうを進行しんこうさせる自由じゆうエネルギーへと変換へんかんする。

光合成こうごうせいにおいて、クロロフィルは光ひかりエネルギーを効率こうりつよく吸収きゅうしゅうして化学かがくエネルギーへと変換へんかんする、光ひかりアンテナとしての役割やくわりをもつ。植物しょくぶつの光合成こうごうせいでクロロフィルが光ひかりを吸収きゅうしゅうする過程かていは2段階だんかいあり、それぞれ PSI（光化学こうかがく系けいI）および PSII（光化学こうかがく系けいII）と呼よばれる。効率こうりつよく光ひかりを利用りようするため、PSIとPSIIでは利用りようする光ひかりの波長はちょうが異ことなる。

PSIIにおいて、クロロフィルa は光ひかりを吸収きゅうしゅうして励起れいきされ、励起れいき電子でんしを放出ほうしゅつする。クロロフィルaから失うしなわれた分ぶんの電子でんしは水みずを酸素さんそに酸化さんかすることで補充ほじゅうする。

PSIIで発生はっせいした励起れいき電子でんしは電子でんし伝達でんたつ系けいに受うけ渡わたしされ、プロトンポンプを作動さどうさせてプロトン勾配こうばいを形成けいせいした後のち、PSIへと移動いどうする。

PSIのクロロフィルa は光ひかりを吸収きゅうしゅうして励起れいき電子でんしを放出ほうしゅつし、この電子でんしはNADPHの生成せいせいに利用りようされる。放出ほうしゅつした電子でんしはPSIIから移動いどうしてきた電子でんしによって補充ほじゅうされる。

これら光化学こうかがく系けいの内外ないがいには、集あつまり光こう色素しきそとしてのクロロフィル分子ぶんしが多数たすう存在そんざいする。緑色みどりいろ植物しょくぶつでは、クロロフィルaとクロロフィルbが主おもで、ケイ藻もや褐藻かっそうなどの二に次じ共生きょうせい藻もでは、クロロフィルcを含ふくんでいる。

誘導体ゆうどうたい[ソースを編集へんしゅう]

クロロフィルの誘導体ゆうどうたい^[12]^[13]

フェオフィチン - クロロフィルからマグネシウムを取とり除のぞいた物質ぶっしつ
クロロフィリド（英語えいご版ばん） - クロロフィルから側がわ鎖くさり(フィトール)を取とり除のぞいた物質ぶっしつ
フェオホルビド - クロロフィルからマグネシウムと側がわ鎖くさりを取とり除のぞいた物質ぶっしつ
ピロフェオホルビド
クロリン - ポルフィリンに似にている環状かんじょうの骨格こっかく分子ぶんし
銅どうクロロフィル - マグネシウムの代かわりに銅どうを配はい位いしたクロロフィル
クロロフィリン（英語えいご版ばん） - クロロフィルから人工じんこう的てきに側がわ鎖くさりを取とり除のぞいた物質ぶっしつ。構造こうぞうはクロロフィリドに似にている

利用りよう[ソースを編集へんしゅう]

食品しょくひんからの摂取せっしゅ[ソースを編集へんしゅう]

ホウレンソウ、パセリ、レタスに比較的ひかくてき多おおく含ふくまれている^[14]^[15]。

食品しょくひん添加てんか物ぶつ[ソースを編集へんしゅう]

着色ちゃくしょく料りょうとして欧州おうしゅうおよび米国べいこくにて食品しょくひん添加てんか物ぶつとして認可にんかされている。E番号ばんごうはE140およびE141(銅どう錯体さくたい)。日本にっぽんでは、銅どうクロロフィルと銅どうクロロフィリンNa塩しおが認可にんかされている^[16]。

サプリメント[ソースを編集へんしゅう]

種類しゅるい

クロロフィル系けいの栄養えいよう補助ほじょ食品しょくひんには植物しょくぶつ性せいプランクトンなどの加工かこうの程度ていどによりいくつかの種類しゅるいがある。

クロレラやスピルリナなど植物しょくぶつ性せいプランクトンそのもの。消化しょうかがよくなるように加工かこうしたものもある。
クロロフィルだけを抽出ちゅうしゅつしたもの。分子ぶんしの構造こうぞう上じょう、側がわ鎖くさりが長ながいため疎水そすい性せいが高たかい。
抽出ちゅうしゅつしたクロロフィルをさらに水溶すいよう性せいが高たかくなるクロロフィリン（英語えいご版ばん）にまで化学かがく的てきに変化へんかさせたもの。

錯体さくたい金属きんぞく

クロロフィルおよびクロロフィリンでは錯体さくたいの金属きんぞくを調整ちょうせいしている製品せいひんもある。Na, Cu, Fe, Mg など製品せいひんにより異ことなる。

安全あんぜん性せい[ソースを編集へんしゅう]

光線こうせん過敏かびん毒性どくせい - 酸性さんせい環境かんきょう下かや酵素こうそ(クロロフィラーゼ（英語えいご版ばん）)の存在そんざい下かではクロロフィルからフェオホルビドaが生成せいせいしやすい。

脚注きゃくちゅう[ソースを編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ N. Wakao et al., "Discovery of Natural Photosynthesis using Zn-Containing Bacteriochlorophyll in an Aerobic Bacterium Acidiphilium rubrum", Plant and Cell Physiology 37, 889-893 (1996)., doi:10.1093/oxfordjournals.pcp.a029029
^ 渡辺わたなべ正ただし、小林こばやし正美まさみ、「亜鉛あえんクロロフィルをもつ光合成こうごうせい生物せいぶつがいた!」『化学かがくと教育きょういく』 1997年ねん 45巻かん p.456-457. , doi:10.20665/kakyoshi.45.8_456, NAID 110001840605
^ 銅どうクロロフィル、銅どうクロロフィリンナトリウム（横浜よこはま市し衛生えいせい研究所けんきゅうじょ - 食品しょくひん衛生えいせい情報じょうほう）
^ “クロロフィル”. 株式会社かぶしきがいしゃ鹿しか光こう生物せいぶつ科学かがく研究所けんきゅうじょ. 2023年ねん12月がつ20日はつか閲覧えつらん。
^ ^a ^b Chen M, Schliep M, Willows RD, Cai ZL, Neilan BA, Scheer H., "A red-shifted chlorophyll." Science. 2010 Sep 10;329(5997):1318-9. doi:10.1126/science.1191127
^ 大久保おおくぼ智司さとし (2012). “新あたらしく発見はっけんされたクロロフィルf”. 光合成こうごうせい研究けんきゅう 22 (2): 80-86.
^ “目めに見みえる光こうがなくても大丈夫だいじょうぶ!?遠どお赤色あかいろ光こうで光合成こうごうせいを行おこなえるシアノバクテリアの秘密ひみつを解明かいめい～光化学こうかがく系けいIにおける、クロロフィルfの位置いちと機能きのうの特定とくてい～”. 東京理科大学とうきょうりかだいがく. 東京理科大学とうきょうりかだいがく. 2020年ねん5月がつ9日にち閲覧えつらん。
^ 塚谷つかたに, 祐介ゆうすけ; 民みん秋あき, 均ひとし (2015). “近きん赤あか外がい光こうを吸収きゅうしゅうするバクテリオクロロフィル色素しきその生なま合成ごうせい経路けいろ解明かいめいと応用おうよう”. Journal of Japanese Biochemical Society 87 (2): 234-238. doi:10.14952/seikagaku.2015.870234.
^ 渡辺わたなべ正ただし, 小林こばやし正美まさみ (1989). “クロロフィル類るいの精密せいみつ分析ぶんせき”. 油あぶら化学かがく 38 (10): 876-885. doi:10.5650/jos1956.38.876.
^ 古谷ふるや研けん (2015). “海洋かいようにおける植物しょくぶつプランクトンの生理せいり生態せいたいと物質ぶっしつ循環じゅんかんにおける役割やくわりに関かんする研究けんきゅう”. 海うみの研究けんきゅう 24 (2). doi:10.5928/kaiyou.24.2_63.
^ KEGG EC 1.1.1.294 EC 1.1.1.294
^ 片山かたやま脩おさむ (1974). “食用しょくよう色素しきその化学かがく” (pdf). 有機ゆうき合成ごうせい化学かがく 32 (8): 628-629. doi:10.5059/yukigoseikyokaishi.32.620.
^ Dennis Heldman, Daryl Lund (2006). Handbook of Food Engineering (second ed.). CRC Press Taylor & Francis Group. p. 201, Figure 2.19. ISBN 978-1-4200-1437-2
^ “Chlorophyll and Chlorophyllin”. 2018年ねん3月がつ27日にち閲覧えつらん。
^ “Chlorophyll‐bound Magnesium in Commonly Consumed Vegetables and Fruits: Relevance to Magnesium Nutrition”. Journal of Food Science 69 (9): 348, Table 1. (2004). doi:10.1111/j.1365-2621.2004.tb09947.x.
^ “各かく添加てんか物ぶつの使用しよう基準きじゅん及および保存ほぞん基準きじゅん”. 厚生省こうせいしょう (H29.6.23). 2018年ねん3月がつ26日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク[ソースを編集へんしゅう]

Chlorophyll and Chlorophyllin クロロフィル（英語えいご） - （オレゴン州しゅう大学だいがく・ライナス・ポーリング研究所けんきゅうじょ）
クロロフィル - 素材そざい情報じょうほうデータベース＜有効ゆうこう性せい情報じょうほう＞（国立こくりつ健康けんこう・栄養えいよう研究所けんきゅうじょ）
『クロロフィル』 - コトバンク

[1] N. Wakao et al., "Discovery of Natural Photosynthesis using Zn-Containing Bacteriochlorophyll in an Aerobic Bacterium Acidiphilium rubrum", Plant and Cell Physiology 37, 889-893 (1996)., doi:10.1093/oxfordjournals.pcp.a029029

[2] 渡辺わたなべ正ただし、小林こばやし正美まさみ、「亜鉛あえんクロロフィルをもつ光合成こうごうせい生物せいぶつがいた!」『化学かがくと教育きょういく』 1997年ねん 45巻かん p.456-457. , doi:10.20665/kakyoshi.45.8_456, NAID 110001840605

[3] 銅どうクロロフィル、銅どうクロロフィリンナトリウム（横浜よこはま市し衛生えいせい研究所けんきゅうじょ - 食品しょくひん衛生えいせい情報じょうほう）

[4] “クロロフィル”. 株式会社かぶしきがいしゃ鹿しか光こう生物せいぶつ科学かがく研究所けんきゅうじょ. 2023年ねん12月がつ20日はつか閲覧えつらん。

[:0-5] Chen M, Schliep M, Willows RD, Cai ZL, Neilan BA, Scheer H., "A red-shifted chlorophyll." Science. 2010 Sep 10;329(5997):1318-9. doi:10.1126/science.1191127

[6] 大久保おおくぼ智司さとし (2012). “新あたらしく発見はっけんされたクロロフィルf”. 光合成こうごうせい研究けんきゅう 22 (2): 80-86.

[7] “目めに見みえる光こうがなくても大丈夫だいじょうぶ!?遠どお赤色あかいろ光こうで光合成こうごうせいを行おこなえるシアノバクテリアの秘密ひみつを解明かいめい～光化学こうかがく系けいIにおける、クロロフィルfの位置いちと機能きのうの特定とくてい～”. 東京理科大学とうきょうりかだいがく. 東京理科大学とうきょうりかだいがく. 2020年ねん5月がつ9日にち閲覧えつらん。

[8] 塚谷つかたに, 祐介ゆうすけ; 民みん秋あき, 均ひとし (2015). “近きん赤あか外がい光こうを吸収きゅうしゅうするバクテリオクロロフィル色素しきその生なま合成ごうせい経路けいろ解明かいめいと応用おうよう”. Journal of Japanese Biochemical Society 87 (2): 234-238. doi:10.14952/seikagaku.2015.870234.

[9] 渡辺わたなべ正ただし, 小林こばやし正美まさみ (1989). “クロロフィル類るいの精密せいみつ分析ぶんせき”. 油あぶら化学かがく 38 (10): 876-885. doi:10.5650/jos1956.38.876.

[10] 古谷ふるや研けん (2015). “海洋かいようにおける植物しょくぶつプランクトンの生理せいり生態せいたいと物質ぶっしつ循環じゅんかんにおける役割やくわりに関かんする研究けんきゅう”. 海うみの研究けんきゅう 24 (2). doi:10.5928/kaiyou.24.2_63.

[11] KEGG EC 1.1.1.294 EC 1.1.1.294

[12] 片山かたやま脩おさむ (1974). “食用しょくよう色素しきその化学かがく” (pdf). 有機ゆうき合成ごうせい化学かがく 32 (8): 628-629. doi:10.5059/yukigoseikyokaishi.32.620.

[13] Dennis Heldman, Daryl Lund (2006). Handbook of Food Engineering (second ed.). CRC Press Taylor & Francis Group. p. 201, Figure 2.19. ISBN 978-1-4200-1437-2

[14] “Chlorophyll and Chlorophyllin”. 2018年ねん3月がつ27日にち閲覧えつらん。

[15] “Chlorophyll‐bound Magnesium in Commonly Consumed Vegetables and Fruits: Relevance to Magnesium Nutrition”. Journal of Food Science 69 (9): 348, Table 1. (2004). doi:10.1111/j.1365-2621.2004.tb09947.x.

[16] “各かく添加てんか物ぶつの使用しよう基準きじゅん及および保存ほぞん基準きじゅん”. 厚生省こうせいしょう (H29.6.23). 2018年ねん3月がつ26日にち閲覧えつらん。

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表ひょう話はなし編へん歴れき植物しょくぶつ学がく
下位かい区分くぶん	民族みんぞく植物しょくぶつ学がく古こ植物しょくぶつ学がく植物しょくぶつ解剖かいぼう学がく植物しょくぶつ生態せいたい学がく（英語えいご版ばん）植物しょくぶつ進化しんか発生はっせい生物せいぶつ学がく（英語えいご版ばん）植物しょくぶつ形態けいたい学がく植物しょくぶつ生理学せいりがく
植物しょくぶつ	植物しょくぶつの進化しんか藻類そうるいコケ植物しょくぶつシダ植物しょくぶつ（小しょう葉は植物しょくぶつ・大葉おおばシダ植物しょくぶつ）裸子植物らししょくぶつ被子植物ひししょくぶつ
植物しょくぶつ部位ぶい	花はな果実かじつ葉は分裂ぶんれつ組織そしき根ね茎くき気孔きこう維管束たば木材もくざい
植物しょくぶつ細胞さいぼう	細胞さいぼう壁かべクロロフィル葉は緑みどり体たい光合成こうごうせい植物しょくぶつホルモン色素しきそ体たい蒸散じょうさん
植物しょくぶつの生殖せいしょく	世代せだい交代こうたい配偶はいぐう体たい性せい花粉かふん受粉じゅふん種子しゅし胞子ほうし胞子ほうし体たい
植物しょくぶつ分類ぶんるい学がく（英語えいご版ばん）	学名がくめいハーバリウム IAPT（英語えいご版ばん）国際こくさい藻類そうるい・菌類きんるい・植物しょくぶつ命名めいめい規約きやく植物しょくぶつの種たね
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