ラリージャパン

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2006ねん

ラリージャパンRally Japan)は、国際こくさい自動車じどうしゃ連盟れんめい(FIA)が管理かんりする世界せかいラリー選手権せんしゅけん(WRC)の日本にっぽんラウンド。年度ねんどにより開催かいさい地域ちいきことなる。

主催しゅさい日本にっぽん自動車じどうしゃ連盟れんめい(JAF)に登録とうろくしているモータースポーツクラブのうち「公認こうにんクラブ」の資格しかくゆうするクラブ(開催かいさい格式かくしき最上級さいじょうきゅうの「国際こくさい格式かくしき」のため)である。

変遷へんせん[編集へんしゅう]

開催かいさいいた経緯けいい[編集へんしゅう]

日本にっぽん自動車じどうしゃメーカー海外かいがいラリー挑戦ちょうせん歴史れきしながく、アフリカのサファリラリーやオーストラリアのサザンクロスラリーなどで好成績こうせいせきのこしてきた。しかし、公道こうどう長距離ちょうきょり走行そうこうし、占有せんゆう区間くかんスペシャルステージ)でタイムトライアルおこな国際こくさい格式かくしきのラリーを日本にっぽん国内こくないおこなうためには、車検しゃけん制度せいど道路どうろ使用しよう許可きょか安全あんぜん対策たいさく地域ちいき住民じゅうみん理解りかいなど、課題かだいおおかった。

1990年代ねんだいはいり、WRCでトヨタスバル三菱みつびし日本にっぽんしゃ全盛期ぜんせいきむかえたころ広大こうだい自然しぜんひろがる北海道ほっかいどうでWRC招致しょうち運動うんどうがる。AGメンバーズスポーツクラブ北海道ほっかいどう[1](AGMSC北海道ほっかいどう田畑たばた邦博くにひろ代表だいひょう)が母体ぼたいとなり、1990ねん運営うんえい企画きかく会社かいしゃプランニングフォーを設立せつりつ[2]。「十勝とかち24あいだレース」の共催きょうさい実績じっせきんで1999ねん日本にっぽん自動車じどうしゃ連盟れんめい (JAF) 公認こうにんクラブとなり、毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ後援こうえんて、2001ねん国際こくさい自動車じどうしゃ連盟れんめい (FIA) 公認こうにんの「インターナショナルラリーイン北海道ほっかいどう」を開催かいさいした[2]。2002ねんアジアパシフィックラリー選手権せんしゅけん (APRC) のいちせん昇格しょうかくし、「ラリー北海道ほっかいどう」と改称かいしょう。FIAへのロビー活動かつどうと、地元じもと連携れんけいした準備じゅんびむすび、2004ねんラリー・ジャパンはつ開催かいさい決定けっていした[3]

十勝とかち開催かいさい[編集へんしゅう]

2006ねん

2004ねん~2007ねんにかけては北海道ほっかいどう十勝とかち地方ちほうおこなわれた。名称めいしょうは2005ねんまで「ラリー・ジャパン」、2006ねん以降いこうは「ラリージャパン」と表記ひょうきされる[4]だい2かい(2005ねん)よりプロダクションカー世界せかいラリー選手権せんしゅけん (PWRC) が併催へいさいされた。なお、ラリー北海道ほっかいどう同年どうねんよりアジアパシフィックラリー選手権せんしゅけん(APRC)の一戦いっせんとして、ラリージャパンとはべつ開催かいさいされている。

ヘッドクオーターおよびサービスパーク(北愛国きたあいこく)は帯広おびひろ設置せっちされ、帯広おびひろ陸別りくべつまち足寄あしょろまち新得しんとくまちにスペシャルステージ(SS)が設定せっていされた。陸別りくべつまちでは、陸別りくべつサーキットのダートコースがSSの一部いちぶとなった。2005ねんまでは、幕別まくべつまち札内川さつないがわ河川敷かせんしき観戦かんせんスタンドをそなえた特設とくせつコースが建設けんせつされ、スーパーSSがおこなわれていたが、2006ねんきた愛国あいこくサービスパークに隣接りんせつされた。国立こくりつ国定こくてい公園こうえん隣接りんせつした林道りんどうでのラリーにたいして、自然しぜん保護ほご団体だんたいとうからは抗議こうぎ反対はんたいこえもあがった[5]

コースめい標準ひょうじゅんてき日本語にほんごではなく、北海道ほっかいどう古来こらいアイヌ地名ちめいによってづけられていることも特徴とくちょうひとつである。スペシャルステージは非常ひじょう道幅みちはばせま低速ていそくなステージがおおいが、道幅みちはばひろ高速こうそくコースもある。路面ろめん状況じょうきょうすな砂利じゃりおおく、非常ひじょうにルーズな路面ろめんおおいためニュージーランドグレートブリテン(イギリス)にているともわれている。なかでも足寄あしょろまちおこなわれるSSのひとつ、パウセカムイ観戦かんせんエリアBは北海道ほっかいどうらしい雄大ゆうだい牧草ぼくそう地帯ちたいはしけるところを観戦かんせんできるため、人気にんき観戦かんせんポイントとなっていた。

はつ開催かいさいとなった2004ねんみち内外ないがい海外かいがいからのべ21まんにんおとず[6]、2かいとなる2005ねんも20まんにん観戦かんせんした[7]。また、帯広おびひろ市内しない中心ちゅうしん開催かいさいされるセレモニアルスタートにも毎年まいとしやく5まんにんおとずれ、帯広おびひろとしては市制しせいはじまって以来いらいとしいちだいイベントとなっていた。SSは安全あんぜんのため観客かんきゃくるエリアが制限せいげんされており、SSあいだのロードセクション(移動いどう区間くかん)の沿道えんどう熱心ねっしんなギャラリーのれつができるという光景こうけい海外かいがいのクルーたちをおどろかせた。

ただし、2005ねん大会たいかい終了しゅうりょう、ラリー北海道ほっかいどう時代じだいから支援しえんつづけてきた毎日新聞まいにちしんぶん多額たがく経費けいひ負担ふたん理由りゆう撤退てったいし、財政ざいせいめんうしたてうしなった。また、帯広おびひろ周辺しゅうへん宿泊しゅくはく施設しせつのキャパシティをおおきく上回うわまわ関係かんけいしゃ観戦かんせんきゃくかずにより毎年まいとし宿泊しゅくはく施設しせつ不足ふそくなやまされていたことなどにくわえ、ロードセクションの距離きょりながく、競技きょうぎ車両しゃりょう渋滞じゅうたいまれタイムコントロールに遅刻ちこくするケースがしばしば発生はっせいし、参加さんかしゃから改善かいぜんもとめられていた。

みちひさし開催かいさい[編集へんしゅう]

札幌さっぽろドームないのスーパーSS(2008ねん

2008ねんからはこれらの問題もんだい一挙いっきょ解決かいけつすべく、開催かいさいみちひさし地方ちほううつされた。拠点きょてんは、札幌さっぽろでは大都市だいとしぎ、競技きょうぎ車両しゃりょう渋滞じゅうたい事故じことうおそれがあるため、千歳ちとせ岩見沢いわみざわあたりが有力ゆうりょくおもわれていたが[8]最終さいしゅうてきには札幌さっぽろまった。

札幌さっぽろドームにヘッドクォーター・サービスパーク・メディアセンターが集約しゅうやくされ、ドームないにスーパーSS(2だい同時どうじタイムアタック)よう特設とくせつステージが用意よういされた(屋内おくないでのスーパーSS実施じっしはWRCはつ[9])。札幌さっぽろドームではプロ野球やきゅうパ・リーグクライマックスシリーズ日程にっていかさなる可能かのうせいがあることから、日程にってい変更へんこうしたとされる[10]。SSは札幌さっぽろのほか千歳ちとせ苫小牧とまこまい恵庭えにわ夕張ゆうばり美唄びばい岩見沢いわみざわ三笠みかさの8にまたがるが[11]、リエゾン区間くかん高速こうそく道路どうろ利用りようするなど、全体ぜんたいてきにコンパクトな開催かいさい形態けいたい目指めざした。しんせんさいには「しんせんさいモーターランド」のダート・オフロードコースを利用りようした観戦かんせんステージがもうけられた[12]。また、はじめてパイオニア・カロッツェリアかんむりスポンサーくなど、財政ざいせいめんでも黒字くろじ目指めざすとしていた。

はつ開催かいさいの2008ねん十勝とかち開催かいさいの3ばい相当そうとうのチケット販売はんばい記録きろくしたが、一部いちぶのSSでギャラリーポイントからコースがえないという問題もんだい発生はっせいした[9]地域ちいき密着みっちゃくがただった十勝とかち開催かいさいくらべると、大都市だいとし札幌さっぽろではおまつてき歓迎かんげいムードはうすまっていた。同年どうねんまつにはリーマンショック余波よはでスバルとスズキがWRCからの撤退てったい表明ひょうめいしたため、以後いご日本にっぽん自動車じどうしゃメーカーの協力きょうりょくけられなくなった。

WRC開催かいさいのローテーションせいにより2009ねん開催かいさいされず、2010ねんに2かいみちひさし開催かいさいおこなわれた。このとしはWRCに転向てんこうした2007ねんF1チャンピオン、キミ・ライコネン参戦さんせんという話題わだいがあり、「ショッピングモールでファンとカート対決たいけつ」というイベントがもよおされた[13]

2011ねんかんして、FIAから開催かいさい申請しんせいりょうとはべつにトラッキングシステムなどの使用しようりょうなどで、100まんユーロ当時とうじ為替かわせで1おく3000まんえん)の追加ついか費用ひよう必要ひつようであると提示ていじされ、主催しゅさいしゃはスポンサーなどの資金しきんめんから開催かいさい継続けいぞく断念だんねんした[14]。2012ねんけてカレンダー登録とうろく申請しんせいおこな[15]というはなしはあったものの東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいなどの影響えいきょうなどから実現じつげんせず、当時とうじ主催しゅさいクラブは継続けいぞく開催かいさい断念だんねんし、北海道ほっかいどうでの開催かいさいは2010ねん最後さいごとなった。

中部ちゅうぶ開催かいさい[編集へんしゅう]

2010ねん以後いごラリージャパンは中断ちゅうだんし、しばらく空白くうはく期間きかんしょうじた。しかし、2017ねんにトヨタがWRCに復帰ふっきし、ふたた関心かんしんたかまるなかで、トヨタの地元じもとであり、全日本ぜんにほんラリー選手権せんしゅけん (JRC) の新城しんじょうラリーを開催かいさいしてきた中部ちゅうぶ地方ちほうでラリージャパンを復活ふっかつさせようという機運きうんたかまる。2018ねん1がつ招致しょうち委員いいんかい発足ほっそくし、トヨタ・モータースポーツ・クラブ(TMSC、たて信秀のぶひで会長かいちょう)を主催しゅさい団体だんたい株式会社かぶしきがいしゃサンズ[ちゅう 1]運営うんえい母体ぼたいとして事務じむきょく同社どうしゃない設置せっちし、招致しょうち活動かつどう展開てんかい[16]。WRCプロモーターと契約けいやくして「2019ねん開催かいさいとうかく」とみられたが、FIA総会そうかいでまさかの落選らくせんきっ[17]翌年よくねんさい挑戦ちょうせんて2019ねんのFIAワールドスポーツカウンシルにて2020ねん開催かいさい決定けっていした[18][19]

しかし、新型しんがたコロナウィルス感染かんせんしょう拡大かくだい影響えいきょうにより2020ねん開催かいさい中止ちゅうしとなった[20]。2021ねんもシーズン最終さいしゅうせんとしてカレンダーりしたが、長引ながびコロナにより2ねんつづけて開催かいさい中止ちゅうし決定けっていした[21]。2022ねんはイベント開催かいさい制限せいげん海外かいがいからの入国にゅうこく制限せいげんなどのコロナ対策たいさく緩和かんわされ、シーズン最終さいしゅうせんとして開催かいさいされるはこびとなった[22]。7がつまつ発売はつばいされたSS観戦かんせんチケットは即日そくじつ完売かんばい[23]追加ついか販売はんばいぶん完売かんばいとなった。

愛知あいちけん岡崎おかざき豊田とよだ新城しんじょう設楽したらまち)と岐阜ぎふけん中津川なかつがわ恵那えな)の6市町しちょうにおいて、山間さんかんターマック舗装ほそう)イベントとして開催かいさいされる。2019ねんからテストイベントとして開催かいさいされた「セントラルラリー愛知あいち岐阜ぎふ」のルートもふくまれる。また、くら公園こうえんうちのナイトステージや、乙川おとがわ河川敷かせんしきのスーパースペシャルステージ (SSS) も設定せっていされた。豊田とよだスカイホール豊田とよだ大会たいかい本部ほんぶ豊田とよだスタジアムにサービスパークがかれる[ちゅう 2]。2021ねんよりかんむりスポンサーにフォーラムエイト就任しゅうにんし、大会たいかい名称めいしょうは「フォーラムエイト・ラリージャパン」となる[24]

2023ねん連続れんぞく開催かいさい決定けっていし、TMSCとNPO法人ほうじんM.O.S.C.O.[ちゅう 3]豊田とよださんしゃ主催しゅさいしゃとなる[25]地方自治体ちほうじちたいがモータースポーツの主催しゅさいしゃとなるのは全国ぜんこくはつ[26])。札幌さっぽろドーム以来いらいとなる屋内おくないスーパースペシャルステージ (SSS) を豊田とよだスタジアムない設置せっちする予定よていである[27]

開催かいさい年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

2001ねん
「インターナショナルラリーイン北海道ほっかいどう」として十勝とかち地方ちほうはつ開催かいさい日本にっぽん国内こくない開催かいさいされる国際こくさい格式かくしきラリーとしては同年どうねん5がつ群馬ぐんまけんとう開催かいさいされた日本にっぽんアルペンラリーつづいて度目どめであった。
2002ねん
2ねんより「ラリー北海道ほっかいどう」と改称かいしょうし、FIAアジアパシフィックラリー選手権せんしゅけん (APRC) のいちせん昇格しょうかく
2003ねん10がつ
10月、パリでおこなわれたFIA世界せかいモータースポーツ評議ひょうぎかい (WMSC) 総会そうかいで2004ねんからのカレンダーりが決定けってい日本にっぽんでのWRC開催かいさい悲願ひがんたす。
2004ねん
WRCラリージャパンとしてはつ開催かいさい特例とくれいとしてAPRCも併催へいさい初代しょだい勝者しょうしゃペター・ソルベルグ(スバル)。0カードライバーは前年ぜんねん引退いんたいしたトミ・マキネンつとめた。
2005ねん
だい2かい開催かいさい、このとし以降いこう、ラリー北海道ほっかいどうべつ開催かいさいとなる。SS25まで首位しゅい独走どくそうして2連勝れんしょうめるかとおもわれていたペター・ソルベルグがコースじょうちていたいわにヒットしてコースアウトしリタイヤする。勝者しょうしゃマーカス・グロンホルム(プジョー)。2フィニッシュのセバスチャン・ローブ(シトロエン)が2ねん連続れんぞく年間ねんかんドライバーズチャンピオンにかがやく。
まえせんラリー・グレートブリテン事故死じこししたマイケル・パークにたいする追悼ついとうめ、かくワークス車両しゃりょうにはパークのりし画像がぞうやヘルメットをったステッカー、メッセージなどがられた。ポディウムの記念きねん撮影さつえいでは「BEEF WITH US FOREVER(ビーフ、きみわたしたちはずっと一緒いっしょだ)」という、「ビーフ」の愛称あいしょうしたしまれたパークへのメッセージをかかげた。
プロダクションカー世界せかいラリー選手権せんしゅけん (PWRC) が併催へいさいされ、新井あらい敏弘としひろ(スバル)が優勝ゆうしょう
2006ねん
だい3かい開催かいさい、セバスチャン・ローブ(シトロエン)がグロンホルム(フォード)との接戦せっせんりラリージャパンはつ優勝ゆうしょう。WRC勝利しょうりすうを27しょうとしてカルロス・サインツの26しょうきWRC最多さいた勝利しょうりすう記録きろく更新こうしんした。
併催へいさいのPWRCはやつ田原たはら文雄ふみお三菱みつびし)が優勝ゆうしょう
2007ねん 
だい4かい開催かいさい、ポイント首位しゅいグロンホルムのリタイアにつづいて、ローブもペースノートちがいでクラッシュ。エース自滅じめつだい混戦こんせんミッコ・ヒルボネン(フォード)がせいして優勝ゆうしょう
併催へいさいのPWRCはガブリエル・ポッゾ三菱みつびし)が優勝ゆうしょうした。グループNでは田口たぐち勝彦かつひこ三菱みつびし)が優勝ゆうしょう
2008ねん
だい5かい開催かいさい札幌さっぽろ中心ちゅうしんとしたみちひさし移動いどうあめゆき影響えいきょう路面ろめん状況じょうきょうはヘビーウェット。DAY1でフランソワ・デュバル(フォード)がクラッシュし、コ・ドライバーのパトリック・ピバト(フランス)が重傷じゅうしょうい、SSのキャンセルが発生はっせいした。ミッコ・ヒルボネン(フォード)が2連覇れんぱたし、3入賞にゅうしょうしたローブ(シトロエン)がWRCはつの5連覇れんぱ達成たっせいした。
併催へいさいのPWRCはユホ・ハンニネン三菱みつびし)が、それまで首位しゅいだったさい若手わかてのエフゲニー・ノビコフ(三菱みつびし)の最終さいしゅうSSでのトラブルにより逆転ぎゃくてん優勝ゆうしょう。3日本人にっぽんじんさい上位じょうい新井あらい敏弘としひろ(スバル)。
2009ねん
WRCのカレンダーを仕切しきるWMSC総会そうかいにて、2009ねんと2010ねんのイベントは年間ねんかん12せんとし、かつ隔年かくねん開催かいさいとした。その結果けっか日本にっぽんは2010ねん開催かいさいとなり、2009ねんはWRCとしては開催かいさいされなくなること決定けっていした。そのインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ (IRC) として開催かいさいされる方針ほうしんあきらかにされ、10月22にち24にちでの開催かいさい計画けいかくされたが、結局けっきょく2009ねん4がつ同年どうねん開催かいさい断念だんねんすることとなった。
2010ねん
だい6かい開催かいさい、2にちまで首位しゅいのペター・ソルベルグ(シトロエン)を逆転ぎゃくてんし、セバスチャン・オジェ(シトロエン)が優勝ゆうしょう。F1げん王者おうじゃキミ・ライコネン(シトロエン)はリタイア。
併催へいさいのPWRCはパトリック・フローディン(スバル)が優勝ゆうしょう
2018ねん
ラリージャパン復活ふっかつ目指めざして1がつ招致しょうち準備じゅんび委員いいんかい発足ほっそく。2019ねん開催かいさい確実視かくじつしされたが、土壇場どたんば落選らくせん[28]招致しょうち活動かつどう継続けいぞくし、11月の新城しんじょうラリーをキャンディデートイベントとしてFIA関係かんけいしゃ視察しさつ[29]
2019ねん
9月27にち、WMSCにて2020ねん開催かいさい正式せいしき決定けってい。11月9にち10日とおかにテストイベント「セントラルラリー愛知あいち/岐阜ぎふ2019」を開催かいさい[30]
2020・2021ねん
新型しんがたコロナウイルス感染かんせんしょう影響えいきょうにより、2ねん連続れんぞく開催かいさい中止ちゅうし。2021ねん11月に代替だいたいイベントとして「フォーラムエイト・セントラルラリー2021」を開催かいさい[31]
2022ねん
本州ほんしゅう愛知あいち岐阜ぎふエリアに舞台ぶたいうつし、12ねんぶりにだい7かい開催かいさいティエリー・ヌービルオィット・タナックヒョンデいきおいがワンツーフィニッシュ。勝田かつたたかもとがラリージャパンはつ日本人にっぽんじん3表彰台ひょうしょうだい獲得かくとく[32]
2023ねん
だい8かい開催かいさいエルフィン・エバンスセバスチャン・オジェカッレ・ロバンペラトヨタいきおい表彰台ひょうしょうだい独占どくせんした。

歴代れきだい優勝ゆうしょうしゃ一覧いちらん[編集へんしゅう]

とし 優勝ゆうしょうしゃ 車輌しゃりょう 詳細しょうさい(英語えいごばん)
ドライバー コ・ドライバー
2004ねん ノルウェーの旗 ペター・ソルベルグ ウェールズの旗 フィル・ミルズ スバル・インプレッサWRC2004 report
2005ねん フィンランドの旗 マーカス・グロンホルム フィンランドの旗 ティモ・ラウティアイネン プジョー・307 WRC report
2006ねん フランスの旗 セバスチャン・ローブ モナコの旗 ダニエル・エレナ シトロエン・クサラWRC report
2007ねん フィンランドの旗 ミッコ・ヒルボネン フィンランドの旗 ヤルモ・レーティネン フォード・フォーカスWRC report
2008ねん フィンランドの旗 ミッコ・ヒルボネン フィンランドの旗 ヤルモ・レーティネン フォード・フォーカスWRC report
2010ねん フランスの旗 セバスチャン・オジェ フランスの旗 ジュリアン・イングラシア シトロエン・C4 WRC report
2020ねん 中止ちゅうし
2021ねん
2022ねん ベルギーの旗 ティエリー・ヌービル ベルギーの旗 マルティン・ウィダグ ヒョンデ・i20 N ラリー1 リポートreport
2023ねん イギリスの旗 エルフィン・エバンス イギリスの旗 スコット・マーティン トヨタ・GRヤリス ラリー1 リポートreport

年度ねんどべつデータ[編集へんしゅう]

だい1かい(2004ねん[編集へんしゅう]

2004LEG2リザルト(帯広おびひろHQ)
  • 開催かいさい期間きかん:2004ねん9がつ3にち~9がつ5にち
    • 9月2にち セレモニアルスタート(帯広おびひろ市内しない
    • 9月3にち <LEG1> SS1 - SS9 走行そうこう距離きょり:660.72 km (SS:153.98 km)
    • 9月4にち <LEG2> SS10 - SS20 走行そうこう距離きょり:635.82 km (SS:120.46 km)
    • 9月5にち <LEG3> SS21 - SS27 走行そうこう距離きょり:410.63 km (SS:112.24 km)
  • そう走行そうこう距離きょり:1707.17 km (SS:386.68 km)
  • SS総数そうすう:27

だい2かい(2005ねん[編集へんしゅう]

  • 開催かいさい期間きかん:2005ねん9がつ30にち~10がつ2にち[33]
    • 9月29にち セレモニアルスタート(帯広おびひろ市内しない
    • 9月30にち <LEG1> SS1 - SS9 走行そうこう距離きょり:652.34 km (SS:163.26 km)
    • 10月1にち <LEG2> SS10 - SS21 走行そうこう距離きょり:586.21 km (SS:100.98 km)
    • 10月2にち <LEG3> SS22 - SS26 走行そうこう距離きょり:376.29 km (SS:85.94 km)
  • そう走行そうこう距離きょり:1614.84 km (SS:350.18 km)
  • SS総数そうすう:26

だい3かい(2006ねん[編集へんしゅう]

  • 開催かいさい期間きかん:2006ねん9がつ1にち~9がつ3にち
    • 8がつ31にち セレモニアルスタート(帯広おびひろ市内しない
    • 9月1にち <LEG1> SS1 - SS10 走行そうこう距離きょり:610.02 km (SS:123.80 km)
    • 9月2にち <LEG2> SS11 - SS21 走行そうこう距離きょり:600.70 km (SS:128.02 km)
    • 9月3にち <LEG3> SS22 - SS27 走行そうこう距離きょり:375.56 km (SS:93.90 km)
  • そう走行そうこう距離きょり:1586.28 km (SS:345.72 km)
  • SS総数そうすう:27

だい4かい(2007ねん[編集へんしゅう]

  • 開催かいさい期間きかん:2007ねん10がつ26にち~10がつ28にち
    • 10月25にち セレモニアルスタート(帯広おびひろ市内しない
    • 10月26にち <LEG1> SS1 - SS10 走行そうこう距離きょり:571.58 km (SS:106.8 km)
    • 10月27にち <LEG2> SS11 - SS20 走行そうこう距離きょり:616.46km (SS:146.68km)
    • 10月28にち <LEG3> SS21 - SS27 走行そうこう距離きょり:387.75km (SS:97.33km)
  • そう走行そうこう距離きょり:1575.79 km (SS:350.81 km)
  • SS総数そうすう:27

だい5かい(2008ねん[編集へんしゅう]

  • 開催かいさい期間きかん:2008ねん10がつ31にち~11がつ2にち
    • 10月30にち セレモニアルスタート(札幌さっぽろドーム)
    • 10月31にち <LEG1> SS1 - SS10 走行そうこう距離きょり:464.93 km (SS:57.40 km)
    • 11月1にち <LEG2> SS11 - SS20 走行そうこう距離きょり:km (SS:156.24 km)
    • 11月2にち <LEG3> SS21 - SS29 走行そうこう距離きょり:km (SS:95.89 km)
  • そう走行そうこう距離きょり:1282.62 km (SS:342.61 km)
  • SS総数そうすう:29 ※SS3/7/8 cancelled

だい6かい(2010ねん[編集へんしゅう]

  • 開催かいさい期間きかん:2010ねん9がつ9にち~9がつ12にち
    • 9月9にち <DAY1A> SS1 - SS2 走行そうこう距離きょり:4.47 km (SS:3.14 km)
    • 9がつ10日とおか <DAY1B> SS3 - SS10 走行そうこう距離きょり:433.87 km (SS:143.58 km)
    • 9月11にち <DAY2> SS11 - SS18 走行そうこう距離きょり:363.60 km (SS:101.16 km)
    • 9月12にち <DAY3> SS19 - SS26 走行そうこう距離きょり:327.52 km (SS:62.56 km)
  • そう走行そうこう距離きょり:1129.46 km (SS:310.44 km)
  • SS総数そうすう:26

だい7かい(2022ねん[編集へんしゅう]

  • 開催かいさい期間きかん:2022ねん11がつ10日とおか~11がつ13にち
    • 11月10日とおか <DAY1> SS1 走行そうこう距離きょり:25.05 km (SS:2.75 km)
    • 11月11にち <DAY2> SS2 - SS7 走行そうこう距離きょり:395.70 km (SS:130.22 km)
    • 11月12にち <DAY3> SS8 - SS14 走行そうこう距離きょり:298.83 km (SS:80.48 km)
    • 11月13にち <DAY4> SS15 - SS19 走行そうこう距離きょり:245.67 km (SS:69.82 km)
  • そう走行そうこう距離きょり:965.25 km (SS:283.27 km)
  • SS総数そうすう:19 ※SS7/SS14 cancelled

だい8かい(2023ねん[編集へんしゅう]

  • 開催かいさい期間きかん:2023ねん11月15にち~11がつ19にち
    • 11月15にち <DAY1> SS1 走行そうこう距離きょり:8.55 km (SS:2.10 km)
    • 11月16にち <DAY2> SS2 - SS8 走行そうこう距離きょり:385.47 km (SS:133.26 km)
    • 11月17にち <DAY3> SS9 - SS16 走行そうこう距離きょり:277.98 km (SS:84.68 km)
    • 11月18にち <DAY4> SS17 - SS22 走行そうこう距離きょり:286.95 km (SS:84.08 km)
  • そう走行そうこう距離きょり:958.95 km (SS:304.12 km)
  • SS総数そうすう:22 ※SS4 cancelled

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 自動車じどうしゃ関連かんれん出版しゅっぱんする三栄書房さんえいしょぼうのグループ企業きぎょう[1]
  2. ^ 2020ねん計画けいかくでは長久手ながくてあい地球ちきゅうはく記念きねん公園こうえん(モリコロパーク)に大会たいかい本部ほんぶとサービスパークを予定よていだったが、ジブリパーク建設けんせつ工事こうじ開始かいしにともない変更へんこうされた。また、2021ねん計画けいかくでは名古屋なごや市内しないでセレモニアルスタート、モリコロパークでシーズン表彰ひょうしょうしきおこなわれる予定よていだったが、2022ねん豊田とよだスタジアムへ集約しゅうやくされた。
  3. ^ セントラルラリーのほか、全日本ぜんにほんラリー選手権せんしゅけんのラリーオブ嬬恋つまごいやモントレーなどの運営うんえいたずさわるJAF加盟かめい団体だんたい。2021ねんよりラリージャパンの主催しゅさいしゃくわわった[2]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ JAF加盟かめいクラブ「AG.メンバーズスポーツクラブ北海道ほっかいどう」の紹介しょうかい ”. JAFご当地とうち情報じょうほう (2016ねん3がつ25にち). 2019ねん9がつ27にち閲覧えつらん
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関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]