ピースオブワールド

ピースオブワールド
欧字おうじ表記ひょうき	Peace of World
品種ひんしゅ	サラブレッド
性別せいべつ	牝めす
毛色けいろ	鹿毛かげ
生誕せいたん	2000年ねん2月がつ18日にち（24歳さい）
抹消まっしょう日び	2004年ねん3月がつ19日にち
父ちち	サンデーサイレンス
母はは	ビバムール
母ははの父ちち	Caerleon
生国しょうごく	日本にっぽん（北海道ほっかいどう静内しずない町まち）
生産せいさん者しゃ	千代田ちよだ牧場ぼくじょう
馬主ばしゅ	飯田いいだ正ただし
調教ちょうきょう師し	坂口さかぐち正大せいだい（栗東りっとう）
調教ちょうきょう助手じょしゅ	福留ふくとめ健一けんいち
厩うまや務つとむ員いん	新城しんじょう勝まさる
競走きょうそう成績せいせき
タイトル	JRA賞しょう最優秀さいゆうしゅう2歳さい牝馬ひんば（2002年ねん）
生涯しょうがい成績せいせき	10戦せん4勝しょう
獲得かくとく賞金しょうきん	1億おく4600万まん0000円えん
勝かち鞍くら GI 阪神はんしんジュベナイルフィリーズ 2002年ねん GIII ファンタジーステークス 2002年ねん

ピースオブワールド（欧字おうじ名めい:Peace of World、2000年ねん2月がつ18日にち - ）は、日本にっぽんの競走きょうそう馬ば、繁殖はんしょく牝馬ひんば。

2002年ねんのJRA賞しょう最優秀さいゆうしゅう2歳さい牝馬ひんばである。同年どうねんの阪神はんしんジュベナイルフィリーズ（GI）、ファンタジーステークス（GIII）を優勝ゆうしょうした。

経歴けいれき

デビューまで

ビバムールは、1992年ねんにアイルランドで生産せいさんされた父ちちカーリアンの牝馬ひんばである。1994年ねんに日本にっぽんにもたらされ、中央ちゅうおう競馬けいばでデビュー。1996年ねんまでの3年間ねんかんで12戦せん2勝しょうという成績せいせきを残のこして引退いんたいし、北海道ほっかいどう静内しずない町まちの千代田ちよだ牧場ぼくじょうで、繁殖はんしょく牝馬ひんばとなっていた。そして1997年ねんから1998年ねんには、ビバムールの全ぜん姉あねであるウェルシュマフィンの仔こタイキシャトルが日本にっぽんとフランスのGI級きゅう競走きょうそう5勝しょうの活躍かつやくを見みせていた。すなわちビバムールは、タイキシャトルの近親きんしんとして繁殖はんしょく生活せいかつを送おくることとなった。

初年度しょねんどは、フジキセキ、ティンバーカントリーと交配こうはいして、いずれも不ふ受胎じゅたいとなったが、2年ねん目めはバブルガムフェローと交配こうはいして初はつ仔こを生産せいさんした。そして1999年ねん、3年ねん目めは、サンデーサイレンスが交配こうはい相手あいてとなる。近親きんしんにタイキシャトルがいるビバムールは、千代田ちよだ牧場ぼくじょう内ないでの序列じょれつでは上位じょういとなり、牧場ぼくじょう代表だいひょうの飯田いいだ正ただし剛つよしが狙ねらいすまして、サンデーサイレンスをあてがっていた。飯田いいだには明確めいかくに狙ねらいがあり、以後いご3年間ねんかん連続れんぞくでサンデーサイレンスがあてがわれることとなる。2000年ねん2月がつ18日にち、北海道ほっかいどう静内しずない町まちの千代田ちよだ牧場ぼくじょうにて、2番ばん仔ことなる鹿毛かげの牝馬ひんば（後ごのピースオブワールド）が誕生たんじょうする。

2番ばん仔こは、激はげしい気性きしょうを持もつ傾向けいこうが多おおいサンデーサイレンス産さん駒こまにもかかわらず、落おち着ついた性格せいかくの持もち主ぬしだった。また人間にんげんが簡単かんたんに扱あつかえる素直すなおさも兼かね備そなえていた。牝馬ひんばは基本きほん的てきに自己じこ所有しょゆうする牧場ぼくじょうの方針ほうしんに従したがい、牧場ぼくじょうの所有しょゆう馬ばとなる。牧場ぼくじょうが自みずから所有しょゆうする際さいには、先代せんだいの飯田いいだ正ただし、正せいの妻つまの政子まさこ、代表だいひょうの正せい剛つよし、正せい剛ごうの妻つまの良枝よしえの名義めいぎを使用しようしていた。名義めいぎは、馬うまの期待きたい度どの高たかさで区別くべつしており、正ただし、政子まさこ、正せい剛つよし、良枝よしえの順じゅんで期待きたい度どが高たかかった。そのため、上位じょういの正せいや政子まさこには流行りゅうこうの種たね牡馬ぼばであるサンデーサイレンスやブライアンズタイムの競走きょうそう馬ばである割合わりあいが高たかかった。そんな中なか、サンデーサイレンス産さん駒こまの2番ばん仔こは、飯田いいだ正ただしの所有しょゆうで競走きょうそう馬ばとなった。

2番ばん仔こは、栗東りっとうトレーニングセンターの坂口さかぐち正大せいだい調教ちょうきょう師しに託たくされる。千代田ちよだと坂口さかぐちの関係かんけいは、構築こうちくされたばかりだった。2人ふたりが結むすびついたのは、千代田ちよだの飯田いいだ正ただし剛つよしが、坂口さかぐち厩舎きゅうしゃの活躍かつやく馬ばマヤノトップガンが好すきだったために生産せいさんしたマヤノトップガン産さん駒こまの牝馬ひんば「マヤノグレイシー」が、坂口さかぐち厩舎きゅうしゃに入にゅう厩うまやしたことがきっかけだった。マヤノグレイシーの1歳さい年下とししたである2番ばん仔こは、坂口さかぐち厩舎きゅうしゃ入にゅう厩うまや2号ごうとなった。

千代田ちよだ牧場ぼくじょうは、自みずからのホームページで馬うま名案めいあんを募集ぼしゅうしており、応募おうぼのあった「ピースオブドリーム」が採用さいようされた。しかし登録とうろく申請しんせいが通とおらず、使用しようできなかった。そこで正せい剛ごうが改あらため、「ピースオブワールド」という名なで競走きょうそう馬ばとなる。ピースオブワールドは「世界せかいの平和へいわ」を指さしており、正せい剛ごうがアメリカに渡わたり、キーンランドの競せりに臨のぞんだ2001年ねん9月がつ11日にちにアメリカ同時どうじ多発たはつテロ事件じけんが発生はっせいしたこと、温和おんわな性格せいかくで知しられる坂さか口こうにふさわしいと考かんがえたことが由来ゆらいだった。

坂口さかぐちは、ピースオブワールドの騎手きしゅに、福永ふくなが祐一ゆういちを起用きようする。坂口さかぐちと福永ふくながはキングヘイローでタッグを組くんだ過去かこがあり、東京とうきょうスポーツ杯はい3歳さいステークスを勝利しょうりして期待きたいされたものの、1998年ねんクラシックでは皐月さつき賞しょう2着ちゃく、東京とうきょう優ゆう駿しゅん14着ちゃく、菊花賞きっかしょう5着ちゃくで敗退はいたいしていた。2000年ねんの高松宮たかまつのみや記念きねんを優勝ゆうしょうしてGIタイトルにありついたものの、導みちびいたのは福永ふくながではなく、柴田しばた善よし臣しんだった。2000年ねん高松宮たかまつのみや記念きねん以降いこう、約やく2年間ねんかん重じゅう賞しょうタイトルから遠とおざかっていた坂口さかぐちは、再ふたたび福永ふくながを起用きようしていた。

競走きょうそう馬ば時代じだい

2002年ねん10月がつ5日にち、京都競馬場きょうとけいばじょうの新しん馬うま戦せん（ダート1400メートル）でデビューする。1番ばん人気にんきの支持しじを背負せおっていた。逃にげに出でて福永ふくながが追おわずとも伸のび、2着ちゃく以下いかに1秒びょう差さをつける逃にげ切きりで、初はつ勝利しょうりを挙あげた。続つづいて10月がつ20日はつか、芝しばに替かえて臨のぞんだかえで賞しょう（500万まん円えん以下いか）では、馬うま群ぐんから抜ぬけ出だし、2馬身ばしん差さをつけて連勝れんしょう、2勝しょう目めを挙あげた。

そして11月3日にち、ファンタジーステークス（GIII）で重じゅう賞しょう初はつ挑戦ちょうせんとなる。新潟にいがた2歳さいステークス優勝ゆうしょうのワナ、すずらん賞しょう優勝ゆうしょうのソルティビッド、函館はこだて2歳さいステークス2着ちゃくのトーホウアスカ、野路のじ菊きくステークス2着ちゃくのシーイズトウショウらと対たいしたが、それらを上回うわまわる1番ばん人気にんき、単勝たんしょうオッズ1.4倍ばいに推おされていた。

好こうスタートから逃にげに出でる選択肢せんたくしもあったが控ひかえて、ソルティビッドにハナを譲ゆずった。ソルティビッドが大だい逃にげを展開てんかいする中なか、離はなれた2番手ばんて、馬うま群ぐんの外側そとがわを追つい走はし。直線ちょくせんで末すえ脚あしを発揮はっきして、垂しだれたソルティビッドをかわし、後おくれて追おい上あげるシーイズトウショウやトーホウアスカを振ふり切きった。後方こうほうに1馬身ばしん4分ぶんの1差さをつけて決勝けっしょう線せんを通過つうかし、重じゅう賞しょう初はつ勝利しょうりを挙あげた。1997年ねんロンドンブリッジ、1998年ねんプリモディーネ、2001年ねんキタサンヒボタンに続つづいて史上しじょう4頭とう目めとなる無敗むはいでのファンタジーステークス優勝ゆうしょうを成なし遂とげた。坂口さかぐちは、キングヘイローで制せいした高松宮たかまつのみや記念きねん以来いらいとなるJRA重じゅう賞しょう優勝ゆうしょうだった。

続つづいて12月1日にち、2歳さい牝馬ひんばのGIである阪神はんしんジュベナイルフィリーズ（GI）に参戦さんせんする。ワナやソルティビッド、トーホウアスカ、シーイズトウショウらとの再戦さいせんに加くわえ、新あらたに2勝しょうのオースミハルカ、コスモス賞しょうを制せいしたブランピュールなどが立たちはだかった。他たに新しん馬うま戦せんを制せいしたばかりのアドマイヤグルーヴという有望ゆうぼう株かぶがいたが、抽選ちゅうせんに漏もれて参戦さんせん叶かなわず、対決たいけつを免まぬかれた。おかげで人気にんきは、ピースオブワールドに集中しゅうちゅうし、単勝たんしょうオッズ1.5倍ばいの1番ばん人気にんきに推おされていた。

映像えいぞう外部がいぶリンク
2002年ねん 阪神はんしんジュベナイルフィリーズ レース映像えいぞう JRA公式こうしきYouTubeチャンネルによる動画どうが

参戦さんせんにあたり、陣営じんえいはこれまでのように先行せんこうから抜ぬけ出だしを考かんがえていたが、ゲート内ないで長ながい時間じかん待またされ、スタートで後おくれを取とった。無理むりに先行せんこうせず中団ちゅうだんの6、7番手ばんてに控ひかえ、馬うま群ぐんの外そとに位置いち。トーホウアスカが逃にげる平均へいきんペースを追つい走そうした。第だい3コーナー過すぎからまくりながら進出しんしゅつし、最終さいしゅうコーナーを大おおきく外側そとがわを回まわって通過つうか。直線ちょくせんでは、内側うちがわを回まわったヤマカツリリーなどが先頭せんとうに立たっており、コーナーワークで分ぶんが悪わるいピースオブワールドは、それらの4馬身ばしん後方こうほうだった。しかし末すえ脚あしを発揮はっき、加速かそくして追おい上あげると、たちまちそのビハインドは埋うまり、並ならぶまもなく差さし切きっていた。後ごは独走どくそう、差さを広ひろげる一方いっぽうとなる。置おき去ざりにしたヤマカツリリーに1馬身ばしん半はん差さをつけ、先頭せんとうで決勝けっしょう線せんを通過つうかした。

4連勝れんしょうでGI戴冠たいかんを果はたす。牝馬ひんば限定げんてい2歳さいGIが誕生たんじょうした1991年ねん以降いこう、1991年ねんニシノフラワー、1994年ねんヤマニンパラダイス、1995年ねんビワハイジ、1998年ねんスティンガー以来いらい4年ねんぶり史上しじょう5頭とう目めとなる、無敗むはいの阪神はんしんジュベナイルフィリーズ優勝ゆうしょうを成なし遂とげた。また10月がつ初はじめから2か月げつかからずの戴冠たいかんは、11月初はじめにデビューした1998年ねんスティンガーに次ついで2番目ばんめに速はやかった。そして史上しじょう初はじめて京都きょうとデビューからの戴冠たいかんを果はたしている。また福永ふくながは、騎手きしゅだった福永ふくなが洋一よういちの息子むすこであるが、洋一よういちも1971年ねんに前まえ々身みの阪神はんしん3歳さいステークスをヒデハヤテで制せいしており、1973年ねんキタノカチドキで優勝ゆうしょうした武たけ邦彦くにひこ・1994年ねんヤマニンパラダイスで優勝ゆうしょうした武たけ豊ゆたか父子ふし以来いらい史上しじょう2組くみ目めとなる父子ふし阪神はんしんジュベナイルフィリーズ優勝ゆうしょうを成なし遂とげていた。また福永ふくながにとっては、キングヘイローでの失敗しっぱいを乗のり越こえ、坂口さかぐち厩舎きゅうしゃへGIタイトルをもたらしている。福永ふくながは「少すこしは恩返おんがえしできたかな」と回顧かいこしていた。この年としのJRA賞しょうでは、全ぜん261票ひょう中ちゅう261票ひょうを集あつめ、満票まんぴょう選出せんしゅつでJRA賞しょう最優秀さいゆうしゅう2歳さい牝馬ひんばを受賞じゅしょうしている。

4戦せん4勝しょう、それにGI戴冠たいかんを果はたして2歳さいシーズンを終おえ、世代せだい首位しゅいで翌よく2003年ねんの牝馬ひんばクラシックに臨のぞむことになる。阪神はんしんジュベナイルフィリーズ優勝ゆうしょう後ごは、厩舎きゅうしゃに留とどまって調整ちょうせいされ、第だい一いち弾だんの桜花おうか賞しょうへは、トライアル競走きょうそうを前哨ぜんしょう戦せんにして臨のぞむ予定よていだった。しかし2月がつ、調教ちょうきょう中ちゅうに故障こしょう。全治ぜんち3か月げつ以上いじょうの休養きゅうようを必要ひつようとする右みぎ橈側手て根ね骨こつ骨折こっせつが判明はんめいして、桜花おうか賞しょうに参戦さんせんできなかった。その後ご、第だい二に弾だん優ゆう駿しゅん牝馬ひんば（オークス）（GI）で復帰ふっきを果はたすも、13着ちゃく敗退はいたい。千代田ちよだ牧場ぼくじょうでの夏休なつやすみを経へて、秋あきは、ローズステークス（GII）から秋あき華はな賞しょう（GI）に臨のぞむが、いずれも4着ちゃく敗退はいたい。スティルインラブに牝馬ひんば三さん冠かんを許ゆるした。

その後ご、12月の阪神はんしん牝馬ひんばステークス（GII）で古こ馬うま相手あいてに3着ちゃくとなり、年としをまたいで古こ馬うまとなった2004年ねん2月がつ、3月の京都きょうと牝馬ひんばステークス（GIII）、中山なかやま牝馬ひんばステークス（GIII）で共ともに1番ばん人気にんきに推おされたが、いずれも着き外がいに敗やぶれた。中山なかやま牝馬ひんばステークス翌日よくじつに、同どう牧場ぼくじょうの1歳さい年上としうえの優ゆう駿しゅん牝馬ひんば優勝ゆうしょう馬ばスマイルトゥモローと同時どうじに競走きょうそう馬ばを引退いんたいした。3月19日にち付づけで日本中央競馬会にっぽんちゅうおうけいばかいの競走きょうそう馬ば登録とうろくを抹消まっしょうする。

繁殖はんしょく牝馬ひんば時代じだい

競走きょうそう馬ば引退いんたい後ごは、生うまれ故郷こきょうの千代田ちよだ牧場ぼくじょうで繁殖はんしょく牝馬ひんばとなった。初年度しょねんどこそ流産りゅうざんしたが、2年ねん目めから6年ねん連続れんぞく出産しゅっさんを果はたした。その後ご、2019年ねんまでに12頭とうの仔こを産うみ落おとし、10頭とうは競走きょうそう馬ばとなり、8頭とうは日本にっぽんでデビューしている。8頭とうのうち5頭とうが勝利しょうりを挙あげており、最もっとも出世しゅっせしたのは、3勝しょうを挙あげて1000万まん円えん以下いかに到達とうたつした5番ばん仔こモーニングコール（父ちち:ブライアンズタイム）だった。

残のこる2頭とうは、輸出ゆしゅつされて外国がいこくで競走きょうそう馬ばとなった。8番ばん仔このプロミスオブピース（父ちち:キングカメハメハ）は、ドイツで走はしり、2017年ねんのドイツダービーに出走しゅっそうし5着ちゃくとなるなど、2勝しょうを挙あげた。そして9番ばん仔このウルフィー（父ちち:ノヴェリスト）は、オーストラリアで走はしり、2019年ねんのクーンジーカップ（G3）を優勝ゆうしょうするなど6勝しょうを挙あげている。

12番ばん仔こを産うみ落おとした翌年よくねんの2020年ねんからは、ビーチパトロールと2年ねん連続れんぞくで交配こうはいしたがいずれも不ふ受胎じゅたいとなり、2021年ねん1月がつ1日にち付づけで用途ようと変更へんこうとなり、繁殖はんしょく牝馬ひんばから引退いんたいした。以後いごも、千代田ちよだ牧場ぼくじょうで繋つなぎ養ようされている。

競走きょうそう成績せいせき

以下いかの内容ないようはnetkeiba.com、JBISサーチの情報じょうほうに基もとづく。

競走きょうそう日び	競馬けいば場じょう	競走きょうそう名めい	格かく	距離きょり （馬場ばば）	頭あたま 数かず	枠わく 番ばん	馬うま 番ばん	オッズ （人気にんき）	着ちゃく順じゅん	タイム （上のぼり3F）	着ちゃく差さ	騎手きしゅ	斤量きんりょう [kg]	1着ちゃく馬ば （2着ちゃく馬ば）	馬うま体重たいじゅう [kg]
2002.10.05	京都きょうと	2歳さい新しん馬うま		ダ1400m（良りょう）	12	1	1	001.20（1人ひとり）	01着ちゃく	R1:27.7（38.8）	-1.0	0福永ふくなが祐一ゆういち	53	（ピサノボニータ）	498
0000.10.20	京都きょうと	かえで賞しょう	5下か	芝しば1400m（良りょう）	10	1	1	002.00（1人ひとり）	01着ちゃく	R1:21.5（34.3）	-0.3	0福永ふくなが祐一ゆういち	53	（エースインザレース）	500
0000.11.03	京都きょうと	ファンタジーS	GIII	芝しば1400m（良りょう）	12	8	11	001.40（1人ひとり）	01着ちゃく	R1:22.2（34.5）	-0.2	0福永ふくなが祐一ゆういち	54	（シーイズトウショウ）	496
0000.12.01	阪神はんしん	阪神はんしんJF	GI	芝しば1600m（良りょう）	18	3	5	001.50（1人ひとり）	01着ちゃく	R1:34.7（35.2）	-0.2	0福永ふくなが祐一ゆういち	54	（ヤマカツリリー）	492
2003.05.25	東京とうきょう	優ゆう駿しゅん牝馬ひんば	GI	芝しば2400m（良りょう）	17	2	4	010.10（3人にん）	13着ちゃく	R2:28.6（34.3）	-1.1	0福永ふくなが祐一ゆういち	55	スティルインラブ	488
0000.09.21	阪神はんしん	ローズS	GII	芝しば2000m（良りょう）	12	6	8	007.00（3人にん）	04着ちゃく	R2:02.0（34.9）	-0.5	0福永ふくなが祐一ゆういち	54	アドマイヤグルーヴ	478
0000.10.19	京都きょうと	秋あき華はな賞しょう	GI	芝しば2000m（良りょう）	18	1	2	011.80（3人にん）	04着ちゃく	R1:59.3（35.2）	-1.2	0福永ふくなが祐一ゆういち	55	スティルインラブ	482
0000.12.21	阪神はんしん	阪神はんしん牝馬ひんばS	GII	芝しば1600m（良りょう）	16	3	6	005.70（2人ふたり）	03着ちゃく	R1:34.5（33.6）	-0.2	0福永ふくなが祐一ゆういち	54	ファインモーション	498
2004.02.01	京都きょうと	京都きょうと牝馬ひんばS	GIII	芝しば1600m（良りょう）	16	2	3	002.00（1人ひとり）	06着ちゃく	R1:34.5（35.2）	-0.4	0福永ふくなが祐一ゆういち	55	チアズメッセージ	496
0000.03.13	中山なかやま	中山なかやま牝馬ひんばS	GIII	芝しば1800m（良りょう）	16	4	8	003.30（1人ひとり）	12着ちゃく	R1:47.3（35.3）	-1.2	0福永ふくなが祐一ゆういち	54	オースミコスモ	490

繁殖はんしょく成績せいせき

	生年せいねん	馬うま名めい	性せい	毛色けいろ	父ちち	馬主ばしゅ	管理かんり調教ちょうきょう師し	戦績せんせき	供用きょうよう	出典しゅってん
	2005年ねん	不ふ受胎じゅたい			ブライアンズタイム
初はつ仔こ	2006年ねん	ラブアンドピース	牝めす	黒くろ鹿毛かげ	キングカメハメハ	飯田いいだ正ただし剛つよし	栗東りっとう・坂口さかぐち正大せいだい	1戦せん0勝しょう	繁殖はんしょく
2番ばん仔こ	2007年ねん	オッドアイビーナス	牝めす	芦あし毛げ	クロフネ			不ふ出走しゅっそう	繁殖はんしょく
3番ばん仔こ	2008年ねん	サトノピースピース	牡おす	青あお鹿毛かげ	ブライアンズタイム	里見さとみ治おさむ →和田わだ博美ひろみ	美浦みほ・国枝くにえだ栄さかえ →名古屋なごや・荒巻あらまき透とおる	14戦せん2勝しょう	抹消まっしょう
4番ばん仔こ	2009年ねん	サトノフロンティア	牡おす	栗毛くりげ		里見さとみ治おさむ →飯田いいだ正ただし剛つよし	美浦みほ・国枝くにえだ栄さかえ →大井おおい・井上いのうえ弘之ひろゆき	3戦せん0勝しょう	抹消まっしょう
5番ばん仔こ	2010年ねん	モーニングコール	牝めす	鹿毛かげ		飯田いいだ正ただし剛つよし	栗東りっとう・角田つのだ晃一こういち	29戦せん3勝しょう	繁殖はんしょく
6番ばん仔こ	2011年ねん	ビバワールド	騸	鹿毛かげ	キングカメハメハ	窪田くぼた康志やすし	栗東りっとう・浜田はまだ多た実じつ雄ゆう	12戦せん1勝しょう	抹消まっしょう
	2012年ねん	不ふ受胎じゅたい			キングカメハメハ
7番ばん仔こ	2013年ねん	ビバパーチェ	牝めす	黒くろ鹿毛かげ	エンパイアメーカー	飯田いいだ政子まさこ	栗東りっとう・角すみ居きょ勝彦かつひこ	3戦せん0勝しょう	繁殖はんしょく
8番ばん仔こ	2014年ねん	Promise of Peace	牡おす	栗毛くりげ	キングカメハメハ		ドイツ	20戦せん2勝しょう
9番ばん仔こ	2015年ねん	Wolfe	騸	栗毛くりげ	ノヴェリスト		豪州ごうしゅう	18戦せん6勝しょう
10番ばん仔こ	2016年ねん	タイムレスワールド	騸	黒くろ鹿毛かげ		飯田いいだ正ただし剛つよし →鈴木すずき雅俊まさとし	美浦みほ・武市たけいち康男やすお →水沢みずさわ・鈴木すずき七郎しちろう	6戦せん0勝しょう	抹消まっしょう
11番ばん仔こ	2017年ねん	ピースボヌール	騸	鹿毛かげ	ルーラーシップ	スリーエイチレーシング →楊明翰	美浦みほ・斎藤さいとう誠まこと →佐賀さが・井い樋とい明正あきまさ	26戦せん1勝しょう	（現役げんえき）
	2018年ねん	種付たねつけせず
12番ばん仔こ	2019年ねん	インコントラーレ	牡おす	黒くろ鹿毛かげ	マクフィ	高瀬たかせ正ただし志こころざし	美浦みほ・菊沢きくざわ隆徳たかのり	5戦せん1勝しょう	（抹消まっしょう）
	2020年ねん	（不ふ受胎じゅたい）			ビーチパトロール
	2021年ねん	（不ふ受胎じゅたい）

• 2024年ねん2月がつ23日にち現在げんざい

血統けっとう表ひょう

ピースオブワールドの血統けっとう			（血統けっとう表ひょうの出典しゅってん）
父系ふけい	サンデーサイレンス系けい/ヘイロー系けい
父ちち *サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青あお鹿毛かげ	父ちちの父ちち Halo 1969 黒くろ鹿毛かげ	Hail to Reason	Turn-to
			Nothirdchance
		Cosmah	Cosmic Bomb
			Almahmoud
	父ちちの母はは Wishing Well 1975 鹿毛かげ	Understanding	Promised Land
			Pretty Ways
		Mountain Flower	Montparnasse
			Edelweiss
母はは *ビバムール Vivante Meule 1992 栗毛くりげ	母ははの父ちち Caerleon 1980 鹿毛かげ	Nijinsky	Northern Dancer
			Flaming Page
		Foreseer	Round Table
			Regal Gleam
	母ははの母はは Muffitys 1982 鹿毛かげ	Thatch	Forli
			Thong
		Contrail	Roan Rocket
			Azurine
母系ぼけい(F-No.)	ビバムール(IRE)系けい(FN:4-d)
5代だい内ないの近親きんしん交配こうはい	Hail to Reason 3×5
出典しゅってん

参考さんこう文献ぶんけん

• 『優ゆう駿しゅん』（日本中央競馬会にっぽんちゅうおうけいばかい）
  • 2002年ねん8月がつ号ごう
    • 吉沢よしざわ譲治じょうじ「【2002年ねん春はるGI勝かち馬ばの故郷こきょう】千代田ちよだ牧場ぼくじょう チームワーク」
  • 2002年ねん12月がつ号ごう
    • 「【Play-back the Grade-Races 2002】第だい7回かいファンタジーステークス（GIII）ピースオブワールド」
    • 「【重じゅう賞しょうデータファイル】第だい7回かいKBS京都きょうと賞しょうファンタジーステークス（GIII）ピースオブワールド」
  • 2003年ねん1月がつ号ごう
    • 優ゆう駿しゅん編集へんしゅう部ぶ「【杉本すぎもと清きよしの競馬けいば談義だんぎ（212）】千代田ちよだ牧場ぼくじょう場じょう主ぬし 飯田いいだ正ただし剛つよしさん」
  • 2003年ねん2月がつ号ごう
    • 石田いしだ敏徳としのり「【2003年ねん先取さきどり情報じょうほう】牡馬ぼば、牝馬ひんばの勢力せいりょく図ずを再さい確認かくにん!」
    • 優ゆう駿しゅん編集へんしゅう部ぶ「【第だい54回かい阪神はんしんジュベナイルフィリーズ】牝馬ひんばクラシックの主役しゅやくは決きまった! ピースオブワールド」
    • 「【2002年度ねんどJRA賞しょう決定けってい!】年度ねんど代表だいひょう馬ばはシンボリクリスエス」
    • 優ゆう駿しゅん編集へんしゅう部ぶ「【優ゆう駿しゅんインタビュー】福永ふくなが祐一ゆういち騎手きしゅ ビッグウェーブを掴つかめ!」
    • 「【重じゅう賞しょうデータファイル】第だい54回かい阪神はんしんジュベナイルフィリーズ（GI）ピースオブワールド」
    • 「【今月こんげつの記録きろく室しつ】5頭とう目めの無敗むはいの2歳さい女王じょおう誕生たんじょう」
  • 2003年ねん4月がつ号ごう
    • 「【今月こんげつのトピックス】ピースオブワールドが骨折こっせつでクラシックを断念だんねん」
  • 2003年ねん9月がつ号ごう
    • 「【有力ゆうりょく馬ばの次つぎ走はし・近況きんきょう報告ほうこく】3歳さい牝馬ひんば ピースオブワールド」

外部がいぶリンク

• 競走きょうそう馬ば成績せいせきと情報じょうほう netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post
• ピースオブワールド - 競走きょうそう馬ばのふるさと案内あんない所しょ