リメンバー・ミー (2017年ねんの映画えいが)

リメンバー・ミー
Coco
監督かんとく	リー・アンクリッチ
脚本きゃくほん	エイドリアン・モリーナ
製作せいさく	ダーラ・K・アンダーソン
製作せいさく総そう指揮しき	ジョン・ラセター
出演しゅつえん者しゃ	アンソニー・ゴンザレス ガエル・ガルシア・ベルナル アラナ・ユーバック ベンジャミン・ブラット レニー・ヴィクター アナ・オフェリア・ムルギア
音楽おんがく	マイケル・ジアッチーノ
主題歌しゅだいか	シシド・カフカ feat. 東京とうきょうスカパラダイスオーケストラ「リメンバー・ミー」（日本にっぽん版ばんエンドソング）
編集へんしゅう	スティーブ・ブルーム リー・アンクリッチ
製作せいさく会社かいしゃ	ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ ピクサー・アニメーション・スタジオ
配給はいきゅう	ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開こうかい	2017年ねん11月22日にち 2018年ねん3月16日にち
上映じょうえい時間じかん	105分ふん
製作せいさく国こく	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	英語えいご スペイン語ご
製作せいさく費ひ	$175,000,000
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$807,817,888 $210,460,015 50億おく円えん

『リメンバー・ミー』（原題げんだい：Coco）は、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作せいさく、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給はいきゅうによるアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのコンピュータアニメーション・ファンタジー・アドベンチャー映画えいが。全米ぜんべいで2017年ねん11月22日にち、日本にっぽんで2018年ねん3月16日にち公開こうかい。キャッチコピーは「それは、時ときを超こえて―家族かぞくをつなぐ、奇跡きせきの歌うた。」。

概要がいよう

ピクサーの長編ちょうへん映画えいがとしては『カーズ/クロスロード』に次つぎ『トイ・ストーリー』から数かぞえて19作さく目めとなる。『カーズ/クロスロード』と並ならび、ピクサーの長編ちょうへん映画えいがが同年どうねんに複数ふくすう公開こうかいされるのは2015年ねん以来いらい2年ねんぶりの2回かい目めである。

死者ししゃの日ひの間あいだ、骸骨がいこつとなった死者ししゃ達たちが陽気ようきに暮くらすテーマパークのような死者ししゃの国くにを舞台ぶたいに、そこへ迷まよい込こんだミュージシャンを夢見ゆめみる少年しょうねんミゲルと、死者ししゃの国くにに暮くらす骸骨がいこつのヘクターの2人ふたりを主人公しゅじんこうに据すえ、2人ふたりが死者ししゃの国くにで繰くり広ひろげる冒険ぼうけんを軸じくに、生死せいしを超こえた家族かぞくの絆きずながエモーショナルに描えがかれている。また、本ほん作さくでは音楽おんがくも重要じゅうような役割やくわりを果はたしており、劇げき中ちゅうに音楽おんがくが多数たすう登場とうじょうするため、ミュージカル要素ようそがある。

同時どうじ上映じょうえいはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作せいさくの短編たんぺんアニメーション『アナと雪ゆきの女王じょおう/家族かぞくの思おもい出で』。なおこの作品さくひんは、以前いぜんから期間きかん限定げんていでの上映じょうえいであったことがディズニーにより発表はっぴょうされ、全米ぜんべいでは12月8日にちより併映へいえいが取とり止やめとなった。

当初とうしょ日本にっぽん公開こうかいはクリスマスシーズンの2017年ねん12月23日にちに予定よていされていたが、春休はるやすみシーズンである2018年ねん3月がつ16日にちに後うしろ倒だおしとなった。また、ピクサーの長編ちょうへん映画えいがが日本にっぽんで3月がつに公開こうかいされたのは2016年ねん公開こうかいの『アーロと少年しょうねん』以来いらい2年ねんぶりとなる。

ちなみに、原題げんだいの"Coco"は、本ほん作さくに登場とうじょうするミゲルの曽そ祖母そぼであるママ・ココから取とられている。

ストーリー

遠とおい昔むかし、メキシコのサンタ・セシリア出身しゅっしんのリヴェラ家かの夫おっとが、音楽家おんがくかになる夢ゆめを追おいかけて家いえを出でてしまう。残のこされたその妻つまママ・イメルダは家族かぞくを引ひき裂さいた音楽おんがくを嫌きらうようになり、家庭かていに「音楽おんがく禁止きんしの掟おきて」を立たて、習得しゅうとくした製靴せいかで一人娘ひとりむすめのママ・ココを育そだてる。製靴せいか業ぎょうは掟おきてと共ともに代々だいだい引ひき継つがれ、リヴェラ一族いちぞくは靴くつ屋やとして繁栄はんえいする。

数すう十じゅう年ねん後ご、ママ・ココのひ孫まごで12歳さいのミゲル・リヴェラは他たの家族かぞくと同様どうよう、靴くつ屋やを継つぐことを期待きたいされ、音楽おんがくは聴きくことすらも禁きんじられていたが、密ひそかにミュージシャンを志こころざしていた。ミゲルは同郷どうきょうの伝説でんせつ的てきミュージシャンであるエルネスト・デラクルスに憧あこがれ、家族かぞくに隠かくれて屋根裏やねうらに彼かれのグッズを並ならべ、自作じさくのギターで彼かれの曲きょくを弾ひいていた。

そして年としに1度ど、他界たかいした先祖せんぞが家族かぞくに会あいに来くるという死者ししゃの日ひ、リヴェラ家かでも先祖せんぞを迎むかえる準備じゅんびをしていた。自宅じたくの祭壇さいだんには先祖せんぞの写真しゃしんが飾かざられているが、ココの父親ちちおやだけ顔かおの部分ぶぶんが破やぶられていた。ミゲルはその高祖父こうそふが持もつギターがデラクルスが持もっているのと同おなじであることに気付きづき、高祖父こうそふはデラクルスだと推測すいそくする。ミゲルはその写真しゃしんを持もち出だし、街まちの音楽おんがくコンテストで自分じぶんの演奏えんそうを披露ひろうしようと決心けっしんするが、それを知しった家族かぞくと口論こうろんになり、祖母そぼエレナにギターを破壊はかいされてしまう。諦あきらめきれないミゲルは家いえを飛とび出だし、デラクルスの霊廟れいびょうに保管ほかんされているギターを手てにする。ところがそのギターを弾ひいた瞬間しゅんかんから、死者ししゃが骸骨がいこつの姿すがたで見みえるようになり、逆ぎゃくに生者しょうじゃからは自分じぶんが見みえなくなり触ふれることも出来できなくなってしまう。

ミゲルはその場ばに居合いあわせたリヴェラ家かの先祖せんぞ達たちと共ともに死者ししゃの国くにへ行いき、高祖母こうそぼのイメルダに解決かいけつ策さくを請こうと「死者ししゃの日ひに死者ししゃの物ものを盗ぬすんだ生者しょうじゃは呪のろわれて死者ししゃの国くにに飛とばされる」「生者しょうじゃが死者ししゃの国くにで日ひの出でを迎むかえると帰かえれなくなる」「生者しょうじゃの国くにの祭壇さいだんに写真しゃしんが飾かざられていない者ものは死者ししゃの国くにから出でられない」といった掟おきてを伝つたえられる。生者しょうじゃが死者ししゃの国くにから帰かえるには、先祖せんぞに許ゆるしをもらうだけでいいという。イメルダはミゲルに許ゆるしを与あたえようとするが、「二度にどと音楽おんがくをしない」という条件じょうけんを付つけたため、ミゲルは代かわりにデラクルスに許ゆるしをもらおうとその場ばから逃にげ出だす。すると、自分じぶんをデラクルスの友達ともだちだとい張いはる男おとこヘクターと出でくわす。彼かれはまだ存命ぞんめいの娘むすめに会あいたいと願ねがっていたが、誰だれも彼かれの写真しゃしんを飾かざっておらず生者しょうじゃの国くにに行いけずにいた。ミゲルの話はなしを聞きいたヘクターは自分じぶんの写真しゃしんを彼かれに渡わたし、デラクルスへの対面たいめんを手伝てつだう代かわりに生者しょうじゃの国くにで自分じぶんの写真しゃしんを飾かざるよう頼たのむ。

死者ししゃの国くにでも開催かいさいされている音楽おんがくコンテストで優勝ゆうしょうすれば、デラクルスのパーティーに招待しょうたいされると知しった彼かれらは、ヘクターの友人ゆうじんのチチャロンにギターを借かりに行いくが、そこで生者しょうじゃの国くにで誰だれからも忘わすれられると死者ししゃの国くにからも消滅しょうめつしてしまうという「二に度目どめの死し」（字幕じまく版ばんでは、最後さいごの死しとなっている。以下いか同様どうよう。）を目めにする。ミゲルは、チチャロンが遺のこしたギターを手てに、コンサートで『ウン・ポコ・ロコ』を演奏えんそうして大だい喝采かっさいを浴あびるが、リヴェラ一族いちぞくがコンサート会場かいじょうにミゲルを捜さがしに来きたため、表彰ひょうしょう式しきを待またず逃にげ出だす。更さらに些事さじでヘクターと喧嘩けんかをし、単独たんどく行動こうどうを取とったミゲルはコンテストで優勝ゆうしょうしたバンドの手助てだすけでデラクルスのパーティー会場かいじょうに忍しのび込こみ、遂ついにデラクルスと対面たいめんする。彼かれも自分じぶんの玄孫げんそんに会あえたことを喜よろこび、ミゲルに許ゆるしを与あたえようとする。

その時とき、2人ふたりの前まえにヘクターが現あらわれ、映画えいがを通とおして、ある真実しんじつが明あかされる。ヘクターは生前せいぜん、デラクルスと共ともに音楽おんがく活動かつどうをして旅たびをしていたが、家族かぞくが恋こいしくなって故郷こきょうへ帰かえろうとした。しかしデラクルスによって毒殺どくさつされ、彼かれが遺のこしたギターや数々かずかずの曲きょくを奪うばわれてしまったのだった。デラクルスは生者しょうじゃの国くにでこれが明あかされないようヘクターの写真しゃしんを奪うばい、2人ふたりを町外まちはずれの地下ちか洞窟どうくつに落おとす。ヘクターが絶望ぜつぼうの中なか、思おもい出でとして語かたった娘むすめの名なは「ココ」。即すなわち、ミゲルの本当ほんとうの高祖父こうそふはヘクターであり、デラクルスの大だいヒット曲きょく『リメンバー・ミー』もヘクターがココのために作つくった歌うただった。ヘクターが生者しょうじゃの国くにに行いこうと必死ひっしだったのも、ココが父ちちである自分じぶんを忘わすれかけており、ヘクターに二に度目どめの死しが近付ちかづいていたからであった。そこへミゲルを捜さがしていたイメルダが空そら飛とぶアレブリヘに乗のって現あらわれ、彼かれらを助たすけ出だす。

全すべての事情じじょうを知しったリヴェラ一族いちぞくは、ヘクターの写真しゃしんを取とり返かえすべくデラクルスのコンサート会場かいじょうへ乗のり込こむ。ところがステージ裏うらで乱闘らんとうになり、写真しゃしんは失うしなわれてしまうが、ミゲルとデラクルスがその場ばで語かたった真実しんじつはリヴェラ一族いちぞくが観客かんきゃく席せきに繋つないだカメラによって暴露ばくろされ、ミゲルを屋上おくじょうから突つき落おとしたことでデラクルスの本性ほんしょうが明あかされ、非難ひなんの的まととなる。巨大きょだいなアレブリヘによって会場かいじょうの外そとへと追おいやられたデラクルスは、自身じしんが死しんだときと同おなじように鐘かねに押おし潰つぶされる。ヘクターは、日ひの出でと二に度目どめの死しが近付ちかづく中なか、自身じしんの消滅しょうめつよりもミゲルの命いのちを優先ゆうせんし、無条件むじょうけんで許ゆるしを与あたえて生者しょうじゃの国くにへ送おくり返かえす。

生者しょうじゃの国くにへと戻もどったミゲルはデラクルスに奪うばわれたヘクターのギターを持もち出だし、急いそいでココの元もとへ行いき、『リメンバー・ミー』を演奏えんそうする。するとココはたちまち父ちちであるヘクターのことを思おもい出だし、密ひそかに持もっていたヘクターの写真しゃしんの切きれ端はしを取とり出だす。ココはヘクターが生前せいぜんココに送おくった手紙てがみや楽譜がくふなども大切たいせつに保管ほかんしており、これがきっかけとなってヘクターの功績こうせきは一気いっきに世間せけんへと知しられ、娘むすめ想おもいのミュージシャンとして町まちの名物めいぶつとなり、逆ぎゃくに生前せいぜんの悪事あくじが暴あばかれたデラクルスはペテン師ぺてんしとして嫌きらわれ、霊廟れいびょうには「忘わすれてやる」という看板かんばんが掛かけられ封鎖ふうさされた。そしてリヴェラ家かの「音楽おんがく禁止きんしの掟おきて」はついに廃止はいしされる。

翌年よくねんの死者ししゃの日ひ、祭壇さいだんには破やぶられた部分ぶぶんを修復しゅうふくしたヘクター、イメルダ、そして100歳さいで亡なくなったココの家族かぞく写真しゃしんが飾かざられる。これにより、ヘクターは生者しょうじゃの国くにに行いけるようになり、長ながい間あいだ離はなれ離ばなれだった愛娘まなむすめココと再会さいかいを果はたしていた。そして、生者しょうじゃと死者ししゃが揃そろったリヴェラ一族いちぞくの前まえで、ミゲルはヘクターと共ともに、ギターを手てに歌うたを披露ひろうするのだった。

登場とうじょう人物じんぶつ

主要しゅよう人物じんぶつ

ミゲル・リヴェラ（Miguel Rivera）

本ほん作さくの主人公しゅじんこう。サンタ・セシリアに暮くらす12歳さいの少年しょうねん。いとこのベニーとマニーを除のぞくとリヴェラ家かでは最年少さいねんしょうで、製靴せいかを営いとなむ出自しゅつじだが靴くつ磨みがきをしている。曲きょくを聴きいただけでギターで演奏えんそうできる天才てんさい少年しょうねんで、素晴すばらしい歌声うたごえを持もつ。一人称いちにんしょうは「僕ぼく」。

家族かぞくに「音楽おんがく禁止きんしの掟おきて」があるにもかかわらずミュージシャンのデラクルスを崇拝すうはいし、内緒ないしょで屋根裏やねうら部屋へやに彼かれのグッズを並ならべ、自作じさくしたデラクルスがヘクターから盗ぬすんだギターのレプリカで彼かれの曲きょくを弾ひいたり、彼かれが出演しゅつえんした映画えいがのビデオを観みて台詞せりふを全すべて覚おぼえている。将来しょうらいはミュージシャンになりたいと願ねがうが、音楽おんがくを毛嫌けぎらいしている家族かぞくのこともあり人前ひとまえで演奏えんそうしたことは一いち度どもなかった。しかし、その執念しゅうねんはかなり深ふかく、ギターを祖母そぼのエレナに壊こわされたからとデラクルスの霊廟れいびょうにあるギターを持もち出だそうとして呪のろわれたり、死者ししゃの国くにで高祖母こうそぼのイメルダに「二度にどと音楽おんがくをしない」という条件じょうけんで生者しょうじゃの国くにに返かえしてもらったにもかかわらずすぐに約束やくそくを破やぶり、再ふたたび死者ししゃの国くにへ飛とばされたりしていたほど。

死者ししゃの国くにでは、先祖せんぞ達たちに自分じぶんの願ねがいをき入きいれてもらえずに逃にげ出だし、高祖父こうそふと信しんじるデラクルスを捜さがすべく奔走ほんそうする。生いきた人間にんげんとして追おわれる身みとなるが、偶然ぐうぜん出会であったヘクターから死者ししゃに見みえるフェイスペイントを施ほどこしてもらい、初はじめて人前ひとまえで演奏えんそうするための手てほどきを受うけるなどして困難こんなんを切きり抜ぬけていき、精神せいしん的てきに成長せいちょうしていく。後のちにヘクターこそ本当ほんとうの高祖父こうそふだと知しり、生者しょうじゃの国くにへと帰かえった後のちはヘクターのギターでココに「リメンバー・ミー」を歌うたったことでココの記憶きおくを取とり戻もどし、ヘクターの二に度目どめの死しを防ふせぐことに成功せいこうし、一族いちぞくにヘクターの真実しんじつが明あかされたことで音楽おんがく禁止きんしがなくなった。1年ねん後ごの死者ししゃの日ひでは、生うまれた妹いもうとのソコロにココを含ふくめた先祖せんぞの事ことを教おしえ、生者しょうじゃと死者ししゃが集つどうリヴェラ家かでヘクターと共ともに歌うたいながらギターを弾ひいた。

ヘクター・リヴェラ（Héctor Rivera）

本ほん作さくのもう1人ひとりの主人公しゅじんこう。享年きょうねんは21歳さい。死者ししゃの国くにに住すむ陽気ようきな骸骨がいこつで、何なにかとやり手てで死者ししゃの国くにでは多方面たほうめんに顔かおが利きく。変装へんそうが得意とくいと言いうが、作中さくちゅうでは有名ゆうめいな芸術げいじゅつ家かであるフリーダ・カーロの変装へんそうしかしていない。一人称いちにんしょうは「俺おれ」。

死者ししゃの国くにに迷まよい込こんだミゲルと出会であい、デラクルス捜さがしを手伝てつだう代かわりに、祭壇さいだんに自分じぶんの写真しゃしんを飾かざるよう懇願こんがんし、行動こうどうを共ともにする。自分じぶんと同おなじように生者しょうじゃの国くにに行いけない死者ししゃと身みを寄よせ合あって暮くらしている。音楽家おんがくかたちからはしばしばチョリソーで窒息ちっそく死ししたことをバカにされているが、ヘクター自身じしんは食中毒しょくちゅうどくだとい張いはっていた。

生前せいぜんは家族かぞくと離はなれてデラクルスと共ともに音楽おんがく活動かつどうをし、作詞さくし作曲さっきょくを担当たんとうしていた。しかし、旅たびをしながらも娘むすめと手紙てがみのやりとりしていたので家族かぞくを忘わすれることができず帰郷ききょうしようとするが、ヘクターの才能さいのうを利用りようすることを考かんがえたデラクルスによって毒殺どくさつされ、『リメンバー・ミー』を始はじめとした数々かずかずの楽曲がっきょくの著作ちょさく権けんも偽造ぎぞうされてしまう。「チョリソーを詰つまらせた」というのは毒どく入いりの酒さけを飲のんで具合ぐあいを悪わるくしたヘクターにデラクルスが言いったでたらめで、それにより家族かぞくとの絆きずなを引ひき裂さかれてしまう。

実じつはヘクターこそミゲルの本当ほんとうの高祖父こうそふであり、ママ・ココの父親ちちおやで愛娘まなむすめの為ために歌うたを送おくったり、二に度目どめの死しが近ちかづく際さい、自身じしんの消滅しょうめつよりミゲルの帰還きかんを最さい優先ゆうせんするなど家族かぞく想おもいな人物じんぶつ。その事実じじつを知しらないミゲルの家族かぞくは、娘むすめのココ以外いがいは誰だれもヘクターのことを記憶きおくしておらず、ミゲルが盗ぬすまれたギターからデラクルスを高祖父こうそふだと勘違かんちがいした時ときも誰だれも否定ひていしなかった。死しの真相しんそうを知しったリヴェラ家かと和解わかいした後のち、自分じぶんの写真しゃしんを取とり戻もどすべくミゲルとリヴェラ一族いちぞくと共ともにデラクルスのコンサート会場かいじょうへ侵入しんにゅうするが、彼かれと混戦こんせんしてしまい写真しゃしんは失うしなわれてしまう。しかし、ミゲルに無条件むじょうけんで許ゆるしを与あたえて生者しょうじゃの国くにへと還かえし、ミゲルが「リメンバー・ミー」を歌うたってココの記憶きおくを取とり戻もどしたことで二に度目どめの死しを避さけることができた。1年ねん後ごの死者ししゃの日ひではイメルダとの仲なかは修復しゅうふくしており、死者ししゃの世界せかいでココと念願ねんがんの再会さいかいを果はたしていた。写真しゃしんが飾かざられたことで生者しょうじゃの国くにへとようやく赴おもむくことができ、ミゲルと共ともにギターを弾ひき、生者しょうじゃと死者ししゃが集つどうリヴェラ家かで楽たのしく過すごした。

吹ふき替かえや字幕じまくでは英語えいご読よみで「ヘクター」となっているが、原語げんご版ばんでは、スペイン語ご読よみで「エクトール」となっている。

ダンテ（Dante）

サンタ・セシリアに住すむ野良犬のらいぬのメキシカン・ヘアレス・ドッグ。ミゲルの親友しんゆうでもあり、よく彼かれに懐なついているが、当とうのミゲルはリヴェラ家かに野良犬のらいぬの世話せわを禁きんじられている。

死者ししゃの日ひのお供そなえ物ものを食たべたため、ミゲルと共ともに死者ししゃの国くにに迷まよい込こむ。映画えいがの中盤ちゅうばんでアレブリヘとなり、ミゲルが生者しょうじゃの国くにに戻もどった後のちも死者ししゃの国くにで暮くらしているが、死者ししゃの日ひにはリヴェラ一族いちぞくと共ともに生者しょうじゃの国くにへ赴おもむく。「ダンテ」というのはミゲルがつけた名前なまえであり、デラクルスが映画えいがで共演きょうえんした馬うまのダンテからとられている。

死者ししゃの国くにの住人じゅうにん

死者ししゃの国くにの住人じゅうにんは全すべて骸骨がいこつの姿すがたをしているが、身長しんちょうや髪型かみがたなどの風貌ふうぼうは亡なくなった時点じてんのものがそのまま引ひき継つがれる。また、年としは取とらない。生者しょうじゃの記憶きおくに残のこっている限かぎり、死者ししゃの国くにの住人じゅうにんは存在そんざいする事ことが可能かのうだが、生者しょうじゃから忘わすれられる、又または存在そんざいを覚おぼえている生者しょうじゃが亡なくなってしまうなどして、覚おぼえてくれている人ひとが一人ひとりもいなくなってしまうと二に度目どめの死しが訪おとずれ、完全かんぜんに消滅しょうめつしてしまう。死者ししゃの日ひのみ生者しょうじゃの国くにに行いけるが、「出入国しゅつにゅうこく管理かんり所しょ」で生者しょうじゃの国くにに写真しゃしんが飾かざられているかどうか判定はんていされ、飾かざられていない場合ばあいは出国しゅっこくを拒否きょひされる。それでも死者ししゃの国くにと生者しょうじゃの国くにを繋つなぐマリーゴールドの橋はしを渡わたろうとした場合ばあい、花はなに埋うずもれてしまう。メイキングブックによると、古代こだいの死者ししゃの国くにの住人じゅうにんは歴史れきしに名なを残のこした著名ちょめい人じんや王族おうぞく以外いがいは数すう十じゅう年ねん単位たんいで二に度目どめの死しが訪おとずれ、人口じんこうもそれほど多おおくなく安定あんていしていたが、200年ねん前まえから写真しゃしんの技術ぎじゅつが発展はってんした事ことで、子孫しそんに遺影いえいを残のこして認知にんちされ、引ひき継つがれやすくなったことにより死者ししゃの国くにの人口じんこうが爆発ばくはつ的てきに増ふえ、上うえに上うえに建物たてものが経たつほど異様いような街まち並なみへと変かわって行いった。

リヴェラ家かの先祖せんぞ

ママ・イメルダ（Mamá Imelda）

ミゲルの高祖母こうそぼ。享年きょうねんは72歳さい。リヴェラ家かのリーダー的てき存在そんざいで、気きが強つよく、やや威圧いあつ的てきな性格せいかく。アレブリヘのペピータを従したがえている。一人称いちにんしょうは「私わたし」。

デラクルスに誘さそわれたヘクターをミュージシャンになる為ために家族かぞくを捨すてたと憎にくみ、リヴェラ家かに「音楽おんがく禁止きんしの掟おきて」を作つくり、その後ご一いち人にん娘むすめのココを養やしなうために靴くつ作づくりを始はじめ、製靴せいか業ぎょうは代々だいだい引ひき継つがれる。死後しごも音楽おんがくを嫌きらい、ヘクターと確執かくしつを持もってきた。しかしヘクターが家いえを出でる以前いぜんは音楽おんがくを愛あいし自みずからも素晴すばらしい歌声うたごえの持もち主ぬしであった。ヘクターを毒殺どくさつしたデラクルスに対たいして「よくも私わたしの最愛さいあいの夫おっとを殺ころしたわね!」と怒いかりをぶつけ、ヘクターが二に度目どめの死しを迎むかえかけたときは本気ほんきで心配しんぱいするなど、心境しんきょうが変化へんかしていく。また、デラクルスのコンサート会場かいじょうではヘクターの伴奏ばんそうで歌うたっている。1年ねん後ごの死者ししゃの日ひでは完全かんぜんにヘクターとの仲なかは修復しゅうふくされた。

ロシータ（Tía Rosita）

ミゲルの外そと曽そ祖そ叔母おば。フリオの妹いもうとで、ママ・ココの義理ぎりの妹いもうと。享年きょうねんは62歳さい。骸骨がいこつになっても生前せいぜんと変かわらないふくよかな体格たいかくが特徴とくちょう。リヴェラ家かとの血縁けつえんは無ないが、家族かぞくとして靴くつ作づくりに携たずさわっていた。終盤しゅうばんではデラクルスに気きづかれないようにこっそりとカメラを向むけ、デラクルスの悪事あくじを広ひろめた。

ヴィクトリア（Tía Victoria）

ココとフリオの長女ちょうじょ。ミゲルの大伯母おおおばで、エレナの姉あね。享年きょうねんは58歳さい。眼鏡めがねをかけた細身ほそみの仏頂面ぶっちょうづらな女性じょせいで、サンダル作づくりが得意とくい。終盤しゅうばんではデラクルスに気きづかれないようにこっそりと機材きざいを操作そうさし、デラクルスの悪事あくじを広ひろめた。

パパ・フリオ（Papá Julio）

ママ・ココの夫おっと。ミゲルの曽そ祖父そふで、ロシータの兄あに。享年きょうねんは80歳さい。曾孫そうそんのミゲルより小柄こがらな男性だんせいで、ウィングチップ作つくりが得意とくい。終盤しゅうばんではパワフルな戦たたかいを披露ひろうした。

オスカル&フェリペ（Tío Óscar and Tío Felipe）

イメルダの弟おとうとにあたる双子ふたごの兄弟きょうだいで、ママ・ココの叔父おじ。享年きょうねんはイメルダと同おなじ72歳さい。どちらがどちらなのか見分みわけがつかないほどそっくりな見みた目めをしている。気きが弱よわく、いつもおどおどしているが、終盤しゅうばんでは相棒あいぼうの腕うでをヌンチャク代かわりにして戦たたかった。

その他た

エルネスト・デラクルス（Ernesto De La Cruz）

サンタ・セシリア出身しゅっしんの男性だんせいミュージシャン、俳優はいゆう。享年きょうねんは46歳さい。世界せかい的てきに成功せいこうを収おさめ、死後しごもメキシコが生うんだスターとして掲かかげられ、ミゲルにとってあこがれの存在そんざいである。彼かれの故郷こきょうではデラクルスの聖地せいちを回まわるツアーも開ひらかれ、国民こくみん的てきな英雄えいゆうとして霊廟れいびょうも建たてられている。『チャンスは掴つかむもの』がモットーでミゲルもその言葉ことばを信しんじてミュージシャンの夢ゆめを追おいかけていた。

1942年ねん、歌唱かしょう中ちゅうに舞台ぶたい道具どうぐの巨大きょだいな鐘かねの下敷したじきになり他界たかいしたが、死者ししゃの国くにでも生前せいぜんと同おなじように絶大ぜつだいなる人気にんきを誇ほこる。彼かれを象徴しょうちょうする楽曲がっきょく『リメンバー・ミー』は特とくに人気にんきが高たかく、かえってアマチュアが演奏えんそうするには陳腐ちんぷと評ひょうされるほどである。

実じつは本ほん作さくのディズニー・ヴィランズ。デラクルスにとって『チャンスを掴つかむ』ということは、『チャンスの為ためなら手段しゅだんを選えらばず、殺人さつじんにも手てを染そめる』ということであり、次第しだいに冷酷れいこくな本性ほんしょうを現あらわしていく。一人称いちにんしょうは「私わたし」だが、回想かいそうシーン及および本性ほんしょうを表あらわしたシーンでは「俺おれ」。

生前せいぜん、駆かけ出だしの頃ころはボーカルを務つとめており、作詞さくし作曲さっきょくを担当たんとうするヘクターに「家族かぞくの下したへ帰かえりたい」と帰郷ききょうすることを告つげられ、「最後さいごのお別わかれとして」という名目めいもくで乾杯かんぱいをするが、その酒さけに毒どくを入いれてヘクターを殺ころし、ヘクターが作つくった曲きょくを自分じぶんのものと偽いつわってソロ活動かつどうを始はじめ、名声めいせいを得える。死者ししゃの国くにでヘクターと対面たいめんした際さいに放はなった言葉ことばが彼かれの出演しゅつえん映画えいがの台詞せりふと同おなじであること、そしてそれが毒殺どくさつのシーンであったことをミゲルに指摘してきされたことで、ヘクター殺害さつがいの犯人はんにんであることが判明はんめいする。

生前せいぜんの悪行あくぎょうを暴露ばくろされることを阻止そしすべく、ヘクターの写真しゃしんを奪うばってミゲルとヘクターを洞窟どうくつに投なげ落おとすが、真実しんじつを知しった死者ししゃの国くにのリヴェラ家かによって追おい詰つめられ、ついには舞台裏ぶたいうらで本性ほんしょうを現あらわした一部始終いちぶしじゅうをカメラで撮影さつえい（ライブ中継ちゅうけい）されたことで死者ししゃの国くにの観客かんきゃくたちに生前せいぜんの悪行あくぎょうが知しられ、ステージに戻もどった途端とたんに非難ひなんの的まととなり罵倒ばとうされる。最終さいしゅう的てきにはぺピータに捕つかまってはるか彼方かなたへ放ひり投なげられ、自身じしんが死しんだときと同おなじように巨大きょだいな鐘かねの下敷したじきにされた。

ミゲルが生者しょうじゃの国くにに帰かえった後のち、ココが所持しょじしていたヘクターに関かんする資料しりょうが決きめ手てとなって生前せいぜんの悪行あくぎょうは生者しょうじゃの国くにでも知しられることになり、生者しょうじゃの国くに・死者ししゃの国共こっきょうに名声めいせいはヘクターに取とって代かわられることになった。

ペピータ（Pepita）

イメルダが従したがえるアレブリヘ。緑色みどりいろで巨大きょだいな体からだに、ジャガーの体からだにワシの翼つばさ、トカゲの尻尾しっぽなど、様々さまざまな動物どうぶつを組くみ合あわせたような外見がいけんをしている。ダンテと共ともに生者しょうじゃの国くにへ赴おもむいた際さいの姿すがたは猫ねこである。

チチャロン（Chicharrón）

ヘクターの友人ゆうじん。ヘクターに車くるまやミニ冷蔵庫れいぞうこ、テーブルナプキンや投なげ縄なわ、自身じしんの大腿だいたい骨こつなど色々いろいろなものを貸かしていたが、どれも返かえしてもらっていない。生者しょうじゃの国くににいる人々ひとびとから忘わすれ去さられたことで、死者ししゃの国くにから消滅しょうめつしてしまう。

フリーダ・カーロ（Frida Kahlo）

世界せかい的てきに有名ゆうめいな天才てんさい芸術げいじゅつ家か。緑色みどりいろの猿さるのような姿すがたのアレブリヘを従したがえている。アシスタントがヘクターにフリーダの衣装いしょうを貸かし出だしたりと間接かんせつ的てきだがヘクターと関かかわりを持もっている。デラクルスのコンサートの演出えんしゅつを考かんがえていたところでミゲルと出会であい、彼かれからあらゆるアイディアを提供ていきょうされた。その縁えんもあり、ヘクターの写真しゃしんを取とり戻もどすためにコンサート会場かいじょうに潜入せんにゅうするミゲル達たちに協力きょうりょくした。

エル・サント（El Santo）

メキシコの国民こくみん的てき英雄えいゆうであるプロレスラー（ルチャドール）。デラクルスのパーティに出席しゅっせきする際さい、ファンである警備けいび員いんと写真しゃしん撮影さつえいを行おこなう。

ヘッド・クラーク（Head Clerk）

家族かぞく再会さいかいの案内あんない所しょの事務じむ官かん。アレルギー持もちで、動物どうぶつが近ちかくにいるとくしゃみが出でてしまう。

エムシー（Emcee）

コンサートの司会しかい者しゃ。花はななどを付つけた青あおい盛もり髪かみとピンクのドレスを着きた女性じょせいで、とってもハイテンションな性格せいかく。

生者しょうじゃの国くにの住人じゅうにん

リヴェラ家か

音楽家おんがくかになる夢ゆめを追おいかけるデラクルスの誘さそいに乗のって家いえを出でたヘクターに残のこされたイメルダの遺言ゆいごんで「音楽おんがく禁止きんしの掟おきて」を立たてられ、靴くつ屋やとして繁栄はんえいし、一家いっかで靴くつ職人しょくにんとして活動かつどうしていた。後のちにヘクターの真実しんじつが明あかされたことで掟おきてはなくなり、ミゲルの家族かぞくもヘクターやイメルダから受うけ継つがれた音楽家おんがくかの才能さいのうを発揮はっきし、終盤しゅうばんでミゲルと共ともに楽器がっきを演奏えんそうする姿すがたが描えがかれている。

ママ・ココ（Mamá Coco）／ソコロ・リヴェラ（Socorro Rivera）

ミゲルの曽そ祖母そぼで、ヘクターとイメルダの1人ひとり娘むすめ。100歳さい近ちかい高齢こうれいのため言葉ことばを発はっすることも少すくなく、記憶きおくも失うしないかけており、娘むすめであるエレナのことも忘わすれてしまっていた。終盤しゅうばんで父ちちであるヘクターを忘わすれかけるが、死者ししゃの国くにから帰還きかんしたミゲルが歌うたう『リメンバー・ミー』を聴きき一緒いっしょに歌うたったことで記憶きおくを取とり戻もどし、エレナやヘクターを思おもい出だす。実じつは密ひそかにヘクターの手紙てがみや楽曲がっきょく資料しりょうを保管ほかんしていたため、ヘクターの功績こうせきやデラクルスの盗作とうさくの決きめ手てとなった。1年ねん後ごではすでに享年きょうねん100歳さいで他界たかいしており、死者ししゃの国くにでヘクターやイメルダと再会さいかいを果はたした。また、死者ししゃの国くにではエネルギッシュになれたのか、饒舌じょうぜつに物ものを言いえるようになっていた。

エレナ・リヴェラ（Elena Rivera）

ミゲルの祖母そぼで、ココとフリオの次女じじょ。ヘクターとイメルダの孫娘まごむすめにあたる。ミゲルを溺愛できあいしているが、「音楽おんがく禁止きんしの掟おきて」を頑かたくなに守まもっており、彼かれのミュージシャンになりたいという夢ゆめを快こころよく思おもっていない。そのためなら音楽おんがくを奏かなでる他者たしゃに嫌いやがらせをすることも厭いとわなかった。コンテストに行いこうとするミゲルのギターを叩はたき壊こわしたため、結果けっか的てきにミゲルを死者ししゃの世界せかいに行いかせるきっかけを与あたえてしまう。その後ご、ヘクターの真実しんじつを知しり音楽おんがく禁止きんしの掟おきてを廃止はいしした。原語げんご版ばんにおいて、ミゲルからはアブエリータ（スペイン語ごで『おばあちゃん』）と呼よばれている。

エンリケ・リヴェラ（Enrique Rivera）

ミゲルの父親ちちおやで、エレナとフランコの次男じなん。エレナほど厳きびしくはなく「音楽おんがく禁止きんしの掟おきて」に対たいしてエレナほど拘泥こうでいしている様子ようすもないが、ミゲルがミュージシャンではなく靴くつ職人しょくにんになることを願ねがっている。しかし、エレナがミゲルのギターを叩はたき壊こわした際さいは、流石さすがにやり過すぎだと思おもったのか止とめようとしていた。映画えいが終盤しゅうばんでは死者ししゃの国くにから帰かえってきたミゲルがヘクターのギターでココに「リメンバー・ミー」を聞きかせようとし、それをやめさせようとするエレナを引ひき止とめたことでココが記憶きおくを取とり戻もどすきっかけを与あたえた。

ルイサ・リヴェラ（Luisa Rivera）

ミゲルの母親ははおや、エンリケの妻つま。妊娠にんしんしており、映画えいが終盤しゅうばんでミゲルの妹いもうとにして娘むすめのソコロを出産しゅっさんする。

フランコ・リヴェラ（Franco Rivera）

ミゲルの祖父そふでエレナの夫おっと。

グロリア・リヴェラ（Gloria Rivera）

ミゲルの伯母おばでエレナとフランコの長女ちょうじょ。

ベルト・リヴェラ（Berto Rivera）

ミゲルの伯父おじでエレナとフランコの長男ちょうなん。

カルメン・リヴェラ（Carmen Rivera）

ミゲルの義理ぎりの伯母おば、ベルトの妻つま。

アベル・リヴェラ（Abel Rivera）

ミゲルのいとこで、ベルトとカルメンの長男ちょうなん。リヴェラ家かの中なかでは最もっとも大柄おおがらで、叔父おじのエンリケより長身ちょうしん。映画えいが終盤しゅうばんでの死者ししゃの日ひではアコーディオンを弾ひいていた。

ロサ・リヴェラ（Rosa Rivera）

ミゲルのいとこで、ベルトとカルメンの長女ちょうじょ。映画えいが終盤しゅうばんでの死者ししゃの日ひではバイオリンを弾ひいていた。

ベニー&マニー（Benny and Manny）

ミゲルの双子ふたごのいとこで、ベルトとカルメンの末すえっ子こ。従妹じゅうまいのソコロが生うまれるまでリヴェラ家かでは最年少さいねんしょうだった。

ソコロ・リヴェラ（Socorro Rivera）

ミゲルの妹いもうとで、エンリケとルイサの長女ちょうじょ。ココの本名ほんみょうと同おなじ。

その他た

マリアッチ

広場ひろばでミゲルに靴くつを磨みがいてもらっていたマリアッチ。ミゲルにギターを渡わたしたため、エレナに「うちの孫まごにちょっかいを出だすんじゃないよ!」と怒鳴どなられて退散たいさんした。

ツアーガイド

デラクルスの聖地せいちを巡めぐるツアーをしている女性じょせい。エンディングではデラクルスの悪事あくじが暴あばかれたため、リヴェラ靴くつ店てんを案内あんないしていた。

キャスト

アンソニー・ゴンザレス(2017年ねん)

ガエル・ガルシア・ベルナル(2015年ねん)

キャラクター	英語えいご	日本語にほんご
ミゲル・リヴェラ	アンソニー・ゴンザレス	石橋いしばし陽よう彩いろどり
ヘクター	ガエル・ガルシア・ベルナル	藤木ふじき直人なおと
エルネスト・デラクルス	ベンジャミン・ブラット	橋本はしもとさとし
ママ・イメルダ	アラナ・ユーバック	松雪まつゆき泰子やすこ
エレナ・リヴェラ	レニー・ヴィクター	磯辺いそべ万まん沙子いさご
エンリケ・リヴェラ	ハイメ・カミーユ	横山よこやまだいすけ
パパ・フリオ	アルフォンソ・アラウ	多た田野でんや曜平
オスカル	ハーバート・シグエンサ	佐々木ささき睦あつし
フェリペ
事務じむ官かん	ガブリエル・イグレシアス	チョー
広場ひろばのマリアッチ	ロンバルド・ボイアー	坂口さかぐち候こう一いち
グスタヴォ
ママ・ココ	アナ・オフェリア・ムルギア	大方おおかた斐紗子こ
幼おさないココ	リベルタ・ガルシア・フォンシ	中村なかむら優ゆう月がつ
フリーダ・カーロ	ナタリア・コルドバ＝バックリー	渡辺わたなべ直美なおみ
ロシータ	セレーネ・ルナ	雨あめ蘭らん咲さき木子きご
チチャロン	エドワード・ジェームズ・オルモス	宝たから亀ひさし克かつ寿ことぶき
ルイサ・リヴェラ	ソフィア・エスピノーサ	恒松つねまつあゆみ
出国しゅっこく係官かかりかん	カーラ・メディナ	森もり千晃ちあき
ヴィクトリア	ディアナ・オルテッリ	冠かんむり野の智美ともみ
ベルト・リヴェラ	ルイス・バルデス	西村にしむら太ふとし佑たすく
ドン・イダルゴ
司会しかい者しゃ	ブランカ・アラセリ	魏涼子ぎりょうこ
セキュリティ	サルバドール・レイエス	松田まつだ健一郎けんいちろう
矯正きょうせい官かん	チーチ・マリン	丸山まるやま壮たけし史し
入国にゅうこく係官かかりかん	オクタビオ・ソリス	佐々木ささき啓あきら夫おっと
フランコ・リヴェラ	ロベルト・ドナーティ
グロリア・リヴェラ	カーラ・メディナ
アベル・リヴェラ	ポロ・ロジャス
ロサ・リヴェラ	モンセ・ヘルナンデス	新田にった早さ規ぶんまわし
フアン・ハノキョーセー	ジョン・ラッツェンバーガー	立木たちき文彦ふみひこ
セシリア		吉田よしだ麻美あさみ
チェロおばさん		峰みねかずこ
カルメン・リヴェラ		井上いのうえカオリ
ペドロ・インファンテ		こばたけまさふみ
ロス・チャチャラコス女性じょせいメンバー		シシド・カフカ
ロス・チャチャラコス男性だんせいメンバー		茂木もき欣一きんいち（東京とうきょうスカパラダイスオーケストラ）
女性じょせいマリアッチ		高柳たかやなぎ明あきら音おん（SKE48）
男性だんせいマリアッチ		大だい抜卓人じん
男性だんせい旅行りょこう者しゃ		カイミ
女性じょせい旅行りょこう者しゃ		寺田てらだちひろ
コーンを持もった男性だんせい		鈴木すずき拡樹
修道しゅうどう女おんな		安野やすの希世きせい乃
インタビュアー		チョー
ツアーガイド		小島こじま幸子さちこ
女性じょせいアナウンス		鶏冠井かいで美智子みちこ
露天商ろてんしょう		内野うちの孝たかし聡さとし
おばさん		根本ねもと圭子けいこ
出場しゅつじょう者しゃのマリアッチ		風雅ふうがなおと
オペラ歌手かしゅ		大木おおき理紗りさ 安西あんざい康やすし高だか
コーラス		渕上ふちがみ祥さち人じん 原田はらだ真純ますみ 内田うちだゆう
ダンテ	フランク・ウェルカー	原語げんご版ばん流用りゅうよう

音楽おんがく

サウンドトラック

詳細しょうさいは「Coco (soundtrack)」を参照さんしょう

『リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック』
サウンドトラック
リリース	2017年ねん11月がつ10日とおか 2018年ねん3月がつ14日にち
ジャンル	映画えいが音楽おんがく
レーベル	ウォルト・ディズニー・レコード

#	タイトル	作詞さくし	作曲さっきょく・編曲へんきょく	アーティスト
1.	「リメンバー・ミー (主題歌しゅだいか)（エルネスト・デラクルス・バージョン）」			橋本はしもとさとし
2.	「つのる想おもい」			橋本はしもとさとし
3.	「あこがれのファニータ」			藤木ふじき直人なおと
4.	「ウン・ポコ・ロコ」			石橋いしばし陽よう彩いろどり、藤木ふじき直人なおと
5.	「ハラレ」			メキシカン・インスティテュート・オブ・サウンド
6.	「音楽おんがくがぼくの家族かぞく」			石橋いしばし陽よう彩いろどり、橋本はしもとさとし
7.	「リメンバー・ミー（ララバイ・バージョン）」			藤木ふじき直人なおと、中村なかむら優ゆう月がつ
8.	「哀かなしきジョローナ」			松雪まつゆき泰子やすこ、橋本はしもとさとし
9.	「リメンバー・ミー（リユニオン）」			石橋いしばし陽よう彩いろどり、大方おおかた斐紗子こ
10.	「音楽おんがくはいつまでも」			石橋いしばし陽よう彩いろどり
11.	「リメンバー・ミー（エンドソング）」			シシド・カフカ feat. 東京とうきょうスカパラダイスオーケストラ
12.	「リメンバー・ミー（エルネスト・デラクルス・バージョン）」			ベンジャミン・ブラット
13.	「つのる想おもい」			ベンジャミン・ブラット、アントニオ・ソル
14.	「あこがれのファニータ」			ガエル・ガルシア・ベルナル
15.	「ウン・ポコ・ロコ」			アンソニー・ゴンザレス、ガエル・ガルシア・ベルナル
16.	「音楽おんがくがぼくの家族かぞく」			アンソニー・ゴンザレス
17.	「リメンバー・ミー（ララバイ・バージョン）」			ガエル・ガルシア・ベルナル、ガブリエラ・フローレス、リベルタ・ガルシア・フォンシ
18.	「哀かなしきジョローナ」			アラナ・ユーバック、アントニオ・ソル
19.	「リメンバー・ミー（リユニオン）」			アンソニー・ゴンザレス、アナ・オフェリア・ムルギア
20.	「音楽おんがくはいつまでも」			アンソニー・ゴンザレス
21.	「リメンバー・ミー（デュエット）」			ミゲル、ナタリア・ラフォルカデ

エンドロールでは、日本語にほんご吹替版ばんでは「リメンバー・ミー（エンドソング）」が、字幕じまく版ばんでは「リメンバー・ミー（デュエット）」が冒頭ぼうとうで流ながれ、その後ごスコアのメドレーとなる。

興行こうぎょう収入しゅうにゅう

2018年ねん4月がつ1日にち時点じてんで、本ほん作さくの興行こうぎょう収入しゅうにゅうは北米ほくべいで2億おく951万まんドル（米あめりかドル：以下いか同おなじ）、その他たの国くにと地域ちいきで5億おく7118万まんドルで、全ぜん世界せかいでは7億おく8069万まんドルである。

北米ほくべい

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくとカナダにおいては、上映じょうえい開始かいし5日間にちかんの興行こうぎょう収入しゅうにゅうは3987スクリーンで5500万まん～6500万まんドル（うち土日どにちで4000万まんドル）と予想よそうされた。2017年ねん11月21日にちの事前じぜん上映じょうえいでは230万まんドルとなり、これは同おなじく11月に事前じぜん上映じょうえいが行おこなわれたディズニー配給はいきゅう作品さくひんと比較ひかくすると『モアナと伝説でんせつの海うみ』（260万まんドル）より少すくなく、『アーロと少年しょうねん』（130万まんドル）より多おおい結果けっかとなった。翌日よくじつの正式せいしき上映じょうえい開始かいし日びには1320万まんドルの興行こうぎょう収入しゅうにゅうを上あげ、開始かいし5日間にちかんの興行こうぎょう収入しゅうにゅうは計けい7290万まんドル（うち土日どにち5080万まんドル）と予想よそうを上回うわまわり、初はつ週末しゅうまつである11月25日にち・26日にちの週末しゅうまつ興行こうぎょう収入しゅうにゅうランキングでは1位いに付ついた。この記録きろくは、感謝かんしゃ祭さい期間きかんに上映じょうえい開始かいしされたディズニー配給はいきゅう作品さくひんの初はつ週末しゅうまつ興きょう収おさむとしては『アナと雪ゆきの女王じょおう』『モアナと伝説でんせつの海うみ』『トイ・ストーリー2』に次つぎ4位いである。

第だい2週しゅう末まつ（12月2日にち・3日にち）は初はつ週末しゅうまつ比ひ46%の2750万まんドルまで下落げらくしたが、依然いぜんとしてランキング1位いを保たもった。この下落げらく幅はばは、初はつ週しゅう→2週しゅう目めとしては『モアナと伝説でんせつの海うみ』『アナと雪ゆきの女王じょおう』『塔とうの上うえのラプンツェル』『アーロと少年しょうねん』より小ちいさい。第だい3週しゅう末まつ（12月9日にち・10日とおか）も同おなじく1位いとなったが、興行こうぎょう収入しゅうにゅうは初はつ週末しゅうまつ比ひ33%の1850万まんドルとなり、『モアナと伝説でんせつの海うみ』とほとんど同様どうようの推移すいいを見みせた。この時点じてんで、2017年ねん北米ほくべい公開こうかい映画えいがの総そう興行こうぎょう収入しゅうにゅうランキングでは『スプリット』『ワイルド・スピード ICE BREAK』『ヒットマンズ・ボディガード』に次つぎ4位いとなった。第だい4週しゅう末まつ（12月16日にち・17日にち）は『スター・ウォーズ/最後さいごのジェダイ』『フェルディナンド』に次つぎランキング3位いとなった。

第だい5週しゅう末まつ（12月23日にち・24日にち）は新あらたに『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』『ピッチ・パーフェクト3』『グレイテスト・ショーマン』の上映じょうえいが開始かいしされ、6位いに付つくが、クリスマス（12月25日にち）単たん日びでも280万まんドルの興行こうぎょう収入しゅうにゅうを上あげ、依然いぜんとして好調こうちょうを見みせた。クリスマス休暇きゅうか期間きかん（12月22日にち～28日にち）の総そう興行こうぎょう収入しゅうにゅうは1630万まんドルとなり、前週ぜんしゅう合計ごうけいより6%上昇じょうしょうした（スクリーン数すうは1000以上いじょう減少げんしょう）。第だい6週しゅう末まつ（12月30日にち・31日にち）も6位いを維持いじし、12月29日にち～31日にちの興行こうぎょう収入しゅうにゅうは前週ぜんしゅう比ひ139%、これに元もと日ひを足たした4日間にちかんの興行こうぎょう収入しゅうにゅうは前週ぜんしゅう比ひ184%（うち元日がんじつは260万まんドル）となった。

第だい8週しゅう末まつ（2018年ねん1月がつ13日にち・14日にち、翌よく月曜げつようの15日にちはキング牧師ぼくし記念きねん日びで祝日しゅくじつ）には10位い以下いかに転落てんらくし、金曜きんよう～日曜にちようは前週ぜんしゅう比ひ62%、これにキング牧師ぼくし記念きねん日びを加くわえた4日間にちかんでは前週ぜんしゅう比ひ86%となった。

日本にっぽん

日本にっぽんでは一足いっそく遅おくれて2018年ねん3月がつ16日にちに全国ぜんこく511スクリーンで封切ふうぎられ、土日どにち2日間にちかんで観客かんきゃく動員どういん数すう36万まん8000人にん、興行こうぎょう収入しゅうにゅう4億おく8816万まん円えんを記録きろく。ランキングでは『ドラえもん のび太たの宝島たからじま』に続つづく初はつ登場とうじょう2位いとなり、観客かんきゃく動員どういん数すうでは『ドラえもん のび太たの宝島たからじま』を下回したまわっているが、興行こうぎょう収入しゅうにゅうでは上回うわまわっている。公開こうかい初はつ週しゅうの『ボス・ベイビー』が首位しゅいとなり、2週しゅう目めも2位いとなったが、またも興行こうぎょう収入しゅうにゅうでは『ボス・ベイビー』を上回うわまわっている。3週しゅう目め、観客かんきゃく動員どういん数すう32万まん7786人にん、興行こうぎょう収入しゅうにゅう3億おく7946万まん円えんをあげ、ランキングで初はつの首位しゅいを記録きろくし、翌週よくしゅうも首位しゅいをキープする。なお、興行こうぎょう収入しゅうにゅうでのランキングでは公開こうかい初はつ週しゅうから4週しゅう連続れんぞく1位いとなっている。

その後ごも、3位い（5週しゅう目め）、4位い（6週しゅう目め）、5位い（7週しゅう目め）、6位い（8週しゅう目め）、8位い（9週しゅう目め）とランキングで9週しゅう連続れんぞくトップ10内ないをキープし続つづけ、5月8日にち時点じてんで累計るいけい興行こうぎょう収入しゅうにゅう47億おく円えんを突破とっぱしている。

メキシコ

本ほん作さくの舞台ぶたいとなっているメキシコでは北米ほくべい公開こうかいより早はやく2017年ねん10月27日にちに上映じょうえいが開始かいしされた。初はつ週末しゅうまつ（10月がつ28日にち・29日にち）興行こうぎょう収入しゅうにゅうは930万まんドル（メキシコ・ペソ→アメリカ・ドル換算かんさん値ち）となり、国内こくないで公開こうかいされたアニメ原作げんさく映画えいが（前作ぜんさくや他たの原作げんさくを持もたない映画えいが）および夏期かき休暇きゅうか以外いがいに上映じょうえいが開始かいしされた映画えいがとしては史上しじょう最高さいこう記録きろくであった。第だい2週しゅう末まつ（11月4日にち・5日にち）は前ぜん週末しゅうまつ比ひ112%の1080万まんドルとなり、この日ひまでの総そう興行こうぎょう収入しゅうにゅうは2800万まんドルとなった。また、公開こうかい日びから10日にち目めまでの興行こうぎょう収入しゅうにゅうは国内こくない公開こうかい映画えいがで史上しじょう最高さいこうを記録きろくした。第だい3週しゅう末まつ（11月11日にち・12日にち）は前ぜん週末しゅうまつ比ひ77%の840万まんドルとなった。

11月12日にちまでの総そう興行こうぎょう収入しゅうにゅうは7億おく9200万まん墨すみペソ（4140万まん米あめりかドル）で、アニメ映画えいがとして国内こくない史上しじょう最高さいこう、全ぜん映画えいがで国内こくない史上しじょう2位い（1位いは『アベンジャーズ』）を記録きろくしたが、公開こうかい19日にち目めの11月15日にちには『アベンジャーズ』を抜ぬき国内こくない全ぜん映画えいが史上しじょう1位いの記録きろくを上あげ現在げんざいは5位いとなっている。

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくでは『尋ひろ夢ゆめ環たまき遊ゆう記き』のタイトルで2017年ねん11月24日にちに公開こうかいされ、公開こうかい3日間にちかんで1820万まんドルを記録きろく。これは、ディズニーのアニメーション映画えいがとしては『ズートピア』に続つづく2番目ばんめに高たかい記録きろくである。

受賞じゅしょう

第だい45回かいアニー賞しょうでは、作品さくひん賞しょうなど最多さいた13部門ぶもんにノミネートされ、そのうち11部門ぶもんを受賞じゅしょうした。

第だい75回かいゴールデングローブ賞しょうでは、アニメ映画えいが賞しょうと主題歌しゅだいか賞しょうの2部門ぶもんにノミネート、アニメ映画えいが賞しょうを受賞じゅしょうした。

第だい90回かいアカデミー賞しょうでは、長編ちょうへんアニメ映画えいが賞しょうと主題歌しゅだいか賞しょうの2部門ぶもんにノミネートされ、見事みごと2部門ぶもんの受賞じゅしょうを果はたした。なお、この受賞じゅしょうにより、6年ねん連続れんぞくディズニー作品さくひんが長編ちょうへんアニメ映画えいが賞しょう受賞じゅしょうとなった。

トリビア

• ミゲルの自宅じたくの祭壇さいだんに、『ファインディング・ニモ』のニモの置物おきものが置おいてある。
• ミゲルが窓まどから外そとを眺ながめているシーン、『Mr.インクレディブル』、『モンスターズ・ユニバーシティ』　以外いがいのピクサー作品さくひん全すべてに登場とうじょうするピザ・プラネットの配達はいたつトラックが窓まどの外そとを通過つうかする。
• ミゲルが靴くつ磨みがきに行いく際さいに通過つうかする建物たてものの柱はしらに、『トイ・ストーリー』のウッディとバズや『モンスターズ・インク』のマイクの人形にんぎょうが掛かかっている。
• ミゲルが靴くつ磨みがきに行いく際さいに通過つうかするアレブリヘ売うり場ばの中なかに、『ファインディング・ニモ』のニモとドリーのアレブリヘがある。
• 家族かぞく再会さいかいの案内あんない所しょのドアに、ピクサー作品さくひん全すべてに登場とうじょうするA113という文字もじが書かかれている。
• ミゲルがフリーダ・カーロと出会であうシーン直前ちょくぜん、『ルクソーJr.』のゴムボールが一瞬いっしゅんだけ登場とうじょうする。
• 死者ししゃの国くにでのコンサートシーン、壁かべに『インクレディブル・ファミリー』のポスターが貼はられている。なお、ポスターに写うつっているキャラクターは本来ほんらいの人間にんげんの姿すがたではなく骸骨がいこつの姿すがたとなっている。
• コンサートでドラムを披露ひろうする骸骨がいこつが来きているTてぃーシャツは、『トイ・ストーリー』のシドが着きているTてぃーシャツと同おなじものである。
• フリーダ・カーロやエル・サント、マリア・フェリックスなど、本ほん作さくではメキシコの著名ちょめい人じんが多数たすう登場とうじょうしている。

映画えいがを真似まねた死者ししゃの日ひの飾かざり

コスプレ

ハロウィンの仮装かそう

テレビ放送ほうそう

回数かいすう	放送ほうそう局きょく	放送ほうそう枠わく	放送ほうそう日び	放送ほうそう時間じかん（JST）	放送ほうそう分数ぶんすう	平均へいきん世帯せたい視聴しちょう率りつ	備考びこう	出典しゅってん
1	日本にほんテレビ	金曜きんようロードSHOW!	2020年ねん2月がつ21日にち（金きむ）	21:00 - 22:59	119分ふん	11.3%	地上波ちじょうは初はつ放送ほうそう
2		金曜きんようロードショー	2022年ねん3月4日にち（金きむ）			9.1%

• 視聴しちょう率りつはビデオリサーチ調しらべ、関東かんとう地区ちく・世帯せたい・リアルタイム。

関連かんれん項目こうもく

• ウォルト・ディズニー・カンパニー
• ピクサー・アニメーション・スタジオ
• 死者ししゃの日ひ

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト（日本語にほんご）
• リメンバー・ミー - Disney+（日本語にほんご）
• Coco - IMDb（英語えいご）