中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐんロケット軍ぐん

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中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐんロケット軍ぐん
中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう军火箭かせん军
People's Liberation Army Rocket Force
中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐんロケット軍ぐんの徽章きしょう
中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐんロケットの旗はた
創設そうせつ 1966年ねん7月がつ1日にち（第だい二に砲兵ほうへい部隊ぶたい創設そうせつ）
再さい組織そしき 2015年ねん12月31日にち（ロケット軍ぐん創設そうせつ）
本部ほんぶ 北京ぺきん市し海うみ淀よど区く清河きよかわ街道かいどう
指揮しき官かん
司令しれい員いん 王おう厚あつし斌あきら（英語えいご版ばん）上うえ将すすむ
政治せいじ委員いいん 徐じょ西にし盛もり（英語えいご版ばん）上うえ将すすむ
総そう人員じんいん
現げん総そう人員じんいん 12万まん人にん以上いじょう[1]
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中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの軍事ぐんじ
中国人民解放軍軍徽
中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐん軍ぐん徽
最高さいこう軍事ぐんじ指導しどう機関きかん
中央ちゅうおう軍事ぐんじ委員いいん会かい（中国語ちゅうごくご版ばん）（党とう、国家こっか）
国務こくむ院いん機関きかん
国防こくぼう部ぶ　国防こくぼう科か工こう局きょく
国家こっか国防こくぼう動員どういん委員いいん会かい　国家こっか辺べ海防かいぼう委員いいん会かい
中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの武装ぶそう力りょく
中国人民解放軍の旗 中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐん
中国人民武装警察部隊の旗 中国ちゅうごく人民じんみん武装ぶそう警察けいさつ部隊ぶたい
中国ちゅうごく民兵みんぺい
戦せん区く
東部とうぶ戦せん区く　南部なんぶ戦せん区く　西部せいぶ戦せん区く
北部ほくぶ戦せん区く　中部ちゅうぶ戦せん区く
軍ぐん種しゅ
中国人民解放軍陸軍の旗 陸軍りくぐん 中国人民解放軍海軍の旗 海軍かいぐん 中国人民解放軍空軍の旗 空軍くうぐん
中国人民解放軍ロケット軍の旗 ロケット軍ぐん
中央ちゅうおう軍事ぐんじ委員いいん会かい直轄ちょっかつ部隊ぶたい
航空こうくう宇宙うちゅう部隊ぶたい
サイバー空間くうかん部隊ぶたい
情報じょうほう支援しえん部隊ぶたい
統合とうごう兵站へいたん支援しえん部隊ぶたい
中央ちゅうおう軍事ぐんじ委員いいん会かい直属ちょくぞく院いん校こう
国防こくぼう大学だいがく　軍事ぐんじ科学かがく院いん　国防こくぼう科技かぎ大学だいがく
ドメイン別べつ戦力せんりょく
陸軍りくぐん　海軍かいぐん陸戦りくせん隊たい　空軍くうぐん空挺くうてい隊たい
海軍かいぐん　陸軍りくぐん艦艇かんてい部隊ぶたい
空軍くうぐん　海軍かいぐん航空こうくう隊たい　陸軍りくぐん航空こうくう隊たい
ロケット軍ぐん
海軍かいぐん潜水せんすい艦かん基地きち　空軍くうぐん爆撃ばくげき機き師団しだん
航空こうくう宇宙うちゅう部隊ぶたい
サイバー空間くうかん部隊ぶたい
駐ちゅう特別とくべつ行政ぎょうせい区く部隊ぶたい
駐ちゅう香港ほんこん部隊ぶたい　駐ちゅうマカオ部隊ぶたい
階級かいきゅう制度せいど
人民じんみん解放かいほう軍ぐん　武装ぶそう警察けいさつ
軍事ぐんじ思想しそうと歴史れきし
人民じんみん戦争せんそう理論りろん　人海じんかい戦術せんじゅつ
解放かいほう軍ぐんの歴史れきし
ゲリラ　運動うんどう戦せん　超ちょう限きり戦せん
関連かんれん法規ほうき
国防こくぼう法ほう　兵役へいえき法ほう
国防こくぼう動員どういん法ほう　国防こくぼう教育きょういく法ほう　人民じんみん防空ぼうくう法ほう
国防こくぼう交通こうつう法ほう　国家こっかインテリジェンス法ほう
サイバーセキュリティ―法ほう
データセキュリティー法ほう　暗号あんごう法ほう
国家こっか安全あんぜん法ほう　香港ほんこん国家こっか安全あんぜん維持いじ法ほう
反はんテロリズム法ほう　スパイ防止ぼうし法ほう
現役げんえき士官しかん法ほう　予備よび役やく士官しかん法ほう
人民じんみん武装ぶそう警察けいさつ法ほう　海うみ警法
民兵みんぺい工作こうさく条例じょうれい
士官しかん階級かいきゅう条例じょうれい　軍ぐん政治せいじ工作こうさく条例じょうれい

中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐんロケット軍ぐん（ちゅうごくじんみんかいほうぐんロケットぐん、簡体字かんたいじ中国語ちゅうごくご: 中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう军火箭かせん军、英語えいご: People's Liberation Army Rocket Force）は、核弾頭かくだんとう及および非核ひかく弾頭だんとうを搭載とうさいする陸上りくじょう配備はいび型がたの弾道だんどうミサイルおよび長距離ちょうきょり巡航じゅんこうミサイルを担当たんとうする中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐんの軍ぐん種しゅである。核かく抑止よくし、核かく反撃はんげき、通常つうじょうミサイル精密せいみつ打撃だげき[注ちゅう 1]をその任務にんむとする[3]。

現役げんえき総そう兵員へいいん数すうは12万まん人にん以上いじょうと推定すいていされている[1]。予備よび役やくは、陸軍りくぐん予備よび役やく、海軍かいぐん予備よび役やく、空軍くうぐん予備よび役やく、ロケット軍ぐん予備よび役やくで構成こうせいされ、全体ぜんたいで約やく51万まん人にんと推定すいていされているが、それぞれの兵員へいいん数すうの構成こうせい比ひは不明ふめいである[4][1]。

歴史れきし[編集へんしゅう]

2015年ねん末まつまで第だい二に砲兵ほうへい部隊ぶたいとして知しられていた。第だい二に砲兵ほうへい部隊ぶたいは1966年ねんに正式せいしきに創設そうせつされ、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの少数しょうすうの地上ちじょう配備はいび型がた戦域せんいき核弾頭かくだんとう搭載とうさい弾道だんどうミサイルの指揮しきを任まかされた。これらの第だい一いち世代せだいミサイルは、射程しゃていと能力のうりょくの限かぎられる洗練せんれんされていないものとして西側にしがわに評価ひょうかされていた。しかしながら部隊ぶたいは1960年代ねんだいから1970年代ねんだいにかけてますます長距離ちょうきょり化かされたシステムの開発かいはつを始はじめ、1980年代ねんだい初頭しょとうにDF-5を導入どうにゅうし、米国べいこくを攻撃こうげきできる最初さいしょの大陸たいりく間あいだ弾道だんどうミサイル（ICBM）を誕生たんじょうさせ、規模きぼと能力のうりょくの両方りょうほうにおいて着実ちゃくじつかつ漸進ぜんしん的てきに成長せいちょうしてきた。1980年代ねんだいは第だい二に砲兵ほうへい部隊ぶたいにとって2つの点てんで独創どくそう的てきな10年ねんであった。第だい一いちに人民じんみん解放かいほう軍ぐん初はつの路上ろじょう移動いどう型がた弾道だんどうミサイルシステムであるDF-21準じゅん中距離ちゅうきょり弾道だんどうミサイル（MRBM）を開発かいはつしたこと。第だい二にに核弾頭かくだんとう搭載とうさい弾道だんどうミサイルだけでなく通常つうじょう弾頭だんとう搭載とうさい弾道だんどうミサイルも配備はいびするという上層じょうそうの決定けっていにより、これが1990年代ねんだい初頭しょとうの短距離たんきょり弾道だんどうミサイル（SRBM）、DF-11及およびDF-15の導入どうにゅうにつながったことである。発射はっしゃプラットフォームの着実ちゃくじつな多様たよう化かと能力のうりょくの向上こうじょうとともに、第だい二に砲兵ほうへい部隊ぶたいの規模きぼも成長せいちょうしてきた。この拡大かくだいは2000年代ねんだいに加速かそくした。2000年ねんから2010年ねんにかけて第だい二に砲兵ほうへい部隊ぶたいは、初はつの地上ちじょう発射はっしゃ巡航じゅんこうミサイルであるCJ-10（英語えいご版ばん）や初はつの路上ろじょう移動いどう型がたICBMのDF-31を含ふくむ、ミサイルを装備そうびした11個いっこもの新あたらしい旅団りょだんを立たち上あげ、部隊ぶたいを増強ぞうきょうさせた。2010年ねんから2016年ねん末まつにかけて、第だい二に砲兵ほうへい部隊ぶたいは13個この新あたらしい旅団りょだんと、DF-21D対たい艦かん弾道だんどうミサイル、より長距離ちょうきょりでより高性能こうせいのうなDF-41路上ろじょう移動いどう型がたICBM、核かくまたは通常つうじょう弾頭だんとうの両用りょうよう型がたのDF-26（英語えいご版ばん）中距離ちゅうきょり弾道だんどうミサイル（IRBM）、DF-17（英語えいご版ばん）極ごく超ちょう音速おんそく滑空かっくう体たい（HGV）などのより重要じゅうような兵器へいきシステムを追加ついかしたため、成長せいちょうのペースはさらに加速かそくした。ロケット軍ぐんに改名かいめい後ごの2017年ねんから2019年ねん後半こうはんにかけて、人民じんみん解放かいほう軍ぐんロケット軍ぐんは少すくなくとも10個この新あたらしいミサイル旅団りょだんを追加ついかした。29個こ旅団りょだんから39個こ旅団りょだんへの前例ぜんれいのない拡大かくだいは、わずか3年間ねんかんで規模きぼが33%以上いじょう増加ぞうかしたことを意味いみする。これに続つづいて、2021年ねんにはロケット軍ぐんのサイロ発射はっしゃ型がたICBM部隊ぶたいの大だい規模きぼな拡大かくだいが明あきらかになった。このようにして、ロケット軍ぐんは、短距離たんきょりで脆弱ぜいじゃくな弾道だんどうミサイルを備そなえた小規模しょうきぼで洗練せんれんされていない部隊ぶたいから、核兵器かくへいきと通常つうじょう兵器へいきの両方りょうほうの幅広はばひろい発射はっしゃプラットフォームを備そなえた、より大だい規模きぼで近代きんだい的てきな部隊ぶたいへと進化しんかした[5]。

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

  • 1957年ねん：砲兵ほうへい司令しれい部ぶ内ないにソ連それんが提供ていきょうした地ち対地たいちミサイルを装備そうびする第だい802砲兵ほうへい大隊だいたい創設そうせつ
  • 1961年ねん：砲兵ほうへい司令しれい部ぶ内ないに4個こミサイル大隊だいたい創設そうせつ
  • 1965年ねん6月がつ1日にち：ミサイル部隊ぶたいを管轄かんかつする総そう部ぶ創設そうせつ
  • 1966年ねん6月がつ6日にち：中央ちゅうおう軍事ぐんじ委員いいん会かい、独立どくりつ兵科へいかとしての第だい二に砲兵ほうへい創設そうせつを決定けってい
  • 1966年ねん7月がつ1日にち：周しゅう恩来おんらい国務こくむ院いん総理そうりにより第だい二に砲兵ほうへいと命名めいめい。創設そうせつ日び
  • 1966年ねん9月がつ：東風こち2号ごう配備はいび開始かいし
  • 1971年ねん：東風こち3号ごう配備はいび開始かいし
  • 1978年ねん：第だい1次じ科学かがく技術ぎじゅつ会議かいぎ招集しょうしゅう。科学かがく技術ぎじゅつ委員いいん会かいを設置せっちし、8ヵ年かねん計画けいかくを発布はっぷ
  • 1980年ねん10月がつ：「二に砲ほう作戦さくせん大綱たいこう」発布はっぷ
  • 1983年ねん：発射はっしゃ基地きちの地下ちか化かプロジェクト「長城ちょうじょう工程こうてい」開始かいし
  • 1984年ねん：「二に砲ほう作戦さくせん条例じょうれい」、「二砲各級指揮部工作細則」、「導しるべ弾だん支隊したい（旅たび）和かず発射はっしゃ大隊だいたい（営）的てき作戦さくせん条例じょうれい」などが制定せいていされ、発射はっしゃ基地きち（軍団ぐんだんクラス）-旅たび（旅団りょだんクラス）の建けん制せい確立かくりつ
  • 1985年ねん：第だい2次じ科学かがく技術ぎじゅつ会議かいぎ招集しょうしゅう。「二に砲戦ほうせん法ほう」発布はっぷ
  • 1988年ねん：中央ちゅうおう軍事ぐんじ委員いいん会かい、「有限ゆうげん核かく報復ほうふく」戦略せんりゃくを発布はっぷ
  • 1991年ねん：第だい3次じ科学かがく技術ぎじゅつ会議かいぎ招集しょうしゅう
  • 1996年ねん：第だい4次じ科学かがく技術ぎじゅつ会議かいぎ招集しょうしゅう。15ヵ年かねん科学かがく発展はってん大綱たいこうを批准ひじゅん
  • 1998年ねん：「第だい二砲兵常規導弾在突撃戦役中的使用」を発布はっぷし、通常つうじょう弾頭だんとうミサイルの先制せんせい使用しようを肯定こうてい
  • 2011年ねん：実際じっさいの戦役せんえきで中国ちゅうごく側がわが追おいつめられた状況じょうきょう下かにおいて、核兵器かくへいきを先制せんせい使用しようして戦況せんきょうを打開だかいする戦略せんりゃくを肯定こうてい
  • 2015年ねん12月31日にち：名称めいしょうを「ロケット軍ぐん（火箭かせん軍ぐん）」に変更へんこうし、独立どくりつ兵科へいかから軍ぐん種しゅに昇格しょうかく[6]。
  • 2023年ねん12月29日にち：全国ぜんこく人民じんみん代表だいひょう大会たいかい常務じょうむ委員いいん会かいは、ロケット軍ぐんの前ぜん司令しれい官かんである李り玉たま超ちょう、元もと司令しれい官かんである周しゅう亜あ寧やすしを含ふくむ軍ぐん高官こうかん9人にんの全人代ぜんじんだい代表だいひょう職しょく解任かいにんを発表はっぴょう。軍装ぐんそう備品びひん調達ちょうたつに絡からむ汚職おしょく疑惑ぎわくとの関連かんれんが指摘してきされた[7]。

組織そしき構造こうぞう[編集へんしゅう]

ロケット軍ぐんは、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの国防こくぼう最高さいこう意思いし決定けってい機構きこうである中央ちゅうおう軍事ぐんじ委員いいん会かいに直接ちょくせつ従属じゅうぞくしている。ロケット軍ぐんの核かくミサイル部隊ぶたいの指揮しき権限けんげんはミサイル弾頭だんとうの種類しゅるいおよび戦せん区くの事態じたいにより変化へんかするとされる。管理かんり上じょう、核かく戦力せんりょくはそれぞれの基地きちに従属じゅうぞくするが、戦時せんじには中央ちゅうおう軍事ぐんじ委員いいん会かいの直接ちょくせつの作戦さくせん統制とうせい下かに置おかれる。通常つうじょう弾頭だんとうミサイル部隊ぶたいの作戦さくせん統制とうせい、特とくにそれらが個別こべつのロケット軍ぐん各かく基地きちに対たいして現地げんちの戦せん区く司令しれい部ぶ（統合とうごう戦域せんいき司令しれい部ぶ）にどの程度ていど従属じゅうぞくしているのかについては、あまりよく解明かいめいされていない。初歩しょほ的てきなエビデンスによれば、通常つうじょう弾頭だんとうミサイル部隊ぶたいの現地げんち戦せん区く司令しれい部ぶへの統合とうごうが進行しんこう中ちゅうであり、現地げんち戦せん区く司令しれい部ぶがこれらの部隊ぶたいに対たいしてある程度ていどの作戦さくせん統制とうせいを行使こうしし、ミサイル部隊ぶたいと空そら、陸りく、海うみの各かく軍ぐん種しゅ部隊ぶたいとの統合とうごう作戦さくせんを促進そくしんする可能かのう性せいがあることを示唆しさしている[8]。

ロケット軍ぐんは9個この基地きちを統制とうせいしており、そのすべての指揮しき官かんが正せい軍ぐん級きゅう職しょくまたは副ふく軍ぐん級きゅう職しょくのいずれかである。人民じんみん解放かいほう軍ぐんの指揮しき階梯かいていの軍ぐんは西側にしがわ軍隊ぐんたいの軍団ぐんだんクラスに相当そうとうする。 これらの基地きちのうち6個この基地きち、第だい61基地きち～第だい66基地きちは弾道だんどうミサイル作戦さくせんを担当たんとうし、他たの3個この基地きち、第だい67基地きち～第だい69基地きちは支援しえん任務にんむを行おこなっている。第だい67基地きちは中央ちゅうおう核かく備蓄びちくの監督かんとくを担当たんとうし、第だい68基地きちは工学こうがく的てきおよび物理ぶつり的てきインフラストラクチャーを担当たんとうし、最もっとも新あたらしく設置せっちされた基地きちである第だい69基地きちはよく解明かいめいされていないが、人員じんいん訓練くんれんとミサイル実験じっけんの両方りょうほうを担当たんとうしている可能かのう性せいがある。6個この作戦さくせん基地きちはそれぞれ、地理ちり的てきに離はなれたエリアをカバーしている。第だい61基地きちのミサイル旅団りょだんは中国ちゅうごく東部とうぶと一部いちぶの南東なんとう部ぶをカバーし、第だい62基地きちは中国ちゅうごく南東なんとう部ぶの残のこりの地域ちいきをカバーし、第だい63基地きちは中国ちゅうごく南部なんぶ内陸ないりく部ぶをカバーし、第だい64基地きちは中国ちゅうごく北西ほくせい部ぶと北きた中部ちゅうぶをカバーし、第だい65基地きちは中国ちゅうごく東部とうぶと北東ほくとう部ぶをカバーし、第だい66基地きちは中国ちゅうごく中部ちゅうぶをカバーしている。各かく基地きちには、個々ここの任務にんむと戦略せんりゃく的てきニーズに応おうじて、核かく戦力せんりょくと通常つうじょう戦力せんりょくの独自どくじの構成こうせいも備そなえている。例たとえば、第だい61基地きちは主おもに台湾たいわんを主おも目標もくひょうとした短距離たんきょり通常つうじょう弾頭だんとうミサイル旅団りょだんで構成こうせいされているが、第だい64基地きちや第だい66基地きちなどの内陸ないりくの基地きちは主おもに長距離ちょうきょりの核かく戦力せんりょくで構成こうせいされている[8]。

ロケット軍ぐん司令しれい部ぶ[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐん司令しれい部ぶの所在地しょざいちは以下いかの通とおり[9]。

ロケット軍ぐん司令しれい部ぶの4部門ぶもん1委員いいん会かい[編集へんしゅう]

ロケット軍ぐん司令しれい部ぶの4部門ぶもん1委員いいん会かいは以下いかの通とおり[10]。

  • 参謀さんぼう部ぶ
  • 政治せいじ工作こうさく部ぶ
  • 後こう勤つとむ部ぶ
  • 装備そうび部ぶ
  • 紀律きりつ検査けんさ委員いいん会かい

指導しどう部ぶ[編集へんしゅう]

  • 司令しれい員いん
  • 政治せいじ委員いいん
    • 徐じょ西にし盛もり上じょう将はた
  • 副ふく司令しれい員いん
  • 副ふく政治せいじ委員いいん
    • 禹光中将ちゅうじょう
  • 紀律きりつ検査けんさ委員いいん会かい書記しょき
    • 朱しゅ国こく標しるべ中将ちゅうじょう
  • 参謀さんぼう長ちょう
    • 不明ふめい
  • 政治せいじ工作こうさく部ぶ主任しゅにん
    • 程ほど堅けん中将ちゅうじょう
  • 後こう勤つとむ部ぶ部長ぶちょう
  • 後こう勤つとむ部ぶ政治せいじ委員いいん
    • 孫まご昌あきら兵へい少将しょうしょう
  • 装備そうび部ぶ部長ぶちょう
    • 李り光ひかり斌あきら少将しょうしょう
  • 装備そうび部ぶ政治せいじ委員いいん
    • 不明ふめい

参謀さんぼう部ぶの組織そしき構造こうぞう[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐん参謀さんぼう部ぶの内局ないきょくは以下いかの通とおり[11]。

  • 作戦さくせん局きょく
  • 情報じょうほう局きょく
  • 訓練くんれん局きょく
  • 部隊ぶたい管理かんり局きょく
  • 計画けいかく・編制へんせい局きょく
  • 情報じょうほう通信つうしん局きょく
  • 情報じょうほう化か局きょく
  • 直属ちょくぞく工作こうさく局きょく

ほか

参謀さんぼう部ぶの主おもな直属ちょくぞく部隊ぶたい[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐん参謀さんぼう部ぶの主おもな直属ちょくぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[12]。

  • 参謀さんぼう部ぶ作戦さくせん支援しえん群ぐん（96942部隊ぶたい）：北京ぺきん市し昌平しょうへい区く北きた清きよし路ろ朱しゅ辛からし庄しょう橋きょう付近ふきん
  • 偵察ていさつ連隊れんたい（96943部隊ぶたい）：北京ぺきん市し延のべ慶けい区く康かん張ちょう路ろ
  • 測量そくりょう地図ちず群ぐん（96944部隊ぶたい）：北京ぺきん市し昌平しょうへい区く東ひがし小口こぐち鎮賀村むら188号ごう頤豊園えん
  • 参謀さんぼう部ぶ電子でんし対抗たいこう連隊れんたい（96945部隊ぶたい）：河北かほく省しょう保ほ定てい市し定てい興おき県けん
  • 参謀さんぼう部ぶ通信つうしん連隊れんたい（96946部隊ぶたい）：北京ぺきん市し海うみ淀よど区く清河きよかわ街道かいどう小しょう営西路ろ31号ごう
  • 無人むじん機き部隊ぶたい：福建ふっけん省しょう泉州せんしゅう市し恵めぐみ安やす県けん梅山うめやま村むら：台湾たいわん海峡かいきょうに面めんしており台湾たいわん有事ゆうじの際さいは対たい艦かん弾道だんどうミサイルの目標もくひょう捕捉ほそくを担になうとみられている。
  • 自動じどう化か指揮しきセンター：北京ぺきん市し海うみ淀よど区く清河きよかわ街道かいどう
  • 新兵しんぺい訓練くんれん連隊れんたい：河北かほく省しょう唐山からやま市し豊潤ほうじゅん区く
  • 気象きしょうセンター：北京ぺきん市し昌平しょうへい区く回かい竜りゅう観かん地区ちく
  • 96635部隊ぶたい：天津てんしん市し津南つなん区く八里台やさとだい鎮：衛星えいせいを含ふくむリモートセンシング部隊ぶたい
  • 巡航じゅんこうミサイル任務にんむ計画けいかくセンター（96942部隊ぶたいか?）：北京ぺきん市し昌平しょうへい区く七なな里さと渠みぞ南村なんそん
  • ロケット軍ぐん技術ぎじゅつ偵察ていさつ局きょく：北京ぺきん市し海うみ淀よど区く上庄かみしょう鎮北玉だま河村かわむら500号ごう

政治せいじ工作こうさく部ぶの組織そしき構造こうぞう[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐん政治せいじ工作こうさく部ぶの内局ないきょくは以下いかの通とおり[13]。

  • 組織そしき局きょく
  • 幹部かんぶ局きょく
  • 宣伝せんでん局きょく
  • 兵員へいいん・文官ぶんかん職員しょくいん人事じんじ局きょく
  • 群衆ぐんしゅう工作こうさく連絡れんらく局きょく

ほか

政治せいじ工作こうさく部ぶの主おもな直属ちょくぞく部隊ぶたい[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐん政治せいじ工作こうさく部ぶの主おもな直属ちょくぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[14]。

  • 宣伝せんでん文化ぶんかセンター：北京ぺきん市し昌平しょうへい区く東ひがし三旗甲一号天泰劇院

後こう勤つとむ部ぶの組織そしき構造こうぞう[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐん後ご勤つとむ部ぶの内局ないきょくは以下いかの通とおり[15]。

  • 財務局ざいむきょく
  • 衛生局えいせいきょく
  • 運輸うんゆ配送はいそう局きょく
  • 軍事ぐんじ施設しせつ建設けんせつ局きょく
  • 購買こうばい供給きょうきゅう局きょく
  • 業務ぎょうむ局きょく
  • 戦闘せんとうサービス計画けいかく局きょく
  • 直属ちょくぞく工作こうさく局きょく

ほか

後こう勤つとむ部ぶの主おもな直属ちょくぞく部隊ぶたい[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐん後ご勤つとむ部ぶの主おもな直属ちょくぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[16]。

装備そうび部ぶの組織そしき構造こうぞう[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐん装備そうび部ぶの内局ないきょくは以下いかの通とおり[17]。

  • 総合そうごう計画けいかく局きょく
  • 科学かがく研究けんきゅう購買こうばい局きょく
  • 試験しけん監督かんとく管理かんり局きょく
  • 直属ちょくぞく工作こうさく局きょく
  • 核かく技術ぎじゅつ装備そうび局きょく

ほか

装備そうび部ぶの主おもな直属ちょくぞく部隊ぶたい[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐん装備そうび部ぶの主おもな直属ちょくぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[18]。

  • ロケット軍ぐん研究けんきゅう院いん（96901部隊ぶたい）：北京ぺきん市し海うみ淀よど区く北きた清きよし路ろ109号ごう
  • ロケット軍ぐん研究けんきゅう院いんエンジニアリング設計せっけい研究所けんきゅうじょ（96911部隊ぶたい）：北京ぺきん市し東城とうじょう区く安徳あんとく里さと北きた街がい18号ごう
  • 96902部隊ぶたい（おそらく金輪かなわエンジニアリング指揮しき部ぶか？）：北京ぺきん市し朝陽あさひ区く和平わへい路ろ2号ごう
  • 96922部隊ぶたい（おそらく金輪かなわエンジニアリング指揮しき部ぶ訓練くんれん旅団りょだんか?）：遼寧りょうねい省しょう大連たいれん市し普ひろし蘭らん店てん区く
  • 96923部隊ぶたい：遼寧りょうねい省しょう大連たいれん市し長ちょう興おき島とう臨港りんこう工業こうぎょう区く交流こうりゅう島とう街道かいどう前哨ぜんしょう村むら
  • 装備そうび部ぶ気象きしょう計測けいそくステーション（96961部隊ぶたいか?）：北京ぺきん市し海うみ淀よど区く西三にしさん旗はた街道かいどう
  • 装備そうび部ぶ計測けいそく修理しゅうりセンター（96962部隊ぶたい）：北京ぺきん市し昌平しょうへい区く沙すな河かわ地区ちく七里渠北村三顆星大院
  • 武器ぶきレーダー修理しゅうり所しょ（96963部隊ぶたい）：北京ぺきん市し房ぼう山やま区く西にし潞街道どう
  • 修理しゅうり計測けいそく連隊れんたい（96963部隊ぶたいか?）：江西えにし省しょう上うえ饒にょう市し広信ひろのぶ区く羅ら橋きょう街道かいどう
  • 技術ぎじゅつサービス大隊だいたい（96964部隊ぶたい）：河北かほく省しょう張ちょう家か口くち市し宣せん化か区く
  • 予備よび役やく装備そうび修理しゅうり大隊だいたい：北京ぺきん市し海うみ淀よど区く温泉おんせん鎮
  • 予備よび役やく特殊とくしゅ装備そうび修理しゅうり大隊だいたい：江西えにし省しょう南みなみ昌あきら市し贛江新しん区く
  • 装備そうび部ぶ軍事ぐんじ代表だいひょう局きょく
  • 装備そうび部ぶ清河きよかわ幹部かんぶ休養きゅうよう所しょ：北京ぺきん市し海うみ淀よど区く（北京ぺきん衛戍えいじゅ区く）

作戦さくせん基地きちの組織そしき構造こうぞう[編集へんしゅう]

ロケット軍ぐんの6個この作戦さくせん基地きちは主おもに標準ひょうじゅん化かされた構造こうぞうに従したがっており、基地きちに応おうじて6～7個この従属じゅうぞくミサイル旅団りょだんと5～7個この支援しえん連隊れんたいを備そなえている。標準ひょうじゅん的てきな基本きほん構造こうぞうは次つぎの通とおりである[19]。

ミサイル旅団りょだん（英えい: Missile Brigades、簡: 导弹旅たび）
弾道だんどうミサイルの発射はっしゃを担当たんとうする。1個いっこ基地きちあたり、6～8個この旅団りょだんを監督かんとくする[20]。
訓練くんれん連隊れんたい（英えい: Training Regiment、簡: 训练团）
作戦さくせん基地きちに配属はいぞくされた新兵しんぺいの基礎きそ訓練くんれんと、必要ひつように応おうじて高度こうどな専せん門もんの訓練くんれんを担当たんとうする[20]。
通信つうしん連隊れんたい（英えい: Communications Regiment、簡: 通信つうしん团）
基地きち司令しれい部ぶと従属じゅうぞく部隊ぶたいの間あいだの通信つうしんを確保かくほする責任せきにんを負おう。 これらの連隊れんたいは、光ひかりファイバー通信つうしん、衛星えいせい通信つうしん、マイクロ波は通信つうしん、対流圏たいりゅうけん散乱さんらん通信つうしんなど、ロケット軍ぐんが採用さいようしているさまざまな通信つうしん方法ほうほうを管理かんりしている[20]。
作戦さくせん支援しえん連隊れんたい（英えい: Operations Support Regiment、簡: 作さく战保障ほしょう团）
この連隊れんたいタイプは、いくつかの異ことなる支援しえん機能きのうを単一たんいつの連隊れんたいの下したに統合とうごうすることによって2012年ねん頃ごろに設立せつりつされた。 この部隊ぶたいが担当たんとうする基地きち支援しえん機能きのうには、警備けいび、建設けんせつ工兵こうへい、気象きしょう観測かんそく、測量そくりょうおよび地図ちず作成さくせい、核かく・生物せいぶつ・化学かがく防護ぼうごが含ふくまれる[20]。
総合そうごう支援しえん連隊れんたい（英えい: Comprehensive Support Regiment、簡: 综合保障ほしょう团）
この連隊れんたいタイプは、基地きちの修理しゅうり工場こうじょう（英えい: Repair Factory、簡: 修おさむ配はい厂）と技術ぎじゅつサービス連隊れんたい（英えい: Technical Service Regiment、簡: 技わざ术勤务团）を統合とうごうし、両方りょうほうの責任せきにんを担になうことにより、2017年ねんに設立せつりつされた。 したがって、この連隊れんたいは基地きち車両しゃりょうと装備そうびの修理しゅうりと保守ほしゅ、ミサイル、燃料ねんりょう、軍需ぐんじゅ品ひん、その他たの物資ぶっしの保管ほかん、道路どうろと鉄道てつどうを介かいして基地きち部隊ぶたいまでこれらの資産しさんを輸送ゆそうする責任せきにんを負おっている。また、車両しゃりょうの運転うんてん、食事しょくじの準備じゅんび、文化ぶんか/メディア活動かつどう、特定とくていの支援しえん要員よういんの訓練くんれんなど、その他たのさまざまな支援しえん任務にんむも担当たんとうする場合ばあいがある。 車両しゃりょう、輸送ゆそう、修理しゅうり、物流ぶつりゅう支援しえんのミッションを 1つの部隊ぶたいに統合とうごうすることで、物流ぶつりゅうの効率こうりつと調整ちょうせいが向上こうじょうするように設計せっけいされている[20]。
装備そうび検査けんさ連隊れんたい（英えい: Equipment Inspection Regiment、簡: 装そう检团）
この連隊れんたいは、各かく基地きちに割わり当あてられた核弾頭かくだんとうの保管ほかん、管理かんり、配布はいふを担当たんとうする。 ロケット軍ぐんの核かく備蓄びちくの大だい部分ぶぶんは太白たいはくの中心ちゅうしん部ぶに保管ほかんされているが、限かぎられた数かずの弾頭だんとうが各かく基地きちに前方ぜんぽう展開てんかいされ、これらの連隊れんたいによって管理かんりされていると考かんがえられている。 これらの連隊れんたいは、独自どくじの道路どうろおよび鉄道てつどう輸送ゆそう能力のうりょくを介かいしてミサイル旅団りょだんに弾頭だんとうを輸送ゆそうする。第だい64基地きちは、連隊れんたいではなく装備そうび検査けんさ旅団りょだんを有ゆうする唯一ゆいいつの基地きちである[20]。
基地きち病院びょういん（英えい: Base Hospital、簡: 医院いいん）
各かく基地きちには少すくなくとも 1個いっこの関係かんけい病院びょういんがある。 病院びょういんスタッフは頻繁ひんぱんに基地きち部隊ぶたいとの訓練くんれんのために派遣はけんされる。 戦時せんじ、これらの病院びょういんは野戦やせん医療いりょうチームを派遣はけんし、前線ぜんせんの基地きち部隊ぶたいに総合そうごう的てきな医療いりょうを提供ていきょうすることになる。 基地きち病院びょういんトップは通常つうじょう、正せい師団しだん級きゅう職しょくまたは副ふく師団しだん級きゅう職しょくの職しょく級きゅうである[20]。

6個この作戦さくせん基地きちのうち4個こは上記じょうきの組織そしき構造こうぞうとまったく同おなじだが、第だい61基地きちと第だい63基地きちの2個こはわずかに異ことなる。 第だい61基地きちには無人むじん航空機こうくうきの運用うんようを担当たんとうする連隊れんたいが1個いっこ追加ついかされ、第だい63基地きちには主おもに液体えきたい燃料ねんりょう大陸たいりく間あいだ弾道だんどうミサイルの燃料ねんりょう補給ほきゅうを担当たんとうする連隊れんたいが1個いっこ追加ついかされている[20]。

ミサイル旅団りょだんの組織そしき構造こうぞう[編集へんしゅう]

上記じょうきのように、各かく作戦さくせん基地きちは6～7個このミサイル旅団りょだんを統制とうせいしており、各かくミサイル旅団りょだんは通常つうじょう、6個こ発射はっしゃ大隊だいたい(通常つうじょう、それぞれ2個こ発射はっしゃ中隊ちゅうたいで構成こうせいされる)および4～6個こ支援しえん大隊だいたいで構成こうせいされる。標準ひょうじゅん的てきなミサイル旅団りょだんは次つぎのように構成こうせいされる[21]。

ミサイル旅団りょだんは、独自どくじの通信つうしん、作戦さくせん支援しえん、総合そうごう支援しえん大隊だいたいを備そなえている。各かく旅団りょだんに割わり当あてられる発射はっしゃ装置そうちの数かずは、ミサイルの種類しゅるいに応おうじて大おおきく異ことなる。1個いっこ旅団りょだん当あたりのミサイルと発射はっしゃ装置そうちの公式こうしきかつ包括ほうかつ的てきな推定すいてい値ちは欠落けつらくしているが、知識ちしき豊富ほうふなオブザーバーらは特定とくていのミサイルの1個いっこ旅団りょだん当あたりの発射はっしゃ機き数すうを、ICBMについては6～12基き、MRBMについては12～24基き、IRBMについては18～36基き、SRBMおよびGLCMについては最大さいだいで36～48基きの範囲はんいで推定すいていを行おこなっている。各かく旅団りょだんには少すくなくとも1個いっこ、場合ばあいによっては2個この技術ぎじゅつ大隊だいたいを持もっているとみられる。技術ぎじゅつ大隊だいたいは、ミサイルの装填そうてんと巻上まきあげ、推進すいしん剤ざい注入ちゅうにゅう、発射はっしゃ前まえの試験しけんと診断しんだんを含ふくむ一連いちれんの発射はっしゃ支援しえん任務にんむを担当たんとうする。技術ぎじゅつ大隊だいたいはミサイルの組くみ立たてや弾頭だんとう装着そうちゃくにも役割やくわりを果はたす可能かのう性せいがある。第だい2の技術ぎじゅつ大隊だいたいが少数しょうすうの旅団りょだんに限定げんていされた例外れいがいなのか、それとも標準ひょうじゅんなのかは不明ふめいである。これに加くわえて、追加ついかの大隊だいたいが存在そんざいすることは非常ひじょうにまれだが存在そんざいする。たとえば、第だい633旅団りょだんにはテレメトリー大隊だいたい（英えい: Telemetry Battalion、簡: 遥はるか测营）があり、第だい635旅団りょだんには電子でんし対抗たいこう大隊だいたい（英えい: ECM Battalion、簡: 電でん抗こう营）があるとみられる。

第だい61基地きち[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんの第だい61基地きちの従属じゅうぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[22]。

第だい62基地きち[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんの第だい62基地きちの従属じゅうぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[23]。

第だい63基地きち[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんの第だい63基地きちの従属じゅうぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[24]。

  • 第だい63基地きち（96602部隊ぶたい）：湖南こなん省しょう懐ふところ化か市し鶴城つるしろ区く迎むかい豊ゆたか東路あずまじ786号ごう
    • 第だい631旅団りょだん（96731部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう懐ふところ化か市し靖やすし州しゅうミャオ族ぞくトン族ぞく自治じち県けん二に涼りょう亭てい村むら：DF-5B ICBM：核弾頭かくだんとう：サイロ配備はいび
    • 第だい632旅団りょだん（96732部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう邵陽市し北きた塔とう区く陳ひね家か橋きょう鎮光裕ひろし村むら：DF-31AG ICBM：核弾頭かくだんとう：路上ろじょう移動いどう
    • 第だい633旅団りょだん（96733部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう懐ふところ化か市し会同かいどう県けん林はやし城しろ鎮建設けんせつ路ろ005号ごう：DF-5A ICBM：他たの派生はせい型がたの可能かのう性せいもある：核弾頭かくだんとう：サイロ配備はいび
    • 第だい634旅団りょだん（96734部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう懐ふところ化か市し通つう道どうトン族ぞく自治じち県けん：未知みちの新型しんがたミサイル：弾頭だんとう種しゅ不明ふめい
    • 第だい635旅団りょだん（96735部隊ぶたい）：江西えにし省しょう宜むべ春市はるいち袁州区く工業こうぎょう園えん：CJ-10 LACM（英語えいご版ばん）：通常つうじょう弾頭だんとう：巡航じゅんこうミサイル
    • 第だい636旅団りょだん（96736部隊ぶたい）：広東かんとん省しょう韶関市し曲きょく江え区く：DF-16/DF-16A SRBM（英語えいご版ばん）：通常つうじょう弾頭だんとう
    • 第だい63基地きち訓練くんれん連隊れんたい（96831部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう邵陽市し洞口ほらぐち県けん
    • 第だい63基地きち通信つうしん連隊れんたい（96832部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう懐ふところ化か市し鶴城つるしろ区く
    • 第だい63基地きち作戦さくせん支援しえん連隊れんたい（96833部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう懐ふところ化か市し鶴城つるしろ区く迎むかい豊ゆたか東路あずまじ786号ごう
    • 第だい63基地きち総合そうごう支援しえん連隊れんたい（96834部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう懐ふところ化か市し鶴城つるしろ区く
    • 第だい63基地きちサービス連隊れんたい（96835部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう懐ふところ化か市し靖やすし州しゅうミャオ族ぞくトン族ぞく自治じち県けん艮うしとら山口やまぐち
    • 第だい63基地きち装備そうび検査けんさ連隊れんたい（96033部隊ぶたい）：湖南こなみ省しょう懐ふところ化か市し鶴城つるしろ区く天てん星ぼし東路あずまじ対面たいめん
    • 96603部隊ぶたい医院いいん：湖南こなみ省しょう懐ふところ化か市し鶴城つるしろ区く迎むかい豊ゆたか東路あずまじ535号ごう

第だい64基地きち[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんの第だい64基地きちの従属じゅうぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[25]。

第だい65基地きち[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんの第だい65基地きちの従属じゅうぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[26]。

  • 第だい65基地きち（96605部隊ぶたい）：遼寧りょうねい省しょう瀋陽しんよう市し皇すめらぎ姑しゅうと区く鴨かも緑みどり江北こうほく街がい53号ごう
    • 第だい651旅団りょだん（96751部隊ぶたい）：遼寧りょうねい省しょう大連たいれん市し金きむ州しゅう区く登とう沙すな河かわ鎮正陽ひ街がい2号ごう：DF-41 ICBM：核弾頭かくだんとう：路上ろじょう移動いどう
    • 第だい652旅団りょだん（96752部隊ぶたい）：吉林きつりん省しょう通つう化か市し東あずま昌あきら区く：DF-31/DF-31A ICBM：核弾頭かくだんとう：路上ろじょう移動いどう
    • 第だい653旅団りょだん（96753部隊ぶたい）：山東さんとう省しょう済すみ南市みなみいち萊蕪区く高こう新しん区く汶水大だい街がい31号ごう：DF-21D ASBM：2020年ねんに新あたらしいシステムに転換てんかんの可能かのう性せいがある：通常つうじょう弾頭だんとう：対たい艦かん弾道だんどうミサイル
    • 第だい654旅団りょだん（96754部隊ぶたい）：遼寧りょうねい省しょう大連たいれん市し金かね州しゅう区く華はな家か街道かいどう34号車ごうしゃ家か屯たむろ：DF-26 IRBM（英語えいご版ばん）：核弾頭かくだんとうと通常つうじょう弾頭だんとうの両用りょうよう：路上ろじょう移動いどう
    • 第だい655旅団りょだん（96755部隊ぶたい）：吉林きつりん省しょう通どおり化か市し東あずま昌あきら区く金きん廠しょう鎮：DF-17 MRBM（英語えいご版ばん）の可能かのう性せいがある：通常つうじょう弾頭だんとう
    • 第だい656旅団りょだん（96756部隊ぶたい）：山東さんとう省しょう済ずみ南市みなみいち萊蕪区く：CJ-100 LACM（英語えいご版ばん）か?：通常つうじょう弾頭だんとう
    • 第だい65基地きち訓練くんれん連隊れんたい（96851部隊ぶたい）：遼寧りょうねい省しょう盤ばん錦にしき市し大窪おおくぼ区く唐とう家か鎮
    • 第だい65基地きち通信つうしん連隊れんたい（96852部隊ぶたい）：遼寧りょうねい省しょう瀋陽しんよう市し皇すめらぎ姑しゅうと区く鴨かも緑みどり江北こうほく街がい53号ごう
    • 第だい65基地きち作戦さくせん支援しえん連隊れんたい（96853部隊ぶたい）：遼寧りょうねい省しょう瀋陽しんよう市し皇すめらぎ姑しゅうと区く鴨かも緑みどり江北こうほく街がい53号ごう
    • 第だい65基地きち総合そうごう支援しえん連隊れんたい（96854部隊ぶたい）：吉林きつりん省しょう通どおり化か市し東あずま昌あきら区く建設けんせつ大だい街がい新光しんこう路ろ9号ごう
    • 第だい65基地きち装備そうび検査けんさ連隊れんたい（96035部隊ぶたい）：吉林きつりん省しょう通どおり化か市し通つう化か県けん果はて松まつ鎮
    • 96605医院いいん：吉林きつりん省しょう通どおり化か市し東あずま昌あきら区く新しん華はな大だい街がい500号ごう

第だい66基地きち[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんの第だい66基地きちの従属じゅうぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[27]。

  • 第だい66基地きち（96606部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し澗西区く麗うらら旬しゅん西にし路ろ
    • 第だい661旅団りょだん（96761部隊ぶたい）：河南かなん省しょう三門さんもん峡かい市し霊宝れいほう市し黄河こうが路ろ六ろく街がい坊ぼう80号ごう院いん：DF-5B ICBM：核弾頭かくだんとう：サイロ配備はいび
    • 第だい662旅団りょだん（96762部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し欒川県けん城しろ関せき鎮光華はな西にし路ろ448号ごう：DF-4 ICBMだが未み確認かくにんの新あたらしいミサイルへの転換てんかんが切迫せっぱくしている：核弾頭かくだんとう：横穴よこあな引出ひきだし発射はっしゃ
    • 第だい663旅団りょだん（96763部隊ぶたい）：河南かなん省しょう南陽なんよう市し臥竜がりょう区く王おう村むら郷きょう：DF-31A ICBM：核弾頭かくだんとう：路上ろじょう移動いどう
    • 第だい664旅団りょだん（96764部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し洛らく竜りゅう区く伊い洛らく路ろ・通つう済ずみ街がい交叉こうさ口こう南みなみ100m：DF-31AG ICBM：核弾頭かくだんとう：路上ろじょう移動いどう
    • 第だい665旅団りょだん（96765部隊ぶたい）：山西さんせい省しょう長治ながはる市し潞城区く：ミサイル機種きしゅ不明ふめい：弾頭だんとう種しゅ不明ふめい
    • 第だい666旅団りょだん（96766部隊ぶたい）：河南かなん省しょう信しん陽ひ市し羊ひつじ山さん新しん区く和平わへい社しゃ区く：DF-26 IRBM（英語えいご版ばん）：核弾頭かくだんとうと通常つうじょう弾頭だんとうの両用りょうよう：路上ろじょう移動いどう
    • 第だい66基地きち訓練くんれん連隊れんたい（96861部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し宜むべ陽ひ県けん香こう鹿山かやま鎮竜王りゅうおう村むら擁よう軍ぐん路ろ5号ごう
    • 第だい66基地きち通信つうしん連隊れんたい（96862部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し澗西区く天津てんしん路ろ113号ごう
    • 第だい66基地きち作戦さくせん支援しえん連隊れんたい（96863部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し澗西区く天津てんしん路ろ
    • 第だい66基地きち総合そうごう支援しえん連隊れんたい（96864部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し瀍河回かい族ぞく区く啓明けいめい東路あずまじ666号ごう
    • 第だい66基地きち装備そうび検査けんさ連隊れんたい（96036部隊ぶたい）：河南かなん省しょう三さん門もん峡かい市し盧の氏し県けん西にし黒くろ馬ば渠みぞ
    • 96606部隊ぶたい医院いいん：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し澗西区く天津てんしん路ろ南端なんたん・瀛州北きた路ろ交滙処しょ
    • ロケット軍ぐん軍用ぐんよう犬いぬ訓練くんれん隊たい：河南かなん省しょう三門峡市霊宝市南朝村

第だい67基地きち[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんの第だい67基地きちの従属じゅうぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[28]。

  • 第だい67基地きち（96607部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し渭浜区く宝たから光ひかり路ろ49号ごう八はち一大いちだい楼ろう
    • ミサイル技術ぎじゅつサービス旅団りょだん（96037部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し太白たいはく県けん
    • 96038部隊ぶたい：四川しせん省しょう瀘州市し江陽こうよう区く藍田あいだ街道かいどう紅べに岩村いわむら
    • 第だい67基地きち訓練くんれん連隊れんたい（96871部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し太白たいはく県けん咀頭鎮
    • 第だい67基地きち通信つうしん連隊れんたい（96872部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し渭浜区く石せき鼓こ鎮石壩河村むら
    • 第だい67基地きち作戦さくせん支援しえん連隊れんたい（96873部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し渭浜区く石せき鼓こ鎮劉家村いえむら
    • 第だい67基地きち総合そうごう支援しえん連隊れんたい（96874部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し金きむ台たい区く臥竜がりょう寺てら街道かいどう
    • 防空ぼうくう連隊れんたい（96875部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し鳳おおとり翔しょう区く
    • 第だい2総合そうごう防護ぼうご連隊れんたい（96876部隊ぶたい）：江西えにし省しょう南みなみ昌あきら市し南みなみ昌あきら県けん
    • 装備そうび検査けんさ研究所けんきゅうじょ（96877部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し渭浜区く高だか新しん区く八はち魚さかな鎮高新しん大道だいどう
    • 特別とくべつ装備そうび運輸うんゆ連隊れんたい（96878部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し太白たいはく県けん
    • 応急おうきゅう処置しょち大隊だいたい（96771部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し太白たいはく県けん
    • 96607部隊ぶたい医院いいん：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し渭浜区く宝たから光ひかり路ろ49号ごう

第だい68基地きち[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんの第だい68基地きちの従属じゅうぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[29]。

  • 第だい68基地きち（96608部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し澗西区く徐じょ家か営河洛らく路ろ378号ごう
    • 第だい1エンジニアリング旅団りょだん（96781部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう宝たから鶏にわとり市し陳ちん倉くら区く磻渓鎮党家か堡村
    • 第だい2エンジニアリング旅団りょだん（96782部隊ぶたい）：福建ふっけん省しょう莆田市し仙遊せんゆう県けん頼よりゆき店てん鎮八三さん大だい院いん
    • 第だい3エンジニアリング旅団りょだん（96783部隊ぶたい）：湖南こなん省しょう懐ふところ化か市し鶴城つるしろ区く楊村郷きょう正清しょうせい路ろ
    • 第だい4エンジニアリング旅団りょだん（96784部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し伊川いかわ県けん城しろ関せき鎮696号ごう馬ば営村
    • 第だい5エンジニアリング旅団りょだん（96785部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し伊川いかわ県けん城ぐすく関せき鎮石窯いしがま村むら商都しょうと西にし路ろ559号ごう
    • 第だい6エンジニアリング旅団りょだん（96786部隊ぶたい）：北京ぺきん市し昌平しょうへい区く南口みなみぐち鎮温南みなみ路ろ
    • 第だい68基地きち訓練くんれん連隊れんたい（96881部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し高だか新しん区く徐じょ家か営河洛らく路ろ48号ごう
    • 第だい68基地きち通信つうしん連隊れんたい（96882部隊ぶたい）：江西えにし省しょう南みなみ昌あきら市し南みなみ昌あきら県けん蓮はちす塘鎮
    • 第だい68基地きち総合そうごう支援しえん連隊れんたい（96884部隊ぶたい）：河南かなん省しょう洛陽らくよう市し西にし工こう区く金谷かなや園えん西にし路ろ30号ごう院いん
    • 第だい68基地きち通信つうしんエンジニアリング連隊れんたい（96885部隊ぶたい）：湖南こなん省三しょうぞう門もん峡かい市し
    • 第だい68基地きちエンジニアリング維持いじ支援しえん大隊だいたい（96886部隊ぶたい）：陝西せんせい省しょう漢かん中ちゅう市し西郷さいごう県けん城北しろきた街道かいどう二里村漢白路西段33号ごう
    • 第だい68基地きち施行しこう技術ぎじゅつ管理かんり大隊だいたい
    • 第だい68基地きち警備けいび通信つうしん大隊だいたい
    • 96608部隊ぶたい医院いいん：陝西せんせい省しょう漢かん中ちゅう市し南みなみ鄭てい区く大河おおかわ坎東昌あきら街がい中段ちゅうだん

第だい69基地きち[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんの第だい69基地きちの従属じゅうぞく部隊ぶたいは以下いかの通とおり[30]。

教育きょういく機関きかん[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんのロケット軍ぐんの教育きょういく機関きかんは以下いかの通とおり[31]。

機関きかん・部隊ぶたいの代だい号ごうの命名めいめい規則きそく[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ時点じてんにおいて、正せい連隊れんたい級きゅう職しょく以上いじょうの部隊ぶたいに与あたえられる5桁けたの部隊ぶたい代だい号ごう規則きそくは以下いかの通とおり[32]。

最初さいしょの2桁けた
  • 96xxx - 96はロケット軍ぐんの部隊ぶたいを示しめす。
3番目ばんめの桁けた
  • 961xx-965xx - 1から5の数字すうじは2017年ねん以前いぜんの規則きそくから使つかわれていない。
  • 966xx - ロケット軍ぐん基地きちまたは基地きち司令しれい部ぶ直属ちょくぞく部隊ぶたいを示しめす。
  • 967xx - 旅団りょだんまたは旅団りょだん規模きぼの部隊ぶたいを示しめす。
  • 968xx - 連隊れんたいまたは連隊れんたい規模きぼの部隊ぶたいを示しめす。
  • 969xx - ロケット軍ぐん司令しれい部ぶの直轄ちょっかつ部隊ぶたいを示しめす。
  • 960xx - 核弾頭かくだんとうの管理かんりと輸送ゆそうを担になう基地きち装備そうび検査けんさ部隊ぶたいを示しめす。

装備そうび[編集へんしゅう]

ミリタリーバランス2023によるとロケット軍ぐんのミサイル発射はっしゃ装置そうち数すうは以下いかの通とおり[1]。米国防総省べいこくぼうそうしょう中国ちゅうごくの軍事ぐんじ力りょくに関かんする2023年ねん報告ほうこく書しょによると、2022年ねんには少すくなくとも合計ごうけい300基きの固体こたい燃料ねんりょう式しきICBM用ようサイロが、中国ちゅうごく北部ほくぶの哈密、玉門ぎょくもん、楡にれ林りんの三さんか所しょのミサイルサイロ複ふく合あい施設しせつに分わけられて建設けんせつされ、それらのサイロの幾いくつかには既すでにICBMが装填そうてんされているものと評価ひょうかしている[33]。

ICBM
  • 核弾頭かくだんとう
    • DF-4(CSS-3)：推定すいてい10基き
    • DF-5A/B(CSS-4 Mod 2/3)：推定すいてい20基き
    • DF-31(CSS-10 Mod 1)：推定すいてい8両りょう
    • DF-31A(CSS-10 Mod 2)：推定すいてい24両りょう
    • DF-31A(G)(CSS-10 Mod 3)：推定すいてい30両りょう
    • DF-41(CSS-20)：推定すいてい24両りょう（増強ぞうきょう中ちゅう）
IRBM
  • 核弾頭かくだんとうと通常つうじょう弾頭だんとうの両用りょうよう
MRBM
  • 核弾頭かくだんとう
    • DF-21A/E(CSS-5 Mod 2/6)：推定すいてい80両りょう
  • 通常つうじょう弾頭だんとう
SRBM
  • 通常つうじょう弾頭だんとう
GLCM

貯蔵ちょぞう弾だん頭数とうすう[編集へんしゅう]

米国べいこく科学かがく者しゃ連盟れんめいのリポートによると、2024年ねん3月がつ時点じてんの中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐんの貯蔵ちょぞう核弾頭かくだんとう数すうは以下いかの通とおり[34]。

  • 推定すいてい500発はつ

米国防総省べいこくぼうそうしょうの中国ちゅうごくの軍事ぐんじ力りょくに関かんする2023年ねん報告ほうこく書しょによると、中国ちゅうごくは2030年ねんまでに1000発はつを超こえる核弾頭かくだんとうを保有ほゆうするだろうと予測よそくしている[33]。

ミサイルの射程しゃてい距離きょり[編集へんしゅう]

  • 2023年時点の中国の通常弾頭搭載ミサイルの射程
    2023年ねん時点じてんの中国ちゅうごくの通常つうじょう弾頭だんとう搭載とうさいミサイルの射程しゃてい
  • 2023年時点の中国の核弾頭搭載弾道ミサイルの射程
    2023年ねん時点じてんの中国ちゅうごくの核弾頭かくだんとう搭載とうさい弾道だんどうミサイルの射程しゃてい

海外かいがい展開てんかい[編集へんしゅう]

2016年ねん4月がつに存在そんざいが公開こうかいされた[35][36][37]ロケット軍ぐん装備そうび部ぶ直属ちょくぞくの金輪かなわ工程こうてい指揮しき部ぶ（中国語ちゅうごくご版ばん）は、サウジアラビアへの弾道だんどうミサイル輸出ゆしゅつを監督かんとくする組織そしきである。1980年代ねんだいには中距離ちゅうきょり弾道だんどうミサイルのDF-3がサウジアラビアに輸出ゆしゅつされ、王立おうりつサウジアラビア戦略せんりゃくミサイル軍ぐんに導入どうにゅうされた。運用うんよう訓練くんれんや基地きち建設けんせつなどを監督かんとくするために、サウジアラビアに駐留ちゅうりゅうしてきた。中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐんの事実じじつ上じょうの海外かいがい拠点きょてんとなった最初さいしょの事例じれいである[38]。ミリタリーバランスによると2022年ねん末まつ時点じてんで、10基き以上いじょうのDF-3、およびDF-21のミサイル発射はっしゃ装置そうちが存在そんざいするものと評価ひょうかしている[39]。

歴代れきだい司令しれい員いん・政治せいじ委員いいん[編集へんしゅう]

歴代れきだい司令しれい員いん[編集へんしゅう]

第だい二に砲兵ほうへい部隊ぶたい司令しれい員いん
  1. 向むかい守まもる志こころざし（英語えいご版ばん） (1967.7、未み就任しゅうにん)
  2. 楊俊生せい（中国語ちゅうごくご版ばん） (1968.9 - 1969.5)
  3. 張ちょう翼つばさ翔しょう（中国語ちゅうごくご版ばん） (1969.5 - 1975.4)
  4. 向むかい守まもる志こころざし (1975.4 - 1977.9)
  5. 李り水みず清きよし（中国語ちゅうごくご版ばん） (1977.9 - 1982.11)
  6. 賀が進しん恒つね（中国語ちゅうごくご版ばん） (1982.11 - 1985.7)
  7. 李り旭あさひ閣かく（中国語ちゅうごくご版ばん） (1985.7 - 1992.11)
  8. 楊国梁はり（英語えいご版ばん） (1992.11 - 2003.1)
  9. 靖志やすし遠とお (2003.1 - 2012.10)
  10. 魏たかし鳳おおとり和かず (2012.10[40] - 2015.12[41])
ロケット軍ぐん司令しれい員いん
  1. 魏たかし鳳おおとり和かず (2015.12.[41] - 2017.8)
  2. 周しゅう亜あ寧やすし（英語えいご版ばん） (2017.8[42] - 2022.1[43])
  3. 李り玉たま超ちょう（英語えいご版ばん） (2022.1[43] - 2023.7[44])
  4. 王おう厚あつし斌あきら（英語えいご版ばん） (2023.7[45] - )

歴代れきだい政治せいじ委員いいん[編集へんしゅう]

第だい二に砲兵ほうへい部隊ぶたい政治せいじ委員いいん
  1. 李り天たかし煥（中国語ちゅうごくご版ばん） (1967.7 - 1968.3)
  2. 呉ご烈れつ（中国語ちゅうごくご版ばん） (第だい二に、1967.10 - ?)
  3. 陳ひね発はつ洪ひろし（中国語ちゅうごくご版ばん） (第だい二に、1970.3 - 1975.4)
  4. 陳ちん鶴橋つるはし（中国語ちゅうごくご版ばん） (1975.5 - 1982.11)
  5. 劉りゅう立たて封ふう（中国語ちゅうごくご版ばん） (1982.11 - 1990.4)
  6. 劉りゅう安元やすもと（英語えいご版ばん） (1990.4 - 1992.11)
  7. 隋ずい永なが挙きょ（中国語ちゅうごくご版ばん） (1992.11 - 1997.11)
  8. 隋ずい明太めんたい（英語えいご版ばん） (1997.11 - 2003.12)
  9. 彭小楓かえで（英語えいご版ばん） (2003.12 - 2009.12)
  10. 張ちょう海陽かいよう（英語えいご版ばん） (2009.12 - 2014.12)
  11. 王家おうけ勝しょう（英語えいご版ばん） (2014.12 - 2015.12[41])
ロケット軍ぐん政治せいじ委員いいん
  1. 王家おうけ勝しょう (2015.12[41] - 2020.7)
  2. 徐じょ忠ただし波なみ（英語えいご版ばん） (2020.7[46] - 2023.7)
  3. 徐じょ西にし盛もり（英語えいご版ばん） (2023.7[47] - )

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 米べい国防省こくぼうしょうによれば、精密せいみつ誘導ゆうどう兵器へいきとは「局所きょくしょ目標もくひょうを破壊はかいし、付随ふずい被害ひがいを最小限さいしょうげんにすることを目的もくてきとした誘導ゆうどう兵器へいき」と定義ていぎされている。また、精密せいみつ誘導ゆうどう兵器へいきについて専門せんもん的てきな研究けんきゅうを続つづけてきたバリー・ワッツ（Barry Watts）は、「発射はっしゃや投下とうかされた後のちに、目標もくひょうや地点ちてんに照準しょうじゅんを合あわせ、当初とうしょの目標もくひょうの誤あやまりやその後ごに生しょうじた誤差ごさを自律じりつ的てきに修正しゅうせいできる発射はっしゃ体たい、爆ばく弾だん、ミサイル、魚雷ぎょらいなどの兵器へいき」と定義ていぎしている[2]。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d The International Institute of Strategic Studies (IISS) 2023, p. 237.
  2. ^ 塚本つかもと 2014.
  3. ^ 日本国にっぽんこく防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ 2016, p. 32.
  4. ^ 米国べいこく国防総省こくぼうそうしょう 2023, p. 77.
  5. ^ Ma Xiu 2022b, p. 1.
  6. ^ 陆军领导机つくえ构火箭かせん军战略りゃく支援しえん部ぶ队成立せいりつ大会たいかい在京ざいきょう举行 习近平向ひらむき中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう军陆军火箭かせん军战略りゃく支援しえん部ぶ队授予よ军旗并致训词、新しん华社、2016年ねん1月がつ1日にち閲覧えつらん
  7. ^ “ロケット軍ぐん前ぜんトップら9人にん解任かいにん　汚職おしょく疑惑ぎわく、広範囲こうはんいで関与かんよか―中国ちゅうごく”. 時事通信じじつうしん (2023年ねん12月30日にち). 2024年ねん1月がつ11日にち閲覧えつらん。
  8. ^ a b Ma Xiu 2022b, p. 2.
  9. ^ Ma Xiu 2022b, p. 8.
  10. ^ Ma Xiu 2022b, p. 9.
  11. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 12–13.
  12. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 13–25.
  13. ^ Ma Xiu 2022b, p. 26.
  14. ^ Ma Xiu 2022b, p. 27.
  15. ^ Ma Xiu 2022b, p. 28.
  16. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 29–37.
  17. ^ Ma Xiu 2022b, p. 38.
  18. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 39–56.
  19. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 3, 5.
  20. ^ a b c d e f g h Ma Xiu 2022b, p. 4.
  21. ^ Ma Xiu 2022b, p. 5.
  22. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 57–82.
  23. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 83–101.
  24. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 102–119.
  25. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 120–139.
  26. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 140–157.
  27. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 158–175.
  28. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 176–193.
  29. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 194–214.
  30. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 215–232.
  31. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 233–237.
  32. ^ Ma Xiu 2022b, pp. 6–7.
  33. ^ a b 米国べいこく国防総省こくぼうそうしょう 2023.
  34. ^ HANS KRISTENSEN & MATT KORDA & ELIANA JOHNS & KATE KOHN 2023.
  35. ^ 多た維新いしん聞網 (2017年ねん8月がつ28日にち). “中國ちゅうごく第だい一いち海外かいがい基地きち：火箭かせん軍ぐん絕ぜっ密みつ金輪かなわ工程こうてい揭秘”. 2019年ねん7月がつ13日にち閲覧えつらん。
  36. ^ 每日まいにち頭あたま條じょう (2017年ねん2月がつ11日にち). “因いん為ため一いち項こう非常ひじょう神秘しんぴ的てき「金輪かなわ工程こうてい」，解放かいほう軍ぐん其實早はや就長駐ちゅう海外かいがい”. 2019年ねん7月がつ13日にち閲覧えつらん。
  37. ^ ““金きむ轮法王おう”镇中东：跨またが越えつ时代的てき“金きむ轮工程こうてい””. 网易 (2016年ねん4月がつ23日にち). 2016年ねん5月がつ31日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2019年ねん7月がつ13日にち閲覧えつらん。
  38. ^ Ma Xiu 2022b, p. 42.
  39. ^ The International Institute of Strategic Studies (IISS) 2023, p. 353.
  40. ^ “魏ぎ凤和同志どうし简历”. 中国ちゅうごく政府せいふ网 (2018年ねん3月がつ19日にち). 2020年ねん7月がつ13日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2022年ねん2月がつ7日にち閲覧えつらん。
  41. ^ a b c d “火箭かせん军：魏ぎ凤和任にん司令しれい员，王家おうけ胜任政治せいじ委い员，胸むね牌ぱい曝光”. 澎湃ほうはい date=2016-1-1. 2022年ねん8月がつ6日にち閲覧えつらん。
  42. ^ “官かん方かた披露ひろう：周しゅう亚宁任にん火箭かせん军司令れい员”. iNEWS (2017年ねん9月がつ16日にち). 2022年ねん8月がつ6日にち閲覧えつらん。
  43. ^ a b “中央ちゅうおう军委举行晋すすむ升ます上じょう将はた军衔警衔仪式 习近平ひら颁发命令めいれい状じょう并向晋すすむ衔的军官警官けいかん表示ひょうじ祝しゅく贺”. news.cn (2022年ねん1月がつ21日にち). 2022年ねん1月がつ21日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2022年ねん1月がつ21日にち閲覧えつらん。
  44. ^ Chan, Minnie (2023年ねん7月がつ31日にち). “China names General Wang Houbin as new PLA Rocket Force chief after former commanders snared in corruption scandal”. South China Morning Post. 2023年ねん7月がつ31日にち閲覧えつらん。
  45. ^ “中央ちゅうおう军委举行晋すすむ升ます上じょう将はた军衔仪式 习近平ひら颁发命令めいれい状じょう并向晋すすむ衔的军官表示ひょうじ祝しゅく贺”. 新しん华网. 2023年ねん8月がつ1日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2023年ねん7月がつ31日にち閲覧えつらん。
  46. ^ “中央ちゅうおう军委举行晋すすむ升ます上じょう将はた军衔仪式 习近平ひら颁发命令めいれい状じょう并向晋すすむ衔的军官表示ひょうじ祝しゅく贺”. 新しん华网. 2021年ねん9月がつ3日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん2月がつ15日にち閲覧えつらん。
  47. ^ “中央ちゅうおう军委举行晋すすむ升ます上じょう将はた军衔仪式 习近平ひら颁发命令めいれい状じょう并向晋すすむ衔的军官表示ひょうじ祝しゅく贺”. 新しん华网. 2023年ねん8月がつ1日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2023年ねん7月がつ31日にち閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

和文わぶん書籍しょせき[編集へんしゅう]

  • 茅原かやはら郁生いくお 編へん『中国ちゅうごく軍事ぐんじ用語ようご辞典じてん』（初はつ）蒼蒼そうそう社しゃ、2006年ねん。ISBN 488360067X。 
  • 茅原かやはら郁生いくお 編著へんちょ『中国ちゅうごくの軍事ぐんじ力りょく：2020年ねんの将来しょうらい予測よそく』（初はつ）蒼蒼そうそう社しゃ、2008年ねん。ISBN 9784883600809。 
  • 竹田たけだ純一じゅんいち『人民じんみん解放かいほう軍ぐん：党とうと国家こっか戦略せんりゃくを支ささえる230万まん人にんの実力じつりょく』（初はつ）ビジネス社しゃ、2008年ねん。ISBN 4828414436。 
  • 茅原かやはら郁生いくお『中国ちゅうごく軍事ぐんじ大国たいこくの原点げんてん：鄧小平ひら軍事ぐんじ改革かいかくの研究けんきゅう』（第だい1）蒼蒼そうそう社しゃ、2012年ねん。ISBN 9784883601066。 
  • 江口えぐち博保ひろやす，吉田よしだ暁あきら路ろ，浅野あさの亮あきら 編著へんちょ『肥大ひだい化かする中国ちゅうごく軍ぐん：増大ぞうだいする軍事ぐんじ費ひから見みた戦力せんりょく整備せいび』（初はつ）晃あきら洋よう書房しょぼう、2012年ねん。ISBN 978-4-7710-2333-8。 
  • 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく国務こくむ院いん報道ほうどう弁べん公おおやけ室しつ『中国ちゅうごくの武装ぶそう力りょくの多様たような運用うんよう』外そと文ぶん出版しゅっぱん社しゃ、2013年ねん。ISBN 978-7-119-08168-7。 
  • 小原おはら凡司『中国ちゅうごくの軍事ぐんじ戦略せんりゃく』（初はつ）東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ、2014年ねん。ISBN 978-4492212196。 
  • 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく国務こくむ院いん報道ほうどう弁べん公おおやけ室しつ『中国ちゅうごくの軍事ぐんじ戦略せんりゃく』外そと文ぶん出版しゅっぱん社しゃ、2015年ねん。ISBN 978-7-119-09437-3。 
  • 杉浦すぎうら康之やすゆき 著ちょ「V-2章しょう 軍ぐんの組織そしき機構きこう」、川島かわしま真しん・小嶋こじま華はな津つ子こ 編へん『よくわかる現代げんだい中国ちゅうごく政治せいじ』ミネルみねるヴァ書房ぁしょぼう、2020年ねん。ISBN 978-4-623-08671-9。 
  • 小原おはら凡司 著ちょ「V-3章しょう 軍ぐんの装備そうび(1)：核兵器かくへいき,　通常つうじょう兵器へいき」、川島かわしま真しん・小嶋こじま華はな津つ子こ 編へん『よくわかる現代げんだい中国ちゅうごく政治せいじ』ミネルみねるヴァ書房ぁしょぼう、2020年ねん。ISBN 978-4-623-08671-9。 

中国ちゅうごく簡体字かんたいじ書籍しょせき[編集へんしゅう]

  • 中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく国こく务院新しん闻办公おおやけ室しつ『新しん时代的てき中国ちゅうごく国防こくぼう』（第だい1）人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ、2019年ねん。ISBN 978-7-01-021106-0。 

英文えいぶん書籍しょせき[編集へんしゅう]

  • John W. Lewis and Xue Litai (1988). China Builds the Bomb, Illustrated Edition. Stanford University Press. ISBN 978-0804714525 
  • John W. Lewis and Xue Litai (1994). China's Strategic Seapower. Stanford University Press. ISBN 978-0804723039 
  • The International Institute of Strategic Studies (IISS) (2023). The Military Balance 2023. Routledge. ISBN 978-1-032-50895-5 

論文ろんぶん[編集へんしゅう]

PDF[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

ウィキメディア・コモンズには、中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほう軍ぐんロケット軍ぐんに関連かんれんするカテゴリがあります。
東ひがしアジアの軍隊ぐんたい（事実じじつ上じょうの軍隊ぐんたいを含ふくめる）
日本の旗 日本にっぽん
中華民国の旗 台湾たいわん1
モンゴルの旗 モンゴル
中華人民共和国の旗 中国ちゅうごく
中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく武装ぶそう力量りきりょう
朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮きたちょうせん
大韓民国の旗 韓国かんこく
関連かんれん項目こうもく
「1」は国家こっかの承認しょうにんを得える国くにが少すくない、または無ない国くにであり、国際こくさい連合れんごう非ひ加盟かめい。国家こっか承認しょうにんを得えた国連こくれん非ひ加盟かめいの国くにと地域ちいきの一覧いちらん・独立どくりつ主張しゅちょうのある地域ちいき一覧いちらんも参照さんしょう。
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