GP2

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GP2
カテゴリ シングルシーター
くに地域ちいき 国際こくさい
開始かいしねん 2005ねん
終了しゅうりょうねん 2016ねん
ドライバー 22
チーム 11
コンストラクター ダラーラ
エンジン
サプライヤー
ルノー
タイヤ
サプライヤー

P

ピレリ
最終さいしゅう
ドライバーズ
チャンピオン
フランスの旗 ピエール・ガスリー
最終さいしゅう
チーム
チャンピオン
イタリアの旗 プレマ・レーシング
公式こうしきサイト gp2series.com

GP2シリーズ(ジーピーツーシリーズ、英語えいご: GP2 SeriesまたGP2は、2005ねんから2016ねんまで開催かいさいされていたモータースポーツカテゴリー2004ねんまでの国際こくさいF3000選手権せんしゅけん衣替ころもがえしてあたらしくスタートしたフォーミュラカーによる選手権せんしゅけんである。2017ねんよりFIA フォーミュラ2選手権せんしゅけん改名かいめいされた。

概要がいよう[編集へんしゅう]

2012ねんマレーシアラウンド

国際こくさい自動車じどうしゃ連盟れんめい(FIA)の管轄かんかつにあった国際こくさいF3000にたいし、GP2はF1興業こうぎょうめん主導しゅどうしゃであるバーニー・エクレストンルノーのチーム代表だいひょうだったフラビオ・ブリアトーレきもいりで創設そうせつされた[1]。2008ねんには拡張かくちょうばんGP2アジアシリーズがスタートし(2011ねんまで)、2010ねんには下位かいカテゴリ(F3相当そうとう)となるGP3創設そうせつされた。さらに、FIAとエクレストンの政治せいじてききにおいて、F1に対抗たいこうするGP1構想こうそううわさになったこともある[2][3]

GP2の位置付いちづけはF3000とおなじく、トップフォーミュラであるF1の直下ちょっかにあたる。国際こくさいF3000がF1へのステップアップカテゴリとして十分じゅうぶん機能きのうしなくなっていたため、GP2はF1との接点せってん強調きょうちょうされた。GP2のかくラウンドは基本きほんてきにF1ヨーロッパラウンドのサポートイベントとして開催かいさいされ、F1とおなじサーキットをF1の感覚かんかくちかいマシン、F1とおなじメーカーのタイヤで走行そうこうするため、F1関係かんけいしゃ関心かんしんられるメリットがあった。GP2のエントラントはF1チームや自動車じどうしゃメーカーと提携ていけいし、育成いくせいドライバーをれるジュニアチームとして活用かつようされていた。

歴史れきし[編集へんしゅう]

2005ねんからGP2としてさいスタートし、初期しょきのシリーズチャンピオンをはじめとしたどうカテゴリー出身しゅっしんのドライバーがF1でも結果けっかのこし、より一層いっそうF1昇格しょうかくへの登竜門とうりゅうもんとして注目ちゅうもくされた。とくに2006ねん王者おうじゃルイス・ハミルトン2007ねんにF1デビューすると2008ねんにはF1王者おうじゃかがやき、「ヨーロッパF2や国際こくさいF3000の王者おうじゃはF1王者おうじゃになれない」という長年ながねんのジンクスをやぶった。

ところが、「年間ねんかん参戦さんせん費用ひようが2おくえんちかくかかり[4]資金しきんりょくのないもの参戦さんせんできない」「リバースグリッドなど独特どくとく規定きていがあり、新人しんじんには不利ふりになる」「接触せっしょくおおく、ドライビングがあらっぽい」などのマイナスめん目立めだつようになる。また、レース経験けいけんとしては一定いってい成功せいこうをおさめたが、F1へのステップアップというてんでは評価ひょうかかれた。その理由りゆうとして以下いかげられる。

  • F1とのタイヤメーカーおよびレースで使用しようされるコースのちがいをのぞけば、GP2とう同格どうかくとしてあつかわれていたフォーミュラ・ルノー3.5のほうが年間ねんかん費用ひよう安価あんかであったため、こちらのほう参戦さんせんするドライバーがえ、相対そうたいてき人気にんき低下ていかしたこと[5]
  • 2009ねんまではステップアップカテゴリーとしてそれなりに機能きのうしていたが、2010ねん登場とうじょうしたGP3の影響えいきょう次期じきF1ドライバーはそちらを優先ゆうせんするケースがえたうえに、ダニール・クビアトバルテリ・ボッタスのように、GP3からGP2を経由けいゆせずF1へげられるケースもてきたこと。
  • 複数ふくすうねん参戦さんせんしているドライバーの比率ひりつたかくなることはやむをないが、2010ねん以降いこうのシリーズチャンピオンを筆頭ひっとうにその状況じょうきょう顕著けんちょあらわれていた。そのうえ、2012ねん以降いこうはチャンピオンドライバーでさえF1に昇格しょうかくしづらくなるなど、ステップアップカテゴリーとしては停滞ていたい気味ぎみとなったこと。
  • ステップアップカテゴリーと強調きょうちょうしつつも、ハミルトンは早期そうき特筆とくひつする結果けっかのこしたものの、2005ねんのチャンピオンニコ・ロズベルグが2006ねんのF1参戦さんせんから10ねんの2016ねんのタイトル獲得かくとくや2010ねんのチャンピオンパストール・マルドナドによるF1参戦さんせん2ねんの2012ねんのスペインGP制覇せいはなど、ハミルトンに結果けっかのこしたドライバーもいたが、後述こうじゅつフォーミュラ・ルノー3.5出身しゅっしんのドライバーにくらべると結果けっかのこせないドライバーがおおく、ステップアップとしての機能きのうには疑問符ぎもんふがついたこと。

以上いじょう状況じょうきょうより、F1直下ちょっかのカテゴリーという位置いちづけでありながら、GP3との共食ともぐいやフォーミュラ・ルノー3.5の影響えいきょう存在そんざい価値かち希薄きはくしつつあった。

2016ねんにFIAがF1のスーパーライセンス発給はっきゅう指針ししんとなるポイントシステム[6]導入どうにゅうしたさい、GP2はフォーミュラ・ルノー3.5より配点はいてんたか設定せっていされ、シリーズの注目ちゅうもくふたたがっているとられた[7]。しかしよく2017ねんにFIAが定義ていぎするフォーミュラカーレースのカテゴリーが再編さいへんされ、GP2のFIA フォーミュラ2選手権せんしゅけん改名かいめいされるかたち消滅しょうめつした。

レギュレーション[編集へんしゅう]

  • イベントスケジュール
    • レースは1ラウンドごと2レースせい金曜日きんようびにフリー走行そうこう45ふん(2013ねんまでは30ふん)と予選よせん30ふん土曜日どようびにレース1(Feature Race,フィーチャーレース)、日曜日にちようびにレース2(Sprint Race,スプリントレース)をおこなう。2007ねんまでモナコではレース2はおこなわれなかった。
      • レース1(フィーチャーレース)は走行そうこう距離きょり170km(モナコは140km、ハンガリーロシアは160km)もしくは走行そうこう時間じかん60ふん予選よせん結果けっかじゅんのグリッドからスタートする。6しゅう以降いこう最低さいてい1かいのピットストップをおこない、タイヤ交換こうかんおこな義務ぎむがある。
      • レース2(スプリントレース)は走行そうこう距離きょり120km(モナコは100km)もしくは走行そうこう時間じかん45ふん。グリッドはレース1の順位じゅんいしたがうが、レース1の1〜8逆順ぎゃくじゅんならえられる[8]リバースグリッド方式ほうしき)。タイヤトラブルが発生はっせいしないかぎりタイヤ交換こうかん禁止きんし
  • タイヤルール
    • タイヤはF1の公式こうしきサプライヤーせいのワンメイクとする。タイヤウォーマーの使用しよう禁止きんし
    • 2011ねんまでは、かくドライバーにタイヤ4セットが支給しきゅうされ、レース2に1セットをかならのこし、フリー走行そうこうからレース1までを3セットでカバーする。レース1のピットストップではタイヤ最低さいてい2ほん交換こうかんする。
    • 2012ねんより、プライム(ハードコンパウンド)3セットとオプション(ソフトコンパウンド)1セットという2種類しゅるいのタイヤが支給しきゅうされる。レース2にプライム1セットをかならのこし、フリー走行そうこうからレース1までを3セット(プライム2+オプション1)でカバーする。レース1のピットストップではタイヤ最低さいてい2ほん交換こうかんする。
    • 2014ねんより支給しきゅうすうがプライム3セットとオプション2セットにやされた。レース1のピットストップでは4りんとも交換こうかんし、レースちゅうかならりょうスペックのタイヤを使用しようしなければならない(ウェットタイヤ使用しよう除外じょがい)。
  • ポイントシステム
    • 2011ねんまでは、レース1がポールポジション(PP)に2てんファステストラップ(FL)に1てん、チェッカーじゅん上位じょうい8めいに10、8、6、5、4、3、2、1てんあたえられる。レース2はFLに1てん、チェッカーじゅん上位じょうい6めいに6、5、4、3、2、1てんあたえられる。
    • 2012ねんからは、レース1がポールポジション(PP)に4てん、ファステストラップ(FL)に2てん上位じょうい10めいに25、18、15、12、10、8、6、4、2、1てんあたえられる。レース2はFLに2てん上位じょうい8めいに15、12、10、8、6、4、2、1てんあたえられる。ファステストラップにかんしてはかくレース10フィニッシュまでが対象たいしょうとなり、正規せいきグリッド以外いがいからスタートしたり、レース2ちゅうにタイヤ交換こうかんした場合ばあい権利けんりがいとなる。
  • DRS
    • 2015ねんよりドラッグ・リダクション・システム(DRS)の使用しようみとめられる。使用しよう区間くかんはDRSゾーンないのみ。レースちゅうは2しゅう以降いこう解禁かいきんされ、前方ぜんぽう車両しゃりょうとの計測けいそくポイントで1びょう以内いない場合ばあい使用しようできる。

マシン[編集へんしゅう]

現在GP2で使用される車体「GP2/11」。
現在げんざいGP2で使用しようされる車体しゃたいGP2/11」。

イタリアのダラーラしゃせいグラウンド・エフェクト構造こうぞうのシャシーに、ルノー設計せっけいメカクローム製作せいさくする4リッターV8エンジン(やく650ps重量じゅうりょう150kg、4000〜4500kmごとにオーバーホール)を搭載とうさいしたワンメイク。エンジンチューナーはルノー傘下さんかハイニ・マーダー。エンジンの重量じゅうりょうがフォーミュラけにしてはおもいのは、参戦さんせんコスト抑制よくせいため元々もともと耐久たいきゅうレースけに開発かいはつされたものを転用てんようしている所為せいである。最低さいてい重量じゅうりょうは2011ねん現在げんざいは688kg(ドライバーの体重たいじゅうふくむ)[9]と、こちらもフォーミュラカーとしてはややじゅうめ。

シャシーは原則げんそくとして3ねんごとしん設計せっけいのものが供給きょうきゅうされる。2005ねんのGP2のスタートもちいられた「GP2/05」は2007ねんまで使用しようされ、そのGP2アジアシリーズに流用りゅうようされた。2008ねん~2010ねんまではだい2世代せだいとなる「GP2/08」が使つかわれ、2011ねんからだい3世代せだいとなる「GP2/11」がデビューした。なおGP2/11はメインシリーズ以外いがいにアジアシリーズでも同時どうじ使つかわれることになっており、2011ねんのアジアシリーズ開幕かいまくせん実戦じっせんデビューとなった。ただ近年きんねん欧州おうしゅう景気けいき低迷ていめいのため、2014ねんのシャシー更新こうしん断念だんねんされ、GP2/11が2016ねんまで継続けいぞく使用しようされた[10]更新こうしん時期じきとなる2017ねん新車しんしゃ投入とうにゅう見送みおくられ、つづきGP2/11が使用しようされる[11]

ギアシフト機構きこうはF1と同様どうようパドルシフトザイテックせい)を採用さいようしている。ブレーキもF1同様どうようにカーボンディスク(ブレンボのワンメイク)を使用しようしていて、かぎりなくF1にちかくるまになっている。

タイヤはワンメイクで、2010ねんまではブリヂストン、2011ねんからはピレリ供給きょうきゅうしている。2005ねんシーズンは当時とうじのF1と同等どうとうグルーブドタイヤみぞきタイヤ)を使用しようしたが、2006ねんからはスリックタイヤ変更へんこうされた。2012ねんより、F1とおなじく4種類しゅるいのスペック(ハード、ミディアム、ソフト、スーパーソフト)からラウンドごとに2種類しゅるいえらんで供給きょうきゅうする。タイヤのスペックはサイドウォールにペイントされた「PIRRELI」の文字もじいろ判別はんべつできる。

2015ねんシリーズより、F1同様どうようにDRSが導入どうにゅうされた[12]。エンジンには回転かいてんリミッターによる性能せいのう抑制よくせいがされており、その設定せっていは2006ねんからは、9,500rpmから10,300rpmに変更へんこうされた。

問題もんだいてん[編集へんしゅう]

  • メカクロームが供給きょうきゅうするエンジンの性能せいのうにはかなりのばらつきがあったり、エンジン交換こうかんやオーバーホールのサイクルが主催しゅさいしゃ裁量さいりょう決定けっていされるなどかくチームから不満ふまん噴出ふんしゅつしている。
  • フロントノーズの構造こうぞう複雑ふくざつであるため、破損はそん交換こうかんがF1などのカテゴリーとくらべて煩雑はんざつである。
  • エンジンの熱量ねつりょうおおきく、アイドリングちゅうなどに内部ないぶ温度おんど上昇じょうしょうともなうシステム保護ほごのためのシャットダウン制御せいぎょはたらき、エンジンストールに見舞みまわれるケースが多発たはつしている。
  • 駆動くどうけいとくクラッチ)のトラブルが比較的ひかくてきおおく、4Lエンジンのだいトルクをめる機構きこうとしてはロースペックであると当初とうしょから指摘してきされており、ダラーラからすうかいわた改修かいしゅう部品ぶひん供給きょうきゅうおこなわれている。

フロントノーズの構造こうぞうについては2008ねんスペックより改善かいぜんされた。また、同時どうじ冷却れいきゃく性能せいのう向上こうじょうはかられたものの、エンジン自体じたいがキャリーオーバーであるためエンジンストールの問題もんだい根本こんぽんてき解決かいけつにはいたっていない。

シリーズチャンピオン[編集へんしゅう]

ドライバー
とし シリーズチャンピオン 国籍こくせき 所属しょぞくチーム
2005 ニコ・ロズベルグ ドイツの旗 ドイツ ARTグランプリ
2006 ルイス・ハミルトン イギリスの旗 イギリス ARTグランプリ
2007 ティモ・グロック ドイツの旗 ドイツ iスポーツ・インターナショナル
2008 ジョルジオ・パンターノ イタリアの旗 イタリア レーシング・エンジニアリング
2009 ニコ・ヒュルケンベルグ ドイツの旗 ドイツ ARTグランプリ
2010 パストール・マルドナド ベネズエラの旗 ベネズエラ ラパックス
2011 ロマン・グロージャン フランスの旗 フランス DAMS
2012 ダヴィデ・ヴァルセッキ イタリアの旗 イタリア DAMS
2013 ファビオ・ライマー スイスの旗 スイス レーシング・エンジニアリング
2014 ジョリオン・パーマー イギリスの旗 イギリス DAMS
2015 ストフェル・バンドーン ベルギーの旗 ベルギー ARTグランプリ
2016 ピエール・ガスリー フランスの旗 フランス プレマ・レーシング
チーム
とし シリーズチャンピオン 国籍こくせき
2005 ARTグランプリ フランスの旗 フランス
2006 ARTグランプリ フランスの旗 フランス
2007 iスポーツ・インターナショナル イギリスの旗 イギリス
2008 バルワ・インターナショナル・カンポスチーム スペインの旗 スペイン
2009 ARTグランプリ フランスの旗 フランス
2010 ラパックス イタリアの旗 イタリア
2011 バルワ・アダックスチーム スペインの旗 スペイン
2012 DAMS フランスの旗 フランス
2013 ロシアン・タイム ロシアの旗 ロシア
2014 DAMS フランスの旗 フランス
2015 ARTグランプリ フランスの旗 フランス
2016 プレマ・レーシング イタリアの旗 イタリア

おもなシリーズ参戦さんせんドライバー[編集へんしゅう]

ドライバー 参戦さんせんねん おも成績せいせき F1参戦さんせんれき
ブラジルの旗 アントニオ・ピッツォニア 2007 2007ねん27 2003-2005(ジャガーウィリアムズ
イタリアの旗 ジョルジオ・パンターノ 2005-2008 2005ねん6、2006ねん5、20073、2008ねんチャンピオン 2004(ジョーダン
イタリアの旗 ジャンマリア・ブルーニ 2005-2006 2005ねん10、2006ねん7 2004(ミナルディ
ドイツの旗 ティモ・グロック 2006-2007 2006ねん4、2007ねんチャンピオン 2004, 2008-2012(ジョーダン、トヨタヴァージンマルシャ
ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ 2005 2005ねんチャンピオン 2006-2016(ウィリアムズ、メルセデス
アメリカ合衆国の旗 スコット・スピード 2005 2005ねん3 2006-2007(トロ・ロッソ
日本の旗 山本やまもと左近さこん 2007-2008 2007ねん30、2008ねん23 2006-2007, 2010(スーパーアグリスパイカーHRT
イギリスの旗 ルイス・ハミルトン 2006 2006ねんチャンピオン 2007-(マクラーレン、メルセデス)
フィンランドの旗 ヘイキ・コバライネン 2005 2005ねん2 2007-2013(ルノー、マクラーレン、ケータハムロータス
日本の旗 中嶋なかじま一貴かずたか 2007 2007ねん5 2007-2009(ウィリアムズ)
ブラジルの旗 ネルソン・ピケJr. 2005-2006 2005ねん8、2006ねん2 2008-2009(ルノー)
スイスの旗 セバスチャン・ブエミ 2007-2008 2007ねん21、2008ねん6 2009-2011(トロ・ロッソ)
フランスの旗 ロマン・グロージャン 2008-2011 2008ねん4、2009ねん4、2010ねん14、2011ねんチャンピオン 2009, 2012-(ルノー、ロータス、ハース
日本の旗 小林こばやしゆめえら 2008-2009 2008ねん16、2009ねん16 2009-2012, 2014(トヨタ、ザウバー、ケータハム)
ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ 2009 2009ねんチャンピオン 2010, 2012-2019(ウィリアムズ、フォース・インディア、ザウバー、ルノー)
ロシアの旗 ビタリー・ペトロフ 2006-2009 2006ねん28、2007ねん13、2008ねん7、2009ねん2 2010-2012(ルノー、ケータハム)
インドの旗 カルン・チャンドック 2007-2009 2007ねん15、2008ねん10、2009ねん18 2010-2011(HRT、ロータス)
ブラジルの旗 ブルーノ・セナ 2007-2008 2007ねん8、2008ねん2 2010-2012(HRT、ルノー、ウィリアムズ)
ブラジルの旗 ルーカス・ディ・グラッシ 2006-2009 2006ねん17、2007ねん2、2008ねん3、2009ねん3 2010(ヴァージン)
ベネズエラの旗 パストール・マルドナド 2007-2010 2007ねん11、2008ねん5、2009ねん6、2010ねんチャンピオン 2011-2015(ウィリアムズ、ロータス)
メキシコの旗 セルジオ・ペレス 2009-2010 2009ねん12、2010ねん2 2011-(ザウバー、マクラーレン、フォース・インディア、レーシング・ポイント
ベルギーの旗 ジェローム・ダンブロシオ 2008-2010 2008ねん11、2009ねん、2010ねん12 2011-2012(ヴァージン、ロータス)
フランスの旗 シャルル・ピック 2010-2011 2010ねん10、2011ねん4 2012-2013(マルシャ、ケータハム)
メキシコの旗 エステバン・グティエレス 2011-2012 2011ねん13、2012ねん3 2013-2014, 2016(ザウバー、ハース)
オランダの旗 ギド・ヴァン・デル・ガルデ 2009-2012 2009ねん7、2010ねん7、2011ねん5、2012ねん6 2013(ケータハム)
フランスの旗 ジュール・ビアンキ 2010-2011 2010ねん3、2011ねん3 2013-2014(マルシャ)
イギリスの旗 マックス・チルトン 2010-2011 2010ねん24、2011ねん20、2012ねん4 2013-2014(マルシャ)
スウェーデンの旗 マーカス・エリクソン 2010-2013 2010ねん17、2011ねん10、2012ねん8、2013ねん6 2014-2018(ケータハム、ザウバー)
ブラジルの旗 フェリペ・ナッセ 2012-2014 2012ねん10、2013ねん4、2014ねん3 2015-2016(ザウバー)
アメリカ合衆国の旗 アレクサンダー・ロッシ 2013-2015 2013ねん9、2014ねん21、2015ねん2 2015(マルシャ)
イギリスの旗 ジョリオン・パーマー 2011-2014 2011ねん28、2012ねん11、2013ねん7、2014ねんチャンピオン 2016-2017(ルノー)
インドネシアの旗 リオ・ハリアント 2012-2015 2012ねん14、2013ねん19、2014ねん15、2015ねん4 2016(マノー
ベルギーの旗 ストフェル・バンドーン 2014-2015 2014ねん2、2015ねんチャンピオン 2016-2018(マクラーレン)
イタリアの旗 アントニオ・ジョヴィナッツィ 2016 2016ねん2 2017, 2019-(ザウバー、アルファロメオ
フランスの旗 ピエール・ガスリー 2014-2016 2014ねん29、2015ねん8、2016ねんチャンピオン 2017-(トロ・ロッソ、レッドブル)
ニュージーランドの旗ブレンドン・ハートレイ 2010-2012 2010ねん27、2011ねん19、2012ねん25 2017-2018(トロ・ロッソ)
ロシアの旗セルゲイ・シロトキン 2015-2016 2015ねん3、2016ねん3 2018(ウィリアムズ)
カナダの旗ニコラス・ラティフィ 2014-2016 2014ねん32、2015ねん27、2016ねん16 2020-(ウィリアムズ)

おもなシリーズ参戦さんせん日本人にっぽんじんドライバー[編集へんしゅう]

ドライバー 参戦さんせんねん 所属しょぞくチーム おも成績せいせき
吉本よしもと大樹だいき 2005-2006、2008(アジアシリーズのみ)
2008-2009アジアシリーズ
BCNコンペティション、Qi-メリタスマハラ 2005ねんシリーズ16(最高さいこう2)
2006ねんシリーズ15(最高さいこう3)
2008ねんアジアシリーズ10さい上位じょうい4
中嶋なかじま一貴かずたか 2007 DAMS シリーズ5さい上位じょうい2
平手ひらてあきらたいら 2007 トライデント・レーシング シリーズ19さい上位じょうい2
山本やまもと左近さこん 2007-2008 BCNコンペティション、ARTグランプリ 2008ねんシリーズ23
小林こばやしゆめえら 2008-2009 DAMS 2008-2009ねんアジアシリーズチャンピオン、だい1せんスペイン・レース2優勝ゆうしょう
関口せきぐち雄飛ゆうひ 2008-2009アジアシリーズ DPR アジアシリーズ20(さい上位じょうい12)
伊沢いさわ拓也たくや 2014 ARTグランプリ シリーズ18(さい上位じょうい3)
佐藤さとうこう 2014 カンポス・レーシング シリーズ27(さい上位じょうい7)
松下まつした信治しんじ 2015-2016 ARTグランプリ 2015ねんシリーズ9(だい6せんハンガリー・レース2優勝ゆうしょう、レース1さい上位じょうい2)
2016ねんシリーズ11だい2せんモナコ・レース2優勝ゆうしょう、レース1さい上位じょうい2)

日本にっぽんにおけるテレビ放送ほうそう[編集へんしゅう]

CSフジテレビONEフジテレビNEXT録画ろくが放送ほうそうおこなっていたが、のちにF1GPニュースうちでレースのハイライトを放送ほうそうするようになった。

2016ねん8がつからはスポーツライブ配信はいしんサービス「DAZN」が日本にっぽんでのサービスを開始かいしし、そのなかぜんセッション映像えいぞう上位じょういカテゴリのF1のなま中継ちゅうけい配信はいしん関連かんれん番組ばんぐみ配信はいしん日本語にほんご実施じっししている[13][14]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ なお、FIAは2009ねんにGP2と競合きょうごうするフォーミュラ2(FIA-F2)を復活ふっかつさせたが成功せいこうせず、2012ねん終了しゅうりょうしている。
  2. ^ "バーニー・エクレストン、“GP1"の商標しょうひょうってFOTAサイドへく!?". オートスポーツweb. (2009ねん7がつ13にち) 2016ねん2がつ21にち閲覧えつらん
  3. ^ ブリアトーレがGP1シリーズの規定きてい策定さくてい? | Formula 1 | F1ニュース | ESPN F1”. web.archive.org (2017ねん7がつ6にち). 2024ねん1がつ27にち閲覧えつらん
  4. ^ 特集とくしゅう金持かねもちの世界せかい | Formula 1 | F1 特集とくしゅう | ESPN F1”. web.archive.org (2011ねん11月28にち). 2024ねん1がつ27にち閲覧えつらん
  5. ^ “GP2とフォーミュラ・ルノー3.5、F1ドライバーへの近道ちかみちは?”. F1-Gate.com. (2013ねん11月6にち). http://f1-gate.com/driver/f1_21536.html 2014ねん1がつ13にち閲覧えつらん 
  6. ^ スーパーライセンス発給はっきゅう条件じょうけん数値すうち、SFも対象たいしょう - AUTOSPORT web・2015ねん1がつ6にち
  7. ^ レッドブル、育成いくせい2にんをGP2に投入とうにゅう | Formula 1 | F1ニュース | ESPN F1”. web.archive.org (2016ねん3がつ6にち). 2024ねん1がつ27にち閲覧えつらん
  8. ^ つまり、レース1で8のドライバーがポールポジション、レース1の優勝ゆうしょうしゃが8ばんグリッドからスタートする。
  9. ^ The car and engine - GP2
  10. ^ GP2、コスト削減さくげんのためにしんシャシー導入どうにゅう断念だんねん - F1-gate.com・2013ねん6がつ18にち
  11. ^ GP2、来季らいきもGP2/11シャシー使用しよう新車しんしゃ導入どうにゅうを2018ねん延期えんき”. AUTOSPORTweb (2016ねん7がつ5にち). 2017ねん2がつ17にち閲覧えつらん
  12. ^ GP2、2015ねんからF1がたDRSの導入どうにゅう決定けってい - AUTOSPORT web・2014ねん9がつ18にち
  13. ^ F1やプロ野球やきゅう 横浜よこはま広島ひろしまも。月額げつがく1,750えんのスポーツライブ配信はいしん「DAZN」開始かいし,AV Watch,2016ねん8がつ23にち
  14. ^ DAZN、F1解説かいせつ小倉おぐら茂徳しげのり起用きよう,F1-Gate.com,2016ねん8がつ24にち

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]