ヘニング・ソルベルグ

ヘニング・ソルベルグ
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	ノルウェー
生年月日せいねんがっぴ	(1973-01-08) 1973年ねん1月がつ8日にち（51歳さい）
WRCでの経歴けいれき
活動かつどう時期じき	1998年ねん -
コ・ドライバー	オーラ・フローネ カト・メンケルド イルカ・ミノア
所属しょぞくチーム	フォード プジョー
出走しゅっそう回数かいすう	133
チャンピオン回数かいすう	0
優勝ゆうしょう回数かいすう	0
表彰台ひょうしょうだい回数かいすう	6
ステージ勝利しょうり数すう	33
通算つうさん獲得かくとくポイント	288
初戦しょせん	1998 スウェディッシュラリー

ヘニング・ソルベルグ（諾だく: Henning Solberg 1973年ねん1月がつ8日にち- ）はノルウェーのラリードライバーである。

2003年ねんの世界せかいラリー選手権せんしゅけん (WRC) チャンピオンである弟おとうとのペター・ソルベルグの陰かげに隠かくれがちな存在そんざいではあるが、現地げんちでは彼かれと並ならぶ一流いちりゅうのラリードライバーとして知しられており、1999年ねんから2003年ねんの間あいだ、5期き連続れんぞくで国内こくない選手権せんしゅけんのチャンピオンとなっている。 長男ちょうなんはオスカー・ソルベルグ、義理ぎりの息子むすこはポンタス・ティデマンド、甥おいはオリバー・ソルベルグ。

来歴らいれき

2007年ねんラリー・ノルウェー

1998年ねんのラリー・スウェーデンで弟おとうとペター・ソルベルグと共ともにセリカST205に乗のりWRCデビューを果はたす。その後ご弟おとうとペターはフォードからワークス参戦さんせんを飾かざるが、ヘニングはしばらくプライベーターとして参戦さんせんしフォード・エスコート WRC、トヨタ・カローラ WRC、スバル・インプレッサ WRC、グループAの三菱みつびし・ランサーエボリューションといったマシンをドライブした。

2004年ねんはプジョーのサテライトチームボジアン・レーシングから前年ぜんねんまでのワークスカープジョー・206 WRCで7戦せんに出場しゅつじょう。緒戦しょせんのスウェーデンで6位いに入賞にゅうしょうし初はつポイントを獲得かくとくした。

2005年ねんはフォードワークスから7戦せんに出場しゅつじょう。キプロスでは一時いちじ総合そうごう3位いにつけるも、プジョーのマルコ・マルティンに逆転ぎゃくてんされ4位いに終おわった。

2006年ねんはOMVプジョーに在籍ざいせき、トルコラリーでは自身じしん初はつの3位い表彰台ひょうしょうだいに入賞にゅうしょうを果はたした。

2007年ねんは2006年ねんの成績せいせきが評価ひょうかされ、旧型きゅうがたのフォード・フォーカス WRC '06をドライブし全ぜん戦せんに参戦さんせん。地元じもとノルウェーと日本にっぽんの二ふたつのラウンドで3位いの表彰台ひょうしょうだいに登のぼった。

2008年ねんはストバートVK Mスポーツ・フォード・ラリーチームから10戦せん、ミュンヒス・フォードから5戦せんに参戦さんせん。この年としの最高さいこう位いはヨルダンでの4位い。

2009年ねんは、スイスの家電かでん量販りょうはん店てんエキスパート (Expert) からのサポートを受うけ全ぜん戦せんへ参戦さんせん。アルゼンチンと初はつ開催かいさいとなったポーランドの二ふたつのラウンドで3位い表彰台ひょうしょうだいに登のぼった。

2010年ねんはストバート Mスポーツ・フォード・ラリーチームから全ぜん戦せんに参戦さんせん。ターマックラリーのみフォード・フィエスタS2000をドライブした。この年としの最高さいこう位いは6位い。

2011年ねんは新しんワールドラリーカー規定きていに沿そいフォード・フィエスタ RS WRCでMスポーツ ストバート・フォード・ワールド・ラリーチームから参戦さんせん。サテライトのエース扱あつかいとなる。しかし、成績せいせき不振ふしんにより第だい5戦せんイタリアからマニュファクチャラーノミネートを外はずされた。第だい6戦せんアクロポリスから成績せいせきが良よくなり、最終さいしゅう戦せんのグレートブリテンでは自身じしん6度目どめの3位い表彰台ひょうしょうだいに登のぼった。

2012年ねんはサポートを続つづけていたエキスパートが撤退てったいしたため、WRC参戦さんせん継続けいぞくが危あやぶまれた。しかし開幕かいまく戦せんモンテカルロの直前ちょくぜんにアメリカ製せいエナジードリンクゴーファスト (Go Fast) のサポートをうけ、チームメイトのマシュー・ウィルソンと共ともにWRCに引ひき続つづき参戦さんせんすることとなった。モンテカルロは12位い、スウェーデンでは7位いに入はいったが、それ以降いこうは資金しきん不足ふそくにより全ぜん戦せん参戦さんせんはかなわなかった。

2013年ねんは参戦さんせんプログラムが決きまらずWRCに参戦さんせんできるか危あやぶまれたが、スウェーデンへの出場しゅつじょうが決定けっていした。当初とうしょは昨年さくねんに引ひき続つづきゴーファストが支援しえんするはずだったが直前ちょくぜんにキャンセルとなり、更さらにマシンも届とどかずこのまま欠場けつじょうと思おもわれたが、Mスポーツからテストカーを借用しゃくようしての参戦さんせんとなった。この年としはスウェーデンのみの参戦さんせんとなったが総合そうごう8位いで完走かんそうした。

2014年ねんはアダプタ・モータースポーツからフォード・フィエスタ RS WRCで6戦せんに参戦さんせん。スウェーデンとラリーGBではそれぞれ1回かいずつトップタイムをマークし、いまだスピードは衰おとろえていないことを証明しょうめいした。この年としの最高さいこう位いはポルトガルの5位い。

2015年ねんもアダプタ・モータースポーツから引ひき続つづき参戦さんせん。4年ねん振ふりのフル参戦さんせんを予定よていしていたが、モンテカルロでは11位い、スウェーデンは12位いと開幕かいまく2連戦れんせんは成績せいせきが振ふるわず、それ以降いこうは予算よさん不足ふそくで全ぜん戦せん参戦さんせんは叶かなわなかった。

2016年ねんもアダプタ・モータースポーツから参戦さんせん。フォード・フィエスタ RS WRCで5戦せん、フィンランドのみはフォード・フィエスタ R5で出場しゅつじょうした。WRカーで参戦さんせんした最高さいこう位いは7位い。一方いっぽうフィエスタ R5で出場しゅつじょうしたフィンランドはWRC-2クラス4位いに入はいった。

2017年ねんは新しん規定きていのフォード・フィエスタWRCで参戦さんせんする予定よていだったがプライベーターでの出場しゅつじょう認可にんかが下おりず、急遽きゅうきょシュコダ・ファビアR5でスウェーデンに出場しゅつじょうした。

2018年ねんは前年ぜんねんまでマッズ・オストベルグが使用しようしていたフォード・フィエスタWRCで第だい2戦せんスウェーデンに出場しゅつじょう。念願ねんがんの最新さいしん型がたWRカーでの参戦さんせんを果はたす。しかし1年ねんのブランクもあり上位じょうい争あらそいに絡からめず19位いに終おわる。その後ごはトルコからシュコダ・ファビアR5で参戦さんせん。なんとWRカーに割わって入はいる6位い入賞にゅうしょうを果はたした。スペインではWRC-2クラス6位いに入はいった。

2019年ねんはステップダウンしシュコダ・ファビアR5でWRC-2クラスに参戦さんせん。この年としは計けい4戦せんに出場しゅつじょうし第だい7戦せんポルトガルではクラス3位い表彰台ひょうしょうだいに登のぼり最終さいしゅう的てきに4戦せん全すべてでポイントを獲得かくとくしWRC-2クラスランキング9位いでシーズンを終おえた。

エピソード

弟おとうとペターに負まけず劣おとらず、明あかるく楽天的らくてんてきな性格せいかくの持もち主ぬしで、ファンに対たいして親したしく接せっする点てんも共通きょうつうしている。ペターのWRC初はつ優勝ゆうしょうの時ときには自宅じたくの裏うらで私物しぶつのスバル・インプレッサでドーナツターンを延々えんえん繰くり返かえしたという逸話いつわもある。

母国ぼこくノルウェーでも食たべるほどの寿司すし好すき。醤油じょうゆに関かんしても知識ちしきがあるようで、ラリー雑誌ざっしラリーXが知しっている日本語にほんごを尋たずねたところ「キッコーマン。寿司すしにはソイソースがないとね。」と答こたえてみせた。（ラリーX携帯けいたいサイトより）

外部がいぶリンク

• henningsolberg.no