亀山かめやま弘章ひろあき

亀山かめやま 弘章ひろあき（かめやま ひろあき、1955年ねん7月がつ13日にち - ）は、出羽海でわのうみ部屋へやに所属しょぞくしていた元もと大相撲おおずもう力士りきし。本名ほんみょう同おなじ。最高さいこう位いは東ひがし幕下まくした11枚まい目め。

経歴けいれき

栃木とちぎ県けん安蘇あそ郡ぐん田沼たぬま町まち（現在げんざいの佐野さの市し）出身しゅっしん。1971年ねん1月がつ場所ばしょ初はつ土俵どひょうを踏ふむ。1981年ねん7月がつ場所ばしょ最高さいこう位いの東ひがし幕下まくした11枚まい目めまで上あがるが、3勝しょう4敗はいと1点てんの負まけ越こしとなる。1988年ねん1月がつ場所ばしょで幕下まくしたで負まけ越こし、三さん段だん目めに落おちてから、幕下まくしたに上あがることはなかった。その後ごは三さん段だん目めや序じょ二に段だんで取とり続つづけ、序じょ二に段だんに落おちた1993年ねん7月がつ場所ばしょを最後さいごに廃業はいぎょうした。22年間ねんかんにも及およぶ力士りきし生活せいかつだった。

その他た

実家じっかは衣料いりょう品ひんの問屋とんやをやっており、取引とりひき先さきの主人しゅじんと当時とうじ日本にっぽん相撲すもう協会きょうかい理事りじ長ちょうだった武蔵川むさしがわ（元もと前頭まえがしら出羽でわノ花はな）が知しり合あいだったため、武蔵川むさしがわは弟子でしの出羽海でわのうみ（元もと横綱よこづな佐田さだの山やま）に伝つたえ、出羽海でわのうみは亀山かめやまの家いえを訪おとずれ、入門にゅうもんさせた。入門にゅうもん後ご、ある女性じょせいと交際こうさいして、彼女かのじょとの結婚けっこんを考かんがえていたが、相撲すもう界かいでは関取せきとりになるまでは結婚けっこんできないため、その時ときを待まっていたものの、膝ひざの故障こしょうで相撲すもうが取とれなくなり、「これ以上いじょう結婚けっこんを待またせるのは無理むり」と別わかれた。間まもなく彼女かのじょは別べつの男性だんせいと結婚けっこんし、追おい打うちをかけるように実母じつぼが死去しきょ。息子むすこの晴はれ姿すがたを見みることはできなかった。幕下まくした上位じょういまで番付ばんづけを上あげたが、いずれの場所ばしょも負まけ越こしに終おわった。

長年ながねん、出羽海でわのうみ部屋へやでちゃんこ長ちょうを務つとめ、巡業じゅんぎょうの食事しょくじが各かく部屋へやで作つくられるちゃんこだった頃ころに、全国ぜんこくの巡業じゅんぎょう地ちの食料しょくりょう品ひん店てんやスーパーなどの場所ばしょや開店かいてん時間じかんだけでなく、「何なにが安やすいのか」といった情報じょうほうをメモにまとめ、他たの部屋へやのちゃんこ番ばんも亀山かめやまの元もとにちゃんこの食材しょくざいなどを聞ききに行いき、そのメモから得えた情報じょうほうをもとに食材しょくざいの買かい出だしをしたという。

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