(Translated by https://www.hiragana.jp/)
ブリタニア列王史 - Wikipedia コンテンツにスキップ

ブリタニアれつおう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
2ひきドラゴンたたかいをブリトンじんおうヴォーティガンアンブロシウス。15世紀せいき写本しゃほんブリタニアれつおうより。[1]

ブリタニアれつおう』(ブリタニアれつおうし、ブリタニアれつおうつたえラテン語らてんご: Historia Regum Britanniae)は、1136ねんころジェフリー・オブ・モンマスラテン語らてんごいたブリテン(グレートブリテンとう)にかんするにせしょホメーロスの『イーリアス』に登場とうじょうするトロイアひとたちの子孫しそんがブリテン国家こっか建設けんせつするところから、7世紀せいきアングロ・サクソンじんによるブリテン支配しはいまでの、2000年間ねんかんブリトンじんおうたちの生涯しょうがい年代ねんだいじゅん物語ものがたっている。「アーサーおう物語ものがたり」など「ブルターニュもの」のかくとなっている。

歴史れきししょとしての独立どくりつした価値かちはない。ガイウス・ユリウス・カエサルひきいる共和きょうわせいローマぐんによるブリタンニア侵攻しんこうなどをえがいた部分ぶぶんは、その時代じだい歴史れきし補強ほきょうすることも可能かのうだが、ジェフリーの記録きろくはなは不正確ふせいかくである。しかし、中世ちゅうせい文学ぶんがくとしての価値かちはある。レイア(リアおう)と3にんむすめたちのはなしのわかっているかぎりで最古さいこのヴァージョンがこれにふくまれ、また、ウェールズけんアーサーおう伝説でんせつ紹介しょうかいした。

ざいげん[編集へんしゅう]

ジェフリーは『ブリタニアれつおう』を、オックスフォード助祭じょさいちょうウォルターからもらった「ブリテンじん言葉ことばかれたかなり古代こだいほん」をラテン語らてんご翻訳ほんやくしたと主張しゅちょうしたが、そのはなししんける研究けんきゅうしゃはほとんどいない[2]かれていることのほとんどはギルダス6世紀せいきいた『ブリトンじん没落ぼつらく』や8世紀せいきベーダの『イングランド教会きょうかい』、9世紀せいきネンニウスさくとされる『ブリトンじん歴史れきし』、10世紀せいきの『カンブリア年代ねんだい』、中世ちゅうせいウェールズの『 Genealogies』とおう一覧いちらんタリエシン、ウェールズの民話みんわ『キルッフとオルウェン』、中世ちゅうせいウェールズのせい人伝ひとづてのいくつかをざいげんとし[2]、ジェフリーの想像そうぞうりょく拡大かくだいさせ、つながりのある物語ものがたりにしたものである。

影響えいきょう[編集へんしゅう]

ジェフリーのこのしょは、ブリテンのおおくの伝説でんせつ文学ぶんがく、ウェールズの吟遊詩人ぎんゆうしじんBard)にもとづいている。

中世ちゅうせい盛期せいきにとても人気にんきで、ニューバラのウィリアム(William of Newburgh)やウェールズのジェラルド(Gerald of Wales)らの批判ひはんがあったにもかかわらず、アングロサクソン時代じだいとそれ以前いぜんのブリテン史観しかん革命かくめいをもたらした。とくにマーリンの予言よげん時代じだいにさかんにかれた。れいげると、たとえば、エドワード1せいとその後継こうけいしゃたちの時代じだいイングランドスコットランドへの影響えいきょうについて、双方そうほうがそれを利用りようした。

『ブリタニアれつおう』は1155ねんウァースによってアングロ=ノルマン(アングロ・フランス語ふらんすご韻文いんぶん翻訳ほんやくされ(『ブリュ物語ものがたり』)、13世紀せいき初期しょきにはラヤモンLayamon)がちゅう英語えいご韻文いんぶんに(『ブルート(Brut)』)、13世紀せいきわりまでにはことなる3つのウェールズ散文さんぶんに、それぞれ翻訳ほんやくされた[3]。ウェールズ散文さんぶんやくの1つはぞくに『Brut Tysilio』とばれ、1917ねん考古学こうこがくものFlinders Petrieによってぎゃくにジェフリーが翻訳ほんやくした古代こだいのブリテンのほんであると提起ていきした[4]が、『Brut Tysilio』自体じたいにはオックスフォードのウォルターがむかしウェールズからラテン語らてんご翻訳ほんやくしたものにもとづいてラテン語らてんごから翻訳ほんやくしたものだといてある[5]

しかしながきにわたって、『ブリタニアれつおう』の内容ないよう史実しじつられ、16世紀せいきにはラファエル・ホリンシェッドの『年代ねんだい(Chronicles)』に内容ないようのほとんどがまれた。

現代げんだい歴史れきし学者がくしゃたちは『ブリタニアれつおう』を、いくらかはなか事実じじつかれているが、フィクションだとなしている。ジョン・モリスはその著書ちょしょ『アーサーの時代じだい(The Age of Arthur)』のなかで、このほんを「意図いとてき冗談じょうだん」とんだが、その意見いけんはオックスフォード助祭じょさいちょうウォルターのことを1世紀せいき風刺ふうし作家さっかウォルター・マップWalter Map)と誤認ごにんしたことにもとづいている[6]

大衆たいしゅう文化ぶんかへの影響えいきょういまなおつづいていて、たとえば、メアリー・ステュアート(Mary Stewart)によるマーリンの小説しょうせつ映画えいが『エクスカリバー/せいけん伝説でんせつMerlin)』では『ブリタニアれつおう』は重要じゅうよう要素ようそめている。

写本しゃほん伝統でんとうとテキスト[編集へんしゅう]

『ブリタニアれつおう』の中世ちゅうせい写本しゃほんは215さつ現存げんそんしている。その多数たすうは12世紀せいきまつまでにうつされたものである。ふる写本しゃほんにはおおくのテキストの相違そういつかる(たとえばぞくに「だいいち相違そうい」とか)。それらは3つあるとかんがえられる序文じょぶん特定とくていのエピソードの有無うむである。特定とくてい相違そういもとにした写本しゃほんに「作者さくしゃが」追加ついかしたためとおもわれるが、おおくは初期しょきのテキストの改訂かいてい追加ついか編集へんしゅう反映はんえいしているものとおもわれる。

これらの相違そういなぞいて、ジェフリーのいた原文げんぶんをつきとめるのは非常ひじょう時間じかんがかかり、また複雑ふくざつで、最近さいきんになって、ようやくテキストをめぐる困難こんなんさの範囲はんいがわかった程度ていどである。

内容ないよう[編集へんしゅう]

『ブリタニアれつおう』は、(ローマじんによれば)トロイア戦争せんそうのちイタリア定住ていじゅうしたトロイアじんアエネアスからはじまる。その曾孫そうそんブルータス追放ついほう放浪ほうろうのち女神めがみディアナ指示しじ西にしうみしま定住ていじゅうし、自分じぶんをとってそのしまを「ブリテン」と名付なづけた。

以後いごはなし年代ねんだいじゅんにブリテンのおうかたってゆく。なお、特記とっきないかぎり、伝説でんせつじょう人物じんぶつである。

  • ブルートゥス(ブルータス) - トロイじん最初さいしょのブリテンおう
  • ロクリヌス(Locrinus) - その長男ちょうなん。ただしレグリア(イングランド)のみ統治とうちし、カンブリア(ウェールズ)とアルバニア(スコットランド)はそれぞれ兄弟きょうだいのカンベル(Camber)とアルバナクトゥス(Albanactus)が統治とうちした。
  • グエンドレナ(グウェンドリン) - そのつま裏切うらぎったおっと戦争せんそうやぶ王位おういにつく。
  • マッダン(Maddan) - ロクリヌスとグウェンドリンの
  • メンプリキウス(Mempricius) - その
  • エブラウクス(Ebraucus) - その
  • みどりだてのブルートゥス(Brutus Greenshield) - その
  • レイル(Leil) - その
  • ルッドフッド・フディブラス(Rud Hud Hudibras) - その
  • ブラドッド - その魔法まほう使つかい、そらぼうとした。
  • レイア - その自分じぶんあいしているとった3にんむすめたちにくに分配ぶんぱいする。ウィリアム・シェイクスピア悲劇ひげきリアおう』の題材だいざいとなった。
  • コルデイラ(コルデリア)(Cordelia) - そのすえむすめ
  • クネダギウス(Cunedagius) - 伝説でんせつのコーンウォールこうヘンウィネスとレイアのむすめでコルデリアのあねレガン(レガウ)の
  • リウァロ(Rivallo) - その
  • グルグスティウス(Gurgustius) - その
  • シシリウス1せいSisillius I
  • イアゴー(Jago) - グルグスティウスのおい
  • キマルクス(Kimarcus) - シシリウス1せい
  • ゴルボドゥゴ(ゴルボドゥク)(Gorboduc
  • フェレックス(Ferrex)とポレックス1せいPorrex I) - その内戦ないせん状態じょうたいに。
  • ドゥンワロ・モルムティウス(Dunvallo Molmutius) - コーンウォールおうクロテニウス(クロテン)の。「モルムティヌス法典ほうてんMolmutine Laws)」をんだ。
  • ベリヌス(Belinus)とブレンニウス(Brennius) - ともにドゥンワロの内戦ないせんこすが、和睦わぼくし、ローマを略奪りゃくだつした。(紀元前きげんぜん390ねんにローマを侵略しんりゃくしたガリアひと指導しどうしゃブレンヌスもとづいているものとかんがえられる)。
  • グルグウィント・バルブトルック(Gurguit Barbtruc) - ベリヌスの
  • グウィテリヌス(グウィテリン)(Guithelin
  • マルキア(Marcia) - そのつま
  • シシリウス2せいSisillius II) - グウィテリンとマルキアの
  • キナリウス(Kinarius) - シシリィウス2せい
  • ダニウス(Danius) - その兄弟きょうだい。シシリウス2せい
  • モルウィドゥス(Morvidus) - その嫡出ちゃくしゅつ
  • ゴルボニアヌス(Gorbonianus) - その長男ちょうなん
  • アルトガロ(Archgallo) - そのおとうと。モルウィドゥスの次男じなん
  • エリドゥルス(Elidurus) - そのおとうと。モルウィドゥスの三男さんなん
  • アルトガロ(復位ふくい
  • エリドゥルス(復位ふくい
  • インゲニウス(Ingenius) - そのおとうと。モルウィドゥスのよんなん
  • ペレドゥルス(Peredurus) - そのおとうと。モルウィドゥスのなん
  • エリドゥルス(復位ふくい
  • ゴルボニアヌスのSon of Gorbonianus
  • マルガヌス2せいMarganus II) - アルトガロの
  • エンニアウヌス(Enniaunus) - その兄弟きょうだい。アルトガロの
  • イドウァリウス(イドウァロ)(Idvallo) - インゲニウスの
  • ルノー(Runo) - ペレドゥルスの
  • ゲレンヌス(Gerennus) - エリドゥルスの
  • カテルス(Catellus) - その
  • ミリウス(Millus) - その
  • ポレックス2せいPorrex II) - その
  • ケリン(Cherin) - その
  • フルゲニウス(Fulgenius) - その長男ちょうなん
  • エダドゥス(Edadus) - そのおとうと。ケリンの次男じなん
  • アンドラギウス(Andragius) - そのおとうと。ケリンの一番いちばんわか息子むすこ
  • ウリアヌス(Urianus) - その
  • エリウド(Eliud
  • クレダウクス(Cledaucus
  • クロテヌス(Clotenus
  • グルギンティウス(Gurgintius
  • メリアヌス(Merianus
  • ブレドゥド(Bledudo
  • カプ(Cap
  • オエヌス(Oenus
  • シシリウス3せいSisillius III
  • ブレドガブレド(ベルドガブレド)(Beldgabred
  • アルトマイル(Archmail) - その兄弟きょうだい
  • エルドル(Eldol
  • レディオン(レドン)(Redon
  • レデキウス(Redechius
  • サムイル・ペニッセル(Samuil Penissel) - ローマ統治とうち時代じだい実在じつざいのブリトンじんおう(5世紀せいき)と同名どうめい。または、サムイルとペニッセルの2だい人物じんぶつ
  • ピル(Pir
  • カポイル(Capoir
  • クリグウェイルス(ディグエイリウス)(Digueillus
  • ヘリ(Heli) - その
  • ルッド - その
  • カッシベラヌス(カッシベラウヌス) - ブリテンへ侵略しんりゃくしたカエサルひきいるローマぐんたたかった。実在じつざいカトゥウェッラウニぞくCatuvellauni)のおうで、Beli Mawr。ただし、ジェフリーはヘリのとしている。『マビノギオン』や『ウェールズのトライアド』では「カスワッラウン(Caswallawn)」とばれる。
  • テヌアンティウス(Tenvantius) - 実在じつざいのカトゥエラニおう。ジェフリーはルッドのとしている。
  • キンベリヌス - その実在じつざい人物じんぶつ。シェイクスピア『シンベリン』のもとになった人物じんぶつ
  • グウィデルス(グウィデリウス)(Guiderius) - その長男ちょうなんクラウディウス侵略しんりゃく(43ねん)に抵抗ていこうする。
  • アルウィラグス(Arvirargus) - 実在じつざい人物じんぶつだった可能かのうせいがある。ジェフリーはグウィデリウスのおとうととしている。
  • マリウス(Marius) - その
  • コイルス(Coilus) - その
  • ルキウス(Lucius) - その。ブリテンおう最初さいしょキリスト教徒きりすときょうと
  • バッシアヌス(カラカラ) - 実在じつざいのローマ皇帝こうてい(188ねん - 217ねん)。
  • カラウシウスCarausius) - 実在じつざいのローマじんブリタニア帝国ていこく皇帝こうてい在位ざいい:286ねん - 293ねん)。
  • アッレクトゥス(Allectus) - 実在じつざいのローマじんブリタニア帝国ていこく皇帝こうてい在位ざいい:293ねん - 296ねん)。
  • ユリウス・アスクレピオドトゥス(Julius Asclepiodotus) - 実在じつざいのローマの執政しっせいかん
  • コエル(コオル)
  • コンスタンティヌス(コンスタンティウス・クロルス) - 実在じつざいマ帝国まていこく皇帝こうてい(250ねん - 306ねん)。
  • コンスタンティヌス(コンスタンティヌス1せい) - その実在じつざいマ帝国まていこく皇帝こうてい(272ねんごろ - 337ねん)。
  • オクタウィウス(Octavius
  • トラヘルン(Trahern) - コオルの兄弟きょうだい
  • オクタウィウス(復位ふくい
  • マクシミアヌス(マグヌス・マクシムス)(Magnus Maximus) - 実在じつざい西にしマ帝国まていこく皇帝こうてい(335ねんごろ - 388ねん)。
  • カラドクス(Caradocus) - マクシミアヌスの不在ふざいおうになる。
  • ディオノトゥス(Dionotus
  • グラティアヌス(Gracianus Municeps
  • コンスタンティアヌス2せい(コンスタンティヌス3せい)(Constantine III) - 実在じつざい西にしマ帝国まていこく皇帝こうてい統治とうち:407ねん - 411ねん)。
  • コンスタンス(Constans II) - 実在じつざい西にしマ帝国まていこく簒奪さんだつしゃ在位ざいい:407ねん - 411ねん)。コンスタンティアヌス2せい長男ちょうなん
  • ウォルティギルヌス(ヴォーティガン)(Vortigern) - ローマがり、ブリテンじんおう権力けんりょくもどす。ヘンギストゥス(ヘンジスト、Hengest)とホルサ(ホーサ、Horsa)にひきいられたサクソンじん傭兵ようへいとしてまねくが、サクソンじんたちはウォルティギルヌスにたいして蜂起ほうきする。以後いご、ブリテンじんとサクセンじんとのたたかいはつづく。
  • ウォルティメル(Vortimer
  • ウォルティギルヌス(復位ふくい
  • アウレリウス・アンブロシウス(アンブロシウス・アウレリアヌス) - コンスタンティアヌス2せい次男じなん
  • ウーテル・ペンドラゴン - そのおとうと魔術まじゅつメルリヌス(マーリン)が補佐ほさ
  • アルトゥールス(アーサー) - ウーテルの。サクソンじんやぶる。アルトゥールスはきたヨーロッパのだい部分ぶぶん征服せいふくし、平和へいわときおとずれる。ローマ皇帝こうていルキウス・ティベリウスLucius Tiberius架空かくう人物じんぶつ)がブリテンにたいしてローマにみつものをするよう要求ようきゅうする。アルトゥールスはルキウスをガリアでやぶるが、おいモードレドゥス(モルドレッド)がアルトゥールスの在中ざいちゅう王位おうい簒奪さんだつする。アルトゥールスは帰国きこくし、モードレドゥスを殺害さつがい。しかし自分じぶんきずつきアヴァロンしまはこばれる。
  • コンスタンティヌス3せいConstantine III) - その従兄弟いとこ伝説でんせつのコーンウォールこうカドル(カドール、Cador)の
  • アウレリウス・コナヌス(Aurelius Conanus) - 実在じつざいのグエントおうKingdom of Gwent)あるいはパウィスおうKingdom of Powys)Aurelius Caninus(6世紀せいき)。
  • ウォルティポリウス(Vortiporius) - 実在じつざいのダヴェドおうDyfed)(6世紀せいき)。
  • マルゴー(Malgo) - 実在じつざいのグウィネズおうKingdom of Gwynedd)Maelgwn Gwynedd(6世紀せいき)。
  • カレティクス(Keredic
  • カドウァヌス - 実在じつざいのグウィネズおうカドヴァン・アプ・イアゴ(7世紀せいき)。
  • カドウァロ(Cadwallo) - その実在じつざいのグウィネズおうCadwallon ap Cadfan(634ねんぼつ)。
  • カドウァラドルス(Cadwallader) - 最後さいごのブリテンおう実在じつざいのグウィネズおうCadwaladr ap Cadwallon(7世紀せいき)。以降いこう、サクソンじん(イギリスじん)がブリテンを支配しはいする。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Illumination 3 - VORTIGERN STUDIES
  2. ^ a b Lewis Thorpe, Introduction to The History of the Kings of Britain, Penguin, 1966, pp. 14-19
  3. ^ A. O. H. Jarman, Geoffrey of Monmouth, University of Wales Press, 1965, p. 17.
  4. ^ Sir William Flinders Petrie, Neglected British History, 1917
  5. ^ William R. Cooper, Chronicle of the Early Britons (pdf), 2002, p. 68
  6. ^ John Morris. The Age of Arthur: A History of the British Isles from 350 to 650. Barnes & Noble Books: New York. 1996 (originally 1973). ISBN 0-7607-0243-8

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • John Jay Parry and Robert Caldwell. Geoffrey of Monmouth in Arthurian Literature in the Middle Ages, Roger S. Loomis (ed.). Clarendon Press: Oxford University. 1959. ISBN 0-19-811588-1
  • Brynley F. Roberts, Geoffrey of Monmouth and Welsh Historical Tradition, Nottingham Medieval Studies, 20 (1976), 29-40.
  • J.S.P. Tatlock. The Legendary History of Britain: Geoffrey of Monmouth's Historia Regum Britanniae and its early vernacular versions. University of California Press. Berkeley. 1950.
  • N. Wright, ed., The Historia regum Britannie of Geoffrey of Monmouth. 1, Bern, Burgerbibliothek, MS. 568 (Cambridge, 1984)
  • N. Wright, ed., The historia regum Britannie of Geoffrey of Monmouth. 2, The first variant version : a critical edition (Cambridge, 1988)
  • J. C. Crick, The historia regum Britannie of Geoffrey of Monmouth. 3, A summary catalogue of the manuscripts (Cambridge, 1989)
  • J. C. Crick, The historia regum Britannie of Geoffrey of Monmouth. 4, Dissemination and reception in the later Middle Ages (Cambridge, 1991)
  • J. Hammer, ed., Historia regum Britanniae. A variant version edited from manuscripts (Cambridge, MA, 1951)
  • A. Griscom and J. R. Ellis, ed., The Historia regum Britanniæ of Geoffrey of Monmouth with contributions to the study of its place in early British history (London, 1929)
  • M. D. Reeve, 'The transmission of the Historia regum Britanniae ', in Journal of Medieval Latin 1 (1991), 73--117
  • Edmond Faral, La légende Arthurienne: études et documents, 3 vols. (Paris, 1929)
  • R. W. Leckie, The passage of dominion : Geoffrey of Monmouth and the periodization of insular history in the twelfth century (Toronto, 1981)

日本語にほんごやくテキスト[編集へんしゅう]

  • ジェフリー・オヴ・モンマス『ブリタニアれつおう : アーサーおうロマンス原拠げんきょしょ瀬谷せたに幸男ゆきおわけ南雲なぐもどうフェニックス、2007ねんISBN 9784888963886 

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]