ライトセーバー
ライトセーバー (Lightsaber) は、アメリカ
概要
[ジェダイの
そのためフォースの
ライトセーバーはしばしばジェダイの
シスの
ジェダイもシスも
なお、『エピソード1/ファントム・メナス』のカットされたシーンでは、「
『エピソード4/
構造
[なお、このような
レジェンズの
部品
[光 刃 アーク端子 (Blade arc tip)光 刃 エネルギー伝達 路 (2)を伝 ってきた凝縮 光 エネルギーは、起動 と同時 にここでマイナスの電荷 を帯 び、アーク放電 のようにエネルギーが発 流 することで、レーザー状 の光 刃 となる。起動 時 以外 は常 に流 電 している。
光 刃 エネルギー伝達 路 (Blade energy channel)循環 フィールド増幅器 (3)から供給 されるプラス電荷 を帯 びた光 エネルギーから連続 的 に電流 状 の光 エネルギー作 り出 し、これを光 刃 アーク端子 (1)へと伝達 する。
循環 フィールド増幅器 (Cycling field energizers)集 められた光 エネルギーはここでプラス電荷 を帯 びて光 刃 エネルギー伝達 路 (2)に送 られる。
主 クリスタル(Primary crystal)- ディアチウムパワーセル(7)のエネルギーを
収束 し発光 する。ライトセーバーの心臓 部 であり、このクリスタルの発光 色 が光 刃 の色 となる。続 三 部 作 に登場 したカイロ・レンのライトセーバーはこれにヒビが入 っており、そのため刃 が安定 せず揺 らいでいる。
- ディアチウムパワーセル(7)のエネルギーを
焦点 用 クリスタル(Focusing crystals)- エネルギー
誘導 ゲート(6)から反射 した光 エネルギーの焦点 を調節 する部分 。ここが回転 し可動 することで光 刃 の長短 、強度 、発光 温度 などを調節 できる。なお、なくても使用 は可能 だが、光 刃 の長 さは固定 される。
- エネルギー
- エネルギー
誘導 ゲート(Energy gate)主 クリスタル(4)から発 した光 エネルギーを焦点 用 クリスタル(5)へ反射 する。
- ディアチウムパワーセル(Diatium power cell)
- ここから
発 せられたエネルギーにより、クリスタルが発光 する。
- ここから
不 活性 パワー絶縁 体 (Inert power insulator)- ライトセーバーの
外側 と内側 との中間 に埋 め込 まれ、光 刃 の放射 口 以外 は全 てこれに覆 われている。ライトセーバーは起動 に関係 なく常時 ディアチウムパワーセル(7)からエネルギーが発 せられているため、これなくして握 ることは不可能 である。
- ライトセーバーの
- パワー
渦動 リング(Power vortex ring)- ディアチウムパワーセル(7)を
覆 うように内蔵 されており、常 にエネルギーが流 れている。
- ディアチウムパワーセル(7)を
特殊 な形状
[- ダブルブレード・ライトセーバー
- ダース・モール、サヴァージ・オプレス、ポング・クレル、ジャロ・タパル、カル・ケスティスなどが
使用 する、柄 の両 端 から光 刃 の出 る双 刃 のライトセーバー。柄 の長 さは通常 の倍 ほどある。内部 機構 は両 端 部 で独立 しているようで、一方 が破壊 されても片刃 のみを出 すことができる。 - また、
分割 することで二刀流 のスプリット・セーバーとして使用 できるもの(カル・ケスティスが物語 終盤 から使用 )や、尋問 官 のライトセーバーのように柄 に回転 機構 を備 えたものも存在 する。 - 「エピソード9」に
当 たる『スカイウォーカーの夜明 け』においては、レイは突然 頭 の中 に浮 かんだ「シスの暗黒 卿 と化 したレイ」にショックを受 けるが、後 にケフ・ビァのデス・スターの残骸 の中 で再 び暗黒 卿 と化 したレイと遭遇 し、ライトセーバーを起動 させて刃 を交 えるが、この時 の暗黒 卿 と化 したレイは2本 のライトセーバーを結合 させ、展開 したり折 り畳 むことで2つの光 刃 を複雑 に展開 できる、かなり特殊 なダブルブレード・ライトセーバーを手 にしていた。ただし、これは結局 のところフォースがレイに見 せた「未来 の可能 性 」の域 を越 えず、結局 レイはシスの暗黒 卿 とはならなかったため、このダブルブレード・ライトセーバーが現実 に作 られることは無 かった。 - カーブ=ヒルト・ライトセーバー
- ドゥークー
伯爵 、アサージ・ヴェントレスが使用 する、柄 の湾曲 したライトセーバー。手首 のスナップを利 かせて剣 速 を増 したり、トリッキーな動作 が可能 。デュエリスト・セーバーとも呼 ばれる。 - アサージ・ヴェントレスのライトセーバーは
連結 することでダブルブレード・ライトセーバーとしても運用 できるスプリット・セーバーとしての機能 を備 えている。 - ライトウィップ
- スター・ウォーズ: ビジョンズに
収録 されている短編 アニメ「THE TWINS」に登場 する、ライトセーバーに酷似 した紐 状 の光線 を操 る長 い鞭 。レジェンズではシスの女 暗黒 卿 ルミヤなどが用 いた。 - ショートー・ライトセーバー
短 い光 刃 を出 すライトセーバー。ヨーダのように小柄 な種族 や、アソーカのように二刀流 で戦 う人物 が用 いる。レジェンズではライトセーバー・ショートと呼 ばれ、上記 のライトウィップに対抗 するためにルークが作製 した。- ダークセーバー
日本 刀 に似 た形状 をした光 刃 の出 るライトセーバー。非常 に古 い型 のライトセーバーであるとされ、光 刃 が発 する音 も一般 的 な物 とは異 なる。ター・ヴィズラというマンダロリアンのジェダイが作成 した物 が彼 の子孫 によってジェダイ聖堂 から盗 み出 され、「デス・ウォッチ」と呼 ばれるマンダロリアンの派閥 において神聖 視 されている。- クロスガード・ライトセーバー
- メインブレードに
対 して90度 の角度 で放出 される、枝 のような第 2のブレードを持 つライトセーバー。第 2のブレードは短剣 ほどの長 さで、相手 のセーバーを受 け止 め、絡 め取 ることが出来 る。極 めて珍 しい構造 で、数 千 年 前 の大戦 に由来 する構造 らしい。メインブレードの他 に柄 の先端 から左右 に2本 のブレードを発生 させた、十字架 のような見 た目 をしたものも存在 する。こちらは『エピソード7』に当 たる『フォースの覚醒 』から登場 するファースト・オーダーのカイロが使用 する。ただし、この形状 はカイロがライトセイバーの作成 に使用 したひび割 れた人工 クリスタルによる不安定 なプラズマエネルギーを逃 がすための苦肉 の策 であるため、戦術 的 メリットを意図 したものかは不明 (なおこの措置 をとってもなおプラズマは不安定 だったため、メインブレード自体 の形状 も不安定 化 してしまっている)。柄 を回転 させることで鍔迫 り合 い中 も相手 を攻撃 できる。
用法
[ライトセーバーの
このように
『エピソード2』では
型 (フォーム)
[正史
[ライトセーバーを
第 一 の型 - シャイ=チョーとも
呼 ばれる基本 フォームで、ジェダイ・オーダーによって考案 された、最 も古 く初歩 的 な型 。他 の戦闘 技能 が開発 された後 では、他 に打 つ手 がない場合 に使用 されることが多 かったが、最 も基本 的 なフォームではあり続 けた。正規 訓練 を受 けたジェダイは全 てこのフォームを最初 の数 年間 の訓練 で学 ぶこととされている。
- シャイ=チョーとも
第 二 の型 - マカシとも
呼 ばれる、優雅 な戦闘 スタイル。主 にシスとの戦闘 の際 に使用 される、セイバー同士 の決闘 に特 化 した型 。また、ドゥークー伯爵 が主 に用 いており、彼 のカーブ=ヒルト・ライトセーバーはフォーム2に特 化 した特殊 なライトセーバーである。
- マカシとも
第 三 の型 第 四 の型 - アタルとも
呼 ばれる。最 もアクロバティックな戦闘 スタイルで、アナキンがジェダイ聖堂 で他 のジェダイたちに手本 を見 せていた。第 三 の型 よりは攻撃 的 だが、翻弄 と回避 に力点 を置 く。かつてはオビ=ワンも使用 していた。最 も著名 な使用 者 はヨーダとシスの暗黒 卿 ダース・シディアス。
- アタルとも
第 五 の型 - シエンもしくはドジェム・ソとも
呼 ばれる。力強 く攻撃 的 なフォームで、放 たれたブラスターを相手 に向 けて跳 ね返 したり、相手 のライトセーバーを押 し返 したりして防御 を攻撃 に転 じさせるのが特徴 。古 くはアソーカのように逆 手持 ちで利用 されていた。攻撃 的 な姿勢 がダークサイド的 であるとされ、使用 者 以外 のジェダイから危険 視 されることもあった。最 も著名 な使用 者 はダース・ベイダー(アナキン時代 も含 む)。
- シエンもしくはドジェム・ソとも
第 六 の型 - ニマンとも
呼 ばれる。フォーム1~5を組 み合 わせた戦闘 スタイルで、修行 の楽 さから「外交 的 フォーム」とも呼 ばれた。多 くのフォームを特徴 を取 り入 れたために修行 期間 が膨大 なものとなってしまい、その分 期間 あたりの修行 に求 められる労力 が小 さくなったのである。考案 当初 からこのフォームの欠陥 は指摘 されていたが、ジオノーシスの戦 いで従軍 したフォーム6の使 い手 が全員 戦死 したことから、欠陥 がより広 く知 られることとなった。
- ニマンとも
第 七 の型 - ジュヨーと
呼 ばれる最強 のフォーム。最 も攻撃 的 かつ予測 不可能 なフォームで、「フェロシティー・フォーム(獰猛 なフォーム)」の異名 を持 つ。1〜5までのすべてのフォームを完全 に極 めた使 い手 にしか使 いこなせないとされる。攻撃 に集中 し、守備 面 は使 い手 のスピードや両刃 のライトセーバーによって補 われている。著名 な使 い手 はダース・モールとメイス。なおメイスはジュヨーをさらに発展 させた究極 のフォーム『ヴァーパッド』を完成 させている。これはジュヨーの放出 エネルギーをさらに増加 させたもので、少数 の相手 を短時間 で殲滅 するためのフォームである。ジュヨーよりさらに精神 的 なコントロールが難 しく、暗黒 面 に限 りなく近 づくフォームでもあり、メイスのライトセーバーが紫 なのはこのためであるといわれている。またクローン戦争 末期 のアナキンは、正式 にヴァーパッドを学 んだわけではないものの、生来 の桁外 れのフォースセンス、戦闘 センスに加 え、暗黒 面 に近 い精神 的 不安定 さからヴァーパッドに近 い戦闘 スタイルになっていたと言 われている。
- ジュヨーと
レジェンズ
[レジェンズにおいては
ちなみに、ジェダイは
- シャイ=チョー(Shii-Cho)
- ヤヴィンの
戦 いから約 2万 5千 年 前 に、ジェダイの武器 がフォースを封 じ込 めた金属 製 の剣 (ダークセーバー)から、ライトセーバーに移行 した時 に編 み出 されたもの。別名 サルラックの型 、決 まりのフォーム。 攻撃 や防御 等 の基本 技 と、それらの練習 法 が全 て集約 された最 もシンプルなフォームで、若 いジェダイやパダワンたちはこのフォームを最初 に訓練 する。完全 に習得 すれば無駄 のないフォームであるため、熟練 したジェダイ(キット・フィストー等 )にも使用 者 が存在 する。
- ヤヴィンの
- マカーシ/マカシ(Makashi)
- ライトセーバーの
使 い手 同士 の戦闘 の為 に編 み出 されたフォーム。別名 イサラミリの型 、競 いのフォーム。 - ドゥークー
伯爵 などシスの暗黒 卿 が主 に使用 、フェイント等 の剣術 に重点 を置 いており剣 捌 きの精度 は非常 に高 く、疲労 も少 ない。ドゥークー伯爵 のライトセーバーは湾曲 した形状 であるため、マカーシの攻撃 性 ・変則 性 を助長 している。ただし効率 を重視 するため瞬間 的 なパワーに劣 り、ドジェム・ソなどの力強 い一 撃 に押 し切 られる事 がある。 - ジェダイとしては、シスが
表 舞台 から姿 を消 して以降 、実戦 で使用 する機会 を失 い、習得 する意味 が薄 くなっていた(例 えシスが復活 しても、ライトセーバー同士 の戦 いが起 こる可能 性 は低 いとされた)。ただ、師 と弟子 によるライトセーバーの稽古 には使用 されることはあった。 - また、ジェダイと
敵対 するシスはジェダイとの戦 いを想定 し、このフォームを徹底的 に修練 し発達 させ、より強力 な剣術 を編 み出 している。
- ライトセーバーの
- ソーレス/ソレス(Soresu)
- レーザーを
偏向 させる訓練 の中 で生 み出 された、防御 を重視 したフォーム。別名 マイノックの型 、はね返 しのフォーム。フリーハンドの人差 し指 と中指 を伸 ばして前 に突 き出 し、ライトセーバーを持 つ手 は大 きく後 ろに引 くという、弓 を引 き絞 ったような独特 な構 えが特徴 である。 武器 の主流 がブラスターへ移行 すると共 にジェダイの中 でも広 まった。先読 み能力 と反射 神経 とを生 かしてレーザーを偏向 、光 刃 の攻撃 を受 け流 し、身 を守 ると同時 に反撃 するなどカウンターにも長 ける。完璧 に極 めれば集団 戦 にも対応 でき、対 ドロイドであれば包囲 されても十分 通用 する。その理論 上 、この型 を真 に極 めた者 を傷 つけることは不可能 、とすら評 される。- オビ=ワンが
使用 しており、メイスに“ザ・マスター(ソーレスを極 めた者 )”と言 わしめるほどの実力 を持 つ。
- レーザーを
- アタール/アタロ(Ataru)
全 7種 の中 で最 もアクロバティックなフォーム。体 術 に重点 を置 いたフォームで、ヨーダ、ダース・シディアス、クワイ=ガン・ジンなどが主 に使用 、オビ=ワンも当初 は使用 していた。別名 ホーク=バットの型 、攻 めのフォーム。- 「ヒットアンドアウェイ」という
言葉 がまさに当 てはまるフォームで、全身 の柔軟 性 とフォースとを駆使 した跳躍 で目 まぐるしく飛 び回 り、全 方位 から相手 に素早 い攻撃 を行 う。アクロバティックな動 きにより体格 差 を補 うことができ、威嚇 ・牽制 の効果 も高 い。しかしながら、それらが通 じない格 上 相手 には甚 だ不適切 であり、動作 の大 きさゆえに隙 も多 く大 きな危険 を伴 うフォームでもある。 起点 として八 双 の構 えをとることが多 い。
- シエン(Shien)
- ソーレス・アタールから
派生 したフォームで、ライトセーバーと力 による攻撃 を重視 している。別名 クレイト・ドラゴンの型 、粘 りのフォーム。 実戦 では先鋒 を担 うことに向 いており、アナキン(ダース・ベイダー)やプロ・クーンが主 に使用 する。力強 い剣 の振 りが特徴 で、強打 や振 り抜 き、連続 攻撃 など、力 押 しで相手 の防御 を突破 し攻 め込 んでいく。レーザーの偏向 も、ソーレスより積極 的 に敵 に当 てることを意図 する。防御 に重点 を置 いたソーレスとは互 いの長所 を潰 し合う 形 になるため、アナキンとオビ=ワンの戦 いが長引 いた原因 の1つとも考 える事 ができる。『エピソード3』のドゥークー伯爵 とアナキンの戦 いではドゥークー伯爵 のライトセーバーが弾 かれるシーンがあり、このフォームの特性 が垣間見 られる。- ドジェム・ソ(Djem So)
- シエンの
変形 種 の一 つであり、圧倒的 なスピードと力 で相手 を圧倒 する攻撃 に特 化 したフォームである。生物 の関節 の可動 性 を活 かしてキネティックパワーを高 めた強烈 な一 撃 を叩 きこむ反面 可動 性 に欠 け、それを支 える足元 が疎 かになり易 い弱点 がある。肉体 を機械 化 される以前 のアナキンが主 に使用 していた。
- シエンの
- ソーレス・アタールから
- ニマーン(Niman)
上記 の1から5までのフォームを組 み合 わせ、バランス良 く発展 させたフォーム。別名 ランコアの型 、緩 めのフォーム。修行 による負担 が他 のフォームに比 べて軽 く、外交 官 として必要 な実務 能力 と並行 して修練 する事 が可能 であったため、旧 共和 国 の末期 においてシャク・ティやセイシー・ティンなど多 くのジェダイ騎士 が使用 していた。- しかし
総合 力 を重視 しているためか、呑 み込 みの早 い者 でも習得 するのに最低 10年 は掛 かる。しかも多 くを取 り込 みすぎた結果 、器用貧乏 な側面 を持 ち、クローン大戦 の初戦 であるジオノーシスの戦 いではこのフォームを使 っていたジェダイのほとんどが戦死 し、実戦 においては甚 だ力不足 である事 が露呈 する。 上述 のように、一応 の形 にまで修 める上 での修行 は比較的 容易 だが、学 ぶことの多 さから真 に極 めることは非常 に困難 である。だがもし完全 に極 めることが出来 れば、一切 隙 の無 い強力 無比 なフォームであるともいわれており、史上 最強 のシス卿 と名高 いエグザ・キューンも好 んで使用 していたとされる。実際 セイシーは小説 版 EP3で、クローン大戦 を経 た当時 のジェダイの中 でもトップクラスの剣士 であったことが明 かされており、決 してニマーン自体 がフォームとして欠陥 品 だったわけではないことが分 かる。また、他 のフォームとの連携 には向 いている。旧 共和 国 末期 のジェダイの多 くがこのフォームを実戦 で使 いこなせなかったのは、長 く続 いた平和 の末 に戦闘 よりも交渉 術 に重 きを置 く考 えがジェダイの中 に広 がり、上記 のように片手間 な修行 で実戦 レベルに至 っていない中途半端 なニマーンを身 に付 ける剣士 が数多 く生 まれたことも一因 である。- ジャーカイ/ジャルカイ(Jarkai)
- ライトセーバーによる
二刀流 や、ダブルブレード・ライトセーバーを扱 う。フォームとしてはニマーンに分類 される。二刀流 のときは片方 を攻撃 、片方 を防御 に用 いることが多 いが、両方 を用 いて激 しい攻撃 を繰 り出 すこともある。 - ジェダイではアソーカ、アシャラド・ヘット、セラ・ケトーなどが
使用 し、シスやダーク・ジェダイではダース・モール、サヴァージ・オプレス、アサージ・ヴェントレス、コマリ・ヴォサが使用 している。ライトセーバーを複数 持 ち歩 くジェダイもおり、仲間 のジェダイが倒 されたときなどに、一時 的 に借 りて二刀流 で戦 うこともある。ダース・シディアスも『クローン・ウォーズ』にて二刀流 で戦 い、ダース・モールとサヴァージ・オプレスの兄弟 を圧倒 している。
- ライトセーバーによる
- ジュヨー(Juyo)
習得 の難易 度 がもっとも高 く、あらゆるフォームを極 めたジェダイだけが習得 し、制御 しうる究極 のフォーム。別名 ヴォーンスカーの型 、猛 りのフォーム。静 ・動 の相反 する特性 を同時 に併 せ持 ち、身 のこなし、太刀筋 ともに極 めて予測 が困難 な動 きとなる。フォースのダークサイドに肉薄 するため、自身 が飲 み込 まれかねない危険 な技術 である。逆 にシスが使 うとリスクはなくなるとも言 える。ダース・モールが主 に使用 しており、ジュヨーの達人 とも言 われている。- ヴァーパッド(Vaapad)
- メイスが
自己 の弱点 を補 うために編 み出 した、ジュヨーの応用 技 で厳密 には型 ではない。メイス曰 く「わたしがヴァーパッドを編 みだしたのは、自分 の弱 さを補 うためだ。あれはわたし自身 の闇 を、光 の武器 にそそぐ」。防御 を全 く顧 みない突撃 や、高速 の連続 攻撃 を特徴 とする。少数 戦 および短期 決戦 を想定 しており、多勢 相手 また長期 戦 には不向 きである。 自 らが持 つ力 を最大限 に引 き出 すため、ジェダイならば本来 忌避 すべき感情 である戦闘 の高揚 感 に身 を委 ねる必要 があり、ジュヨーよりさらにダークサイドに近付 いた光 と闇 の境界 線 (グレーゾーン)にあり、ジェダイの力 が半分 を担 い、残 りの半分 を暗黒 面 が補 うことで完成 すると言 える。制御 には高度 な戦闘 技術 以外 に、強靭 な精神 力 と信念 が必要 。その危険 性 ゆえ、ヴァーパッドの習得 は熟練 した最高 位 のマスターのみにしか許可 されていない。習得 に失敗 した者 は破滅 して命 を落 とすか、ダークサイドに堕 ちてしまう。- ダークサイドに
堕 ちず、なおかつ生 きて習得 したのは、メイスのみ。他 の習得 者 としてメイスの弟子 デパ・ビラバ、ヴァーパッドの共同 開発 者 ソーラ・バルクがいるが、両者 とも後 にダークサイドに堕 ちてしまっている。アナキンも感情 が昂 ぶった際 には自然 とこれに近 いフォームを使用 していた(オビ=ワンとの死闘 の序盤 など)。 - ちなみに、
技 の名前 は惑星 サラピンの月 にいる獰猛 で7~13本 の鋭 い触角 を持 つ捕食 動物 の名前 から取 られている。
- メイスが
ルークは、オビ=ワンからシャイ=チョー、ヨーダからアタルの
光 刃 の色
[ジェダイは
主 な光 刃 の色
青色 (例 :オビ=ワンのライトセーバー)青 白色 (例 :テラ・シヌーベのライトセーバー)青銅 色 (例 :ローバッカのライトセーバー)※レジェンズ
赤色 (例 :ダース・ベイダーのライトセーバー)
黄色 (例 :ジェダイ・テンプル・ガードのライトセーバー・パイク)黄金 色 (例 :レイのライトセーバー)
銀色 (例 :アリーマ・ラーのライトセーバー)※レジェンズ
黒色 (例 :ター・ヴィズラの作成 したライトセーバー)
白色 (例 :アソーカのライトセーバー)
緑色 (例 :ルーク、クワイのライトセーバー)黄 緑色 (例 :アソーカのショート=スタイル・ライトセーバー)
紫色 (例 :メイスのライトセーバー)
小道具 としてのライトセーバー
[- 『エピソード4』のルークとダース・ベイダーのライトセーバーのプロップは、カメラ
用 フラッシュ(グラフレックス社 製 )の反射 板 を除 いた本体 部品 を流用 して製作 された。クランプにはテキサスインスツルメントの計算 機 のレンズ(バブルレンズ)が、7本 のグリップ(Tトラックと呼 ばれ戸棚 のレールかワイパーゴムか未 だはっきりしていない)が、柄頭 にはDリングが装着 されている。そのため一部 のレプリカメーカーは「フラッシュのレプリカ」と称 してルーカスフィルムの承認 無 しで販売 している。 - オビ=ワンのライトセーバーはエミッター(
放射 口 )にロールスロイスの航空 エンジンのパーツ、グリップ部分 にはイギリスのグレネード弾 の一部 、下部 には機関 銃 の砲身 のパーツ、柄頭 にはアーミテージシャンクの蛇口 のハンドルといった既存 の部品 を流用 して作 られている。 - 『エピソード6』で
使用 されたダース・ベイダーのライトセーバーのプロップは現在 スミソニアン博物館 に所蔵 されており、この縁 で同 博物館 を舞台 にした映画 『ナイト ミュージアム2』にダース・ベイダーがカメオ出演 している。また当時 の製作 を務 めたゲイリー・カーツによって、撮影 で使用 されたルーク(『エピソード4』)とダース・ベイダー(『エピソード5』)のライトセーバーがオークションに出品 されたことがあるが、前者 は20万 600ドル、後者 は11万 8000ドルで落札 された。 同 じく『エピソード6』で使用 されたルークのライトセーバーのプロップは『エピソード4』公開 30周年 記念 行事 として、2007年 にスペースシャトル・ディスカバリーによってミッションSTS-120の際 に宇宙 へ運 ばれた[8][9]。光 刃 の表現 は、『エピソード4』では光 反射 性 のテープを貼 り付 けた刀身 部 をモーターで回転 させることで発光 やフリッカーを表現 しており、光 が顔 やセットに映 るという利点 があったものの、剣劇 時 にうまく寸 止 めしないと破損 してしまう難点 があった。特 にダース・ベイダー役 のデヴィッド・プラウズは寸 止 めが苦手 で何 本 も折 ってしまい『エピソード5』から剣劇 シーンは役者 の指導 係 として起用 されたボブ・アンダーソンが演 じることになった。また、『エピソード5』以降 で見 られる起動 時 のアニメーションがなく、一瞬 で光 刃 が起動 している。『エピソード5』以降 は刀身 に細 い棒 を使用 し、ロトスコープで1コマずつ光 刃 の色 を描 き込 み合成 する手法 が採 られている。「エピソード1~3」ではデジタル合成 に変更 された。- 「エピソード1~3」では
刀身 としてアルミ棒 に破片 飛散 防止 のビニルコーティングを施 した物 を使用 したが、あまりの剣劇 の激 しさに撮影 中 は1日 10本 ものペースで交換 していたと言 われている。また『エピソード2』では発光 式 のプロップが制作 され、アナキンとドゥークー伯爵 の戦 いの撮影 で効果 的 に使用 された。『エピソード7』では透明 樹脂 製 の刀身 にLEDと衝撃 センサーを組 み込 んだ発光 式 のプロップが用 いられ、役者 や周囲 への照 り返 しがリアルに表現 されている。 - 『エピソード4』において
光 刃 を起動 させるシーンは、グリップのみを俳優 が構 え、起動 スイッチを入 れた時点 でカメラを止 め、俳優 がじっとしているうちにスタッフが光 刃 のついた小道具 に持 ち替 えさせている(ミレニアム・ファルコン内 でルークが起動 させるシーンや、デス・スター内 でオビ=ワンが起動 させるシーンなど)。このため光 刃 の起動 の瞬間 にほんのわずかだが俳優 がコマ落 としのようにズレて見 える。 - ルーカスは
剣劇 時 にも役者 の表情 を見 せる事 にこだわり、スタントマンは立 てずに役者 に訓練 を課 して直接 ライトセーバー戦 を演 じさせた。ただし前述 の様 に顔 の見 えないダース・ベイダーはスタントが立 てられた他 、『エピソード2/3』のクリストファー・リーやイアン・マクダーミドはさすがに高齢 だったため、一部 スタントマンの顔 をデジタル合成 で差 し替 える処理 が行 われた。 独特 の動作 音 (刃 音 など)は35mm映写機 のモーターの回転 音 や、映像 を見 ながら発生 させたハウリング音 などを合成 して作 られている。
競技 としてのライトセーバー
[- ライトセーバーフェンシング-2018
年 、フランスのフェンシング連盟 が「ライトセーバー」を公式 種目 として採用 した(樹脂 製 の刀身 にLEDを仕込 んだ競技 用 ライトセーバーを使用 )。 - ルードスポーツ-イタリア
発祥 の、競技 用 ライトセーバーを使 った競技 。防具 は着 けず、3ラウンド(それぞれ1ポイント)制 で行 われる。肘 から上 ・膝 から上 (当 たったらOH(オー)と言 わなければいけない)、小手 と脛 (当 たったらIH(イー)と言 わなければいけない)に当 たるとそれぞれ1ポイント当 てた方 に入 る。突 き攻撃 と顔 に故意 に当 てるのが禁止 である。
現代 科学 との整合 性 について
[ライトセーバー(もしくはその
エネルギー
ギネス
脚注
[注釈
[- ^
映画 オリジナル版 公開 当時 の日本 では、英語 読 みの「セーバー」よりもオランダ語 読 みの「サーベル」の呼称 が一般 的 であったため。なお、「Saber」は英語 読 みの場合 でも日本語 表記 は「セーバー」より「セイバー」と表記 されることが多 いため、報道 などにおいては「ライトセイバー」や「ダークセイバー」との表記 も散見 される[1][2][3][4][5]が、「Lightsaber」に関 しては「エピソード1」 - 「エピソード3」の公開 当時 から、作中 字幕 や関連 商品 においても「ライトセーバー」や「ダークセーバー」で表記 が統一 されている。 - ^ 『クローン・ウォーズ』の
作中 では、アナキンからライトセーバーを預 かったパドメが「意外 と重 い」と発言 している。
出典
[- ^ “【やじうまPC Watch】スイッチオンで4
千 度 のプラズマの刃 が伸 びる、ほぼ本物 のライトセイバー”. PC Watch (インプレス). (2020年 10月 10日 ) 2023年 2月 19日 閲覧 。 - ^ “「ライトセイバー」を
実現 させた海外 YouTuber現 る刀身 は2200℃でなんでも切 ることが可能 ?”. Real Sound (blueprint). (2021年 8月 11日 ) 2023年 2月 19日 閲覧 。 - ^ “「またライトセイバーを
振 り回 せて楽 しかった」「アナキンを少 し意識 」 「スター・ウォーズ」新作 で再 びダース・ベイダー役 演 じた心境 をヘイデンが明 かす”. ねとらぼ (アイティメディア). (2022年 11月27日 ) 2023年 2月 19日 閲覧 。 - ^ “「スター・ウォーズ」シリーズ
最新 作 『マンダロリアン』シーズン3、製作 陣 &キャストらの作品 愛 が詰 まった特別 映像 ”. クランクイン! (ブロードメディア). (2023年 2月 3日 ) 2023年 2月 19日 閲覧 。 - ^ “グッドスマイルアーツ
上海 「ブルーアーカイブ一之瀬 アスナ(バニーガール) Game Playing Ver.」が1位 !:Amazonホビー人気 ランキングBEST10”.電撃 ホビーウェブ (KADOKAWA). (2023年 2月 15日 ) 2023年 2月 19日 閲覧 。 - ^ 『SCREEN』2002
年 10月 号 「『スター・ウォーズ エピソード2』50の秘密 」 - ^ 『Star Wars: Absolutely Everything You Need To Know』p.77
- ^ ルーク・スカイウォーカーのライトセーバー、
宇宙 へ engadget 2007年 8月 28日 - ^ Chewie Hands off Lightsaber to NASA スター・ウォーズ
公式 ブログ 2007年 8月 28日 - ^ “カナダの
発明 家 "ハックスミス"が世界 初 の伸縮 可能 なライトセーバーを製作 !”. ギネス世界 記録 (2020年 12月10日 ). 2022年 12月6日 閲覧 。
関連 項目
[- ビームサーベル - ガンダムシリーズ
一覧 に登場 するライトセーバーに類似 した武器 。 - ビームソード -
大 乱闘 スマッシュブラザーズシリーズに登場 するライトセーバーに類似 した武器 。刃 がエネルギーで作 られているだけでなく、一部 の作品 では刀身 が使用 者 の闘志 で変化 するとされていることも、ライトセーバー(のカイバー・クリスタル)が所持 者 のフォースと共鳴 する設定 と類似 している。 伊東 竜二 - プロレスラー。蛍光 灯 デスマッチにて、ライトセーバーの要領 で電気 を流 して点灯 させた新品 の蛍光 灯 の束 を使用 することがある。- ファイブスター
物語 -永野 護 の漫画 。劇 中 に登場 する巨大 ロボット「モーターヘッド」と、その操縦 士 である「騎士 」がライトセーバーに似 た光線 剣 「スパッド」もしくは日本 刀 に似 た実体 剣 「スパイド」を使用 している。光線 剣 スパッドは手元 のスイッチで「KILL」と「STUN」が使 い分 けられる演出 がされている。 - Star Wars Featurette: The Birth of the Lightsaber - ライトセーバーに
関 するスター・ウォーズ公式 動画 。ルーカスらスタッフへのインタビューや撮影 技法 を紹介 している。