ローラ・B99/50

ローラ・B99/50

フェルナンド・アロンソによって 2000年ねんに運転うんてんされたB99/50
カテゴリー	国際こくさいF3000、ユーロシリーズ
コンストラクター	ローラ
先代せんだい	ローラ・T96/50
後継こうけい	ローラ・B02/50
主要しゅよう諸しょ元もと
シャシー	C-FRP・モノコック
全長ぜんちょう	4,833 mm
全幅ぜんぷく	1,476 mm
ホイールベース	3,000 mm
エンジン	ザイテック・エンジニアリング 2,997cc V型がた8気筒きとう NA MR
主要しゅよう成績せいせき

ローラ・B99/50は、1999年ねんにローラ・カーズが開発かいはつしたフォーミュラカー。本ほん項こうでは姉妹しまい車しゃであるローラ・B99/51についても述のべる。

歴史れきし

1999年ねんシーズンから国際こくさいF3000選手権せんしゅけんに採用さいようされたワンメイク車両しゃりょう。2001年ねんまでの3シーズンで使用しようされた後のち、ローラ・B02/50に置おき換かえられた。またB99/50と基本きほん設計せっけいをほぼ同一どういつとしたB99/51が1999年ねんにフォーミュラ・ニッポンに導入どうにゅうされたが（エンジンは無限むげん・MF308を搭載とうさいした）、ライバルであるレイナードに比くらべ戦闘せんとう力りょくで圧倒的あっとうてきに劣おとり、同年どうねん限かぎりで姿すがたを消けした。

その後ご、2002年ねんからユーロ3000選手権せんしゅけんに導入どうにゅうされた。2004年ねんまで独占どくせん的てきに使用しようされ、2005年ねんからローラ・B02/50となった。また古ふるいシャーシを使用しようする参加さんか者しゃのために、2005年ねんはライトクラスが設定せっていされた。2005年ねんと2006年ねんには3000Proシリーズでも使用しようされた。

現在げんざい、後継こうけいモデルのローラ・B02/50とともに、イタリアおよびヨーロッパのヒルクライム スピードレースで使用しようされている。イタリアのメーカーオゼッラの、FA30などと競きそった。

技術ぎじゅつ仕様しよう

シャーシ

フレームは、ローラ・カーズによってカーボンファイバーで設計せっけい、製造せいぞうされた。

エンジン

エンジンはザイテック・エンジニアリングによって製造せいぞうされた。排気はいき量りょう 2,997cm3のV型がた8気筒きとうは、最大さいだい出力しゅつりょく 470馬力ばりきを発生はっせいする。

• 構成こうせい：90°V8
• 排気はいき量りょう：2.997 cc
• バルブ：32個こ
• エンジンマネジメント：ザイテック
• インジェクション：ザイテック
• スパークプラグ：NGK
• 最大さいだいトルク：6,900 rpm（380 N m）
• 最大さいだい出力しゅつりょく：470 bhp

その他たのデータ

車くるまのホイールベースは3,000 mm、幅はば1,476 mm（フロント）および1,411 mm（リア）。総そう重量じゅうりょうは575キロ。

サスペンション

フロントとリアのサスペンションはプッシュロッドタイプのダブルウィッシュボーン式しきで、上下じょうげAアームで構成こうせいされている。

外部がいぶリンク

車くるまのテクニカルシート