ラケス (対話 篇 )
プラトンの (プラトン |
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『ラケス』(ラケース、
構成 [編集 ]
登場 人物 [編集 ]
- ソクラテス - 45
歳 頃 。 - ラケス (ラケース) - アテナイの
軍人 、ソクラテスと共 にデリオンの戦 いに従軍 。50歳 前後 。 - ニキアス (ニーキアス) -
当時 のアテナイの代表 的 将軍 、政治 家 の1人 。ペロポネソス戦争 中 のニキアスの和 約 の立役者 。50歳 前後 。 - リュシマコス[2] - アテナイの
大 政治 家 ・将軍 であったアリステイデスの子 。 - メレシアス[2] - アテナイの
貴族 派 (寡頭派 )の政治 家 だったトゥキュディデス[3]の息子 。 - リュシマコスの
息子 (アリステイデス) -祖父 の名 を継 ぐ青年 。 - メレシアスの
息子 (トゥキュディデス) -祖父 の名 を継 ぐ青年 。
時代 ・場面 設定 [編集 ]
ペロポネソス
たまたまそこに
特徴 [編集 ]
内容 [編集 ]
導入 [編集 ]
- 1. とある
体育 場 (ギュムナシオン)で重 装 歩兵 教師 の模範 演技 を見 終 わった後 、リュシマコスは、ニキアスとラケスに対 して、自分 とメレシアスは、息子 たちをどう育 てれば立派 な人間 になるか悩 んでいるので助言 が欲 しいと切 り出 す。 - 2. リュシマコスは、
自分 とメレシアスは、父親 は立派 で若者 たちにそのことを多 く語 ることはできるが、自分 達 自身 については何 も語 れないほど自分 達 は名 も無 い存在 であり、息子 たちにはそうなって欲 しくないので、何 を学 ばせたらいいか思案 中 であると述 べる。 - 3. ニキアスとラケスは
相談 に応 じることを快諾 する。そして、そこに居合 わせたソクラテスもそれに加 わることになった。リュシマコスはそこで初 めて同 じアロペケ区 出身 の友人 ソクラテスが、青年 達 の教育 に熱心 な人物 であることを知 らされる。ニキアスは、最近 自分 の息子 の音楽 教師 として、アガトクレスの弟子 ダモンをソクラテスに紹介 してもらったことを話 す。 - 4. リュシマコスは、ソクラテスに
対 して、自分 はソクラテスの父親 ソプロニスコスとも親友 であったし、助言 できるのなら是非 お願 いしたいと述 べる。また、息子 たちが家 でしょっちゅうソクラテスの名 を出 して褒 め称 えていたが、それがソプロニスコスの息子 であると知 らなかったと述 べる。ラケスは、ソクラテスはつい先 ごろ共 に従軍 したデリオンの戦 いでも勇敢 だったと述 べる。リュシマコスは、ソクラテスに対 する称賛 を述 べつつ、改 めて教育 問答 を始 める。まず、今 しがた見 たような重 装 歩兵 術 を学 ぶことは、青年 達 の有益 か否 か問 う。
「重 装 歩兵 術 」の利益 [編集 ]
- 5. ソクラテスは、
自分 は他 の二 人 (ニキアスとラケス)よりも年 が若 く、この問題 に不慣 れなので、先 に二 人 に話 してもらい、それと違 う考 えがあったら付 け加 えると述 べる。促 されてニキアスが話 を始 める。ニキアスは、青年 が重 装 歩兵 術 を学 ぶことは、様々 な面 で有益 であると述 べる。他 の遊 びにかまけることもなくなるし、身体 は強 くなるし、馬術 と並 び自由 市民 が戦士 として勝負 する際 の訓練 にもなる、また、重 装 歩兵 術 を学 ぶと、次 に陣形 について学 び、次 に将軍 の戦術 についても学 びたくなるといった具合 に、他 の立派 なことも学 びたくなる。更 に、重 装 歩兵 術 を身 につけることは、戦場 においてより大胆 で勇敢 になれる。したがって、是非 学 ばせるべきだと。 - 6. ラケスは、
重 装 歩兵 術 が喧伝 されているように学 ぶに値 する術 であるならば学 んだ方 がいいが、実際 はそうであるか怪 しいと指摘 する。その理由 として、彼 ら重 装 歩兵 の教師 たちは、戦争 ごとに関 しては最 も熱心 な中心 地 とも言 えるラケダイモン(スパルタ)を避 け、他 の国 を転々 としていると述 べる。 - 7.
更 にラケスは、彼 ら重 装 歩兵 教師 と少 なからず戦場 を共 にしたが、いまだかつて彼 らの中 で戦場 で名 を馳 せた者 は一人 もいないと指摘 する。また、今 しがた目 の前 で模範 演技 を行 ったステシレオスという教師 も、ここでは威張 ってはいるが、戦場 で失態 を演 じた姿 を目撃 していると述 べる。 - 8. ラケスは、したがって
重 装 歩兵 術 は学 ぶ価値 が無 いと述 べる。ニキアスとラケスの意見 は割 れ、リュシマコスは、ソクラテスに二 人 の意見 のどちらに賛成 票 を入 れるか問 う。
「魂 の世話 に関 する技術 」[編集 ]
- 9. ソクラテスは、
正 しい判断 は多数決 ではなく、知識 に依 らなければならないと指摘 。メレシアスも同意 。ソクラテスは、この場合 、我々 の内 で誰 が最 も体育 に精通 しているか調 べなければならないが、その前 に、その事柄 が一体 何 であって、なぜ我々 がその教師 を探 しているのかを考 えなければならないと指摘 する。メレシアスはどういうことか問 う。 - 10. ソクラテスは、
我々 はそもそも一体 何 の問題 について審議 しているのかについて同意 していなかったと指摘 。「重 装 歩兵 術 について」ではなかったのかと問 うニキアスに対 し、ソクラテスはその本来 の目的 、ここで言 えば「若者 たちの魂 のための学 びごと(技術 )」について我々 は調 べているのであって、その「魂 の世話 に関 する技術 」に、我々 の内 、誰 が精通 しているのか調 べる必要 があると述 べる。ラケスも同意 する。 - 11. ソクラテスは、「
魂 の世話 に関 する技術 」に関 して、自分 にはいまだかつて先生 はいなかったし、また、自分 でその術 を見 つけ出 すことも、今 なおできずにいると述 べる。更 に、ラケスとニキアスの二人 は、こうして若者 の従事 すべき事柄 に意見 を述 べている以上 は、そのことについての力 を持 っているのだろうから、リュシマコスは彼 らに、そのことについての先生 は誰 だったのか、あるいは、自分 で見 つけ出 したというなら、その実績 を述 べてもらうよう問 うことを催促 する。
「ソクラテス式 問答 」[編集 ]
- 12. リュシマコスは、ラケスとニキアスに
対 し、今 ソクラテスが言 ったことに答 えるかどうかは、二人 に任 せると述 べる。ニキアスは、リュシマコスがソクラテスの性格 をよく知 らないと指摘 する。 - 13. ニキアスは、ソクラテスと
話 をすると、その言葉 に引 っ張 り回 され、現在 の自分 の生 き方 、これまでの人生 も言 わされるはめになり、その言葉 をソクラテスがきちんと吟味 し終 わるまで放 してくれないと述 べる。また、自分 はソクラテスと馴染 みなので、こうなることは分 かっていたし、それを楽 しんでもいるので、ソクラテスが要望 するように話 しても構 わないが、ラケスはどうなのか聞 いてほしいと言 う。 - 14. ラケスは、
自分 は「ドリア調 」の音楽 のごとき優 れた人間 達 の調和 した話 を聞 くのが好 きであり、ソクラテスの話 は聞 いたことが無 いが、戦場 で見 た彼 の姿 は立派 だったので、彼 の話 にも付 き合 うと述 べる。
「徳 の一部分 」としての「勇気 」[編集 ]
- 15. リュシマコスはソクラテスに
話 を進行 してもらうよう頼 む。ソクラテスは、先程 は各自 が教 わった先生 は誰 か、他者 を善 くした実績 はどうだったか述 べることを提案 したが、それよりも、ちょうど「視力 が目 に生 じることで、目 をより善 いものにする」場合 の「視力 」のごとく、「それがあることで、そのものをより善 きものにする」ものについての、より根本 的 な話 をしたいとい出 す。 - 16. ソクラテスは、この
場合 、「徳 が彼 らの息子 たちの魂 に生 じて、魂 をより善 くする」ことについて相談 されているのだから、「徳 とは一体 何 であるか」をまず我々 は知 っている必要 があると述 べる。ラケスも同意 する。ソクラテスは、そこでまずは「徳 」全体 を調 べるという大 仕事 をするのではなく、「徳 」の一部分 、この場合 、重 装 歩兵 術 が関係 している「勇気 」について調 べていこうと提案 する。
「勇気 」についての問答 [編集 ]
「戦列 に踏 みとどまって敵 を防 ぎ、逃 げようとしないこと」[編集 ]
- 17. ラケスは、「
戦列 に踏 みとどまって敵 を防 ぎ、逃 げようとしないこと」が「勇気 」だと述 べる。ソクラテスは、スキュティア人 の騎馬 兵 は逃 げながら戦 うこともあるし、ホメロスは『イーリアス』でアイネイアスの戦車 を引 く馬 が逃 げる様 を称 えていることを指摘 。ラケスは、ホメロスは戦車 の場合 について述 べており、スキュティア人 は騎馬 兵 なのだから、ここで自分 が話 している重 装 歩兵 の場合 とは違 うと述 べる。ソクラテスは、ラケダイモン(スパルタ)の重 装 歩兵 がペルシアにプラタイアイの戦 いで勝利 した際 には、一旦 逃走 したことを指摘 。ラケスも認 める。 - 18. ソクラテスは、
自分 の質問 が悪 かったと述 べる。自分 が聞 きたかったのは、そうした個別 具体 的 な話 ではなく、あらゆる種類 の戦 い、更 には、あらゆる営 みに共通 して当 てはまる「勇気 ・勇敢 」であると。ラケスはよく理解 できない。 - 19. ソクラテスは、
例 えば「迅速 」であれば、走 る場合 も、キタラを弾 く場合 も、しゃべる場合 も、理解 する場合 も、その他 様々 な行為 の中 にもそれは潜在 しているし、我々 はそれを「短 い時間 に多 くのことを仕上 げる能力 」と表現 することができると述 べる。ラケスも同意 する。ソクラテスは、「勇気 」についてもこのように述 べてほしいと言 う。
「(思慮 ある)忍耐 強 さ」[編集 ]
- それを
受 けてラケスは、「勇気 」とは、魂 の一種 の「忍耐 強 さ」であると述 べる。ソクラテスは、「全 ての忍耐 心 」が「勇気 」であるとはラケスも考 えていないだろうと指摘 する。「勇気 」を美 しいものだとラケスは考 えているだろうし、「思慮 ある忍耐 心 」は美 しいが、「無 思慮 な忍耐 心 」は美 しくないので、ラケスは「思慮 ある忍耐 心 」こそが「勇気 」であると主張 しているのだろうと指摘 する。ラケスも同意 する。
- 20. ソクラテスは、それでは「
何 について」思慮 がある忍耐 心 が、「勇気 」であるかを考察 する。利益 を得 ようと辛抱強 く思慮 深 く出資 している者 、飲 み食 いする物 を求 める肺炎 の患者 に対 して拒否 し続 ける医者 などは、「勇気 」があるとは言 わない。それでは、戦場 において、有利 な情勢 を知 りつつ辛抱強 く戦 おうとしている者 と、反対 陣営 で不利 な情勢 にもかかわらず辛抱 している者 の場合 はどうか、ソクラテスが問 う。ラケスは、後者 の方 が「勇気 」を持 っているように思 うと述 べる。ソクラテスは、しかし、後者 の方 はより「無 思慮 」であると指摘 する。ラケスも同意 する。その他 、いくつかの例 を出 しながら、ソクラテスは、自分 達 が「無 思慮 な危険 を冒 す我慢強 さ」を「勇気 」と呼 んでしまっていることを指摘 、ここまでの議論 が失敗 したことを述 べる。ラケスも同意 する。
「恐 ろしいものと、恐 ろしくないものを、見分 ける知識 」[編集 ]
- 21. ソクラテスとラケスは
辛抱強 く議論 ・探求 を続 けていくことを確認 。ニキアスも議論 に加 えることにする。 - 22. ニキアスは、「
恐 ろしいものと、恐 ろしくないものを、見分 ける知識 」が「勇気 」であると言 う。ラケスは「知識 」と「勇気 」は別 ものだと反発 する。ニキアスは、ラケスが自分 の議論 が失敗 したものだから私 の議論 も失敗 させようとしていると対抗 する。 - 23. ラケスは、
実際 ニキアスは無意味 なことを言 っていると述 べる。病気 のことで恐 ろしいものを知 っている医者 や、農業 のことで恐 ろしいものを知 っている農夫 、その他 様々 な技術 分野 で恐 ろしいものを知 っている人々 を、「勇者 」とは呼 ばないと指摘 する。ニキアスは、それぞれの技術 者 は、その技術 の対象 を見分 けることができるだけであって、「恐 ろしいものと恐 ろしくないものを見分 ける」ことができるわけではないと述 べる。ラケスは、ニキアスは「占 い師 」を「勇者 」とでも呼 ぶつもりかと反発 する。 - 24. ニキアスは、「
占 い師 」もまた予言 ができるだけであって、「恐 ろしいものと恐 ろしくないものを見分 ける」ことはできないと指摘 する。ラケスは、ニキアスは自分 が言 う「勇者 」を明示 もせず、い逃 れをしているだけだと反発 。ソクラテスと交代 する。 - 25. ソクラテスが
真意 を問 うと、ニキアスは、自分 は「無知 であるがゆえに恐 ろしいものを恐 れない者 」を「勇者 」とは呼 ばず「恐 れ知 らずの愚 か者 」と呼 ぶのであり、「恐 れを知 らないこと」と「勇気 があること」は異 なる、そして、「向 こう見 ず」「恐 れ知 らず」は多 くの人 が持 っているが、「勇気 」や「先 慮 」はごく一部 の人 しか持 っていないという考 えを述 べる。 - 26. ソクラテスは、ニキアスのこうした
考 えは、ソフィストであるプロディコスにも教 えを受 けたダモン(上記 3参照 )から得 たものだろうと推察 しつつ、話 を続 ける。
「未来 の善 ・悪 を見分 ける知識 」[編集 ]
- 27. ソクラテスは、ニキアスの
言 う「恐 ろしいもの」とは「未来 に予期 される悪 いもの」で、「恐 ろしくないもの」とは「未来 に予期 される悪 くないもの・善 きもの」ということでいいか問 う。ニキアスも同意 する。ソクラテスは、それらを知 っていることが「勇気 」ということでいいか問 う。ニキアスも同意 する。 - 28. ソクラテスは、「
知識 ・技術 」は、対象 が過去 のものであれ、現在 のものであれ、未来 のものであれ、1つの統一 されたものとしてあると指摘 。対象 の時 に関係 無 く、医術 が、農作 術 が、将軍 術 が、法律 が、そうであるように。ニキアスも同意 する。ソクラテスは、それではニキアスの「恐 ろしいもの(未来 の悪 )と恐 ろしくないもの(未来 の非 悪 ・善 )を見分 ける知識 」が「勇気 」であるという定義 は、対象 を未来 に限定 している以上 、狭 過 ぎると指摘 。ニキアスも同意 する。
「善 ・悪 を見分 ける知識 」[編集 ]
- 29. ソクラテスは、それではニキアスは「
勇気 」の3分 の1(未来 についてのみ)述 べたに過 ぎず、また、先 の議論 に従 えば、過去 ・現在 ・未来 も含 む「善 ・悪 を見分 ける知識 」が「勇気 」ということになると指摘 。ニキアスも同意 する。ソクラテスは、そうなると、それはもはや「徳 そのもの」とも言 えるものであり、「勇気 」を「徳 の一部分 」とした先 の合意 (上記 16)と矛盾 することになり、今回 の「勇気 」の探求 も失敗 したことになると指摘 。ニキアスも認 める。ラケスは、ニキアスを皮肉 交 じりに嘲笑 する。
終幕 [編集 ]
- 30. ニキアスは、ラケスの
態度 を批判 し、自分 は後 ほどダモン(上記 3、26参照 )等 と議論 の内容 を検討 して正 したいし、それが確 かなものになったらラケスにも教 えてあげようとやり返 す。ラケスは、リュシマコスとメレシアスは、青年 達 の今日 に関 して、自分 達 よりもソクラテスに任 せることを提案 する。ニキアスも賛成 する。リュシマコスも賛成 してソクラテスに頼 む。 - 31. ソクラテスは、
人 が優 れた人間 になろうとしているのを助 けないわけにはいかないと要請 を受 け入 れる。ただし、先 の議論 の行 き詰 まりから、自分 達 は誰 が優 れているわけでもなく皆 同 じだということを指摘 しつつ、息子 たちだけではなく、自分 達 も現状 に満足 せず、皆 で優 れた先生 を探 して学 ぼうと提案 する。リュシマコスも賛成 し、自分 も息子 たちと一緒 に学 ぶと述 べる。また、この話 の続 きをするために、ソクラテスには、明日 の朝 早 く自分 の家 に来 てほしいと要請 する。ソクラテスは同意 する、「それが神 の思 し召 しであるならば」。
論点 [編集 ]
勇気 [編集 ]
- 「
戦列 に踏 みとどまって敵 を防 ぎ、逃 げようとしないこと」 (← ソクラテス「個別 具体 的 過 ぎる」) - 「
忍耐 強 さ」 (← ソクラテス「「全 ての忍耐 心 」が「勇気 」であるわけではない」)- 「
思慮 ある忍耐 心 」 (← ソクラテス「実際 は「無 思慮 な危険 を冒 す我慢強 さ」」)
- 「
- 「
恐 ろしいものと、恐 ろしくないものを見分 ける知識 」 (← ラケス「各 対象 個別 の知識 ・技術 が無 ければ見分 けられるわけがない」)- 「「
未来 に予期 される悪 いもの」と、「未来 に予期 される悪 くないもの・善 きもの」を知 っていること」 (← ソクラテス「知識 ・技術 の対象 は、過去 ・現在 ・未来 など時間 的 に限定 されない」) - 「
善 ・悪 を見分 ける知識 」(← ソクラテス「それはもう「徳 そのもの」と言 えるようなものであり、「徳 の一部分 」としての「勇気 」の範疇 を超 えてしまっている」)
- 「「
この「
(なお、この「
ちなみに、この「
徳 (アレテー)[編集 ]
これと
日本語 訳 [編集 ]
- 『プラトン
全集 〈7〉 テアゲス カルミデス ラケス リュシス』生島 幹三 、北嶋 美雪 、山野 耕治 訳 岩波書店 1975年 、復刊 2005年 ISBN 4000904175 - 『ラケス』
三嶋 輝夫 訳 講談社 学術 文庫 1997年 ISBN 4061592769