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三菱みつびし・6G7がたエンジン

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三菱みつびし・6G7がたエンジン
2005ねんしききゅう代目だいめ三菱みつびし・ギャラン6G75 3.8 L V6エンジン
生産せいさん拠点きょてん 三菱自動車工業みつびしじどうしゃこうぎょう
製造せいぞう期間きかん 1986ねん6がつ - 2021ねん8がつ
タイプ
排気はいきりょう
  • 2.0 L
  • 2.5 L
  • 3.0 L
  • 3.5 L
  • 3.8 L
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三菱みつびし・6G7がたエンジンは、1986ねん6がつから2021ねん8がつまで三菱自動車工業みつびしじどうしゃこうぎょう製造せいぞうしていたVがた6気筒きとうエンジンの系列けいれつひとつで、サイクロンV6愛称あいしょうあたえられている。

排気はいきりょうは2.0 Lから3.8 Lまで5種類しゅるい存在そんざいし、鋳鉄ちゅうてつせい頑丈がんじょうなシリンダーブロックに(ニードルベアリングもちいた)ローラーロッカーアーム駆動くどうSOHCしくはDOHCアルミ合金ごうきんせいヘッドがわされる。SOHCは当初とうしょはIN/EXかく1バルブの12バルブで展開てんかい。1989ねんまでのヘッドにはMCA-JETバルブが装備そうびされていた。

2020ねん1がつ現在げんざい時点じてんにおいて日本にっぽん国外こくがいけ4代目だいめパジェロようの3.8 L 6G75がた (SOHC24バルブ・MIVEC仕様しよう) のみが製造せいぞうされていたが、2021ねん8がつを以って4代目だいめパジェロの生産せいさん終了しゅうりょう同時どうじとうエンジンも製造せいぞう終了しゅうりょうとなった。

1986ねんに6G72ととも登場とうじょうしたエンジン。高級こうきゅうサルーンのエンジンとしてスーパーチャージャー搭載とうさいするなどの展開てんかいせたが、NAエンジンは非力ひりきさと鋳鉄ちゅうてつせいブロックのおもさがネックとなりDOHCおこなわれることもなく、92ねん以降いこうはコンパクト・軽量けいりょう設計せっけい6A12ってわられた。

排気はいきりょう
1998 cc
ボア
74.7 mm
ストローク
76.0 mm

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう SOHC 12バルブ (吸気きゅうき1、排気はいき1)
圧縮あっしゅく
8.9:1
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
105 PS (77 kW) / 5,000rpm (1986 - 1989)、120 PS (88kW) / 5,500 rpm (1989 -)
最大さいだいトルク
16.1 kg⋅m (158 N⋅m; 116 lbf⋅ft)(158N·m) / 4,000 rpm (1986 - 1989)
17.5 kg⋅m (172 N⋅m; 127 lbf⋅ft) (171.6N·m) / 4,500 rpm (1989 -)
備考びこう
1986 - 1989ねんの105 PSエンジンにはMCA-JETバルブり。89ねん以降いこうはJETバルブを廃止はいしし、ローラーロッカーアームを採用さいよう

搭載とうさい車種しゃしゅ

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SOHC・スーパーチャージャー

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エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう SOHC 12バルブ (吸気きゅうき1、排気はいき1) スーパーチャージャー
圧縮あっしゅく
8.0:1
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
150 PS (110 kW) / 5,000 rpm
最大さいだいトルク
22.5 kg⋅m (221 N⋅m; 163 lbf⋅ft) / 3,000 rpm
備考びこう
このエンジンはNAエンジンより2ねん先行せんこうしてJETバルブを廃止はいしし、ローラーロッカーアームを採用さいようという仕様しようになっている。

搭載とうさい車種しゃしゅ

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  • 1987 - 1989 三菱みつびし・デボネアV スーパーサルーンエクストラ、スーパーサルーン、スーパーエクシード、アクアスキュータム

デボネアVのタクシー仕様しようしゃ搭載とうさいされたエンジン。

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう SOHC 12バルブ (吸気きゅうき1、排気はいき1)
燃料ねんりょう装置そうち
LPG
備考びこう
このエンジンもSCエンジン同様どうよう、NAエンジンより先行せんこうしてJETバルブを廃止はいしし、ローラーロッカーアームを採用さいようという仕様しようになっている。

搭載とうさい車種しゃしゅ

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1986ねん弟分おとうとぶんの6G71ととも登場とうじょうした6G72排気はいきりょう一気いっきに3.0 Lにボアアップされ、SOHC12バルブながらも余裕よゆうのあるパワーを発揮はっきした。のちにSOHCマルチバルブやDOHC24バルブ、DOHCツインターボなど次々つぎつぎ強化きょうかおこなわれ、90年代ねんだい初頭しょとうかくメーカーのパワー戦争せんそう三菱みつびし代表だいひょうする280 PSターボエンジンとして、NA・MIVECで200 PSを発揮はっきした6A12とともいどんでいった。

排気はいきりょう
2972 cc
ボア
91.1 mm
ストローク
76.0 mm

1990ねんしきダッジ・デイトナESの6G72 SOHCエンジン

最初さいしょ登場とうじょうしたエンジン。クライスラーけに大量たいりょうにOEM供給きょうきゅうされた。また、パジェロなどの4WDしゃにも搭載とうさいされ、乗用車じょうようしゃようとはことなるセッティングがされていた。

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう SOHC 12バルブ (吸気きゅうき1、排気はいき1)
圧縮あっしゅく
8.9:1、9.0:1 (パジェロよう1997-1999)
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
155 PS (114 kW) / 5,000 rpm (三菱みつびし仕様しよう1986 - 1990)
165 PS (121 kW) / 5,400 rpm (三菱みつびし仕様しよう1990-) 141 hp (105 kW) / 5,000 rpm (クライスラー仕様しよう)
150 PS (110 kW) / 5,000 rpm (パジェロよう1988 - 1997)
185 PS (136 kW) / 5,500 rpm (パジェロよう1997 - 1999)
最大さいだいトルク
24.0 kg⋅m (235 N⋅m; 174 lbf⋅ft) / 4,000 rpm (三菱みつびし仕様しよう1986 - 1990)
25.6 kg⋅m (251 N⋅m; 185 lbf⋅ft) / 3,200 rpm (三菱みつびし仕様しよう1990 - 1992)
172 lb⋅ft (233 N⋅m) / 3,600 rpm (クライスラー仕様しよう)
23.5 kg⋅m (230 N⋅m; 170 lbf⋅ft) / 2,500 rpm (パジェロよう1988 - 1997)
27.0 kg⋅m (265 N⋅m; 195 lbf⋅ft) / 4,500 rpm (パジェロよう1997 -1999)
備考びこう
1986 - 1989ねんの155 PSエンジンにはMCA-JETバルブり。89ねん以降いこうはJETバルブを廃止はいしし、ローラーロッカーアームを採用さいよう

搭載とうさい車種しゃしゅ

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以下いか海外かいがい専売せんばい車両しゃりょう

SOHC・マルチバルブ

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1996ねん、オーストラリアにて三菱みつびし・マグナのエンジンとしてデビューし、日本にっぽんには1997ねんにディアマンテワゴンととも登場とうじょうした仕様しよう。1995ねんの6G73 SOHCエンジンをベースに、オーストラリア三菱みつびし主導しゅどう開発かいはつ[1]されたこのエンジンは、SOHCながらも二又ふたまたのローラーロッカーアームで1気筒きとうあたり4ほんのバルブを駆動くどう通常つうじょうのMPI仕様しよう最大さいだい200 PS、北米ほくべい販売はんばいモデルの「Mitsubishi Variable Induction Management」(MVIM) 仕様しようは210 PSを発揮はっきする。国内こくないでは2代目だいめパジェロ後期こうきがたから従来じゅうらいのSOHC12バルブエンジンにわり、このエンジンが搭載とうさいされるようになった。

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう SOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
9.0:1 (ごう三菱みつびし仕様しよう)
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI (ごう三菱みつびし仕様しよう) / MFI / MFI&MVIM
最大さいだい出力しゅつりょく
200 PS (150 kW) / 5,500 rpm (ごう三菱みつびし仕様しよう)
210 hp (160 kW) / 5,500 rpm (MVIM仕様しよう)
180 PS (130 kW) / 5,500 rpm (パジェロよう)
185 PS (136 kW) / 5,500 rpm (スペースギアよう)
最大さいだいトルク
28.0 kg⋅m (275 N⋅m; 203 lbf⋅ft) / 4,500 rpm (ごう三菱みつびし仕様しよう)
278 N⋅m (205 lbf⋅ft) / 4,000 rpm (MVIM仕様しよう)
27.0 kg⋅m (265 N⋅m; 195 lbf⋅ft) / 4,000 rpm (パジェロよう)
27.0 kg⋅m (265 N⋅m; 195 lbf⋅ft) / 4,500 rpm (スペースギアよう)

搭載とうさい車種しゃしゅ

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1989ねん、デボネアVのマイナーチェンジととも登場とうじょう。アメリカンテイストあふれるだい排気はいきりょうNAエンジンはとく北米ほくべい市場いちば多大ただい支持しじた。高級こうきゅうサルーンであるディアマンテの主力しゅりょくエンジンでもあり、代目だいめディアマンテに搭載とうさいされたエンジンはGTOのそれを上回うわまわ出力しゅつりょく発揮はっきした。

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
10.0:1
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
225 PS (165 kW) / 6,000 rpm (GTO)
210 PS (150 kW) / 6,000 rpm (デボネアV、シグマ、初代しょだいディアマンテ)
230 PS (170 kW) / 6,000 rpm (代目だいめディアマンテ)
最大さいだいトルク
28.0 kg⋅m (275 N⋅m; 203 lbf⋅ft) / 4,500 rpm (GTO)
27.5 kg⋅m (270 N⋅m; 199 lbf⋅ft) / 3,000 rpm (シグマ、初代しょだいディアマンテ)
29.2 kg⋅m (286 N⋅m; 211 lbf⋅ft) / 5,000 rpm (2代目だいめディアマンテ)

搭載とうさい車種しゃしゅ

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1997ねんの2代目だいめディアマンテマイナーチェンジ登場とうじょう当時とうじ最新さいしん技術ぎじゅつとして一世いっせい風靡ふうびしたガソリンちょく噴エンジンであり、最高さいこう出力しゅつりょくは240 PSを発揮はっきした。しかし、カタログ数値すうち豪華ごうかさとは裏腹うらはらに、当時とうじのガソリンちょく噴エンジンは希薄きはく燃焼ねんしょうともなてい回転かいてんでのドライバビリティの不安定ふあんていさや、システムの熟成じゅくせいともな故障こしょう多発たはつなどが指摘してきされており、発展はってん途上とじょう段階だんかいであった。そのためか、スポーツ車種しゃしゅのGTO/3000GTでは最後さいごまでNA/GDI仕様しよう採用さいようされないままであった。

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
11.0:1
燃料ねんりょう装置そうち
GDI とうない直接ちょくせつ噴射ふんしゃ
最大さいだい出力しゅつりょく
240 PS (180 kW) / 5,750 rpm
最大さいだいトルク
31.0 kg⋅m (304 N⋅m; 224 lbf⋅ft) / 3,500 rpm

搭載とうさい車種しゃしゅ

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DOHC・MIVEC

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1995ねんに2代目だいめディアマンテととも登場とうじょうFTOミラージュ採用さいよう実績じっせきのある可変かへんバルブ機構きこうであるMIVECをわせたもので、当時とうじ三菱みつびしのNA技術ぎじゅついきあつめたこのエンジンは最高さいこう出力しゅつりょく270 PSと、ツインターボ仕様しようせま出力しゅつりょく発揮はっきした。 しかしツインターボ仕様しようとの競合きょうごう懸念けねんされたためか、GTOにはこの仕様しようのNAエンジンは最後さいごまで搭載とうさいされなかった。そして、ディアマンテも97ねんのマイナーチェンジでフルラインGDIされたことで、このエンジンは姿すがたした。

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2) MIVEC
圧縮あっしゅく
10.0:1
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
270 PS (200 kW) / 7,000 rpm
最大さいだいトルク
30.7 kg⋅m (301 N⋅m; 222 lbf⋅ft) / 4,500 rpm

搭載とうさい車種しゃしゅ

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DOHC・ツインターボ

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1990ねん三菱みつびし・GTOとも登場とうじょうインタークーラーきのツインターボエンジンは当時とうじ国内こくない自主じしゅ規制きせい値上ねあげげんの280 PS、北米ほくべい仕様しようは320 PSを発揮はっき日本にっぽん国内こくないではGTOげがくるまじゅうおもさがネックとなりなやんだこともあり、日産にっさん・RB26DETTVG30DETTトヨタ・2JZ-GTEひとし他社たしゃ強力きょうりょくなライバル、そしてなによりも自社じしゃ三菱みつびし・ランサーエボリューション三菱みつびし・4G63かげかくれがちで、きわめて強力きょうりょく性能せいのう発揮はっきするエンジンでありながらも、市場いちばでの存在そんざいかんいまひとつぱっとしないものであった。

2008ねんロシアコーチビルダーであるE-GOしゃがE-GO revoltなるスーパーカー計画けいかく発表はっぴょう。GTOのプラットフォームをベースに開発かいはつされ、搭載とうさいされる6G72ツインターボエンジンは550 PSを発揮はっきする予定よていであるという[2]

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)、インタークーラーきツインターボ
圧縮あっしゅく
8.0:1
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
きゅう
三菱重工業みつびしじゅうこうぎょうせいTD-04×2
最大さいだい出力しゅつりょく
280 PS (210 kW) / 6,000 rpm (日本にっぽん)
239 kW (321 hp) / 6,000 rpm (北米ほくべい)
最大さいだいトルク
42.5 kg⋅m (417 N⋅m; 307 lbf⋅ft) / 2,500 rpm (日本にっぽん前期ぜんき)
43.5 kg⋅m (427 N⋅m; 315 lbf⋅ft) / 2,500 rpm (日本にっぽん後期こうき)

搭載とうさい車種しゃしゅ

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6G73 24バルブエンジン

6G73は1990ねん初代しょだいディアマンテととも登場とうじょう。6G72をベースに2.5 Lにボアダウンをおこなった仕様しようである。1995ねんからはSOHC24バルブ仕様しようくわわった。

排気はいきりょう
2497 cc
ボア
83.5 mm
ストローク
76.0 mm

SOHC・マルチバルブ・MVV

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DOHC仕様しようが6G72を純粋じゅんすいにボアダウンしただけの仕様しようたいして、SOHC24バルブモデルは60V6エンジンとしてさい設計せっけいされており、乾燥かんそう重量じゅうりょうは155kg、ややてい圧縮あっしゅく小型こがたシリンダーヘッドでエンジンルームないのスペース確保かくほ貢献こうけんしている。二又ふたまたしきロッカーアームよんほんのバルブを駆動くどうし、ペントルーフがたのクロスフロー燃焼ねんしょうしつ採用さいようしてスパークプラグのセンター配置はいちと吸排気はいきらんりゅう低減ていげんMVVによる希薄きはく燃焼ねんしょう実現じつげんはいガス低減ていげんはかっている。 インテークバルブみちは33 mm、エキゾーストバルブみちは29 mm、カムシャフトはタイミングベルト駆動くどうである。[3]のちにオーストラリア三菱みつびしがこのエンジンを参考さんこうに、6G72エンジンのマルチバルブ独自どくじっている。

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう SOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
9.5:1
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
175 PS (129 kW) / 5,500 rpm
最大さいだいトルク
23.0 kg⋅m (226 N⋅m; 166 lbf⋅ft) / 4,500 rpm

搭載とうさい車種しゃしゅ

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以下いか海外かいがい専売せんばい車両しゃりょう

  • 1992 - 1996: 三菱みつびし・ギャラン 7代目だいめ海外かいがいグレードにのみ設定せってい
  • 1995 - 2000: Chrysler Sebring
  • 1995 - 2000: Dodge Avenger
  • 1995 - 2000: Chrysler Cirrus
  • 1995 - 2000: Dodge Stratus

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
10.0:1
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
175 PS (129 kW) / 6,000 rpm (初代しょだい)
200 PS (150 kW) / 6,000 rpm (代目だいめ)
最大さいだいトルク
22.6 kg⋅m (222 N⋅m; 163 lbf⋅ft) / 4,500 rpm (初代しょだい)
24.5 kg⋅m (240 N⋅m; 177 lbf⋅ft) / 5,000 rpm (代目だいめ)

搭載とうさい車種しゃしゅ

[編集へんしゅう]

1997ねん代目だいめディアマンテのマイナーチェンジで一旦いったん姿すがたした6G73が、1999ねんにGDI仕様しようとなり復活ふっかつ6A13かわそうされる2002ねんまで搭載とうさいされた。

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
10.5:1
燃料ねんりょう装置そうち
GDIとうない直接ちょくせつ噴射ふんしゃ
最大さいだい出力しゅつりょく
200 PS (150 kW) / 6,000 rpm
最大さいだいトルク
25.5 kg⋅m (250 N⋅m; 184 lbf⋅ft) / 3,500 rpm

搭載とうさい車種しゃしゅ

[編集へんしゅう]

6G74は1993ねん登場とうじょうの3.5 Lエンジン。24バルブ構成こうせいのSOHC/DOHC/DOHC MIVECのいずれかのヘッドがわされる。強力きょうりょくなエンジン出力しゅつりょくめるため、コネクションロッドは鋼鉄こうてつけずしである。

排気はいきりょう
3497 cc
ボア
93.0 mm
ストローク
85.8 mm

SOHC・マルチバルブ

[編集へんしゅう]

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう SOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
155 kW (208 hp) / 5,250 rpm
163 kW (219 hp) / 5,250 rpm (Magna Sports & VR-X)
180 kW (240 hp) / 5,500 rpm (Magna Ralliart)
最大さいだいトルク
316 N⋅m (233 lbf⋅ft) / 4,000 rpm
317 N⋅m (234 lbf⋅ft) / 4,500 rpm (Magna Sports & VR-X)
333 N⋅m (246 lbf⋅ft) / 4,000 rpm (Magna Ralliart)

搭載とうさい車種しゃしゅ

[編集へんしゅう]

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
10.0:1 (2代目だいめパジェロ)、
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
230 PS (170 kW) / 5,500 rpm
最大さいだいトルク
33.0 kg⋅m (324 N⋅m; 239 lbf⋅ft) / 3,000 rpm

搭載とうさい車種しゃしゅ

[編集へんしゅう]
エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
10.4:1
燃料ねんりょう装置そうち
GDIとうない直接ちょくせつ噴射ふんしゃ
最大さいだい出力しゅつりょく
245 PS (180 kW) / 5,500 rpm (2代目だいめパジェロ)
220 PS (160 kW) / 5,500 rpm (3代目だいめパジェロ)
最大さいだいトルク
35.0 kg⋅m (343 N⋅m; 253 lbf⋅ft) / 2,500 rpm (2代目だいめパジェロ)
35.5 kg⋅m (348 N⋅m; 257 lbf⋅ft) / 3,750 rpm (3代目だいめパジェロ)

搭載とうさい車種しゃしゅ

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[4]

DOHC・MIVEC

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1997ねん登場とうじょうパジェロエボリューション搭載とうさいされたエンジン。だい排気はいきりょうの6G74にMIVECを採用さいようしたこのエンジンは、歴代れきだいでも最強さいきょうクラスの280 PSを発揮はっき通常つうじょう仕様しようとは比較ひかくにならないハイチューン仕様しようとなっている。北米ほくべい仕様しようのディアマンテにも搭載とうさいされたが、FFレイアウトということもあり、若干じゃっかん大人おとなしめな性格せいかくとなっている。

エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
10.0:1
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
280 PS (210 kW) / 6,500 rpm (パジェロエボリューション)
194 kW (260 hp) / 6,000 rpm (ディアマンテ)
最大さいだいトルク
35.5 kg⋅m (348 N⋅m; 257 lbf⋅ft) / 3,000 rpm (パジェロエボリューション)
324 N⋅m (239 lbf⋅ft) / 4,500 rpm (ディアマンテ)

搭載とうさい車種しゃしゅ

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6G75は2003ねん登場とうじょうの3.8 Lエンジンで、当時とうじすで三菱みつびしせい車両しゃりょうへの4.5 L 8A80搭載とうさい終了しゅうりょうしていたため事実じじつじょう三菱みつびし最大さいだい排気はいきりょうエンジンとして現在げんざいいたっている。おも海外かいがい車両しゃりょう搭載とうさいされている。強力きょうりょくなエンジン出力しゅつりょくめるため、コネクションロッドは鋼鉄こうてつけずしである。

排気はいきりょう
3828 cc
ボア
95.0 mm
ストローク
90.0 mm

SOHC・マルチバルブ

[編集へんしゅう]
エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう SOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
圧縮あっしゅく
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
160 kW (210 hp) improved to 225 hp (168 kW) in 2004
263 hp (196 kW) (エクリプス)
235 hp (175 kW) / 5,250 rpm (380)
最大さいだいトルク
250 lb⋅ft (340 N⋅m)
343 N⋅m (253 lbf⋅ft) / 4,000 rpm (380)

搭載とうさい車種しゃしゅ

[編集へんしゅう]
エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう DOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2)
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
235 PS
最大さいだいトルク

搭載とうさい車種しゃしゅ

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SOHC・MIVEC

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エンジン形式けいしき
Vがた6気筒きとう SOHC 24バルブ (吸気きゅうき2、排気はいき2) MIVEC
燃料ねんりょう装置そうち
ECI-MULTI
最大さいだい出力しゅつりょく
184 kW (247 hp)
258 hp (192 kW) (ギャラン Ralliart version)

搭載とうさい車種しゃしゅ

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関連かんれん項目こうもく

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ オーストラリア三菱みつびし過去かこにも4G54のECI-MULTI&ローラーロッカーアームがけるなど、日本にっぽん三菱みつびしとはことなる方向ほうこうせいのチューニングをおこなことられている。
  2. ^ “ロシアはつのスーパーカー出現しゅつげんか!?”. Response.jp. (2008ねん10がつ24にち). http://response.jp/issue/2008/1024/article115512_1.html 
  3. ^ The Mitsubishi 2.5 Liter V6 Engine”. Allpar, LLC (1995ねん). 2009ねん11月8にち閲覧えつらん
  4. ^ Press release: Mitsubishi Motors Adds World First V6 3.5-liter GDI Engine to Ultra-efficiency GDI Series”. Mitsubishi-Motors.com. 2006ねん3がつ16にち閲覧えつらん