トニー・サウスゲート
トニー・サウスゲート | |
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1940 イングランド ウェスト・ミッドランズ | |
イギリス | |
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レーシングカーデザイナー | |
BRM・P160、シャドウ・DN1、フォード・RS200、ジャガー・XJR-9、ほか | |
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トニー・サウスゲート(Tony Southgate, 1940
1960年代 ~1980年代 (F1の時代 )[編集 ]
10代の
1958
ローラ[編集 ]
1962
1964
1966
1967
サウスゲートはローラのことは
オール・アメリカン・レーサーズ[編集 ]
1967
1969
AARはサウスゲートにローラ
BRM[編集 ]
1969
P153は1970
しかしながら、1971
サウスゲートがBRMに
シャドウ[編集 ]
1972
サウスゲートはシャドウにとって
1973
サウスゲートは1973
F1では、1974
風洞 の活用
1975
ロータス[編集 ]
1976
1977
なお、サウスゲートがBRMに
アロウズ[編集 ]
1977
- コピー
車両 問題
1978
不発 に終 わったウィングカー
アロウズでは
パトレーゼの
チーム
セオドール~オゼッラ[編集 ]
セオドール・レーシングとの
1983
1980年代 ~1990年代 (スポーツプロトタイプの時代 )[編集 ]
サウスゲートは1980
1980
TWR[編集 ]
1984
TWRで
その
ル・マン24
ウォーキンショーとの
TWR離脱 後 [編集 ]
この
2000
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
- ^ インディのイーグル・Mk4(1968
年 のインディ500優勝 )、F1のBRM車両 (P160Bは1972年 モナコグランプリ優勝 )など、ルマンのTWRジャガー車両 (後述 )がそれぞれ達成 。世界 三 大 レースも全 て勝 っていることになる。他 のデザイナーでいずれか2つのレースの優勝 車両 を設計 した者 としては、ヴィットリオ・ヤーノ(ルマン・F1)、ルドルフ・ウーレンハウト(ルマン・F1)、コーリン・チャップマン(F1・インディ500)、ジョン・バーナード(インディ500・F1)、エイドリアン・ニューウェイ(インディ500・F1)、ゴードン・マレー(F1・ルマン)など、複数 名 いるが、3つ目 を達成 していないか、そもそも車両 を設計 する機会 を持 てていない。サウスゲートの雇 い主 となるエリック・ブロードレイ(後述 )は、インディ500とF1で優勝 車両 を設計 しているほか、フォード・GT40の設計 にも関 わっているが、ルマン優勝 車両 のGT40 Mk.II(1966年 )の頃 には開発 に関 わっていないため、単独 の設計 者 とはみなし難 い[1]。世界 三 大 レースを全 て制 したことは、サウスゲートも自身 のキャリアで最大 の業績 と自認 している[3]。 - ^ 750モータークラブはオースチン・7の750ccエンジンを
使 ったレースカー制作 を目的 として1939年 に発足 した同好 会 で、後 にサウスゲートの雇 い主 となるエリック・ブロードレイ、コーリン・チャップマンといった、イギリスレース界 を代表 するようなエンジニアたちが会員 として名 を連 ねていた[4]。 - ^
速 く運転 するのは下手 だと自覚 したと述懐 している[3]。 - ^
但 し、設計 に関 わった者 はブロードレイを含 め3名 だったとサウスゲートは語 る[2]。 - ^ グラハム・ヒルにとってインディ500での
唯一 の優勝 で、この後 、ヒルは1972年 にル・マン24時 間 レースを優勝 し、世界 三 大 レース全 ての優勝 を達成 する。 - ^ RA300の
流用 元 となった車両 は単 に「T90」とされることが多 いが、正確 にはT90をアップデートした1967年 型 仕様 で、区別 して「T92」あるいは「T90 MkII」と呼 ばれることもある[12]。 - ^ サウスゲートの
発言 による[2]。 - ^ この
時点 ではラッドとライトも車体 底面 の側面 を密閉 するという発想 にまで至 っていなかった。 - ^
同 時期 にアラン・リースもシャドウに加入 [15]。 - ^ サウスゲートはDN5のことを「ローリングロードを
使 って開発 された最初 のF1カー」だと語 る[14]。 - ^ この
奇妙 な移籍 については、チャップマンを非常 に尊敬 しておりその仕事 を近 くで見 たかったというのが最大 の理由 だった、と、サウスゲートは後年 語 っている[17]。加 えて、チャップマンがサウスゲートにシャドウ時代 の倍 の報酬 を支払 った[5]、など、他 の理由 もいくつかあったらしい[17]。 - ^ ロータス・78の
登場 時 、他 チームは速 さの秘密 やサイドスカートが果 たす効果 は理解 されていなかった[14]。 - ^ アロウズは、
前年 にシャドウの債務 を引 き受 けて債権 者 となったオリバーと、シャドウのオーナーのドン・ニコルズの交渉 決裂 に端 を発 して創設 されている(バーニー・エクレストンが仲裁 に入 りオリバーがシャドウを買収 するという交渉 をしたが、ニコルズが拒否 したためオリバーは新 チームを作 った)[18]。基本 的 にシャドウの主要 メンバーはチームに不満 を持 っていたため、新 チームのためのファクトリーをオリバーが用意 した際 、主要 メンバーのほぼ全員 がオリバーとの移籍 交渉 を即決 したが、サウスゲートは(なぜか)一旦 保留 したとオリバーは述懐 している[18]。 - ^
判決 が出 たのは7月 31日 で、FA1は7月 30日 決勝 の第 11戦 ドイツGPを最後 に使 われなくなり、新車 のA1は2週間 後 の第 12戦 オーストリアGPから投入 された。シャドウのオーナーのドン・ニコルズはA1もDN9のコピーに違 いないと重 ねて法的 に訴 えたが、A1は主要 な部分 はDN9と設計 を変 えていたため、ニコルズの主張 は退 けられた[3][1]。アロウズ設立 の一連 の争 いで、ドン・ニコルズはジャッキー・オリバーやアラン・リースとは完全 に決別 したが、サウスゲートとはそれほど険悪 な関係 にはならず、その後 も新 しいチームの構想 にサウスゲートを誘 うことがあったという[3]。 - ^
結果 的 にこの試 みは失敗 して、アロウズはヴァルシュタイナーを失 い、ブルナーらも早期 に去 っている。 - ^ サウスゲートは、RS200を
設計 するまでラリーカーの設計 経験 は全 くなかったが、それだけに「新鮮 だった」として、生涯 で自身 が中心 となって設計 した40台 以上 の車 の中 でも、RS200を特 にお気 に入 りの1台 に挙 げている[3]。 - ^ サウスゲートが
関 わっていないXJR-14と、プライベーター扱 いの車両 を除 く。 - ^ サウスゲートは
引退 後 にTWR時代 を述懐 して、ウォーキンショーとの関係 も極 めて良好 で、渡 り歩 いた他 の数々 のチームと比 べてもTWRは「おそらくキャリアで最良 だった」としている[3]。 - ^
設計 と開発 はTRDと童夢 が行 っており、サウスゲートはアドバイザーとして関 わった[20]。TS010は開発 方針 を変更 したことで完成 が遅 れているが、この方針 変更 はチーム監督 の齋藤 治彦 の決断 によるもので[21]、サウスゲートの意向 によるものというわけではないという[20]。 - ^
設計 はダラーラが行 った。 - ^
車体 設計 を行 った。R390の原型 であるジャガー・XJR-15の車体 設計 もサウスゲートがしている。 - ^
設計 は流用 しているものの、車体 はTWRに保管 されていたXJR-15そのものを流用 したわけではなく、メインモノコックのように流用 したパーツもあるにはあるものの、車体 は全 て新造 している[22]。 - ^ サウスゲートは
関 わっていない。
出典 [編集 ]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x Simon Taylor (2012
年 6月 ). “Lunch with .... Tony Southgate” (英語 ). Motor Sport Magazine. p. 81. 2017年 11月22日 閲覧 。 - ^ a b c d e f g h i j k The British at Indianapolis(Wagstaff 2010)、「Chapter 10: The Eagles' Wings - Len Terry and Tony Southgate」 pp.88–95
- ^ a b c d e f g h Tony Southgate (2006
年 1月 ). “In the hot seat - Tony Southgate” (英語 ). Motor Sport Magazine. p. 34. 2017年 11月22日 閲覧 。 - ^ a b “Famous Members”. 750 Motor Club. 2017
年 9月 3日 閲覧 。 - ^ a b c Simon Taylor (2006
年 5月 ). “Simon Taylor's Notebook” (英語 ). Motor Sport Magazine. p. 107. 2017年 11月22日 閲覧 。 - ^ Southgate, Tony (2010). From Drawing Board to Chequered Flag. Croydon, UK: Motor Racing Publications. ISBN 978-1-899870-82-0
- ^ Lawrence, Mike (2006
年 4月 25日 ). “Gascoyne”. Pitpass.com (Pitpass.com) 2017年 9月 3日 閲覧 。 - ^ Dron, Tony (2005
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- ^ RacingOn Vol.458 ホンダF1
第 1期 の閃光 、「トニーサウスゲートに訊 く──"ホンドーラ"の真実 」 pp.36–37 - ^ “Lola T92 1967” (
英語 ). Lola Heritage. 2017年 11月22日 閲覧 。 - ^
佐野 彰一 、高木 理恵 . “佐野 教授 の「60'S Honda F1物語 」 ローラというパートナー”.本田技研工業 . 2017年 11月22日 閲覧 。 - ^ a b c d e f Adam Cooper (2014
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証言 ]トニー・サウスゲート [ポルシェには勝 てる最初 からそう思 っていた」(トニー・サウスゲート、大谷 達也 ) pp.30–33 - ^ a b RacingOn Archives Vol.01、「[
特集 ]トヨタのル・マン挑戦 初期 ・最終 決算 彼岸 と自信 と期待 を乗 せて……"因縁 "を背負 ったTS010 - マシンギャラリー&マシン概要 解説 」(大串 信 ) pp.126ndash;131 - ^ RacingOn Archives Vol.01、「[
特集 ]トヨタのル・マン挑戦 初期 ・最終 決算 彼岸 と自信 と期待 を乗 せて……"因縁 "を背負 ったTS010 -総括 インタビュー:齋藤 治彦 」(椎橋 俊之 ) pp.132ndash;135 - ^ RacingOn Vol.463 NISMO、「ニッサンプロトタイプR390/R391のル・マンチャレンジ ニッサンが
再 び世界 の頂点 を掴 みかけた時 」(大内 明彦 ) pp.44–53
参考 資料 [編集 ]
書籍
- Ian Wagstaff (2010-12-15) (
英語 ). The British at Indianapolis. Veloce Publishing. ASIN 1845842464. ISBN 1845842464
雑誌
- 『Racing On』(NCID AA12806221)
- 2009-10-15、『Racing on Archives Vol.01』、
三栄書房 ISBN 978-4-7796-0690-8 ASIN B00HWQC7YC - 2012-05-14、『Racing on Vol.458 [ホンダF1
第 1期 の閃光 ]』、三栄書房 ISBN 978-4-7796-1452-1 ASIN 477961452X - 2013-07-15、『Racing on Vol.463 [NISMO]』、
三栄書房 ISBN 978-4-7796-1704-1 ASIN 4779617049 - 2014-09-14、『Racing on Vol.472 [Jaguar's C]』、
三栄書房 ISBN 978-4-7796-2237-3 ASIN B00MQEO61W
- 2009-10-15、『Racing on Archives Vol.01』、
- ウェブサイト
- Tony Southgate (2006
年 1月 ). “In the hot seat - Tony Southgate” (英語 ). Motor Sport Magazine. p. 34. 2017年 11月22日 閲覧 。 - Simon Taylor (2012
年 6月 ). “Lunch with .... Tony Southgate” (英語 ). Motor Sport Magazine. p. 81. 2017年 11月22日 閲覧 。