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関西かんさい鉄道てつどう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
関西かんさい鉄道てつどう
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
三重みえけん四日市よっかいち浜田はまだまち[1]
設立せつりつ 1888ねん明治めいじ21ねん)3がつ[1]
業種ぎょうしゅ てつ軌道きどうぎょう
代表だいひょうしゃ 取締役とりしまりやく社長しゃちょう 片岡かたおかただしあつし[1]
資本しほんきん 24,181,800えん払込はらいこみがく[1]
関係かんけいする人物じんぶつ 前島まえじまひそかつるはら定吉さだきちしま安次郎やすじろう
特記とっき事項じこう上記じょうきデータは1907ねん明治めいじ40ねん現在げんざい[1]
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関西かんさい鉄道てつどう關西かんさい鐵道てつどう。かんせいてつどう、かんさいてつどう[2])は、明治めいじ時代じだい存在そんざいした鉄道てつどう会社かいしゃ大阪おおさか府中ふちゅう東部とうぶ京都きょうと三重みえけん奈良ならけん滋賀しがけん和歌山わかやまけん路線ろせん展開てんかいした。

現在げんざいJR東海とうかいJR西日本にしにほん保有ほゆうする関西本線かんさいほんせん草津線くさつせん片町線かたまちせん紀勢本線きせいほんせん桜井さくらいせん和歌山線わかやません奈良ならせん大阪環状線おおさかかんじょうせん前身ぜんしんである。本社ほんしゃ三重みえけん四日市よっかいちにあったがのち事務所じむしょ大阪おおさか移転いてんした[3]官営かんえい鉄道てつどうかんてつ東海道とうかいどうせんのルートからはずれた三重みえけん滋賀しがけんきゅう東海道とうかいどう沿いの地域ちいき東海道とうかいどうせん連絡れんらくする目的もくてき開業かいぎょうしたが、周辺しゅうへん鉄道てつどう会社かいしゃ合併がっぺいすることで路線ろせん規模きぼひろげ、名古屋なごや - 大阪おおさかあいだ独自どくじ直通ちょくつうルート開設かいせつ実現じつげんした。東海道とうかいどうせんとのあいだ壮絶そうぜつ旅客りょかく獲得かくとく競争きょうそうひろげたことが後世こうせいまで有名ゆうめいになっている(後述こうじゅつ)。 旅客りょかくサービスや車両しゃりょう技術ぎじゅつにおいて先進せんしんてきこころみをおこなったことでもられるが、この背景はいけいとして、日本にっぽん鉄道てつどう技術ぎじゅつ先駆せんくしゃわれるしま安次郎やすじろう初期しょき技師ぎしとして同社どうしゃ在職ざいしょくしていた[4]ことがあげられる。

社名しゃめい

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関西かんさい鉄道てつどうの『関西かんさい』のみは「かんい」または「かんい」のれい確認かくにんされている。関西かんさい鉄道てつどう運輸うんゆ発行はっこうしたポストカードにはKANSAIの文字もじられる一方いっぽうきゅう交通こうつう博物館はくぶつかん所蔵しょぞう関西かんさい鉄道てつどう文書ぶんしょにカンセイテツドウという片仮名かたかな文字もじがあるなど、当事とうじしゃ作成さくせい書類しょるいでさえ表記ひょうきれがあった[5]

関西かんさい鉄道てつどう保有ほゆうした機関きかんしゃ先頭せんとうけられたくるまばんのプレートには「KANSEI RAILWAY COMPANY」としるされ、図面ずめんもKANSEIで統一とういつされていた[6]一方いっぽう、『日本にっぽん鉄道てつどう一覧いちらんひょう』(内務省ないむしょう鉄道てつどうちょう、1892ねん)には「KWANSAI RAILWAY COMPANY」と記載きさいされている[7]字音仮名遣じおんかなづかいにより「か(ka)」を「くゎ(kwa)」とする表記ひょうき当時とうじられ[8]、『日本にっぽん鉄道てつどう一覧いちらんひょう』の英文えいぶん表記ひょうきもそれにあたる)。

沿革えんかく

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設立せつりつからめいばん全通ぜんつう

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1888ねん官設かんせつ鉄道てつどう経路けいろからはずれた東海道とうかいどう沿いの滋賀しが三重みえけん都市とし東海道とうかいどうせんむす目的もくてき四日市よっかいち設立せつりつされた[9]。1895ねん当初とうしょ目標もくひょうであった名古屋なごやえき草津くさつえきむす鉄道てつどう完成かんせいしたのち大阪おおさか進出しんしゅつ目指めざして、大阪おおさか複数ふくすう鉄道てつどう会社かいしゃ合併がっぺい交渉こうしょう開始かいしした。

その路線ろせん西にし奈良ならまで延長えんちょうし、片町かたまち - 四条畷しじょうなわて開業かいぎょうしていた浪速なにわ鉄道てつどうおよび四条畷しじょうなわてから木津きづ方面ほうめん路線ろせん免許めんきょつ(開業かいぎょうの)しろかわ鉄道てつどう合併がっぺいして現在げんざい片町線かたまちせん経由けいゆめいばんあいだ開通かいつう、1898ねん大阪おおさか片町かたまちにターミナルを入手にゅうしゅした。しかし、敷地しきち拡張かくちょう困難こんなんなため網島あみじま廃止はいし)に起点きてん移設いせつした。さらに大阪おおさか鉄道てつどう (初代しょだい)合併がっぺいし、みなとまちげんJR難波なんばえき)にターミナルを再度さいど移転いてんさせた。これでJR難波なんばえきから天王寺てんのうじえき奈良ならえき経由けいゆする現在げんざい路線ろせん完成かんせいした。

かんてつとの競争きょうそう

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めいばん全通ぜんつうともない、官設かんせつ鉄道てつどうとのあいだでこの区間くかん旅客りょかく貨物かもつめぐ争奪そうだつせんはじまった。これは、関西かんさい鉄道てつどう吸収きゅうしゅうしたがわかんてつ正史せいしともいえる「日本にっぽん鉄道てつどう」にも紙幅しふくいてれられるほどであった[10]

関西かんさい鉄道てつどうは、ひるぎょう1往復おうふく夜行やこう1往復おうふく料金りょうきん不要ふよう急行きゅうこう列車れっしゃ設定せっていした。新式しんしきの「はやふう(はやかぜ)」(国鉄こくてつ6500かたち蒸気じょうき機関きかんしゃ)とづけられた蒸気じょうき機関きかんしゃもちいた急行きゅうこうは、どう区間くかんひるぎょうではくだり5あいだ34ふんのぼり5あいだ16ふん夜行やこうくだり6あいだ41ふんのぼり6あいだ3ふん走破そうはした。このときかんてつくだ急行きゅうこう列車れっしゃ名古屋なごやえき - 大阪おおさかえきあいだにおいてひるぎょうが6あいだ4ふん夜行やこうが5あいだ20ふん走破そうはし、運賃うんちん同額どうがくの1えん21せんであったから、勝負しょうぶはほぼ互角ごかくであった。

1900ねん明治めいじ33ねん)の関西本線かんさいほんせんルート(湊町みなとまちえき - 名古屋なごやえき完成かんせいひるぎょう急行きゅうこうかんしてはこちらのルートをとおすようになった。しかし所要しょよう時間じかんはこのとき若干じゃっかんびた。その1902ねん明治めいじ35ねん)にはふたた所要しょよう時間じかん短縮たんしゅくし、5あいだじゃく運転うんてんとした。急行きゅうこう列車れっしゃには1904ねん明治めいじ37ねん)より食堂しょくどうしゃ連結れんけつされるようになった。

1902ねん明治めいじ35ねん)8がつ1にちかんてつどう区間くかん片道かたみち運賃うんちんが1えん77ぜに往復おうふく運賃うんちんが2えん30ぜにだったのにたいして、関西かんさい鉄道てつどう往復おうふく運賃うんちんを2えん片道かたみちは1えん47ぜに)にあたいげると、かんてつ同月どうげつ6にち往復おうふく運賃うんちんを1えん47ぜに値下ねさげし、往復おうふく運賃うんちん片道かたみち運賃うんちん下回したまわるという事態じたいになった。関西かんさい鉄道てつどうもすぐさま往復おうふく運賃うんちんを1えん50ぜに値下ねさげし、団扇うちわなどといった小物こもののサービスをおこなうなどして競争きょうそう泥沼どろぬましてった。

同年どうねんまつ名古屋なごや商業しょうぎょう会議かいぎしょ建議けんぎにより大阪おおさか府知事ふちじ国会こっかい議員ぎいんとう調停ちょうていがなされ和解わかい成立せいりつしたものの、翌年よくねん10がつになって関西かんさい鉄道てつどうがわ一方いっぽうてき協定きょうてい破棄はきするかたち競争きょうそう再開さいかいされ、どう鉄道てつどう片道かたみち運賃うんちんを1えん10ぜに往復おうふく運賃うんちんを1えん20ぜにとし弁当べんとうなども無料むりょうでサービスした。この競争きょうそうは、1904ねん明治めいじ37ねん)2がつにち戦争せんそう勃発ぼっぱつしたことで輸送ゆそう軍需ぐんじゅ優先ゆうせんとなったため、同年どうねん5がつにようやく終結しゅうけつした。

近畿きんき鉄道てつどう合同ごうどう

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合併がっぺいによって近畿きんき地方ちほうでの存在そんざいかんたかまるにつれ、周辺しゅうへん私鉄してつ関西かんさい鉄道てつどう合流ごうりゅうするうごきがでてきた。1904ねん紀和きわ鉄道てつどう合併がっぺいしたのち同年どうねん近畿きんき鉄道てつどう合同ごうどう委員いいんかいもう[11]みなみかず鉄道てつどう奈良なら鉄道てつどう合流ごうりゅうした。南海なんかい鉄道てつどう委員いいんかいくわわったものの合流ごうりゅういたらなかった。

国有こくゆう

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その関西かんさい鉄道てつどうは、1906ねん明治めいじ39ねん公布こうふ鉄道てつどう国有こくゆうほうにより1907ねん明治めいじ40ねん10月1にち国有こくゆうされた。路線ろせん299M16C開業かいぎょうせん280M72C、開業かいぎょうせん18M24C)機関きかんしゃ121、客車きゃくしゃ571、貨車かしゃ1273ががれた[12]いち地方ちほうのみの路線ろせんであるので国有こくゆう除外じょがいされたいとの請願せいがんしょしたがれられなかった[13]

国有こくゆう直前ちょくぜん同社どうしゃ主要しゅよう幹線かんせんであるみなとまち - 奈良なら - ななじょう京都きょうとあいだと、名古屋なごや - 河原田かわらだあいだおよび城東線じょうとうせんげん大阪環状線おおさかかんじょうせん)の電化でんか計画けいかくてて認可にんかけていた[14]が、これは国有こくゆうたって買収ばいしゅうがくたかくするための方策ほうさくであったとする見方みかたもある。電化でんか国有こくゆうまったかえりみられず、1914ねん大正たいしょう3ねん以降いこう発展はってんした大阪おおさか電気でんき軌道きどう奈良なら電気でんき鉄道てつどう伊勢いせ電気でんき鉄道てつどういずれも今日きょう近畿日本鉄道きんきにほんてつどう)の路線ろせんもう機能きのうをとってわられた。1973ねん昭和しょうわ48ねん)になってようやく関西本線かんさいほんせん奈良なら - みなとまちあいだ電化でんかされ、現在げんざいでは関西かんさい本線ほんせん亀山かめやま - 加茂かもあいだ以外いがい電化でんか完了かんりょうしている。


年表ねんぴょう

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関西かんさい鉄道てつどう時代じだい柘植つげえき・1898ねん(明治めいじ31ねん)発行はっこう関西かんさい参宮さんぐう鉄道てつどう案内あんない」より
木津川きづがわのこ大仏だいぶつせん遺構いこうかじたに隧道すいどう
関西かんさい鉄道てつどうしゃもんのこ草津線くさつせん国分こくぶ橋梁きょうりょう滋賀しがけん甲賀こうが

特記とっきなきこうは『日本にっぽん鉄道てつどう』による

路線ろせんえき一覧いちらん

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  • 1907ねん明治めいじ40ねん8がつ20日はつか現在げんざい[28][29]
  • 線区せんく区分くぶんは『日本にっぽん鉄道てつどう 中篇ちゅうへん』(1921ねん)の巻末かんまつ地図ちずによる[30]
名古屋なごや - みなとまちあいだ 106M 67C
えき 接続せつぞく路線ろせん 備考びこう
名古屋なごやえき - 愛知あいちえき - 蟹江かにええき - 弥富やとみえき - 長島ながしまえき - 桑名くわなえき - 富田とみたえき - 富田浜とみだはま臨時りんじかり停車場ていしゃじょう - 四日市よっかいちえき - 河原田かわはらだえき - 加佐登かさどえき - 亀山かめやまえき - せきえき - 加太かだえき - 柘植つげえき - 佐那具さなぐえき - 上野うえのえき - 島ケ原しまがはらえき - 大河原おおがわらえき - 笠置かさぎえき - 加茂かもえき - 大仏だいぶつえき - 奈良ならえき - 郡山こおりやまえき - 法隆寺ほうりゅうじえき - 王寺おうじえき - 柏原かしわばらえき - 八尾やおえき - 平野ひらのえき - 天王寺てんのうじえき - 今宮いまみやえき - 湊町みなとまちえき 自社じしゃせん乗換のりかえ亀山かめやま柘植つげ加茂かも奈良なら王寺おうじ天王寺てんのうじ
帝国ていこく鉄道てつどうちょう東海道とうかいどうせん):名古屋なごや
名古屋なごや電気でんき鉄道てつどうさかえまちせん):名古屋なごや笹島ささしまでんとま
尾西びさい鉄道てつどう弥富やとみ
河南かなん鉄道てつどう柏原かしわばら
南海なんかい鉄道てつどう天王寺支線てんのうじしせん):天王寺てんのうじ
大阪おおさか電気でんき鉄道てつどう天王寺てんのうじ
奈良なら - みなとまちあいだきゅう大阪おおさか鉄道てつどう
加茂かも - 大仏だいぶつ - 奈良ならあいだは1907ねん8がつ21にち廃止はいし木津きづ経由けいゆ変更へんこう
柘植つげ - 草津くさつあいだ 22M 49C
柘植つげえき - 大原おおはらえき - 深川ふかがわえき - 貴生川きぶかわえき - 三雲みくもえき - 石部いしべえき - 草津くさつえき 自社じしゃせん乗換のりかえ柘植つげ
近江おうみ鉄道てつどう本線ほんせん):貴生川きぶかわ
帝国ていこく鉄道てつどうちょう東海道とうかいどうせん):草津くさつ
亀山かめやま - あいだ 9M 52C
亀山かめやまえき - 下庄しもしょうえき - 一身田いしんでんえき - えき 自社じしゃせん乗換のりかえ亀山かめやま
参宮さんぐう鉄道てつどう
加茂かも - さくら宮間みやま 32M 41C
加茂かもえき - しん木津きづえき - 祝園ほうそのえき - 田辺たなべえき - 長尾ながおえき - 津田つだえき - 星田ほしだえき - 四条畷しじょうなわてえき - 野崎のさきかり停車場ていしゃじょう - 住道すみのどうえき - 徳庵とくあんえき - 放出ほうしゅつえき - 寝屋川ねやがわ聯絡れんらくしょ - 網島あみじまえき - さくらみやえき 自社じしゃせん乗換のりかえ加茂かもしん木津きづ放出ほうしゅつさくらみや 寝屋川ねやがわれん) - 四条畷しじょうなわてあいだきゅう浪速なにわ鉄道てつどう
加茂かも - しん木津きづあいだは1907ねん8がつ21にち廃止はいし木津きづ経由けいゆ変更へんこう
ななじょう - 桜井さくらいあいだ 38M 15C
七条しちじょうえき - 東寺とうじかり停車ていしゃじょう - 伏見ふしみえき - 桃山ももやまえき - 木幡きばたえき - 宇治うじえき - 新田にったえき - 長池ながいけえき - 玉水たまみずえき - 棚倉たなぐらえき - 上狛かみこまえき - 木津きづえき - 奈良ならえき - 京終きょうばてえき - 帯解おびとけえき - 櫟本いちのもとえき - 丹波市たんばいちえき - 柳本やなぎもとえき - 三輪みわえき - 桜井さくらいえき 自社じしゃせん乗換のりかえ木津きづ奈良なら桜井さくらい
帝国ていこく鉄道てつどうちょう東海道とうかいどうせんきゅう京都きょうと鉄道てつどうせん):ななじょう京都きょうとえき
きゅう奈良なら鉄道てつどう
大阪おおさか - 天王寺てんのうじあいだ 6M 57C
大阪おおさかえき - 天満てんまえき - さくらみやえき - 京橋きょうばしえき - 玉造たまつくりえき - 桃谷ももだにえき - 天王寺てんのうじえき 自社じしゃせん乗換のりかえさくらみや天王寺てんのうじ
帝国ていこく鉄道てつどうちょう東海道とうかいどうせんきゅう西成にしなり鉄道てつどうせん):大阪おおさか
阪神電気鉄道はんしんでんきてつどう本線ほんせん):大阪おおさか梅田うめだえき
南海なんかい鉄道てつどう天王寺支線てんのうじしせん):天王寺てんのうじ
大阪おおさか電気でんき鉄道てつどう天王寺てんのうじ
きゅう大阪おおさか鉄道てつどう
放出ほうしゅつ - 片町かたまちあいだ 2M 17C
放出ほうしゅつえき - 寝屋川ねやがわ聯絡れんらくしょ - 片町かたまちえき 自社じしゃせん乗換のりかえ放出ほうしゅつ きゅう浪速なにわ鉄道てつどう
王寺おうじ - 桜井さくらいあいだ 13M 11C
王寺おうじえき - 下田しもだえき - 高田たかだえき - 畝傍うねびえき - 桜井さくらいえき 自社じしゃせん乗換のりかえ王寺おうじ高田たかだ桜井さくらい きゅう大阪おおさか鉄道てつどう
高田たかだ - 和歌山わかやまあいだ 47M 8C
高田たかだえき - 新庄しんじょうえき - 御所ごしょえき - 壺阪つぼさかえき - 吉野口よしのぐちえき - 北宇智きたうちえき - 五条ごじょうえき - 二見ふたみえき - 隅田すだえき - 橋本はしもとえき - 高野口こうやぐちえき - 妙寺みょうじえき - 笠田かさだえき - 名手めいしゅえき - 粉河こかわえき - 長田ながた臨時りんじ停車場ていしゃじょう - 打田うちだえき - 岩出いわでえき - 船戸ふなとえき - 布施屋ほしやえき - 田井ノ瀬たいのせえき - 和歌山わかやまえき 自社じしゃせん乗換のりかえ高田たかだ 高田たかだ - 五条ごじょうあいだきゅうみなみかず鉄道てつどう
五条ごじょう - 和歌山わかやまあいだきゅう紀和きわ鉄道てつどう
和歌山わかやま - 南海なんかい聯絡れんらくてんあいだ 29C
和歌山わかやまえき - 南海なんかい聯絡れんらくてん 南海なんかい鉄道てつどう和歌山わかやまえき乗入のりいれ) きゅう紀和きわ鉄道てつどう
二見ふたみ - 川端かわばたあいだ貨物かもつせん) 72C
二見ふたみえき - 川端かわばたえき 自社じしゃせん接続せつぞく二見ふたみ きゅうみなみかず鉄道てつどう
しん木津きづ - 木津きづあいだ休止きゅうしちゅう) 29C
しん木津きづえき - 木津きづえき 自社じしゃせん乗換のりかえ木津きづしん木津きづ 1907ねん8がつ21にちより営業えいぎょう再開さいかい
路線ろせんもう(1907ねん8がつ20日はつか

車両しゃりょう

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蒸気じょうき機関きかんしゃ

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関西かんさい鉄道てつどう蒸気じょうき機関きかんしゃ形式けいしきは、原則げんそくとして同形どうけい最初さいしょ番号ばんごうったが、形式けいしきごとに日本語にほんごによるクラスめいけられており、特色とくしょくとなっていた。駿馬しゅんめなど古典こてん文学ぶんがくおお由来ゆらいしており、とくすりすみ池月いけづき平家ひらか物語ものがたり登場とうじょうし、宇治川うじがわ合戦かっせん先陣せんじんあらそいでられたみなもと頼朝よりとも愛馬あいばからられている。

形式けいしき1 - 1, 2
えいダブスしゃせい0-6-0 (C) かたちタンク - 1900ねんうえたけし鉄道てつどう七尾ななお鉄道てつどう譲渡じょうと
国有こくゆう1270かたち
形式けいしき3・池月いけづき(いけづき・だい1しゅ) - 3-8, 11-13, 26-29
えいダブスしゃせい2-4-2 (1B1) かたちタンク
鉄道てつどういん500かたち
形式けいしき9・りゅう(ひりょう) - 9, 10
えいダブスしゃせい4-4-0 (2B) かたちテンダ
鉄道てつどういん5450かたち
形式けいしき14・かみなり(いかずち) - 14-16, 78, 79
えいダブスしゃせい0-6-2 (C1) かたちタンク
鉄道てつどういん2100かたち
形式けいしき17・望月もちづき(もちづき) - 17-20
べいボールドウィンしゃせい0-6-0 (C) かたちタンク
きゅう浪速なにわ鉄道てつどう1-4
鉄道てつどういん1000かたち
形式けいしき21・すりすみ(するすみ) - 21, 22, 46-51, 74-77
えいナスミス・ウィルソンしゃせい2-4-2 (1B1) かたちタンク
鉄道てつどういん870かたち
形式けいしき23・鬼鹿おにしか(おにかげ) - 23-25
べいブルックスしゃせい2-6-0 (1C) かたちテンダ
鉄道てつどういん7650かたち
形式けいしき30・電光でんこう(いなずま) - 30-39, 122, 123
えいダブスしゃせい2-6-0 (1C) かたちテンダ
鉄道てつどういん7850かたち
形式けいしき40・はやふう(はやかぜ) - 40-45, 107-109
べいピッツバーグしゃせい4-4-0 (2B) かたちテンダ
鉄道てつどういん6500かたち
形式けいしき3・池月いけづきだい2しゅ) - 52-56
えいダブスしゃせい2-4-2 (1B1) かたちタンク
きゅう大阪おおさか鉄道てつどう1-5
鉄道てつどういん500かたち
形式けいしき57・こまがつ(こまづき) - 57, 58
えいダブスしゃせい2-4-2 (1B1) かたちタンク
きゅう大阪おおさか鉄道てつどう6, 7
鉄道てつどういん220かたち
形式けいしき3・池月いけづきだい3しゅ) - 59-68
えいバルカン・ファウンドリーしゃせい2-4-2 (1B1) かたちタンク
きゅう大阪おおさか鉄道てつどう8-17
鉄道てつどういん700かたち
形式けいしき3・池月いけづきだい3しゅ) - 69-71
えいナスミス・ウィルソンしゃせい2-4-2 (1B1) かたちタンク
きゅう大阪おおさか鉄道てつどう18-20
鉄道てつどういん600かたち
形式けいしき80・小鷹こたか(こたか) - 80, 81
どくクラウスしゃせい0-4-0 (B) かたちタンク
きゅう九州きゅうしゅう鉄道てつどう29, 33→紀和きわ鉄道てつどうA2かたち5, 6
鉄道てつどういん10かたち (10, 11)
形式けいしき82・ともづる(ともづる) - 82-85
べいブルックスしゃせい2-4-2 (1B1) かたちタンク
きゅう紀和きわ鉄道てつどうA1かたち1-4
鉄道てつどういん450かたち
形式けいしき86・はやぶさ(はやぶさ) - 86
べいボールドウィンしゃせい0-6-0 (C) かたちタンク
きゅう紀和きわ鉄道てつどうB2かたち7
鉄道てつどういん1180かたち
形式けいしき87・ひよどり(ひよどり) - 87
べいボールドウィンしゃせい0-6-0 (C) かたちタンク
きゅう紀和きわ鉄道てつどうB3かたち8
鉄道てつどういん1370かたち
形式けいしき88・千早ちはや(ちはや) - 88-92
えいダブスしゃせい0-6-0 (C) かたちタンク
きゅうみなみかず鉄道てつどう1-5
鉄道てつどういん1480かたち
形式けいしき93・春日かすが(かすが) - 93-97
べいボールドウィンしゃせい2-6-2 (1C1) かたちタンク
きゅう奈良なら鉄道てつどう1-5
鉄道てつどういん3030かたち
形式けいしき98・三笠みかさ(みかさ) - 98-104
SLMせい2-6-0 (1C) かたちタンク
きゅう奈良なら鉄道てつどう6-12
鉄道てつどういん2800かたち
形式けいしき14・かみなり - 105, 106
べいボールドウィンしゃせい0-6-2 (C1) かたちタンク
鉄道てつどういん2500かたち
形式けいしき110・追風おいかぜ(おいかぜ) - 110-121
べいアメリカン・ロコモティブしゃピッツバーグ工場こうじょうせい4-4-0 (2B) かたちテンダ
鉄道てつどういん6000かたち

その

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  • 客車きゃくしゃまど等級とうきゅう識別しきべつの「おび」を塗装とそうする手法しゅほう一等いっとうしゃしろとうしゃあおさんとうしゃあか)は、関西かんさい鉄道てつどう最初さいしょ導入どうにゅうしたものである。旅客りょかくにも一目いちもく等級とうきゅう区別くべつでき、便利べんりなことから、国有こくゆうひろ採用さいようされるにいたった[31]
  • また駅名えきめいしるべによく併設へいせつされている「えき周辺しゅうへん名所めいしょ観光かんこう案内あんない」も、1893ねん明治めいじ26ねん)に関西かんさい鉄道てつどう考案こうあんしたといわれる[32][33]
  • 草津線くさつせん貴生川きぶかわ - 三雲みくもあいだ国分こくぶ橋梁きょうりょう(アーチきょう)に関西かんさい鉄道てつどうしゃもん現役げんえき構造こうぞうぶつのこ[34]
  • 草津線くさつせん甲南こうなん - 貴生川きぶかわあいだ沿線えんせん八坂神社やさかじんじゃに、関西かんさい鉄道てつどう開通かいつう様子ようすえがいた奉納ほうのう絵馬えま通常つうじょう非公開ひこうかい)がある。絵馬えまには敷設ふせつ関係かんけいしゃ汽車きしゃ客車きゃくしゃ姿すがたえがかれている[35]

関連かんれん項目こうもく

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d e したへん 三重みえけん」『日本にっぽん全国ぜんこくしょ会社かいしゃ役員やくいんろく明治めいじ40ねん商業しょうぎょう興信所こうしんじょ、1907ねんしたへん167ぺーじdoi:10.11501/780119https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/780119/527 
  2. ^ かず久田ひさた康夫やすお私鉄してつハンドブック』電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、1984ねん、192ぺーじISBN 4-88548-065-5  「カンセイ(カンサイ)」と表記ひょうき
  3. ^ 日本にっぽん鉄道てつどう中篇ちゅうへん p. 357「(明治めいじ)33ねん1がつ15にち網島あみじま大阪おおさか事務所じむしょ35ねん9がつこれみなとまち移転いてんせり]をもうけ3がつ1にちより社長しゃちょう以下いか職員しょくいん事務所じむしょおい全般ぜんぱん社務しゃむおこなうものとし」
  4. ^ 日本にっぽん鉄道てつどう中篇ちゅうへん p. 371「(明治めいじ)31ねんまつりては(中略ちゅうりゃく汽車きしゃ長島ながしま安次郎やすじろう中略ちゅうりゃく在任ざいにんせしが(中略ちゅうりゃく)34ねん5がつ汽車きしゃ長島ながしま安次郎やすじろうし」
  5. ^ つじ 良樹よしき関西かんさい 鉄道てつどう考古学こうこがくさがせ』JTBパブリッシング、2007ねん11月、28,34ぺーじISBN 9784533069086 
  6. ^ 奥田おくだ晴彦はるひこ関西かんさい鉄道てつどう鉄道てつどう資料しりょう保存ほぞんかい、2006ねん、□5(四角よつかど5)、□21(四角よつかど21)ぺーじ 
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  31. ^ 日本にっぽん鉄道てつどう中篇ちゅうへん p. 354「(明治めいじ)29ねん11月汽車きしゃ長島ながしま安次郎やすじろう創意そういもとづ客車きゃくしゃ外側そとがわ(のまど)を塗装とそうしろあおあかさんしょくもっうえなか下等かとうべつてり、これ本邦ほんぽう鉄道てつどうにおける客車きゃくしゃしょくべつ創始そうしとす」
  32. ^ つじ 良樹よしき関西かんさい 鉄道てつどう考古学こうこがくさがせ』122ぺーじ
  33. ^ ところさわ秀樹ひでき鉄道てつどう仁義じんぎなきたたか鉄道てつどう会社かいしゃガチンコ勝負しょうぶ列伝れつでんそうもとしゃ、2015ねん、24ぺーじISBN 978-4-422-24072-5 
  34. ^ つじ 良樹よしき関西かんさい 鉄道てつどう考古学こうこがくさがせ』33-34ぺーじ
  35. ^ つじ 良樹よしき関西かんさい 鉄道てつどう考古学こうこがくさがせ』28-32ぺーじ
  36. ^ 日本にっぽん鉄道てつどうじょうへん p. 819「会社かいしゃ創立そうりつさい前島まえじまひそか社長しゃちょうとし(中略ちゅうりゃく明治めいじ21ねん11月(中略ちゅうりゃく社長しゃちょう前島まえじまひそかまたす」
  37. ^ 日本にっぽん鉄道てつどう中篇ちゅうへん p. 370「(明治めいじ33ねん11月)25にち鶴原つるはら定吉さだきち取締役とりしまりやくとし同日どうじつこれ社長しゃちょうとす」
  38. ^ 日本にっぽん鉄道てつどう中篇ちゅうへん p. 371「(明治めいじ34ねん)8がつ31にち取締役とりしまりやくづるはら定吉さだきちす」

参考さんこう文献ぶんけん

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