チドリ科か

チドリ科か
	ハジロコチドリ Charadrius hiaticula
分類ぶんるい
学名がくめい
	Charadriidae Leach, 1820
和名わみょう
	チドリ（千鳥ちどり・鵆）
英名えいめい
	Plovers
属ぞく
	タゲリ属ぞく Vanellus; ワキアカチドリ属ぞく Erythrogonys; マキエチドリ属ぞく Peltohyas; ハシマガリチドリ属ぞく Anarhynchus; ムナグロ属ぞく Pluvialis ?; チドリ属ぞく Charadrius; コバシチドリ属ぞく Eudromias ?; ノドグロチドリ属ぞく Thinornis; カタアカチドリ属ぞく Elseyornis; ノドアカコバシチドリ属ぞく Oreopholus; ハシナガチドリ属ぞく Phegornis; マダラゲリ属ぞく Hoploxypterus;

チドリ科か（チドリか、学名がくめい Charadriidae）は、鳥類ちょうるいチドリ目めの科かである。チドリ（千鳥ちどり・鵆・鴴）と総称そうしょうされる^[1]。また、旅たび鳥とりでもある。

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

形態けいたい[編集へんしゅう]

メスよりもオスの方ほうがやや大型おおがたである。上面うわつらと下面かめんの羽毛うもうの色彩しきさいが非ひ連続れんぞく的てきに分断ぶんだんされた色彩しきさいの種たねが多おおく、これにより輪郭りんかくをとらえにくくなり保護ほご色しょくになると考かんがえられている。

頭部とうぶは丸まるみを帯おび、眼めは大型おおがた。嘴くちばしは短みじかい。後肢あとあしが発達はったつし、多おおくの種たねは第だい1趾が退化たいかしている。

生態せいたい[編集へんしゅう]

海岸かいがん、干潟ひかた、河川かせん、湿原しつげん、草原そうげんなどの様々さまざまな環境かんきょうに生息せいそくする。飛翔ひしょう力りょくは強つよく、渡わたりを行おこなう種たねが多おおい。発達はったつした後肢あとあしにより地表ちひょうを素早すばやく走行そうこうすることもできる。

動物どうぶつ食しょくで、昆虫こんちゅう、甲殻こうかく類るい、貝類かいるい、ゴカイなどを食たべる。地表ちひょうで獲物えものをついばんだ後のちに少すこし徘徊はいかいし、また獲物えものをついばむといった行動こうどうを取とることが多おおい。

地表ちひょうに窪くぼみを掘ほっただけの巣すを作つくり、1回かいに2–6個こ（主おもに4個こ）の卵たまごを産うむ。主おもに雌雄しゆう交代こうたいで抱だき卵たまごする。

系統けいとうと分類ぶんるい[編集へんしゅう]

系統けいとう樹じゅは Baker et al. (2007)^[2]より。

チドリ目め

チドリ亜あ目め



	マゼランチドリ科か Pluvianellidae

チドリ科か s.S&A

セイタカシギ
亜あ科か s.S&A

	ミヤコドリ科か Haematopodidae

	トキハシゲリ科か Ibidorhynchidae

セイタカシギ科か Recurvirostridae

ムナグロ科か

ムナグロ属ぞく Pluvialis

チドリ科か

タゲリ属ぞく Vanellus

ワキアカチドリ Erythrogonys

	マキエチドリ Peltohyas

	ハシマガリチドリ Anarhynchus

? マダラゲリ Hoploxypterus

チドリ属ぞく Charadrius

	ノドグロチドリ属ぞく Thinornis

	カタアカチドリ Elseyornis

コバシチドリ Eudromias

ハシナガチドリ Phegornis

ノドアカコバシチドリ属ぞく Oreopholus

シギ亜あ目め Scolopaci

カモメ亜あ目め Lari

伝統でんとう的てきなチドリ科かは単たん系統けいとうではなく、ムナグロ属ぞくのみが離はなれた系統けいとう的てき位置いちにある。そのため、ムナグロ属ぞくを単たん型がたのムナグロ科か Pluvialidae として分離ぶんりする説せつが出でている^[3]。ムナグロ科かはチドリ科か（ムナグロ科かを除のぞく）の姉妹しまい群ぐんの基底きていに位置いちする。

かつてはマゼランチドリ Pluvianellus がチドリ科かに含ふくまれていたが、系統けいとう的てきに離はなれており、単たん型がたのマゼランチドリ科かに分離ぶんりされた。

マダラゲリ（マダラチドリ）は単たん型がたのマダラゲリ属ぞくに分類ぶんるいされていたが、Bock (1958) によりタゲリ属ぞくに統合とうごうされた後のち、Strauch (1978) などにより再さい分離ぶんりされた。系統けいとう位置いちは不ふ確定かくていで、タゲリ属ぞくの姉妹しまい群ぐんだとする説せつや、タゲリ属ぞくよりもチドリ属ぞくに近きん縁えんだとする説せつがある^[4]。

コバシチドリ属ぞくにはかつて2種しゅが属ぞくしていたが、ノドアカコバシチドリが分離ぶんりされてコバシチドリの単たん型がた属ぞくとなった。チドリ属ぞくに含ふくめる説せつもあるが^[5]^[6]、チドリ属ぞくとはやや離はなれている。

かつては現在げんざいのチドリ科かより広ひろい範囲はんいをチドリ科かとすることもあった。Mitchell (1905) はシギ科か（おそらくヒレアシシギ属ぞくを含ふくまない）を、Lowe (1922) はミヤコドリ科か（おそらくトキハシゲリ科かを含ふくむ）・タマシギ科か・レンカク科かを、Mayr & Amadon (1951) はセイタカシギ科か・タマシギ科か・シギ科か・ヒレアシシギ科か（現在げんざいはシギ科かの一部いちぶ）を、チドリ科かに含ふくめた^[7]。これらのうちタマシギ科か・レンカク科か・シギ科かは現在げんざいは別べつ亜あ目めのシギ亜あ目めに分類ぶんるいされている。

Wetmore (1960) では現在げんざいとほぼ同おなじ範囲はんいとなった。ただしまだマゼランチドリ（ムナグロ属ぞくも）を含ふくんでいる。また彼かれらは、ミヤコドリ科か（トキハシゲリ科かを含ふくむ）・セイタカシギ科か・タマシギ科か・シギ科か・ヒレアシシギ科かを加くわえチドリ上うえ科か Charadrioidea とした。

Sibley & Ahlquist (1990) も、広ひろい範囲はんいをチドリ科かとした。彼かれらのチドリ科かはチドリ亜あ科か（現在げんざいのチドリ科か）とセイタカシギ亜あ科か（現在げんざいのミヤコドリ科か・セイタカシギ科か・トキハシゲリ科か）に分わかれていた。マゼランチドリは外はずされた。

属ぞくと種たね[編集へんしゅう]

国際こくさい鳥類ちょうるい学がく会議かいぎ (IOC) の分類ぶんるい^[5]より。ただし狭義きょうぎのチドリ科かとムナグロ科かを分わけ、コバシチドリをチドリ属ぞくから（再さい）分離ぶんりした。和名わみょうは厚生こうせい労働省ろうどうしょう^[8]などより。

11属ぞく（IOCでは10属ぞく）67種しゅ。日本にっぽんでは12種しゅ (○/●) が見みられ、うち5種しゅ (●) が繁殖はんしょくする^[1]。

狭義きょうぎのチドリ科か[編集へんしゅう]

Vanellus タゲリ属ぞく（ケリ属ぞく）（ケリ属ぞく Microsarcops を含ふくむ）
- Vanellus vanellus, Northern Lapwing, タゲリ ●
- Vanellus crassirostris, Long-toed Lapwing, レンカクゲリ
- Vanellus armatus, Blacksmith Lapwing, シロクロゲリ
- Vanellus spinosus, Spur-winged Lapwing, ツメバゲリ
- Vanellus duvaucelii, River Lapwing, カタグロツメバゲリ
- Vanellus tectus, Black-headed Lapwing, ズグロタゲリ
- Vanellus malabaricus, Yellow-wattled Lapwing, キトサカゲリ
- Vanellus albiceps, White-crowned Lapwing, シロガシラトサカゲリ
- Vanellus lugubris, Senegal Lapwing, シロビタイゲリ
- Vanellus melanopterus, Black-winged Lapwing, ハグロゲリ
- Vanellus coronatus, Crowned Lapwing, オウカンゲリ
- Vanellus senegallus, African Wattled Lapwing, トサカゲリ
- Vanellus melanocephalus, Spot-breasted Lapwing, ムナフタゲリ
- Vanellus superciliosus, Brown-chested Lapwing, チャムネトサカゲリ
- Vanellus cinereus, Grey-headed Lapwing, ケリ ●
- Vanellus indicus, Red-wattled Lapwing, インドトサカゲリ (↑から分離ぶんり)
- Vanellus macropterus, Javan Lapwing, ジャワトサカゲリ
- Vanellus tricolor, Banded Lapwing, ムナオビトサカゲリ
- Vanellus miles, Masked Lapwing, ズグロトサカゲリ
- Vanellus gregarius, Sociable Lapwing, マミジロゲリ
- Vanellus leucurus, White-tailed Lapwing, オジロゲリ
- Vanellus chilensis, Southern Lapwing, ナンベイタゲリ (Belonopterus chilensis, V. cayennensis)
- Vanellus resplendens, Andean Lapwing, アンデスツメバゲリ
Erythrogonys (Charadrius から分離ぶんり)
- Erythrogonys cinctus, Red-kneed Dotterel, ワキアカチドリ
Peltohyas
- Peltohyas australis, Inland Dotterel, マキエチドリ
Anarhynchus
- Anarhynchus frontalis, Wrybill, ハシマガリチドリ
Charadrius チドリ属ぞく
- Charadrius obscurus, New Zealand Plover, ニュージーランドチドリ (Pluvialis obscura)
- Charadrius hiaticula, Common Ringed Plover, ハジロコチドリ ○
- Charadrius semipalmatus, Semipalmated Plover, ミズカキチドリ
- Charadrius placidus, Long-billed Plover, イカルチドリ ●
- Charadrius dubius, Little Ringed Plover, コチドリ ●
- Charadrius wilsonia, Wilson's Plover, ウイルソンチドリ
- Charadrius vociferus, Killdeer, フタオビチドリ
- Charadrius melodus, Piping Plover, フエコチドリ
- Charadrius thoracicus, Madagascar Plover, マダガスカルチドリ
- Charadrius pecuarius, Kittlitz's Plover, ヒメチドリ
- Charadrius sanctaehelenae, St. Helena Plover, セントヘレナチドリ
- Charadrius tricollaris, Three-banded Plover, ミスジチドリ
- Charadrius forbesi, Forbes's Plover, ニシミスジチドリ
- Charadrius marginatus, White-fronted Plover, シロビタイチドリ
- Charadrius alexandrinus, Kentish Plover, シロチドリ ●
- Charadrius nivosus, Snowy Plover, ユキチドリ (↑から分離ぶんり; C. occidentalis を含ふくむ)
- Charadrius javanicus, Javan Plover, ジャワクロエリシロチドリ
- Charadrius ruficapillus, Red-capped Plover, アカエリシロチドリ
- Charadrius peronii, Malaysian Plover, クロエリシロチドリ
- Charadrius pallidus, Chestnut-banded Plover, クリオビチドリ
- Charadrius collaris, Collared Plover, クロオビチドリ
- Charadrius alticola, Puna Plover, プナフタオビチドリ
- Charadrius falklandicus, Two-banded Plover, コフタオビチドリ
- Charadrius bicinctus, Double-banded Plover, チャオビチドリ
- Charadrius mongolus, Lesser Sand Plover, メダイチドリ ○
- Charadrius leschenaultii, Greater Sand Plover, オオメダイチドリ ○
- Charadrius asiaticus, Caspian Plover, ニシオオチドリ
- Charadrius veredus, Oriental Plover, オオチドリ ○
- Charadrius modestus, Rufous-chested Plover, ムネアカチドリ
- Charadrius montanus, Mountain Plover, ミヤマチドリ
Eudromias (Charadrius から分離ぶんり)
- Eudromias morinellus, Eurasian Dotterel, コバシチドリ ○
Thinornis ノドグロチドリ属ぞく (Charadrius から分離ぶんり)
- Thinornis rubricollis, Hooded Dotterel, ズグロチドリ
- Thinornis novaeseelandiae, Shore Dotterel, ノドグロチドリ
Elseyornis (Charadrius から分離ぶんり)
- Elseyornis melanops, Black-fronted Dotterel, カタアカチドリ
Oreopholus (Eudromias から分離ぶんり)
- Oreopholus ruficollis, Tawny-throated Dotterel, ノドアカコバシチドリ
Phegornis
- Phegornis mitchellii, Diademed Plover, ハシナガチドリ
Hoploxypterus (Vanellus から分離ぶんり)
- Hoploxypterus cayanus, Pied Plover, マダラゲリ

ムナグロ科か[編集へんしゅう]

Pluvialis ムナグロ属ぞく
- Pluvialis apricaria, European Golden Plover, ヨーロッパムナグロ
- Pluvialis fulva, Pacific Golden Plover, ムナグロ ○ (↓から分離ぶんり)
- Pluvialis dominica, American Golden Plover, アメリカムナグロ
- Pluvialis squatarola, Grey Plover, ダイゼン ○

人間にんげんとの関係かんけい[編集へんしゅう]

利用りよう[編集へんしゅう]

卵たまご・肉にくが食用しょくようとされることもある。

危機きき状態じょうたい[編集へんしゅう]

開発かいはつによる生息せいそく地ちの破壊はかい、食用しょくようや娯楽ごらくとしての乱獲らんかく、人為じんい的てきに移入いにゅうされた動物どうぶつによる捕食ほしょく、植物しょくぶつによる植生しょくせいの変化へんかなどにより生息せいそく数すうが減少げんしょうしている種たねもいる。

日本にっぽん文化ぶんかと“千鳥ちどり”[編集へんしゅう]

古来こらい日本にっぽんでは、野山のやまや水辺みずべに群むれる小鳥ことりたち、とりわけチドリなどの仲間なかまを千鳥ちどりと呼よび、親したしんできた。また多おおくの鳥とりのことも千鳥ちどりあるいは百ひゃく千せん鳥ちょう（ももちどり）と呼よんだ。

多数たすうが群むれる「千せんの鳥とり」の意いともいい、また「チ」は鳴なき声ごえに由来ゆらいするともいう。

古ふるくは万葉集まんようしゅうでも、千鳥ちどりを詠よみ込こんだ歌うたが多数たすう知しられている。また箏曲そうきょく・胡弓こきゅう曲きょく「千鳥ちどりの曲きょく」は広ひろく知しられている。

俳句はいくでは、「千鳥ちどり」は冬ふゆの季語きごである。ただし実際じっさいの生態せいたいとは必かならずしも一致いっちしない。

和歌わか[編集へんしゅう]

淡海たんかいの海うみ（み）夕波ゆうなみ千せん鳥ちょう汝なんじ（な）が鳴なけば心しんもしのに古いにしえ（いにしへ）思おもえほゆ
—柿本人麻呂かきのもとのひとまろ、『万葉集まんようしゅう』巻まき3 266番ばん

しほの山やまさしでの磯いそにすむ千鳥ちどり君くんが御代みよをば八千代やちよとぞ鳴なく
—詠よみ人びと知しらず、『古今ここん和歌集わかしゅう』賀がの部ぶ

思おもひかね妹いもうと（いも）がり行いけば冬ふゆの夜よるの川かわ風ふう寒さむみ千鳥ちどり鳴なくなり
—紀貫之きのつらゆき、『拾遺しゅうい集しゅう』巻まき第だい4(冬ふゆ)

淡路島あわじしま通つうふ千鳥ちどりの鳴なく声こえに幾夜いくよ寝ね覚ざめぬ須磨すまの関守せきもり
—源みなもと兼けん昌あきら、『金きむ葉よう和歌集わかしゅう』

音楽おんがく[編集へんしゅう]

邦楽ほうがく
- 「磯いそ千せん鳥ちょう」地歌じうた（箏曲そうきょく）菊岡きくおか検校けんぎょう作曲さっきょく、八重やえ崎さき検校けんぎょう箏そう手付てつき
- 「千鳥ちどりの曲きょく」胡弓こきゅう本ほん曲きょく・箏曲そうきょく吉沢よしざわ検校けんぎょう作曲さっきょく。『六ろく段だんの調しらべ』と並ならんで名高なだかい。
- 「川千鳥かわちどり」地歌じうた（箏曲そうきょく）幾いく山やま検校けんぎょう作曲さっきょく
童謡どうよう
- 「浜千鳥はまちどり」鹿島かしま鳴秋めいしゅう作詞さくし・弘田ひろた龍太郎りゅうたろう作曲さっきょく
- 「ちんちん千せん鳥ちょう」北原きたはら白秋はくしゅう作詞さくし・近衛このえ秀麿ひでまろ作曲さっきょく

意匠いしょう[編集へんしゅう]

通称つうしょう「波なみに千鳥ちどり」は、古ふるくから広ひろく親したしまれてきた和わ柄がらである。着物きものやさまざまな日ひ用品ようひんのデザインとして広ひろく使つかわれてきた。さまざまなバリエーションがある。
家紋かもんの中なかには千鳥ちどりをモチーフにした「丸まるに千鳥ちどり」や「波なみ輪わに陰かげ千鳥ちどり」などがある。家紋かもんの一覧いちらんを参照さんしょう。
英語えいごでHoundstooth（犬いぬの歯は）と呼よばれる格子こうし柄がらは日本語にほんごで「千鳥ちどり格子こうし」と呼よぶ。
あるものが規則正きそくただしくジグザグの頂点ちょうてんに並ならんだ様子ようすを「千鳥ちどり」または「千鳥ちどり配置はいち」と言いう。これは酔よっ払ぱらいなどが足あしを左右さゆうに踏ふみ違ちがえて歩あるくのを「千鳥足ちどりあし」と言いうのに由来ゆらいすると考かんがえられる^[9]^[10]。特とくに建築けんちく業界ぎょうかいでは釘くぎなどの留とめ場所ばしょまたは継つぎ跡あとが縦たてと横よこにそろえず、上下じょうげ左右さゆうへ交互こうごにずらしながら配置はいちするのを「千鳥ちどり」と言いう^[9]^[11]。

菓子かし[編集へんしゅう]

千鳥ちどり饅頭まんじゅう

市町村しちょうそんの鳥とり[編集へんしゅう]

山梨やまなし県けん山梨やまなし市し（2006年ねん10月がつ15日にち制定せいてい）
兵庫ひょうご県けん洲本すもと市し（2007年ねん3月がつ23日にち制定せいてい）
兵庫ひょうご県けん淡路あわじ市し（2007年ねん2月がつ23日にち制定せいてい）

いずれも淡路島あわじしまの市町村しちょうそんで、選定せんてい理由りゆうは上述じょうじゅつの短歌たんかから。古ふるくは淡路あわじ高等こうとう女学校じょがっこう（現在げんざいの兵庫ひょうご県立けんりつ洲本すもと高等こうとう学校がっこう）の校章こうしょうにも浜千鳥はまちどりが採用さいようされていたほかこの地ちになじんだ鳥とりである。

画像がぞう[編集へんしゅう]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

^ ^a ^b 柳澤やなぎさわ紀夫のりお, “チドリ”, 日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ, Yahoo!百科ひゃっか事典じてん, 小学館しょうがくかん
^ Baker, Allan J.; Pereira, Sérgio L.; Paton, Tara A. (2007), “Phylogenetic relationships and divergence times of Charadriiformes genera: multigene evidence for the Cretaceous origin of at least 14 clades of shorebirds”, Biol. Lett. 3 (2): 205–209
^ Baker, A.J.; Pereira, S.L. (2009), “Shorebirds (Charadiiformes)”, in Hedges, S.B.; Kumar, S., The Timetree of Life, Oxford University Press, p. 432–435, ISBN 978-0199535033
^ Remsen, J.V.; Cadena, C.D.; Jaramillo, A.; Nores, M.; Pacheco, J.F.; Robbins, M.B.; Schulenberg; Stiles, F.G. et al., “Part 2. Accipitriformes to Charadriiformes”, in AOU, A classification of the bird species of South America, 7 Oct. 2010, オリジナルの2008年ねん4月がつ12日にち時点じてんにおけるアーカイブ。
^ ^a ^b Gill, F.; Donsker, D., eds. (2010), “Shorebirds & allies”, IOC World Bird Names, version 2.6
^ AOU, ed., Check-list of North American Birds, 7th
^ Sibley, Charles L.; Ahlquist, Jon E. (1972), A comparative study of the egg-white proteins of non-passerine birds, Peabody Museum of Natural History Bulletin 39, New Heaven, CT: Yale University, オリジナルの2010年ねん6月がつ27日にち時点じてんにおけるアーカイブ。
^ 厚生こうせい労働省ろうどうしょう動物どうぶつの輸入ゆにゅう届出とどけで制度せいど届出とどけで対象たいしょう動物どうぶつの種類しゅるい名めいリスト鳥類ちょうるい一覧いちらん
^ ^a ^b “【東ひがし建けんコーポ】千鳥ちどり｜建築けんちく用語ようご”. www.token.co.jp. 2023年ねん1月がつ12日にち閲覧えつらん。
^ “千鳥足ちどりあしとは”. コトバンク. 2023年ねん1月がつ12日にち閲覧えつらん。
^ “千鳥ちどり（施工しこうにおける〜）とは|不動産ふどうさん用語ようご集しゅう|三井みつい住友すみともトラスト不動産ふどうさん：三井みつい住友信託銀行すみともしんたくぎんこうグループ”. smtrc.jp. 2023年ねん1月がつ12日にち閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

桐原きりはら政志まさし『日本にっぽんの鳥とり550 水辺みずべの鳥とり』、文ぶん一いち総合そうごう出版しゅっぱん、2000年ねん、181–193頁ぺーじ。
黒田くろだ長久ちょうきゅう監修かんしゅう C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編へん『動物どうぶつ大だい百科ひゃっか8 鳥類ちょうるいII』、平凡社へいぼんしゃ、1986年ねん、6–9, 156頁ぺーじ。
小原おはら秀雄ひでお・浦うら本ほん昌紀まさき・太田おおた英利ひでとし・松井まつい正文まさふみ編著へんちょ『レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』、講談社こうだんしゃ、2000年ねん、185頁ぺーじ。
小原おはら秀雄ひでお・浦うら本ほん昌紀まさき・太田おおた英利ひでとし・松井まつい正文まさふみ編著へんちょ『レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北きたアメリカ』、講談社こうだんしゃ、2000年ねん、96, 194頁ぺーじ。
小原おはら秀雄ひでお・浦うら本ほん昌紀まさき・太田おおた英利ひでとし・松井まつい正文まさふみ編著へんちょ『レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』、講談社こうだんしゃ、2000年ねん、82, 176頁ぺーじ。
小原おはら秀雄ひでお・浦うら本ほん昌紀まさき・太田おおた英利ひでとし・松井まつい正文まさふみ編著へんちょ『レッド・データ・アニマルズ8 太平洋たいへいよう、インド洋いんどよう』、講談社こうだんしゃ、2001年ねん、71–72, 193–195頁ぺーじ。
高野たかの伸二しんじ『フィールドガイド日本にっぽんの野鳥やちょう増補ぞうほ改訂かいてい版ばん』、日本にっぽん野鳥やちょうの会かい、2007年ねん、130–135頁ぺーじ。
中村なかむら登のぼる流りゅう監修かんしゅう『原色げんしょくワイド図鑑ずかん4 鳥ちょう』、学習研究社がくしゅうけんきゅうしゃ、1984年ねん、50, 190頁ぺーじ。
真木まき広造ひろぞう、大西おおにし敏一としいち『日本にっぽんの野鳥やちょう590』、平凡社へいぼんしゃ、2000年ねん、212–224頁ぺーじ。
『小学館しょうがくかんの図鑑ずかんNEO 鳥とり』、小学館しょうがくかん、2002年ねん、52頁ぺーじ。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

万葉集まんようしゅう:千鳥ちどりを詠よんだ歌うた（たのしい万葉集まんようしゅう）
千鳥ちどり文様もんようについて（ちどり本舗ほんぽ - ウェイバックマシン（2001年ねん4月がつ17日にちアーカイブ分ぶん））

この項目こうもくは、鳥類ちょうるいに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（ポータル鳥類ちょうるい - PJ鳥類ちょうるい）。

[Nipponica-1] 柳澤やなぎさわ紀夫のりお, “チドリ”, 日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ, Yahoo!百科ひゃっか事典じてん, 小学館しょうがくかん

[Baker-2] Baker, Allan J.; Pereira, Sérgio L.; Paton, Tara A. (2007), “Phylogenetic relationships and divergence times of Charadriiformes genera: multigene evidence for the Cretaceous origin of at least 14 clades of shorebirds”, Biol. Lett. 3 (2): 205–209

[3] Baker, A.J.; Pereira, S.L. (2009), “Shorebirds (Charadiiformes)”, in Hedges, S.B.; Kumar, S., The Timetree of Life, Oxford University Press, p. 432–435, ISBN 978-0199535033

[4] Remsen, J.V.; Cadena, C.D.; Jaramillo, A.; Nores, M.; Pacheco, J.F.; Robbins, M.B.; Schulenberg; Stiles, F.G. et al., “Part 2. Accipitriformes to Charadriiformes”, in AOU, A classification of the bird species of South America, 7 Oct. 2010, オリジナルの2008年ねん4月がつ12日にち時点じてんにおけるアーカイブ。

[IOC-5] Gill, F.; Donsker, D., eds. (2010), “Shorebirds & allies”, IOC World Bird Names, version 2.6

[6] AOU, ed., Check-list of North American Birds, 7th

[7] Sibley, Charles L.; Ahlquist, Jon E. (1972), A comparative study of the egg-white proteins of non-passerine birds, Peabody Museum of Natural History Bulletin 39, New Heaven, CT: Yale University, オリジナルの2010年ねん6月がつ27日にち時点じてんにおけるアーカイブ。

[kourou-8] 厚生こうせい労働省ろうどうしょう動物どうぶつの輸入ゆにゅう届出とどけで制度せいど届出とどけで対象たいしょう動物どうぶつの種類しゅるい名めいリスト鳥類ちょうるい一覧いちらん

[:0-9] “【東ひがし建けんコーポ】千鳥ちどり｜建築けんちく用語ようご”. www.token.co.jp. 2023年ねん1月がつ12日にち閲覧えつらん。

[10] “千鳥足ちどりあしとは”. コトバンク. 2023年ねん1月がつ12日にち閲覧えつらん。

[11] “千鳥ちどり（施工しこうにおける〜）とは|不動産ふどうさん用語ようご集しゅう|三井みつい住友すみともトラスト不動産ふどうさん：三井みつい住友信託銀行すみともしんたくぎんこうグループ”. smtrc.jp. 2023年ねん1月がつ12日にち閲覧えつらん。

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