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亀山かめやま鉄道てつどう

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かめやま運転うんてん
かめやま運転うんてん画像がぞうひだりかた)と亀山かめやまえき画像がぞう中央ちゅうおう
出典しゅってん:『国土こくど交通こうつうしょう国土こくど画像がぞう情報じょうほう(カラー空中くうちゅう写真しゃしん)」(配布はいふもと国土こくど地理ちりいん地図ちず空中くうちゅう写真しゃしん閲覧えつらんサービス)
基本きほん情報じょうほう
所在地しょざいち 三重みえけん亀山かめやま御幸みゆきまち[1]
鉄道てつどう事業じぎょうしゃ 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう[2]
帰属きぞく組織そしき 近畿きんき統括とうかつ本部ほんぶ[1]
最寄駅もよりえき 亀山かめやまえき[2]
管轄かんかつ路線ろせん V 関西本線かんさいほんせん亀山かめやま - 加茂かも[2]
開設かいせつ 1896ねん7がつ[1]
車両しゃりょう基地きち概要がいよう
敷地しきち面積めんせき 26,000[2] m2
備考びこう 2021ねん4がつ1にち現在げんざい
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亀山かめやま鉄道てつどう(かめやまてつどうぶ)とは、三重みえけん亀山かめやま御幸みゆきまちにあった西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう(JR西日本にしにほん)の鉄道てつどうであった[1]

2023ねん現在げんざいは、吹田すいた総合そうごう車両しゃりょうしょ京都きょうと支所ししょ亀山かめやま派出所はしゅつじょ、かめやま運転うんてんとなっている。

ほんこうでは、亀山かめやま機関きかんおよび亀山かめやま運転うんてん亀山かめやま鉄道てつどう歴史れきしについても記述きじゅつする。

概要がいよう

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カル線かるせん活性かっせい効率こうりつてき鉄道てつどう運営うんえいができるように1990ねん6月1にちから鉄道てつどう制度せいど導入どうにゅうし、関西本線かんさいほんせん閑散かんさん区間くかんである亀山かめやまえき構内こうない一部いちぶのぞ[ちゅう 1]) - 加茂かもえき構内こうないのぞ[ちゅう 2]あいだ亀山かめやま鉄道てつどう運営うんえいするようにあらためられた[2]

亀山かめやまえき構内こうないえき西方せいほう)にあり、近畿きんき統括とうかつ本部ほんぶ管轄かんかつしていた[2]敷地しきち面積めんせきやく26,000m2[2]

配置はいち車両しゃりょう車体しゃたいしるされる略号りゃくごう

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所属しょぞく組織そしき略号りゃくごうと、亀山かめやま電報でんぽう略号りゃくごうである「カメ」から構成こうせいされている。

亀山かめやま鉄道てつどう発足ほっそくは、近畿きんきけん運行うんこう本部ほんぶあらわす「こん」とわせた「きんカメ」で、その組織そしき改正かいせいにより本社ほんしゃ直轄ちょっかつあらわす「ほんカメ」となり、1993ねん6がつ大阪おおさか支社ししゃ発足ほっそくして大阪おおさか支社ししゃあらわす「だいカメ」をて、2010ねん12月1にち組織そしき改正かいせいにより[3]近畿きんき統括とうかつ本部ほんぶあらわす「こん」とわせて「きんカメ」となった[1]

配置はいち車両しゃりょう

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2021ねん4がつ1にち時点じてん配置はいち車両しゃりょうは、キハ120かたち気動車きどうしゃのみで、0番台ばんだい8りょうと300番台ばんだい6りょう合計ごうけい14りょう配置はいちされていた[4]関西本線かんさいほんせん亀山かめやまえき - 加茂かもえきあいだ)で運用うんようされていたが、2001ねん3がつ改正かいせいまでは奈良ならえきまでの定期ていき運用うんようもあった。

車両しゃりょう基地きち亀山かめやまえき構内こうないもうけられていた。7にち以内いないおこな仕業しわざ検査けんさと90にち以内いないおこな交番こうばん検査けんさ実施じっしする[2]重要じゅうよう検査けんさ全般ぜんぱん検査けんさDD51かたち牽引けんいん(けんいん)され、網干あぼし総合そうごう車両しゃりょうしょおこなわれる[2]施工しこうすすんでいる、体質たいしつ改善かいぜん更新こうしん工事こうじは、DD51かたちディーゼル機関きかんしゃ後藤ごとう総合そうごう車両しゃりょうしょまで牽引けんいんされ、施工しこうされた。

2020ねん以前いぜん配置はいち車両しゃりょう

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日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう時代じだい天王寺てんのうじ鉄道てつどう管理かんりきょく亀山かめやま機関きかんとして蒸気じょうき機関きかんしゃなども配置はいちされていた。当時とうじ略称りゃくしょうは「てんカメ」であった。蒸気じょうき機関きかん車庫しゃこ現存げんそんするが、すでに線路せんろ撤去てっきょされ、なかなにもない[2]。このほか亀山かめやま機関きかん時代じだい名残なごりであるうたて車台しゃだい給水きゅうすいとう使つかわれていないものの現存げんそんする[5]

亀山かめやま鉄道てつどうのこてん車台しゃだい

乗務じょうむ範囲はんい

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晩年ばんねん亀山かめやまえき - 加茂かもえきあいだのみを担当たんとうしていた[2]が、かつて運行うんこうされていた急行きゅうこうかすが」では亀山かめやまえき以西いせい運転うんてんほか車掌しゃしょう業務ぎょうむおこない、奈良ならえきまで乗務じょうむしていた。

歴史れきし

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25きゅうこうばい連続れんぞくする加太かだえつ対応たいおうするために亀山かめやま機関きかんとして開設かいせつされた[2]国鉄こくてつ時代じだい最盛さいせいにはきゃく貨車かしゃ保線ほせん車掌しゃしょうなども併設へいせつされ、亀山かめやまえき勤務きんむする職員しょくいんは1,000にんじゃくのぼった[2]

年表ねんぴょう

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 亀山かめやまえき東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう東海とうかい鉄道てつどう事業じぎょう本部ほんぶ管轄かんかつしており、乗務じょうむいんしょとして亀山かめやま運輸うんゆかれていた。
  2. ^ 加茂かもえき近畿きんき統括とうかつ本部ほんぶ管轄かんかつ

出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e 平賀ひらが(2013):17ページ
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 平賀ひらが(2013):16ページ
  3. ^ 組織そしき改正かいせいなどについて Archived 2010ねん12月4にち, at the Wayback Machine. - 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどうプレスリリース 2010ねん11月16にち
  4. ^ 「JR旅客りょかく各社かくしゃ車両しゃりょう配置はいちひょう」『鉄道てつどうファン交友こうゆうしゃ、2021ねん7がつごう
  5. ^ 平賀ひらが(2013):16 - 17ページ
  6. ^ 『「SLかぶとぐみ」の肖像しょうぞう vol.4』ネコ・パブリッシング p.178
  7. ^ ジェー・アール・アールへん復刻ふっこくばん 国鉄こくてつ電車でんしゃ編成へんせいひょう1986.11 ダイヤ改正かいせい交通こうつう新聞しんぶんしゃ、2009ねん、p.251。ISBN 978-4-330-10609-0
  8. ^ a b 鉄道てつどうジャーナルだい21かんだい13ごう鉄道てつどうジャーナルしゃ、1987ねん11月、67ぺーじ 
  9. ^ 「JR年表ねんぴょう」『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ編成へんせいひょう '91年版ねんばん』ジェー・アール・アール、1991ねん8がつ1にち、194ぺーじISBN 4-88283-112-0 
  10. ^ ジェー・アール・アール『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ編成へんせいひょう 2010』交通こうつう新聞しんぶんしゃ、2010ねんISBN 978-4-330-14710-9
  11. ^ JR西日本じぇいあーるにしにほん近畿きんき統括とうかつ本部ほんぶ人事じんじがつにちづけ 交通こうつう新聞しんぶん 2021.06.10
  12. ^ データでるJR西日本にしにほん2022 P117

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 週刊しゅうかんJRぜんえきぜん車両しゃりょう基地きち No.45』朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん、2013ねん6がつ30にち、34p. 全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:22263803
    • 平賀ひらがじょうあきら(2013)"厳選げんせん!ターミナルえき 亀山かめやま"『週刊しゅうかんJRぜんえきぜん車両しゃりょう基地きち No.45』.4-10.
    • 平賀ひらがじょうあきら(2013)"亀山かめやま鉄道てつどう"『週刊しゅうかんJRぜんえきぜん車両しゃりょう基地きち No.45』.16-17.
  • 『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ情報じょうほう '87年版ねんばん』ジェー・アール・アール、1987ねん
  • 国鉄こくてつ車両しゃりょう配置はいちひょう '79』交友こうゆうしゃ、1979ねん

関連かんれん項目こうもく

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