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山陰本線さんいんほんせん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
山陰本線さんいんほんせん
余部橋梁を渡る特急「はまかぜ」 （2011年8月）
余部あまるべ橋梁きょうりょうを渡わたる特急とっきゅう「はまかぜ」
（2011年ねん8月がつ）
基本きほん情報じょうほう
通称つうしょう 嵯峨野線さがのせん（京都きょうと - 園部そのべ間あいだ）
国くに 日本の旗 日本にっぽん
所在地しょざいち 京都きょうと府ふ、兵庫ひょうご県けん、鳥取とっとり県けん、島根しまね県けん、山口やまぐち県けん
種類しゅるい 普通ふつう鉄道てつどう（在来ざいらい線せん・幹線かんせん）
起点きてん 京都きょうと駅えき
終点しゅうてん 幡生はたぶ駅えき
駅えき数すう 161駅えき（支線しせん含ふくむ）
電報でんぽう略号りゃくごう サイホセ[1]
路線ろせん記号きごう E（京都きょうと駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだ）
A（城崎きのさき温泉おんせん駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ）
V（伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ）
D（米子よなご駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ）
開業かいぎょう 1897年ねん2月がつ15日にち
全通ぜんつう 1933年ねん2月がつ24日にち
所有しょゆう者しゃ 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう
運営うんえい者しゃ 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう（第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
嵯峨野さがの観光かんこう鉄道てつどう（第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
使用しよう車両しゃりょう 使用しよう車両しゃりょうを参照さんしょう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり 673.8 km（京都きょうと - 幡生はたぶ駅えき間あいだ）
2.2 km（長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだ）
軌間きかん 1,067 mm
線路せんろ数すう 複線ふくせん（一部いちぶ区間くかん）、単線たんせん
電化でんか方式ほうしき 直流ちょくりゅう1,500 V 架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき
（京都きょうと駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだ、伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 西にし出雲いずも駅えき間あいだ）
閉塞へいそく方式ほうしき 自動じどう閉塞へいそく式しき
（京都きょうと駅えき - 西にし出雲いずも駅えき間あいだ）
自動じどう閉塞へいそく式しき（特殊とくしゅ）
（出雲いずも市し駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ、仙崎支線せんざきしせん）
最高さいこう速度そくど 130 km/h
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山陰本線さんいんほんせん（さんいんほんせん）は、京都きょうと府ふ京都きょうと市し下京しもぎょう区くの京都きょうと駅えきから中国ちゅうごく地方ちほうの日本海にほんかい沿岸えんがん（山陰さんいん地方ちほう）を経由けいゆし、山口やまぐち県けん下関しものせき市しの幡生はたぶ駅えきに至いたる西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう（JR西日本にしにほん）の鉄道てつどう路線ろせん（幹線かんせん）である。このほか、仙崎支線せんざきしせんあるいは仙崎せんざき線せんと呼よばれる長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだの支線しせんを持もつ。

京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだについては、「嵯峨野線さがのせん」も参照さんしょう。

概要がいよう

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京都きょうと市しから京都きょうと府ふ内うちを西北せいほくへ延のび、兵庫ひょうご県けん北部ほくぶや鳥取とっとり県けん、島根しまね県けん、山口やまぐち県けん北部ほくぶの山陰さんいん地方ちほうの各かく都市としを経へて下関しものせき市しに至いたる。路線ろせんの終点しゅうてんは幡生はたぶ駅えきであるが、幡生はたぶ側がわの列車れっしゃは隣となり駅えきの下関しものせき駅えきまで運転うんてんされている。竹野たかの駅えきから幡生はたぶ駅えきまでは日本海にほんかい沿ぞいを通とおる区間くかんが多おおい。関西かんさいから山口やまぐち県けんまで中国ちゅうごく地方ちほうを東西とうざいに結むすぶ路線ろせんとして他ほかに瀬戸内海せとないかい沿ぞいを通とおる山陽本線さんようほんせんが挙あげられるが、山陽本線さんようほんせんが全線ぜんせん複線ふくせん・電化でんか区間くかんなのに対たいして、本ほん路線ろせんには単線たんせん・非ひ電化でんか区間くかんが多おおく含ふくまれる。

支線しせんを除のぞく営業えいぎょうキロは673.8 kmで、新幹線しんかんせんを除のぞくJR線せん（在来ざいらい線せん）としては日本にっぽん最長さいちょうである[注ちゅう 1]。2002年ねんまでは東北本線とうほくほんせん (739.2 km) の方ほうが長ながかったが、東北新幹線とうほくしんかんせんの延伸えんしんに伴ともない東北とうほく本線ほんせんの一部いちぶが第だい三さんセクターのIGRいわて銀河ぎんが鉄道てつどうおよび青あおい森もり鉄道てつどうへ経営けいえい移管いかんされたことにより山陰本線さんいんほんせんの営業えいぎょうキロを下回したまわった。

また、トンネルは全ぜん区間くかんに大小だいしょう176本ほん（総そう延長えんちょう60.3km）存在そんざいし、これはJRグループ全体ぜんたいでは紀勢本線きせいほんせん（180本ほん）に次ついで多おおく、1社しゃ完結かんけつ路線ろせんとしては最多さいたである[注ちゅう 2]。

京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだは旅客りょかく営業えいぎょう規則きそくが定さだめる大都市だいとし近郊きんこう区間くかんのうち、大阪おおさか近郊きんこう区間くかんに含ふくまれており、この区間くかんは沿線えんせんに嵯峨野さがの・嵐山あらしやまという京都きょうとの主要しゅような観光かんこう地ちが位置いちしていることから「嵯峨野線さがのせん」という愛称あいしょうが付つけられている。京都きょうと駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき（胡麻ごま駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだは一部いちぶの駅えきのみ）と伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだはIC乗車じょうしゃカード「ICOCA」の利用りよう可能かのうエリアに含ふくまれている[2]。嵯峨野線さがのせん区間くかんを含ふくめた京都きょうと駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだは、E の路線ろせん記号きごうと[3]、紫むらさき（■）のラインカラーが設定せっていされている。これに加くわえ、鳥取とっとり県けんを中心ちゅうしんとした城崎きのさき温泉おんせん駅えき - 米子よなご駅えき間あいだには、A の路線ろせん記号きごうと、鳥取とっとり二に十じゅう世紀せいき梨なしをイメージした黄き緑みどり（■）のラインカラーが、島根しまね県けんを中心ちゅうしんとした米子よなご駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだには、D の路線ろせん記号きごうと、日本海にほんかいと宍道湖しんじこの夕日ゆうひをイメージした朱しゅ（■）のラインカラーが、それぞれ2016年ねん2月がつより導入どうにゅうされている（両りょう区間くかんの境界きょうかいは米子よなご駅えきとなる）[4]。なお、伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 米子よなご駅えき間あいだは伯備線はくびせんの列車れっしゃが乗のり入いれるため、重複じゅうふくして V の路線ろせん記号きごうと、緑みどり（■）のラインカラーが設定せっていされている。

近畿きんきエリアの路線ろせん記号きごうの適用てきよう対象たいしょうでありながら、2015年ねん3月がつ14日にちダイヤ改正かいせい時点じてんでの構内こうないの旅客りょかく案内あんないへの反映はんえいは嵯峨野線さがのせん内ないの各駅かくえきにとどまっていたが、2016年ねん3月がつ26日にちダイヤ改正かいせいより前述ぜんじゅつの米子よなご支社ししゃ（現げん・山陰さんいん支社ししゃ）ともども、福知山ふくちやま支社ししゃ（現げん・福知山ふくちやま管理かんり部ぶ）管内かんないの各駅かくえきにおける旅客りょかく案内あんないや一部いちぶの所属しょぞく車両しゃりょうの方向ほうこう幕まくでも、米子よなご支社ししゃ制定せいてい分ぶんを含ふくめたラインカラーや路線ろせん記号きごうの本格ほんかく使用しようを開始かいしした。これに際さいし、上川口かみかわくち駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えきについても紫色むらさきいろにEの路線ろせん記号きごうに包含ほうがんされ、当該とうがい各駅かくえきでもこの路線ろせん記号きごうを使用しようするようになり、同年どうねん4月がつ頃ごろには公式こうしきサイトの路線ろせん図ず[5]にも反映はんえいされた。

一方いっぽう、広島ひろしま支社ししゃ管内かんないの戸田とだ小浜おばま駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだには路線ろせん記号きごうはないが、広島ひろしまエリアの路線ろせん図ず[6]や当該とうがい各駅かくえきの駅えき掲示けいじ時刻じこく表ひょうのシンボルとして、オリおりーブ色ぶいろ（■）が使用しようされている。広島ひろしま支社ししゃ管内かんないの駅えきならびに博多南はかたみなみ駅えきの運賃うんちん表ひょうでもこのカラーで表現ひょうげんされているが、米子よなご支社ししゃ管内かんないの駅えきでは2019年ねん10月がつの運賃うんちん表ひょうへの路線ろせん記号きごう反映はんえい以降いこうも、益田ますだ駅えき以西いせいのみ従来じゅうらい通どおりコーポレートカラー（仙崎支線せんざきしせんは灰色はいいろ）で表記ひょうきされている。

なお、支社ししゃおよび鉄道てつどう部ぶの管轄かんかつは以下いかのように分わかれている[7]。

路線ろせんデータ

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  • 管轄かんかつ・路線ろせん距離きょり（営業えいぎょうキロ）：全長ぜんちょう676.0 km（支線しせん含ふくむ）
  • 軌間きかん：1067mm
  • 駅えき数すう：161（起おこり終点しゅうてん駅えき含ふくむ。嵯峨野さがの観光かんこう鉄道てつどうの駅えきは除のぞく）
    • 山陰本線さんいんほんせん所属しょぞく駅えきに限定げんていした場合ばあい、東海道とうかいどう本線ほんせん所属しょぞくの京都きょうと駅えきと山陽本線さんようほんせん所属しょぞくの幡生はたぶ駅えき[8] が除外じょがいされ、159駅えきとなる。
  • 複線ふくせん区間くかん：
  • 電化でんか区間くかん：
    • 京都きょうと駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだ、伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 西にし出雲いずも駅えき間あいだ（直流ちょくりゅう1500 V ）
  • 閉塞へいそく方式ほうしき：
    • 京都きょうと駅えき - 西にし出雲いずも駅えき間あいだ：自動じどう閉塞へいそく式しき
    • 西にし出雲いずも駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ、仙崎支線せんざきしせん：自動じどう閉塞へいそく式しき（特殊とくしゅ）
  • 保安ほあん装置そうち：
    • 京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだ：ATS-PおよびATS-SW（拠点きょてんP方式ほうしき）
    • 嵯峨さが嵐山あらしやま駅えき - 馬堀まぼり駅えき間あいだ（旧きゅう線せん）、園部そのべ駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ、長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだ：ATS-SW
  • 最高さいこう速度そくど：
    • 嵯峨さが嵐山あらしやま駅えき - 馬堀まぼり駅えき間あいだ、綾部あやべ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ：130 km/h
    • 京都きょうと駅えき - 嵯峨さが嵐山あらしやま駅えき間あいだ、馬堀まぼり駅えき - 綾部あやべ駅えき間あいだ：120 km/h
    • 鳥取とっとり駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ：120 km/h（キハ187系けい及およびHOT7000系けい等ひとしの振ふり子こ機能きのう搭載とうさい列車れっしゃ）、100 km/h（その他たの列車れっしゃ）
    • 出雲いずも市し駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ：110 km/h（キハ187系けい運用うんよう列車れっしゃ）、90 km/h（その他たの列車れっしゃ）
    • 福知山ふくちやま駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだ、益田ますだ駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ：95 km/h
    • 長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだ：85 km/h
    • 嵯峨さが嵐山あらしやま駅えき - 馬堀まぼり駅えき間あいだ（旧きゅう線せん）：35 km/h
  • 運転うんてん指令しれい所しょ：
    • 京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだ：近畿きんき総合そうごう指令しれい所しょ大阪おおさか指令しれい所しょ
    • 園部そのべ駅えき - 東浜とうのはま駅えき間あいだ：近畿きんき総合そうごう指令しれい所しょ福知山ふくちやま指令しれい所しょ
    • 東浜とうのはま駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ：中国ちゅうごく総合そうごう司令しれい所しょ米子よなご指令しれい所しょ
    • 益田ますだ駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ：中国ちゅうごく総合そうごう司令しれい所しょ広島ひろしま指令しれい所しょ
  • 大都市だいとし近郊きんこう区間くかん：京都きょうと駅えき-園部そのべ駅えき（大阪おおさか近郊きんこう区間くかん）
  • IC乗車じょうしゃカード対応たいおう区間くかん：

沿線えんせん概況がいきょう

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京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだについては「嵯峨野線さがのせん#沿線えんせん概況がいきょう」を参照さんしょう

在来ざいらい線せんとしての営業えいぎょうキロは日本にっぽん最長さいちょうの路線ろせんであるが、起点きてんから終点しゅうてんまでを通とおして走はしる優等ゆうとう列車れっしゃの設定せっていが史上しじょう一いち度どもない本線ほんせんの一ひとつとなっている。区間くかんによって乗客じょうきゃくの流動りゅうどうに大おおきな偏かたよりがあり、東西とうざい方向ほうこうの交流こうりゅうが必かならずしも盛さかんでないことや、かつての日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう（国鉄こくてつ）や現在げんざいのJR西日本にしにほんが、山陽新幹線さんようしんかんせん開業かいぎょう以降いこう、山陰本線さんいんほんせん沿ぞいの各かく都市としから山陽新幹線さんようしんかんせん各駅かくえきを含ふくむ山陽さんよう地方ちほう主要しゅよう都市としに至いたる鉄道てつどう路線ろせん（陰陽いんよう連絡れんらく路線ろせん）を強化きょうかしてきた結果けっかである。

山陰やまかげと瀬戸内海せとないかい側がわを結むすぶ線せんには福知山線ふくちやませんや伯備線はくびせんなどの電化でんかされた路線ろせんや智頭ちず急行きゅうこう線せんのような高速こうそく新しん線せんがあるが、山陰さんいんの横よこ同士どうしの連絡れんらくは最近さいきんまであまり考慮こうりょされず、電化でんかもそれらの延長えんちょう的てき存在そんざいで、つぎはぎ状態じょうたいで行おこなわれた。後年こうねんの高速こうそく化か工事こうじも同様どうようで、高速こうそく化かされた区間くかんとそうでない区間くかんがつぎはぎ状態じょうたいになっている。それでも民営みんえい化か後ごは鳥取とっとり駅えき - 倉吉くらよし駅えき - 米子よなご駅えき - 松江まつえ駅えき - 出雲いずも市し駅えきの都市とし間あいだ輸送ゆそうに力ちからを入いれるなど、以前いぜんに比くらべれば改善かいぜんがみられる。

幹線かんせん扱あつかいの長大ちょうだい路線ろせんでありながら近代きんだい化かが遅おくれたことや、ローカル色しょくあふれる風光ふうこう明媚めいびな車窓しゃそう風景ふうけいとあいまって、鉄道てつどうファンであった作家さっかの宮脇みやわき俊三しゅんぞうは「偉大いだいなるロろーカル線かるせん」と山陰本線さんいんほんせんを評ひょうした[9]。この表現ひょうげんは山陰本線さんいんほんせんの実情じつじょうをよく表あらわしたものとして、大方おおかたの鉄道てつどうファンから賛同さんどうを得えている。特とくに出雲いずも市し駅えき以西いせいの区間くかんの輸送ゆそう実態じったいは地方ちほう交通こうつう線せんとほとんど変かわらないといってもよいほどである。このほか、2010年ねんに鉄橋てっきょうからコンクリート橋はしに架かけ替かえられた余部あまるべ橋梁きょうりょうや、日本にっぽんで3か所しょに現存げんそんするラチス式しき桁けたを持もつ竹野川たけのがわ橋梁きょうりょう、浜坂はまさか駅えき手前てまえにはラチス桁けたが残のこる田た君川きみかわ橋梁きょうりょうがあるほか、須佐すさ駅えき - 宇田郷うたごう駅えき間あいだにかかる惣郷そうごう川がわ橋梁きょうりょうは日本海にほんかいに注そそぐ白須しらす川がわ河口かこうにあるため、鉄道てつどうの撮影さつえいポイントとしても有名ゆうめいである。

また、沿線えんせんには城崎きのさき温泉おんせん、玉造温泉たまつくりおんせん、温泉津ゆのつ温泉おんせんなど古ふるくから知しられた温泉おんせんが数多かずおおく湧出ゆうしゅつしており、観光かんこう客きゃく輸送ゆそうの役割やくわりも果はたしている。

  • コンクリート橋への架け替え前の余部橋梁を行く特急「はまかぜ」
    コンクリート橋きょうへの架かけ替がえ前まえの余部あまるべ橋梁きょうりょうを行いく特急とっきゅう「はまかぜ」
  • 城崎温泉駅 - 竹野駅間にあるラチス式桁（格子状桁）の竹野川橋梁
    城崎きのさき温泉おんせん駅えき - 竹野たかの駅えき間あいだにあるラチス式しき桁けた（格子こうし状じょう桁けた）の竹野川たけのがわ橋梁きょうりょう
  • 須佐駅 - 宇田郷駅間の惣郷川橋梁
    須佐すさ駅えき - 宇田郷うたごう駅えき間あいだの惣郷そうごう川がわ橋梁きょうりょう

運行うんこう形態けいたい

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優等ゆうとう列車れっしゃ

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以前いぜんは、京都きょうと・大阪おおさかあるいは東京とうきょう方面ほうめんと鳥取とっとり地区ちくとを結むすぶ列車れっしゃは山陰本線さんいんほんせんの和田山わだやま駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだを経由けいゆするか、東京とうきょう方面ほうめんの場合ばあいは新幹線しんかんせん連絡れんらくで津山線つやません・因美線いんびせんを経由けいゆした岡山おかやま駅えき経由けいゆがメインルートであったが、智頭ちず急行きゅうこうが開業かいぎょうしてからは智頭ちず急行きゅうこう線せんを使つかうルートに取とって代かわられた。また、対たい米子よなご地区ちくについても山陽新幹線さんようしんかんせん開業かいぎょう以降いこうは山陰本線さんいんほんせん経由けいゆから伯備線はくびせん経由けいゆにメインルートが移うつっている。現在げんざい、京都きょうと・大阪おおさかからの特急とっきゅうはほとんどが電車でんしゃであり城崎きのさき温泉おんせん駅えきまでの運転うんてんである。そのうち福知山ふくちやま駅えきは北きた近畿きんきビッグXネットワークの中心ちゅうしん部分ぶぶんにあたる。 山陰本線さんいんほんせん線せん内ないのみ走行そうこうする特急とっきゅう列車れっしゃは「きのさき」「スーパーまつかぜ」のみとなっている。

現行げんこうの定期ていき列車れっしゃ

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京都きょうと駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだには下記かきの列車れっしゃが走はしっている（定期ていき列車れっしゃ・山陰本線さんいんほんせん経由けいゆ分ぶんのみ記載きさい。夜行やこう列車れっしゃは後述こうじゅつ）。

陰陽いんよう連絡れんらく特急とっきゅうとして、下記かきの列車れっしゃが運転うんてんされている。これらの列車れっしゃは、京都きょうと駅えき・新大阪しんおおさか駅えきで東海道新幹線とうかいどうしんかんせん、姫路ひめじ駅えき・岡山おかやま駅えきで山陽新幹線さんようしんかんせんと接続せつぞくしている。

鳥取とっとり駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだは近年きんねんの高速こうそく化か工事こうじなどにより、新型しんがた車両しゃりょうの特急とっきゅうを登場とうじょうさせるまでに至いたったが、その一方いっぽうで益田ますだ駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだは「いそかぜ」廃止はいし以降いこう、優等ゆうとう列車れっしゃはなくなった。鳥取とっとり駅えき以西いせいについては、鳥取とっとり駅えき・米子よなご駅えき・益田ますだ駅えきなどを結むすぶ都市とし間あいだ連絡れんらく特急とっきゅうとして下記かきの列車れっしゃが運転うんてんされている。鳥取とっとり駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだで120km/h、出雲いずも市し駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだで110km/h運転うんてんを行おこなっている。

このほか、夜行やこう列車れっしゃとして下記かきの列車れっしゃが運転うんてんされている。大阪おおさか駅えきからの急行きゅうこう「だいせん」（大阪おおさか駅えき - 米子よなご駅えき）が2004年ねん10月がつ16日にちに、また東京とうきょう駅えきからの寝台しんだい特急とっきゅう「出雲いずも」（東京とうきょう駅えき - 出雲いずも市し駅えき）が2006年ねん3月がつ18日にちのダイヤ改正かいせいで廃止はいしされてからは、伯備線はくびせん経由けいゆの列車れっしゃのみの運転うんてんとなっている。

  • 6. 伯備線はくびせん経由けいゆの列車れっしゃ
    • 伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 米子よなご駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ

現行げんこうの定期ていき列車れっしゃの過去かこの運転うんてん区間くかん

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運転うんてん区間くかんに普通ふつう列車れっしゃ区間くかんを含ふくむ。複数ふくすう区間くかんが存在そんざいする場合ばあい、同どう時期じきに運転うんてんされていたとは限かぎらない。現行げんこう区間くかんの駅名えきめいは運転うんてん取とり止やめ区間くかんとの接続せつぞく駅えき以外いがい省略しょうりゃく。

  • 定期ていき運転うんてん区間くかん
    • 特急とっきゅう「はまかぜ」（新大阪しんおおさか駅えき - 大阪おおさか駅えき - 〈現行げんこう区間くかん〉 - 鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき）
    • 特急とっきゅう「やくも」（〈現行げんこう区間くかん〉 - 出雲いずも市し駅えき - 西にし出雲いずも駅えき）

過去かこの定期ていき列車れっしゃ

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運転うんてん区間くかんは過去かこ最長さいちょうのもの。 詳細しょうさいは各かく列車れっしゃの記事きじ参照さんしょう。

  • 特急とっきゅう（昼ひる行ぎょう）
    • 1. 山陰本線さんいんほんせん（園部そのべ）経由けいゆ
      • 「あさしお」（京都きょうと駅えき - 米子よなご駅えき・東舞鶴ひがしまいづる駅えき） …一部いちぶは舞鶴線まいづるせん・宮津線みやづせん経由けいゆ、及および東舞鶴ひがしまいづる駅えき発着はっちゃく 1972年ねん - 1996年ねん
      • 「たんば」（京都きょうと駅えき - 福知山ふくちやま駅えき） …1996年ねん - 2011年ねん（「きのさき」に編入へんにゅう）
      • 「タンゴディスカバリー」（京都きょうと駅えき - 城崎きのさき駅えき・東舞鶴ひがしまいづる駅えき）…舞鶴線まいづるせん・北きた近畿きんきタンゴ鉄道てつどう宮津線みやづせん経由けいゆ 1999年ねん - 2011年ねん（「はしだて」「まいづる」に統合とうごう）
      • 「タンゴエクスプローラー」（京都きょうと駅えき - 豊岡とよおか駅えき）…舞鶴線まいづるせん・北きた近畿きんきタンゴ鉄道てつどう宮津線みやづせん経由けいゆ。一部いちぶ、北きた近畿きんきタンゴ鉄道てつどう宮福線みやふくせん・同どう宮津線みやづせん経由けいゆ 1990年ねん - 1999年ねん（「タンゴディスカバリー」に改称かいしょう。「タンゴエクスプローラー」の名称めいしょうは新大阪しんおおさか駅えき発着はっちゃく福知山線ふくちやません・北きた近畿きんきタンゴ鉄道てつどう宮福線みやふくせん経由けいゆの列車れっしゃに使用しよう）
    • 2. 福知山線ふくちやません経由けいゆ
      • 「まつかぜ」（京都きょうと駅えき - 博多はかた駅えき） …1961年ねん - 1986年ねん
      • 「やくも」（新大阪しんおおさか駅えき - 浜田はまだ駅えき） …1965年ねん - 1972年ねん（「まつかぜ」に編入へんにゅう）
      • 「エーデル鳥取とっとり」（大阪おおさか駅えき - 倉吉くらよし駅えき、のちに新大阪しんおおさか駅えき - 鳥取とっとり駅えき） …1989年ねん - 1999年ねん
      • 「エーデル北きた近畿きんき」（新大阪しんおおさか駅えき - 浜坂はまさか駅えき・東舞鶴ひがしまいづる駅えき） …1990年ねん - 1999年ねん
    • 3. 播但線ばんたんせん経由けいゆ
      • 廃止はいしとなった山陰本線さんいんほんせん直通ちょくつう定期ていき特急とっきゅうは存在そんざいしない。
    • 4. 小浜線おばません・宮津線みやづせん経由けいゆ
      • 同線どうせん経由けいゆで豊岡とよおか駅えきにて山陰本線さんいんほんせんと直通ちょくつう運転うんてんした定期ていき特急とっきゅうは存在そんざいしない。
    • 5. 智頭ちず急行きゅうこう線せん・因美線いんびせん経由けいゆ
      • 「はくと」（京都きょうと駅えき - 倉吉くらよし駅えき） …1994年ねん - 1997年ねん（「スーパーはくと」に編入へんにゅう）
    • 6. 伯備線はくびせん経由けいゆ
      • 「おき」（新大阪しんおおさか駅えき - 出雲いずも市し駅えき） …1971年ねん - 1972年ねん
      • 「スーパーやくも」（岡山おかやま駅えき - 出雲いずも市し駅えき） …1994年ねん - 2006年ねん（「やくも」に統一とういつ）
    • 7. 木次線きすきせん経由けいゆ
      • 同線どうせん経由けいゆで運転うんてんされた定期ていき特急とっきゅうは存在そんざいしない。
    • 8. 鳥取とっとり駅えき・米子よなご駅えき以西いせいの列車れっしゃ
      • 「おき」（鳥取とっとり駅えき - 小郡おぐに駅えき間あいだ、米子よなご駅えき - 下関しものせき駅えき） …山口やまぐち線せん経由けいゆ 1975年ねん - 2001年ねん（「スーパーおき」に改称かいしょう）
      • 「くにびき」（鳥取とっとり駅えき - 益田ますだ駅えき） …1988年ねん - 2001年ねん（「スーパーくにびき」に改称かいしょう）
      • 「スーパーくにびき」（鳥取とっとり駅えき - 益田ますだ駅えき） …2001年ねん - 2003年ねん（「スーパーまつかぜ」に改称かいしょう）
      • 「いなば」（鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき） …1996年ねん - 1997年ねん（「くにびき」に編入へんにゅう）
      • 「いそかぜ」（米子よなご駅えき - 博多はかた駅えき） …1985年ねん - 2005年ねん
  • 寝台しんだい特急とっきゅう
    • 1. 山陰本線さんいんほんせん（園部そのべ）経由けいゆ
      • 「出雲いずも」（東京とうきょう駅えき - 浜田はまだ駅えき）…1972年ねん - 2006年ねん
      • 「いなば」（東京とうきょう駅えき - 米子よなご駅えき）…1975年ねん - 1978年ねん（「出雲いずも」に編入へんにゅう）
  • 急行きゅうこう（主要しゅよう列車れっしゃ・運転うんてん区間くかんに普通ふつう列車れっしゃ区間くかんを含ふくむ・運転うんてん期間きかんは急行きゅうこう時代じだい）
    • 1. 山陰本線さんいんほんせん（園部そのべ）経由けいゆ
      • 「出雲いずも」（東京とうきょう駅えき - 浜田はまだ駅えき）…1961年ねん - 1972年ねん（寝台しんだい特急とっきゅうへ格上かくあげ）
      • 「白兎しろうさぎ」（京都きょうと駅えき - 出雲いずも市し駅えき・大社たいしゃ駅えき） …1961年ねん - 1986年ねん（1961年ねん - 1968年ねんに大阪おおさか駅えき - 松江まつえ駅えき間あいだ編成へんせい併結）
      • 「丹後たんご」（京都きょうと駅えき - 福知山ふくちやま駅えき・豊岡とよおか駅えき・城崎きのさき駅えき・網野あみの駅えき・東舞鶴ひがしまいづる駅えき・敦賀つるが駅えき） …当初とうしょ、舞鶴線まいづるせん・宮津線みやづせん経由けいゆ。「きのさき」を統合とうごう以後いご、豊岡とよおか発着はっちゃくの列車れっしゃには山陰本線さんいんほんせん（和田わだ山さん）経由けいゆと舞鶴線まいづるせん・宮津線みやづせん経由けいゆとが存在そんざい、前者ぜんしゃは元もと「きのさき」。1966年ねん - 1996年ねん
      • 「きのさき」（京都きょうと駅えき - 城崎きのさき駅えき） …1966年ねん - 1968年ねん（「丹後たんご」に統合とうごう）
      • 「美保みほ」（1966年ねん急行きゅうこう化か当初とうしょ 鳥取とっとり駅えき - 境港さかいみなと駅えき、1969年ねん 境線さかいせん乗のり入いれ取とり止とめ、1972年ねん 福知山ふくちやま駅えき - 出雲いずも市し駅えき） … 1966年ねん - 1982年ねん　（※便宜べんぎ的てきにこちらに分類ぶんるい、園部そのべは経由けいゆせず）
    • 2. 福知山線ふくちやません経由けいゆ
      • 「いずも→出雲いずも」（東京とうきょう駅えき - 浜田はまだ駅えき・大社たいしゃ駅えき）…1951年ねん - 1961年ねん（山陰本線さんいんほんせん（園部そのべ）経由けいゆに変更へんこう）
      • 「三瓶さんべ」（大阪おおさか駅えき - 益田ますだ駅えき・大社たいしゃ駅えき） …1961年ねん - 1968年ねん（「だいせん」に統合とうごう。「さんべ」の名称めいしょうは米子よなご駅えき - 九州きゅうしゅう間あいだの急行きゅうこうに使用しよう）
      • 「だいせん」（大阪おおさか駅えき - 益田ますだ駅えき・大社たいしゃ駅えき） …1968年ねん - 2004年ねん
      • 「しまね」（大阪おおさか駅えき - 大社たいしゃ駅えき） …1964年ねん - 1965年ねん（「おき」に改称かいしょう。「しまね」の名称めいしょうは米子よなご駅えき - 博多はかた駅えき間あいだの急行きゅうこうに使用しよう）
      • 「おき」（大阪おおさか駅えき - 大社たいしゃ駅えき） …1965年ねん - 1968年ねん（「だいせん」に統合とうごう。「おき」の名称めいしょうは京都きょうと駅えき - 大社たいしゃ駅えき間あいだ（伯備線はくびせん経由けいゆ）の急行きゅうこうに使用しよう）
      • 「白兎しろうさぎ」（大阪おおさか駅えき - 松江まつえ駅えき） …福知山ふくちやま駅えき - 松江まつえ駅えき間あいだは京都きょうと発着はっちゃく山陰本線さんいんほんせん（園部そのべ）経由けいゆの編成へんせいに併結 1961年ねん - 1968年ねん
      • 「いなば」（大阪おおさか駅えき - 鳥取とっとり駅えき） …1972年ねん - 1975年ねん（「いでゆ」に改称かいしょう。「いなば」の名称めいしょうは東京とうきょう駅えき - 米子よなご駅えき間あいだの寝台しんだい特急とっきゅうに使用しよう）
      • 「いでゆ」（大阪おおさか駅えき - 鳥取とっとり駅えき） …1975年ねん - 1978年ねん（「だいせん」に統合とうごう）
      • 「丹波たんば」（大阪おおさか駅えき - 浜坂はまさか駅えき・城崎きのさき駅えき・天橋立あまのはしだて駅えき）…浜坂はまさか発はつは山陰本線さんいんほんせん（和田わだ山さん）経由けいゆ、天橋立あまのはしだて発着はっちゃくは山陰本線さんいんほんせん（綾部あやべ）・舞鶴線まいづるせん・宮津線みやづせん経由けいゆ、城崎きのさき発着はっちゃく・豊岡とよおか発着はっちゃくは両りょう経由けいゆが存在そんざい。天橋立あまのはしだて発着はっちゃくは元もと「はしだて」1966年ねん - 1986年ねん
      • 「はしだて」（大阪おおさか駅えき - 天橋立あまのはしだて駅えき） …山陰本線さんいんほんせん（綾部あやべ）・舞鶴線まいづるせん・宮津線みやづせん経由けいゆ 1966年ねん - 1968年ねん（「丹波たんば」に編入へんにゅう）
    • 3. 播但線ばんたんせん経由けいゆ
      • 「但馬たじま」（大阪おおさか駅えき - 鳥取とっとり駅えき） …1966年ねん - 1996年ねん
    • 4. 小浜線おばません・宮津線みやづせん経由けいゆ
      • 「あさしお」（金沢かなざわ駅えき - 出雲いずも市し駅えき） …1964年ねん - 1968年ねん（併結相手あいての「大社たいしゃ」に統合とうごう）
      • 「大社たいしゃ」（金沢かなざわ駅えき - 米子よなご駅えき・名古屋なごや駅えき - 大社たいしゃ駅えき） …1966年ねん - 1982年ねん（山陰本線さんいんほんせん直通ちょくつう期間きかん。金沢かなざわ編成へんせいは元もと「あさしお」）
    • 5. 因美線いんびせん経由けいゆ
      • 「みささ」（大阪おおさか駅えき - 倉吉くらよし駅えき） …姫新線きしんせん経由けいゆ 1966年ねん - 1968年ねん,1975年ねん - 1985年ねん（山陰本線さんいんほんせん定期ていき直通ちょくつう期間きかん。廃止はいしは1989年ねん。1968年ねん「伯耆ほうき」に改称かいしょう、1975年ねん「みささ」に再さい改称かいしょう）
      • 「かいけ」（大阪おおさか駅えき - 米子よなご駅えき） …姫新線きしんせん経由けいゆ 1961年ねん - 1968年ねん（「伯耆ほうき」に改称かいしょう）
      • 「伯耆ほうき」（大阪おおさか駅えき・岡山おかやま駅えき - 米子よなご駅えき） …姫新線きしんせん経由けいゆ 1968年ねん - 1975年ねん（「みささ」に改称かいしょう。「伯耆ほうき」の名称めいしょうは岡山おかやま駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ急行きゅうこうに使用しよう。岡山おかやま発はつ編成へんせいは元もと「ひるぜん」、1972年ねん「砂丘さきゅう」に編入へんにゅう）
      • 「砂丘さきゅう」（宇野うの駅えき - 上井あげい駅えき、のちに岡山おかやま駅えき - 米子よなご駅えき） …1968年ねん - 1991年ねん（山陰本線さんいんほんせん定期ていき直通ちょくつう期間きかん。廃止はいしは1997年ねん）
      • 「ひるぜん」（岡山おかやま駅えき - 上井あげい駅えき） …山陰本線さんいんほんせんの列車れっしゃとしては岡山おかやま駅えき→上井あげい駅えき方向ほうこうのみ運転うんてん。岡山おかやま駅えき - 津山つやま駅えき間あいだは月田つきだ行いき編成へんせい併結、津山つやま駅えき - 上井あげい駅えき間あいだは「みささ」に併結。1966年ねん - 1968年ねん（山陰本線さんいんほんせん定期ていき直通ちょくつう期間きかん。1968年ねん上井あげい行いき編成へんせいは「伯耆ほうき」に編入へんにゅう。「ひるぜん」廃止はいしは1973年ねん）
    • 6. 伯備線はくびせん経由けいゆ
      • 「だいせん」（京都きょうと駅えき - 大社たいしゃ駅えき） …1958年ねん - 1968年ねん（「おき」に改称かいしょう。「だいせん」の名称めいしょうは大阪おおさか駅えき - 益田ますだ駅えき・大社たいしゃ駅えき間あいだ（福知山線ふくちやません経由けいゆ）の急行きゅうこうに使用しよう。1963年ねん - 1968年ねん赤穂線あこおせん経由けいゆ）
      • 「おき」（京都きょうと駅えき - 大社たいしゃ駅えき） …1968年ねん - 1971年ねん（特急とっきゅう格上かくあげ。1968年ねん - 1969年ねん赤穂線あこおせん経由けいゆ）
      • 「しんじ」（宇野うの駅えき - 小郡おぐに駅えき） …宇野うの線せん・伯備線はくびせん・山陰本線さんいんほんせん・山口やまぐち線せん経由けいゆ 1966年ねん - 1975年ねん
      • 「たまつくり」（宇野うの駅えき - 出雲いずも市し駅えき） …1966年ねん - 1968年ねん（「しんじ」に統合とうごう）
      • 「伯耆ほうき」（岡山おかやま駅えき - 米子よなご駅えき） …1975年ねん - 1982年ねん（特急とっきゅう「やくも」に統合とうごう）
      • 「しらぎり」（広島ひろしま駅えき - 米子よなご駅えき） …芸備線げいびせん・伯備線はくびせん経由けいゆ 1966年ねん - 1968年ねん（「ちどり」に統合とうごう）
      • 「ちどり」（広島ひろしま駅えき - 米子よなご駅えき） …芸備線げいびせん・伯備線はくびせん経由けいゆ（木次線きすきせん経由けいゆと併存へいそん） 1968年ねん - 1972年ねん
    • 7. 木次線きすきせん経由けいゆ
      • 「いなば」（鳥取とっとり駅えき - 広島ひろしま駅えき） …1966年ねん - 1968年ねん（「ちどり」に統合とうごう）
      • 「ちどり」（当初とうしょ 米子よなご駅えき - 広島ひろしま駅えき、1968年ねんから鳥取とっとり駅えき - 広島ひろしま駅えき） …1966年ねん - 1990年ねん（山陰本線さんいんほんせん直通ちょくつう期間きかん。廃止はいしは2002年ねん）
    • 8. 鳥取とっとり駅えき・米子よなご駅えき以西いせいの列車れっしゃ
      • 「さんべ」（鳥取とっとり駅えき - 熊本くまもと駅えき・小郡おぐに駅えき） …一部いちぶ美祢線みねせん・山陽本線さんようほんせん経由けいゆ。小郡おごおり発着はっちゃくは山口やまぐち線せん経由けいゆ。1968年ねん - 1997年ねん
      • 「石見いわみ」（鳥取とっとり駅えき - 益田ますだ駅えき） … 1966年ねん - 1985年ねん
      • 「しまね」（米子よなご駅えき - 博多はかた駅えき） …1965年ねん - 1968年ねん（「さんべ」に統合とうごう）
      • 「やえがき」（米子よなご駅えき - 熊本くまもと駅えき） …一部いちぶ美祢線みねせん・山陽本線さんようほんせん経由けいゆ 1965年ねん - 1968年ねん（「さんべ」に統合とうごう）
      • 「なかうみ」（米子よなご駅えき - 小倉こくら駅えき） …1966年ねん - 1968年ねん（「さんべ」に統合とうごう）
      • 「はぎ」（米子よなご駅えき - 長門ながと市し駅えき） …1972年ねん - 1975年ねん（「ながと」に改称かいしょう）
      • 「ながと」（米子よなご駅えき - 長門ながと市し駅えき） …1975年ねん - 1985年ねん
      • 「あきよし」（1966年ねん急行きゅうこう化か当初とうしょ 浜田はまだ駅えき - 東唐津ひがしからつ駅えき・天ヶ瀬あまがせ駅えき（1967年ねん 東唐津ひがしからつ発着はっちゃくは博多はかたへ短縮たんしゅく）、1970年ねん 江津ごうつ駅えき - 博多はかた駅えき・天ヶ瀬あまがせ駅えき） …東唐津ひがしからつ発着はっちゃくは山口やまぐち線せん・山陽本線さんようほんせん・鹿児島本線かごしまほんせん・筑肥線せん経由けいゆ、天ヶ瀬あまがせ発着はっちゃくは美祢線みねせん・山陽本線さんようほんせん・鹿児島本線かごしまほんせん・日豊本線にっぽうほんせん・日田彦山線ひたひこさんせん・久大本線きゅうだいほんせん経由けいゆ。1966年ねん - 1985年ねん
      • 「つわの」（江津ごうつ駅えき - 小郡おぐに駅えき） …1975年ねん - 1980年ねん
      • 「ながと」（浜田はまだ駅えき - 小倉こくら駅えき） …1985年ねん - 1992年ねん


地域ちいき輸送ゆそう

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国鉄こくてつ時代じだいは、ほぼ全線ぜんせんを通とおして運転うんてんされるような長距離ちょうきょり列車れっしゃが多おおく見みられ、京都きょうと駅えき発はつの普通ふつう客車きゃくしゃ列車れっしゃの行先いきさきだけでも園部そのべ駅えきや福知山ふくちやま駅えきのみならず、豊岡とよおか駅えき・浜坂はまさか駅えき・鳥取とっとり駅えき・米子よなご駅えき・出雲いずも市し駅えき・浜田はまだ駅えきなどもあったが、現在げんざいはおおむね下記かきの区間くかんに細こまかく運転うんてん系統けいとうが分わかれている。

主おもに中距離ちゅうきょり・都市とし間あいだの速達そくたつ輸送ゆそうを担になう快速かいそく列車れっしゃが京都きょうと駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ（快速かいそく運転うんてん区間くかんは京都きょうと駅えき - 亀岡かめおか駅えき間あいだ）・鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ（快速かいそく運転うんてん区間くかんは鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ）で運転うんてんされている。一方いっぽう、園部そのべ駅えき - 浜坂はまさか駅えき間あいだでも2013年ねんから一部いちぶの定期ていき普通ふつう列車れっしゃが快速かいそく列車れっしゃに変更へんこうされているが、こちらは利用りよう者しゃの少すくない駅えきを通過つうか運転うんてんするものである。快速かいそく列車れっしゃへ変更へんこうとなった列車れっしゃも引ひき続つづき他たの普通ふつう列車れっしゃと一体いったい的てきな運行うんこうがなされている。また、2022年ねん3月がつのダイヤ改正かいせいまでは、出雲いずも市し駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだで快速かいそく運転うんてんを行おこなう列車れっしゃも存在そんざいした。（詳くわしくはアクアライナーを参照さんしょう。）

なお、一部いちぶ列車れっしゃを除のぞき、ほとんどの区間くかんの普通ふつうや快速かいそく列車れっしゃでワンマン運転うんてんを行おこなっている。

京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだ

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詳細しょうさいは「嵯峨野線さがのせん#運行うんこう形態けいたい」を参照さんしょう

嵯峨野線さがのせんの愛称あいしょうがある。アーバンネットワーク圏内けんないのため旅客りょかく数すう・列車れっしゃ本数ほんすうとも多おおく、朝あさラッシュ時じの輸送ゆそう力りょくは飽和ほうわ状態じょうたいに近ちかい。2010年ねん3月がつ7日にちに京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだの複線ふくせん化か（京都きょうと駅えき構内こうないは単線たんせん）が完成かんせいした。京都きょうと駅えき - 園部そのべ方面ほうめんへの直通ちょくつう列車れっしゃのほか、京都きょうと駅えき - 嵯峨さが嵐山あらしやま駅えき・亀岡かめおか駅えき間あいだの区間くかん列車れっしゃが設定せっていされている。

園部そのべ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ

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電化でんかおよび高速こうそく化か工事こうじが行おこなわれ、特急とっきゅうの所要しょよう時間じかんは短縮たんしゅくされたが、普通ふつう列車れっしゃは対向たいこう列車れっしゃとの行いき違ちがいや特急とっきゅうの追おい抜ぬきのための停車ていしゃ時間じかんが長ながくなった。また、区間くかん内ないでは大だい部分ぶぶんが単線たんせんでカーブが多おおく、速度そくど制限せいげんがあるため、所要しょよう時間じかんはあまり短縮たんしゅくされていない。普通ふつう列車れっしゃは1時じ間あいだに1 - 2本ほん程度ていどの運転うんてん（日にち中ちゅうは半数はんすうが園部そのべ駅えき - 胡麻ごま駅えき間あいだの折おり返かえし列車れっしゃ）である。一部いちぶを除のぞきワンマン運転うんてんが実施じっしされている。なお、2021年ねん3月がつまではごく少数しょうすうながら安栖里あせり駅えき・立木たつぎ駅えき・山家やまえ駅えきを通過つうかする快速かいそくが運転うんてんされていた。ほとんどの列車れっしゃが園部そのべ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだのみの運行うんこうを行おこなっており、園部そのべ駅えきで嵯峨野線さがのせん列車れっしゃとの接続せつぞくは良好りょうこうである。朝夕ちょうせきの一部いちぶ列車れっしゃは京都きょうと駅えきと直通ちょくつうするほか、2023年ねん3月がつのダイヤ改正かいせいで福知山ふくちやま駅えきを越こえて豊岡とよおか駅えき・城崎きのさき温泉おんせん駅えきまで直通ちょくつうする列車れっしゃが設定せっていされた。嵯峨野線さがのせんおよびこの区間くかんにおいては特急とっきゅう優先ゆうせん度どが高たかく、途中とちゅう駅えきで追おい抜ぬかれることが多おおい（一いち例れいとして胡麻ごま駅えきでは、日にち中ちゅうの下くだり列車れっしゃを中心ちゅうしんに特急とっきゅうの通過つうか待まちが行おこなわれている）。ただ上のぼり列車れっしゃの場合ばあい、日にち中ちゅうを中心ちゅうしんに福知山ふくちやま駅えきを特急とっきゅうの約やく10分ふん後ごに出発しゅっぱつし、かつ園部そのべ駅えきで嵯峨野線さがのせん快速かいそくとの接続せつぞくがある列車れっしゃに関かんしては、京都きょうと駅えきまで先行せんこうする（反対はんたい方向ほうこうに対たいしても、京都きょうと駅えきを朝夕あさゆうに出発しゅっぱつする列車れっしゃを中心ちゅうしんに、福知山ふくちやま駅えきまで先行せんこうする）。

単線たんせん部ぶの複線ふくせん化かについては、京都きょうと府ふは2022年度ねんどを目標もくひょうとする奈良なら線せん複線ふくせん化か事業じぎょう後ごの着手ちゃくしゅを考かんがえたいとしている[10]。

綾部あやべ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだは舞鶴線まいづるせんと直通ちょくつうする列車れっしゃも乗のり入いれて列車れっしゃ本数ほんすうが多おおくなり、この区間くかんは複線ふくせんとなっている。また、当とう路線ろせんの特急とっきゅう「きのさき」・福知山ふくちやま線せんの特急とっきゅう「こうのとり」と接続せつぞくする舞鶴線まいづるせん直通ちょくつうの普通ふつうは「リレー号ごう」として運転うんてんされていた。

福知山ふくちやま駅えき - 豊岡とよおか駅えき・城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだ

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福知山ふくちやま線せんの延長えんちょう的てき存在そんざいとして京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだよりも早はやく電化でんかされて、大阪おおさか・京都きょうと方面ほうめんからの特急とっきゅうが多おおく運行うんこうされているが、高速こうそく化か工事こうじはされておらず、おもに福知山ふくちやま駅えき - 上夜久野かみやくの駅えき間あいだでは急きゅう曲線きょくせんも連続れんぞくすることから特急とっきゅうも速度そくどを落おとして運転うんてんしている。この区間くかんには対向たいこう列車れっしゃ待まち合あわせのための宿南しゅくなみ信号しんごう場じょうがある。1996年ねん3月がつ15日にちまでは大阪おおさか駅えきから福知山線ふくちやません経由けいゆで直通ちょくつうしていた長距離ちょうきょり普通ふつう列車れっしゃも運転うんてんされていた。また、2013年ねん3月がつから2021年ねん3月がつまでは玄武洞げんぶどう駅えきを通過つうかする快速かいそくが早朝そうちょう深夜しんや帯たいに運転うんてんされていた。ほとんどの普通ふつう列車れっしゃが福知山ふくちやま駅えきでの折おり返かえしで、一部いちぶ列車れっしゃは園部そのべ駅えきまで直通ちょくつうするが、大阪おおさか・篠山口ささやまぐち方面ほうめんへの直通ちょくつう運転うんてんは行おこなっていない。和田山わだやま駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだでは播但線ばんたんせんの特急とっきゅうも乗のり入いれている関係かんけいや、観光かんこうシーズンになると臨時りんじ列車れっしゃの運行うんこうや乗降じょうこうに時間じかんを要ようし、遅延ちえんが発生はっせいすることが多おおい。

1 - 2時じ間あいだに1本ほん程度ていどが運行うんこうされている。普通ふつう列車れっしゃは一部いちぶを除のぞきワンマン運転うんてんを実施じっししている。朝あさ5時じ台だいに豊岡とよおか駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだの区間くかん列車れっしゃがある。福知山ふくちやま駅えき - 豊岡とよおか駅えき間あいだの普通ふつう列車れっしゃは基本きほん的てきに電車でんしゃが使つかわれているが、和田山わだやま駅えき - 豊岡とよおか駅えき間あいだでは、播但線ばんたんせんと直通ちょくつうする気動車きどうしゃ列車れっしゃが朝あさに1往復おうふく設定せっていされている。

豊岡とよおか駅えき・城崎きのさき温泉おんせん駅えき - 浜坂はまさか駅えき間あいだ

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城崎きのさき温泉おんせん駅えきから先さきは非ひ電化でんかとなり、本数ほんすうも1 - 2時じ間あいだに1本ほん程度ていどとローカル色しょくがより濃こくなる。この区間くかんには対向たいこう列車れっしゃ待まち合あわせのための相谷あいたに信号しんごう場じょうがあった。普通ふつう列車れっしゃは一部いちぶを除のぞきワンマン運転うんてんを実施じっししている。この区間くかんの普通ふつう列車れっしゃは基本きほん的てきに豊岡とよおか駅えき発着はっちゃくとなるが、一部いちぶ列車れっしゃは城崎きのさき温泉おんせん駅えき発着はっちゃくとなる。一部いちぶの列車れっしゃは香住かすみ駅えきで城崎きのさき温泉おんせん方面ほうめんへ折おり返かえす。この区間くかんでは2002年度ねんどの上半期かみはんきに月つき一いち回かいの保守ほしゅ運休うんきゅう（代替だいたいバスなし）を行おこなっていた。

かつてはこの区間くかんにも特急とっきゅう「北きた近畿きんき」との接続せつぞくを目的もくてきとして快速かいそく列車れっしゃが運行うんこうされていた時期じきもあった。2011年ねん4月がつからは、臨時りんじ快速かいそくとして、豊岡とよおか駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだに「山陰さんいん海岸かいがんジオライナー」が土ど休日きゅうじつなどに運行うんこうされていたが[11][12][13][14]、2021年ねん2月がつに新型しんがたコロナウィルス感染かんせん拡大かくだいの影響えいきょうで当面とうめん運休うんきゅうになって以降いこうは列車れっしゃの設定せっていがない[15]。2012年ねん春はるのダイヤ改正かいせいで玄武洞げんぶどう駅えき・鎧よろい駅えき・久谷くたに駅えきを通過つうかする普通ふつう列車れっしゃが設定せっていされ、2013年ねん春はるのダイヤ改正かいせいでそれらの列車れっしゃを快速かいそく列車れっしゃとしていたが、2021年ねん春はるのダイヤ改正かいせいで全すべての列車れっしゃが各駅かくえきに停車ていしゃする普通ふつう列車れっしゃとなった[16]。

浜坂はまさか駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだ

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兵庫ひょうご・鳥取とっとり県境けんきょうを挟はさむこともあり、特急とっきゅう「はまかぜ」（1往復おうふく）を除のぞけば、1・2両りょう編成へんせいの普通ふつう列車れっしゃが走はしるのみである（前節ぜんせつの臨時りんじ快速かいそく「山陰さんいん海岸かいがんジオライナー」は、この区間くかんでは途中とちゅうで岩美いわみ駅えきのみ停車ていしゃしていた）。

普通ふつう列車れっしゃにはキハ47形かたち気動車きどうしゃ・キハ121系けい気動車きどうしゃが使用しようされる。2018年ねん3月がつ17日にちダイヤ改正かいせい時点じてんですべての普通ふつう列車れっしゃがワンマン運転うんてんを実施じっししている。ほとんどの列車れっしゃが浜坂はまさか駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだの運転うんてんであるが、日にち中ちゅうの2往復おうふくは城崎きのさき温泉おんせん方面ほうめんと直通ちょくつうする。この区間くかんにはスイッチバック式しき停車場ていしゃじょうとなっている滝山たきやま信号しんごう場じょうがあるが、現在げんざいでは対向たいこう列車れっしゃ待まち合あわせの用途ようとには使用しようされていない。

鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ

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末すえ恒つね駅えき - 倉吉くらよし駅えき間あいだ以外いがいはトンネルが存在そんざいしない海沿うみぞいのなだらかな区間くかんを通とおる。高速こうそく化か工事こうじにより所要しょよう時間じかんが短縮たんしゅくされたこの区間くかんには、鳥取とっとり県内けんない・山陰さんいん両りょう県けんの都市とし間あいだ輸送ゆそうを担になう特急とっきゅうやこれを補完ほかんする鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだの快速かいそく「とっとりライナー」が運行うんこうされており、再ふたたび幹線かんせん鉄道てつどうの様相ようそうを呈ていする。また京阪神けいはんしん発着はっちゃくの特急とっきゅうも智頭ちず急行きゅうこう経由けいゆで乗のり入いれることから、特とくに鳥取とっとり駅えき - 倉吉くらよし駅えき間あいだで列車れっしゃ本数ほんすうが多おおく、普通ふつう列車れっしゃは行いき違ちがいや追おい抜ぬきのための停車ていしゃ時間じかんが長ながい。普通ふつう列車れっしゃは倉吉くらよし駅えきで乗のり換かえとなるものもある。普通ふつう列車れっしゃはこの区間くかん内ないで完結かんけつする列車れっしゃのほかに、他たの区間くかんや路線ろせんとの直通ちょくつう運転うんてんを行おこなう列車れっしゃとして、伯耆大山ほうきだいせん駅えきから米子よなご駅えきまで（一部いちぶ列車れっしゃは米子よなご駅えきを越こえて出雲いずも市し駅えき・西にし出雲いずも駅えきまで）伯備線はくびせんの列車れっしゃが多数たすう乗のり入いれており、それ以外いがいには松江まつえ発はつ鳥取とっとり行いき、因美線いんびせん智頭ちず発はつ米子よなご行いきが設定せっていされている。かつては鳥取とっとり発はつ境線さかいせん直通ちょくつう境港さかいみなと行いき（平日へいじつのみ）もあったが2023年ねん3月がつ18日にちのダイヤ改正かいせいで廃止はいしされた。途中とちゅうの伯耆大山ほうきだいせん駅えきから複線ふくせん・電化でんか区間くかんとなり、伯備線はくびせん直通ちょくつう列車れっしゃが加くわわって運行うんこう本数ほんすうも多おおくなり、米子よなご駅えきを経へて安来やすぎ駅えきまで複線ふくせん区間くかんが続つづく。2024年ねん3月がつ16日にちダイヤ改正かいせい時点じてんですべての普通ふつう列車れっしゃがワンマン運転うんてんを実施じっししている。

また、鳥取とっとり駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだでは、観光かんこう列車れっしゃとして臨時りんじ快速かいそく「あめつち」が運転うんてんされている。

米子よなご駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ

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伯備線はくびせんと同時どうじに山陰本線さんいんほんせんで最もっとも早はやく電化でんかされた区間くかんであるが、2022年ねん3月がつ12日にちダイヤ改正かいせい時点じてんで普通ふつう列車れっしゃは115系けい電車でんしゃが使用しようされている2往復おうふくを除のぞき気動車きどうしゃで運転うんてんされており、1時じ間あいだに1本ほん程度ていど運行うんこうされている。一方いっぽう、快速かいそく列車れっしゃは全すべて気動車きどうしゃである。電車でんしゃで運行うんこうされる普通ふつう列車れっしゃの一部いちぶは伯備線はくびせんに直通ちょくつうし、特急とっきゅう「やくも」や寝台しんだい特急とっきゅう「サンライズ出雲いずも」も乗のり入いれる。宍道しんじ駅えきからは木次線きすきせんからの直通ちょくつう列車れっしゃとして、朝あさに木次きすき発はつ松江まつえ行いきが1本ほん乗のり入いれており、平日へいじつのみ山陰本線さんいんほんせん内ないで快速かいそく運転うんてんを行おこなう（途中とちゅうの停車駅ていしゃえきは乃木のぎ駅えきのみ）。2024年ねん3月がつ16日にちダイヤ改正かいせい時点じてんですべての普通ふつう列車れっしゃがワンマン運転うんてんを実施じっししている。

また、1996年ねん3月16日にちから2019年ねん3月15日にちまで平日へいじつダイヤの朝あさラッシュ時じに出雲いずも市し発はつ（2003年ねん10月がつ1日にちから2010年ねん3月がつ12日にちまでは西出にしで雲くも発はつ）米子よなご行いきで「通勤つうきんライナー」が1本ほん運転うんてんされていた。快速かいそく運転うんてん区間くかんは宍道しんじ駅えきから松江まつえ駅えきまでで、通過つうかするのは来待きまち駅えき・玉造温泉たまつくりおんせん駅えき・乃木のぎ駅えきのみだった。運転うんてん開始かいしから2001年ねん7月がつ6日にちまではキハ181系けい気動車きどうしゃが[17]、2008年ねん3月がつ14日にちまでは381系けい電車でんしゃが特急とっきゅう形がた車両しゃりょうの間合まあい運用うんようとして使用しようされ、2008年ねん3月がつ17日にちからは113系けい電車でんしゃが、2010年ねん3月がつ15日にちから廃止はいし時じまではキハ126系けい気動車きどうしゃが使用しようされていた。

この区間くかんは特急とっきゅうを含ふくめると列車れっしゃの運行うんこう本数ほんすうがかなり多おおく、伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 安来やすぎ駅えき間あいだ、東松江ひがしまつえ駅えき - 松江まつえ駅えき間あいだ、玉造温泉たまつくりおんせん駅えき - 来待きまち駅えき間あいだは複線ふくせん化かがなされているが、この区間くかん全線ぜんせんが複線ふくせん化かされている訳わけではないので、対向たいこう列車れっしゃの待まち合あわせに10分ふん以上いじょう要ようする場合ばあいもある。なお、揖屋いや駅えきから米べい子方こかた約やく2kmの複線ふくせん化かがなされているが、1982年ねんの伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 知井宮ちいみや駅えき（現げん・西にし出雲いずも駅えき）間あいだの電化でんかの時ときに用地ようちは確保かくほされていたにもかかわらず、施工しこうされていなかった。

出雲いずも市し駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ

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この区間くかんは、西にし出雲いずも駅えきから先さきは再ふたたび非ひ電化でんか区間くかんとなり、ローカル色しょくが強つよくなるが、2001年ねん7月がつ7日にちに高速こうそく化か工事こうじが完成かんせいし[17]、特急とっきゅうが島根しまね県けん東西とうざいの都市とし間あいだ輸送ゆそうを担になっている。出雲いずも市し側がわの普通ふつう列車れっしゃはほとんどが出雲いずも市し駅えき発着はっちゃくとなり、西にし出雲いずも駅えき・大田おおた市し駅えきで折おり返かえす区間くかん列車れっしゃが設定せっていされている。浜田はまだ側がわでは江津ごうつ駅えき折おり返かえし列車れっしゃが存在そんざいするほか、浜田はまだ駅えきで乗のり換かえとなるものが多おおく、浜田はまだ駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだは運行うんこう本数ほんすうが少すくなくなる。かつては三江線さんこうせん直通ちょくつうの普通ふつう列車れっしゃも浜田はまだ行いきが2本ほん、浜原はまはら行いきが1本ほん設定せっていされていたが、三江線さんこうせんは2018年ねん4月がつ1日にちに廃止はいしされ、当該とうがい列車れっしゃは江津ごうつ駅えき発着はっちゃくとなった。また、2022年ねん3月がつ11日にちまでは快速かいそく「アクアライナー」が運行うんこうされていた。2022年ねん3月がつ12日にちダイヤ改正かいせい時点じてんですべての普通ふつう列車れっしゃがワンマン運転うんてんを実施じっししている。

益田ますだ駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだ

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島根しまね・山口やまぐち県境けんきょうを挟はさむこの区間くかんは、山陰本線さんいんほんせんの中なかでもとりわけ乗客じょうきゃく・本数ほんすうともに少すくなく、1日にち10往復おうふく未満みまんで、日にち中ちゅうは4 - 5時間じかん以上いじょう運転うんてんがない時間じかん帯たいがある。全ぜん列車れっしゃが1 - 2両りょう編成へんせいのワンマン運転うんてんによる普通ふつう列車れっしゃである。多おおくの列車れっしゃが益田ますだ駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだの運転うんてんとなるが、益田ますだ駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだを直通ちょくつうする列車れっしゃや益田ますだ駅えき - 東ひがし萩はぎ駅えき間あいだおよび木与きよ駅えき・東ひがし萩はぎ駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだ、登校とうこう日びの長門三隅ながとみすみ発はつ長門ながと市し行いきの区間くかん列車れっしゃが運行うんこうされ、上のぼり1本ほんのみ厚狭あさ発はつ東ひがし萩はぎ行いきの美祢線みねせんとの直通ちょくつう列車れっしゃも運行うんこうされている。

2005年ねん2月がつ末まつに特急とっきゅう「いそかぜ」が廃止はいしされて以降いこう、益田ますだ駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだは仙崎支線せんざきしせんを除のぞけば山陰本線さんいんほんせんで唯一ゆいいつ特急とっきゅう列車れっしゃが運行うんこうされていない区間くかんとなっている[注ちゅう 3]。さらに快速かいそく列車れっしゃの定期ていき運行うんこうも行おこなわれず、完全かんぜんにローカル輸送ゆそうのみの区間くかんである。

この区間くかんにはJR西日本にしにほん管内かんないの地方ちほう交通こうつう線せんで見みられるような20 - 30 km/h程度ていどに速度そくどを落おとして通過つうかする曲線きょくせん箇所かしょが存在そんざいする（飯浦いいのうら駅えき - 江崎えざき駅えき間あいだなど）。

長門ながと市し駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだ

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山陰本線さんいんほんせんは幡生はたぶ駅えきまでであるが、列車れっしゃは下関しものせき駅えきまで運転うんてんされる。この区間くかんは輸送ゆそう力りょくが低ひくいとされ、かつては急行きゅうこう「あきよし」「さんべ」などのように長門ながと市し駅えきで分割ぶんかつし、美祢線みねせん経由けいゆで運転うんてんされるものもあった。

2023年ねん3月がつ18日にちより全ぜん列車れっしゃが終日しゅうじつワンマン運転うんてんを実施じっししている。それ以前いぜんは日ひ中ちゅうを中心ちゅうしんにワンマン運転うんてんを実施じっししており、奈古なご駅えき・長門ながと市し駅えき・滝部たきべ駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだを直通ちょくつうする列車れっしゃの場合ばあい、奈古なご駅えき・長門ながと市し駅えき・滝部たきべ駅えき - 小串おぐし駅えき間あいだまでがワンマン運転うんてんで、小串おぐし駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだは車掌しゃしょうが乗務じょうむする列車れっしゃもあった[18]。ただ、下関しものせき市域しいき、特とくに小串おぐし駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだは、関門かんもん都市とし圏けんの都市とし圏けん輸送ゆそうを担になっていることもあって、日にち中ちゅうの場合ばあい1時じ間あいだに1本ほん程度ていどは運行うんこうされている。輸送ゆそう力りょく調整ちょうせいのため、小串おぐし駅えきで乗のり継つぎとなる列車れっしゃも多おおく、小串おぐし駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだでは3・4両りょう編成へんせいになることもある。一部いちぶ列車れっしゃは小串おぐし駅えきではなく滝部たきべ駅えきで乗のり継つぎとなる。

2005年ねん9月がつ30日にちまでは、関門かんもんトンネルを抜ぬけて、JR西日本にしにほん管内かんない小串おぐし・長門ながと市し方面ほうめんと、門司もじ駅えき・小倉こくら駅えきなどJR九州きゅうしゅう北九州きたきゅうしゅう市し内うちの駅えきを結むすぶ直通ちょくつう列車れっしゃが運転うんてんされていたが、2005年ねん10月がつ1日にちのダイヤ改正かいせい以後いごは、全ぜん列車れっしゃが下関しものせき駅えき折おり返かえしとなっている。

この区間くかんでは、2017年ねん8月がつ5日にちからは観光かんこう列車れっしゃ「○○のはなし」が土日どにち祝日しゅくじつに運行うんこうされている。2007年ねん7月がつ1日にちから2017年ねん1月がつ29日にちまで、観光かんこう列車れっしゃ「みすゞ潮彩しおさい」が運転うんてんされていた（土日どにち祝日しゅくじつのみ快速かいそく運転うんてん。ただし運行うんこう上じょう、2回かい通とおる幡生はたぶ駅えきを1回かい通過つうかするのみで、あとは各駅かくえき停車ていしゃであった）。2021年ねん7月がつ13日にちからは「○○のはなし」の車両しゃりょうを利用りようする観光かんこう客きゃく向むけ臨時りんじ列車れっしゃ「ゆずきち号ごう」の運行うんこうが新しん下関しものせき駅えき - 長門ながと市し駅えきで始はじまった[19]。

  • 「みすゞ潮彩」
    「みすゞ潮彩しおさい」
  • 「○○のはなし」
    「○○のはなし」

2017年ねん3月4日にちのダイヤ改正かいせいでは、下関しものせき駅えき発はつ上のぼりの最終さいしゅう列車れっしゃが23時じ台だいに引ひき下さげられた。

長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだ（仙崎支線せんざきしせん）

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美祢線みねせんを走行そうこうするキハ120系けい充当じゅうとうの仙崎せんざき行ゆき

1日にち6往復おうふくのみの運行うんこうとなっている。週末しゅうまつなどに普通ふつう列車れっしゃの代かわりに運行うんこうされる観光かんこう列車れっしゃ「○○のはなし」（下関しものせき方面ほうめん直通ちょくつう）を除のぞく全ぜん列車れっしゃがワンマン運転うんてんで、一部いちぶの線せん内ない折おり返かえし列車れっしゃと日にち中ちゅうの下関しものせき駅えき発着はっちゃくの1往復おうふく（「○○のはなし」運転うんてん日びの充当じゅうとう列車れっしゃ）を除のぞき美祢線みねせんと直通ちょくつう運転うんてんする系統けいとうが基本きほんである。これは仙崎支線せんざきしせんが元々もともとは美祢線みねせんの貨物かもつ支線しせんとして開業かいぎょうした経緯けいいによるものである。1往復おうふくのみ2両りょう編成へんせいである。

貨物かもつ列車れっしゃ

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餘部あまるべ橋梁きょうりょうを渡わたる貨物かもつ列車れっしゃ（1978年ねん）
詳細しょうさいは「伯備線はくびせん#運行うんこう形態けいたい」を参照さんしょう

2014年ねん3月がつ改正かいせい時点じてんで伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 米子よなご駅えき間あいだに3往復おうふく運行うんこうされていた高速こうそく貨物かもつ列車れっしゃが[20]、2015年ねん3月がつ14日にちのダイヤ改正かいせいにおいて、伯耆大山ほうきだいせん駅えきのコンテナホームが供用きょうようを開始かいしし、同どう駅えきに米子よなご駅えきの機能きのうを統合とうごうしたため、全すべて伯備線はくびせん内ない折返おりかえしとなったのを最後さいごに、山陰本線さんいんほんせん内ないを通過つうかする定期ていき貨物かもつ列車れっしゃが全廃ぜんぱいされた[21]。日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）における山陰本線さんいんほんせんの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう免許めんきょについても、2015年ねん4月がつ1日にち付づけで廃止はいしされた[22][23]。

2018年ねん迂回うかい貨物かもつ

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平成へいせい30年ねん7月がつ豪雨ごううは西日本にしにほんを中心ちゅうしんの広ひろい範囲はんいに被害ひがいをもたらした。鉄道てつどう輸送ゆそうも例外れいがいではなく、山陽本線さんようほんせん（三原みはら駅えき - 海田かいた市し駅えき間あいだ、柳井やない駅えき - 徳山とくやま駅えき間あいだ）では土砂どしゃ流入りゅうにゅうや変電へんでん所しょ水没すいぼつ、斜面しゃめん崩壊ほうかいなど甚大じんだいな被害ひがいが発生はっせいしており[24]、関東かんとう・関西かんさいと九州きゅうしゅうを結むすぶ鉄道てつどうの大動脈だいどうみゃくの長期ちょうき不通ふつうが予想よそうされた。7月13日にちより船舶せんぱくやトラックによる代行だいこう輸送ゆそうが開始かいしされたが、輸送ゆそう力りょくは最大さいだいで平常へいじょう時じの27％となった[25]。

7月がつ17日にちにJR貨物かもつとJR西日本にしにほん（以下いかJR両社りょうしゃ）が日本海にほんかい側がわに貨物かもつ列車れっしゃを迂回うかい運転うんてんを実施じっしすることに関かんしての打うち合あわせが行おこなわれた[25]。この段階だんかいでは伯備線はくびせんが運転うんてん再開さいかいをしておらず、関西かんさい側がわは福知山線ふくちやませんを経由けいゆすることも想定そうていされた[25]。その後ご、伯備線はくびせんが8月がつ1日にちに運転うんてん再開さいかいすることが決きまったことを受うけて、迂回うかい貨物かもつのルートとして伯備線はくびせん・山陰本線さんいんほんせん・山口線やまぐちせんを経由けいゆすることが確定かくていし[25]、8月がつ3日にちにJR両社りょうしゃから迂回うかい貨物かもつ列車れっしゃ実現じつげんに向むけて検討けんとうを進すすめていることが発表はっぴょうされた[26][27]。8月22日にち、JR貨物かもつに対たいして山陰本線さんいんほんせん・山口やまぐち線せん（米子よなご駅えき - 新しん山口やまぐち駅えき間あいだ）の第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう許可きょかが出だされ[28]、8月がつ24日にちには迂回うかい貨物かもつを8月がつ29日にちから（下くだり列車れっしゃ、岡山おかやまタ基準きじゅん。上のぼり列車れっしゃは幡生操はたぶそう基準きじゅんで8月がつ31日にちより）運転うんてん開始かいしすることがJR両社りょうしゃから発表はっぴょうされた[29][30]。

  • 1065レ - 9081レ - 2073レ（名古屋なごやタ20時じ37分ふん発はつ - 岡山おかやまタ翌日よくじつ3時じ47分ふん発はつ - （山陽さんよう・伯はく備・山陰さんいん・山口やまぐち・山陽さんよう線せん経由けいゆ） - 幡生操はたぶそう21時じ15分ふん着ぎ - 福岡ふくおかタ23時じ37分ふん着ぎ）[29][30]
  • 2070レ - 9080レ - 1064レ（福岡ふくおかタ1時じ55分ふん発はつ - 幡生操はたぶそう4時じ34分ふん発はつ - （山陽さんよう・山口やまぐち・山陰さんいん・伯はく備・山陽さんよう線せん経由けいゆ） - 岡山おかやまタ22時じ12分ふん着ぎ - 名古屋なごやタ翌日よくじつ7時じ40分ふん着ぎ）[29][30]

山陽本線さんようほんせんの全線ぜんせん復旧ふっきゅうに合あわせ、迂回うかい貨物かもつの運転うんてんは9月28日にち（岡山おかやまタおよび幡生操はたぶそう基準きじゅん）でいったん終了しゅうりょうしたが[31]、平成へいせい30年ねん台風たいふう第だい24号ごうによる被災ひさいで再ふたたび山陽本線さんようほんせん（柳井やない駅えき - 下松しもまつ駅えき間あいだ）が不通ふつうとなったため、10月6日にちから11日にちまで迂回うかい貨物かもつが運転うんてんされた[32][33][34]。これは、第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう許可きょかを11月30日にちまで申請しんせいしており、許可きょか期間きかんが残のこっていたためである[34]。

運転うんてん士し
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岡山おかやま貨物かもつターミナル駅えき - 米子よなご駅えき間あいだは岡山おかやま機関きかん区く、米子よなご駅えき - 浜田はまだ駅えき間あいだは広島ひろしま機関きかん区く米子よなご派出はしゅつ[注ちゅう 4]、浜田はまだ駅えき - 幡生はたぶ操車そうしゃ場じょう間あいだは幡生はたぶ機関きかん区くが乗務じょうむを担当たんとうした[35]。

迂回うかい輸送ゆそうで必要ひつようとなる運転うんてん士しをJR西日本にしにほん側がわで手配てはいすることは要員よういん的てきに困難こんなんであったことから、JR貨物かもつの運転うんてん士し（岡山おかやま機関きかん区く2名めい、広島ひろしま機関きかん区く5名めい、幡生はたぶ機関きかん区く11名めい、門司もじ機関きかん区く4名めい）に対たいして、JR西日本にしにほんでの教育きょういく・訓練くんれんが行おこなわれた[36]。訓練くんれん運転うんてんは浜田はまだ駅えき - 新しん山口やまぐち駅えき間あいだが8月がつ4日にちから、米子よなご駅えき - 浜田はまだ駅えき間あいだが8月がつ6日にちから開始かいしされ、迂回うかい貨物かもつの運転うんてんが開始かいしされた8月がつ29日にちおよび30日にちまで行おこなわれた[36]。

機関きかん車しゃ・貨車かしゃ
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機関きかん車しゃは、米子よなご駅えき以東いとうは伯備線はくびせん貨物かもつで実績じっせきのあるEF64形かたち（愛知あいち機関きかん区く所属しょぞく）を[37]、米子よなご駅えき - 幡生はたぶ操車そうしゃ場じょう間あいだはDD51形かたち（愛知あいち機関きかん区く所属しょぞく）を用もちいた[34]。貨車かしゃは最もっとも車両しゃりょう数すうの多おおいコキ104形かたちを用もちいた[25]。機関きかん車しゃの整備せいびは、門司もじ機関きかん区くが仕業しわざ検査けんさや給油きゅうゆ、給きゅう砂すななど、後藤ごとう総合そうごう車両しゃりょう所しょ運用うんよう検けん修おさむセンターが給油きゅうゆなどを担当たんとうした[37]。

迂回うかい輸送ゆそうで必要ひつようとなるDD51形かたちをJR西日本にしにほん側がわで手配てはいすることは、検査けんさ入場にゅうじょう中ちゅうであったり既すでに使用しよう予定よていが決きまっていたりしたことから困難こんなんであった[36]。そのため、愛知あいち機関きかん区くのDD51形かたちを使用しようすることとなり、機関きかん車しゃは検査けんさ期限きげんに余裕よゆうのある3両りょう（857・1802・1804号機ごうき）が選定せんていされ、稲沢いなざわ駅えき→新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう→岡山おかやま駅えき→米子よなご駅えきというルートで送おくり込こまれている[34]。前述ぜんじゅつのように、門司もじ機関きかん区くで機関きかん車しゃの整備せいびを行おこなう必要ひつようがあるが、九州きゅうしゅう内ないは保安ほあん装置そうちの関係かんけいでDD51形かたちが自じ走はしすることはできないため、幡生はたぶ操車そうしゃ場じょう - 北九州きたきゅうしゅう貨物かもつターミナル駅えき間あいだは前まえ位いにEH500形かたちを連結れんけつして運転うんてんされた[35]。迂回うかい貨物かもつにDD51形かたちを充当じゅうとうするため、DD51形かたちによる運用うんようをDE10形かたちに代走だいそうさせて所要しょよう機きを捻出ひねりだしている[34]。

当初とうしょは輸送ゆそう力りょく確保かくほの観点かんてんから、機関きかん車しゃはDD51形かたち重じゅう連れん運転うんてんとして編成へんせいを長ながくすることを検討けんとうしていたが、山口やまぐち線せん・山陰本線さんいんほんせんの踏切ふみきり回路かいろ・線路せんろ有効ゆうこう長ちょうの関係かんけいから機関きかん車しゃ+コキ7両りょうとなった[36]。ただし、山口線やまぐちせん内ないの勾配こうばいでの空転くうてんを考慮こうりょし、9月9日にちまでの上下じょうげ列車れっしゃおよび10月がつの上のぼり列車れっしゃはコキ6両りょうで運転うんてんされた[34]。

門司もじ発はつ福知山ふくちやま行いき昼ひる行ぎょう普通ふつう列車れっしゃ「824列車れっしゃ」

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下関しものせき駅えきに停車ていしゃ中ちゅうの824列車れっしゃ（1978年ねん撮影さつえい）

かつて、山陰本線さんいんほんせん・山陽本線さんようほんせんの門司もじ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだには日本一にっぽんいちの走行そうこう距離きょりを有ゆうする普通ふつう列車れっしゃが運行うんこうされていた。鉄道てつどうファンはその列車れっしゃ番号ばんごうで824列車れっしゃと呼よんでいた。

そもそも昭和しょうわ30年代ねんだいまで、国鉄こくてつにおいては特急とっきゅう・急行きゅうこう列車れっしゃの本数ほんすうが少すくなかった半面はんめんで、長距離ちょうきょりの普通ふつう列車れっしゃが設定せっていされていた。1956年ねん11月のダイヤ改正かいせい当時とうじでは、東海道本線とうかいどうほんせん・山陽本線さんようほんせんでは東京とうきょう駅えき - 門司もじ駅えき間あいだ運転うんてんの111・112列車れっしゃ（東海道本線とうかいどうほんせん区間くかんで夜行やこう運転うんてん、運転うんてん区間くかんの営業えいぎょうキロは1102.8 km。「ムーンライトながら」の項目こうもくも参照さんしょう）、日本海にほんかい縦貫じゅうかん線せんでは大阪おおさか駅えき - 青森あおもり駅えき間あいだには羽越本線うえつほんせんを夜行やこうで走はしる511・512列車れっしゃ、北陸本線ほくりくほんせんと奥羽本線おううほんせんで2夜行やこうになる513・514列車れっしゃ（運転うんてん区間くかんの当時とうじの営業えいぎょうキロは1055.6 km）が存在そんざいするといった具合ぐあいである。

しかし、1961年ねん10月に実施じっしされた「サンロクトオ」と呼よばれるダイヤ改正かいせい以降いこう、国鉄こくてつでは普通ふつう列車れっしゃの乗客じょうきゃくを新設しんせつないしは増発ぞうはつした特急とっきゅう・急行きゅうこう列車れっしゃに振ふり向むけるため、これら長距離ちょうきょり運転うんてんをする普通ふつう列車れっしゃを削減さくげんするようになっていった。そして、その普通ふつう列車れっしゃ削減さくげんの流ながれが進すすんだ昭和しょうわ50年代ねんだいに、日本一にっぽんいちの運行うんこう距離きょりを有ゆうする普通ふつう列車れっしゃとなったのが、この824列車れっしゃである。

1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）3月がつ15日にちダイヤ改正かいせい以前いぜんには全線ぜんせんを直通ちょくつうする夜行やこう列車れっしゃ826列車れっしゃ、829列車れっしゃもあったが、夜行やこう区間くかんが急行きゅうこうに格上かくあげ（「しまね」を経へて夜行やこう「さんべ」）されたり、夜行やこう区間くかんと昼ひる行ぎょう区間くかんとが別べつ列車れっしゃに分断ぶんだん（夜行やこう区間くかんはのちの「山陰さんいん」）されて、この列車れっしゃが残のこった。このため、本ほん列車れっしゃのスジ自体じたいは山陰本線さんいんほんせん全通ぜんつう時じにまでさかのぼる（戦時せんじ中ちゅうは分断ぶんだん）が、日本にっぽん最長さいちょうとなったのは、それまで最長さいちょうであった大阪おおさか発はつ新潟にいがた行いきの普通ふつう列車れっしゃが廃止はいしされた1972年ねん10月がつのダイヤ改正かいせい[注ちゅう 5] であった。

この列車れっしゃは門司もじ駅えきを朝あさ5時じ30分ふん頃ごろに発車はっしゃし、福知山ふくちやま駅えきにはその日ひが終おわる頃ころに到着とうちゃくした。途中とちゅう駅えきで特急とっきゅう・急行きゅうこうの待避たいひや荷物にもつ輸送ゆそうのための長時間ちょうじかん停車ていしゃをしていたこともあって、所要しょよう時間じかんは約やく18時じ間あいだ半はんにもなり、表おもて定てい速度そくどは30km/hを若干じゃっかん上回うわまわる程度ていどであった。また、客車きゃくしゃはオハ35系けい・スハ43系けい・61系けいなど手動しゅどう扉とびらの旧型きゅうがたのものが最後さいごまで使用しようされた。

その旧きゅう形かたち客車きゃくしゃの旅愁りょしゅうと運転うんてん区間くかんが相あいまって、「乗のり鉄てつ」とも通称つうしょうされた鉄道てつどう旅行りょこう派はのファンなどから注目ちゅうもくされる存在そんざいとなり、宮脇みやわき俊三しゅんぞう・種村たねむら直樹なおきといった紀行きこう作家さっかによる乗車じょうしゃ記きも書かかれた。なお、上越新幹線じょうえつしんかんせん開業かいぎょうに伴ともなうダイヤ改正かいせい直前ちょくぜんの1982年ねん10月がつにおける、国鉄こくてつの長距離ちょうきょり運行うんこう普通ふつう列車れっしゃ上位じょうい5位いは以下いかのとおりである。

  1. 824列車れっしゃ：門司もじ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ 595.1 km
  2. 831列車れっしゃ：豊岡とよおか駅えき - 門司もじ駅えき間あいだ 535.2 km
  3. 726列車れっしゃ：浜田はまだ駅えき - 大阪おおさか駅えき間あいだ 500.8 km
  4. 530列車れっしゃ：西にし鹿児島かごしま駅えき（現在げんざいの鹿児島かごしま中央ちゅうおう駅えき） - 門司もじ港みなと駅えき（日豊本線にっぽうほんせん経由けいゆ）間あいだ 476.9 km
  5. 921・924列車れっしゃ「はやたま」：亀山かめやま駅えき - 天王寺てんのうじ駅えき（紀勢本線きせいほんせん経由けいゆ）間あいだ運行うんこう 442.2 km

しかし、客車きゃくしゃの老朽ろうきゅう化かが進すすんだことと、合理ごうり化かおよび動力どうりょく近代きんだい化かの一環いっかんとして客車きゃくしゃ列車れっしゃを気動車きどうしゃ・電車でんしゃ化かした上うえで運行うんこう距離きょりを短縮たんしゅくする施策しさくが取とられるようになったことから、824列車れっしゃは1984年ねん2月がつのダイヤ改正かいせいで下関しものせき駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ運行うんこうの824列車れっしゃと、出雲いずも市し駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ運行うんこうの548列車れっしゃに系統けいとうが分割ぶんかつされた。その後ご、さらに列車れっしゃの運行うんこう区間くかんが細分さいぶん化かされ、2006年ねん時点じてんでは824列車れっしゃが運行うんこうしていた時間じかん帯たいに該当がいとうする列車れっしゃが存在そんざいしない区間くかんもある[注ちゅう 6]。

客車きゃくしゃ王国おうこくから気動車きどうしゃ化かまでの経緯けいい

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折居おりい - 三保三隅みほみすみを走行そうこうする客車きゃくしゃ列車れっしゃ（1978年ねん）

山陰本線さんいんほんせんは675kmの長大ちょうだい幹線かんせんで全線ぜんせんにわたって客車きゃくしゃ列車れっしゃが多数たすう運用うんようされていた。

1972年ねん3月がつ以降いこうは全線ぜんせんを走破そうはする普通ふつう列車れっしゃは無なくなったものの、長距離ちょうきょり客車きゃくしゃ列車れっしゃは多数たすうあった。当時とうじの主おもな長距離ちょうきょり普通ふつう列車れっしゃは824列車れっしゃ（門司もじ駅えき→福知山ふくちやま駅えき間あいだ）・831列車れっしゃ（豊岡とよおか駅えき間あいだ→門司もじ駅えき間あいだ）、726列車れっしゃ（浜田はまだ駅えき→大阪おおさか駅えき間あいだ）、835列車れっしゃ（京都きょうと駅えき→浜田はまだ駅えき間あいだ）、721列車れっしゃ（大阪おおさか駅えき→出雲いずも市し駅えき間あいだ）などであった。

1970年代ねんだいの普通ふつう列車れっしゃは旧型きゅうがた客車きゃくしゃでディーゼル機関きかん車しゃDF50形かたち・DD54形かたちが牽引けんいんしていたが、1978年ねん10月がつまでに牽引けんいん機きはDD51形かたちに統一とういつされた。

1979年ねん以降いこうに福知山ふくちやま・米子よなご・下関しものせき地区ちくへ配置はいちされた50系けい客車きゃくしゃの運用うんようは100km前後ぜんこうの短距離たんきょりが多おおく、長距離ちょうきょり運用うんようは旧型きゅうがた客車きゃくしゃであった。

1984年ねん2月がつのダイヤ改正かいせいで日本にっぽん最長さいちょう距離きょり鈍行どんこう824列車れっしゃが出雲いずも市し駅えきで系統けいとう分割ぶんかつされ、旧型きゅうがた客車きゃくしゃは京都きょうと駅えき - 浜田はまだ駅えき間あいだの運用うんようへ短縮たんしゅくされた。50系けい客車きゃくしゃは香住かすみ駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだを除のぞく全線ぜんせんに運用うんよう区間くかんが拡大かくだいされ、長距離ちょうきょり運用うんようも東西とうざいで見みられるようになった。

1985年ねん3月がつのダイヤ改正かいせいは、急行きゅうこう・団体だんたい用ようから転用てんよう改造かいぞうされた12系けい1000番台ばんだいが投入とうにゅうされ大阪おおさか駅えき - 福知山ふくちやま駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだにて運用うんよう開始かいし。旧型きゅうがた客車きゃくしゃは篠しの山口やまぐち駅えき - 福知山ふくちやま駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだの運用うんようへ短縮たんしゅく。50系けい客車きゃくしゃは京都きょうと駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ、豊岡とよおか駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだの運用うんようとなった。福知山ふくちやま駅えき - 豊岡とよおか駅えき間あいだにて50系けい客車きゃくしゃの運用うんようが無なかったのは城崎きのさき電化でんか後ごは電車でんしゃに置おき換かえる計画けいかくがあり、この区間くかんは12系けい客車きゃくしゃと旧型きゅうがた客車きゃくしゃだけで運用うんようされた。

1986年ねん11月、福知山線ふくちやません全線ぜんせんと福知山ふくちやま駅えき - 城崎きのさき駅えき（現在げんざいの城崎きのさき温泉おんせん駅えき）間あいだが電化でんかされ電車でんしゃ化か。この時期じきより客車きゃくしゃ列車れっしゃの衰退すいたいが始はじまる。客車きゃくしゃ列車れっしゃの運用うんよう範囲はんいは京都きょうと駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ・豊岡とよおか駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだは50系けい客車きゃくしゃと12系けい客車きゃくしゃ、出雲いずも市し以西いせいは全すべて50系けい客車きゃくしゃで国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かを迎むかえた。

この体制たいせいもつかの間まで、1988年ねん10月がつには京都きょうと駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだのうち、園部そのべ止とめの一部いちぶを除のぞいて全廃ぜんぱい。1990年ねん3月がつのダイヤ改正かいせいでは京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだの電化でんかによりこの区間くかんの客車きゃくしゃ列車れっしゃが廃止はいしされるとともに、大量たいりょうの気動車きどうしゃが転属てんぞくとなり、それにより豊岡とよおか駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだのうち、豊岡とよおか駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ・浜田はまだ駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ （1991年ねん3月がつに気動車きどうしゃ化か） の一部いちぶ列車れっしゃを除のぞいて気動車きどうしゃ化かされた。しかし益田ますだ駅えき以西いせいはかろうじて多数たすう残のこった客車きゃくしゃ列車れっしゃが1991年ねん3月がつに朝夕あさゆうの一部いちぶを除のぞいて気動車きどうしゃ化か、1992年ねん3月がつには全すべて気動車きどうしゃ化かされて、残のこる客車きゃくしゃ列車れっしゃは豊岡とよおか駅えき - 米子よなご駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだの計けい5往復おうふくとなった。

山陰本線さんいんほんせんの中部ちゅうぶに残のこされた客車きゃくしゃ列車れっしゃは12系けい客車きゃくしゃ（豊岡とよおか駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ・鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだの各かく1往復おうふく）と50系けい客車きゃくしゃ（鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ・米子よなご駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ各かく1往復おうふく）と急行きゅうこう「だいせん」の末端まったんの普通ふつう列車れっしゃ区間くかん（倉吉くらよし駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ）だけとなった。1992年ねん6月がつ頃ごろは残のこされた50系けいが全すべて12系けい客車きゃくしゃへ統一とういつされた後のちは再ふたたび衰退すいたいの一途いっととなる。

1994年ねん12月には米子よなご駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだを気動車きどうしゃ化か、1996年ねん12月には日本にっぽん最長さいちょう距離きょり客車きゃくしゃ鈍行どんこうの豊岡とよおか駅えき - 米子よなご駅えき間あいだの521・522列車れっしゃが気動車きどうしゃ化かされ、最後さいごの客車きゃくしゃ列車れっしゃの運用うんようは鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだの2往復おうふくだけとなる。

1997年ねん3月がつ22日にち、最後さいごに残のこされた客車きゃくしゃ列車れっしゃも気動車きどうしゃ化かされて、急行きゅうこう「だいせん」の末端まったんの普通ふつう列車れっしゃ区間くかんのみが客車きゃくしゃ列車れっしゃとして残のこった。その「だいせん」も1999年ねん10月がつに気動車きどうしゃに置おき換かえられ、山陰本線さんいんほんせんから定期ていき客車きゃくしゃ普通ふつう列車れっしゃが消滅しょうめつした。

2006年ねん3月がつ18日にちのダイヤ改正かいせいでは、寝台しんだい特急とっきゅう「出雲いずも」が廃止はいしされ、山陰本線さんいんほんせんから定期ていき客車きゃくしゃ列車れっしゃが全廃ぜんぱいされた。

2022年ねん時点じてんで、山陰本線さんいんほんせんを走行そうこうする客車きゃくしゃ列車れっしゃは、臨時りんじ列車れっしゃ「奥出雲おくいずもおろち号ごう」延長えんちょう運転うんてん時じ（出雲いずも市し駅えき→木次きすき駅えき間あいだの片道かたみち）のみとなっていた。「奥出雲おくいずもおろち号ごう」は2023年ねんに運行うんこうを終了しゅうりょうし、山陰本線さんいんほんせん上じょうから客車きゃくしゃ列車れっしゃが完全かんぜんに消滅しょうめつした。

利用りよう状じょう況きょう

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平均へいきん通過つうか人員じんいん・旅客りょかく運輸うんゆ収入しゅうにゅう

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各かく年度ねんどの平均へいきん通過つうか人員じんいん、旅客りょかく運輸うんゆ収入しゅうにゅうは以下いかのとおりである。

全ぜん区間くかん

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年度ねんど 平均へいきん通過つうか人員じんいん（人ひと/日にち） 旅客りょかく運輸うんゆ収入しゅうにゅう（百ひゃく万まん円えん） 出典しゅってん
京都きょうと - 幡生はたぶなど
2013年度ねんど（平成へいせい25年度ねんど） 4,784 16,332 [41]
2014年度ねんど（平成へいせい26年度ねんど） 4,727 16,373 [42]
2015年度ねんど（平成へいせい27年度ねんど） 4,782 16,562 [43]
2016年度ねんど（平成へいせい28年度ねんど） 4,755 16,367 [44]
2017年度ねんど（平成へいせい29年度ねんど） 4,769 16,745 [45]
2018年度ねんど（平成へいせい30年度ねんど） 4,684 16,357 [46]
2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど） 4,558 15,919 [47]
2020年度ねんど（令れい和わ02年度ねんど） 3,087 8,941 [48]
2021年度ねんど（令れい和わ03年度ねんど） 3,245 9,895 [49]
2022年度ねんど（令れい和わ04年度ねんど） 3,799 12,836 [50]

京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだ

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年度ねんど 平均へいきん通過つうか人員じんいん（人ひと/日にち） 出典しゅってん
京都きょうと - 園部そのべ
2013年度ねんど（平成へいせい25年度ねんど） 42,793 [41]
2014年度ねんど（平成へいせい26年度ねんど） 42,748 [42]
2015年度ねんど（平成へいせい27年度ねんど） 43,680 [43]
2016年度ねんど（平成へいせい28年度ねんど） 44,099 [44]
2017年度ねんど（平成へいせい29年度ねんど） 44,251 [45]
2018年度ねんど（平成へいせい30年度ねんど） 44,069 [46]
2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど） 43,678 [47]
2020年度ねんど（令れい和わ02年度ねんど） 30,404 [48]
2021年度ねんど（令れい和わ03年度ねんど） 32,584 [49]
2022年度ねんど（令れい和わ04年度ねんど） 37,360 [50]

園部そのべ駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ

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年度ねんど 平均へいきん通過つうか人員じんいん（人ひと/日にち） 出典しゅってん
園部そのべ - 福知山ふくちやま 福知山ふくちやま - 城崎きのさき温泉おんせん 城崎きのさき温泉おんせん - 浜坂はまさか 浜坂はまさか - 鳥取とっとり 鳥取とっとり - 米子よなご
2013年度ねんど（平成へいせい25年度ねんど） 6,290 3,645 882 1,081 4,396 [41]
2014年度ねんど（平成へいせい26年度ねんど） 6,326 3,721 880 1,009 4,228 [42]
2015年度ねんど（平成へいせい27年度ねんど） 6,292 3,712 826 941 4,312 [43]
2016年度ねんど（平成へいせい28年度ねんど） 6,194 3,647 817 941 4,256 [44]
2017年度ねんど（平成へいせい29年度ねんど） 6,159 3,644 801 965 4,296 [45]
2018年度ねんど（平成へいせい30年度ねんど） 5,938 3,442 768 967 4,284 [46]
2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど） 5,787 3,268 693 921 4,026 [47]
2020年度ねんど（令れい和わ02年度ねんど） 3,293 2,006 506 798 3,008 [48]
2021年度ねんど（令れい和わ03年度ねんど） 3,484 2,110 606 738 3,010 [49]
2022年度ねんど（令れい和わ04年度ねんど） 4,610 2,805 721 768 3,226 [50]

米子よなご駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ・仙崎支線せんざきしせん

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年度ねんど 平均へいきん通過つうか人員じんいん（人ひと/日にち） 出典しゅってん
米子よなご - 出雲いずも市し 出雲いずも市し - 益田ますだ 益田ますだ - 長門ながと市し 長門ながと市し - 小串おぐし
長門ながと市し - 仙崎せんざき 		小串おぐし - 幡生はたぶ
2013年度ねんど（平成へいせい25年度ねんど） 6,630 1,251 290 465 3,299 [41]
2014年度ねんど（平成へいせい26年度ねんど） 6,214 1,301 274 442 3,115 [42]
2015年度ねんど（平成へいせい27年度ねんど） 6,171 1,346 300 412 3,126 [43]
2016年度ねんど（平成へいせい28年度ねんど） 6,104 1,300 282 380 2,968 [44]
2017年度ねんど（平成へいせい29年度ねんど） 6,186 1,292 296 362 2,879 [45]
2018年度ねんど（平成へいせい30年度ねんど） 6,009 1,257 266 358 2,691 [46]
2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど） 5,860 1,177 271 351 2,545 [47]
2020年度ねんど（令れい和わ02年度ねんど） 3,690 725 238 290 1,974 [48]
2021年度ねんど（令れい和わ03年度ねんど） 3,860 746 223 292 2,006 [49]
2022年度ねんど（令れい和わ04年度ねんど） 4,803 860 231 273 2,164 [50]

収支しゅうし・営業えいぎょう系けい数すう

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2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど）の平均へいきん通過つうか人員じんいんが2,000人にん/日にち未満みまんの線区せんく（城崎きのさき温泉おんせん駅えき - 浜坂はまさか駅えき間あいだ、浜坂はまさか駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだ、出雲いずも市し駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ、益田ますだ駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだ、長門ながと市し駅えき - 小串おぐし駅えき・長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだ）の各かく3か年ねん平均へいきんの収支しゅうし（運輸うんゆ収入しゅうにゅう、営業えいぎょう費用ひよう、営業えいぎょう損益そんえき）、営業えいぎょう係数けいすう、収支しゅうし率りつは以下いかのとおりである。▲はマイナスを意味いみする。

城崎きのさき温泉おんせん駅えき - 浜坂はまさか駅えき間あいだ
年度ねんど 収支しゅうし（億おく円えん） 営業えいぎょう
係数けいすう
（円えん） 		収支しゅうし率りつ 出典しゅってん
運輸うんゆ
収入しゅうにゅう 		営業えいぎょう
費用ひよう 		営業えいぎょう
損益そんえき
2017 - 2019年度ねんど（平成へいせい29 - 令れい和わ元もと年度ねんど）平均へいきん 1.6 13.4 ▲11.8 850 11.8% [51]
2018 - 2020年度ねんど（平成へいせい30 - 令れい和わ2年度ねんど）平均へいきん 1.3 13.0 ▲11.7 1,025 9.8%
2019 - 2021年度ねんど（令れい和わ元もと - 3年度ねんど）平均へいきん 1.1 11.8 ▲10.7 1,083 9.2% [52]
2020 - 2022年度ねんど（令れい和わ2 - 4年度ねんど）平均へいきん 1.0 10.5 ▲9.5 1,053 9.5% [53]
浜坂はまさか駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだ
年度ねんど 収支しゅうし（億おく円えん） 営業えいぎょう
係数けいすう
（円えん） 		収支しゅうし率りつ 出典しゅってん
運輸うんゆ
収入しゅうにゅう 		営業えいぎょう
費用ひよう 		営業えいぎょう
損益そんえき
2017 - 2019年度ねんど（平成へいせい29 - 令れい和わ元もと年度ねんど）平均へいきん 1.1 9.7 ▲8.5 849 11.8% [51]
2018 - 2020年度ねんど（平成へいせい30 - 令れい和わ2年度ねんど）平均へいきん 1.0 9.1 ▲8.1 920 10.9%
2019 - 2021年度ねんど（令れい和わ元もと - 3年度ねんど）平均へいきん 0.9 8.2 ▲7.3 928 10.8% [52]
2020 - 2022年度ねんど（令れい和わ2 - 4年度ねんど）平均へいきん 0.8 8.4 ▲7.6 991 10.1% [53]
出雲いずも市し駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ
年度ねんど 収支しゅうし（億おく円えん） 営業えいぎょう
係数けいすう
（円えん） 		収支しゅうし率りつ 出典しゅってん
運輸うんゆ
収入しゅうにゅう 		営業えいぎょう
費用ひよう 		営業えいぎょう
損益そんえき
2017 - 2019年度ねんど（平成へいせい29 - 令れい和わ元もと年度ねんど）平均へいきん 10.0 44.5 ▲34.5 446 22.4% [51]
2018 - 2020年度ねんど（平成へいせい30 - 令れい和わ2年度ねんど）平均へいきん 8.0 43.6 ▲35.5 542 18.5%
2019 - 2021年度ねんど（令れい和わ元もと - 3年度ねんど）平均へいきん 6.4 41.4 ▲35.0 647 15.5% [52]
2020 - 2022年度ねんど（令れい和わ2 - 4年度ねんど）平均へいきん 5.6 38.7 ▲33.1 694 14.4% [53]
益田ますだ駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだ
年度ねんど 収支しゅうし（億おく円えん） 営業えいぎょう
係数けいすう
（円えん） 		収支しゅうし率りつ 出典しゅってん
運輸うんゆ
収入しゅうにゅう 		営業えいぎょう
費用ひよう 		営業えいぎょう
損益そんえき
2017 - 2019年度ねんど（平成へいせい29 - 令れい和わ元もと年度ねんど）平均へいきん 0.9 12.4 ▲11.5 1,314 7.6% [51]
2018 - 2020年度ねんど（平成へいせい30 - 令れい和わ2年度ねんど）平均へいきん 0.8 13.0 ▲12.2 1,651 6.1%
2019 - 2021年度ねんど（令れい和わ元もと - 3年度ねんど）平均へいきん 0.7 13.1 ▲12.4 1,923 5.2% [52]
2020 - 2022年度ねんど（令れい和わ2 - 4年度ねんど）平均へいきん 0.6 12.0 ▲11.4 1,939 5.2% [53]
長門ながと市し駅えき - 小串おぐし駅えき・長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだ
年度ねんど 収支しゅうし（億おく円えん） 営業えいぎょう
係数けいすう
（円えん） 		収支しゅうし率りつ 出典しゅってん
運輸うんゆ
収入しゅうにゅう 		営業えいぎょう
費用ひよう 		営業えいぎょう
損益そんえき
2017 - 2019年度ねんど（平成へいせい29 - 令れい和わ元もと年度ねんど）平均へいきん 0.9 10.3 ▲9.5 1,208 8.3% [51]
2018 - 2020年度ねんど（平成へいせい30 - 令れい和わ2年度ねんど）平均へいきん 0.7 10.3 ▲9.6 1,435 7.0%
2019 - 2021年度ねんど（令れい和わ元もと - 3年度ねんど）平均へいきん 0.6 9.6 ▲9.0 1,491 6.7% [52]
2020 - 2022年度ねんど（令れい和わ2 - 4年度ねんど）平均へいきん 0.6 8.9 ▲8.3 1,457 6.9% [53]

使用しよう車両しゃりょう

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現在げんざいの使用しよう車両しゃりょう

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特急とっきゅう列車れっしゃ

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  • キハ187系気動車（三保三隅 - 折居 2018年）
    キハ187系けい気動車きどうしゃ（三保三隅みほみすみ - 折居おりい 2018年ねん）
  • キハ189系気動車（余部橋梁 2011年）
    キハ189系けい気動車きどうしゃ（余部あまるべ橋梁きょうりょう 2011年ねん）
  • HOT7000系気動車（倉吉駅 2008年）
    HOT7000系けい気動車きどうしゃ（倉吉くらよし駅えき 2008年ねん）
  • KTR8000形気動車（綾部 - 山家 2011年）
    KTR8000形かたち気動車きどうしゃ（綾部あやべ - 山家やまが 2011年ねん）

普通ふつう列車れっしゃ・快速かいそく列車れっしゃ

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  • 221系けい電車でんしゃ
    • 京都きょうと駅えき - 胡麻ごま駅えき間あいだ
  • 223系けい電車でんしゃ（2500・5500・6000番台ばんだい）
    • 2500・6000番台ばんだいは京都きょうと駅えき - 胡麻ごま駅えき間あいだ
      • 6000番台ばんだいは福知山ふくちやま線せんの列車れっしゃとして福知山ふくちやま駅えきでも見みられる他ほか、「MAIZURU PLAYBACK FES」開催かいさい時じにおける臨時りんじ列車れっしゃや5500番台ばんだいの代走だいそうで綾部あやべ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだを走はしったことがある。
    • 5500番台ばんだいは京都きょうと駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだ
      • 5500番台ばんだいは京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだで221系けいあるいは223系けい2500・6000番台ばんだいと併結運転うんてん
  • 125系けい電車でんしゃ
    • 綾部あやべ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ
  • 113系けい電車でんしゃ
    • 綾部あやべ駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだ
  • 115系けい電車でんしゃ
    • 伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 西にし出雲いずも駅えき間あいだ
      • 米子よなご駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだは2往復おうふく、出雲いずも市し駅えき - 西にし出雲いずも駅えき間あいだは1往復おうふくのみ
  • キハ40系けい気動車きどうしゃ
    • 和田山わだやま駅えき - 西にし出雲いずも駅えき間あいだ
      • 2022年ねん3月がつ12日にちのダイヤ改正かいせいまで、西にし出雲いずも駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだでも運行うんこうされていた。
    • 益田ますだ駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ
    • 長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだ
  • キハ121系けい気動車きどうしゃ
    • 浜坂はまさか駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ
  • キハ126系けい気動車きどうしゃ
    • 鳥取とっとり駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ
  • キハ120形かたち気動車きどうしゃ
    • 松江まつえ駅えき - 宍道しんじ駅えき間あいだ
    • 出雲いずも市し駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ
    • 長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだ
      • 2014年ねん3月がつ15日にちのダイヤ改正かいせいから2022年ねん3月がつ12日にちのダイヤ改正かいせいまで、伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ（伯備線はくびせん直通ちょくつう列車れっしゃ）でも運行うんこうされていた。
  • 221系電車
    221系けい電車でんしゃ
  • 223系電車
    223系けい電車でんしゃ
  • 113系電車
    113系けい電車でんしゃ
  • 115系電車
    115系けい電車でんしゃ
  • キハ40形気動車
    キハ40形かたち気動車きどうしゃ
  • キハ121系気動車
    キハ121系けい気動車きどうしゃ
  • キハ126系気動車
    キハ126系けい気動車きどうしゃ
  • キハ120形気動車（左）
    キハ120形かたち気動車きどうしゃ（左ひだり）

過去かこの車両しゃりょう

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優等ゆうとう列車れっしゃ

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普通ふつう列車れっしゃ・快速かいそく列車れっしゃ

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貨物かもつ列車れっしゃ

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  • 183系電車
    183系けい電車でんしゃ
  • 381系電車（直江 - 出雲市 2022年）
    381系けい電車でんしゃ（直江なおえ - 出雲いずも市し 2022年ねん）
  • キハ82形気動車
    キハ82形かたち気動車きどうしゃ
  • キハ181系気動車
    キハ181系けい気動車きどうしゃ
  • キハ65形気動車
    キハ65形かたち気動車きどうしゃ
  • キハ33形気動車
    キハ33形かたち気動車きどうしゃ
  • キハ55形気動車（折居 - 三保三隅 1978年）
    キハ55形かたち気動車きどうしゃ（折居おりい - 三保三隅みほみすみ 1978年ねん）
  • キハ58形気動車（餘部橋梁 1978年）
    キハ58形かたち気動車きどうしゃ（餘部あまるべ橋梁きょうりょう 1978年ねん）

歴史れきし

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京都きょうと鉄道てつどうの本社ほんしゃを兼かねていた二条にじょう駅えきの初代しょだい駅舎えきしゃ（1988年ねん）
地元じもとからの当初とうしょ案あん
1893年ねんの決定けっていルート
1903年ねんのルート変更へんこう
1908年ねんまでの開業かいぎょう区間くかん
1911年ねんまでの開業かいぎょう区間くかん
1912年ねんの京都きょうと・今市いまいち間あいだ全通ぜんつう

前史ぜんし

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鳥取とっとり県けんでは明治めいじ時代じだい中期ちゅうきに県内けんないの道路どうろ整備せいびが行おこなわれたものの、県けん外がいとの交通こうつうは海運かいうんが主流しゅりゅうであった。1890年ねん（明治めいじ23年ねん）頃ごろは、鳥取とっとりから大阪おおさかへは徒歩とほで約やく1週間しゅうかん、航路こうろでは瀬戸内海せとないかいを経由けいゆして2週間しゅうかんほどを要ようした。その航路こうろも春はるは荒天こうてんで欠航けっこうが多おおかった[54]。

その頃ころまでに、東京とうきょう・神戸こうべ間あいだや東京とうきょう・仙台せんだい間あいだに鉄道てつどうが開通かいつうしていた。また1887年ねん（明治めいじ20年ねん）の私設しせつ鐵道てつどう條例じょうれいによって全国ぜんこくで私鉄してつブームとなった。山陰さんいんでは、鳥取とっとり県けんと島根しまね県けんの議員ぎいんが合同ごうどうで山陰さんいん地方ちほうへの鉄道てつどう建設けんせつを目指めざすようになり、『鳥取とっとり新報しんぽう』などの地元じもと紙しも山陰さんいんの鉄道てつどうに関かんする連載れんさいを行おこなって地元じもと世論せろんを喚起かんきした。1887年ねん（明治めいじ20年ねん）には早はやくも山陰やまかげと岡山おかやまを結むすぶ路線ろせんが提唱ていしょうされた[54][55]。

陰陽いんよう横断おうだん線せんを含ふくむ複数ふくすうのルート案あん

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1890年ねん（明治めいじ23年ねん）から1891年ねん（明治めいじ24年ねん）にかけて鳥取とっとり・岡山おかやまの県議けんぎら約やく250名めいが「境港さかいみなと-米子よなご-倉吉くらよし-津山つやま-岡山おかやま」ルートの請願せいがんを出だした。この頃ころの倉吉くらよしは木綿こわたや農機具のうきぐ（千せん歯は扱しごき）生産せいさんで栄さかえていて、これらを境港さかいみなとへ輸送ゆそうする手段しゅだんを求もとめていたのである[54][55]。

これに対たいし、日野ひの郡ぐん出身しゅっしんで鉄てつを扱あつかう商工しょうこう業者ぎょうしゃらは中国ちゅうごく鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃを興おこし、鉄てつの輸送ゆそうに便利べんりな「境港さかいみなと-米子よなご-根雨ねう-津山つやま-岡山おかやま」ルートを主張しゅちょうした[54]。

さらに倉敷くらしき方面ほうめんと米子よなご方面ほうめんの有力ゆうりょく者しゃたちが「境港さかいみなと-米子よなご-新見にいみ-倉敷くらしき-玉島たましま」ルートを目指めざす期成きせい会かいを結成けっせいした[54]。

鳥取とっとり市しでは「姫路ひめじ-津山つやま-鳥取とっとり」ルートを目指めざして市会しかいの議決ぎけつを行おこなったが、税ぜい負担ふたんを不服ふふくとする住民じゅうみんがこれに反対はんたいし、県けんへ問題もんだいを持もち込こんだ。県けん、鳥取とっとり市長しちょう、鳥取とっとり市し会かいの意見いけんの隔へだたりが大おおきくなり、提訴ていそや行政ぎょうせい裁判さいばんが繰くり返かえされ、遂ついに市長しちょうと市議しぎ全員ぜんいんが総そう辞職じしょくする騒動そうどうになった[54]。

ひとまずのルート決定けっていと中断ちゅうだん

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これらの様々さまざまなルートで競争きょうそうが行おこなわれたが、1892年ねん（明治めいじ25年ねん）の鉄道てつどう敷設ふせつ法ほうでは、舞鶴まいづるから鳥取とっとり、松江まつえ、浜田はまだを経へて山口やまぐちを繋つなぐ日本海にほんかい側がわの縦断じゅうだん線せんや、いくつかの陰陽いんよう横断おうだん線せんが盛もり込こまれた。ただし、具体ぐたい的てきなルートや着工ちゃっこうの見通みとおしはそれ以後いごの決定けっていとされた。9種類しゅるいものルートが検討けんとうの対象たいしょうとなった[55]。

結局けっきょく、1893年ねん（明治めいじ26年ねん）に官設かんせつの「境港さかいみなと-米子よなご-鳥取とっとり-智頭ちず-佐用さよう-姫路ひめじ」ルート、私鉄してつの中国ちゅうごく鉄道てつどうによる「米子よなご-根雨ねう-津山つやま-岡山おかやま」ルートの建設けんせつが決きまった。翌よく1894年ねん（明治めいじ27年ねん）には山陽さんよう鉄道てつどうが神戸こうべ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだを全通ぜんつうさせ、山陰さんいん方面ほうめんでも大おおいに期待きたいが高たかまった。ところがその翌月よくげつ、日にち清しん戦争せんそうが勃発ぼっぱつし、山陰さんいん方面ほうめんの鉄道てつどう建設けんせつは凍結とうけつになった[54]。

建設けんせつ開始かいし

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戦争せんそう終結しゅうけつ後ご、山陰さんいん方面ほうめんの鉄道てつどう建設けんせつが再開さいかいされることになったが、より重要じゅうような路線ろせんを最さい優先ゆうせんで建設けんせつすることとなった。再ふたたび建設けんせつルートや官民かんみんどちらを優先ゆうせんするかで紛糾ふんきゅうしたが、最終さいしゅう的てきには「境港さかいみなと-米子よなご-鳥取とっとり-智頭ちず-佐用さよう-姫路ひめじ」ルートが優先ゆうせんされることになった。これには軍部ぐんぶの意向いこうが働はたらいていて、姫路ひめじの第だい10師団しだんと鳥取とっとりの歩兵ほへい第だい40連隊れんたい、さらに重要じゅうよう港湾こうわんの境港さかいみなとの連絡れんらく路ろを優先ゆうせんしたのだとみなされている[54][注ちゅう 7]。

1900年ねん（明治めいじ33年ねん）の着工ちゃっこう時点じてんでは、795万まん円えんの国費こくひが予算よさんとして充あてられた。建設けんせつ資材しざいなどを境港さかいみなとへ船ふねで運はこび、そこから順次じゅんじ、先さきへ伸のばすのが輸送ゆそうの面めんから合理ごうり的てきであったため、工事こうじは境港さかいみなとから始はじまった。建設けんせつ工事こうじは県内けんない外がいから大量たいりょうの人夫にんぷを集あつめたほか、米子よなご方面ほうめんの建築けんちく業者ぎょうしゃの成長せいちょうを促うながした。境港さかいみなとから東ひがしへ向むかうルートはしばらく平坦へいたん路ろで地盤じばんもよく、工事こうじは順調じゅんちょうに進すすんで1902年ねん（明治めいじ35年ねん）に境港さかいみなと駅えき-御来屋みくりや駅えき間あいだが開通かいつうした[58]。

建設けんせつルート変更へんこう

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このあと御来屋みくりや-八はち橋きょう間あいだの建設けんせつ工事こうじ中ちゅうに、帝国ていこく議会ぎかいはルート変更へんこうを決きめた。変更へんこう後ごのルートは「境港さかいみなと-米子よなご-鳥取とっとり-和田わだ山さん-福知山ふくちやま」となった。日にち露ろ戦争せんそうを見据みすえた帝国ていこく議会ぎかいが軍事ぐんじ上じょうの最さい優先ゆうせん路線ろせんとして、大阪おおさかと舞鶴まいづる軍港ぐんこうを結むすぶルートの建設けんせつを急いそぐことになり、これと連結れんけつすることで姫路ひめじ・大阪おおさか・舞鶴まいづる・鳥取とっとり・境港さかいみなとといった軍事ぐんじ拠点きょてんが一挙いっきょに連絡れんらくできるからである。また、まもなく米子よなごから今市いまいち（出雲いずも市し駅えき）までの延長えんちょうも決きまった。さらに鉄道てつどう国有こくゆう法ほうによって、全ぜん路線ろせんが国有こくゆう化かされることになった。このときから、今市いまいち・香住かすみ間あいだを「山陰西線さんいんさいせん」、香住かすみ・福知山ふくちやま間あいだを「山陰東線さんいんとうせん」と称しょうするようになり、「西にし線せん」の工事こうじ指揮しきのため米子よなごに出張所しゅっちょうしょが置おかれた。この出張所しゅっちょうしょが米子よなご鉄道てつどう局きょくに発展はってんした[58]。

御来屋みくりやから東ひがしを目指めざす建設けんせつ工事こうじは、日にち露ろ戦争せんそう中なかに一時いちじ的てきに中断ちゅうだんがあったものの急きゅうピッチで進すすめられた。このうち倉吉くらよし付近ふきんのルート選定せんていについては諸説しょせつある。建設けんせつルートは、倉吉くらよし市し中心ちゅうしん部ぶを通とおるわけでもなく、江戸えど時代じだいからこの地方ちほうの水運すいうんの拠点きょてんであった橋津はしづ（現在げんざいの湯ゆ梨なし浜町はまちょう沿岸えんがん部ぶ）を通とおるわけでもなく、両者りょうしゃの中なか間あいだである上井かみいに倉吉くらよし駅えきが造つくられた。これは最短さいたん路ろというわけでもなく、迂回うかいルートとなっている。『鳥取とっとり県けん史し』では、このルートは鉄橋てっきょうやトンネルの建設けんせつが最小限さいしょうげんで済すむ低ていコストのルートであったと説明せつめいしている[58]。

「東ひがし線せん」に相当そうとうする区間くかんでは、京都きょうと鉄道てつどうが1899年ねん（明治めいじ32年ねん）までに京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだを、園部そのべ駅えき - 綾部あやべ駅えき間あいだを国くにが建設けんせつした。福知山ふくちやま駅えき - 綾部あやべ駅えき間あいだは阪ばん鶴づる鉄道てつどうの路線ろせんを延伸えんしんする形かたちで舞鶴まいづるまでを結むすぶ阪鶴線はんかくせんの一部いちぶとして1904年ねんに開業かいぎょうした。京都きょうと鉄道てつどう・阪ばん鶴づる鉄道てつどうの両社りょうしゃは国有こくゆう化かされ、京都きょうと駅えき - 綾部あやべ駅えき間あいだが京都きょうと線せんとして1910年ねんに開通かいつうした。

京都きょうと・出雲いずも市し間あいだの開通かいつう

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建設けんせつルートではにわか景気けいきによる様々さまざまな悲喜ひき騒動そうどうがあったものの、米子よなごから鳥取とっとりまでの工事こうじは比較的ひかくてき順調じゅんちょうに進すすみ、1907年ねん（明治めいじ40年ねん）の皇太子こうたいし（のちの大正天皇たいしょうてんのう）行啓ぎょうけいにあわせて「鳥取とっとり仮かり駅えき」（千代川ちよかわ左岸さがん）まで開業かいぎょうした。さらに翌年よくねんに千代川ちよかわの鉄橋てっきょう完成かんせいにより1908年ねん（明治めいじ41年ねん）に米子よなご駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだの開通かいつうとなった[58]。

しかし、鳥取とっとり駅えき - 香住かすみ駅えき間あいだは険けわしい山地さんちを通とおるため難なん工事こうじで、なかでも桃もも観かんトンネル・余部あまるべ橋梁きょうりょうが最後さいごになった。これらの完成かんせいを以って「西にし線せん」が開通かいつうしたが、これは「東ひがし線せん」に比くらべて5ヶ月かげつ遅おくれてのことであった。こうして1912年ねん（明治めいじ45年ねん）3月がつ1日にちに京都きょうと駅えきから出雲いずも今市いまいち駅えき（現在げんざいの出雲いずも市し駅えき）までが全通ぜんつうすることになった。鳥取とっとり市しで行おこなわれた開通かいつう式典しきてんには大隈おおくま重信しげのぶ、原はら敬たかしなど2600人にんが参加さんかした。一番いちばん列車れっしゃが来くると各駅かくえきで花火はなびを打うち上あげ、小学生しょうがくせいの旗行列はたぎょうれつや大人おとなの提灯ちょうちん行列ぎょうれつで出迎でむかえたという[58]。

山陰本線さんいんほんせんの開通かいつうは山陰さんいん地方ちほうを大おおきく変かえた。それまで交通こうつう・運輸うんゆの中心ちゅうしんであった海運かいうんは壊滅かいめつ的てきに衰退すいたいし、多おおくの港町みなとちょうが荒廃こうはいした。村むらごとにあった商工しょうこう業者ぎょうしゃは京阪神けいはんしんの大手おおて企業きぎょうに太刀打たちうちできず次々つぎつぎと消きえていき、地方ちほうの小しょう町村ちょうそんは「都会とかいへ安価あんかな労働ろうどう力りょくを提供ていきょうする地ち」へと変かわっていった。一方いっぽう、京阪神けいはんしん地方ちほうからの旅行りょこう客きゃくが激増げきぞうし、観光かんこう地ちや温泉おんせん地ちが飛躍ひやく的てきに発展はってんした。また、農業のうぎょう・漁業ぎょぎょう・林業りんぎょうなどの第だい一いち次じ産業さんぎょうでは、地元じもと消費しょうひから京阪神けいはんしんへ出荷しゅっかする商品しょうひんの生産せいさんが大幅おおはばに伸のびた。肉牛にくぎゅう、二に十じゅう世紀せいき梨なし、養蚕ようさんの繭まゆなどが増産ぞうさんされたほか、第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせんの好こう況きょうも相あいまって、材木ざいもく・パルプ、綿布めんぷ、和紙わしの出荷しゅっかが大おおきく増ふえた。これらにより、産業さんぎょう構造こうぞうは第だい一いち次じ産業さんぎょう偏重へんちょうに大おおきく傾かたむいていった[58]。

出雲いずも今市いまいち以西いせい

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1915年ねんまでの開業かいぎょう区間くかん
1921年ねんまでの開業かいぎょう区間くかん
1925年ねんまでの開業かいぎょう区間くかん
1930年ねんまでの開業かいぎょう区間くかん
1933年ねんの全通ぜんつう

出雲いずも今市いまいち駅えきからは順次じゅんじ西にしへ延のび、1928年ねんに須佐すさ駅えきまで延伸えんしんされる。

宇田郷うたごう駅えき - 正明まさあき市し駅えき（現在げんざいの長門ながと市し駅えき） - 阿川あこう駅えき間あいだおよび正明まさあき市し駅えき - 仙崎せんざき駅えきは美禰線みねせん（美祢線みねせん）を延伸えんしんする形かたちで1930年ねんまでに開業かいぎょうした。小串おぐし駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだは長州ちょうしゅう鉄道てつどう（小串おぐし駅えき - 幡生はたぶ駅えき - 東下関ひがししもぜき駅えき）の一部いちぶを1925年ねんに国有こくゆう化かしたもので、国有こくゆう化か時じに小串線こぐしせんとなった。1928年ねんには小串おぐし駅えき - 阿川あこう駅えき間あいだが延伸えんしんされた。1933年ねんには須佐すさ駅えき - 宇田郷うたごう駅えき間あいだが開業かいぎょうし、美禰線みねせんの宇田郷うたごう駅えき - 正明まさあき市し駅えき - 阿川あこう駅えき間あいだ・正明まさあき市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだと小串線こぐしせんを編入へんにゅうして京都きょうと駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ・正明まさあき市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだとなった山陰本線さんいんほんせんが全通ぜんつうした。

なお、長州ちょうしゅう鉄道てつどうのうち、国有こくゆう化かされなかった幡生はたぶ駅えき - 東下関ひがししもぜき駅えき（現在げんざいの東駅ひがしえき）間あいだについては1926年ねんに電化でんか、翌々年よくよくねんの1928年ねんには山陽さんよう電気でんき軌道きどう（サンデン交通さんでんこうつうの前身ぜんしん）へと譲渡じょうとされ、同社どうしゃの路面ろめん電車でんしゃ線せんと一体化いったいかして運営うんえいされるようになった。

年表ねんぴょう

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京都きょうと鉄道てつどう→京都きょうと線せん

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  • 1897年ねん（明治めいじ30年ねん）
    • 2月がつ15日にち：京都きょうと鉄道てつどう 二条にじょう駅えき - 嵯峨さが駅えき（現在げんざいの嵯峨さが嵐山あらしやま駅えき）間あいだ（3M65C≒6.14 km）が開業かいぎょう。二条にじょう駅えき・嵯峨さが駅えきが開業かいぎょう。
    • 4月がつ27日にち：大宮おおみや駅えき - 二条にじょう駅えき間あいだ（2M4C≒3.30 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。大宮おおみや駅えき・丹波口たんばぐち駅えきが開業かいぎょう。
    • 11月16日にち：京都きょうと駅えき - 大宮おおみや駅えき間あいだ（38C≒0.76 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。官設かんせつ鉄道てつどう（国鉄こくてつ）京都きょうと駅えきに乗のり入いれ。
  • 1898年ねん（明治めいじ31年ねん）1月がつ1日にち：花園はなぞの駅えきが開業かいぎょう。
  • 1899年ねん（明治めいじ32年ねん）
    • 8月がつ1日にち：大宮おおみや駅えきが廃止はいし。
    • 8月がつ15日にち：嵯峨さが駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだ（15M69C≒25.53 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。亀岡かめおか駅えき・八木やぎ駅えき・園部そのべ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1902年ねん（明治めいじ35年ねん）11月12日にち：営業えいぎょう距離きょりの単位たんいをマイル・チェーンからマイルのみに簡略かんりゃく化か（22M16C → 22.2M）。
  • 1905年ねん（明治めいじ38年ねん）1月がつ15日にち：大宮おおみや駅えきが再さい開業かいぎょう。
  • 1907年ねん（明治めいじ40年ねん）8月がつ1日にち：京都きょうと鉄道てつどうが国有こくゆう化か。
  • 1909年ねん（明治めいじ42年ねん）10月12日にち：線路せんろ名称めいしょう制定せいてい、京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだが京都きょうと線せんとなる。
  • 1910年ねん（明治めいじ43年ねん）8月がつ25日にち：園部そのべ駅えき - 綾部あやべ駅えき間あいだ（26.1M≒42.00 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。日吉ひよし駅えき、胡麻ごま駅えき、和知わち駅えき、山家やまえ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1911年ねん（明治めいじ44年ねん）9月16日にち：大宮おおみや駅えきが廃止はいし。

阪鶴線はんかくせん（綾部あやべ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ）

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  • 1904年ねん（明治めいじ37年ねん）11月3日にち：福知山ふくちやま駅えき - 綾部あやべ駅えき - 新しん舞鶴まいづる駅えき（現在げんざいの東舞鶴ひがしまいづる駅えき）間あいだが開業かいぎょう（福知山ふくちやま駅えき - 綾部あやべ駅えき間あいだは7.7M≒12.39 km）。阪ばん鶴づる鉄道てつどうに貸与たいよ。現在げんざいの山陰本線さんいんほんせんにあたる区間くかんに綾部あやべ駅えき、石原いしはら駅えき、福知山ふくちやま駅えきが開業かいぎょう。
  • 1907年ねん（明治めいじ40年ねん）8月がつ1日にち：阪ばん鶴づる鉄道てつどうが国有こくゆう化か。
  • 1909年ねん（明治めいじ42年ねん）10月がつ12日にち：線路せんろ名称めいしょう制定せいてい、神崎かんざき駅えき（現在げんざいの尼崎あまがさき駅えき） - 福知山ふくちやま駅えき - 綾部あやべ駅えき - 新しん舞鶴まいづる駅えき間あいだなどを阪鶴線はんかくせんとする。

播但線ばんたんせん（福知山ふくちやま駅えき - 香住かすみ駅えき間あいだ）

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  • 1908年ねん（明治めいじ41年ねん）7月がつ1日にち：和田山わだやま駅えき - 八鹿ようか駅えき間あいだ（7.5M≒12.07 km）が開業かいぎょう。養父やぶ駅えきと八鹿ようか駅えきが開業かいぎょう。
  • 1909年ねん（明治めいじ42年ねん）
    • 7月がつ10日とおか：八鹿ようか駅えき - 豊岡とよおか駅えき間あいだ（10.7M≒17.22 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。江原えばら駅えきと豊岡とよおか駅えきが開業かいぎょう。
    • 9月5日にち：豊岡とよおか駅えき - 城崎きのさき駅えき間あいだ（6.0M≒9.66 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。城崎きのさき駅えき（現在げんざいの城崎きのさき温泉おんせん駅えき）が開業かいぎょう。
    • 10月12日にち：線路せんろ名称めいしょう制定せいてい、飾磨しかま駅えき - 姫路ひめじ駅えき - 和田山わだやま駅えき - 城崎きのさき駅えき間あいだを播但線ばんたんせんとする。
  • 1911年ねん（明治めいじ44年ねん）10月25日にち：城崎きのさき駅えき - 香住かすみ駅えき間あいだ（13.7M≒22.05 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。支線しせんの和田山わだやま駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ（19.0M≒30.58 km）も開業かいぎょう。上川口かみかわくち駅えき、下夜久野しもやくの駅えき、上夜久野かみやくの駅えき、梁瀬やなせ駅えき、竹野たかの駅えき、佐さ津つ駅えき、香住かすみ駅えきが開業かいぎょう。

山陰本線さんいんほんせん（全通ぜんつう以前いぜん）

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  • 1902年ねん（明治めいじ35年ねん）
    • 11月1日にち：境さかい駅えき（現在げんざいの境港さかいみなと駅えき） - 米子よなご駅えき - 御来屋みくりや駅えき間あいだが開業かいぎょう（米子よなご駅えき - 御来屋みくりや駅えき間あいだは12M5C≒19.41 km）[59]。現在げんざいの山陰本線さんいんほんせんにあたる区間くかんに米子よなご駅えき、淀江よどえ駅えき、御来屋みくりや駅えきが開業かいぎょう。
    • 12月1日にち：熊党くまんとう駅えき（現在げんざいの伯耆大山ほうきだいせん駅えき）[60]が開業かいぎょう。
  • 1903年ねん（明治めいじ36年ねん）
  • 1904年ねん（明治めいじ37年ねん）3月15日にち：倉吉くらよし駅えき - 松崎まつざき駅えき間あいだ（3.4M≒5.47 km）が延伸えんしん開業かいぎょう[63]。松崎まつざき駅えきが開業かいぎょう。
  • 1905年ねん（明治めいじ38年ねん）5月15日にち：松崎まつざき駅えき - 青谷あおたに駅えき間あいだ（7.4M≒11.91 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。泊とまり駅えきと青谷あおたに駅えきが開業かいぎょう。
  • 1907年ねん（明治めいじ40年ねん）4月がつ28日にち：青谷あおたに駅えき - 鳥取とっとり仮かり停車場ていしゃじょう間あいだ（12.9M≒20.76 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。浜村はまむら駅えき、宝木たからぎ駅えき、湖山こやま駅えき、鳥取とっとり仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう。
  • 1908年ねん（明治めいじ41年ねん）
    • 4月がつ5日にち：鳥取とっとり駅えき - 鳥取とっとり仮かり停車場ていしゃじょう間あいだ（1.1M≒1.77 km）、米子よなご駅えき - 安来やすぎ駅えき間あいだ（5.5M≒8.85 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。起点きてんを境さかい駅えきから鳥取とっとり駅えきに変更へんこうし、鳥取とっとり駅えき - 安来やすぎ駅えき間あいだが本線ほんせん、米子よなご駅えき - 境さかい駅えき間あいだが支線しせんとなる。鳥取とっとり駅えきと安来やすぎ駅えきが開業かいぎょう。鳥取とっとり仮かり停車場ていしゃじょうが廃止はいし。
    • 11月8日にち：安来やすぎ駅えき - 松江まつえ駅えき間あいだ（12.5M≒20.12 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。荒島あらしま駅えき、揖屋いや駅えき、馬潟まかた駅えき（現在げんざいの東ひがし松江まつえ駅えき）、松江まつえ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1909年ねん（明治めいじ42年ねん）
  • 1910年ねん（明治めいじ43年ねん）
  • 1911年ねん（明治めいじ44年ねん）
    • 10月1日にち：熊党くまんとう駅えきを大山おおやま駅えきに改称かいしょう。
    • 11月10日にち：浜坂はまさか駅えき - 岩美いわみ駅えき間あいだ（8.7M≒14.00 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。浜坂はまさか駅えきと居組いぐみ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1912年ねん（明治めいじ45年ねん）
    • 1月がつ31日にち：名和なわ仮かり乗降じょうこう場じょうを仮かり停車場ていしゃじょうに変更へんこうし名和なわ仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう。
    • 3月1日にち：香住かすみ駅えき - 浜坂はまさか駅えき間あいだ（11.1M≒17.86 km）が延伸えんしん開業かいぎょうし京都きょうと駅えき - 出雲いずも今市いまいち駅えき間あいだが全通ぜんつう。京都きょうと線せん全線ぜんせん、阪鶴線はんかくせん綾部あやべ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ、播但線ばんたんせん福知山ふくちやま駅えき - 香住かすみ駅えき間あいだを山陰本線さんいんほんせんに編入へんにゅう。鎧よろい駅えきと久谷くたに駅えきが開業かいぎょう。
    • 3月2日にち：玄武洞げんぶどう仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう。
    • 5月1日にち：倉吉くらよし駅えきを上井あげい駅えきに改称かいしょう。
  • 1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）11月21日にち：出雲いずも今市いまいち駅えき - 小田おだ駅えき間あいだ（9.6M≒15.45 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。知井宮ちいみや駅えき（現在げんざいの西にし出雲いずも駅えき）、江南えな駅えき、小田おだ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1915年ねん（大正たいしょう4年ねん）
    • 3月がつ10日とおか：下北条しもほうじょう駅えきが開業かいぎょう。
    • 3月31日にち：米子よなご駅えき - 安来やすぎ駅えき間あいだに清水寺きよみずでら仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう。
    • 7月がつ11日にち：小田おだ駅えき - 石見いわみ大田おおた駅えき間あいだ（10.6M≒17.06 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。田た儀ぎ駅えき、波根はね駅えき、久手くて駅えき、石見いわみ大田おおた駅えき（現在げんざいの大田おおた市し駅えき）が開業かいぎょう。
  • 1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）
    • 5月1日にち：大山おおやま駅えきを伯耆大山ほうきだいせん駅えきに改称かいしょう。
    • 5月15日にち：石見いわみ大田おおた駅えき - 仁万にま駅えき間あいだ（7.3M≒11.75 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。五十猛いそたけ駅えきと仁万にま駅えきが開業かいぎょう。
  • 1918年ねん（大正たいしょう7年ねん）
  • 1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）12月25日にち：浅利あさり駅えき - 都野津つのづ駅えき間あいだ（6.6M≒10.62 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。石見いわみ江津ごうつ駅えき（現在げんざいの江津ごうつ駅えき）と都野津つのづ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1921年ねん（大正たいしょう10年ねん）9月1日にち：都野津つのづ駅えき - 浜田はまだ駅えき間あいだ（9.1M≒14.65 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。波子はし駅えき、下府しもこう駅えき、浜田はまだ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）
    • 3月がつ10日とおか：浜田はまだ駅えき - 周布すふ駅えき間あいだ（5.9M≒9.50 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。石見いわみ長浜ながはま駅えき（現在げんざいの西浜田にしはまだ駅えき）と周布すふ駅えきが開業かいぎょう。
    • 9月1日にち：周布すふ駅えき - 三保三隅みほみすみ駅えき間あいだ（6.1M≒9.82 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。三保三隅みほみすみ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1923年ねん（大正たいしょう12年ねん）12月26日にち：三保三隅みほみすみ駅えき - 石見いわみ益田ますだ駅えき（現在げんざいの益田ますだ駅えき）間あいだ（13.6M≒21.89 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。山口やまぐち線せんと接続せつぞく。鎌手かまて駅えきと石見いわみ津田つだ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）4月がつ1日にち：折居おりい駅えきが開業かいぎょう。
  • 1925年ねん（大正たいしょう14年ねん）
    • 3月8日にち：石見いわみ益田ますだ駅えき - 石見いわみ小浜おばま駅えき間あいだ (6.1M) が延伸えんしん開業かいぎょう。石見いわみ小浜おばま駅えき（現在げんざいの戸田とだ小浜おばま駅えき）が開業かいぎょう[64]。
    • 7月がつ6日にち：湖山こやま駅えき - 宝木たからぎ駅えき間あいだに白兎しろうさぎ仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう。
    • 10月がつ10日とおか：下山したやま駅えきが開業かいぎょう。
    • 11月1日にち：石見いわみ小浜おばま駅えきが戸田とだ小浜おばま駅えきに改称かいしょう。
  • 1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）
  • 1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）6月19日にち：戸田とだ小浜おばま駅えき - 飯浦いいのうら駅えき間あいだ（2.3M≒3.70 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。飯浦いいのうら駅えきが開業かいぎょう。
  • 1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）
  • 1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）
    • 8月がつ17日にち：嵯峨さが駅えき - 馬堀まぼり駅えき間あいだに松尾山まつおざん信号しんごう場じょうが開設かいせつ。
    • 12月25日にち：来待きまち駅えきが開業かいぎょう。
  • 1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）4月がつ1日にち：営業えいぎょう距離きょりの単位たんいをマイルからメートルに変更へんこう（京都きょうと駅えき - 須佐すさ駅えき間あいだ 336.8M→542.0 km）。貨物かもつ支線しせん 馬潟まかた駅えき - 馬潟まかた港みなと駅えき間あいだ (1.0 km) が開業かいぎょう。貨物かもつ駅えきとして馬潟まかた港みなと駅えきが開業かいぎょう。京都きょうと駅えき - 丹波口たんばぐち駅えき間あいだの貨物かもつ営業えいぎょうが廃止はいし。
  • 1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）7月がつ18日にち：諸寄もろよせ仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう。

美禰線みねせん

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  • 1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）11月3日にち：美禰線みねせん 正明まさあき市し駅えき（現在げんざいの長門ながと市し駅えき） - 長門三隅ながとみすみ駅えき間あいだ（3.2M≒5.15 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。長門三隅ながとみすみ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1925年ねん（大正たいしょう14年ねん）
    • 4月がつ3日にち：長門三隅ながとみすみ駅えき - 萩はぎ駅えき間あいだ（11.6M≒18.67 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。三見さんみ駅えき、玉江たまえ駅えき、萩はぎ駅えきが開業かいぎょう。
    • 11月1日にち：萩はぎ駅えき - 東ひがし萩はぎ駅えき間あいだ（2.3M≒3.70 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。東ひがし萩はぎ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）12月9日にち：支線しせんの正明まさあき市し駅えき - 黄波戸きわど駅えき間あいだ（3.3M≒5.31 km）が開業かいぎょう。黄波戸きわど駅えきが開業かいぎょう。
  • 1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）
    • 4月がつ24日にち：東ひがし萩はぎ駅えき - 奈古なご駅えき間あいだ（7.4M≒11.91 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。長門ながと大井おおい駅えきと奈古なご駅えきが開業かいぎょう。
    • 10月13日にち：支線しせんの黄波戸きわど駅えき - 長門ながと古市ふるいち駅えき間あいだ（2.5M≒4.02 km）が延伸えんしん開業かいぎょう。長門ながと古市ふるいち駅えきが開業かいぎょう。
  • 1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）
    • 4月がつ1日にち：営業えいぎょう距離きょりの単位たんいをマイルからメートルに変更へんこう（正明まさあき市し駅えき - 奈古なご駅えき間あいだ 24.5M→39.4 km、正明まさあき市し駅えき - 長門ながと古市ふるいち駅えき間あいだ 5.8M→9.4 km）。
    • 5月15日にち：貨物かもつ支線しせんの正明まさあき市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだ (2.2 km) が開業かいぎょう。貨物かもつ駅えきとして仙崎せんざき駅えきが開業かいぎょう。
    • 12月7日にち：長門ながと古市ふるいち駅えき - 阿川あこう駅えき間あいだ (18.4 km) が延伸えんしん開業かいぎょうし小串線こぐしせんに接続せつぞく。人丸ひとまる駅えき、伊上いがみ駅えき、長門粟野ながとあわの駅えきが開業かいぎょう。
  • 1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）11月15日にち：奈古なご駅えき - 宇田郷うたごう駅えき間あいだ (11.0 km) が延伸えんしん開業かいぎょう。木与きよ駅えきと宇田郷うたごう駅えきが開業かいぎょう。

長州ちょうしゅう鉄道てつどう→小串線こぐしせん

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全通ぜんつう以後いご

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  • 1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）
    • 2月がつ24日にち：須佐すさ駅えき - 宇田郷うたごう駅えき間あいだ (8.8 km) が延伸えんしん開業かいぎょうし京都きょうと駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだが全通ぜんつう。美禰線みねせん 宇田郷うたごう駅えき - 正明まさあき市し駅えき - 阿川あこう駅えき間あいだ、正明まさあき市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだと小串線こぐしせん全線ぜんせんを編入へんにゅうし京都きょうと駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ、正明まさあき市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだが山陰本線さんいんほんせんとなる[69]。
    • 7月がつ26日にち：支線しせんの正明まさあき市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだの旅客りょかく営業えいぎょう開始かいし。
  • 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）
  • 1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）4月がつ15日にち：松尾山まつおざん信号しんごう場じょうが駅えきに変更へんこうされ、保津峡ほづきょう駅えきが開業かいぎょう。
  • 1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）4月がつ10日とおか：乃木のぎ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）
    • 6月1日にち：諸寄もろよせ仮かり停車場ていしゃじょうが駅えきに変更へんこうされ、諸寄もろよせ駅えきが開業かいぎょう。
    • 8月がつ20日はつか：八橋やつはし駅えきを東ひがし八橋やつはし駅えきに改称かいしょう。八橋やつはし浜はま仮かり停車場ていしゃじょうが駅えきに変更へんこうされ、八橋やつはし駅えきが開業かいぎょう。
  • 1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）8月がつ10日とおか：吉富よしとみ駅えきと梶栗かじくり駅えきが休止きゅうし。
  • 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）
    • 3月4日にち：同年どうねん9月がつに発生はっせいする鳥取とっとり地震じしんの先行せんこう地震じしんが発生はっせい。末すえ恒つね駅えき構内こうないで地盤じばん沈下ちんかが発生はっせいし、留置とめおき中ちゅうの貨車かしゃが倒たおれるなどの被害ひがい。
    • 9月がつ10日とおか：鳥取とっとり地震じしんが発生はっせい。鎧よろい駅えき-久谷くたに駅えき間あいだで鉄橋てっきょうが損傷そんしょう、居組いぐみ駅えき-岩美いわみ駅えき間あいだで路盤ろばんの陥没かんぼつ、城崎きのさき駅えき-竹野たかの駅えき間あいだのトンネルが損壊そんかい、上灘うわなだ駅えき-倉吉くらよし駅えき間あいだの天神川てんじんかわ橋梁きょうりょうが沈下ちんかなど被害ひがい多数たすう[71]。
    • 10月1日にち：塩見しおみ駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだに滝山たきやま信号しんごう場じょうが開設かいせつ。
  • 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）
    • 5月30日にち：綾羅木あやらぎ駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだに稗田ひえた信号しんごう場じょうが開設かいせつ。
    • 11月14日にち：稗田ひえた信号しんごう場じょうが廃止はいし。
  • 1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）4月がつ25日にち：和知わち駅えき - 山家やまえ駅えき間あいだに立木たちき信号しんごう場じょうが開設かいせつ。
  • 1947年ねん（昭和しょうわ22年ねん）：同年どうねん以降いこうに石見いわみ益田ますだ駅えき - 戸田とだ小浜おばま駅えき間あいだに競馬けいば場じょう仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう（廃止はいし日び不明ふめい）。
    • 6月26日にち：柴山しばやま駅えきが開業かいぎょう。
    • 11月1日にち：立木たちき信号しんごう場じょうが駅えきに変更へんこうされ、立木たつぎ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1948年ねん（昭和しょうわ23年ねん）10月13日にち：国府こくふ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）
    • 3月1日にち：塩見しおみ駅えきが福部ふくべ駅えきに改称かいしょう。
    • 5月11日にち：湯町ゆまち駅えきが玉造温泉たまつくりおんせん駅えきに改称かいしょう。
    • 12月15日にち：東ひがし八橋やつはし駅えきが浦安うらやす駅えきに、石見いわみ長浜ながはま駅えきが西浜田にしはまだ駅えきに改称かいしょう。
  • 1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）1月がつ1日にち：東浜とうのはま駅えきと大岩おおいわ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）
  • 1953年ねん（昭和しょうわ28年ねん）10月がつ10日とおか：船岡ふなおか駅えきが開業かいぎょう。
  • 1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）
    • 2月がつ10日とおか：名和なわ仮かり停車場ていしゃじょうが駅えきに変更へんこうされ、名和なわ駅えきが開業かいぎょう。
    • 8月がつ1日にち：貨物かもつ支線しせん 西浜田にしはまだ駅えき - 浜はま田港たみなと駅えき間あいだ (2.3 km) が開業かいぎょう。貨物かもつ駅えきとして浜はま田港たみなと駅えきが開業かいぎょう。
  • 1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）
  • 1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）
  • 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）
  • 1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）4月がつ1日にち：越えつケ浜はま駅えきが開業かいぎょう。
  • 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）
    • 2月がつ1日にち：千代川ちよかわ駅えきに行いき違ちがい施設しせつが新設しんせつされる[73]。
    • 9月30日にち：国府こくふ駅えきに行いき違ちがい施設しせつが新設しんせつされる[73]
    • 10月1日にち：山陰本線さんいんほんせん初はつの特急とっきゅう列車れっしゃ「まつかぜ」を京都きょうと駅えき - 松江まつえ駅えき間あいだ（東海道とうかいどう本線ほんせん・福知山ふくちやま線せん経由けいゆ）で運転うんてん開始かいし。
  • 1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）
    • 11月1日にち：正明まさあき市し駅えきが長門ながと市し駅えきに改称かいしょう。
    • 11月22日にち：伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 米子よなご駅えき間あいだに日野川ひのかわ信号しんごう場じょうが開設かいせつ。
    • 12月1日にち：日野川ひのかわ信号しんごう場じょう - 米子よなご駅えき間あいだが複線ふくせん化か。
  • 1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）
    • 1月がつ28日にち：和田山わだやま駅えき - 豊岡とよおか駅えき間あいだで連れん査閉塞へいそく式しきが導入どうにゅう[74]。
    • 6月1日にち：長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだの貨物かもつ営業えいぎょうが廃止はいし。
    • 7月がつ20日はつか：馬堀まぼり駅えきに行いき違ちがい施設しせつが新設しんせつされる[74]。
  • 1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）
    • 1月がつ21日にち：飯井いい駅えきが開業かいぎょう。
    • 3月がつ20日はつか：特急とっきゅう「まつかぜ」の運転うんてん区間くかんを京都きょうと駅えき - 博多はかた駅えき間あいだ（東海道とうかいどう本線ほんせん・福知山ふくちやま線せん・山陰本線さんいんほんせん・鹿児島本線かごしまほんせん経由けいゆ）へ延長えんちょう。
    • 10月1日にち：清水寺きよみずでら仮かり停車場ていしゃじょうが廃止はいし。清水寺きよみずでら信号しんごう場じょうを開設かいせつ。
  • 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）
    • 2月がつ1日にち：全線ぜんせんにATS-Sを導入どうにゅう[75]。
    • 7月がつ23日にち：集中しゅうちゅう豪雨ごううにより、宇田郷うたごう駅えき駅えき周辺しゅうへんで土砂崩どしゃくずれが発生はっせい。約やく4000立方りっぽうメートルの土砂どしゃが構内こうないに流入りゅうにゅうして線路せんろが埋没まいぼつ。また西浜田にしはまだ駅えき‐周布すふ駅えき間あいだの周布川すふがわ鉄橋てっきょうの橋桁はしげたが落下らっか。全線ぜんせんにわたり不通ふつうになる[76]。
    • 9月14日にち - 台風たいふう24号ごうの接近せっきんに伴ともなう集中しゅうちゅう豪雨ごううで、胡麻ごま駅えき - 下山したやま駅えき間あいだで土砂崩どしゃくずれ[77]。
  • 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）
    • 3月25日にち：京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだで自動じどう閉塞へいそく化か[78]。
    • 10月1日にち：石見いわみ益田ますだ駅えきが益田ますだ駅えきに改称かいしょう。伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 日野川ひのかわ信号しんごう場じょう間あいだが複線ふくせん化か。日野川ひのかわ信号しんごう場じょうが廃止はいし。安栖里あせり駅えきに行いき違ちがい施設しせつが新設しんせつ[79]。園部そのべ駅えき - 綾部あやべ駅えき間あいだが自動じどう閉塞へいそく化か[79]。
    • 12月20日にち：船岡ふなおか駅えきに行いき違ちがい施設しせつが新設しんせつされる[79]。
  • 1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）3月がつ31日にち：綾部あやべ駅えき - 和田山わだやま駅えき間あいだが自動じどう閉塞へいそく化か[79]。
  • 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）
    • 3月23日にち：和田山わだやま駅えき - 城崎きのさき駅えき間あいだが自動じどう閉塞へいそく化か[78]。
    • 9月18日にち：綾部あやべ駅えき - 石原いしはら駅えき間あいだが複線ふくせん化か[80]。
    • 9月23日にち：八鹿ようか駅えき - 江原えばら駅えき間あいだに宿南しゅくなみ信号しんごう場じょうが開設かいせつ。
    • 9月29日にち：城崎きのさき駅えき - 香住かすみ駅えき間あいだで自動じどう閉塞へいそく化か[78]。
  • 1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）
    • 3月1日にち：白兎しろうさぎ仮かり停車場ていしゃじょうが廃止はいし。
    • 9月26日にち：石原いしはら駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだが複線ふくせん化か。
  • 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）
  • 1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）
    • 2月がつ1日にち：石見いわみ大田おおた駅えきが大田おおた市し駅えきに改称かいしょう。二条にじょう駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだに CTC を導入どうにゅう[83]。
    • 6月7日にち：石見いわみ福光ふくみつ駅えき - 黒松くろまつ駅えき間あいだで土砂崩どしゃくずれが発生はっせい。特急とっきゅう「やくも」が落石らくせきに乗のり上あげる。
    • 7月がつ1日にち：集中しゅうちゅう豪雨ごううにより馬路まじ駅えき - 湯里ゆさと駅えき間あいだで土砂崩どしゃくずれが発生はっせい。通とおりかかった梅小路うめこうじ駅えき発はつ幡生はたぶ駅えき行いき貨物かもつ列車れっしゃの機関きかん車しゃが土砂どしゃに乗のり上あげて脱線だっせん[84]。
  • 1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）
    • 1月がつ20日はつか：東浜とうのはま駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだにCTCを導入どうにゅう[85]。
    • 2月がつ14日にち：上井あげい駅えきが倉吉くらよし駅えきに改称かいしょう。
    • 3月15日にち：山陰本線さんいんほんせん初はつの寝台しんだい特急とっきゅう「出雲いずも」を同名どうめい急行きゅうこうの格上かくあげで東京とうきょう駅えき - 浜田はまだ駅えき間あいだにて運転うんてん開始かいし（京都きょうと駅えきから山陰本線さんいんほんせん乗のり入いれ）。これにより特急とっきゅう列車れっしゃが全線ぜんせんで運転うんてんされるようになった。
  • 1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）4月がつ1日にち：馬潟まかた駅えきが東ひがし松江まつえ駅えきに改称かいしょう。
  • 1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）11月30日にち：蒸気じょうき機関きかん車しゃ運転うんてん終了しゅうりょう[86]
  • 1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん）4月がつ1日にち：貨物かもつ支線しせんの東ひがし松江まつえ駅えき - 馬潟まかた港みなと駅えき間あいだ (1.0 km) が廃止はいし。馬潟まかた港みなと駅えきが廃止はいし。
  • 1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）
    • 3月16日にち：京都きょうと駅えき - 二条にじょう駅えき間あいだが高架こうか化か。丹波口たんばぐち駅えきが移転いてん。
    • 10月1日にち：長門ながと市し駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだにCTCを導入どうにゅう[87]。
    • 12月1日にち：竹野たかの駅えき - 佐さ津つ駅えき間あいだに相谷あいたに信号しんごう場じょうが開設かいせつ。
  • 1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）3月がつ10日とおか：松江まつえ駅えき付近ふきんが高架こうか化か。
  • 1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）11月8日にち：鳥取とっとり駅えき付近ふきんが高架こうか化か。
  • 1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）10月31日にち：東ひがし松江まつえ駅えき - 松江まつえ駅えき間あいだが複線ふくせん化か[88]。
  • 1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）
    • 8月がつ31日にち：集中しゅうちゅう豪雨ごううの影響えいきょうにより、奈古なご駅えき - 長門ながと大井おおい駅えき間あいだで斜面しゃめん崩壊ほうかいが発生はっせいし不通ふつうになる[89]。
    • 10月9日にち：奈古なご駅えき - 長門ながと大井おおい駅えき間あいだが復旧ふっきゅうする[89]。
    • 10月24日にち：奈古なご駅えき - 長門ながと大井おおい駅えき間あいだで土砂どしゃ崩壊ほうかいが発生はっせいし不通ふつうになる[89]。
  • 1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）3月5日にち：厚あつさ2mの落石らくせき覆おおいを設置せっちし、奈古なご駅えき - 長門ながと大井おおい駅えき間あいだが復旧ふっきゅう[89]。
  • 1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）
    • 6月18日にち：清水寺きよみずでら信号しんごう場じょう - 安来やすぎ駅えき間あいだが複線ふくせん化か[90]。
    • 6月24日にち：米子よなご駅えき - 清水寺きよみずでら信号しんごう場じょう間あいだが複線ふくせん化か[90]。清水寺きよみずでら信号しんごう場じょうが廃止はいし。
    • 7月がつ1日にち：伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 知井宮ちいみや駅えき間あいだが電化でんか[91]。特急とっきゅう「やくも」が電車でんしゃ化か。神西じんざい駅えき（現在げんざいの出雲神いずものかみ西にし駅えき）が開業かいぎょう。
    • 11月7日にち：貨物かもつ支線しせんの西浜田にしはまだ駅えき - 浜はま田港たみなと駅えき間あいだ (2.3 km) が廃止はいし。浜はま田港たみなと駅えきが廃止はいし。
  • 1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）
    • 7月がつ23日にち：昭和しょうわ58年ねん7月がつ豪雨ごううの影響えいきょうにより、温泉津ゆのつ駅えき - 奈古なご駅えき間あいだが運転うんてん見合みあわせとなる[92]。
    • 7月がつ27日にち：午後ごご、温泉津ゆのつ駅えき - 江津ごうつ駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[93]。
    • 8月がつ8日にち：江津ごうつ駅えき - 浜田はまだ駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[94]。
    • 8月がつ13日にち：浜田はまだ駅えき - 三保三隅みほみすみ駅えき間あいだと、江崎えざき駅えき - 奈古なご駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[95]。
    • 8月がつ28日にち：益田ますだ駅えき - 江崎えざき駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[96]。
    • 9月12日にち：三保三隅みほみすみ駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかいし、全線ぜんせんが復旧ふっきゅうする[97]。
  • 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）2月がつ21日にち：浜田はまだ駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだにCTCを導入どうにゅうし、山陰本線さんいんほんせん全線ぜんせんにCTCが導入どうにゅうされる[98]。
  • 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）7月がつ27日にち：竹野たかの駅えき - 佐さ津つ駅えき間あいだに臨時りんじ駅えきとして切浜きりはま海水浴かいすいよく場じょう駅えきが開業かいぎょう。
  • 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）
    • 8月がつ1日にち：切浜きりはま海水浴かいすいよく場じょう駅えきが廃止はいし。
    • 10月29日にち：福知山ふくちやま駅えき - 城崎きのさき駅えき間あいだが電化でんか。
    • 11月1日にち：長門ながと市し駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだの貨物かもつ営業えいぎょうが廃止はいし。
    • 12月28日にち：鎧よろい駅えき - 餘部あまるべ駅えき間あいだの余部あまるべ橋梁きょうりょうから、回送かいそう中ちゅうの客車きゃくしゃが転落てんらくする事故じこ（山陰さんいん線せん余部鉄橋あまるべてっきょう列車れっしゃ転落てんらく事故じこ）が発生はっせい。

民営みんえい化か以後いご

[編集へんしゅう]
  • 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かにより西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう（JR西日本にしにほん）が承継しょうけい。日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）が丹波口たんばぐち駅えき - 二条にじょう駅えき間あいだ、湖山こやま駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ、江津ごうつ駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとなる。二条にじょう駅えき - 湖山こやま駅えき間あいだ、出雲いずも市し駅えき - 江津ごうつ駅えき間あいだ、益田ますだ駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだの貨物かもつ営業えいぎょうが廃止はいし。
  • 1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）3月13日にち：長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだでワンマン運転うんてん開始かいし[99][100]。京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだに「嵯峨野線さがのせん」の愛称あいしょうが付つけられる。
  • 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）
    • 3月5日にち：嵯峨さが駅えき - 馬堀まぼり駅えき間あいだが複線ふくせんの新しん線せんに切きり替かえ、1.6km短縮たんしゅく[101]。旧きゅう線せんは廃はい線せんとせず存置そんち。
    • 3月11日にち：太秦うずまさ駅えきが開業かいぎょう。
  • 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）
    • 3月がつ10日とおか：京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだが電化でんか[102]。
    • 6月1日にち：鉄道てつどう部ぶ制度せいどが発足ほっそく。和田山わだやま駅えき（構内こうない除のぞく）- 居組いぐみ駅えき間あいだが福知山ふくちやま支社ししゃ直轄ちょっかつから豊岡とよおか鉄道てつどう部ぶ管理かんりに、知井宮ちいみや駅えき（構内こうない除のぞく）- 益田ますだ駅えき間あいだが米子よなご支社ししゃ直轄ちょっかつから浜田はまだ鉄道てつどう部ぶ管理かんりに移行いこう[103]。豊岡とよおか駅えき - 鳥取とっとり駅えき間あいだ、出雲いずも市し駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだでワンマン運転うんてん開始かいし[99][100]。
  • 1991年ねん（平成へいせい3年ねん）
    • 4月がつ1日にち：第だい2次じ鉄道てつどう部ぶの発足ほっそくに伴ともない、園部そのべ駅えき（構内こうない除のぞく）- 福知山ふくちやま駅えき（構内こうない除のぞく）間あいだが福知山ふくちやま支社ししゃ直轄ちょっかつから舞鶴まいづる鉄道てつどう部ぶ管理かんりに、居組いぐみ駅えき（構内こうない除のぞく）- 伯耆大山ほうきだいせん駅えき（構内こうない除のぞく）間あいだが米子よなご支社ししゃ直轄ちょっかつから鳥取とっとり鉄道てつどう部ぶ管理かんりに、益田ますだ駅えき（構内こうない除のぞく）- 幡生はたぶ駅えき（構内こうない除のぞく）間あいだと長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだが広島ひろしま支社ししゃ直轄ちょっかつから長門ながと鉄道てつどう部ぶ管理かんりに移行いこう[103]。園部そのべ駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだ、益田ますだ駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだでワンマン運転うんてん開始かいし[99][100]。
    • 4月がつ27日にち：嵯峨さが駅えき - 馬堀まぼり駅えき間あいだの旧きゅう線せんが嵯峨野さがの観光かんこう鉄道てつどう嵯峨野観光線さがのかんこうせんとして開業かいぎょう（西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどうが第だい一いち種しゅ、嵯峨野さがの観光かんこう鉄道てつどうが第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）。
    • 11月1日にち：長門ながと市し駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだの一部いちぶの列車れっしゃでワンマン運転うんてん開始かいし[99][104]。
    • 12月1日にち：鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだの一部いちぶの列車れっしゃでワンマン運転うんてん開始かいし[99][104]。
  • 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）4月がつ1日にち：米子よなご駅えき（構内こうない除のぞく）- 知井宮ちいみや駅えき間あいだが米子よなご支社ししゃ直轄ちょっかつから出雲いずも鉄道てつどう部ぶ管理かんりに移行いこう[103][104]。
  • 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）
  • 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）
  • 1995年ねん（平成へいせい7年ねん）
  • 1996年ねん（平成へいせい8年ねん）
  • 1997年ねん（平成へいせい9年ねん）
    • 3月22日にち：江津ごうつ駅えき - 岡見おかみ駅えき間あいだの貨物かもつ列車れっしゃが廃止はいし。
    • 10月1日にち：湖山こやま駅えき - 伯耆大山ほうきだいせん駅えき間あいだの貨物かもつ列車れっしゃが廃止はいし。
  • 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）3月14日にち：出雲いずも市し駅えき付近ふきんが高架こうか化か。
  • 1999年ねん（平成へいせい11年ねん）
  • 2000年ねん（平成へいせい12年ねん）9月がつ23日にち：二条にじょう駅えき - 花園はなぞの駅えき間あいだが複線ふくせん化か。円えん町まち駅えきが開業かいぎょう[116]。
  • 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）
    • 3月3日にち：福知山ふくちやま駅えき - 城崎きのさき駅えき間あいだでワンマン運転うんてん開始かいし[99]。
    • 7月がつ7日にち：安来やすぎ駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだの高速こうそく化か工事こうじが完成かんせい[117][注ちゅう 9]。米子よなご駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだの普通ふつう列車れっしゃ[118]と米子よなご駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだの快速かいそく列車れっしゃでワンマン運転うんてん開始かいし[17]。
  • 年月日ねんがっぴ不明ふめい：小串おぐし駅えき - 幡生はたぶ駅えき（構内こうない除のぞく）間あいだが長門ながと鉄道てつどう部ぶから下関しものせき地域ちいき鉄道てつどう部ぶ管理かんりに移管いかん。
  • 2002年ねん（平成へいせい14年ねん）8月がつ30日にち：福知山ふくちやま駅えき - 居組いぐみ駅えき間あいだで小規模しょうきぼ線区せんく自動じどう進路しんろ制御せいぎょ装置そうち (SRC) が導入どうにゅう[119]。
  • 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）
    • 10月1日にち：鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだの高速こうそく化か工事こうじ完成かんせい。
    • 11月1日にち：京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだにおいてICカード「ICOCA」利用りよう開始かいし。
  • 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）
    • 4月がつ1日にち：日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどうの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう（湖山こやま駅えき - 伯耆大山ほうきだいせん駅えき間あいだ）が廃止はいし。
  • 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）
    • 3月1日にち：城崎きのさき駅えきが城崎きのさき温泉おんせん駅えきに改称かいしょう[120]。
    • 11月26日にち：福知山ふくちやま駅えき付近ふきんが高架こうか化か[121]。
  • 年月日ねんがっぴ不明ふめい：舞鶴まいづる鉄道てつどう部ぶ廃止はいしに伴ともない、園部そのべ駅えき（構内こうない除のぞく）- 福知山ふくちやま駅えき（構内こうない除のぞく）間あいだが福知山ふくちやま支社ししゃ直轄ちょっかつに戻もどる[注ちゅう 10]。
  • 2006年ねん（平成へいせい18年ねん）4月がつ1日にち：日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどうの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう（丹波口たんばぐち駅えき - 二条にじょう駅えき間あいだ、東松江ひがしまつえ駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだ、江津ごうつ駅えき - 岡見おかみ駅えき間あいだ）が廃止はいし。
  • 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）
    • 3月15日にち：梶栗かじくり郷きょう台地だいち駅えきが開業かいぎょう。
    • 3月23日にち：花園はなぞの駅えき - 太秦うずまさ駅えき間あいだが高架こうか化か。
    • 5月25日にち：太秦うずまさ駅えき - 嵯峨さが嵐山あらしやま駅えき間あいだが高架こうか化か。
    • 12月14日にち：馬堀まぼり駅えき - 亀岡かめおか駅えき間あいだが複線ふくせん化か[122]。
  • 2009年ねん（平成へいせい21年ねん）
    • 3月14日にち：八木やぎ駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだが複線ふくせん化か[123]。
    • 7月がつ20日はつか：京都きょうと駅えき - 丹波口たんばぐち駅えき間あいだが複線ふくせん化か[123]。
    • 9月6日にち：並河なみかわ駅えき - 八木やぎ駅えき間あいだが複線ふくせん化か[123]。
    • 11月1日にち：亀岡かめおか駅えき - 並河なみかわ駅えき間あいだが複線ふくせん化か[123]。
  • 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）
    • 1月がつ31日にち：丹波口たんばぐち駅えき - 二条にじょう駅えき間あいだが複線ふくせん化か[123]。
    • 3月7日にち：花園はなぞの駅えき - 嵯峨さが嵐山あらしやま駅えき間あいだが複線ふくせん化か[123]。
    • 6月1日にち：豊岡とよおか鉄道てつどう部ぶが廃止はいしされ[99]、和田山わだやま駅えき（構内こうない除のぞく）- 居組いぐみ駅えき間あいだが福知山ふくちやま支社ししゃ直轄ちょっかつに戻もどる[注ちゅう 11]。
    • 7月がつ17日にち - 8月がつ11日にち：余部あまるべ橋梁きょうりょうの架かけ替がえのため香住かすみ駅えき - 浜坂はまさか駅えき間あいだで運休うんきゅうし、バス代行だいこうを実施じっし[124]。
    • 8月がつ12日にち：コンクリートに架かけ替かえた余部あまるべ橋梁きょうりょうを供用きょうよう開始かいし[125]。
  • 2013年ねん（平成へいせい25年ねん）
    • 7月がつ28日にち：島根しまね県けんと山口やまぐち県けんの大雨おおあめで須佐すさ橋脚きょうきゃくが沈下ちんか、須佐すさトンネルと大だい刈かりトンネルで土石流どせきりゅうが発生はっせいし、益田ますだ駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだで不通ふつうとなる[126]。8月4日にちに奈古なご駅えき - 長門ながと市し駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい、宇田郷うたごう駅えき - 奈古なご駅えき間あいだで代行だいこう輸送ゆそう開始かいし、8月がつ5日にちに益田ますだ駅えき - 須佐すさ駅えき間あいだで代行だいこう輸送ゆそう開始かいし[127]。
    • 8月がつ24日にち：大雨おおあめにより江津ごうつ駅えき - 浜田はまだ駅えき間あいだで運転うんてん見合みあわせ（代行だいこう輸送ゆそうを実施じっし）、大田おおた市し駅えき - 江津ごうつ駅えき間あいだでは一部いちぶ列車れっしゃの運転うんてん取とり止やめ[128][129]。
    • 9月25日にち：江津ごうつ駅えき - 浜田はまだ駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[130]。
    • 11月9日にち：益田ますだ駅えき - 須佐すさ駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[131]。不通ふつう区間くかんは奈古なご駅えき - 須佐すさ駅えき間あいだに短縮たんしゅくされる。
  • 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）
    • 4月がつ1日にち：日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどうの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう（岡見おかみ駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ 16.9 km）が廃止はいし[132]。
    • 8月がつ10日とおか：奈古なご駅えき - 須佐すさ駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[133]。
    • 8月がつ17日にち：16日にちからの京都きょうと府ふ北部ほくぶでの集中しゅうちゅう豪雨ごううの影響えいきょうで、園部そのべ駅えき - 和田山わだやま駅えき間あいだが0時じ13分ふんから不通ふつうとなる[134][135]。
    • 8月がつ18日にち：園部そのべ駅えき - 綾部あやべ駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[136]。
    • 8月がつ19日にち：綾部あやべ駅えき - 和田山わだやま駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[137][138][139]。
  • 2015年ねん（平成へいせい27年ねん）
    • 3月14日にち：伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 米子よなご駅えき間あいだの貨物かもつ列車れっしゃが廃止はいし。山陰本線さんいんほんせんを経由けいゆする定期ていき貨物かもつ列車れっしゃが全廃ぜんぱいされる[21]。京都きょうと駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだで路線ろせん記号きごうが本格ほんかく導入どうにゅう開始かいし[140]。
    • 4月がつ1日にち：日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどうの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう（伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 東ひがし松江まつえ駅えき間あいだ 27.1 km）が廃止はいし[22][23]。
  • 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）
    • 1月がつ30日にち：田た儀ぎ駅えきにおいて山側やまがわの土砂どしゃが崩くずれ、海うみ側がわの線路せんろのみでの運用うんようとなり、行いき違ちがいができなくなったことでダイヤに大幅おおはばな影響えいきょうが出でる[141]。
    • 2月がつ4日にち：城崎きのさき温泉おんせん駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだへの路線ろせん記号きごう・ラインカラーの導入どうにゅうが発表はっぴょうされる[4]。
    • 12月17日にち：伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 出雲いずも市し駅えき間あいだにおいてICカード「ICOCA」利用りよう開始かいし。
  • 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）5月22日にち：益田ますだ駅えき - 幡生はたぶ駅えきと長門ながと市し駅えき - 仙崎せんざき駅えき間あいだに小規模しょうきぼ自動じどう進路しんろ制御せいぎょ装置そうち (SRC) を導入どうにゅう[142]。
  • 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）
    • 7月がつ10日とおか：平成へいせい30年ねん7月がつ豪雨ごううの影響えいきょうにより、長門ながと大井おおい駅えき - 越えつケ浜はま駅えき間あいだで斜面しゃめん崩壊ほうかいが発生はっせい。益田ますだ駅えき - 東ひがし萩はぎ駅えき間あいだが長期ちょうき不通ふつうとなる[143]。
    • 7月がつ21日にち：平成へいせい30年ねん7月がつ豪雨ごううによる災害さいがいで運休うんきゅうしていた益田ますだ駅えき - 東ひがし萩はぎ駅えき間あいだが再開さいかい[144]。
    • 8月がつ22日にち：日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどうに対たいし伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょうを許可きょか[145]。
    • 8月がつ28日にち：平成へいせい30年ねん7月がつ豪雨ごううで一部いちぶ区間くかんが不通ふつうとなっている山陽本線さんようほんせんの迂回うかい貨物かもつ列車れっしゃの運行うんこうを開始かいしし（当とう線せん通過つうかは29日にちから）[145]、9月28日にちに運行うんこうを終了しゅうりょう[146]。
    • 9月30日にち：台風たいふう24号ごうの影響えいきょうで中ちゅう山口やまぐち駅えき - 下市しもいち駅えき間あいだで道床どうしょう流出りゅうしゅつが発生はっせいし、赤碕あかさき駅えき - 下市しもいち駅えき間あいだが不通ふつうとなる[147]。
    • 10月5日にち：赤碕あかさき駅えき - 下市しもいち駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[148][149]。台風たいふう24号ごうによる土砂どしゃ災害さいがいで山陽本線さんようほんせんの一部いちぶ区間くかんが不通ふつうとなったため、迂回うかい貨物かもつ列車れっしゃの運行うんこうを再ふたたび開始かいしし（当とう線せん通過つうかは6日にちから）[150]、10月11日にちに運行うんこうを終了しゅうりょう[151]。
  • 2019年ねん（平成へいせい31年ねん）3月16日にち：梅小路うめこうじ京都きょうと西にし駅えきが開業かいぎょう[152][153]。
  • 2021年ねん（令れい和わ3年ねん）
    • 3月13日にち：園部そのべ駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだ（胡麻ごま駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだは一部いちぶの駅えきのみ）においてICカード「ICOCA」利用りよう開始かいし[16]。
    • 8月がつ18日にち : 近ちかくを通とおる国道こくどう9号ごうの斜面しゃめんで発生はっせいした地滑じすべりの影響えいきょうで江南えな駅えき - 田た儀ぎ駅えき間あいだが不通ふつうとなる[154]。
    • 10月2日にち : 江南えな駅えき - 田た儀ぎ駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい[154]。
  • 2022年ねん（令れい和わ4年ねん）3月12日にち：この日ひのダイヤ改正かいせいにより、とっとりライナーが上下じょうげ1往復おうふく（うち下くだり列車れっしゃは平日へいじつのみ運行うんこう）に削減さくげん、アクアライナーが廃止はいし、鳥取とっとり駅えき - 西にし出雲いずも駅えき間あいだの3・4両りょう編成へんせいの普通ふつう列車れっしゃでワンマン運転うんてんを開始かいし。 臨時りんじ列車れっしゃ、キハ120運用うんよう以外いがいほぼ全すべての普通ふつう・快速かいそく列車れっしゃがワンマン運転うんてんとなる。
  • 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）
  • 2024年ねん（令れい和わ6年ねん）
    • 1月がつ29日にち：JR西日本にしにほんは、前年ぜんねんから続つづく不通ふつう区間くかんの復旧ふっきゅうに発注はっちゅう後ご少すくなくとも1年ねん半はん以上いじょうの時間じかんを要ようすると発表はっぴょう[157]。
    • 3月16日にち：鳥取とっとり駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ、松江まつえ駅えき - 宍道しんじ駅えき間あいだにおいて、普通ふつう列車れっしゃは終日しゅうじつワンマン運転うんてんとなる[158]。
    • 6月22日にち：不通ふつう区間くかんのうち長門ながと市し駅えき - 人丸ひとまる駅えき、滝部たきべ駅えき - 小串おぐし駅えき間あいだにて部分ぶぶん運転うんてん再開さいかい[159]。

駅えき一覧いちらん

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営業えいぎょう中ちゅうの区間くかん

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  • 特急とっきゅう列車れっしゃの停車駅ていしゃえきは、#優等ゆうとう列車れっしゃに挙あげられている各かく列車れっしゃ記事きじ参照さんしょう。
  • 線路せんろ … ||：複線ふくせん区間くかん、◇・｜：単線たんせん区間くかん（◇は列車れっしゃ交換こうかん可能かのう）、∨：ここより下したは単線たんせん、∧：ここより下したは複線ふくせん
  • 営業えいぎょうキロは、仙崎支線せんざきしせんを除のぞいて京都きょうと駅えきからのキロ程ほど。

京都きょうと駅えき - 園部そのべ駅えき間あいだ

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接続せつぞく路線ろせん・快速かいそく停車駅ていしゃえきなどについては「嵯峨野線さがのせん#駅えき一覧いちらん」を参照さんしょう

全ぜん区間くかん複線ふくせん[注ちゅう 12]・電化でんか。( ) 内ないの数字すうじは営業えいぎょうキロ。

京都きょうと駅えき (0.0 km) - 梅小路うめこうじ京都きょうと西にし駅えき - 丹波口たんばぐち駅えき - 二条にじょう駅えき - 円えん町まち駅えき - 花園はなぞの駅えき - 太秦うずまさ駅えき - 嵯峨さが嵐山あらしやま駅えき(10.3 km) - 保津峡ほづきょう駅えき - 馬堀まぼり駅えき - 亀岡かめおか駅えき (20.2 km) - 並河なみかわ駅えき - 千代川ちよかわ駅えき - 八木やぎ駅えき - 吉富よしとみ駅えき - 園部そのべ駅えき (34.2 km)

園部そのべ駅えき - 城崎きのさき温泉おんせん駅えき間あいだ

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  • 普通ふつう列車れっしゃは全すべての旅客りょかく駅えきに停車ていしゃ。嵯峨野線さがのせん区間くかんから乗のり入いれる快速かいそく（臨時りんじ列車れっしゃ除のぞく）も、この区間くかん内ないでは普通ふつう列車れっしゃ扱あつかいとして各駅かくえきに停車ていしゃする。
  • 全ぜん区間くかん直流ちょくりゅう電化でんか
駅名えきめい・
信号しんごう場じょう名めい 		営業えいぎょうキロ 接続せつぞく路線ろせん 線路せんろ 所在地しょざいち
駅えき間あいだ 累計るいけい
園部そのべ駅えき - 34.2 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 山陰本線さんいんほんせん（嵯峨野線さがのせん:JR-E16） ∨ 京都きょうと府ふ 南みなみ丹に市し
船岡ふなおか駅えき 4.0 38.2   ◇
日吉ひよし駅えき 3.7 41.9   ◇
鍼灸しんきゅう大学前だいがくまえ駅えき 2.4 44.3   ｜
胡麻ごま駅えき 2.8 47.1   ◇
下山したやま駅えき 4.8 51.9   ◇ 船井ふない郡ぐん
京きょう丹波たんば町まち
和知わち駅えき 6.7 58.6   ◇
安栖里あせり駅えき 2.1 60.7   ◇
立木たつぎ駅えき 4.8 65.5   ◇
山家やまえ駅えき 3.5 69.0   ◇ 綾部あやべ市し
綾部あやべ駅えき 7.2 76.2 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 舞鶴線まいづるせん[* 1] ∧
高津たかつ駅えき 4.1 80.3   ||
石原いしはら駅えき 2.5 82.8   || 福知山ふくちやま市し
福知山ふくちやま駅えき 5.7 88.5 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 福知山線ふくちやません
WILLER TRAINS（京都きょうと丹後たんご鉄道てつどう）：宮福線みやふくせん (F1) 		∨
上川口かみかわくち駅えき 6.7 95.2   ◇
下夜久野しもやくの駅えき 7.2 102.4   ◇
上夜久野かみやくの駅えき 7.4 109.8   ◇
梁瀬やなせ駅えき 5.8 115.6   ◇ 兵庫ひょうご県けん 朝来あさく市し
和田山わだやま駅えき 3.4 119.0 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう：J 播但線ばんたんせん ◇
養父やぶ駅えき 5.2 124.2   ◇ 養父やぶ市し
八鹿ようか駅えき 7.0 131.2   ◇
宿南しゅくなみ信号しんごう場じょう - (134.5)   ◇
江原えばら駅えき 7.5 138.7   ◇ 豊岡とよおか市し
国府こくふ駅えき 3.7 142.4   ◇
豊岡とよおか駅えき 6.0 148.4 WILLER TRAINS（京都きょうと丹後たんご鉄道てつどう）：宮津線みやづせん（宮みや豊ゆたか線せん: T26） ◇
玄武洞げんぶどう駅えき 5.3 153.7   ◇
城崎きのさき温泉おんせん駅えき 4.3 158.0 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 山陰本線さんいんほんせん（鳥取とっとり方面ほうめん） ◇
  1. ^ 舞鶴線まいづるせんの列車れっしゃは一部いちぶが福知山ふくちやま駅えきへ乗のり入いれる
  • 直営ちょくえい駅えき（6駅えき）
    • 園部そのべ駅えき・綾部あやべ駅えき・福知山ふくちやま駅えき・和田山わだやま駅えき・豊岡とよおか駅えき・城崎きのさき温泉おんせん駅えき
  • 簡易かんい委託いたく駅えき（4駅えき）
    • 日吉ひよし駅えき・和知わち駅えき・梁瀬やなせ駅えき・養父やぶ駅えき

豊岡とよおか駅えき・城崎きのさき温泉おんせん駅えき - 米子よなご駅えき間あいだ

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便宜上べんぎじょう、気動車きどうしゃ列車れっしゃの系統けいとう上じょうの起点きてんとなる豊岡とよおか駅えきから記載きさいする。

  • 累計るいけい営業えいぎょうキロは京都きょうと駅えきからのもの。
  • 停車駅ていしゃえき
    • 普通ふつう…全すべての旅客りょかく駅えきに停車ていしゃ
    • 快速かいそく「とっとりライナー」…●印しるしの駅えきは上下じょうげとも停車ていしゃ、▲印しるしの駅えきは上のぼり列車れっしゃのみ、▼印しるしの駅えきは下くだり列車れっしゃのみが停車ていしゃ、｜印しるしの駅えきは上下じょうげとも通過つうか。下くだり列車れっしゃは平日へいじつのみ運行うんこう。
    • 臨時りんじ快速かいそく「あめつち」の停車駅ていしゃえきは、列車れっしゃ記事きじを参照さんしょうのこと。
電化でんか状じょう況きょう 駅名えきめい・
信号しんごう場じょう名めい 		営業えいぎょうキロ 快速かいそくとっとりライナー 接続せつぞく路線ろせん 線路せんろ 所在地しょざいち
駅えき間あいだ 累計るいけい
直流ちょくりゅう電化でんか 豊岡とよおか駅えき - 148.4   西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 山陰本線さんいんほんせん（福知山ふくちやま方面ほうめん）
WILLER TRAINS（京都きょうと丹後たんご鉄道てつどう）：宮津線みやづせん（宮みや豊ゆたか線せん: T26） 		◇ 兵庫ひょうご県けん 豊岡とよおか市し
玄武洞げんぶどう駅えき 5.3 153.7     ◇
城崎きのさき温泉おんせん駅えき 4.3 158.0     ◇
非ひ電化でんか 竹野たかの駅えき 8.0 166.0     ◇
佐さ津つ駅えき 7.4 173.4     ◇ 美方みかた郡ぐん 香美かがみ町まち
柴山しばやま駅えき 2.3 175.7     ｜
香住かすみ駅えき 4.3 180.0     ◇
鎧よろい駅えき 5.4 185.4     ｜
餘部あまるべ駅えき 1.8 187.2     ｜
久谷くたに駅えき 4.6 191.8     ｜ 新しん温泉おんせん町まち
浜坂はまさか駅えき 6.1 197.9     ◇
諸寄もろよせ駅えき 1.9 199.8     ｜
居組いぐみ駅えき 4.4 204.2     ｜
東浜とうのはま駅えき 3.3 207.5     ◇ 鳥取とっとり県けん 岩美いわみ郡ぐん
岩美いわみ町まち
岩美いわみ駅えき 4.4 211.9     ◇
大岩おおいわ駅えき 2.9 214.8     ｜
福部ふくべ駅えき 4.3 219.1     ◇ 鳥取とっとり市し
滝山たきやま信号しんごう場じょう - (225.0)     ◇
鳥取とっとり駅えき 11.2 230.3 ● 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう：B 因美線いんびせん ◇
湖山こやま駅えき 4.2 234.5 ●   ◇
鳥取とっとり大学前だいがくまえ駅えき 1.3 235.8 ●   ｜
末すえ恒つね駅えき 3.8 239.6 ▼   ◇
宝木たからぎ駅えき 5.1 244.7 ▼   ◇
浜村はまむら駅えき 2.9 247.6 ●   ◇
青谷あおたに駅えき 5.2 252.8 ●   ◇
泊とまり駅えき 6.1 258.9 ▼   ◇ 東伯とうはく郡ぐん
湯ゆ梨なし浜町はまちょう
松崎まつざき駅えき 5.7 264.6 ●   ◇
倉吉くらよし駅えき 5.5 270.1 ●   ◇ 倉吉くらよし市し
下北条しもほうじょう駅えき 5.1 275.2 ●   ◇ 東伯とうはく郡ぐん 北栄きたさかえ町まち
由良ゆら駅えき 4.9 280.1 ●   ◇
浦安うらやす駅えき 5.7 285.8 ●   ◇ 琴浦ことうら町まち
八橋やつはし駅えき 1.8 287.6 ｜   ｜
赤碕あかさき駅えき 3.7 291.3 ●   ◇
中ちゅう山口やまぐち駅えき 4.2 295.5 ｜   ｜ 西伯さいはく郡ぐん
大山おおやま町まち
下市しもいち駅えき 2.2 297.7 ｜   ◇
御来屋みくりや駅えき 5.9 303.6 ｜   ◇
名和なわ駅えき 1.1 304.7 ｜   ｜
大山口おおやまぐち駅えき 4.1 308.8 ▲   ◇
淀江よどえ駅えき 3.9 312.7 ▲   ◇ 米子よなご市し
直流ちょくりゅう電化でんか 伯耆大山ほうきだいせん駅えき 5.5 318.2 ● 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 伯備線はくびせん[** 1] ∧
東山公園ひがしやまこうえん駅えき 3.0 321.2 ｜   ||
米子よなご駅えき 1.8 323.0 ● 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 山陰本線さんいんほんせん（出雲いずも市し方面ほうめん）・ 境線さかいせん ||
  • 直営ちょくえい駅えき（5駅えき）
    • 城崎きのさき温泉おんせん駅えき・浜坂はまさか駅えき・鳥取とっとり駅えき・倉吉くらよし駅えき・米子よなご駅えき
  • 簡易かんい委託いたく駅えき（1駅えき）
    • 竹野たかの駅えき

米子よなご駅えき - 益田ますだ駅えき間あいだ

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  • 累計るいけい営業えいぎょうキロは京都きょうと駅えきからのもの。
  • 停車駅ていしゃえき
    • 普通ふつう…全すべての旅客りょかく駅えきに停車ていしゃ
    • 快速かいそく列車れっしゃ（平日へいじつのみ運行うんこう）…●印しるしの駅えきは停車ていしゃ、↑印しるしの駅えきは通過つうか（矢印やじるしの方向ほうこうのみ運転うんてん）。
    • 臨時りんじ快速かいそく「あめつち」の停車駅ていしゃえきは、列車れっしゃ記事きじを参照さんしょうのこと。
電化でんか状じょう況きょう 駅名えきめい 営業えいぎょうキロ 快速かいそく 接続せつぞく路線ろせん 線路せんろ 所在地しょざいち
駅えき間あいだ 累計るいけい
直流ちょくりゅう電化でんか 米子よなご駅えき - 323.0   西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 山陰本線さんいんほんせん（鳥取とっとり方面ほうめん）・ 伯備線はくびせん[** 1]・ 境線さかいせん || 鳥取とっとり県けん
米子よなご市し
安来やすぎ駅えき 8.8 331.8     ∨ 島根しまね県けん 安来やすぎ市し
荒島あらしま駅えき 4.8 336.6     ◇
揖屋いや駅えき 5.6 342.2     ◇ 松江まつえ市し
東ひがし松江まつえ駅えき 3.1 345.3     ∧
松江まつえ駅えき 6.6 351.9 ●   ∨
乃木のぎ駅えき 2.7 354.6 ●   ◇
玉造温泉たまつくりおんせん駅えき 3.9 358.5 ↑   ∧
来待きまち駅えき 6.0 364.5 ↑   ∨
宍道しんじ駅えき 4.4 368.9 ● 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 木次線きすきせん ◇
荘原しょうばら駅えき 4.1 373.0     ◇ 出雲いずも市し
直江すぐえ駅えき 6.1 379.1     ◇
出雲いずも市し駅えき 5.5 384.6   一畑いちはた電車でんしゃ：北松江線きたまつえせん …電鉄出雲市でんてついずもし駅えき (1) ◇
西にし出雲いずも駅えき 4.8 389.4     ◇
非ひ電化でんか 出雲神いずものかみ西にし駅えき 2.0 391.4     ｜
江南えな駅えき 2.1 393.5     ◇
小田おだ駅えき 6.6 400.1     ｜
田た儀ぎ駅えき 3.9 404.0     ◇
波根はね駅えき 7.5 411.5     ◇ 大田おおた市し
久手くて駅えき 2.2 413.7     ｜
大田おおた市し駅えき 3.5 417.2     ◇
静間しずま駅えき 3.0 420.2     ｜
五十猛いそたけ駅えき 2.6 422.8     ◇
仁万にま駅えき 6.1 428.9     ◇
馬路まじ駅えき 3.0 431.9     ◇
湯里ゆさと駅えき 2.9 434.8     ｜
温泉津ゆのつ駅えき 3.1 437.9     ◇
石見いわみ福光ふくみつ駅えき 2.9 440.8     ｜
黒松くろまつ駅えき 2.8 443.6     ◇ 江津ごうつ市し
浅利あさり駅えき 4.4 448.0     ｜
江津ごうつ駅えき 6.3 454.3     ◇
都野津つのづ駅えき 4.4 458.7     ◇
敬川うやがわ駅えき 1.8 460.5     ｜
波子はし駅えき 2.8 463.3     ◇
久代くしろ駅えき 2.3 465.6     ｜ 浜田はまだ市し
下府しもこう駅えき 4.1 469.7     ◇
浜田はまだ駅えき 3.6 473.3     ◇
西浜田にしはまだ駅えき 5.4 478.7     ◇
周布すふ駅えき 4.1 482.8     ｜
折居おりい駅えき 4.8 487.6     ◇
三保三隅みほみすみ駅えき 5.0 492.6     ◇
岡見おかみ駅えき 5.0 497.6     ◇
鎌手かまて駅えき 5.1 502.7     ◇ 益田ますだ市し
石見いわみ津田つだ駅えき 4.5 507.2     ◇
益田ますだ駅えき 7.3 514.5   西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう：■山陰本線さんいんほんせん（長門ながと市し方面ほうめん）・■山口線やまぐちせん ◇
  1. ^ a b 伯備線はくびせんの列車れっしゃは運転うんてん系統けいとう上じょうは米子よなご駅えきへ乗のり入いれる
  • 直営ちょくえい駅えき（9駅えき）
    • 米子よなご駅えき・安来やすぎ駅えき・松江まつえ駅えき・宍道しんじ駅えき・出雲いずも市し駅えき・大田おおた市し駅えき・江津ごうつ駅えき・浜田はまだ駅えき・益田ますだ駅えき

益田ますだ駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ

[編集へんしゅう]

便宜上べんぎじょう、幡生はたぶ側がわの全ぜん列車れっしゃが乗のり入いれる山陽本線さんようほんせん下関しものせき駅えきも合あわせて記載きさいする。

  • 累計るいけい営業えいぎょうキロは京都きょうと駅えきからのもの。
  • 定期ていき列車れっしゃはすべて普通ふつう列車れっしゃ（全すべての旅客りょかく駅えきに停車ていしゃ）
  • 臨時りんじ快速かいそく「○○のはなし」の停車駅ていしゃえきは、列車れっしゃ記事きじを参照さんしょうのこと。
  • 駅名えきめい欄らんの背景はいけい色しょくが■である駅えき（伊上いがみ駅えき - 特とく牛うし駅えき）は、大雨おおあめの被害ひがいにより不通ふつうとなっている区間くかんの駅えきを示しめす（2024年ねん6月がつ24日にち時点じてん）。
電化でんか状じょう況きょう 駅名えきめい 営業えいぎょうキロ 接続せつぞく路線ろせん・備考びこう 線路せんろ 所在地しょざいち
駅えき間あいだ 累計るいけい
非ひ電化でんか 益田ますだ駅えき - 514.5 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 山陰本線さんいんほんせん（浜田はまだ方面ほうめん）・■山口線やまぐちせん ◇ 島根しまね県けん
益田ますだ市し
戸田とだ小浜おばま駅えき 9.8 524.3   ◇
飯浦いいのうら駅えき 3.7 528.0   ｜
江崎えざき駅えき 5.8 533.8   ｜ 山口やまぐち県けん 萩はぎ市し
須佐すさ駅えき 6.6 540.4   ◇
宇田郷うたごう駅えき 8.8 549.2   ｜ 阿武あぶ郡ぐん
阿武あぶ町まち
木与きよ駅えき 6.4 555.6   ◇
奈古なご駅えき 4.6 560.2   ｜
長門ながと大井おおい駅えき 4.3 564.5   ◇ 萩はぎ市し
越えつケ浜はま駅えき 4.6 569.1   ｜
東ひがし萩はぎ駅えき 2.9 572.0   ◇
萩はぎ駅えき 3.8 575.8   ◇
玉江たまえ駅えき 2.4 578.2   ｜
三見さんみ駅えき 5.7 583.9   ◇
飯井いい駅えき 4.2 588.1   ｜
長門三隅ながとみすみ駅えき 6.4 594.5   ◇ 長門ながと市し
長門ながと市し駅えき 5.1 599.6 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう：■山陰本線さんいんほんせん支線しせん（仙崎支線せんざきしせん）・■美祢線みねせん ◇
黄波戸きわど駅えき 5.3 604.9   ｜
長門ながと古市ふるいち駅えき 4.1 609.0   ◇
人丸ひとまる駅えき 4.5 613.5   ◇
伊上いがみ駅えき 4.4 617.9   ｜
長門粟野ながとあわの駅えき 4.2 622.1   ｜ 下関しものせき市し
阿川あこう駅えき 5.3 627.4   ◇
特とく牛うし駅えき 3.7 631.1   ｜
滝部たきべ駅えき 4.0 635.1   ◇
長門二見ながとふたみ駅えき 4.8 639.9   ◇
宇賀本郷うかほんごう駅えき 3.6 643.5   ｜
湯玉ゆたま駅えき 2.2 645.7   ◇
小串おぐし駅えき 4.5 650.2   ◇
川棚温泉かわたなおんせん駅えき 2.7 652.9   ｜
黒井村くろいむら駅えき 2.5 655.4   ◇
梅ケ峠うめがとう駅えき 3.4 658.8   ｜
吉見よしみ駅えき 3.9 662.7   ◇
福江ふくえ駅えき 2.9 665.6   ｜
安岡やすおか駅えき 2.6 668.2   ◇
梶栗かじくり郷きょう台地だいち駅えき 1.4 669.6   ｜
綾羅木あやらぎ駅えき 1.1 670.7   ｜
直流ちょくりゅう電化でんか 幡生はたぶ駅えき 3.1 673.8 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう：■山陽本線さんようほんせん（新しん山口やまぐち方面ほうめん） ∧
下関しものせき駅えき 3.5 677.3 （幡生はたぶ駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだは山陽本線さんようほんせん）
九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう： 山陽本線さんようほんせん（門司もじ方面ほうめん） 		||
  • 直営ちょくえい駅えき（3駅えき）
    • 益田ますだ駅えき・長門ながと市し駅えき・下関しものせき駅えき
  • 業務ぎょうむ委託いたく駅えき（1駅えき）
    • 幡生はたぶ駅えき
  • 簡易かんい委託いたく駅えき（5駅えき）
    • 江崎えざき駅えき・須佐すさ駅えき・奈古なご駅えき・東ひがし萩はぎ駅えき・滝部たきべ駅えき
  • 残のこりの各駅かくえきは無人むじん駅えきである

仙崎支線せんざきしせん

[編集へんしゅう]
  • 単線たんせん非ひ電化でんか（仙崎せんざき駅えきでは列車れっしゃ交換こうかん不可ふか）、両りょう駅えきとも山口やまぐち県けん長門ながと市しに所在しょざい。
駅名えきめい 営業えいぎょう
キロ 		接続せつぞく路線ろせん
長門ながと市し駅えき 0.0 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう：■山陰本線さんいんほんせん（本線ほんせん）・■美祢線みねせん
仙崎せんざき駅えき 2.2  

なお、仙崎せんざき駅えきは無人むじん駅えきである。

廃止はいし区間くかん

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( ) 内ないの数字すうじは起点きてんからの営業えいぎょうキロ。

貨物かもつ支線しせん
東ひがし松江まつえ駅えき (0.0 km) - 馬潟まかた港みなと駅えき (1.0 km)
貨物かもつ支線しせん（浜田はまだ港こう線せん）
西浜田にしはまだ駅えき (0.0 km) - 浜はま田港たみなと駅えき (2.3 km)

廃はい駅えき

[編集へんしゅう]

( ) 内ないの数字すうじは京都きょうと駅えき起点きてんの営業えいぎょうキロ。

  • 大宮おおみや駅えき：1899年ねん廃止はいし、京都きょうと駅えき - 丹波口たんばぐち駅えき間あいだ（約やく0.8 km）
  • （臨）緑化りょくかフェア梅小路うめこうじ駅えき：1994年ねん廃止はいし、京都きょうと駅えき - 丹波口たんばぐち駅えき間あいだ (1.1 km)
  • （臨）切浜きりはま海水浴かいすいよく場じょう駅えき：1986年ねん廃止はいし、竹野たかの駅えき - 佐さ津つ駅えき間あいだ
  • （臨）きりはまビーチ駅えき：1996年ねん廃止はいし、竹野たかの駅えき - 佐さ津つ駅えき間あいだ (167.6 km)
  • 鳥取とっとり仮かり停車場ていしゃじょう：1908年ねん廃止はいし、鳥取とっとり駅えき - 湖山こやま駅えき間あいだ（約やく232.0 km）
  • 白兎しろうさぎ仮かり停車ていしゃ場じょう：1969年ねん廃止はいし、末すえ恒つね駅えき - 宝木たからぎ駅えき間あいだ (241.6 km)
  • （貨）米子よなご駅えき：2015年ねん廃止はいし、米子よなご駅えき - 安来やすぎ駅えき間あいだ（324.2 km）
  • 清水寺きよみずでら仮かり停車ていしゃ場じょう：1964年ねん廃止はいし、米子よなご駅えき - 安来やすぎ駅えき間あいだ (326.9 km)
  • 競馬けいば場じょう仮かり停車ていしゃ場じょう：廃止はいし日び不明ふめい、益田ますだ駅えき - 戸田とだ小浜おばま駅えき間あいだ (517.3 km)
  • 梶栗かじくり駅えき：1941年ねん廃止はいし、安岡やすおか駅えき - 綾羅木あやらぎ駅えき間あいだ (669.4 km)
  • 垢田あかだ口こう停留ていりゅう場じょう：1917年ねん廃止はいし、綾羅木あやらぎ駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ（約やく673.2 km）

廃止はいし信号しんごう場じょう

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( ) 内ないの数字すうじは京都きょうと駅えき起点きてんのキロ程ほど。

  • 相谷あいたに信号しんごう場じょう：2012年ねん廃止はいし、竹野たかの駅えき - 佐さ津つ駅えき間あいだ (170.0 km)
  • 日野川ひのかわ信号しんごう場じょう：1966年ねん廃止はいし、伯耆大山ほうきだいせん駅えき - 東山公園ひがしやまこうえん駅えき間あいだ (320.2 km)
  • 清水寺きよみずでら信号しんごう場じょう：1964年ねん廃止はいし、米子よなご駅えき - 安来やすぎ駅えき間あいだ (328.0 km)
  • 稗田ひえた信号しんごう場じょう：1945年ねん廃止はいし、綾羅木あやらぎ駅えき - 幡生はたぶ駅えき間あいだ (671.5 km)

過去かこの接続せつぞく路線ろせん

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新駅しんえき構想こうそう

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石原いしはら駅えき - 福知山ふくちやま駅えき間あいだの福知山ふくちやま高校こうこう付近ふきんに新駅しんえき設置せっちが要望ようぼうされている[160]。

脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 全ぜん区間くかんを1社しゃで管轄かんかつするJR線せんとしても最長さいちょう。支線しせんを含ふくむ営業えいぎょうキロは東海道本線とうかいどうほんせん 713.6 km に次つぐ676.0 km。
  2. ^ 新幹線しんかんせんでは東北新幹線とうほくしんかんせんの154本ほんが最多さいたであり、本ほん路線ろせんに次ついで3番目ばんめに多おおい。このほか、JRグループでトンネルが100本ほん以上いじょう存在そんざいする路線ろせんは、在来ざいらい線せんでは中央ちゅうおう本線ほんせん（139本ほん）、飯田線いいだせん（138本ほん）、日豊本線にっぽうほんせん（132本ほん）、土讃線どさんせん（123本ほん）、新幹線しんかんせんでは山陽新幹線さんようしんかんせん（142本ほん）がある。中央ちゅうおう本線ほんせんが2社しゃ完結かんけつであることから、1社しゃ完結かんけつ路線ろせんに限かぎれば、JR北海道ほっかいどうとJR東日本ひがしにっぽんの在来ざいらい線せん路線ろせんはトンネルが100本ほん以上いじょうの路線ろせんが存在そんざいしない。
  3. ^ 現在げんざいこの区間くかんの速達そくたつ移動いどうは山口線やまぐちせん経由けいゆの特急とっきゅう「スーパーおき」（益田ますだ - 新しん山口やまぐち間あいだ）と山陽新幹線さんようしんかんせんまたは山陽本線さんようほんせんで補完ほかんする形かたちとなっている。
  4. ^ 迂回うかい貨物かもつ運転うんてんのために米子よなご運転うんてん所しょ内うちに臨時りんじに設置せっちされた。
  5. ^ 歴代れきだいの最さい長距離ちょうきょり普通ふつう列車れっしゃは「過去かこの鉄道てつどうに関かんする日本一にっぽんいちの一覧いちらん」を参照さんしょう。
  6. ^ 2015年ねん3月がつ14日にち改正かいせい現在げんざいの日本にっぽん最長さいちょう距離きょりを走はしる定期ていき普通ふつう列車れっしゃ（快速かいそく列車れっしゃ含ふくむ）は、根室本線ねむろほんせんの滝川たきがわ駅えき - 釧路くしろ駅えき間あいだ（下くだりのみ）308.4 kmを8時じ間あいだ27分ふんかけて走はしる普通ふつう列車れっしゃ2429D。[38][39][40]
  7. ^ 民間みんかんの中国ちゅうごく鉄道てつどうは、既すでに自力じりきで岡山おかやま・津山つやま間あいだの鉄道てつどう開通かいつうにこぎつけていたが、優先ゆうせん度どを下さげられたことで資金しきん難なんに陥おちいり、津山つやまから先さきの延伸えんしんは長ながく凍結とうけつされることになった[56][57]。
  8. ^ 米子よなご駅えき - 東ひがし松江まつえ駅えき間あいだの貨物かもつ列車れっしゃ1往復おうふくは、短距離たんきょりであること、輸送ゆそう量りょうが減少げんしょうしていたことからトラック輸送ゆそうに転換てんかんされた。
  9. ^ 同日どうじつのダイヤ改正かいせいで米子よなご駅えき - 安来やすぎ駅えき間あいだも高速こうそく化かされている。
  10. ^ 『データで見みるJR西日本にしにほん 2005』には記載きさいされているが、『データで見みるJR西日本にしにほん 2006』には記載きさいされていない
  11. ^ 『データで見みるJR西日本にしにほん 2009 Archived 2010年ねん3月がつ7日にち, at the Wayback Machine.』には記載きさいされているが、『データで見みるJR西日本にしにほん 2010 Archived 2012年ねん1月がつ18日にち, at the Wayback Machine.』には記載きさいされていない
  12. ^ ただし京都きょうと駅えき - 京都きょうと貨物かもつ駅えきの分岐ぶんき点てん間あいだは単線たんせん。

出典しゅってん

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  • 『鳥取とっとり県けん史し 近代きんだい 第だい三さん巻かん 経済けいざい編へん』鳥取とっとり県けん、1969年ねん
  • 小西こにし伸彦のぶひこ『みまさか鉄道てつどうものがたり』みまさかローカル鉄道てつどう観光かんこう実行じっこう委員いいん会かい刊かん、2013年ねん、ISBN 978-4-86069-375-6
  • 『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ編成へんせい表ひょう '92年版ねんばん』ジェー・アール・アール、1992年ねん7月がつ1日にち。ISBN 4-88283-113-9。 

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