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D1 GRAND PRIX

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
D1 GRAND PRIX
カテゴリ ドリフト
くに地域ちいき 日本の旗 日本にっぽん(2000ねん ー )
アメリカ合衆国の旗 アメリカ(2003ねん - 2006ねん
ロシアの旗 ロシア(2014ねん - 2018ねん
中華人民共和国の旗 中国ちゅうごく(2016ねん - 2018ねん
フィリピンの旗 フィリピン(2022ねん - )
大韓民国の旗 韓国かんこく(2023ねん - )
タイ王国の旗 タイ(2023ねん - )
開始かいしねん 2000ねん
最終さいしゅう
ドライバーズ
チャンピオン
日本の旗 藤野ふじの秀之ひでゆき
最終さいしゅう
チーム
チャンピオン
TEAM TOYO TIRES DRIFT
公式こうしきサイト d1gp.co.jp
D1GP参戦さんせん車両しゃりょう (S15 シルビア)

D1 GRAND PRIX(ディーワングランプリ)は、ドリフト走行そうこう技術ぎじゅつきそモータースポーツ選手権せんしゅけんである。通称つうしょうは「D1グランプリ」「D1GP」。

概要がいよう

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全日本ぜんにほんプロドリフト選手権せんしゅけん」の名称めいしょう2000ねんにスタートし、翌年よくねんからは「D1グランプリ」 (D1 GRAND PRIX) として開催かいさいされている。たんはやさをきそ一般いっぱんてきなモータースポーツとはことなり、ドリフト走行そうこうにおける迫力はくりょく芸術げいじゅつせいをポイントきそう。シリーズせん年間ねんかん6-10せん)であらそわれ、現在げんざいでは国内こくない最高峰さいこうほうのドリフト競技きょうぎのシリーズとなっている。2024ねんより、JAFの日本にっぽん選手権せんしゅけんドリフト競技きょうぎくわわったことにより正式せいしき名称めいしょうは『JAF 日本にっぽんドリフト選手権せんしゅけん D1グランプリシリーズ』、シリーズめいは『グランツーリスモ D1グランプリシリーズ』となっている。

シリーズせんには1だいはしる「たんはし」と2だいはしる「ついはし」の2種目しゅもく設定せっていされており、かくラウンドでりょう種目しゅもくの1めるとともに、ついはしトーナメントにおいて最後さいごまでがった選手せんしゅがそのラウンドの優勝ゆうしょうしゃとなる[1]。かつては審査しんさいん目視もくしもと採点さいてんされていたが、2013ねんからGPS角速度かくそくどセンサーを利用りようした[2]機械きかいしき採点さいてんシステムのDOSS(D1 Original Scoring System)がたんはしり導入どうにゅうされており、2019ねん以降いこうついはしりでも使用しようされている。

下位かいカテゴリーとしてD1ライツ、さらにそのしたにD1ディビジョナルシリーズ(地方ちほうせん)が存在そんざいしており[1]、それらで好成績こうせいせきおさめた選手せんしゅがD1グランプリにステップアップするケースもすくなくない。また、おなじくドリフト走行そうこう競技きょうぎとして国内こくない最高峰さいこうほうにあるフォーミュラ・ドリフト ジャパン並行へいこうして参戦さんせんするドライバーも存在そんざいする。

「D1 GRAND PRIX」の名称めいしょう考案こうあんしゃは、シリーズをげた人物じんぶつでもあるもとレーサーの土屋つちやけい雑誌ざっしOPTION創始そうししゃ稲田いなだ大二郎だいじろうである。「全日本ぜんにほんプロドリフト選手権せんしゅけん」のシリーズにあたり、ドリフト(Drift)の「D」・土屋つちやけい(ドリフトキング、Drift King)の「D」・(稲田いなだ大二郎だいじろうDaijiro)の「D」という3つの「D」から頂点ちょうてん目指めざすという意味いみで、「D1」と名付なづけられた[3]

歴史れきし

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D1グランプリの誕生たんじょう

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D1 GRAND PRIXの起源きげんは、1995ねん土屋つちやけい稲田いなだ大二郎だいじろうにより開催かいさいされた「ドリフト統一とういつチャンピオン決定けっていせん」である。当時とうじ主要しゅようドリコンであった「STCC」、「ドリコンGP」、「いかすはしチーム天国てんごく」(いかてん[ちゅう 1]優秀ゆうしゅう選手せんしゅ参加さんかし、統一とういつされた審査しんさ基準きじゅんしたでドリフトの腕前うでまえきそった[3]。これをきっかけとして、それまで存在そんざいしなかった「統一とういつしたルールによる、トップ選手せんしゅによってきそわれるドリフト大会たいかい」という概念がいねんまれ、その同様どうようのコンテストがすう単発たんぱつ開催かいさいされた。

2000ねん、「全日本ぜんにほんプロドリフト選手権せんしゅけん」としてはつのプロドリフトイベントがエビスサーキット開催かいさいされ、優勝ゆうしょうには50まんえん賞金しょうきんがかけられておこなわれた。それまでにも全国ぜんこく強豪きょうごうドライバーをあつめて優勝ゆうしょうきそ単発たんぱつのイベントはおこなわれていたが、賞金しょうきんをかけておこなわれたのはこの大会たいかいはじめてのことであった[4]開催かいさいにあたっては「ドリフトがどれだけ上手うまくてもそのさきはない。だったらドリフトでめしえるように、プロにしよう」という意図いとがあり、土屋つちやいわく「最初さいしょのうちはOptionビデオオプションでの仕事しごと斡旋あっせんかんがえていたが、おかねはらって価値かち出来できた」とのことである。

2001ねん、「D1 GRAND PRIX」の名称めいしょうでこのとしからシリーズが開催かいさいされた。だい1-3せん観客かんきゃくれずビデオオプション収録しゅうろくとしておこなわれていたが、だい4せんエビスから観客かんきゃく動員どういんして開催かいさいされるようになった。

シリーズの拡大かくだいあらたな選手せんしゅ台頭たいとう

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シリーズ設立せつりつ当初とうしょはエビスや日光にっこうサーキット備北ハイランドサーキットセキアサーキットなどの比較的ひかくてき小規模しょうきぼなサーキットで開催かいさいされていたが、2002年初ねんしょ開催かいさい筑波つくばサーキット皮切かわきりに、富士ふじスピードウェイ(2003ねんから)、オートポリス(2004ねんから)、鈴鹿すずかサーキット(2006ねんから)、岡山おかやま国際こくさいサーキット(2008ねんから)などのだい規模きぼサーキットでの開催かいさい増加ぞうかした。また、2003ねんからはアメリカ進出しんしゅつし、カリフォルニアしゅうアーウィンデールスピードウェイ大会たいかい開催かいさい(2006ねんまで)。日本にっぽん発祥はっしょうのドリフト競技きょうぎ世界中せかいじゅう伝播でんぱするきっかけとなり、各国かっこくでドリフト競技きょうぎ大会たいかい(アメリカのフォーミュラ・ドリフトなど)が開催かいさいされるようになった[5]。さらに2004ねんには市街地しがいち特設とくせつコースの台場だいばラウンドがはつ開催かいさい[6]2006ねんにはD1グランプリの下位かいカテゴリーとしてD1ストリートリーガルげん・D1ライツ)がスタートするなど、国内外こくないがいでシリーズの拡大かくだいつづいた。

また、2001ねん時点じてんでは選手せんしゅみなプライベーターであり、ほとんどの選手せんしゅがナンバープレートきのマイカーをんで出走しゅっそうしていた。しかし、よく2002ねん以降いこうはチューニングパーツメーカー(ブリッツHKSトラストなど)によるワークス体制たいせいでの参戦さんせん[ちゅう 2]やチューニングショップ(トップシークレットRE雨宮あまみやなど)による参戦さんせん本格ほんかくてきはじまり、それにわせマシンも競技きょうぎ専用せんよう車両しゃりょうへと先鋭せんえいしていった[5]

選手せんしゅも、シリーズ初期しょき野村のむらけん谷口たにぐちしんてるうえ勝浩かつひろ今村いまむら陽一よういちなど、いかてんなどのドリコンで活躍かつやくした選手せんしゅ中心ちゅうしんであったが、2000年代ねんだい中盤ちゅうばんになると川畑かわはた真人まさと斎藤さいとうふとしわれなど、キャリアの初期しょきからD1GPを中心ちゅうしんとしてたたかってきた選手せんしゅ頭角とうかくあらわし、2000年代ねんだい後半こうはんには横井よこい昌志まさし松井まつい有紀ゆきおっと末永すえなが直登なおとなど、D1ストリートリーガルからステップアップしてきた選手せんしゅあらわれた[5]

ドリフト競技きょうぎ国内こくない最高峰さいこうほうとして

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2010ねん12月9にちのD1コーポレーション取締役とりしまりやくかいにおいて、稲田いなだ大二郎だいじろう土屋つちやけいりょうがD1コーポレーション取締役とりしまりやく辞任じにんし、今後こんご運営うんえいからはなれることが表明ひょうめいされた[7][8]競技きょうぎすすめるりょう興業こうぎょうはかるD1コーポレーションがわみぞまれたことが原因げんいんとされる。稲田いなだ土屋つちや二人ふたり2011ねん対抗たいこうイベントとしてドリフトマッスルげた。「なるべくおかねのかからない、うでだけで勝負しょうぶできる大会たいかい[9]志向しこうするドリフトマッスルにたいし、D1GPはドリフト競技きょうぎ国内こくないトップカテゴリーとして、先鋭せんえいしたマシンによるだい規模きぼなモータースポーツイベントへのみちあゆはじめた。

2012ねんにはそれまで審査しんさいんによっておこなわれていた審査しんさ採点さいてん機械きかい採点さいてんシステムのDOSS導入どうにゅうされ、よく2013ねんからはたんはし採点さいてんがDOSSのみとなる。2019ねんからはついはし審査しんさでもDOSSの得点とくてん使用しようされるようになった。また、2014ねんには株式会社かぶしきがいしゃD1コーポレーションがJAF加盟かめい団体だんたいになり、わせてレギュレーションもJAFの規定きていにより変更へんこうされることとなった。以降いこう、それまでのパワー戦争せんそうささえたNOS使用しよう禁止きんしとなり、2JZ-GTEをはじめとするだい排気はいきりょうエンジンの車両しゃりょう上位じょういあらそいのマストアイテムとなる。

2010年代ねんだい中盤ちゅうばん以降いこうは、藤野ふじの秀之ひでゆき横井よこい昌志まさし小橋こはしただしてん中村なかむら直樹なおきのチャンピオン獲得かくとく代表だいひょうされるように、ストリートリーガル出身しゅっしん選手せんしゅがトップコンテンダーに続々ぞくぞくのしがっており、選手せんしゅとしのぎをけずっている[5]

興行こうぎょう・エンターテインメントとしての側面そくめん模索もさくされており、2010年代ねんだい前半ぜんはんから中盤ちゅうばんにかけてはよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属しょぞくのおわら芸人げいにんがゲストとして参加さんかしたり、中部ちゅうぶ国際こくさい空港くうこう(セントレア)やまいしまスポーツアイランドハウステンボスなどのあらたな特設とくせつコースラウンドがもうけられたりしている。2018ねんにはスマートフォンゲームのドリフトスピリッツがスポンサーとしてげ、どうゲームない史上しじょうはつとなる1ねんとおしたシーズンコラボが開催かいさいされた。

2020ねんシーズンは新型しんがたコロナウイルス影響えいきょうのためスケジュールが変更へんこうされ、一部いちぶのラウンドは感染かんせん防止ぼうしのため観客かんきゃく開催かいさいされた。同年どうねん、かつてD1とたもとかったドリフトマッスルの後継こうけいシリーズであるドリフトキングダムと運営うんえい統合とうごうされ、キングダムの上位じょういランカーが参戦さんせんした。

2021ねん、シリーズ初年度しょねんどから唯一ゆいいつ連続れんぞく開催かいさいつづけてきたエビスサーキットみなみコースがダート路面ろめんへと改修かいしゅうされるため、D1GPの開催かいさいがこのとしかぎりとなった。

2022ねんシリーズより、2014ねんからつづいたモンスターエナジーのオフィシャルドリンクスポンサーが解除かいじょとなった。理由りゆう不明ふめい。これにより2013ねん以来いらいじつに9ねんりとなるモンスターエナジーのロゴがないスポンサーボックスや2014ねん以来いらいとなるスポンサーロゴ記載きさいのゼッケンとなった。

海外かいがいシリーズの再始動さいしどうと「日本にっぽんドリフト選手権せんしゅけん設立せつりつ

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2022ねんすえより、中国ちゅうごくシリーズ以来いらいとなる海外かいがいシリーズとしてD1 SEA SERIES PHILIPPINESが開催かいさい[10]。2023ねんより正式せいしきにD1 SEA SERIES(D1東南とうなんアジアシリーズ)とD1 Thailand SERIES(D1タイシリーズ)の正式せいしき発足ほっそくがアナウンスされた。[11]また、5月19にちには韓国かんこくシリーズとして、D1 Korea with KDGPが開催かいさい。こちらは現地げんち大会たいかいにD1運営うんえいからむようなかたちでの参加さんかで、大会たいかい優勝ゆうしょうしゃにはD1LIGHTSライセンスの発行はっこうおこなわれる。2023ねん10がつにはD1GP TAIWANとして台湾たいわんシリーズを発足ほっそくすることを宣言せんげんし、2024ねんから開始かいしする予定よていである。

2023ねん12月5にち、JAFは「日本にっぽんドリフト選手権せんしゅけん」として43ねんりに日本にっぽん選手権せんしゅけん設立せつりつ。エントラントにD1運営うんえいうけたまわっているサンプロスを指名しめいした。[12]

2024ねん4がつ16にち韓国かんこくにてD1GP&KDGPとして正式せいしき韓国かんこくシリーズが発足ほっそくした。

2024ねん4がつ22にちおこなわれたモーターファンフェスタ2024にて、正式せいしきに「JAF 日本にっぽんドリフト選手権せんしゅけん D1グランプリシリーズ」の始動しどう発表はっぴょうした。またこれにともない、D1 LIGHTSも「地方ちほうドリフト選手権せんしゅけん D1 LIGHTS」とすることもあわせて発表はっぴょうされた。

車両しゃりょう

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市販しはんしゃ改造かいぞうした車両しゃりょうあらそわれる。競技きょうぎ特性とくせいじょう、ベースとなる車両しゃりょう駆動くどう方式ほうしきのほとんどはFRであるが、かつてはスカイラインGT-Rインプレッサ[ちゅう 3]ランサーエボリューション[13]など、4WD車両しゃりょうをFRしたケースもすくないかずではあるものの存在そんざいした。

シリーズ初期しょきより中心ちゅうしんてき車種しゃしゅとしては、シルビアげられる。ここすうねんとくS15シルビア出場しゅつじょうする車両しゃりょう多数たすうめており、さらにエンジンを純正じゅんせいSR20DETからだいパワーをることのできるエンジン(とく2JZ-GTEVR38DETT、RB26DETTなど)にかわそうすることが定石じょうせきとなっているが、SR20DETのままたたか選手せんしゅ少数しょうすうではあるが存在そんざいする。エンジンにはフルチューンにちかいチューニングがほどこされ、発揮はっきされる馬力ばりきおおくが800馬力ばりきから1000馬力ばりき以上いじょうたっする。のベース車両しゃりょうとしては、180SXチェイサーマークII代表だいひょうてきである。近年きんねんでは、2012ねん86複数ふくすうのチームが投入とうにゅうし、2JZ-GTEやEJ25など、様々さまざまなエンジンが使用しようされた[5]2013ねんにはトラストによってR35GT-Rが、2019ねんには斎藤さいとうふとしわれ川畑かわはた真人まさとによってGRスープラ投入とうにゅうされている[14]。2022ねんからはGR86活躍かつやくしている。

自動車じどうしゃ競技きょうぎ車両しゃりょうちがてんとして特徴とくちょうてきなのが、2004ねんシリーズより導入どうにゅうされたスポンサーボックスである。D1GP・ライツ(きゅうストリートリーガル)・地方ちほうせん東西とうざいせんそのすべてにおいて協賛きょうさん企業きぎょうのロゴが記載きさいされた1まいおおきなステッカーを車両しゃりょう側面そくめんるというもので、当時とうじ前例ぜんれいがなく、こん現在げんざいでもD1マシンの象徴しょうちょうでもある。また近年きんねんでは、D1出身しゅっしん選手せんしゅ主催しゅさいのイベントやD1関連かんれん企業きぎょうのイベントにてオリジナルのスポンサーボックスをっていることもえてきた。このスポンサーボックスはフォーミュラ・ドリフト ジャパンやその競技きょうぎ大会たいかいにおいて、D1車両しゃりょう使つかさい目立めだたないようにうえからかくすかがすかの措置そちおこな選手せんしゅおおい。

トランスミッションおおくの場合ばあい競技きょうぎようシーケンシャルミッションかわそうされ、近年きんねんではドリフトようのアームとナックルによってドリフトの角度かくど維持いじ必要ひつよう前輪ぜんりんかく向上こうじょうさせたり[15]前後ぜんご重量じゅうりょう配分はいぶん適正てきせいのためにラジエーター車両しゃりょうのトランクに設置せっちしたりするなど、各所かくしょにドリフト競技きょうぎてきした改造かいぞうほどこされている。

D1GPにおいて、タイヤメーカー同士どうしあらそいがはげしさをしたきっかけとなったのが、2007ねんトーヨー契約けいやくドライバーの川畑かわはた真人まさと黒井くろい敦史あつし佐久間さくま達也たつやからなる「TEAM TOYO TIRES DRIFT」の結成けっせいである。タイヤメーカーの直系ちょっけいチームの参戦さんせんは、それまでチューニングパーツメーカー中心ちゅうしんであった参戦さんせん形態けいたいがタイヤメーカー中心ちゅうしんわるみずとなり、トーヨー、ブリヂストンダンロップ/ファルケンヨコハマグッドイヤーによる熾烈しれつあらそいがひろげられ、グリップ性能せいのう向上こうじょうすすんだ。

さらに2010年代ねんだいはいると、ハンコックフェデラル皮切かわきりにして、中国ちゅうごく台湾たいわんなどアジアけいのタイヤメーカーが続々ぞくぞく進出しんしゅつし、タイヤ開発かいはつ激化げきか一途いっと辿たどる。アジアけいメーカーは日本にっぽんでのSタイヤ相当そうとうする、みぞがほとんど強烈きょうれつなグリップを発揮はっきするタイヤを投入とうにゅうして国内こくないメーカーに対抗たいこう。これによって競争きょうそうりょくうしないつつあった国産こくさんメーカーは次々つぎつぎ撤退てったいえらび、一時期いちじきはトーヨーのみとなっていたことがあった[ちゅう 4]

2017ねんと2018ねんは、大会たいかいのオフィシャルスポンサーメーカー以外いがい製造せいぞうしたタイヤは使用しよう不可ふかであったが、2018ねんシリーズ途中とちゅうにダンロップがスポンサーから撤退てったい。このとき特認とくにんとしてシーズン終了しゅうりょうまでダンロップタイヤを使用しようすることをみとめた。その2019ねん規則きそく変更へんこうされ、大会たいかいスポンサーメーカー以外いがいのタイヤも使用しようできるようになっている。

タイヤのグリップりょく増大ぞうだい傾向けいこうには歯止はどめがかからず、マシンパーツ(とく駆動くどうけい)のトラブルが多発たはつしていたことにくわえ、価格かかく高騰こうとうやサーキットへの路面ろめんたいするダメージ(高速こうそく回転かいてんによってしたタイヤのゴムが路面ろめんのこる、あるいは駆動くどうによって路面ろめんけずってしまうなどで、のサーキットイベントに支障ししょうる)など、懸念けねんたかまっていた。2022ねんシーズンからはリアタイヤのころがり抵抗ていこう規定きていもうけて、はじめてグリップ抑制よくせい目指めざすこととなった(後述こうじゅつ)。

2024ねんシリーズで使用しよう可能かのうなタイヤメーカー[ちゅう 5] [ちゅう 6]
  • トーヨー(2001ねん- )
  • ヴァリノ(2019ねん- )
  • シバタイヤ (2022ねん- )[ちゅう 7]
  • ダンロップ( -2018ねん、2022ねん- )
  • ヴィツァー(2021ねん- )
  • ケンダ(2016ねん-2017ねん、2022ねん- )
  • ヨコハマ( -2016ねん、2022ねん- )[ちゅう 8]
  • ゼスティノ(2015ねん-2018ねん、2022ねん- )
  • トライエース(2018ねん-2019ねん、2022ねん-)
  • ナンカン(2017ねん- )
  • フェデラル(2011ねん-2016ねん、2022ねん- )
  • セリモ(2022ねん- )
  • ハビリード(2022ねん- )
  • ゼクノヴァ(2023ねん- )
  • サイルン(2020ねん-2021ねん、2023ねん-)
  • アンタレス(2024ねんー)
  • ダバンティ(2024ねんー)
  • マックストレック(2024ねんー)
  • ゼニュー(2024ねんー)
過去かこ参入さんにゅうしていた・使用しよう可能かのうだったタイヤメーカー
  • ブリヂストン( -2010ねん、2014ねん-2016ねん
  • ファルケン( -2008ねん、2012ねん-2016ねん
  • グッドイヤー( -2018ねん
  • ワンリ(2016ねん-2017ねん
  • 5Fivex(2019ねん
  • ハンコック(2011ねん-?)
  • リンロン(2019ねん-2021ねん
  • グッドライド(2017ねん-2019ねん、2022ねん-2023ねん

レギュレーション

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ライセンス

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参加さんかにあたっては、D1ジャパンアソシエーションが発行はっこうするモータースポーツライセンスであるD1ライセンス取得しゅとくしなければならない。

ライセンス規定きていとしによって流動的りゅうどうてき変更へんこうされており、2023ねん以下いかのようになっている。詳細しょうさい発給はっきゅう条件じょうけんについては公式こうしきサイトに掲載けいさいされている規則きそく[16]参照さんしょうのこと。

D1国際こくさいドライバーズライセンス
D1-SUPERドライバーズライセンス
さい上位じょういライセンス。日本にっぽん国外こくがいのD1GPやD1チャンピオンズといった大会たいかい出場しゅつじょうするためにはこのライセンスが必要ひつようになる。国際こくさい自動車じどうしゃ連盟れんめい(FIA)の発行はっこうするスーパーライセンスとはまった関係かんけいはない。発給はっきゅうには原則げんそくとして以下いかのいずれかに該当がいとうすることが必要ひつよう。なお、このライセンスを保有ほゆうしているものはD1ライツには出場しゅつじょうできない。
  1. 前年ぜんねんのD1GPシリーズランキング8以内いない
  2. 過去かこのD1GPシリーズチャンピオンで、前年ぜんねんにシリーズに参戦さんせんしていた
  3. 5年度ねんどまえまでにD1GPラウンド優勝ゆうしょう経験けいけんがあり、前年ぜんねんにD1GPシリーズに参戦さんせんしていた
D1-GPドライバーズライセンス
日本にっぽん国内こくないのD1GPとD1ライツに出場しゅつじょうできるライセンス。新規しんき発給はっきゅうには、前年ぜんねんのD1ライツシリーズにて総合そうごう16ポイント以上いじょう獲得かくとくすることが必要ひつよう
国内こくないドライバーズライセンス
D1-Aドライバーズライセンス
D1ライツとD1ディビジョナルシリーズ(地方ちほうせん)に出場しゅつじょうできるライセンス。新規しんき発給はっきゅうには、前年ぜんねんのD1地方ちほうせんにて総合そうごう16ポイント以上いじょう獲得かくとくするか、前年ぜんねんのD1ライセンス選考せんこうかい選考せんこうかい審判しんぱんいんより認定にんていされることが必要ひつよう
D1-Bドライバーズライセンス
D1地方ちほうせん出場しゅつじょうできるライセンス。かりライセンスを取得しゅとくし、地方ちほうせんかライセンス選考せんこうかい出場しゅつじょうすると発給はっきゅうされる。
かりライセンス
ライセンス講習こうしゅうかい受講じゅこうし、ライセンス料金りょうきん支払しはらいをしたもの発給はっきゅうされる。講習こうしゅうかい当日とうじつのみ有効ゆうこう

これらの要件ようけんたしていない場合ばあいでも、D1ジャパンアソシエーションが特別とくべつみとめた場合ばあいにはライセンスが発給はっきゅうされる場合ばあいがある。

以前いぜんは「いかすはしチーム天国てんごく」で優秀ゆうしゅう成績せいせきおさめたものなどにもライセンスが発給はっきゅうされていたが、下位かいカテゴリーの整備せいびすすんだ結果けっか現在げんざいでは「D1地方ちほうせん→D1ライツ→D1GP」というステップアップの図式ずしきがほぼかたまっている。2020ねんにドリフトキングダムと運営うんえい統合とうごうされたさいには、ドリフトキングダムの参加さんかしゃ推薦すいせん制度せいど利用りようしてD1GPへの参加さんか資格しかくることが可能かのうになった[17]

D1ライセンスの取得しゅとくさいし、かつては年齢ねんれい運転うんてん免許めんきょ有無うむとうによる制限せいげんおこなわれていなかった。実際じっさい過去かこ下部かぶカテゴリーのD1ストリートリーガル(げん・D1ライツ)では16さいの(当然とうぜん日本にっぽんにおける自動車じどうしゃ運転うんてん免許めんきょたない)ドライバーが出場しゅつじょうしたれいがある。しかし現在げんざいは、D1規則きそくとしてかく競技きょうぎかい有効ゆうこう普通ふつう自動車じどうしゃ運転うんてん免許めんきょ保有ほゆうしていることが参加さんか条件じょうけんとなっているため[18]、18さい未満みまん人間にんげん普通ふつう自動車じどうしゃ運転うんてん免許めんきょたない人間にんげん参加さんか原則げんそく不可能ふかのうになる。また、D1GPに出場しゅつじょうする場合ばあいにはJAFの国内こくないBライセンス以上いじょうのライセンスを保有ほゆうしていることが必要ひつようとなる。

なお「一般いっぱん公道こうどうにて暴走ぼうそう行為こういおこなうなど、社会しゃかいてき違法いほう行為こういおよんだもの」などについてはライセンスが剥奪はくだつされるとしているため、暴走ぼうそうぞくひとし参加さんかきびしく規制きせいされている。中村なかむら直樹なおきのように、共同きょうどう危険きけん行為こうい(ドリフト走行そうこう)を一般いっぱん公道こうどうおこなったとしてD1ライセンスを一度いちど剥奪はくだつされたケースもある[19]

車両しゃりょう規定きてい

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くわしくは、D1車両しゃりょう規定きてい[20]参照さんしょうのこと。

エンジン・吸排気はいきけいるい

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D1ライツとはことなり、ラジエーター車体しゃたい後方こうほう搭載とうさいする「リアラジエーター」がみとめられており、前後ぜんご重量じゅうりょう配分はいぶん適正てきせいのために現在げんざいではおおくの車両しゃりょうがリアラジエーターしている[21][22]

排気はいきけいには触媒しょくばい装着そうちゃく義務付ぎむづけられており、さらに排気はいき音量おんりょうは113dB以下いかである必要ひつようがある。

NOS(ナイトラス・オキサイド・システム)は2013ねんまでは使用しよう可能かのうであったが、2014ねんよりJAF公認こうにん競技きょうぎされたため現在げんざい禁止きんしされている。

2001ねんSタイヤ使用しよう許可きょかされていたが、翌年よくねん以降いこうからは速度そくど抑制よくせいのため禁止きんしされていた。しかし、2010年代ねんだい中頃なかごろから中国ちゅうごくインドネシアなどの新興しんこうメーカーがSタイヤ匹敵ひってきするグリップのタイヤをハイグリップラジアルタイヤとして投入とうにゅうするようになった結果けっか、レギュレーションが有名ゆうめい無実むじつはじめた[23]ため、現在げんざいは「トレッドパターンのシー・ランド溝部みぞべ面積めんせき÷トレッド面積めんせき)が使用しよう状態じょうたいで22%以上いじょう」という規則きそくとなっている。さらに2022ねんからは、サーキット路面ろめんへの負担ふたん低減ていげんやタイヤ選択肢せんたくし増加ぞうかなどを目指めざして、リアタイヤにかんしては「ころがり抵抗ていこう係数けいすうが10.5以下いかのタイヤのみ使用しよう可能かのう」というレギュレーションとなった。よく2023ねんからは、同様どうよう規定きていをフロントタイヤにも適用てきようすることとなった[24]

また、かつては一般いっぱん販売はんばいされている公道こうどうようタイヤであればサイズとう制限せいげんはなかったが、2014ねんから285ぶくまでという制限せいげんもうけられた(例外れいがいとしてベースとなっている車両しゃりょう製品せいひんカタログじょうに285ぶく以上いじょうのサイズが設定せっていされている場合ばあいのみ、その記載きさいされているはばのサイズまで使用しようできる[ちゅう 9])。2019ねん以降いこうはベース車両しゃりょう関係かんけいなく、車両しゃりょうとドライバー(装備そうびひんふくむ)の合計ごうけい重量じゅうりょうが1275kg未満みまん車両しゃりょうは265ぶくまで、その車両しゃりょうは285ぶくまでとなった。

使用しようできるタイヤの本数ほんすうは、たんはし決勝けっしょう以降いこうで3セット(6ほん以内いないである。そのため「ついはしのどのラウンドにのこり2セットの新品しんぴんタイヤを使つかうか」というきが発生はっせいする。[ちゅう 10]

また、2018ねん以降いこうは、車両しゃりょう同士どうし接触せっしょく関係かんけいなくリアタイヤがビードちした場合ばあい失格しっかく処分しょぶんとなり、該当がいとうラウンドの成績せいせき剥奪はくだつされる。

ボディー

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かつては「ストリート仕様しようとかけはなれた変更へんこうふせぐ」目的もくてきでパイプフレーム禁止きんしされていた[ちゅう 11]。が、これ自体じたい曖昧あいまい定義ていぎ[ちゅう 12]かつ近年きんねん競技きょうぎ車両しゃりょう車速しゃそくにレギュレーションが対応たいおうしてないという指摘してきおおく、クラッシュ安全あんぜんじょう問題もんだいもあり、2019ねんよりフロントアクスルの前方ぜんぽう200mmよりまえとリアのインナーフェンダーよりうしろの部分ぶぶんかぎってパイプフレームみとめられるようになった。

ルーフパネル・ボンネットフェンダー・ドアなどはカーボンせいえることができる。

2023ねん以降いこうはバンパーやフェンダーとう外装がいそうパーツがけられていない、けがあまい、いちじるしく破損はそん可能かのうせいがある場合ばあいは、出走しゅっそう停止ていしとなった。

安全あんぜん装置そうち

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クラッシュからドライバーをまもるため、サイドバーづけかつ8てんしき以上いじょうロールケージと6てんしきシートベルト装着そうちゃく義務付ぎむづけられている。

その

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  • サスペンション形式けいしき取付とりつ位置いち変更へんこう自由じゆう
  • 車両しゃりょう外形がいけい寸法すんぽう原則げんそくとして全長ぜんちょう5000㎜、全幅ぜんはば2000㎜、全高ぜんこう1500㎜まで。また、車両しゃりょう重量じゅうりょうはドライバーおよびその装備そうびひんふくめて1000kg以上いじょうでなくてはならない。
  • スモークウィンドウの禁止きんし(ドライバーを審査しんさいんからやすくするため)
  • 助手じょしゅせき装着そうちゃく

など

2014ねんからJAFのじゅん公認こうにん競技きょうぎとして認定にんていされた関係かんけいもあり、全体ぜんたいてき車両しゃりょうレギュレーションがそれ以前いぜんよりも細分さいぶんおよ厳密げんみつしている。それにともな動力どうりょくとしてモーターを使用しようする電気でんき自動車じどうしゃかんする規定きていなども追加ついかされている(2015ねんのキックオフイベントで、エキシビジョンながらプリウスをベースとして、完全かんぜんなモーター駆動くどうでFRされた車両しゃりょう走行そうこうしている[25])。

競技きょうぎ進行しんこう

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たんはし

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1人ひとり選手せんしゅにつき2ほん規定きてい区間くかんをドリフト走行そうこう[ちゅう 13]点数てんすうたかかったほう得点とくてん順位じゅんい決定けってい上位じょうい16めいついはしトーナメントへがる。さらに、上位じょうい24めいまでにたんはしシリーズポイントが付与ふよされ、上位じょうい4めいにはべつにドライバーズポイントもあたえられる[26]かくラウンドでたんはし1となった選手せんしゅは「たんはし優勝ゆうしょう」、年間ねんかんたんはしランキングで1となったものは「たんはしチャンピオン」として表彰ひょうしょうされる。

採点さいてん機械きかい採点さいてんシステムのDOSS(したの「審査しんさ採点さいてん」のこう詳述しょうじゅつ)によっておこなわれ、速度そくどはやさ・角度かくどおおきさ・安定あんていせいなどが数値すうちされて得点とくてんとなる。これにくわえて、指定していされているゾーンを通過つうかしているかいやかや、ドリフトが途中とちゅうもどっていないか、コースない走行そうこうできていたかなどを審査しんさいん判断はんだんし、DOSSの得点とくてんから減点げんてんするかたち最終さいしゅうてき得点とくてん算出さんしゅつされ[26]順位じゅんい決定けっていする。2012ねん以降いこう後述こうじゅつついはしトーナメントで敗退はいたいしたさい最終さいしゅう順位じゅんいたんはしりでの順位じゅんいたかじゅんまるため、より重要じゅうようしている。

2018ねん以前いぜんたんはしに「予選よせん」と「決勝けっしょう」が存在そんざいした。2009ねん・2010ねん予選よせん最下位さいかいから決勝けっしょうはしるノックダウン方式ほうしき採用さいようされていた。

2011ねんからはたんはし予選よせん(シリーズ17以下いか参加さんか)→たんはし決勝けっしょう予選よせん上位じょうい12だい+シリーズ16以内いない)の形式けいしきとなった。なおシリーズランキング8以内いないのドライバーは結果けっかかかわらずついはし2ndステージまでシードされる(2012ねんからはランキングに関係かんけいなくたんはし決勝けっしょうで16以内いないにはれなければおいはし予選よせんにはすすめなくなった)。

2014ねんからたんはしおいはしべつおこなうツーデーイベントとなったことにわせ、シリーズ24以下いか選手せんしゅ新車しんしゃ優遇ゆうぐう[ちゅう 14]およ海外かいがい優遇ゆうぐう選手せんしゅ、ストリートリーガル上位じょうい入賞にゅうしょうしゃ優遇ゆうぐうのぞく)による選考せんこうかいおこなわれ、それを通過つうかした選手せんしゅおよ選考せんこうかい対象たいしょうがい選手せんしゅのみがたんはし予選よせん参加さんかできるかたちとなった(そのため結果けっかてき本戦ほんせん出場しゅつじょうへのハードルががることとなった)。たんはし予選よせんは2ほんはしることが出来できるが、たんはし決勝けっしょうは1ほん勝負しょうぶとなり、その順位じゅんいによって翌日よくじつ開催かいさいされるおいはしのトーナメント配置はいち決定けっていする。たんはし決勝けっしょう上位じょうい8めい翌日よくじつついはし予選よせん免除めんじょされるシードあつかいとなる。

2016ねんからはシリーズ上位じょうい8だいはシード選手せんしゅとして予選よせん免除めんじょとなった。そして、たんはし予選よせんがった16だいとシード8だいけい24だいたんはし決勝けっしょうにて2ほん走行そうこうし、得点とくてんたかほうもちいてたんはし順位じゅんい決定けっていするかたちとなった。

2017ねんからはたんはし決勝けっしょうにおいて、24だいちゅう1ほん上位じょうい8だいは2ほん免除めんじょされついはし進出しんしゅつのこりの16だいが2ほん走行そうこうし、ついはしすすのこりの8だい決定けっていするかたちとなった。

なお、2007ねんから2010ねんまで、3ほんとも100てん[ちゅう 15]と「土屋つちやけいしょう」として10まんえんおくられていた。

ついはしトーナメント

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たんはし上位じょうい16めいによるトーナメント形式けいしきあらそわれる。2だい同時どうじ規定きてい区間くかんをドリフト走行そうこうし、車両しゃりょう同士どうし接近せっきん同時どうじ走行そうこううつくしさをきそう。前車ぜんしゃ先行せんこう)とこうしゃ後追あとお)を交互こうごえて1ほんずつはしり、先行せんこうがどれだけ完成かんせいたかたんはしができているか、後追あとおいが先行せんこうしゃにどれだけらいついていけているかが審査しんさ基準きじゅんとなる。2だいはしりをDOSSで得点とくてんし、そこに審判しんぱんいん加減かげんてんくわ最終さいしゅうてき得点とくてんになり、得点とくてんたかほうすすむ。最後さいごまでがった選手せんしゅがラウンド総合そうごう優勝ゆうしょうとなる[26]

勝敗しょうはいまらない場合ばあいにはサドンデスばれる延長えんちょうせん突入とつにゅうし、2010ねんまでは決着けっちゃくくまでなんおこなわれていたが、現在げんざいはイベントの開催かいさい時間じかんとう考慮こうりょして、制限せいげんでのサドンデスは決勝けっしょうのみとし、ベスト16ではサドンデスなし(ただし、2ほん得点とくてん合算がっさんおよ先行せんこうのDOSS得点とくてん小数しょうすうだい2までの得点とくてん両方りょうほう同点どうてんだった場合ばあい、サドンデスをおこなう)、ベスト4までは1かい制限せいげんされている。決着けっちゃくかなかった場合ばあいは、DOSSによる採点さいてん確認かくにんして、それに審査しんさいん加点かてんくわえてたかほう勝利しょうりとなる。

2010ねんまでは、10のアドバンテージを6:4、7:3のように配分はいぶんして勝敗しょうはいめていた。この形式けいしきは、漫画まんが頭文字かしらもじD』に登場とうじょうする「先行せんこう後追あとおいバトル方式ほうしき」がもととなる[27]土屋つちやけいはなれた2011ねん以降いこうは10てん最高さいこうとしてそれぞれを採点さいてんし、2ほん走行そうこうした合計ごうけいで1ポイント以上いじょうリードした選手せんしゅ勝利しょうりするという形式けいしきになっている。

2014ねんから2018ねんまでは、先行せんこうしゃのDOSS得点とくてん基準きじゅんとして審査しんさいんによる加減かげんてんによってまる、0.5てんきざみのランクで勝敗しょうはい決定けっていする形式けいしきとなった。たんはし決勝けっしょうで9~24となった選手せんしゅによるついはし予選よせんおこない、そのおいはし予選よせん通過つうかしゃ8にんとシードとなるたんはし決勝けっしょう上位じょうい8にんのベスト16によるついはし決勝けっしょうおこなわれる形式けいしきとなっている。2ほん走行そうこう合計ごうけいランクがおなじの場合ばあいは、先行せんこうのランクを参照さんしょうしてランクがたかほう勝利しょうりとなり、それでもおな場合ばあいはDOSS採点さいてんたかほう勝利しょうりとなるかたちとなっている。ただし、2人ふたりのランクがどういちかつ総合そうごうけいランクが34以上いじょうだった場合ばあいかぎり、スペシャルサドンデスというかたちで1ほんだけサドンデスをおこなう。さらに予選よせん決勝けっしょうとおして2にん総合そうごうけいランクがもっとたか対戦たいせんがベストおいはししょうとなり、シーズン終了しゅうりょう決定けっていする年間ねんかんMVPの受賞じゅしょう対象たいしょうとされる。

2012ねんからはたんはしファイナルでベスト16にのこれなかった選手せんしゅによる「マイナーおいはし」がおこなわれていたが、現在げんざいおこなわれていない。マイナーついはしり勝利しょうりしてもベスト16には進出しんしゅつできないものの、勝者しょうしゃには1ポイントがあたえられる。

審査しんさ採点さいてん

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人間にんげん審査しんさ( -2011ねん

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2011ねんまでは審査しんさいんによる採点さいてんおこなわれ、かく走行そうこうを100てん満点まんてん得点とくてんし、それをもちいて順位じゅんい勝者しょうしゃ決定けっていしていた。また、審査しんさせきからにくい場所ばしょでのドリフトのもどり、ラインり、プッシングなどの減点げんてん要素ようそ判定はんていするために、加減かげんてんしめはたったふく審査しんさいんがコースわき配置はいちされていた。ふく審査しんさいんはたには、前述ぜんじゅつ減点げんてん要素ようそがあったさいる「あお」と、たんはしときでの素晴すばらしいしのさいはたって得点とくてん加算かさんする「ファンタスティック」(通常つうじょう国旗こっき)の2つがある。たんはしりでは、コーナーへの進入しんにゅうスピード、角度かくど、ライン(ぞく距離きょり角度かくど滞空たいくう時間じかん表現ひょうげんされることも)、そしてどれだけ危険きけんかべなど)にせまることが出来できたかが審査しんさのポイントになった。ついはしりでは、相手あいてよりも「スゴイ」はしり(き、うしろからピッタリせるなど)が出来できたかがポイントとなり、たんはしりでのポイントよりも重視じゅうしされる。スピン、アンダーステアはノーポイント。

2004ねんまでは、土屋つちやけい審査しんさ委員いいんちょう)・鈴木すずきまなぶ審査しんさ委員いいん・MC担当たんとう)、織戸おりどまなぶの3にん審査しんさおこない、3にん審査しんさ委員いいん平均へいきん得点とくてん勝負しょうぶまっていた。ふく審査しんさいんもとD1ドライバーのかみほん寿ことぶき。2005ねんから織戸おりど選手せんしゅ転向てんこうしたため、土屋つちやけい鈴木すずきまなぶ2人ふたり審査しんさおこなった。なお、2005ねん以降いこう鈴木すずきまなぶたんはし審査しんさかかわっていないことがオフィシャルブックによって公開こうかいされている。かれおこなうのは、たんはし1-3ほん得点とくてん進入しんにゅう速度そくどすべおなじだったときの順位じゅんいけと、ついはしトーナメントのだい3-4だい5-8だい9-16それぞれの順位じゅんい決定けってい箇所かしょである。ただし、前者ぜんしゃいち適用てきようれいい。

2009ねんからは審査しんさいん土屋つちやけい稲田いなだ大二郎だいじろうかみほん寿ことぶき山路やまじ慎一しんいちの4めいとなり[ちゅう 16]たんはしかく審査しんさいん平均へいきん得点とくてんついはし合算がっさんおこなわれるようになった[ちゅう 17]。そして、ついはし審査しんさにおいて、合算がっさんした結果けっかが0.5以下いかであった場合ばあいはサドンデスとなる。

土屋つちやが2010ねんかぎりでD1からはなれたため、2011ねんからは審査しんさ体制たいせい大幅おおはば変更へんこう基本きほんは5にん審判しんぱんいんのうち最高さいこう得点とくてん最低さいてい得点とくてんした二人ふたり得点とくてんのぞいた3にんぶん得点とくてん平均へいきんしたものを審査しんさ得点とくてんとすることになった。審査しんさいんかみほんがチーフに昇格しょうかくし、のこる4にん山路やまじ飯田いいだあきら山田やまだ英二えいじというプロドライバー3めいに、雑誌ざっしドリフト天国てんごく編集へんしゅうちょう川崎かわさき隆介りゅうすけという体制たいせいになる[28]

土屋つちや審査しんさ委員いいんちょうつとめていたころは、たんはしついはしとも審査しんさ基準きじゅん以下いかのように年々ねんねんわった。

  • 2001ねん - たんはしついはしともに速度そくど重視じゅうし
  • 2002ねん - たんはし角度かくどついはし角度かくどあまくても接近せっきんすること。
  • 2003ねん - たんはし速度そくどとも角度かくどついはし距離きょりめて角度かくどあますぎないこと
  • 2004ねん - たんはし速度そくどころさずに角度かくどけ、しろけむりすこと。ついはし距離きょりめることはもちろんだが、角度かくどけないこと
  • 2005-2007ねん - たんはしはラインをはずさずに角度かくどしろけむりはしり。ついはしはきちんとしたラインではいり、おな角度かくど距離きょりめること
  • 2008ねん- たんはし速度そくど審査しんさ対象たいしょうからはずされ、ライン・角度かくどしろけむり重視じゅうしついはしは2005年度ねんどからの対象たいしょうじゅんずる。
  • 2009ねん-2010ねん ついはしいままでにプラスして「同時どうじり」が審査しんさ対象たいしょうくわわる

DOSS(2012ねん- )

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2012ねんからはたんはしにおいてDOSS (D1 Original Scoring System) とばれる、車両しゃりょう装着そうちゃくする機械きかいしき採点さいてんシステムが導入どうにゅうされた。これはGPS角速度かくそくどセンサーをもちいて車両しゃりょううごきを数値すうち自動的じどうてき採点さいてんおこなうもので、2009ねんから3ねんがかりで開発かいはつすすめられており、2011ねんにも試験しけんてき導入どうにゅうされおおきな問題もんだいなかったことから本格ほんかく投入とうにゅうった。このシステムについて鈴木すずきまなぶは「カラオケ採点さいてんのような面白おもしろさがある」とかたっている[29]。2013ねんからはたんはしりではDOSS採点さいてんのみで審査しんさおこなっており、審査しんさいんはDOSSが判定はんていできない部分ぶぶん補助ほじょとしての加点かてん減点げんてんおこなう。このためこれまでとはちがい、DOSS採点さいてん審査しんさいん加点かてんによって100てんえる点数てんすう場合ばあいもある。

2014ねんからは、ついはしりでも先行せんこうしゃにのみDOSSがけられ、先行せんこうのDOSS得点とくてん基準きじゅんにしたスコアによって勝敗しょうはいめていた。2019ねんからは、後追あとおいの車両しゃりょうにもDOSSがけられ、りょうくるまのDOSS得点とくてんもとにした審査しんさ採点さいてんおこなわれており、2だいのDOSSの得点とくてん直接ちょくせつ勝敗しょうはいけることになった。

たんはしりでは、競技きょうぎ区間くかんを4~5つのセクターに分割ぶんかつし、それぞれの重要じゅうようおうじてかくセクターに10~30%を配分はいぶんする。すべてのセクターのDOSS得点とくてん合計ごうけい最終さいしゅうてき得点とくてんとなる。また、2019ねんからはコースじょう白線はくせんしめされたすうしょの「ゾーン」がもうけられ、ゾーン通過つうかによる減点げんてんおこなわれるようになった。また、コースがい走行そうこうや、りやドリフトちゅうのアンダーステアなども減点げんてん対象たいしょうとなる。

ついはしりでは、先行せんこうたんはしおなじく車速しゃそく角度かくど安定あんていかんたもたれているか、後追あとおいは先行せんこうわせつつどれだけ接近せっきんできるかがもとめられる。後追あとお接近せっきんすると加点かてんおこなわれる[30]が、加点かてんねらうあまりドリフトがちいさくなったり角度かくどあさくなったりすると、接近せっきんポイントの加点かてんをDOSSのひく得点とくてんしてしまう。そのため、後追あとおがわはいかにDOSSの得点とくてんとさずに接近せっきんポイントをっていくかが勝負しょうぶとなっている。

なお、まれにDOSSのシステムにエラーが発生はっせいし、正確せいかく測定そくてい採点さいてんができなくなることがある。そのさい審査しんさいんによる人間にんげん審査しんさおこなわれる[31]。2022ねんまではエラーが場合ばあいさい走行そうこうであったが、2023ねんからはさい走行そうこうをさせず、車両しゃりょう搭載とうさいされたDOSSの機械きかい(Drift Box)の記録きろくデータや審判しんぱんいんによって採点さいてん順位じゅんい認定にんていすることになった[24]

ついはし1ほん車両しゃりょう修復しゅうふく調整ちょうせい必要ひつようになったさいには、競技きょうぎちょう作業さぎょう開始かいし宣言せんげんから5ふん以内いない修復しゅうふく調整ちょうせい作業さぎょうおこなわなければ走行そうこう権利けんりうしなわれる(5ふんルール)。5分間ふんかんルールは1対戦たいせんにつき1かい使用しよう可能かのう。2023ねんは、5ふん以内いない作業さぎょうえられなかった場合ばあいはペナルティとして直後ちょくご走行そうこう点数てんすうから5てん減点げんてんされ、さらに1ふん以内いないえられなければ走行そうこう権利けんりうしなわれた[24]

加減かげんてん対象たいしょうとなる行為こうい 加減かげんてん
ゾーン通過つうか ゾーンにより-1~-3
コースがい走行そうこう -2~-5、後追あとおいの場合ばあい2りんまでは減点げんてん
アンダーステア、 -5
クラッシュ、競技きょうぎ区間くかんでの停止ていし、フライングとう -5~-10
後追あとお接近せっきんした セクターごとに+1~+3
後追あとお接近せっきんしようとする努力どりょくせなかった
(ノーグッドチャレンジ)
ゾーンごとに-2
車両しゃりょう同士どうし接触せっしょくとう -30を過失かしつ割合わりあいとうおうじて
審査しんさ区間くかんがいでの走行そうこうみだ
設置せっちぶつへの接触せっしょく
審査しんさいん判断はんだんによる

歴代れきだいチャンピオン

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シリーズチャンピオン

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たんはしチャンピオン

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  • 2011ねん - 斎藤さいとうふとしわれ 車両しゃりょう:トヨタ・マークII (JZX100) 、トヨタ・チェイサー(JZX100)[32]
  • 2012ねん - 高橋たかはし邦明くにあき 車両しゃりょう:トヨタ・マークX (GRX130) [33]
  • 2013ねん - 川畑かわはた真人まさと 車両しゃりょう日産にっさん・180SX (RPS13) [34]
  • 2014ねん - 末永すえなが正雄まさお 車両しゃりょう:マツダ・RX-7 (FD3S)[35]
  • 2015ねん - 内海うつみあきら 車両しゃりょう日産にっさん・シルビア (S15) [36]
  • 2016ねん - 斎藤さいとうふとしわれ 車両しゃりょう:トヨタ・マークII (JZX100) 、トヨタ・チェイサー(JZX100)[37]
  • 2017ねん - 藤野ふじの秀之ひでゆき 車両しゃりょう日産にっさん・180SX (RPS13) [38]
  • 2018ねん - 川畑かわはた真人まさと 車両しゃりょう日産にっさん・GT-R (R35) [39]
  • 2019ねん - 北岡きたおか裕輔ゆうすけ 車両しゃりょう:トヨタ・マークII (JZX100) [40]
  • 2020ねん - 横井よこい昌志まさし 車両しゃりょう日産にっさん・シルビア (S15) [41]
  • 2021ねん - 中村なかむら直樹なおき 車両しゃりょう日産にっさん・シルビア (S15)
  • 2022ねん - 川畑かわはた真人まさと 車両しゃりょう:トヨタ・GR86(ZN8)
  • 2023ねん - 藤野ふじの秀之ひでゆき 車両しゃりょう : トヨタ・GR86(ZN8)

WORLD ALL STAR優勝ゆうしょうしゃ世界せかいチャンピオン)

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大会たいかい記録きろく

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おも大会たいかい記録きろく

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最終さいしゅう更新こうしんは2023 D1グランプリシリーズ 終了しゅうりょう

  • 通算つうさん最多さいた勝利しょうり … 18しょう - 川畑かわはた真人まさと
  • 通算つうさん最多さいた勝利しょうり車両しゃりょう … 66しょう - シルビア (S15)
  • シーズン最多さいた勝利しょうり記録きろく … 5しょう - 斎藤さいとうふとしわれ小橋こはしただしてん
  • 最多さいた連勝れんしょう記録きろく … 5連勝れんしょう - 斎藤さいとうふとしわれ
  • シーズンない最多さいた連勝れんしょう記録きろく … 3連勝れんしょう - 斎藤さいとうふとしわれ小橋こはしただしてん
  • 開幕かいまくせん連勝れんしょう記録きろく … 3連勝れんしょう - 風間かざま靖幸やすゆき
  • 最多さいたシリーズチャンピオン … 4かい - 今村いまむら陽一よういち(2023シリーズ終了しゅうりょう現在げんざい
  • 最多さいた連続れんぞくシリーズチャンピオン … 3かい - 今村いまむら陽一よういち
  • たんはし最高さいこう得点とくてん (人間にんげん審査しんさ) … 120てん - 黒井くろい敦史あつし[42]
  • たんはし最高さいこう得点とくてん (DOSS) … 101.27てん - 斎藤さいとうふとしわれ
  • たんはし最高さいこう得点とくてん (DOSS+ジャッジ加点かてん) … 102.77てん - 斎藤さいとうふとしわれ
  • 最年長さいねんちょうたんはし100てん記録きろく … 50さい - 岡村おかむら和義かずよし
  • 最年長さいねんちょう優勝ゆうしょう記録きろく … 51さい - うえ勝浩かつひろ[43]
  • 最年長さいねんちょうシリーズチャンピオン … 49さい - 藤野ふじの秀之ひでゆき
  • シーズンたんはし連続れんぞく優勝ゆうしょう記録きろく … 6連勝れんしょう - 川畑かわはた真人まさと
  • 最多さいた出場しゅつじょう回数かいすう…167せん - 上野うえの高広たかひろ

ベースカーべつ勝利しょうりすう

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最終さいしゅう更新こうしんは2023ねん D1グランプリシリーズ 終了しゅうりょう

くらい くるま 優勝ゆうしょう回数かいすう
1 日産にっさん・シルビア S15 66
2 マツダ・RX-7 FD3S 21
3 日産にっさん・180SX RPS13 13
4 トヨタ・マークII JZX100 11
5 トヨタ・スプリンタートレノ AE86 9
6 トヨタ・GR86 5
6 日産にっさん・スカイライン ER34 5
6 トヨタ・チェイサー JZX100 5
9 日産にっさん・GT-R R35 4
9 トヨタ・GRスープラ 4
11 スバル・インプレッサ GDB 3
11 日産にっさん・シルビア PS13 3
13 日産にっさん・スカイラインGT-R BNR32 2
13 日産にっさん・ローレル C33 2
13 トヨタ・マークX GRX130 2
13 三菱みつびし・ランサーエボリューションX 2
13 トヨタ・86 ZN6 2
13 日産にっさん・シルビア S14 2
19 マツダ・RX-7 FC3S 1
19 トヨタ・ソアラ JZZ30 1
19 三菱みつびし・ランサーエボリューションIX CT9A 1
19 トヨタ・スープラ JZA80 1
19 シボレー・コルベット C6 1
19 インフィニティ・Q60 1

ドライバーべつ勝利しょうりすう

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最終さいしゅう更新こうしんは2023ねん D1グランプリシリーズ 終了しゅうりょう

くらい ドライバー 回数かいすう 備考びこう
1 川畑かわはた真人まさと 18
2 斎藤さいとうふとしわれ 17 2009 Rd.3 日比野ひびの哲也てつやとの同時どうじ優勝ゆうしょうふく
3 今村いまむら陽一よういち 15
4 横井よこい昌志まさし 12
4 末永すえなが正雄まさお 12
6 小橋こはしただしてん 9
6 中村なかむら直樹なおき 9
8 くま久保くぼ信重のぶしげ 7
8 風間かざま靖幸やすゆき 7
10 藤野ふじの秀之ひでゆき 6
11 谷口たにぐちしんてる 5
11 野村のむらけん 5
11 松井まつい有紀ゆきおっと 5
11 うえ勝浩かつひろ 5
15 末永すえなが直登なおと 4
16 古口こぐちよしはん 3
16 日比野ひびの哲也てつや 3 2009 Rd.3 斎藤さいとうふとしわれとの同時どうじ優勝ゆうしょうふく
18 田中たなか一弘かずひろ 2
18 手塚てづかつよし 2
18 織戸おりどまなぶ 2
18 高橋たかはし邦明くにあき 2
18 村山むらやま悌啓 2
18 内海うつみあきら 2
18 松山まつやま北斗ほくと 2
25 はるこうみつる 1
25 上野うえの高広たかひろ 1
25 あさもと昌俊まさとし 1
25 山下やました広一ひろかず 1
25 前田まえだけん 1
25 三木みき竜二りゅうじ 1
25 吉岡よしおかみのる 1
25 平岡ひらおか英郎ひでお 1
25 黒井くろい敦史あつし 1
25 時田ときた雅義まさよし 1
25 松川まつかわ和也かずや 1
25 高山たかやま健司けんじ 1
25 畑中はたなかしんわれ 1
25 目桑めっくわ宏次こうじろう 1
25 蕎麦そばせつな広大こうだい 1

出場しゅつじょう選手せんしゅ・チーム

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2024ねん出場しゅつじょう選手せんしゅ・チーム(だい3・4せんエントリー時点じてん[44]
No. ドライバー チーム マシン モデル タイヤメーカー
2 日本の旗田中たなかしょう SEIMI STYLE SHIBATIRE DRIFT SHIBATIRE TOPTUL D-MAX SILVIA S15 S15 シバタイヤ
3 日本の旗野村のむらけい URAS RACING DUNLOP CUSCO SKYLINE ER34 ダンロップ
6 日本の旗内海うつみあきら BLUE FACE BLUE FACE S15 S15 バリノ
7 日本の旗松井まつい有紀ゆきおっと TEAM RE雨宮あまみや マツモトキヨシ シバタイヤ RE雨宮あまみや マツモトキヨシ シバタイヤ RX-7 FD3S シバタイヤ
9 日本の旗山本やまもとわたる FORGED crew × 佐藤さとう牧場ぼくじょう SILVIA S15 シバタイヤ
10 日本の旗三好みよし隼人はやと Team MJ style valino MJスタイル VALINO GR86 ZN8 バリノ
11 日本の旗久保くぼ川澄かわすみはな HI-CHEW International ハイチュウごう 180SX RPS13 シバタイヤ
12 ニュージーランドの旗Mike Whiddett(Mad Mike) TOYO TIRES × RedBull TCP MAGIC TOYO TIRES × RedBull FURSTY RX-3 S102W トーヨー
15 日本の旗うえ勝浩かつひろ VAZESTRA VAZESTRA VALINO S15 S15 バリノ
16 日本の旗山口やまぐち孝二こうじ TOP Team G-meister G-MEISTER VALINO E92 E92 バリノ
18 日本の旗日比野ひびの哲也てつや SHIBATA RACING TEAM MOTUL GR86 SHIBATIRE 18 ZN8 シバタイヤ
21 マラヤ連邦の旗Tengku Dian Ley FAT FIVE RACING GR86 ZN8 トーヨー
23 日本の旗村上むらかみみつる Repair Create × Result Japan Repair Create × Result Japan GR86 ZN8 シバタイヤ
24 日本の旗平山ひらやまあつし TEAM SASARIN SASARIN TOYOTA FT86 ZN6 バリノ
27 日本の旗茂木もき武士たけし 27WORKS スピードマスター オリジンラボ シルビア S15 シバタイヤ
30 日本の旗中田なかた哲郎てつろう TEAM TNR LOVCA GARAGE TNR MARKⅡ JZX100 ゼクノバ
31 日本の旗蕎麦そばせつな広大こうだい SHIBATA RACING TEAM MOTUL GR86 SHIBATIRE ZN8 シバタイヤ
33 日本の旗石川いしかわはやぶさ 広島ひろしまトヨタ team DROO-P HT・DUNLOP・86 ZN8 ダンロップ
38 日本の旗斎藤さいとう久史ひさし TEAM miyaseimitsu RX15 Four S15 バリノ
43 日本の旗田所たどころ義文よしふみ レーシングサービス ワタナベ USED AUTO PARTS TADOKORO VE86 AE86 ハビリード
47 日本の旗米内よない寿人ひさと GP SPORTS × GreenTop GreenTop しゅ中村なかむら AES VALINO 180SX RPS13 バリノ
51 日本の旗岩井いわいあきらよろし レーシングサービス ワタナベ Projectμみゅー HID信玄しんげん RIZEWORKS 7 FC3S アンタレス
55 日本の旗松川まつかわ和也かずや 広島ひろしまトヨタ team DROO-P HT・DUNLOP・85 AE85 ダンロップ
56 日本の旗もり孝弘たかひろ GP SPORTS × GreenTop GP SPORTS 180SX RPS13 バリノ
57 日本の旗じん寿幸としゆき トヨプラス Racing Team キウイシルビア Ver.2 S15 バリノ
63 タイ王国の旗Konpichit Toyingcharoen NEXZTER DRIVE TO DRIFT DRIVE TO DRIFT 180SX RPS13 シバタイヤ
66 日本の旗藤野ふじの秀之ひでゆき TEAM TOYO TIRES DRIFT TEAM TOYO TIRES DRIFT GR86 #66 ZN8 トーヨー
70 日本の旗横井よこい昌志まさし TEAM D-MAX RACING D-MAX S15 SILVIA 2JZ 4号機ごうき S15 トーヨー
75 日本の旗畑中はたなかゆめ DRIFT STAR Racing BALD EAGLE JZX100 JZX100 バリノ
77 日本の旗松山まつやま北斗ほくと TEAM TOYO TIRES DRIFT 2 TOYO TIRES DRIFT GR COROLLA GZEA14H トーヨー
78 日本の旗上野うえの高広たかひろ TEAM VERTEX NEXZTER D2D VERTEX elf LEXUS RC GSC10 シバタイヤ
79 日本の旗目桑めっくわ宏次こうじろう TOP Team G-meister G-MEISTER TOP Reality VALINO E92 E92 バリノ
80 日本の旗田野でんやゆいまれ TEAM D-MAX RACING D-MAX S15 SILVIA 2JZ 3号機ごうき S15 トーヨー
84 日本の旗なみむらさき聖和せいわ TEAM RDS ER34 SKYLINE ER34 シバタイヤ
86 日本の旗笹山ささやまさかえひさ Team FRONTIER NEXT VALINO FRONTIER GR86 ZN8 バリノ
87 日本の旗齋藤さいとうふとしわれ FAT FIVE RACING GR SUPRA A90 シバタイヤ
88 日本の旗川畑かわはた真人まさと TEAM TOYO TIRES DRIFT TEAM TOYO TIRES DRIFT GR86 #88 ZN8 トーヨー
89 タイ王国の旗Lattapon Keawchin NEXZTER DRIVE TO DRIFT DRIVE TO DRIFT GR86 ZN8 シバタイヤ
90 日本の旗山中やまなか真生まさお ウエインズトヨタ神奈川かながわ × おれだっ!レーシング ウエインズトヨタ神奈川かながわスープラ A90 ヨコハマ
93 日本の旗加納かのうひろたか 平野ひらのタイヤ ★ ハードコア ★ ロケットバニーレーシング CRS埼玉さいたま HARDCORE ロケットバニーレーシング S15 S15 ダンロップ
95 タイ王国の旗Daychapon Toyingcharoen TEAM VERTEX NEXZTER D2D DRIVE TO DRIFT S15 SILVIA S15 トーヨー
98 日本の旗ヴィトーはくたか DRIFT STAR Racing BALD EAGLE S13 PS13 バリノ
99 日本の旗中村なかむら直樹なおき TEAM VALINO × N-STYLE V8 VALINO N-STYLE SILVIA PS13 バリノ

その

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  • フォーミュラレースツーリングカーレースなどのトップカテゴリーとはことなり、選手せんしゅだい多数たすうレーシングドライバー専業せんぎょうではなく、自営業じえいぎょう(チューニングショップ経営けいえいなど)や会社かいしゃいんとしてはたらきながらシリーズに参戦さんせんしている[ちゅう 18]SUPER GTなどで活躍かつやくするプロレーシングドライバーの織戸おりどまなぶ[ちゅう 19]谷口たにぐちしんてる[ちゅう 20]片岡かたおか龍也たつや参戦さんせんしたこともある。
  • 2009ねんだい3・4せん岡山おかやま国際こくさいサーキット)で、おなじサーキットで2連戦れんせんおこなう「デュアルファイナル」がはじめて実施じっしされた。近年きんねんはデュアルファイナルが増加ぞうか傾向けいこうにあり、2021ねん、2023ねんぜんラウンドがデュアルファイナルとなっている。
    • そのだい3せん岡山おかやまでは、斎藤さいとうふとしわれ日比野ひびの哲也てつや同時どうじ優勝ゆうしょうするという珍事ちんじ発生はっせいした。ついはしトーナメントの決勝けっしょう1ほんのち斎藤さいとうがマシントラブルによりリタイアとどけ提出ていしゅつしたが、その処置しょちほどこし2ほん走行そうこう結果けっかとして斎藤さいとう勝利しょうりした。しかし、表彰ひょうしょうしきにリタイアとどけ撤回てっかい確認かくにんされていないことが判明はんめいし、レギュレーションじょう不備ふびとして抗議こうぎがあったため決勝けっしょう判定はんてい無効むこうとしたことによるものである。なお、日比野ひびのはこれがはつ優勝ゆうしょうとなった[45]
  • 2011ねんだい1せんオートポリスでは、大雨おおあめきり影響えいきょうついはしトーナメントベスト16の途中とちゅう中断ちゅうだん大会たいかい終了しゅうりょうとなり、たんはし順位じゅんいをもって総合そうごうランキングとされた[46]同様どうようのことは2014ねんだい1せんでも発生はっせい[47]松川まつかわ和也かずやはつ優勝ゆうしょうたした。
  • フロントウインドウに装着そうちゃくするハチマキのいろは、2003ねんしろあか (文字もじは「D1 GRAND PRIX」) 、2004ねん〜2008ねんだいだい (D1 GRAND PRIX) 、2009ねん〜2015ねんだいだい (D1 GRAND PRIX ) /くろ (Gran Turismo) 、2016ねん〜2021ねんしろ (Gran Turismo) /くろ (D1 GRAND PRIX)[ちゅう 21]。2022ねんシーズンからはあらたにはい (professional drift series) /ピンク (D1 GRAND PRIX/Gran Turismo) となった。2023ねんシーズンはだいだいくろのカラーにもどったが、Gran TurismoとD1 GRAND PRIXの文字もじ反転はんてんしている。

海外かいがい進出しんしゅつ

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  • 前述ぜんじゅつアメリカ・アーウィンデールスピードウェイでの開催かいさいイギリスシルバーストン・サーキットでのエキシビジョン開催かいさいとう海外かいがいでも注目ちゅうもくされるようになり、ドリフトが世界せかいひろまるきっかけとなった。
  • 映画えいがワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』のドリフトシーンのスタントは、当時とうじ現役げんえきD1ドライバーであるくま久保くぼ信重のぶしげ田中たなか一弘かずひろなどである。本国ほんごくのアメリカロケではリース・ミレン英語えいごばんタナー・ファウストらが担当たんとうしている。
  • アメリカの人気にんきドラマ「HEROES」のだいいちでは、登場とうじょう人物じんぶつのヒロとアンドウが東京とうきょうメトロるシーンで、広告こうこくに2002ねんD1GPのだい2せん日光にっこうでの手塚てづかつよしはるこうまんのクラッシュ映像えいぞううつされている。

放送ほうそう

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地上波ちじょうは衛星えいせい放送ほうそうでのテレビ中継ちゅうけいおこなわれていない。競技きょうぎ映像えいぞう長年ながねんにわたりビデオオプション(VHSDVD)に収録しゅうろくされていたが、ビデオオプションのYouTubeへの移行いこうともない、2018ねんシリーズからはD1GP公式こうしきYouTubeチャンネル(D1GP MOVIE CHANNEL)が大会たいかいのライブ配信はいしんおこなうようになった。その2023ねんには、D1GP公式こうしきチャンネルにわりビデオオプションの公式こうしきチャンネル(VIDEO OPTION)が配信はいしん担当たんとうすることとなった[48]

かつては、BSフジで「D1KING!」というのテレビ番組ばんぐみ放送ほうそうされていた。おも出演しゅつえんしゃは、ぼれろころもともがわりんなどがげられる。

実況じっきょうはシリーズ設立せつりつ当初とうしょより鈴木すずきまなぶつとめる(一時期いちじきMCのつじ直樹なおきたんはし一部いちぶなどを担当たんとうしていたことはあった)。解説かいせつおも鈴木すずき担当たんとうするが、野村のむらけんや『ドリフト天国てんごく編集へんしゅうちょう川崎かわさき隆介りゅうすけなどが解説かいせつせきすわることもある。過去かこついはしトーナメントでは、前日ぜんじつたんはしり敗退はいたいした選手せんしゅ解説かいせつつとめたこともあった。2023ねんからは、会場かいじょう実況じっきょうわらず鈴木すずき担当たんとうし、YouTubeによるなま配信はいしんでは実況じっきょうつじ解説かいせつ谷口たにぐちしんてるだい5・6せんではくま久保くぼ信重のぶしげ)がつとめる体制たいせいになった[48]

上述じょうじゅつ日本語にほんごによる実況じっきょうくわえ、Alexi Smithによる英語えいご実況じっきょうどうチャンネルにてなま配信はいしんされている。

イメージガール

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「D Sign」(2007ねん - 2012ねん

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初代しょだいイメージガールユニット。2007ねん以前いぜんにもイメージガールが存在そんざいしたが、このとし以降いこうこの“D Sign”(ディー・サイン)という名称めいしょう定着ていちゃくしていった。

歴代れきだいメンバー

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「D-Loveits」(2017ねん- )

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新生しんせいイメージガールユニットが発足ほっそくみは(ディー・ラビッツ)。テレビや雑誌ざっし広告こうこくニコニコ生放送なまほうそう配信はいしんなどメディア露出ろしゅつ中心ちゅうしんにプロモーションしている。タレント、現役げんえきレースクイーンもとレースクイーン、新人しんじんとうバラエティゆたかなメンバーで構成こうせいされている。

歴代れきだいメンバー

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ いずれも自動車じどうしゃ雑誌ざっし主催しゅさい。STCCはヤングバージョン、ドリコンGPはCARBOY、いかてんはOPTION
  2. ^ D1グランプリにおいては、大手おおてチューニングパーツメーカーなどの直系ちょっけいチームを「ワークス」と呼称こしょうすることがおお
  3. ^ くま久保くぼ信重のぶしげが2005ねん投入とうにゅう。2006ねん、4ドアの車両しゃりょう選手せんしゅとしてはつのチャンピオンにかがやいた
  4. ^ ヴァリノも本社ほんしゃ日本にっぽん国内こくないであるが、タイヤの生産せいさんこく中国ちゅうごくである
  5. ^ ふとし文字もじは2023ねんシーズンのオフィシャルスポンサーとなっているタイヤメーカー。それ以外いがいはオフィシャルスポンサーではないが使用しよう可能かのうなメーカー。
  6. ^ 情報じょうほうは2024ねんD1GPシリーズ登録とうろく申請しんせいタイヤ一覧いちらん[1]参照さんしょう。2024ねん4がつ24にち時点じてんでの情報じょうほう記述きじゅつする。
  7. ^ R31ハウスこと柴田しばた自動車じどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃのオリジナルタイヤ。生産せいさん自体じたい中国ちゅうごくのレイダンタイヤでおこなわれているため一部いちぶサイズ・銘柄めいがらはシバタイヤのロゴを使用しようしているがレイダンとトレッドパターンがおなじである。
  8. ^ 2011ねんはオフィシャルスポンサーから離脱りだつしていたが、ヨコハマタイヤを使用しようする選手せんしゅ存在そんざいした
  9. ^ 斎藤さいとうふとしが2017ねんより導入どうにゅうしたC6がたコルベットがいていたワンリSR390 315/35ZR20がこれに該当がいとうする。
  10. ^ ただし、決勝けっしょうまで進出しんしゅつした場合ばあい決勝けっしょうタイヤとしてもう1セット使用しようできる。
  11. ^ 実際じっさいにパイプフレームを採用さいようした事例じれいとして、HKSが製作せいさくした2005ねんHKSハイパーゲンキレーシングIS220-Rと2017ねんHKS Racing Performance 86 RS-3がある。前車ぜんしゃは2000ねん作成さくせいした筑波つくばTAようアルテッツァの応用おうようによりABCピラーとライト以外いがい完全かんぜんパイプフレーム決行けっこう後者こうしゃ場合ばあいはレギュレーションという制約せいやくからはずれた究極きゅうきょくのドリしゃつくるというHKSのデモカー企画きかく作成さくせいされたため、シーズン導入どうにゅうおこなわれなかった。以降いこうはエキシビジョンラウンドやD1関連かんれんイベントとう大会たいかいレギュレーションの制約せいやくがない場所ばしょでD1ゼッケン・ハチマキ・フロントバナーをけてD1マシンとして走行そうこうしている。いずれの場合ばあいもゼッケンはNo.87で固定こていされている。
  12. ^ 実際じっさいレギュレーションの範囲はんいないであればなんでもありという解釈かいしゃくひろまり、加工かこう有無うむさだめられていない箇所かしょをパイプフレームするものもいた。これにかぎったことではないが、とくにボディワークについては選手せんしゅ・チームがわ運営うんえいがわにて解釈かいしゃくちがいの衝突しょうとつおおく、いちれいとして2016ねん斎藤さいとうふとしだい1・2せん使用しようしていたトヨタ・マークIIだい3せん以降いこうシーズン参戦さんせんできなくなるという事態じたい発生はっせいした。
  13. ^ 2ほんはキャンセルすることが可能かのうついはしけてタイヤを温存おんぞんしたい場合ばあいなどにキャンセルされることがおおい。
  14. ^ 現行げんこう車両しゃりょう登場とうじょうしない状況じょうきょうかんがみ、「現行げんこう販売はんばい車種しゃしゅかぎり、予選よせん免除めんじょする」というレギュレーションが2008ねんからすう年間ねんかん存在そんざいした
  15. ^ かつては3ほん走行そうこう可能かのうであった
  16. ^ 山路やまじ審判しんぱんいん参加さんかせず、3めい大会たいかい存在そんざいする。
  17. ^ ついはし以降いこうかみほん審判しんぱんいんふく審査しんさいんとなり、直接的ちょくせつてきには採点さいてんかかわらない大会たいかい存在そんざいする。
  18. ^ たとえば、斎藤さいとうふとしわれはカーショップのFAT FIVE RACINGを経営けいえいしている。また、末永すえなが正雄まさおみなみ日本にっぽん新聞しんぶん勤務きんむしている。
  19. ^ シリーズ創設そうせつ当初とうしょから審査しんさいんとしてD1グランプリにたずさわっており、自動車じどうしゃ雑誌ざっし「CARBOY」主催しゅさいのドリフトコンテストでチャンピオンになった経験けいけんもある
  20. ^ とうげはし出身しゅっしんであることからドリフトに造詣ぞうけいふかく、過去かこにドリコンのいかすはしチーム天国てんごく全国ぜんこく大会たいかい3成績せいせきおさめたこともある
  21. ^ 2019ねん〜2021ねんしろ面積めんせき圧倒的あっとうてきおおく、写真しゃしんとう一見いっけんすると白一色はくいっしょくにしかえない。

出典しゅってん

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  3. ^ a b V OPT 181 6 D1GP10ねん歴史れきし Turning Point VIDEO OPTION YouTubeチャンネル、2018ねん1がつ2にち
  4. ^ Video Option Vol.181 D1グランプリ10ねん歴史れきし
  5. ^ a b c d e D1GP 20ねんあゆ D1 OFFICIAL WEBSITE、2021ねん1がつ23にち
  6. ^ 2004ねんのD1グランプリ、お台場だいば開幕かいまく”. レスポンス(Response.jp). 2020ねん8がつ24にち閲覧えつらん
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  8. ^ 報告ほうこく!! - 土屋つちやけいオフィシャルサイト - K1 PLANNING[リンク]
  9. ^ ドリキン土屋つちやけいしん勢力せいりょく「ドリフトマッスル」がえた! cilcccar、2011ねん4がつ1にち
  10. ^ 12月17にち,18にちフィリピンからD1東南とうなんアジアシリーズがスタート! D1オフィシャルサイト、2022ねん11月17にち
  11. ^ 2023 D1Asiaはタイからスタート! D1オフィシャルサイト、2023ねん2がつ13にち
  12. ^ 公示こうじNo.2023-WEB096】2024ねん日本にっぽんドリフト選手権せんしゅけん規定きてい制定せいてい JAFオフィシャルサイト、2023ねん12月5にち
  13. ^ 「D1GP過渡かと代表だいひょうする滑走かっそう戦闘せんとう」4G63をたてきマウントした衝撃しょうげきのFRランエボ! web option、2020ねん3がつ13にち
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  20. ^ D1車両しゃりょう規定きてい
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  22. ^ 最先端さいせんたんドリフト仕様しよういま」これでキミも今日きょうからD1グランプリ博士はかせだ! web option、2020ねん5がつ23にち
  23. ^ Sタイヤがついに解禁かいきん!? D1GPのタイヤ戦争せんそう激化げきかしたワケは…【TOKYO DRIFT】 clicccar、2016ねん10がつ28にち
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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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