息子むすこ

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息子むすこ(むすこ)は、男性だんせい子供こどもすなわ本人ほんにん1親等しんとう直系ちょっけい卑属ひぞくのうち男性だんせいであるもの対義語たいぎごむすめまたはちち

探偵たんてい小説しょうせつ せき四郎しろう息子むすこたち 『アサヒグラフ1950ねん2がつ1にちごう

実子じっしまたは養子ようし場合ばあいがある。また配偶はいぐうしゃ息子むすこも「(義理ぎりの)息子むすこ」と表現ひょうげんする場合ばあいおおい。自分じぶん息子むすこ卑下ひげして場合ばあいには、せがれ(せがれ:他人たにん息子むすこをぞんざいに場合ばあいもある)、愚息ぐそく(ぐそく)などともいう。

むすめおっと婿むこ)を義理ぎり息子むすこともいう。

語源ごげん[編集へんしゅう]

 (むすこ)=んだ男子だんし → 息子むすこ(むすこ)

はは野口のぐちシカ細菌さいきん学者がくしゃ野口のぐち英世ひでよ

その用法ようほう[編集へんしゅう]

派生はせい[編集へんしゅう]

男性だんせいまご子供こども息子むすこ)をまご息子むすこという。対義語たいぎごで、女性じょせいまご子供こどもむすめ)は孫娘まごむすめおやちち祖父そふという。

ちちしょう[編集へんしゅう]

父系ふけいせい民族みんぞくでは父親ちちおやまたは男系だんけい祖先そせんせいまたはちちしょうとしてもちいることがあるが、それに「~の息子むすこ」という意味いみかたりをつける場合ばあいおおい。たとえばイングランドけいのソン(-son)、アイルランドけいのフィッツ(Fitz-:フランス語ふらんすごのFils「息子むすこ」から)、アラブけいのイブン(Ibn-)またはビン(Bin-)など。

キリスト教きりすときょう[編集へんしゅう]

キリスト教きりすときょう三位一体さんみいったいちち聖霊せいれい)における「」(「かみなるイエス・キリストのこと)や、「ひと英語えいごばん」(福音ふくいんしょにおけるイエス・キリストの自称じしょう)は、元来がんらいかたは「息子むすこ」だが、日本語にほんごでは慣習かんしゅうてきに「」とんでいる。

俗語ぞくご[編集へんしゅう]

江戸えど時代じだいごろから使つかわれている俗語ぞくごで、陰茎いんけいのこと。

楽曲がっきょくタイトル[編集へんしゅう]

息子むすこがモチーフの作品さくひん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]