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名鉄めいてつ蒲郡線がまごおりせん

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名古屋鉄道 蒲郡線がまごおりせん
三河湾沿岸を走る蒲郡線
三河湾みかわわん沿岸えんがんはし蒲郡線がまごおりせん
概要がいよう
系統けいとう 西尾にしお蒲郡がまごおり方面ほうめん
おこり終点しゅうてん 起点きてん吉良吉田きらよしだえき
終点しゅうてん蒲郡がまごおりえき
えきすう 10えき
路線ろせん記号きごう GN
ウェブサイト 西尾にしおせん蒲郡線がまごおりせん
運営うんえい
開業かいぎょう 1929ねん8がつ11にち (94ねんまえ) (1929-08-11)
最終さいしゅう延伸えんしん 1936ねん11がつ10日とおか (87ねんまえ) (1936-11-10)
所有しょゆうしゃ 三河みかわ鉄道てつどう名古屋鉄道なごやてつどう
路線ろせんしょもと
路線ろせんそう延長えんちょう 17.6 km (10.9 mi)
軌間きかん 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化でんか 直流ちょくりゅう1,500 V,
架空かくう電車でんしゃせん方式ほうしき
運行うんこう速度そくど 最高さいこう85km/h[1]
路線ろせん
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蒲郡線がまごおりせん(がまごおりせん)は、愛知あいちけん西尾にしお吉良吉田きらよしだえきからどうけん蒲郡がまごおり蒲郡がまごおりえきまでをむす名古屋鉄道なごやてつどう名鉄めいてつ)の鉄道てつどう路線ろせんである。

概要がいよう

風光ふうこう明媚めいび三河湾みかわわん沿ってはし路線ろせんで、沿線えんせんには形原かたはら温泉おんせん西浦にしうら温泉おんせん吉良きら温泉おんせん愛知あいちこどものくになど温泉おんせんやレジャー施設しせつがあり、潮干狩しおひがりや海水浴かいすいよくなどぶしのレジャーもたのしむことができる。そのため、かつては犬山線いぬやません知多新線ちたしんせんなら観光かんこう路線ろせんとして脚光きゃっこうび、多数たすう本線ほんせん直通ちょくつう特急とっきゅう運転うんてんされていたが、レジャーの多様たよう意識いしき変化へんかによる三河湾みかわわん観光かんこう衰退すいたいともない、通勤つうきん路線ろせんへと変貌へんぼうしていった。2008ねん6がつ29にちのダイヤ改正かいせい西尾線にしおせんとの直通ちょくつう列車れっしゃ消滅しょうめつし、現在げんざいせんないかえしのワンマン運転うんてん普通ふつう列車れっしゃのみとなっている。このように西尾にしおせん一体いったい運行うんこう形態けいたいっていた経緯けいいから、運行うんこう分離ぶんりされたのち西尾にしおせんわせた通称つうしょう総称そうしょう)として「西にしがません」とばれている。利用りようしゃすう激減げきげん国道こくどう247ごうなど並行へいこう道路どうろ整備せいび状態じょうたい良好りょうこうなこともあり、存続そんぞく問題もんだい浮上ふじょうしている(後述こうじゅつ存続そんぞく問題もんだいふし参照さんしょう)。

運賃うんちん計算けいさん区分くぶんB運賃うんちん計算けいさんもちいる距離きょり営業えいぎょうキロの1.15ばい)。

鉄道てつどう要覧ようらん』による起点きてん吉良吉田きらよしだえきだが、列車れっしゃ運行うんこうおよび旅客りょかく案内あんない列車れっしゃ番号ばんごう設定せっていにおいては、蒲郡がまごおりえきから吉良吉田きらよしだえきかう列車れっしゃくだぎゃく方向ほうこうのぼとなっている。また、キロポスト三河線みかわせんからの数字すうじいでおり、知立ちりゅうえきからの距離きょり表示ひょうじとなっている(三河線みかわせん碧南へきなん - 吉良吉田きらよしだあいだ廃止はいしもそのまま)。

2011ねん2がつ11にちにサービスを開始かいししたICカード「manaca」は、蒲郡線がまごおりせん三河鳥羽みかわとばえき - 蒲郡がまごおりえきあいだでは導入どうにゅうされなかったため[2]吉良吉田きらよしだえきふくまない利用りようはできない(#ワンマン運転うんてん参照さんしょう)。manaca導入どうにゅうともない、2012ねん2がつ29にちかぎりで回数かいすうけん普通ふつう回数かいすう乗車じょうしゃけん時差じさ回数かいすう乗車じょうしゃけん休日きゅうじつ割引わりびき回数かいすう乗車じょうしゃけん)が廃止はいしされたが[3]蒲郡線がまごおりせん各駅かくえき相互そうごあいだには2012ねん3がつ1にちから「蒲郡線がまごおりせん 回数かいすうきっぷ10」という回数かいすうけん販売はんばいされている[4][5]

路線ろせんデータ

歴史れきし

元々もともと三河みかわ鉄道てつどう三河線みかわせん前身ぜんしん会社かいしゃ)の蒲郡がまごおり方面ほうめん延長線えんちょうせんとして建設けんせつされた路線ろせんで、同社どうしゃ名古屋なごや鉄道てつどう合併がっぺいされた直後ちょくごはこの区間くかん三河線みかわせんとしてあつかわれていた。また、三河みかわ鉄道てつどう三河鳥羽みかわとばえきまでを1500V電化でんか開業かいぎょうさせていたものの、のこ三河鳥羽みかわとばえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ資金しきん不足ふそくにより電化でんか延伸えんしんしたため、どう区間くかん電化でんかされるまでは三河鳥羽みかわとばえきえを余儀よぎなくされた[7]

西尾にしおせん吉良吉田きらよしだえき初代しょだい)と三河線みかわせん三河そうご吉田よしだえきげん吉良吉田きらよしだえき)とが1943ねん2がつ統合とうごうされると、三河そうご吉田よしだえき - 三河鳥羽みかわとばえきあいだ電圧でんあつが600Vに降圧こうあつされ、おなじく600V電化でんか西尾にしおせん直通ちょくつう運転うんてんおこなうようになった[8]1946ねん10月に三河鳥羽みかわとばえき - 東幡豆ひがしはずえきあいだ1947ねん4がつ東幡豆ひがしはずえき - 蒲郡がまごおりえきあいだが600V電化でんかされ、1948ねん5がつ16にちのダイヤ改正かいせい三河そうご吉田よしだえき - 蒲郡がまごおりえきあいだは「蒲郡線がまごおりせん」として三河線みかわせんから分離ぶんりした[7]

その、1500Vへの昇圧しょうあつ過程かてい一時いちじてき三河線みかわせん直通ちょくつう運転うんてんもどった時期じきがあるものの、西尾にしおせんが1500Vに昇圧しょうあつされてからはふたた同線どうせん直通ちょくつう運転うんてんもどった[9]以後いご2004ねん三河線みかわせんまつはし廃止はいし2008ねん直通ちょくつう運転うんてん全廃ぜんぱいいたるまで、列車れっしゃ西尾にしおせんへの直通ちょくつう主体しゅたいであった。

1958ねんには三河湾みかわわん国定こくてい公園こうえん指定していされるなど、1950年代ねんだい後半こうはんから三河湾みかわわん沿岸えんがん観光かんこう開発かいはつさかんになり、名鉄めいてつ蒲郡線がまごおりせん三河湾みかわわん観光かんこう路線ろせん位置付いちづけるようになった[9]1965ねん9がつ15にちのダイヤ改正かいせい蒲郡線がまごおりせんにも本線ほんせん直通ちょくつう定期ていき特急とっきゅう設定せっていされ[10]最盛さいせいにはちゅう毎時まいじ2ほん特急とっきゅうれていた[11]。そのため、名鉄めいてつはさらなる増発ぞうはつそなえて蒲郡線がまごおりせん複線ふくせん計画けいかくし、1970ねんには認可にんかけていた[注釈ちゅうしゃく 2]

しかし、日本にっぽん国内こくない各地かくちにできたあたらしいテーマパークなどとの競合きょうごう三河湾みかわわん観光かんこう衰退すいたい顕著けんちょになると、名鉄めいてつうさぎとうなどを閉園へいえんするなど蒲郡線がまごおりせん沿線えんせん観光かんこう事業じぎょうから撤退てったいした。周辺しゅうへん道路どうろもう整備せいびによって元々もともとたかかった沿線えんせん地域ちいき自動車じどうしゃ普及ふきゅうりつがさらにたかまり、鉄道てつどう利用りようりつひくかった。また鉄道てつどうにおいても蒲郡線がまごおりせん経由けいゆよりルートがみじかく、複線ふくせん線形せんけい東海道とうかいどうせんが1980年代ねんだい後半こうはん国鉄こくてつ末期まっきからはじまる名古屋なごや近郊きんこう区間くかんのダイヤ拡充かくじゅう優勢ゆうせいとなっていた。東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう(JR東海とうかい発足ほっそく特別とくべつ快速かいそくしん快速かいそくなどの投入とうにゅう所要しょよう時間じかんがさらにひろがったほか、それまで蒲郡がまごおり競艇きょうていじょうへの主要しゅよう交通こうつうアクセスをになっていた蒲郡競艇場前がまごおりきょうていじょうまええき真横まよこ三河塩津みかわしおつえき開業かいぎょうしたことにより、競艇きょうていじょう利用りようきゃくには東海道とうかいどうせん利用りようするという選択肢せんたくしえた。

JR蒲郡がまごおりえき快速かいそく停車駅ていしゃえき名古屋なごやえきへはやく40ふんけるのにたいし、名鉄めいてつ最低さいてい1かいえをようするだけでなく、所要しょよう時間じかんばい以上いじょうになり、運賃うんちんたかくなるので(名鉄めいてつは1290えん、JRは990えんした写真しゃしんにもあるように名鉄めいてつですらもJRの利用りよう推奨すいしょうするような状況じょうきょうになっている。

存続そんぞく問題もんだい

いちにち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいん推移すいい出典しゅってん愛知あいちけん統計とうけい年鑑ねんかん

1997ねん12月19にち名鉄めいてつ箕浦みのうら宗吉そうきち社長しゃちょう当時とうじ)は定例ていれい記者きしゃ会見かいけんせきで「採算さいさん路線ろせん整理せいり統廃合とうはいごう関係かんけい自治体じちたい協議きょうぎしたい」と発言はつげんし、谷汲線たにぐみせん八百津線やおつせん(これらは2001ねん廃止はいしみ)などとともに西尾線にしおせん蒲郡線がまごおりせん西尾にしお - 吉良吉田きらよしだ - 蒲郡がまごおりあいだ廃止はいし検討けんとう路線ろせん候補こうほげられた。そのワンマン運転うんてん導入どうにゅう途中とちゅうえき無人むじんえきなどの合理ごうりおこなわれたが、依然いぜんとして利用りようきゃく減少げんしょう歯止はどめがかからない状況じょうきょうつづいていたため、2005ねん12月20にちには名鉄めいてつ要請ようせい西尾にしお - 吉良吉田きらよしだ - 蒲郡がまごおりあいだ利用りよう促進そくしん経費けいひ節減せつげんはか目的もくてきとする、沿線えんせんの22まち名鉄めいてつ構成こうせいされた「名鉄めいてつ西尾にしお蒲郡線がまごおりせん対策たいさく協議きょうぎかい」が設立せつりつされた。

協議きょうぎかい名鉄めいてつはワンマン運転うんてん蒲郡線がまごおりせん一体いったいてき運用うんようされている西尾線にしおせんない2えき[注釈ちゅうしゃく 3]が、しんシステムよう自動じどう改札かいさつ導入どうにゅうともない、設置せっち費用ひようめんから維持いじ困難こんなんのため廃止はいし方向ほうこうであるとし、その根拠こんきょとして「1にち乗降じょうこう客数きゃくすうが300にんたない市街地しがいち以外いがいえき」という条件じょうけん公表こうひょうした。この具体ぐたいてき数値すうちしめ手法しゅほう蒲郡線がまごおりせんたいしてもおこなわれ、「バスへの転換てんかんとう検討けんとうする指標しひょうである輸送ゆそう密度みつど目安めやすが4000にん/であるのにたいし、蒲郡線がまごおりせんは2857にん/(2005年度ねんど)である」とはいせんつよにおわせたが、これにたい沿線えんせん自治体じちたいがわは「名鉄めいてつ公共こうきょう交通こうつう機関きかんとしての責任せきにん」などをうったえ、存続そんぞく要望ようぼうした。このなかで、蒲郡線がまごおりせん均一きんいつせい運賃うんちんサイクルトレイン導入どうにゅう検討けんとうされ、実際じっさい2007ねん3月1にちから5月31にちまでのあいだ西尾線にしおせん福地ふくちえき - 蒲郡線がまごおりせん蒲郡競艇場前がまごおりきょうていじょうまええき各駅かくえき(こどものくにえきのぞく)でサイクルトレインの試験しけん運用うんよう実施じっしされた[12]

2007年度ねんど乗車じょうしゃ人員じんいん過去かこ最低さいていの292まん7000にんとなり、名鉄めいてつ2008ねん3がつ西尾にしおせん蒲郡線がまごおりせん西尾にしお - 吉良吉田きらよしだ - 蒲郡がまごおりあいだ利用りよう活性かっせいさく同年どうねんまつまでに、沿線えんせん西尾にしお吉良きらまち幡豆はずまち蒲郡がまごおり吉良きらまち幡豆はずまち現在げんざい西尾にしお)にたいしてしめすようにもとめた[13]名鉄めいてつからは「大量たいりょう輸送ゆそう機関きかんとして鉄道てつどう特性とくせい発揮はっきできないほどに利用りようしゃすくない」「企業きぎょう努力どりょくはすでに限界げんかいえている」という会社かいしゃ認識にんしきしめされた[14][15]。また全線ぜんせん拡充かくじゅうすすめていた磁気じきしき乗車じょうしゃカードシステム「トランパス」を蒲郡線がまごおりせん三河鳥羽みかわとばえき - 蒲郡がまごおりえきあいだには導入どうにゅうしないことが2008年度ねんど設備せつび投資とうし計画けいかく発表はっぴょうされた[16]のち導入どうにゅうされたICカード乗車じょうしゃけんmanaca」も当該とうがい区間くかん対象たいしょうがいとなっている。

2009ねん9月に開催かいさいされただい6かい対策たいさく協議きょうぎかいからは愛知あいちけん参加さんかするようになった。また、2010ねん11月開催かいさいだい8かい対策たいさく協議きょうぎかいでは以下いかめがなされた。

  • 1. 西尾にしお蒲郡線がまごおりせん道路どうろ同様どうよう大切たいせつ社会しゃかい基盤きばんとしてとらえて存続そんぞく維持いじをするため、沿線えんせん市町しちょう名鉄めいてつたいして鉄道てつどう施設しせつ保有ほゆう必要ひつよう費用ひよう一部いちぶを、さん年間ねんかん(2010年度ねんどから2012年度ねんどまで)にわたり支援しえんする。
  • 2. 沿線えんせん市町しちょう愛知あいちけん名鉄めいてつさんしゃ協力きょうりょくして、沿線えんせん住民じゅうみん団体だんたいしょうなか高等こうとう学校がっこう企業きぎょうとう連携れんけいをはかり、各種かくしゅ啓発けいはつ活動かつどうえき周辺しゅうへん環境かんきょう整備せいびなどをおこない、利用りよう促進そくしんはかること。

この決定けっていにより西尾にしお蒲郡がまごおり年間ねんかんで2おく5000まんえん蒲郡がまごおり9931まんえん西尾にしお1おく5069まんえん)の支援しえんきん捻出ひねりだ[17]愛知あいちけん両市りょうしたい年間ねんかんけい8,300まんえん補助ほじょおこなった。2013年度ねんど以降いこう対策たいさくについてはだい12かい対策たいさく協議きょうぎかい(2012ねん10がつ)で検討けんとうされ、2013年度ねんど以降いこうつづ沿線えんせんの2経費けいひ補填ほてんしたうえ運行うんこう継続けいぞくしていくことになった[18]現在げんざいはその協議きょうぎにより2025年度ねんどれい7年度ねんど)までの自治体じちたい支援しえんによる路線ろせん存続そんぞく決定けっていしている[19]

西尾にしおえき - 蒲郡がまごおりえきあいだの2017年度ねんど区間くかん収支しゅうし収入しゅうにゅう3.9おくえん支出ししゅつ11.6おくえん(うち人件じんけん5.7おくえん)で赤字あかじがくは7.7おくえんとなっている[20]

年表ねんぴょう

  • 1920ねん大正たいしょう9ねん12月2にち - 三河みかわ鉄道てつどう三河そうご吉田よしだえきげん吉良吉田きらよしだえき) - 蒲郡がまごおりえきあいだ免許めんきょ取得しゅとく[21]
    洲崎すざき西浦にしうらあいだはしるガソリンカー
  • 1929ねん昭和しょうわ4ねん8がつ11にち - 三河みかわ鉄道てつどうにより三河みかわ吉田よしだえき - 三河鳥羽みかわとばえきあいだ開業かいぎょう[22]
  • 1935ねん昭和しょうわ10ねん1がつ22にち - 宮崎みやざきこうえき正式せいしき開業かいぎょう[23]
  • 1936ねん昭和しょうわ11ねん
    • 7がつ24にち - 三河鳥羽みかわとばえき - 三河鹿島みかわかしまえきあいだ開業かいぎょう[24]三河鳥羽みかわとばえき以東いとう電化でんか)。
    • 11月10にち - 三河鹿島みかわかしまえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ開業かいぎょうし、全通ぜんつう[25]
  • 1937ねん昭和しょうわ12ねん
    • 3月9にち - 拾石じっこくえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ竹谷たけたにえき開業かいぎょう[26]
    • 5月11にち - 竹谷たけたにえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ江畑えばたえき開業かいぎょう[26]
    • 9月2にち - 仮設かせつ形原かたはらえき蒲郡がまごおりりに0.1km移設いせつ正式せいしき開業かいぎょう認可にんか[23]
  • 1941ねん昭和しょうわ16ねん6月1にち - 名古屋なごや鉄道てつどう三河みかわ鉄道てつどう合併がっぺい三河線みかわせん一部いちぶとなる。
  • 1943ねん昭和しょうわ18ねん2がつ1にち - 三河そうご吉田よしだえき - 三河鳥羽みかわとばえきあいだ架線かせん電圧でんあつを1500Vから600Vに降圧こうあつし、西尾にしおせん直通ちょくつう運転うんてん開始かいし
  • 1944ねん昭和しょうわ19ねん) - 宮崎みやざきこうえき洲崎すさきえき竹谷たけたにえき江畑えばたえき休止きゅうし[26]
  • 1945ねん昭和しょうわ20ねん1がつ13にち - 三河みかわ地震じしんにより三河鹿島みかわかしまえき付近ふきん盛土もりつち崩壊ほうかい[27]
  • 1946ねん昭和しょうわ21ねん10月31にち - 三河鳥羽みかわとばえき - 東幡豆ひがしはずえきあいだが600V電化でんか
  • 1947ねん昭和しょうわ22ねん4がつ23にち - 東幡豆ひがしはずえき - 蒲郡がまごおりえきあいだが600V電化でんか
  • 1948ねん昭和しょうわ23ねん5月16にち - 三河そうご吉田よしだえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ蒲郡線がまごおりせんとする。
  • 1952ねん昭和しょうわ27ねん10月1にち - 洲崎すさきえき移設いせつ営業えいぎょう再開さいかい[26]
  • 1953ねん昭和しょうわ28ねん1がつ1にち - 休止きゅうししていた竹谷たけたにえき江畑えばたえき統合とうごうし、塩津しおつえき開業かいぎょう[26]
  • 1959ねん昭和しょうわ34ねん7がつ12にち - 蒲郡線がまごおりせん架線かせん電圧でんあつを1500Vに昇圧しょうあつ三河線みかわせんとの直通ちょくつうもど[28]
  • 1960ねん昭和しょうわ35ねん
    • 3月27にち - ダイヤ改正かいせい西尾にしおせんの1500V昇圧しょうあつにより同線どうせんとの直通ちょくつう運転うんてん再開さいかい[28]最高さいこう速度そくどを55km/hから70km/hに[9]
    • 11月1にち - 三河そうご吉田よしだえき吉良吉田きらよしだえき改称かいしょう[26]
  • 1968ねん昭和しょうわ43ねん
    • 5月12にち - ダイヤ改正かいせい曲線きょくせん改良かいりょうともないスピードアップ[29]
    • 10月1にち - 拾石じっこくえき塩津しおつえき統合とうごうし、蒲郡競艇場前がまごおりきょうていじょうまええき開業かいぎょう[26]
  • 1969ねん昭和しょうわ44ねん7がつ6にち - ダイヤ改正かいせい。レールじゅう軌条きじょう最高さいこう速度そくどを95km/hに[6]
  • 1970ねん昭和しょうわ45ねん
    • 2がつ5にち - 複線ふくせんのための鉄道てつどう施設しせつ計画けいかく変更へんこう認可にんか受領じゅりょう実際じっさいにはおこなわれず)。
    • 10月5にち - 休止きゅうしちゅう宮崎みやざきこうえき廃止はいし[26]
  • 1971ねん昭和しょうわ46ねん
    • 1がつ24にち - 形原かたはらえき - 三河鹿島みかわかしまえきあいだ一部いちぶ高架こうか国道こくどう247ごうとの立体りったい交差こうさ事業じぎょう)。
    • 9がつ10日とおか - 蒲郡がまごおりえき高架こうか工事こうじのためどうえきかりえき移転いてん蒲郡がまごおりえきかり) - 蒲郡がまごおりえきあいだ休止きゅうし[23]。バス代行だいこう運転うんてん開始かいし
  • 1972ねん昭和しょうわ47ねん3月14にち - 蒲郡がまごおりえき高架こうか蒲郡がまごおりえきかり) - 蒲郡がまごおりえきあいだ運行うんこう再開さいかいかりえき廃止はいし[23]代行だいこうバス運転うんてん終了しゅうりょう
  • 1974ねん昭和しょうわ49ねん)10がつ - 愛知あいちこどものくに開園かいえんともない、最寄もよえきとして洲崎すさきえきふたた移設いせつ[26]
  • 1976ねん昭和しょうわ51ねん10がつ10日とおか - 洲崎すさきえきをこどものくにえき改称かいしょう[26]
  • 1992ねん平成へいせい4ねん11月24にち - ダイヤ白紙はくし改正かいせい特急とっきゅう列車れっしゃにそれまでの7000けい・7700けいしろたいしゃくわえて8800けい使用しようされるようになる。休日きゅうじつ昼間ひるま特急とっきゅう廃止はいしされ、平日へいじつ休日きゅうじつともに1往復おうふく運転うんてんとなる[30][注釈ちゅうしゃく 4]
  • 1997ねん平成へいせい9ねん12月19にち - 名鉄めいてつ箕浦みのうら社長しゃちょう当時とうじ)の定例ていれい記者きしゃ会見かいけんで、採算さいさん路線ろせん整理せいり統廃合とうはいごう関係かんけい自治体じちたい協議きょうぎしたいむね発言はつげん対象たいしょう路線ろせん蒲郡線がまごおりせんふくまれるが、のち回避かいひ
  • 1998ねん平成へいせい10ねん
    • 4がつ6にち - ダイヤ改正かいせい一部いちぶのぞいて急行きゅうこう西尾にしおえき以南いなん直通ちょくつう運転うんてん廃止はいし[32]
    • 6月1にち - 全線ぜんせんでワンマン運転うんてん開始かいし[33]
  • 2000ねん平成へいせい12ねん11月11にち - 蒲郡競艇場前がまごおりきょうていじょうまええき - 蒲郡がまごおりえきあいだ高架こうか[34]
  • 2005ねん平成へいせい17ねん
  • 2007ねん平成へいせい19ねん3月1にち - 西尾にしおせん福地ふくちえき - 蒲郡競艇場前がまごおりきょうていじょうまええき各駅かくえき(こどものくにえきのぞく)でサイクルトレインを5月31にちまで試験しけん運用うんよう[12]
  • 2008ねん平成へいせい20ねん6月29にち - ダイヤ改正かいせい。ワンマン運転うんてん区間くかん蒲郡線がまごおりせんないのみに縮小しゅくしょう[36]
  • 2009ねん平成へいせい21ねん10月25にち - 2000けい団体だんたい列車れっしゃとしてはじめて入線にゅうせん[37]
  • 2021年度ねんど - 西幡豆にしはずえき東幡豆ひがしはずえきでの切符きっぷ販売はんばい終了しゅうりょう[38]
  • 2022ねんれい4ねん)3がつ19にち - 蒲郡線がまごおりせん観光かんこう推進すいしん目的もくてきとしたしろたいラッピング電車でんしゃ「にしがまごう」を6011Fで運行うんこう。(にしがまごうとしての運行うんこうは5月8にち終了しゅうりょうし、車両しゃりょう自体じたいはそれ以降いこうしろたい装飾そうしょくしたままで運行うんこうちゅう[39]
  • 2023ねんれい5ねん)9がつ9にち - 蒲郡線がまごおりせん観光かんこう推進すいしん目的もくてきとした復刻ふっこく塗装とそう電車でんしゃを6010Fで運行うんこう[40]

運行うんこう形態けいたい

6000けい
ワンマン編成へんせい代走だいそう入線にゅうせんした6800けい形原かたはらえき

2008ねん6がつ29にち改正かいせい以降いこう終日しゅうじつワンマン運転うんてんで、毎時まいじ2ほん運転うんてんされている[36]。ワンマン改造かいぞうされた6000けい2りょう編成へんせい3ほん運用うんようされ、昼間ひるま三河鳥羽みかわとばえき西浦にしうらえき上下じょうげ列車れっしゃがすれちがう。しましきホームのえきのうち、すれちがえき以外いがいでは、運転うんてん確認かくにんおよびワンマン操作そうさ容易よういにできるよう、右側みぎがわ通行つうこう進行しんこう方向ほうこう左側ひだりがわのドアから旅客りょかく乗降じょうこうおこなっている。せんない所要しょよう時分じぶんは28 - 30ふんである。

蒲郡線がまごおりせんではワンマン運転うんてん対応たいおう編成へんせい検査けんさ入場にゅうじょうした場合ばあいは、予備よび車両しゃりょうがないため車掌しゃしょう乗務じょうむした6800けいや6000けいの2りょう編成へんせい充当じゅうとうされ、車両しゃりょうやく3にち程度ていど蒲郡線がまごおりせん走行そうこうしたあと本線ほんせん運用うんようとなる。

1998ねん4がつ6にち改正かいせいから2008ねん6がつ29にち改正かいせいまでは西尾線にしおせん直通ちょくつう西尾にしおえき - 吉良吉田きらよしだえき - 蒲郡がまごおりえきあいだのワンマン運転うんてん[33][注釈ちゅうしゃく 5]で、あさよる一部いちぶしん安城あきえき発着はっちゃく列車れっしゃ名古屋なごや本線ほんせん直通ちょくつう列車れっしゃ設定せっていされていた。

2005ねん1がつ29にち改正かいせいまでは蒲郡線がまごおりせんないにも「特急とっきゅう」と「急行きゅうこう」が存在そんざいしていた。昭和しょうわころには昼間ひるまにも名古屋なごや本線ほんせん直通ちょくつう特急とっきゅう運転うんてんされており(愛称あいしょうは「三河湾みかわわんごう」)、おも7000けい「パノラマカー」使用しようされていた。廃止はいし直前ちょくぜん特急とっきゅう8800けい「パノラマDX」による3りょう編成へんせいで1往復おうふくのみ運転うんてんされていた[41][注釈ちゅうしゃく 6][注釈ちゅうしゃく 7]。また、1998ねん4がつ6にち改正かいせいまでは昼間ひるま蒲郡がまごおりえき - 津島線つしません方面ほうめんあいだ毎時まいじ1往復おうふく直通ちょくつう列車れっしゃ蒲郡がまごおりえき - 西尾にしおえきあいだ普通ふつうで、それ以外いがい区間くかん急行きゅうこう)が運転うんてんされていた[32]。2005ねん1がつ29にち改正かいせい直前ちょくぜん停車駅ていしゃえき特急とっきゅう急行きゅうこうともおなじで、吉良吉田きらよしだえき西幡豆にしはずえきあさくだ特急とっきゅう特別とくべつ通過つうか)、東幡豆ひがしはずえき西浦にしうらえき形原かたはらえき蒲郡がまごおりえき停車ていしゃしていた[42][注釈ちゅうしゃく 8]

晩年ばんねん直通ちょくつう列車れっしゃ蒲郡線がまごおりせんないはすべて普通ふつう列車れっしゃとして運行うんこうしており、しん安城あきえき西尾にしおえきなどで種別しゅべつ変更へんこうしていた。また、ちょうよるには4りょう編成へんせい列車れっしゃられた。とくに、始発しはつ蒲郡がまごおりゆき吉良吉田きらよしだえき2番線ばんせんきゅう三河線みかわせんホーム)から発車はっしゃする唯一ゆいいつ列車れっしゃであった(ホームが3両分りょうぶんしかないため1りょうとびらひらかない)[注釈ちゅうしゃく 9]

6000けい以外いがい現有げんゆう車両しゃりょうとうせんでの定期ていき運用うんよう実績じっせきがあるのは6500けい・6800けい3100けいで、2008ねん6がつ29にち改正かいせいまで5300けい・5700けい・6500けい・6800けいおもあさよるれていた。なお、現用げんよう特急とっきゅうしゃ3500けい3300けいなどの4りょう編成へんせいインバータ制御せいぎょくるま2代目だいめ5000けいなどはとうせん定期ていき運用うんようされたことはないが、2000けい「ミュースカイ」[37]および1800けい団体だんたい列車れっしゃとしてとうせん入線にゅうせんした実績じっせきがある。

ワンマン運転うんてん

蒲郡線がまごおりせんぜん列車れっしゃワンマン運転うんてんである。広見線ひろみせんしん可児かにえき - 御嵩みたけえきあいだのぞいたほか名鉄めいてつせんのワンマン運転うんてん三河線みかわせん小牧線こまきせん豊川線とよかわせん尾西線びさいせん築港ちっこうせん各務原線かがみがはらせん知多新線ちたしんせん広見線ひろみせん犬山いぬやまえき - しん可児かにえきあいだ)とは利用りよう方法ほうほうことなり、車内しゃない運賃うんちんばこ設置せっちするなど、専用せんよう改造かいぞうされた2りょう組成そせいの6000けい使用しようされる。広見線ひろみせんとはことなり、常時じょうじ方向ほうこうまく使用しようしており通常つうじょう系統けいとうばん使用しようしない。車内しゃないながれる自動じどう放送ほうそう三河線みかわせん瀬戸せとせん使つかわれている女声じょせいのものではなく、広見線ひろみせんおな男声だんせいのものになっている(ただし、広見線ひろみせんとはことなり、放送ほうそう開始かいしチャイムる)。運転うんてん区間くかんない無人むじんえきでは乗車じょうしゃドアと降車こうしゃドアはめられており、乗車じょうしゃ先頭せんとう車両しゃりょううしろドア、降車こうしゃ先頭せんとう車両しゃりょうぜんドアで、先頭せんとう車両しゃりょうなかドアと後方こうほう車両しゃりょうのドアはひらかないが、有人ゆうじんえき蒲郡がまごおりえき吉良吉田きらよしだえきではホームがわ全部ぜんぶのドアがひら[43]

西幡豆にしはずえき東幡豆ひがしはずえき西浦にしうらえきのぞ各駅かくえき設置せっちされている自動じどう券売けんばいであらかじめ乗車じょうしゃけん購入こうにゅう[38]無人むじんえき降車こうしゃする場合ばあい運転うんてんだいちかくの運賃うんちんばこ投入とうにゅうしの場合ばあい不足ふそく運賃うんちんれる)するか、運転うんてん手渡てわたす。西幡豆にしはずえき東幡豆ひがしはずえき西浦にしうらえきのぞ各駅かくえき自動じどう券売けんばい設置せっちされているため[38]路線ろせんバスや他社たしゃのワンマン対応たいおう車両しゃりょう設置せっちされている乗車じょうしゃ整理せいりけん発行はっこうはたLCDしき運賃うんちん表示ひょうじはない(三角さんかくひょうしき運賃うんちんひょうはある)。蒲郡がまごおりえき降車こうしゃする場合ばあいは、改札かいさつこう駅員えきいん手渡てわたし、吉良吉田きらよしだえき降車こうしゃする場合ばあい西尾にしおせん場合ばあいは、降車こうしゃえき自動じどう改札かいさつ投入とうにゅうする。なお、西幡豆にしはずえき東幡豆ひがしはずえき西浦にしうらえきから乗車じょうしゃする場合ばあいえきホームに設置せっちされている乗車じょうしゃえき証明しょうめいしょ発行はっこう乗車じょうしゃえき証明しょうめいしょ発行はっこうし、無人むじんえき降車こうしゃする場合ばあい運転うんてんだいちかくの運賃うんちんばこ乗車じょうしゃえき証明しょうめいしょ運賃うんちん投入とうにゅうするか、運転うんてん手渡てわたす。蒲郡がまごおりえき降車こうしゃする場合ばあいは、改札かいさつこう駅員えきいん手渡てわたす。吉良吉田きらよしだえき降車こうしゃする場合ばあい乗換のりかえ改札かいさつこう駅員えきいん手渡てわたして、西尾にしおせん場合ばあい乗換のりかえ改札かいさつこう降車こうしゃえきまでの運賃うんちん精算せいさんする[38]

蒲郡線がまごおりせんでは2008ねん6がつ28にち改正かいせいまえまで、ワンマン改造かいぞうされた6000けい (6009F - 6013F) の5編成へんせい西尾にしおえき - 吉良吉田きらよしだえき - 蒲郡がまごおりえきあいだのワンマン運転うんてん西にしがまワンマン)をおこなってきたが、ワンマン運転うんてん区間くかん吉良吉田きらよしだえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ短縮たんしゅくされたことで余剰よじょうとなり、あらたにワンマン運転うんてん区間くかんとなった広見線ひろみせんに1編成へんせいまわされた(蒲郡線がまごおりせんようには3編成へんせいのこり、のこりの1編成へんせい一方いっぽうから他方たほうへのおくよう)。車両しゃりょう広見線ひろみせん共用きょうようし、平日へいじつ西尾にしお8:16はつ急行きゅうこう犬山いぬやまき、休日きゅうじつ東岡ひがしおかさき9:54はつおく車両しゃりょうしん安城あき連結れんけつ)の普通ふつう犬山いぬやまき、ぎゃく方向ほうこう岩倉いわくら23:01はつ休日きゅうじつは22:59はつ)の普通ふつうしん安城あききでおくみをおこなう。かつては犬山いぬやまえき - しん可児かにえきあいだでも営業えいぎょう列車れっしゃねたおくみをおこなっていたが、どう区間くかんは2024ねん3がつ16にち改正かいせいでワンマン運転うんてんになり、前記ぜんき5編成へんせいとはワンマン機器ききことなりワンマン運転うんてんできないので、以後いご回送かいそう列車れっしゃおくむようになった。

manaca10しゅ相互そうご利用りようICカード)については蒲郡線がまごおりせん三河鳥羽みかわとばえき - 蒲郡がまごおりえきあいだのみでの利用りようはできない。また、蒲郡線がまごおりせんない自動じどう券売けんばい吉良吉田きらよしだえきのぞいて対応たいおうしていないほか、西幡豆にしはずえき東幡豆ひがしはずえき西浦にしうらえき自動じどう券売けんばい設置せっちされていない。ただし、吉良吉田きらよしだえきふく区間くかん利用りようする場合ばあいは、以下いか手順てじゅんによる。

  • 対応たいおうえき降車こうしゃする場合ばあいは、吉良吉田きらよしだえきなかあいだ改札かいさつ窓口まどぐちでICカードをわたし、降車こうしゃえきもう精算せいさんおこなう。その精算せいさんしょうってワンマン列車れっしゃ乗車じょうしゃし、蒲郡がまごおりえき以外いがいでは、降車こうしゃ運転うんてんわたし、蒲郡がまごおりえき場合ばあいは、降車こうしゃ改札かいさつこう駅員えきいんわたす。
  • 対応たいおうえきから乗車じょうしゃする場合ばあいは、乗車じょうしゃえき自動じどう券売けんばい西幡豆にしはずえき東幡豆ひがしはずえき西浦にしうらえき乗車じょうしゃえき証明しょうめいしょ発行はっこう)で乗車じょうしゃえき証明しょうめいしょ発行はっこうし、ワンマン列車れっしゃ乗車じょうしゃする。蒲郡がまごおりえき場合ばあい改札かいさつ乗車じょうしゃえき証明しょうめいしょせて吉良吉田きらよしだえき以遠いえんえき利用りようすることをもうる。吉良吉田きらよしだえき降車こうしゃ中間ちゅうかん改札かいさつ窓口まどぐちえき係員かかりいん乗車じょうしゃえき証明しょうめいしょわたし、ICカードに乗車じょうしゃえき記録きろくしてもらう。

manacaが導入どうにゅうされているふれんどバス名鉄めいてつバス蒲郡がまごおり地区ちく路線ろせんとは条件じょうけんたせば通常つうじょうどおり乗継のりつぎ割引わりびき適用てきようされる。

えき一覧いちらん

  • ぜんえき愛知あいちけんうち所在しょざい
  • 普通ふつう列車れっしゃのみ運行うんこうぜん列車れっしゃ各駅かくえき停車ていしゃ
  • 吉良吉田きらよしだえき構内こうない西尾にしおせんとの連絡れんらくせんがあり、車両しゃりょう回送かいそうさいにのみ使用しようされる。
凡例はんれい
線路せんろ全線ぜんせん単線たんせん) … |:交換こうかん不可ふか ◇・∧:交換こうかん可能かのう
えき番号ばんごう 駅名えきめい えきあいだキロ 営業えいぎょうキロ 接続せつぞく路線ろせん 線路せんろ 所在地しょざいち
GN13 吉良吉田きらよしだえき - 0.0 名古屋なごや鉄道てつどうGN 西尾線にしおせん 西尾にしお
GN14 三河鳥羽みかわとばえき 3.2 3.2  
GN15 西幡豆にしはずえき 1.5 4.7  
GN16 東幡豆ひがしはずえき 2.3 7.0  
GN17 こどものくにえき 1.9 8.9  
GN18 西浦にしうらえき 1.6 10.5   蒲郡がまごおり
GN19 形原かたはらえき 1.2 11.7  
GN20 三河鹿島みかわかしまえき 1.8 13.5  
GN21 蒲郡競艇場前がまごおりきょうていじょうまええき 1.8 15.3 東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどうCA 東海道本線とうかいどうほんせん三河塩津みかわしおつえき: CA48)
GN22 蒲郡がまごおりえき 2.3 17.6 東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどうCA 東海道とうかいどう本線ほんせん (CA47)

途中とちゅうえきはすべてえき集中しゅうちゅう管理かんりシステム対応たいおう無人むじんえきである。蒲郡がまごおりえきとこどものくにえき高架こうかされている。

はいえき

名称めいしょう廃止はいしのもの

  • 宮崎みやざきこうえき吉良吉田きらよしだえき - 三河鳥羽みかわとばえきあいだ) - 1944ねん休止きゅうし、1970ねん10がつ5にち廃止はいし
  • 拾石じっこくえき三河鹿島みかわかしまえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ) - 1968ねん10がつ1にち廃止はいし塩津しおつえき統合とうごう蒲郡競艇場前がまごおりきょうていじょうまええき
  • 竹谷たけたにえき三河鹿島みかわかしまえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ) - 1944ねん休止きゅうし、1953ねん1がつ1にち廃止はいし江畑えばたえき統合とうごう塩津しおつえき
  • 塩津しおつえき三河鹿島みかわかしまえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ) - 1968ねん10がつ1にち廃止はいし拾石じっこくえき統合とうごう蒲郡競艇場前がまごおりきょうていじょうまええき
  • 江畑えばたえき三河鹿島みかわかしまえき - 蒲郡がまごおりえきあいだ) - 1944ねん休止きゅうし、1953ねん1がつ1にち廃止はいし竹谷たけたにえき統合とうごう塩津しおつえき

過去かこ接続せつぞく路線ろせん

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ 1969ねんじゅう軌条きじょうさい高速度こうそくど95km/hまでげられた[6]が、現行げんこうダイヤでは運転うんてん速度そくどげられている。
  2. ^ そのころ建設けんせつ整備せいびされたこどものくにえき国道こくどう247ごうまた形原かたはらえき - 三河鹿島みかわかしまえきあいだ高架こうかには複線ふくせん用地ようち確保かくほされている。
  3. ^ 鎌谷かまだにえき三河みかわ荻原おぎわらえき。この2えきは2006ねん12月16にち廃止はいし
  4. ^ 世界せかいデザイン博覧はくらんかい開催かいさいわせた1989ねん7がつ15にちダイヤ改正かいせい一時いちじてき蒲郡線がまごおりせん直通ちょくつう特急とっきゅうげん便びんしたが、デザインはく終了しゅうりょう3往復おうふくもどした(11月27にち改正かいせい[31]
  5. ^ ワンマン運転うんてん実施じっしは1998ねん6がつ1にちより。
  6. ^ あさの285列車れっしゃ平日へいじつ津島つしまこう)または305列車れっしゃ休日きゅうじつ佐屋さたこう)、よるの414列車れっしゃ平日へいじつ佐屋さたはつ)または404列車れっしゃ休日きゅうじつ佐屋さたはつ)のかく1ほん[42]
  7. ^ 最終さいしゅう運行うんこう蒲郡がまごおりきのみは翌日よくじつ改正かいせいそなえて1600けい運転うんてんされた。蒲郡がまごおりえき到着とうちゃく吉良吉田きらよしだえき回送かいそう
  8. ^ 1984ねんごろまで一部いちぶ特急とっきゅうがこどものくにえき特別とくべつ停車ていしゃしていたことがある。
  9. ^ 蒲郡がまごおりはつ最終さいしゅう列車れっしゃ吉良吉田きらよしだまりであり、どうえき2番線ばんせん到着とうちゃくしたのちそのまま夜間やかんとどこおはく翌朝よくあさ先述せんじゅつ始発しはつ列車れっしゃになっていた。

出典しゅってん

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  40. ^ 西尾にしお×蒲郡がまごおり×名古屋なごや鉄道てつどう 西尾にしお市制しせい70周年しゅうねん記念きねんして、復刻ふっこく塗装とそう列車れっしゃ運行うんこうします - 名古屋なごや鉄道てつどう、2022ねん7がつ25にち
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関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク