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ヒディムバ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヒディムバ: हिडिम्ब, Hiḍimba)は、インド神話しんわ登場とうじょうするラークシャサである。ヒディムバーあに[1][2]パーンダヴァ5王子おうじビーマころされた。

神話しんわ

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御前ごぜん試合しあいのち、パーンダヴァはドゥルヨーダナわなづいて脱出だっしゅつした。そしてあるもりにやってたところでつかはてて、ねむんだ。このもりシャーラじゅ大木たいぼくはヒディムバの住処すみかであり、かれらがもりにやってるとヒディムバは人間にんげんにおいをぎつけて、いもうとのヒディムバーに何者なにものがやってたのかを調しらべ、食料しょくりょうとするためにころしてるようめいじた。ところがやすんでいるパーンダヴァのところにやってたヒディムバーは、1人ひとりだけねむらずにいるビーマに一目いちもくこいしてしまった[3]

ヒディムバはいもうとがなかなかかえってないことに苛立いらだち、パーンダヴァのところにやってた。そしていもうと裏切うらぎりを発見はっけんしていかくるった。ヒディムバはビーマとその家族かぞくくわえていもうとをもころそうとかんがえた。ヒディムバはビーマにびかかり、はげしい格闘かくとうひろげたが[4]ましたアルジュナがビーマをかすと、ビーマはいかり、げたヒディムバを地面じめんたたきつけてころした。間際まぎわ、ヒディムバは森中もりなかひびわた大声おおごえさけび、はねにされて背骨せぼねられた[5]。ヒディムバの死後しご、ヒディムバーはビーマとむすばれ、ガトートカチャをんだ[6][1][2]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b 『インド神話しんわ伝説でんせつ辞典じてん』p.277「ヒディムバ」のこう
  2. ^ a b 『インド神話しんわ伝説でんせつ辞典じてん』p.277-278「ヒディムバー」のこう
  3. ^ 『マハーバーラタ』1かん139しょう1-13。
  4. ^ 『マハーバーラタ』1かん141しょう
  5. ^ 『マハーバーラタ』1かん142しょう
  6. ^ 『マハーバーラタ』1かん143しょう

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 原典げんてんやく マハーバーラタ2』上村うえむら勝彦かつひこわけちくま学芸がくげい文庫ぶんこ、2002ねんISBN 978-4480086020 
  • 菅沼すがぬまあきらへん へん『インド神話しんわ伝説でんせつ辞典じてん東京とうきょうどう出版しゅっぱん、1985ねんISBN 978-4490101911