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ダーインスレイヴ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ダーインスレイヴDáinsleifダインスレイフとも)は、北欧ほくおう伝承でんしょう登場とうじょうするけん

概説がいせつ

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一度いちどさやからいてしまうと、びて完全かんぜんうまでさやおさまらないといわれたけん代表だいひょうかくのひとつ。

その名前なまえは「ダーインの遺産いさん」という意味いみである[1]。ダーインとはドヴェルグ一人ひとりである。

ダーインスレイヴは『スノッリのエッダ』の『詩語しごほう』に登場とうじょうし、ヘグニがっているとされる。

Hogne answered: Too late do you offer to make peace with me, for now I have drawn the sword Dainsleif, which was smithied by the dwarfs, and must be the death of a man whenever it is drawn; its blows never miss the mark, and the wounds made by it never heal. ヘグニはこうこたえた。「おまえが和解わかいもとめるにしても、もはやおそすぎる。わたしがもうダーインスレイヴをいてしまったからだ。このけんはドウェルグたちによってきたえられ、ひとたびかれればかならだれかをいやる。その一閃いっせんまとをあやまたず、またけっしてえぬきずのこすのだ。」
ウィキソース英語えいごばん - Prose Edda/Skáldskaparmál 19:37, 25 July 2006 (UTC) のはんより引用いんよう

なお、ヘジンとヘグニのあらそい(ヒャズニングのたたか)は『セルリのはなし』にもえがかれているが、こちらのはなしではこの名前なまえ登場とうじょうしない。

出典しゅってん

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  1. ^ Faulkes, Anthony (1998), edition of: Snorri Sturluson. Edda. Skaldskaparmal. 2. Glossary and Index of Names. London: Viking Society for Northern Research. ISBN 0-903521-38-5. p.451.