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ラートリー

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ラートリーRātrī)は、よるで、インド神話しんわにおけるよる女神めがみである。天空てんくうしんディヤウスむすめ[1]あかつき女神めがみウシャスあね[2]。また太陽たいようははとされる。『リグ・ヴェーダ』における数少かずすくない女神めがみの1つであり、ウシャスとともにとなえられることがおおいが[3]独立どくりつ讃歌さんかはわずか1詩篇しへんにとどまる(10かん127)。讃歌さんかにおいては夜間やかん安全あんぜん安息あんそく祈願きがんされており、それによると女神めがみ夜空よぞらほしとしてあらゆる監視かんし[4]、ウシャスと交代こうたいして暗闇くらやみとおざけ、帰路きろもの守護しゅごし、オオカミや盗人ぬすっととおざけるという[5]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 『リグ・ヴェーダ』10かん127・8。
  2. ^ 『リグ・ヴェーダ』10かん127・3。
  3. ^ 『インド神話しんわ伝説でんせつ辞典じてん』によれば1かん142、188など(ラートリーのこう、p.339)。
  4. ^ 『リグ・ヴェーダ』10かん127・1。
  5. ^ 『リグ・ヴェーダ』10かん127・3-6。

参考さんこう文献ぶんけん

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