トロッコ列車
トロッコ
概要
[トロッコ
歴史
[スイスのレーティッシュ
日本 におけるトロッコ列車
[現行 事業 者
[- 510
系 客車 4両 で構成 される「ノロッコ号 」用 編成 を2本 保有 し、「くしろ湿原 ノロッコ号 」「富良野 ・美瑛 ノロッコ号 」で運行 している。
- キハ48
形 気動車 を改造 した「びゅうコースター風 っこ」2両 編成 1本 を保有 する。仙台 支社 の所属 だが、首都 圏 や長野 地区 などJR東日本 の路線 で広範 に運用 されている。- かつてトラ90000
形 無蓋 貨車 の改造 車 6両 (トラ91328, 91395, 91325, 92047, 91714, 91727)が東北 地区 に配置 され、機関 車 牽引 または気動車 に挟 まれて運用 されていたが「風 っこ」と入 れ替 わりに廃車 された。
- かつてトラ90000
- トラ45000
形 無蓋 貨車 改造 車 1両 、キクハ32形 気動車 2両 を保有 する。- トラ45000
形 は1984年 に改造 を受 け、布製 の簡易 な屋根 と木製 の座席 、テーブルが設 けられたものである。キハ54形 ・キハ32形 など気動車 の牽引 により運行 されていたが、2013年 に水戸 岡 鋭治 のデザインにより牽引 車 のキハ54形 とともにリニューアルされ、新 たに「しまんトロッコ」の愛称 が付 されて予土線 で運行 されている。 - キクハ32
形 はトロッコ列車 用 車両 としてはJRグループ唯一 の新 製 車 である[1]。1997年 に1両 (501) が登場 し、当初 は予土線 の「清流 しまんと」の増発 で使用 が開始 されたが、その後 土讃線 の「おおぼけトロッコ」に転用 。2017年 には「志 国 高知 幕末 維新 号 」向 けにラッピングを受 けて2019年 まで運用 された。さらに2020年 からは「藍 よしのがわトロッコ」として徳島 線 で運行 されている。
2003年 には増 備車 (502) が登場 したが、腰板 や床 面 の一部 がガラス張 りとなるなど、より開放 的 な構造 となっている。同車 は「瀬戸大橋 トロッコ」で使用 され、2006年 (平成 18年 )に車体 にアンパンマンが描 かれ「瀬戸大橋 アンパンマントロッコ」となった。
- トラ45000
- お
座 トロ展望 列車 のトロッコ席 用 にAT-350形 気動車 1両 を保有 する。当初 はJR東日本 から購入 したキハ30形 気動車 を改造 したAT-300形 気動車 を保有 していたが、老朽 化 に伴 い2009年 (平成 21年 )11月 20日 に運用 を終了 。2010年 (平成 22年 )に現在 のAT-350形 気動車 が導入 された。
- 「トロッコわたらせ
渓谷 号 」用 にわ99形 客車 「かわせみ」2両 、「トロッコわっしー号 」用 にWKT-550形 気動車 1両 を保有 する。
- 「
里山 トロッコ」として100形 客車 4両 を保有 する。牽引 機 はコッペル社 製 の蒸気 機関 車 を模 したDB4形 ディーゼル機関 車 となっている。
山陰本線 (嵯峨野線 )嵯峨 駅 (現在 の嵯峨 嵐山 駅 ) -馬堀 駅 間 の複線 電化 に伴 う線路 の付 け替 えによって廃止 された保津川 沿 いの旧 線 を利用 して、1991年 (平成 3年 )に運転 を開始 。すべての列車 にオープン車両 が連結 されており、専用 の車両 としてSK100形 ・SK200形 ・SK300形 客車 を保有 する。当初 は5両 中 3両 がオープン車両 であったが、2000年 にリフレッシュ改造 を受 けた際 に2両 が窓 付 きになったため、2020年 現在 では「ザ・リッチ」と称 する特別 車 のSK300形 のみがオープン構造 となっている。
- 2009
年 (平成 21年 )の門司 港 レトロ観光 線 開業 とともに「潮風 号 」を運行 開始 。使用 車両 は島原 鉄道 トラ700形 客車 を譲受 ・改造 したトラ70000形 客車 。
- 1986
年 (昭和 61年 )にトラ70000形 無蓋 貨車 2両 を改造 、トラ700形 とし、同年 7月 26日 に運転 開始 。2007年 (平成 19年 )に機関 車 を交換 し、客車 1両 を増強 した。退役 した機関 車 2台 は北九州 市 に売却 された。
過去 の事業 者
[- 1988
年 (昭和 63年 )ごろから飯田線 で「トロッコファミリー号 」を運行 していた。当初 は越美南線 から転用 されたトラ90000形 無蓋 貨車 3両 (91388, 91402, 91818) を控 車 のオハフ46形 客車 2両 (2009, 2027) が挟 む編成 であったが、1993年 (平成 5年 )にマニ44形 を改造 したオハフ17形 を投入 するとともに控 車 を12系 客車 に置 き換 えた。1996年 (平成 8年 )にはオハフ17形 が増 備され、トラ90000形 は引退 した。 牽引 機 は運転 当初 DE10形 ディーゼル機関 車 であったが、1989年 (平成 元年 )からはEF58形 、1992年 からはED18形 といった旧 形 電気 機関 車 が牽引 機 となり、その点 でも人気 を集 めていた。しかし故障 や老朽 化 によってこれらの機関 車 が使用 できなくなったことで、2006年 (平成 18年 )に運転 を終了 した。
- 1998
年 (平成 10年 )から専用 塗装 の12系 客車 2両 とDE15形 ディーゼル機関 車 で編成 を組 む「奥出雲 おろち号 」を保有 し、木次線 で運行 していた。車両 の老朽 化 により、2023年 (令 和 5年 )に運転 を終了 した。
- 1986
年 (昭和 61年 )にトラ70000形 無蓋 貨車 3両 を改造 したトロッコ車両 を保有 していた。2002年 (平成 14年 )に大分 県 湯布院 町 (現 ・由布 市 )で開催 された「全国 トロッコ列車 サミット」に合 わせ再 整備 を受 けて「TORO-Q」と命名 され、外 板 塗 色 は濃緑 色 に改 められた。同時 にキハ65 36およびキハ58 569が専用 牽引 車 として貨車 と同色 に塗装 されている。2009年 (平成 21年 )に引退 。
- NHKの
連続 テレビ小説 『澪 つくし』に因 んで1985年 (昭和 60年 )から「澪 つくし号 」を運転 していた。ワム80000形 貨車 を改造 したユ100形 客車 を電車 が牽引 する形 だったが、保安 上 の課題 から2007年 (平成 18年 )に運行 終了 。一 度 も復帰 しないまま2012年 (平成 24年 )に廃車 された。
- トキ25000
形 貨車 を改造 したTHT100形 ・THT200形 客車 を保有 し、2000年 から「トロッコそよかぜ号 」として運行 していた。2007年 に客車 に致命 的 な破損 が見 つかり運行 を休止 、修繕 されずにそのまま廃車 された。
- 1992
年 から「トロッコ列車 」を運行 。専用 車両 としてながら3形 ・ながら5形 ・ながら7形 客車 (それぞれヨ8000形 ・国鉄 ヨ6000形 ・国鉄 トキ25000形 貨車 から改造 )を保有 していた。2003年 に脱線 事故 を起 こし、全車 廃車 となった。
- 1997
年 (平成 9年 )からトラ70000形 貨車 を改造 したトラ700形 客車 を保有 し、気動車 の間 にトロッコ車両 を2両 連結 する形 (プッシュプル)で運転 されていた。2008年 (平成 20年 )に同社 線 の島原外港 駅 -加津佐 駅 間 が廃止 され同年 の臨時 運行 をもって運転 終了 となり、車両 は北九州 市 に売却 された。その後 は先述 の通 り、平成 筑豊 鉄道 が「潮風 号 」として現在 も運行 している。
- 2003
年 (平成 15年 )3月 にTR-400形 気動車 2両 を新 製 し、401は黄色 塗装 で「手 力雄 」(たぢからお)、402は緑色 塗装 で「天 鈿女」(あまのうずめ)とそれぞれ愛称 が付 けられて「トロッコ神楽 号 」として運行 していた。 - しかし2005
年 (平成 17年 )に高千穂 鉄道 を台風 14号 が襲 い、甚大 な被害 を受 けて運行 を休止 。2両 とも休 車 状態 だったが2008年 (平成 19年 )に正式 に廃車 となった。- その
後 高千穂 鉄道 の打診 で2車 とも九州旅客鉄道 (JR九州 )に売却 され、同社 のキハ125形 400番台 「海 幸 山幸 」として2009年 (平成 21年 )から運行 されている。ただし窓 が取 り付 けられてオープン構造 ではなくなっている。
- その
鉄道 事業 でないもの
[海外 におけるトロッコ列車
[台湾
[スイス
[アルゼンチン
[脚注
[注釈
[出典
[外部 リンク
[