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提供ていきょうクレジット

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提供ていきょうクレジット(ていきょうクレジット)は、民間みんかん放送ほうそうテレビ番組ばんぐみラジオ番組ばんぐみ出資しゅっしした企業きぎょう団体だんたいなどの協賛きょうさんスポンサーあきらかにするためにれられるクレジットである。テレビ番組ばんぐみ場合ばあいには提供ていきょうスーパーぶこともある。

ブルーバック

日本にっぽんにおける提供ていきょうクレジット

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提供ていきょうクレジットの様式ようしき挿入そうにゅう場所ばしょ

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背景はいけいあり
縮小しゅくしょうばんした
縮小しゅくしょうばんみぎ

ラジオの場合ばあい音声おんせいで、典型てんけいてきには「○○の提供ていきょうでおおくりします/しました」といったナレーション(いわゆるひさげクレもしくは提供ていきょうアナウンス)をもって提供ていきょうクレジット(英語えいごばん後述こうじゅつ)とする。

テレビの場合ばあいには、画面がめんにスポンサーめい表示ひょうじされるが、音声おんせいでのスポンサーの紹介しょうかい方法ほうほう購入こうにゅうわくながさによりことなる[1]一般いっぱん提供ていきょうクレジットに企業きぎょうめい商品しょうひんめいのアナウンスをれるためには一定いってい購入こうにゅうわく通常つうじょうは60びょう以上いじょう)が必要ひつようであり、その要件ようけんたせば「○○の提供ていきょうでおおくりします/しました」と企業きぎょうめい商品しょうひんめいのアナウンスが[1]。さらに購入こうにゅうわくおおきければ番組ばんぐみめい企業きぎょうめいなどのまえにキャッチフレーズがけられることもある[1]購入こうにゅうわく一定いっていながさにたないときは「ごらんのスポンサーの提供ていきょうでおおくりします/しました」とアナウンスなしでクレジットのみとなる[1]

番組ばんぐみCMについては基本きほんてき提供ていきょうクレジットを番組ばんぐみ前後ぜんごれる[1]

番組ばんぐみ最初さいしょれられるものは「ぜん提供ていきょう」とばれる。ぜん提供ていきょう厳密げんみつ番組ばんぐみ最初さいしょれられるとはかぎらず、番組ばんぐみ構成こうせいによっては開始かいししばらくしてから表示ひょうじされる場合ばあいおおい(このケースでは、スポンサーの提供ていきょう開始かいしタイミングがはっきりしなくなる)。番組ばんぐみ最後さいごれられるものは「提供ていきょう」とばれる。こう提供ていきょうも、厳密げんみつ番組ばんぐみ最後さいごれられるとはかぎらず、こう提供ていきょうながされたあとにエピローグなどがながされるケースもある。

また、長時間ちょうじかんおよ番組ばんぐみ場合ばあいには途中とちゅうでスポンサーが交代こうたいする場合ばあいがある。このようなケースでは、CM前後ぜんこうに「ここまで(の放送ほうそう)は〜」「ここから(の放送ほうそう)は〜」などのアナウンスとともに提供ていきょうクレジットがながされる場合ばあいもある(テレビの場合ばあいには音声おんせいともなわず、番組ばんぐみちゅう画面がめんしたスーパーだけで処理しょりする場合ばあいもある[ちゅう 1][ちゅう 2][ちゅう 3](TBS系列けいれつ番組ばんぐみおおく、どう系列けいれつでは途中とちゅうえでもコメントするのは、一部いちぶ定時ていじ番組ばんぐみ一部いちぶ単発たんぱつ特番とくばんおこなわれる程度ていどである。また、日本にほんテレビ・フジテレビ・テレビ朝日てれびあさひかく系列けいれつ番組ばんぐみでもTBS系列けいれつほどおおくはないもののこのケースがられる。ぎゃくテレビ東京てれびとうきょう系列けいれつ番組ばんぐみではすくなく、民放みんぽうのBS・CS放送ほうそうでもきょくによって極少きょくしょうすうあるいはほぼ皆無かいむとなっている)。めずらしいケースとしてテレビ東京てれびとうきょうの「日曜にちようビッグバラエティ」では途中とちゅうえのさい、「ロールスーパー」で提供ていきょうクレジットをながしていたが、現在げんざいは「ロールスーパー」による提供ていきょうクレジットはながさなくなった。

のブルーバックばんおもにローカルセールスわくでの番組ばんぐみによく使つかわれる。背景はいけいありの場合ばあいは、クレジットまえのシーンのつづきや、ハイライトシーン、静止せいしなどがある[ちゅう 4]。ネット番組ばんぐみほとんどで使つかわれる(2000年代ねんだい前半ぜんはんまで、日本にほんテレビ一部いちぶ系列けいれつきょくでは平日へいじつ19番組ばんぐみ全国ぜんこくスポンサーとローカルスポンサーの提供ていきょうクレジットをぜて表示ひょうじしていた[ちゅう 5]ため、背景はいけいありばんをブルーバックばんえていたきょくがあった)。縮小しゅくしょうばん生放送なまほうそう番組ばんぐみ朝晩あさばんのニュースなど)や番組ばんぐみちゅうにスポンサーがわるときに使用しようされることがある。画面がめん中央ちゅうおう表示ひょうじされる場合ばあい、2れつ表示ひょうじすることもある(この場合ばあい最大さいだい6しゃまで表示ひょうじ可能かのう)。画面がめん右下みぎしたまたは左下ひだりした表示ひょうじ場合ばあい完全かんぜんデジタルされるまでは4:3画面がめん領域りょういきない表示ひょうじすることがほとんどであったが、デジタル完全かんぜん移行いこう順次じゅんじ、16:9画面がめんはし位置いち変更へんこうされている。

BSフジDlifeでは開局かいきょく以来いらいBS-TBSTBSテレひがし一部いちぶフジテレビ関西かんさいテレビでは自社じしゃはつ放送ほうそう2011ねん7がつ1にち - 7がつ23にち アナログ終了しゅうりょう告知こくちのスペース配置はいち都合つごうで)で、複数ふくすうスポンサーの場合ばあいでも「提供ていきょう」の文字もじ挿入そうにゅうしていない[ちゅう 6]。ただし、BSフジでは縮小しゅくしょうばん表示ひょうじする場合ばあいは「提供ていきょう」の文字もじ表示ひょうじする[ちゅう 7]。なお、TBSでは2023ねんから縮小しゅくしょうばんでも「提供ていきょう」の文字もじ挿入そうにゅうしなくなった番組ばんぐみもある。

BSデジタル放送ほうそうでは番組ばんぐみスポンサーがつかない場合ばあいもあるため、BSにっテレ(『火曜かようサスペンス劇場げきじょう』では番組ばんぐみロゴを表示ひょうじ[ちゅう 8] )・BS-TBS(一部いちぶ番組ばんぐみのぞく)・BS松竹しょうちく東急とうきゅう一部いちぶ番組ばんぐみのぞく)・BSテレひがし(2023ねん11がつまで)では本来ほんらいなら提供ていきょうクレジットを挿入そうにゅうする部分ぶぶんにチャンネルロゴをれて穴埋あなうめしている[ちゅう 9]。また、テレビ東京てれびとうきょうやBSテレひがし一部いちぶ自社じしゃ製作せいさく番組ばんぐみでスポンサーがつかなかった番組ばんぐみは、提供ていきょうクレジットをMEDIANET PICTURES名義めいぎ(グループ会社かいしゃテレビ東京てれびとうきょうメディアネット映像えいぞうソフト部門ぶもん。CMは実際じっさいにはながれない)で穴埋あなうめしている。

ばん販ネット番組ばんぐみ[ちゅう 10]や、テレビ番組ばんぐみVOD動画どうがでは、オリジナルの提供ていきょう企業きぎょう素材そざいをそのまま使用しようされているが、テレビ番組ばんぐみのVOD動画どうが無料むりょう見逃みのが配信はいしんするサービス[ちゅう 11]一部いちぶいちしゃ提供ていきょう番組ばんぐみで、提供ていきょう企業きぎょうれたクレジットがそのまま配信はいしんされ、これらの番組ばんぐみでは提供ていきょう企業きぎょうのみのコマーシャルのみにしぼんで配信はいしんされているため、系列けいれつ共通きょうつうのコマーシャルは一切いっさい配信はいしんされていない。

音声おんせいによる提供ていきょうクレジット

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ラジオ・テレビともに、音声おんせいによる提供ていきょうクレジットの様式ようしき近年きんねん変化へんかしつつあり、表現ひょうげんことなるケースや英語えいごによるものなども出現しゅつげんしている。

れいとして、J-WAVEFM802や、WOWOWノンスクランブル放送ほうそうなどでは一部いちぶのぞいて"This Program is (was) brought to you by (スポンサーめい)."の英語えいご表現ひょうげん使つかわれている。また一部いちぶ番組ばんぐみでは「(番組ばんぐみめい)は、ごらんのスポンサーの提供ていきょうでおおくりします/しました」の表現ひょうげんもある(この手法しゅほう最初さいしょ導入どうにゅうしたのは『めちゃ×2モテたいッ!』である)。

また、テレビ東京てれびとうきょうでは、こう提供ていきょうさい、「この番組ばんぐみは、ごらんのスポンサーの提供ていきょうでおおくりしました。こののちも(番組ばんぐみめい)をおたのしみください。」という表現ひょうげんれられる番組ばんぐみがある。

ニュースなど、番組ばんぐみちゅうのコーナーの場合ばあい、「○○がおおくりする『(コーナーめい)』です」ということがおおく、ニュースなどではわりがけのクレジットをカットすることがある。この場合ばあい英語えいごクレジットだと、"(コーナーめい). brought to you by (スポンサーめい)."が使つかわれる。

英語えいご紹介しょうかい場合ばあい開始かいしに"is"、終了しゅうりょうに"was"もしくは"has been"[ちゅう 12]はいる。
番組ばんぐみない一部いちぶのみ(1コーナーのみひとし)の提供ていきょう場合ばあい、"This part of the program is (was) brought to you by (スポンサーめい)."という表現ひょうげんとなる場合ばあいがある。

テレビにおける提供ていきょうクレジット

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時代じだいてき変遷へんせん(テレビ)

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テレビ番組ばんぐみにおける提供ていきょうクレジットは、時代じだいによって変遷へんせんしている。最初さいしょ様式ようしきは、フリップばれる厚紙あつがみせいのボードに文字もじしるしたものを、テレビカメラで画面がめんいっぱいに撮影さつえいするというスタイルのものであった。

つづいてスーパーインポーズカメラをもちい、くろバックしろ文字もじしろバック黒文字くろもじなどで表示ひょうじするという方法ほうほう開拓かいたくされた。この方法ほうほうはカラーながらく標準ひょうじゅんてき方法ほうほうとして使つかわれていたが、バックはブルーバックなど色付いろづけとされ、多少たしょうはカラフルになった。ブルーバック画面がめんによる提供ていきょうクレジット表示ひょうじ地上波ちじょうはのローカルきょくではいまでもられるが、キーきょくなどではほとんどられなくなった。

その放送ほうそうきょく機器ききるい機能きのう強化きょうかされるにともない、多彩たさい表現ひょうげんがなされるようになっている。たとえば無地むじバックではなく、番組ばんぐみ映像えいぞううえにスーパーインポーズで文字もじむといった方法ほうほう一般いっぱんしている。

  • 民放みんぽうきょく大半たいはんは「フェードイン - フェードアウト」で表示ひょうじするのがほとんどである(きょくによりうごきがはやめのきょくとゆっくりきょくかれている)[ちゅう 13][ちゅう 14][ちゅう 15]
  • 「カットイン - カットアウト」で表示ひょうじする民放みんぽうきょく以前いぜん比較的ひかくてきおおかったが、2022ねん12月現在げんざい減少げんしょうしている。
  • かつては「フェードイン - カットアウト」で表示ひょうじするパターンもおおかったが、2022ねん12がつ現在げんざい減少げんしょうしている。かつて「フェードイン - カットアウト」で表示ひょうじしていたきょくでは日本にほんテレビ[ちゅう 17]フジテレビ[ちゅう 18]テレビ朝日てれびあさひ[ちゅう 19]関西かんさいテレビ[ちゅう 20]テレビ大阪てれびおおさか[ちゅう 21]BSにっテレ[ちゅう 22]など。
  • 日本にほんテレビのプロ野球やきゅう中継ちゅうけいDRAMATIC BASEBALL」(地上波ちじょうは・CS)では、スライド(よこスクロール表示ひょうじ提供ていきょうクレジット表示ひょうじおこなっている。
  • また、2022ねん12月現在げんざいはまだスペシャル番組ばんぐみ大型おおがたスポーツ番組ばんぐみFIFAワールドカップひとし)などにかぎられるが、「スポンサー社名しゃめい文字もじんでくる」などのアニメーション効果こうか使つかったものもあらわれてきている。
  • 番組ばんぐみ途中とちゅう提供ていきょうスポンサーわくえ(そのままつぎのスポンサーわくへのえ)の場合ばあい民放みんぽうきょく大半たいはんでは境目さかいめでもそのままクロスカットでわるが、わく境目さかいめであることをわかりやすくしめすため、日本にほんテレビ、朝日放送あさひほうそうテレビなどのよう一旦いったんフェードアウトで消去しょうきょしたのちにフェードインでさい表示ひょうじするきょく、TBS、テレビ朝日てれびあさひなどのようよこ回転かいてんするパターン(前者ぜんしゃうごきがなめらかで提供ていきょう文字もじふくめてすべてえ。後者こうしゃは"提供ていきょう"の文字もじはそのまま表示ひょうじして、スポンサーめい部分ぶぶんのみえ、CGらしさのうごきを表現ひょうげんしている(場合ばあいによっては、クロスカットわるパターンにもある。))をつけておこなうきょくもある。このよこ回転かいてんしてわるパターンはTBS以外いがいJNN系列けいれつでもおこなわれているところがある(前者ぜんしゃすべわるパターンはCBCテレビ後者こうしゃの“提供ていきょう”をのこすパターンは毎日放送まいにちほうそうRKB毎日放送まいにちほうそうHBCなどで実施じっししている)。ただし、ローカルセールスからネットワークセールス(またはそのぎゃく)におけるえでの境目さかいめでは一旦いったんフェードアウトまたはカットアウトしてからさい表示ひょうじおこなう。
  • 毎年まいとし8がつ日本にほんテレビで放送ほうそうされる『24あいだテレビ 「あい地球ちきゅうすくう」』では、2020ねんまで画面がめん左下ひだりしたにそのとしのチャリTてぃーシャツのCG、みぎ提供ていきょうクレジットを表示ひょうじしていた(スポンサーのげはなく、わりに『ザ!鉄腕てつわん!DASH!!』のスポンサー同様どうように『ここから(まで)は ○○ △△ □□の提供ていきょうでおおくりします(しました)』という表記ひょうきのテロップを表示ひょうじ)。2021ねんからはチャリTてぃーシャツのCGが廃止はいしされ、『スッキリ』『ヒルナンデス!』『news every.』などと同様どうよう背景はいけいしょく企業きぎょうロゴのカラー表示ひょうじ変更へんこうされた。
  • 2010年代ねんだいになってからは提供ていきょうクレジット表示ひょうじちゅう背景はいけい文字もじやロゴにぼかし処理しょりほどこすことがおおくなっている(当初とうしょ提供ていきょうしゃのライバル会社かいしゃ関係かんけいおおかったが、近年きんねんではそれ以外いがいでもっている場合ばあいがある)。なお、ローカルセールスわく場合ばあい、スポンサーがかないきょくでは、ぼかし処理しょりのみがほどこされている状態じょうたいとなる。

提供ていきょうクレジットのとなり表示ひょうじのテロップ

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提供ていきょうクレジットが表示ひょうじされるさい上下じょうげまたは左右さゆうにテロップが表示ひょうじされることがある。文字もじきは上下じょうげ場合ばあい横書よこが左右さゆう場合ばあいたて表示ひょうじされる。大抵たいてい場合ばあい日本にほんテレビ同局どうきょく系列けいれつきょくとうふくむ。)・フジテレビ同局どうきょく系列けいれつきょくとうふくむ。)とう左右さゆうテレビ朝日てれびあさひ同局どうきょく系列けいれつきょくとうふくむ。)・TBS同局どうきょく系列けいれつきょくとうふくむ。)・テレビ東京てれびとうきょう同局どうきょく系列けいれつきょくとうふくむ。)とう上下じょうげ表示ひょうじされる(きょくによっては、上下じょうげ表示ひょうじされるケースと左右さゆう表示ひょうじされるケースとうかたよっている。)[ちゅう 23]

表示ひょうじ様式ようしき

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テレビにおける提供ていきょうクレジットは、スポンサーとしての出資しゅっしがくによって「いち画面がめんつき、いちしゃ」または「いち画面がめん複数ふくすうしゃ」にわかれる。出資しゅっしがくおおければ「いち画面がめんいちしゃ」として優遇ゆうぐうされ、すくなければ「いち画面がめん複数ふくすうしゃ」となるのが原則げんそくである。

放送ほうそうきょくでは筆頭ひっとうスポンサーを中心ちゅうしんとしてゴールデンプライムタイムわく中心ちゅうしんに(スポーツ中継ちゅうけいなどにちちゅう番組ばんぐみ場合ばあいもある)企業きぎょうのロゴをカラーする表示ひょうじでクレジットする場合ばあいがある。日本にほんテレビでは、2020ねん8がつ下旬げじゅんから従来じゅうらい土日どにちふく一部いちぶ曜日ようびの20だい日曜にちよう21だい月曜げつよう22だい平日へいじつ23だい(『news zero』)にカラー表示ひょうじやし、2020ねん10がつからは読売よみうりテレビ系列けいれつきょく制作せいさくする一部いちぶ番組ばんぐみのぞき(ただし、中京ちゅうきょうテレビ制作せいさくの『それって!?実際じっさいどうなの』はふくむ)、各社かくしゃ提供ていきょうとローカルセールスわくふくめて、ぜん番組ばんぐみがカラー表示ひょうじとなった(一部いちぶ企業きぎょうのぞく。プロ野球やきゅう中継ちゅうけいふくむ)。一部いちぶ日本にほんテレビ系列けいれつでも2020ねん10がつ1にちよりローカル番組ばんぐみ全国ぜんこくネットのローカルスポンサーの表示ひょうじなどもカラー表示ひょうじとなった[ちゅう 24]読売よみうりテレビも半年はんとしおくれの2021ねん4がつより、系列けいれつきょく同様どうようにカラー表示ひょうじとなった。TBSでは、ながらく筆頭ひっとうスポンサーのみカラー表示ひょうじ各社かくしゃ提供ていきょう一部いちぶ番組ばんぐみのみ)であったが、2021ねん4がつからは、日本にほんテレビけい同様どうように、各社かくしゃ提供ていきょうとローカルセールスわくふくめて、ぜん番組ばんぐみがカラー表示ひょうじとなった(一部いちぶ企業きぎょうのぞく)。

さらに、2022ねん4がつからはテレビ朝日てれびあさひテレビ東京てれびとうきょうでも各社かくしゃ提供ていきょうとローカルセールスわくふくめて、ぜん番組ばんぐみがカラー表示ひょうじとなった(一部いちぶ企業きぎょうのぞく)。また、フジテレビでも、2018ねん10がつから平日へいじつ18だい(『Live News イット!』)、月曜げつよう21だい全社ぜんしゃ筆頭ひっとうスポンサーだが、一部いちぶ従来じゅうらい表示ひょうじ)と22だい関西かんさいテレビ制作せいさく)、木曜もくよう22だい土曜どよう21だいから23だい前半ぜんはんにカラー表示ひょうじやしている(30びょう提供ていきょう一部いちぶのぞく)。フジテレビ系列けいれつ時間じかんたいによってはスポンサーの一部いちぶ提供ていきょうクレジットをカラーにするきょくもある。2022ねん10がつからは正式せいしき各社かくしゃ提供ていきょうとローカルセールスわくふくめて、ぜん番組ばんぐみがカラー表示ひょうじとなった(一部いちぶ企業きぎょうのぞく)。これにより在京ざいきょう民放みんぽう5きょく同局どうきょく系列けいれつきょくとうふくむ。)すべてのぜん番組ばんぐみ提供ていきょうクレジットがカラー表示ひょうじ完全かんぜん移行いこうした。

キーきょくじゅんキーきょく以外いがいにも全国ぜんこく地方ちほうきょくのほとんどが2022ねん4がつ(2021ねんちゅうから対応たいおうしたきょくもあり)からカラー表示ひょうじ[ちゅう 25]対応たいおう、これまでは一部いちぶ企業きぎょうのみ白黒しろくろ表示ひょうじだった放送ほうそうきょくすべてカラー表示ひょうじ変更へんこうされている。系列けいれつによっては系列けいれつきょくたいして提供ていきょうクレジットの表示法ひょうじほうや「提供ていきょう」のフォントも統一とういつされている。

ぜん放送ほうそうきょく全般ぜんぱん番組ばんぐみでは、日本にほんテレビけい・フジテレビけい(カンテレ・東海とうかいテレビはつ全国ぜんこくネット配信はいしんぶんのみ)・テレビ朝日てれびあさひけいのほぼ全部ぜんぶ番組ばんぐみと、TBSけいテレビ東京てれびとうきょうけい一部いちぶ番組ばんぐみ白地しろじかし絨毯じゅうたん形式けいしきでクレジットされている(TBSけい基本きほんてき絨毯じゅうたんなしのカラー表示ひょうじのみのものだが、日曜にちよう劇場げきじょう一部いちぶかんむり協賛きょうさん特番とくばんなどについては絨毯じゅうたんあり(この場合ばあいは「提供ていきょう文字もじなし)のバージョン。カンテレはつ全国ぜんこくネット配信はいしん番組ばんぐみ同様どうよう絨毯じゅうたんあり・「提供ていきょう文字もじなしで2022ねんあき以後いご統一とういつしている。ただし、フジテレビと共同きょうどう制作せいさくの『Mr.サンデー』については、2022ねんあき以降いこうも「提供ていきょう文字もじ表示ひょうじされつづけている(これはCXがはつきょくあつかいとされているため)。テレひがしけいは30びょうスポンサーを中心ちゅうしん従来じゅうらい形式けいしき絨毯じゅうたんなし・しろ文字もじテロップ表記ひょうきあり)。また、日本にほんテレビけいテレビ朝日てれびあさひけいとくにプライムタイムわく中心ちゅうしんとした番組ばんぐみでは、30びょうスポンサーを中心ちゅうしんに、1ぎょうに2しゃ表示ひょうじするパターンもある(かつてはサンテレビジョン近畿放送きんきほうそう長野放送ながのほうそう(ローカルニュース)でも同様どうようのテロップ表示ひょうじをしたことがあった)。

また、出資しゅっしがくによって提供ていきょうクレジットわくながさが変化へんかする場合ばあいもある(とくにアニメーション効果こうかなどをともな提供ていきょうクレジットの場合ばあい文字もじまっている時間じかんのほかに前後ぜんごうごぶん余計よけい時間じかんがかかるため、提供ていきょうクレジットわくびる傾向けいこうがある。そうしゃくおなじであれば、文字もじまっている時間じかんみじかくなってしまうためである)。

特殊とくしゅれいとして、秋田あきた朝日放送あさひほうそうのローカル番組ばんぐみぷぁぷぁ金星きんぼし』ではスケッチブック手書てがきの提供ていきょうクレジットをいてローカルタレントのバリトン伊藤いとうげるケースがあった(2010ねん3がつまで、この方式ほうしきおこなわれていた)。過去かこには欽ドン!ハッケヨーイわらった!では、スポンサーの名称めいしょうはいった大相撲おおずもう懸賞けんしょうまくのようなまくかかげて、土俵どひょうのセットのまわりをまわり、テレビ画面がめんではそのスポンサーめいのアップになる、というものになっていた。また、CBCテレビ『うたう天気てんき予報よほう』(1980年代ねんだい初頭しょとう、コーワレジャーランド提供ていきょう時期じき)では本編ほんぺん終了しゅうりょう放送ほうそうするCMフィルムの末尾まつびに「提供ていきょう コーワレジャーランド」とするブルーバックのカード(アナウンスなし)がまれていた。しかしCMの直後ちょくご同局どうきょく特有とくゆう水色みずいろけいブルーバックで通常つうじょうのクレジット(アナウンスあり)も放送ほうそうされており、どう内容ないようのクレジットをかえ異例いれい事態じたいになっていた。

番組ばんぐみによっては、表示ひょうじされたスポンサーじゅんにCMをながしているため、その関係かんけいならじゅん放送ほうそう日毎ひごとことなる。

テレビ東京てれびとうきょう場合ばあい、ほとんどの番組ばんぐみで、表示ひょうじされるスポンサーじゅん前後ぜんごわる。

放送ほうそう形態けいたいによるあつかいのちが

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テレビにおける提供ていきょうクレジットには、画面がめん提供ていきょうクレジット表示ひょうじにあわせてアナウンスで

  • 「(この番組ばんぐみまたは「この放送ほうそう」、もしくは番組ばんぐみめい〉は)○○○○(商品しょうひんめい企業きぎょうキャッチフレーズスローガン)の△△の提供ていきょうでおおくりします/しました」とべる場合ばあいかんむりスポンサーまたはそれにじゅんずる特別とくべつ大口おおぐちスポンサーの場合ばあい
  • 「(この番組ばんぐみまたは「この放送ほうそう」、もしくは番組ばんぐみめい〉は)○○・△△・◇◇の提供ていきょうでおおくりします/しました」とべる場合ばあいスポンサー全社ぜんしゃをアナウンスする場合ばあい。スポンサーが1しゃ - 数社すうしゃ場合ばあいべられる)
  • 「(この番組ばんぐみまたは「この放送ほうそう」、もしくは番組ばんぐみめい〉は)○○・△△・◇◇と、らんのスポンサーの提供ていきょうおくりします/しました」とべる場合ばあい特定とくてい大口おおぐちスポンサーのみアナウンスする場合ばあい
  • 「(この番組ばんぐみまたは「この放送ほうそう」、もしくは番組ばんぐみめい〉は)らんのスポンサーの提供ていきょうおくりします/しました」(スポンサー全社ぜんしゃひとしくあつか場合ばあい)とべるにとどまる場合ばあいがある。これはおおくの場合ばあい、スポンサーのネットじょうでのあつかいがことなることにもとづくものである(すくないながら、いちしゃ提供ていきょう場合ばあいでももちいられることがある)。

また、「らんのスポンサーがおくりします/しました」、「らんの(スポンサーの)提供ていきょうでおおくりします/しました」、「○○・△△・◇◇がおおくりします/しました」というように、「この番組ばんぐみは」を省略しょうりゃくしてべる場合ばあいもある(とくテレビ朝日てれびあさひ(報道ほうどう番組ばんぐみ一部いちぶ深夜しんや番組ばんぐみ)やフジテレビ(一部いちぶ情報じょうほう番組ばんぐみ報道ほうどう番組ばんぐみ全般ぜんぱん)、関西かんさいテレビ(筆頭ひっとう提供ていきょうがある場合ばあいのぞく)、日本にほんテレビ(ひる最終さいしゅうばんニュース)でよくられる)。かつては、「提供ていきょうは、○○です。(でございます。)/でした。(でございました。)」とげられるパターンもあった(初期しょきサザエさん野生やせい王国おうこくト製薬とせいやく提供ていきょうアップダウンクイズクイズダービーなど)。1980年代ねんだい前半ぜんはんの『NNNきょうの出来事できごと』(日本にほんテレビ)、1980年代ねんだい前半ぜんはんまでの朝日放送あさひほうそう、CBCテレビなどでは「らん各社かくしゃ提供ていきょうでおおくりします/しました」といういいかたをしていた。また、『FNNニュースレポート6:00』(フジテレビ)では「ごらん各社かくしゃがおおくりしますorしました」とんでいたが、1984ねん4がつからはのニュース番組ばんぐみ同様どうよう、「ごらんのスポンサーがおおくりします/しました」に変更へんこうされた。

なかには、(番組ばんぐみ特性とくせいじょう)ニュース番組ばんぐみ天気てんき予報よほうかぎり「〜がおつたえします(しました)。」(福島ふくしまテレビ)や「〜の提供ていきょうです(でした)。」(テレビ宮崎てれびみやざき宮崎放送みやざきほうそう新潟にいがたテレビ21NST新潟総合にいがたそうごうテレビ(一部いちぶのぞく)、岡山放送おかやまほうそう)としているきょくもあるほか、「ごらん提供ていきょうで」(青森放送あおもりほうそうテレビ和歌山てれびわかやまテレビ熊本てれびくまもと)、マスターようには「ごらんのスポンサーで」や「〜の提供ていきょうでおおくりいたします(した)。」を使用しよう(いずれも熊本朝日放送くまもとあさひほうそうだが前者ぜんしゃ減少げんしょう傾向けいこうにあり、2022ねん12がつ現在げんざい、『がっちりマンデー!!』(TBS)でも使用しようされている)、30びょう提供ていきょうでも企業きぎょうめいげをおこなうケースなど、各局かくきょく独自どくじしょく垣間見かいまみえるものもある。またスポットニュース天気てんき予報よほう本編ほんぺん直前ちょくぜん予告よこく番組ばんぐみではコマーシャルを放送ほうそうしないわりとして、番組ばんぐみわりか通常つうじょう同様どうよう形式けいしき企業きぎょうキャッチコピーりの提供ていきょうアナウンスをする場合ばあいがある(在京ざいきょうきょくおおい)。

提供ていきょうみおよび提供ていきょう表示ひょうじは、スポンサーの提供ていきょうCMびょうすうによってランクけされている。

  • 90びょう提供ていきょう以上いじょう - (み)キャッチフレーズ+商品しょうひんめいor企業きぎょうめい表示ひょうじ)キャッチフレーズをふくむマークづけロゴ ※ふくすうぎょう使用しよう可能かのう番組ばんぐみきょくによってカラーにもなる。
  • 60びょう提供ていきょう - (み)商品しょうひんめいor企業きぎょうめいのみ (表示ひょうじ)マークづけロゴ ※1ぎょうのみの使用しよう番組ばんぐみきょくによってカラーにもなり、日本にほんテレビ・フジテレビ・テレビ東京てれびとうきょう一部いちぶ番組ばんぐみでは60びょう提供ていきょうでありながら、キャッチフレーズをふくむマークづけロゴが表示ひょうじされる。
  • 30びょう提供ていきょう - (み)ごらんのスポンサー (表示ひょうじ)マークづけロゴ ※1ぎょうのみ使用しよう一部いちぶ、マーク不可ふかきょくあり ※日本にほんテレビ・TBSは原則げんそくとしてカラー。それ以外いがいきょくでもまれにカラーにもなる(フジテレビの一部いちぶたい番組ばんぐみとドラマ、一部いちぶ番組ばんぐみなど)。

提供ていきょうクレジットは、通常つうじょう放送ほうそうきょく放送ほうそうさいして挿入そうにゅうされる。複数ふくすう放送ほうそうきょく同時どうじ放送ほうそうする番組ばんぐみ場合ばあい全局ぜんきょくひとしくスポンサーとなっている会社かいしゃについては送出そうしゅつきょく提供ていきょうクレジットのスーパーをれ、アナウンスでも社名しゃめいげる。それぞれのきょくでのみスポンサーとなっている会社かいしゃ場合ばあいには、送出そうしゅつきょくでは提供ていきょうクレジットのスーパーをれずに送出おくりだし、それぞれのきょくでローカルスポンサーのスーパーを提供ていきょうクレジットわくれることになる。その場合ばあい音声おんせいそのものは全局ぜんきょくおなじものが使つかわれるため、ローカルスポンサーをげることができず、全局ぜんきょく一括いっかつして「ごらんのスポンサーの〜」という共通きょうつう音声おんせい使つかわれることになる。この場合ばあい提供ていきょうなしの場合ばあいや、スポンサーの意向いこう企業きぎょうめいげる必要ひつようがある場合ばあいは、音声おんせい消去しょうきょまたはブルーバックやきょくIDとうべつ画面がめんへの差替さしかえをともな[ちゅう 26]。そのため、番組ばんぐみによっては、各局かくきょく独自どくじ提供ていきょうみを挿入そうにゅうできるように、テロップの消去しょうきょあわせて音声おんせい提供ていきょうみのないBGM・実況じっきょうおんとうのみとしたものをネットきょくおく場合ばあいもある。また特別とくべつれいとして、千葉ちばテレビ放送ほうそう独立どくりつきょく)のあさ情報じょうほう番組ばんぐみ[ちゅう 27]ではコーナーごとにスポンサーがついており、出演しゅつえんキャスターが、「○○の提供ていきょうでおおくりする、(コーナーめい)です」「この時間じかんの(コーナーめい)は、○○の提供ていきょうでおおくりしました」などとナレーションし、そのコーナーの放送ほうそうちゅうはずっと画面がめんみぎ提供ていきょうクレジットを表示ひょうじつづけるものがある。

日本にほんテレビ系列けいれつ番組ばんぐみにおいて視覚しかく障害しょうがいしゃけに音声おんせい多重たじゅう放送ほうそうにて解説かいせつ放送ほうそうおこなわれている複数ふくすうしゃ提供ていきょう番組ばんぐみ場合ばあい、2017ねん9がつまでは提供ていきょうアナウンスではだい1音声おんせいでは「ごらんのスポンサーの」となっていても、解説かいせつ放送ほうそうでは企業きぎょうみがおこなわれていた(例外れいがいあり)。2017ねん10がつからは、だいいち音声おんせいは「ごらんのスポンサー」となっている場合ばあいだい2音声おんせいでは「各社かくしゃ提供ていきょうでおおくりします/しました」とアナウンスされる。

テレビ朝日てれびあさひニュースステーション報道ほうどうSTATION」(2020ねんだいいち四半期しはんき現在げんざいスポーツコーナーをのぞく)、フジテレビ「プロ野球やきゅうニュース」(1988ねん3がつまで[ちゅう 28])はネットスポンサー各社かくしゃは30びょうのCM提供ていきょうであっても、60びょうあつかいでクレジットされている。2014ねんまでは、朝日放送あさひほうそう当時とうじ制作せいさくの「新婚しんこんさんいらっしゃい!」でも、番組ばんぐみ出場しゅつじょうしゃにプレゼントとして商品しょうひん提供ていきょうしている会社かいしゃ提供ていきょうびょうすう関係かんけいなく上記じょうきの90びょう以上いじょうあつかいで提供ていきょうみされていたが、現在げんざい番組ばんぐみ同様どうようあつかいとなっている。

TBSテレビのゴールデンタイムプライムタイムわく一部いちぶなど、かんむりスポンサーてき提供ていきょうしたり、カラーバックの字幕じまくくわえ、うすいホワイトバックの「じゅうたん」で表示ひょうじするものがある(日曜にちよう劇場げきじょうA-Studioなど)。また、日本にほんテレビでもぜん番組ばんぐみ同様どうようにじゅうたんが使つかわれることがある。

アニメ番組ばんぐみではUHFアニメとく深夜しんやアニメ)では筆頭ひっとう提供ていきょう番組ばんぐみ徐々じょじょえてきており、角川かどかわ文庫ぶんこ近作きんさく・「古典こてん〉シリーズ」のアニメ作品さくひん氷菓ひょうか』は全国ぜんこく放送ほうそう衛星えいせいテレビ局てれびきょくBS11ふく各局かくきょくにて各社かくしゃ60びょう提供ていきょう実施じっし、またバンダイ(きゅうしゃげんバンダイナムコHD共同きょうどう創業そうぎょうしゃ設立せつりつ経営けいえい関与かんよしていた同局どうきょくでは筆頭ひっとう提供ていきょうわくをアニメ関連かんれん番組ばんぐみ基幹きかんわくであるアニメ+わくふくむ)の一部いちぶわくにてもうけており、このうち『ガールズ&パンツァー』にいたっては番組ばんぐみ契約けいやくじょう製作せいさく委員いいんかいしゅ幹事かんじつとめるバンダイビジュアルげんバンダイナムコフィルムワークス)によるいちしゃ提供ていきょう番組ばんぐみとなった[ちゅう 29]

競馬けいば中継ちゅうけい番組ばんぐみみんなのKEIBAKEIBA BEATなど)の場合ばあい主催しゅさい JRA」と表示ひょうじされ、「主催しゅさいは、JRA、日本にっぽん中央ちゅうおう競馬けいばかいです/でした」もしくは「この番組ばんぐみ(また放送ほうそう)は、JRA、日本にっぽん中央ちゅうおう競馬けいばかい主催しゅさいでおおくりします/しました」とアナウンスされる。その公営こうえい競技きょうぎである競輪けいりん競艇きょうてい・オートレース中継ちゅうけいではいずれも通常つうじょうどおり「提供ていきょうあつかいであり[ちゅう 30]、JRAも競馬けいば中継ちゅうけい番組ばんぐみでない一般いっぱん番組ばんぐみうまナビ!イレブンなど)のときは「提供ていきょうあつかいとなる。

民間みんかん放送ほうそう教育きょういく協会きょうかい制作せいさく教育きょういく番組ばんぐみ場合ばあいすうねんまえまで「協賛きょうさん (スポンサーめい)」と表示ひょうじされていたが、現在げんざい番組ばんぐみ同様どうように「協賛きょうさん」の部分ぶぶんが「提供ていきょう」になっている。

KBS京都きょうとのスポーツ情報じょうほう番組ばんぐみ「とことん!きょうのスポーツ」や読売よみうりテレビの「テレビドクター」では「協賛きょうさん (スポンサーめい)」と表示ひょうじされていた。前者ぜんしゃは2009ねん4がつに「きょうスポ」とリニューアルしてからは番組ばんぐみ同様どうように「提供ていきょう」と表示ひょうじされている。後者こうしゃげも「協賛きょうさん」としていた。ラジオにおいても、『オールナイトニッポン』は創設そうせつよりながらく番組ばんぐみ内容ないよう介入かいにゅうしない「協賛きょうさんスポンサー」のかたちり、スポンサーげののち以上いじょう各社かくしゃ協賛きょうさんで、東京とうきょう千代田ちよだ有楽町ゆうらくちょう・ニッポン放送ほうそうをキーステーションに全国ぜんこく○○きょく放送ほうそう時点じてんのネットきょくすう)ネットでおおくりします/しました」といったネットきょく紹介しょうかい混合こんごうさせたかた現在げんざいつづけている。このげは、タレント・アナウンサーわず、パーソナリティがなまげる。

放送ほうそう作家さっか川合かわい登志としは「提供ていきょう」と「協賛きょうさん」について「両者りょうしゃ意味いみまったことなるもので、提供ていきょう番組ばんぐみちゅうにCMを放送ほうそう番組ばんぐみ制作せいさく負担ふたん番組ばんぐみ内容ないようなどに口出くちだしもできる、協賛きょうさん番組ばんぐみ主旨しゅし賛同さんどうしおかねなどをしている企業きぎょう団体だんたいで、番組ばんぐみ内容ないようなどへの口出くちだしは一切いっさいおこなわない」とべている[2]

ラジオ番組ばんぐみ場合ばあいPTわくがある番組ばんぐみなかには「この番組ばんぐみは(スポンサー)、各社かくしゃ提供ていきょうでおおくりします/しました」とアナウンスされている場合ばあいがある。さらに、TBSラジオではわくぜんスポンサーがPTとなる場合ばあい、「この番組ばんぐみ時間じかん)は、各社かくしゃ提供ていきょうおくりします/しました」とアナウンスされることもおおい。

TBS系列けいれつでは現在げんざいでも、提供ていきょうえのさいきょくが「ここから(まで)は」というところを、「この時間じかんは」とコメントしているパターンもある。

FIFAワールドカップジャパンコンソーシアム方式ほうしきとなった2002ねん以降いこう中継ちゅうけいおよ関連かんれん番組ばんぐみではJC共通きょうつう協賛きょうさんスポンサーとして、JC加盟かめい民放みんぽう全局ぜんきょく共通きょうつう提供ていきょうクレジットを使用しようする。サッカーボールをモチーフとしたバックに、まず協賛きょうさんしゃ表示ひょうじまえ大会たいかいロゴを表示ひょうじして「20XX FIFAワールドカップ(デイリー/総集編そうしゅうへん)、この番組ばんぐみ提供ていきょうは〜でおおくりします/しました」のアナウンスとともに、クレジットが回転かいてんして協賛きょうさんしゃ表示ひょうじされる(アナウンスは制作せいさくきょくのアナウンサー)。ハーフタイムなどの協賛きょうさんしゃ提供ていきょうみはなく画面がめん表示ひょうじのみ。なお2014ねん大会たいかいについてはこの共通きょうつうクレジットのグラフィックは使用しようしないわり、協賛きょうさんしゃ表示ひょうじうえ番組ばんぐみ提供ていきょう大会たいかいスポンサーと区別くべつをつけるためとおもわれる。提供ていきょうみは「…の提供ていきょうで」のまま)の文字もじれており、番組ばんぐみ冒頭ぼうとう終了しゅうりょうについては1ふん以上いじょう筆頭ひっとうスポンサーはげあり、30びょうスポンサーは「ごらんのスポンサー」としているが、前半ぜんはん後半こうはん協賛きょうさんしゃえの段階だんかいでは筆頭ひっとうスポンサーもふくめ「ごらんのスポンサー」としてアナウンスされている(おなじくJC共通きょうつうスポンサーがつくハイライト・関連かんれん情報じょうほうのミニ番組ばんぐみ一部いちぶ深夜しんや早朝そうちょう夕方ゆうがたのニュースわく内包ないほうふくむ)については通常つうじょうの「提供ていきょう表示ひょうじのクレジットのみであり、またすべて30びょうの「ごらんのスポンサー」協賛きょうさんである)。また、おなじくJC方式ほうしきでもオリンピック中継ちゅうけいおよ関連かんれん番組ばんぐみについてはかく制作せいさくきょくそれぞれの提供ていきょうクレジットを使用しようしている。いずれの大会たいかいのスポーツ中継ちゅうけいのように競技きょうぎ映像えいぞうをバックに提供ていきょうクレジットをかぶせること禁止きんしされているため、大会たいかいこく環境かんきょう映像えいぞう(フィラー)をバックにかぶせている(報道ほうどう情報じょうほう番組ばんぐみでオリンピック・ワールドカップ関係かんけいのニュース・話題わだいあつか場合ばあいでも同様どうよう)。

沖縄おきなわテレビひーぷー☆ホップ』では番組ばんぐみのセットに展示てんじされてあるボードに提供ていきょうクレジットが記載きさいされてあり、スポンサーのげになるとカメラがそこに集中しゅうちゅうし、それをひーぷーげている。

2015ねん復活ふっかつした朝日放送あさひほうそうテレビ主催しゅさい製作せいさく吉本興業よしもとこうぎょう共催きょうさいの『M-1グランプリ』(テレビ朝日てれびあさひ製作せいさく協力きょうりょく)では主要しゅようスポンサー4しゃ[ちゅう 31]を「プレミアムスポンサー」とさだめ、まずじゅうたんきカラーロゴでプレミアムスポンサー、つづいて通常つうじょう番組ばんぐみスポンサーを表示ひょうじした(一部いちぶ時間じかんたいのぞく)。提供ていきょうみはエンディングをのぞき「プレミアムスポンサーと(○○、○○と)ごらんのスポンサーの提供ていきょうでおおくりします/しました」だが、エンディングではプレミアムスポンサーを1しゃずつ表示ひょうじして社名しゃめいげている。

企業きぎょうロゴマークによる企業きぎょうめい表示ひょうじ

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最近さいきんでは、ロゴなどに使用しようされている英語えいご企業きぎょうめいを、提供ていきょうクレジットに表示ひょうじする企業きぎょうえている。三菱自動車工業みつびしじどうしゃこうぎょう以前いぜんは「三菱自動車みつびしじどうしゃ」として企業きぎょうめいしていたが、現在げんざいでは「MITSUBISHI MOTORS」に変更へんこうしている。会社かいしゃめい表示ひょうじ英語えいごで、アナウンスは日本語にほんご場合ばあいもある。ちなみに、日本にっぽんリーバ(現在げんざいユニリーバ・ジャパンも、社名しゃめい変更へんこうしてしばらくしてから)や東京とうきょうガスなどもこのような表示ひょうじおこなっている。

また2000年代ねんだい初頭しょとうまでは、企業きぎょうめいげをおこなわないスポンサーのクレジット表示ひょうじは、CIマークが省略しょうりゃくされた状態じょうたい企業きぎょうめいロゴのみで表記ひょうきされているものがほとんどだったが、現在げんざい大半たいはんテレビ局てれびきょくにおいて、ほとんどがCIマークと企業きぎょうめいロゴを併記へいきしたものに変更へんこうされている。これに該当がいとうするおも大手おおて企業きぎょうれいは、トヨタ自動車とよたじどうしゃ小林こばやし製薬せいやく日清食品にっしんしょくひん日本にっぽんマクドナルドなどがげられる。在京ざいきょうキーきょくではまず、日本にほんテレビテレビ朝日てれびあさひフジテレビじゅん順次じゅんじ変更へんこうされた。そのTBSテレビ東京てれびとうきょうでも順次じゅんじ変更へんこうされているが、2022ねん12がつ現在げんざいもTBS系列けいれつテレビ東京てれびとうきょう系列けいれつとういまおおくの企業きぎょう企業きぎょうめいロゴのみ(CIマークなし)のままのものがのこっている。ぎゃくナイキジャパンフォルクスワーゲンBMWアウディ提供ていきょうする番組ばんぐみはCIマークのみを表示ひょうじする場合ばあいがある。

2020ねんにはCOVID-19流行りゅうこう影響えいきょうにより一定いってい距離きょりはなソーシャルディスタンス採用さいようしているところもある[3]

出演しゅつえんしゃ声優せいゆうによるアナウンス

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テレビ番組ばんぐみにおける提供ていきょうクレジットは各局かくきょくアナウンサー担当たんとうするが、バラエティ番組ばんぐみテレビアニメなどにおいては、番組ばんぐみ出演しゅつえんしゃおよび声優せいゆうきょくアナなどの番組ばんぐみ担当たんとうナレーター提供ていきょうみを担当たんとうすることもある[ちゅう 32]一時期いちじき日本にほんテレビけいぐるぐるナインティナイン』では矢部やべ浩之ひろゆきによる提供ていきょうみののち岡村おかむら隆史たかしの「ありがとうございます(ありがとうございました)」が追加ついかされていた。北海道ほっかいどうテレビ水曜すいようどうでしょう』では番組ばんぐみディレクターでナレーション兼務けんむ藤村ふじむらただし寿ことぶき担当たんとうしている。ラジオ番組ばんぐみ場合ばあい全国ぜんこくネット番組ばんぐみのローカルスポンサーなどの例外れいがいのぞけば番組ばんぐみパーソナリティ直接ちょくせつ提供ていきょうみをおこなことおおい。

フジテレビ系列けいれつ1987ねんから毎年まいとし7がつ[ちゅう 33]生放送なまほうそう[ちゅう 34]している長時間ちょうじかん特別とくべつ番組ばんぐみFNS27あいだテレビ』では、グランドフィナーレでそのとし4がつフジテレビ入社にゅうしゃした新人しんじんアナウンサーが「27あいだテレビ」に提供ていきょうもしくは協賛きょうさんしたスポンサーかく社名しゃめい提供ていきょうクレジットとともにげている。

提供ていきょうコメントを一切いっさいおこなわない番組ばんぐみ

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  • 日本にほんテレビではあさ平日へいじつひる情報じょうほう番組ばんぐみがつ - 土曜どようゆう報道ほうどう番組ばんぐみ(『ZIP!ズームイン!!サタデー』、『シューイチ』、『news every.』、『ヒルナンデス!』)『24あいだテレビ 「あい地球ちきゅうすくう」』(1992ねん放送ほうそうだい15かい以降いこうとう土日どにち深夜しんや放送ほうそうの『Going! Sports&Newsとうでもナレーションが一切いっさいおこなわれず、画面がめん下部かぶにスーパー表示ひょうじするのみとなっている(年末年始ねんまつねんしとう特番とくばんとう代替だいたいのニュース番組ばんぐみとうまれたときも一部いちぶ時間じかんたい同様どうよう適用てきようとなる)。とくあさ情報じょうほう2番組ばんぐみでは(前者ぜんしゃは『ズームイン!!あさ!時代じだいの1995ねん4がつから、後者こうしゃ番組ばんぐみ開始かいし当初とうしょから)すべての提供ていきょう表示ひょうじ本編ほんぺんちゅうおこない、提供ていきょうクレジットのための時間じかんられていない(無論むろん系列けいれつ地方ちほうきょくのローカルわくにおいては事情じじょうことなる)。
  • TBSでは『あさチャン!』、『まるっと!サタデー』(番組ばんぐみ一時いちじ中断ちゅうだんされるJNNニュースとう放送ほうそうのぞく)、『サンデー・ジャポン』、『アッコにおまかせ!』(1999ねん4がつ放送ほうそうぶん以降いこうとう該当がいとう。また、夕方ゆうがた全国ぜんこくニュース番組ばんぐみJNNニュースコープ』→『JNNニュースのもり』→『JNNイブニング・ニュース』の週末しゅうまつばんでは、ぜん提供ていきょうのみコメントがなかった[ちゅう 35](2000ねん4がつ日曜日にちようびの『ニュースのもり』の放送ほうそう時間じかん変更へんこうになったのにともない、スポンサーがローカルセールス(一部いちぶ系列けいれつきょくパーティシペーション)になった)。また、週末しゅうまつ番組ばんぐみ構成こうせい踏襲とうしゅうした年末年始ねんまつねんしばんは、通常つうじょうどおりコメントをおこなっている。

津波つなみ情報じょうほう発表はっぴょう対応たいおう

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津波つなみ情報じょうほう発表はっぴょうされた場合ばあい画面がめんみぎ日本にっぽん地図ちず発令はつれいじょうきょう表示ひょうじされ、一部いちぶのスポンサーめいこうむってしまう。このため放送ほうそうきょくはそれに対応たいおうした表示ひょうじをすることがある。

  • 日本にほんテレビでは「提供ていきょう」の文字もじ中央ちゅうおうのままで、スポンサーめいひだりせて表示ひょうじ
  • フジテレビでは「提供ていきょう」の文字もじ挿入そうにゅうせず、スポンサーめい左上ひだりうえせて表示ひょうじ

提供ていきょうクレジットの表示ひょうじ

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スポンサー企業きぎょう判断はんだんによっては、提供ていきょうクレジットに自社じしゃめい意図いとてき表示ひょうじしない場合ばあいがある。具体ぐたいてきには以下いかのようなケースである。

  • 番組ばんぐみに「俗悪ぞくあく番組ばんぐみ」などの批判ひはんがあり、提供ていきょうクレジットをれることによって企業きぎょうイメージがダウンするおそれがあったり、番組ばんぐみへの苦情くじょう企業きぎょうにまでてしまう可能かのうせいがある場合ばあい俗悪ぞくあく番組ばんぐみ批判ひはんがスポンサーへの批判ひはん苦情くじょうおよんだことがあり、そういったケースへの警戒けいかいかんもとづくものとおもわれる。しかしながら番組ばんぐみ提供ていきょうスポンサーは、おおくの場合ばあい番組ばんぐみ内容ないようにも口出くちだしをすることがみとめられており、これは企業きぎょう社会しゃかいてき責任せきにん回避かいひする「ことなかれ主義しゅぎもとづく行動こうどう」であるとの批判ひはんもある。ただし、提供ていきょうクレジットには表示ひょうじされなくても、通例つうれい番組ばんぐみちゅうにCMは放送ほうそうされる(とく花王かおうのCMにおいて、この方式ほうしき顕著けんちょられる)。
  • 番組ばんぐみ内容ないようとスポンサー企業きぎょう活動かつどう内容ないようとがそぐわない場合ばあい。たとえば連続れんぞくドラマのうち交通こうつう事故じこ重要じゅうよう要素ようそとなっているかいでは、とおしてスポンサーとなっている自動車じどうしゃメーカー(とくトヨタ自動車とよたじどうしゃなど)が、提供ていきょうクレジットを表示ひょうじとする場合ばあいがある。この場合ばあいも、提供ていきょうクレジットには表示ひょうじされなくても、通例つうれい番組ばんぐみないにCMは放送ほうそうされる。
  • また、特定とくていのタレントが出演しゅつえんした場合ばあい提供ていきょうクレジットを表示ひょうじとすることがあっても、通例つうれいにCMは放送ほうそうされる。
  • スポンサー企業きぎょうまたは番組ばんぐみ出演しゅつえんしゃ不祥事ふしょうじこし広告こうこく自粛じしゅくをしている場合ばあい。このケースでは、通例つうれい番組ばんぐみないのCMも自粛じしゅくされる。しかしながら、スポンサーとして番組ばんぐみわく確保かくほつづけるためにスポンサーとしての出資しゅっしつづけられるのが普通ふつうである。当該とうがいスポンサーの広告こうこく時間じかん公共こうきょう広告こうこく機構きこうACジャパンなどに譲渡ゆずりわたされ、その企業きぎょうがACジャパンに広告こうこくわく寄付きふしたというかたちを場合ばあいおおい。
    • テレビ東京てれびとうきょうでは「MEDIANET PICTURES表記ひょうきえることがある。

これとはべつ放送ほうそうきょくによってはウォーターマーク時刻じこく[ちゅう 36](カスタム表示ひょうじふくむ)、速報そくほうテロップなどを表示ひょうじにする場合ばあいがある。[ちゅう 37]

かみ媒体ばいたいにおける提供ていきょうクレジット

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ホテル長距離ちょうきょりフェリーなどで館内かんない船内せんない映画えいがやビデオが放映ほうえいされ、かつその放映ほうえいにスポンサーがつく場合ばあい館内かんない船内せんない案内あんない冊子さっしにて映画えいがやビデオの案内あんないとともに提供ていきょうクレジットが表記ひょうきされることがある。

韓国かんこくにおける提供ていきょうクレジット

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大韓民国だいかんみんこくでは、日本にっぽん同様どうよう提供ていきょうクレジット表示ひょうじおこなっている。ただし、提供ていきょうクレジットはコマーシャルのため用意よういされたスポンサーのものであり、文字もじだけで表記ひょうきされている[ちゅう 38]わりははげしいのが一般いっぱんてきで、音声おんせいによるアナウンスもおこなわれていない。ただし、日本にっぽん同様どうようにコマーシャルにおけるスポンサーがほとんどかない番組ばんぐみりの対象たいしょうとなる[ちゅう 39]。ラジオ番組ばんぐみでは、日本にっぽん同様どうよう提供ていきょうクレジットげをおこなっている。また 1990年代ねんだい初頭しょとうまでKBS 2TVきゅうTBCテレビ)およびMBC文化ぶんか放送ほうそうにおける提供ていきょうクレジット表記ひょうきたてによる表示ひょうじだった。近年きんねんオットギなどのおな会社かいしゃ別々べつべつ商品しょうひんブランドとして複数ふくすう表示ひょうじされるかたち提供ていきょうされることがある。これは1かいのOAにつき1つの表示ひょうじまっているためである。また表示ひょうじ方法ほうほう近年きんねんまでは日本にっぽんおな中央ちゅうおう位置いち表示ひょうじされることがおおかったが、最近さいきんではしたはじっこに表示ひょうじされることがおおい。

欧米おうべいにおける提供ていきょうクレジット

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アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくなどの欧米おうべい諸国しょこくでの提供ていきょうクレジットげでは、日本にっぽんのように複数ふくすうのスポンサーがいち画面がめん表示ひょうじされず、いち画面がめんいちスポンサーが通例つうれいである。表示ひょうじはフルカラーでスポンサーのロゴマークもかなら挿入そうにゅうされる。また、スポンサーめいげたのちに、そのスポンサーのコーポレートスローガンげること非常ひじょうおおい(れい:「This Program is brought to you by Honda. The Power of Dreams.」)。

その地域ちいき提供ていきょうクレジット

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  • 台湾たいわん香港ほんこんなどの中華ちゅうかけんでは、提供ていきょうクレジット表示ひょうじ一切いっさいおこなわない。
  • タイ王国おうこくでは番組ばんぐみのエンディングのとき番組ばんぐみクレジットと一緒いっしょながされる。そのため提供ていきょうみはない。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ ニュース、情報じょうほう・ワイドショー番組ばんぐみ、バラエティー番組ばんぐみおおられる。とく最近さいきんではフジテレビ制作せいさく番組ばんぐみにもTBS系列けいれつ同様どうようおお傾向けいこうにある(一部いちぶ番組ばんぐみおもにCS「フジテレビTWO」でも時差じさ放送ほうそうされるが、CS放送ほうそうフジテレビワンツーネクスト」ではネット・ローカルセールスに関係かんけいなく提供ていきょうクレジット表示ひょうじ一切いっさいおこなっていない)。
  2. ^ さい放送ほうそうおよび時差じさネットでかつ全編ぜんぺんパーティシペーションとなる場合ばあい通常つうじょうのレギュラー番組ばんぐみがプロ野球やきゅう中継ちゅうけいなどで時差じさ放送ほうそうとなった場合ばあいふくむ)は基本きほんてき表示ひょうじされることがないが、一部いちぶ番組ばんぐみではネット回線かいせんけてそのまま録画ろくがして時差じさ放送ほうそうおこな都合つごうじょう本編ほんぺんちゅうみぎるクレジットについては、スポンサー表示ひょうじ部分ぶぶん箇所かしょ番組ばんぐみタイトルまたは放送ほうそうきょくめい略称りゃくしょう)のロゴがはいった四角よつかどわくかぶせて完全かんぜんかく措置そちがとられる場合ばあいもある。
  3. ^ TBSやテレビ朝日てれびあさひでは、スポンサーのえを表現ひょうげんするために、スポンサーのロゴが回転かいてんする演出えんしゅつがとられる。朝日放送あさひほうそうは「ここまでの提供ていきょうは」「ここからの提供ていきょうは」のテロップでえを表現ひょうげんする。
  4. ^ 提供ていきょうクレジット画面がめん自体じたいや、ここで使つかわれる映像えいぞう音楽おんがくなどを「提供ていきょうベース」「提供ていきょうバック」「提供ていきょう画面がめん」「提供ていきょう」と場合ばあいがある。
  5. ^ 同局どうきょく放送ほうそうされていた『追跡ついせき』の名残なご
  6. ^ フジテレビでは通常つうじょう放送ほうそう(2011ねん7がつ以外いがい)でも『めざましテレビ』の一部いちぶパートや一部いちぶのスポーツ番組ばんぐみなどにおいては複数ふくすうスポンサーの場合ばあいでも「提供ていきょう」の文字もじ挿入そうにゅうしていない。また7がつ23にちよるから24にちについてはFNS27あいだテレビがあったためすべて縮小しゅくしょうばんもちいられている(ネットセールス・関東かんとうローカルセールスではブルーバックにちか背景はいけい長方形ちょうほうけいわくない企業きぎょうめい挿入そうにゅう関東かんとう以外いがいのローカルセールスは通常つうじょう放送ほうそうおなじフォーマット)。
  7. ^ 関西かんさいテレビでは2022ねん10がつ1にちの『土曜どようはナニする!?』から全国ぜんこくネット番組ばんぐみかぎり、「提供ていきょう」の文字もじ挿入そうにゅうせず。カラーでの企業きぎょうめいのみの表示ひょうじとなった。
  8. ^ 平日へいじつ18だい番組ばんぐみ海外かいがいドラマ)ではこう提供ていきょうさい「このあとは深層しんそうNEWSをおおくりします」と表示ひょうじ
  9. ^ BSテレひがしではノンスポンサーの穴埋あなうめとしての表示ひょうじだけでなく、放送ほうそうきょく区別くべつとしての表示ひょうじねている。これはおもにTXN系列けいれつ地上波ちじょうは放送ほうそう受信じゅしんエリアでは地上波ちじょうは・BS同時どうじ放送ほうそう番組ばんぐみ受信じゅしんしている放送ほうそう地上波ちじょうはかBSなみかを明確めいかくにするためである。
  10. ^ おくれネットや、ローカルセールスわくにネットされる自社じしゃ以外いがい製作せいさくした同時どうじネットのテレビ番組ばんぐみ該当がいとう
  11. ^ キーきょくじゅんキーきょく系列けいれつ見逃みのが配信はいしんサービスやぜんサービスの配信はいしん動画どうが供給きょうきゅうするTVer
  12. ^ しゃくみじか前者ぜんしゃおも使つかわれる。
  13. ^ 民放みんぽう5系列けいれつそろっている北海道ほっかいどうない愛知あいち県内けんない大阪おおさか府内ふない福岡ふくおか県内けんない民放みんぽう各局かくきょくでは、すべてのきょくが「フェードイン - フェードアウト」で提供ていきょうクレジット表示ひょうじおこなっている。
  14. ^ テレビ東京てれびとうきょう系列けいれつ (TXN) ではすべてのきょくが「フェードイン - フェードアウト」で提供ていきょうクレジット表示ひょうじおこなっている。
  15. ^ 読売よみうりテレビでは、デジタル対応たいおうマスター更新こうしんまえ一時期いちじきにおける一部いちぶ番組ばんぐみと1980年代ねんだいちゅうごろには「カットイン - フェードアウト」で表示ひょうじしていた時期じきがあった。
  16. ^ 過去かこには北海道放送ほっかいどうほうそう(1998ねんから2006ねん2がつのアナログ・デジタル統合とうごうマスター更新こうしんまで)、札幌テレビ放送さっぽろてれびほうそう(1980年代ねんだいから2006ねん3がつのアナログ・デジタル統合とうごうマスター更新こうしんまで)、青森朝日放送あおもりあさひほうそう(1991ねん開局かいきょくから2005ねん10がつのアナログ・デジタル統合とうごうマスター更新こうしんまで)、福島ふくしまテレビ(1990ねんから2005ねん8がつのアナログ・デジタル統合とうごうマスター更新こうしんまで)、テレビ朝日てれびあさひ(1999ねんから2004ねん2がつ六本木ろっぽんぎヒルズにあるげん社屋しゃおくのアナログ・デジタル統合とうごうマスター更新こうしんまで)、東海テレビ放送とうかいてれびほうそう地上ちじょうデジタル放送ほうそう開始かいしから2017ねん2がつのマスター更新こうしんまで)、讀賣テレビ放送よみうりてれびほうそう(2020ねん9がつまで)、テレビせとうち(2006ねんげん社屋しゃおく移転いてんまで)、BS朝日あさひ(2000ねん12月の開局かいきょくから1ねんほど)、静岡第一しずおかだいいちテレビ(1979ねん7がつ開局かいきょくから2021ねん3がつ9にちのマスター更新こうしんまで)(1990年代ねんだい後半こうはんから2005ねん5がつ30にちのマスター更新こうしんまではフェードイン - フェードアウト」)などでも「カットイン - カットアウト」で表示ひょうじおこなっていた。
  17. ^ ぜん時間じかんたいは1980年代ねんだい前半ぜんはん - 1993ねんまで(ごく一部いちぶ番組ばんぐみのぞく)。1994ねんから2000ねんごろまでは直後ちょくごにCMがはいときのみおこなわれていた(直後ちょくごにCMがはいらない場合ばあいはフェードアウトで消去しょうきょ
  18. ^ 河田こうだまちきゅう社屋しゃおく時代じだい一時いちじ「フェードイン - フェードアウト」で表示ひょうじしていた時期じきがある。台場だいば本社ほんしゃ移転いてんまでつづいた。
  19. ^ アークヒルズ社屋しゃおく時代じだい。1986ねん - 1999ねんまで。それ以降いこう、2004ねん2がつ六本木ろっぽんぎヒルズにある社屋しゃおく送出そうしゅつマスター稼動かどうまでは「カットイン - カットアウト」だった。
  20. ^ アナログ放送ほうそうでは1998ねんあき以降いこうながらくこのパターンだったが、2009ねん7がつのデジタル・アナログ統合とうごうマスター導入どうにゅうによりデジタル放送ほうそうおなじく「フェードイン - フェードアウト」での表示ひょうじとなった(地上ちじょうデジタル放送ほうそうは2003ねん12月の開始かいし当初とうしょから「フェードイン - フェードアウト」)
  21. ^ 1982ねん開局かいきょく - 1998ねん3がつのマスター更新こうしんまで
  22. ^ 2011ねん11がつごろからこれまで開局かいきょく当初とうしょからおこなわれていた「カットイン - カットアウト」形式けいしきでの表示ひょうじから変更へんこうされたが、2012ねん3がつごろに「フェードイン - フェードアウト」形式けいしきさい変更へんこうされた。
  23. ^ 後者こうしゃ同局どうきょく系列けいれつきょくとうふくむ。)の場合ばあいは、上下じょうげ横書よこがきで表示ひょうじされるためまれに、おおくの番組ばんぐみでは提供ていきょうクレジット表示ひょうじされるテロップではなく、画面がめんじょうのサイドテロップ(提供ていきょうクレジット以外いがいとき表示ひょうじされている)を表示ひょうじしたままクレジットを搬入はんにゅうする場合ばあいもある。
  24. ^ 日本にほんテレビとおな提供ていきょうクレジットを表示ひょうじしているきょくおおくパターンはそれぞれ系列けいれつきょくによるが基本きほんてきおおいパターンは灰色はいいろわくうえ企業きぎょうめい(企業きぎょうロゴ)を表示ひょうじさせるパターンや画面がめんがわ表示ひょうじをするしろわく企業きぎょうめい(企業きぎょうロゴ)をせた表記ひょうき中心ちゅうしんえていってる。なかには番組ばんぐみ専用せんよう提供ていきょうクレジットを表示ひょうじしているきょくもある。
  25. ^ スポンサー企業きぎょう一部いちぶはスポンサーの意向いこうでカラー表示ひょうじにしない企業きぎょう正式せいしきなロゴが存在そんざいしなかったりやカラー表示ひょうじ素材そざいかったりするとこれまでとおりのしろ文字もじ黒縁くろぶち表示ひょうじとなる。ただし企業きぎょうロゴがカラーに対応たいおうしていたりすると透明とうめいなホワイトバックのうえ座布団ざぶとん)に表示ひょうじ通常つうじょうのカラー表示ひょうじおな表示法ひょうじほうになる
  26. ^ おもにNST新潟総合にいがたそうごうテレビにおける「FNN Live News αあるふぁ」やテレビ宮崎てれびみやざきにおける「news zero」がげられる。
  27. ^ あさまるJUST』→『ハピはぴ・モーニング〜ハピモ〜』→『シャキット!』→『ちばあさライブ モーニングこんぱす』(現在げんざい
  28. ^ 同年どうねん4がつ以後いごはすべてスポンサーしの30びょうあつかい。「すぽると!」も一部いちぶ曜日ようびのぞ継続けいぞく
  29. ^ なお、同局どうきょく以外いがい地上波ちじょうはネットきょく主要しゅよう提携ていけいさきTOKYO MXふくむ)では従来じゅうらいどお同社どうしゃ中心ちゅうしんとした各社かくしゃあつか提供ていきょう(※びょうすう無関係むかんけい)となった(現在げんざいはTOKYO MXとBS11でスポンサーわく共通きょうつう作品さくひんがほとんどであるが、まれにBS11のみスポンサーわくみじか番組ばんぐみもある)。
  30. ^ そもそも、中央ちゅうおう競馬けいば日本中央競馬会にっぽんちゅうおうけいばかい主催しゅさいしゃであるが、その公営こうえい競技きょうぎである地方ちほう競馬けいば競輪けいりん競艇きょうてい・オートレースはいずれも主催しゅさいしゃ地方ちほう公共こうきょう団体だんたいあるいは地方ちほう公共こうきょう団体だんたい構成こうせいする一部いちぶ事務じむ組合くみあいであり、日本にっぽんモーターボート競走きょうそうかいJKAひとし主催しゅさいしゃではない。
  31. ^ 降板こうばんがあった場合ばあい後継こうけいスポンサーにえる方式ほうしき
  32. ^ テレビ朝日てれびあさひけいでは実際じっさい東映とうえい特撮とくさつわくいちシリーズ、『平成へいせい仮面かめんライダーシリーズ』グループで初期しょきコロムビア音楽おんがく制作せいさく作品さくひん(『クウガおよび『アギト』のりょう作品さくひん)にて、主演しゅえん客員きゃくいん出演しゅつえん俳優はいゆう声優せいゆう提供ていきょうみをおこなっていた。
  33. ^ ただし、2003年度ねんどは6がつ2013年度ねんどは8がつ新型しんがたコロナウイルスの流行りゅうこう影響えいきょう制作せいさく中止ちゅうしとなった2020年度ねんども、8がつ中旬ちゅうじゅん放送ほうそう予定よていしていた。ただし、どのような形態けいたい制作せいさく放送ほうそうする予定よていだったのかについては不明ふめい)にそれぞれ生放送なまほうそう2017年度ねんど2018年度ねんどは9月に、2019年度ねんどは11月にそれぞれ放送ほうそうされた。
  34. ^ ただし、2017年度ねんどと2018年度ねんど一部いちぶのコーナーをのぞき、事前じぜん収録しゅうろくしたものを放送ほうそう。また、2020年度ねんどと2021年度ねんどと2022年度ねんど新型しんがたコロナウイルス感染かんせん拡大かくだい影響えいきょう制作せいさくそのものが中止ちゅうしとなった。
  35. ^ 平日へいじつばん同様どうようだったが、1984ねん10がつに『JNNニュースコープ』が19:20に延長えんちょうされるようになってからは1わくぜん提供ていきょうのみコメントするようになったわりに以降いこうのパートのコメントを一切いっさいおこなわなくなった。現在げんざい基本きほんてきかくパートのぜん提供ていきょうのみコメントをおこなっている。
  36. ^ カスタム表示ひょうじについては提供ていきょうクレジット送出そうしゅつちゅう標準ひょうじゅん時刻じこくしに変更へんこう送出そうしゅつ終了しゅうりょうはカスタム表示ひょうじもど仕様しようおおい。
  37. ^ なかにはきょく送出おくりだせずに提供ていきょうスペース(キーきょく表示ひょうじちゅう)は表示ひょうじというパターンもある。
  38. ^ 日本にっぽんのようなロゴタイプでの表記ひょうきは、プロダクトプレイスメントには必須ひっすとなる製作せいさく協力きょうりょくスポンサーのものであり、エンドクレジット冒頭ぼうとうながされる。
  39. ^ 1998ねん放送ほうそうされたMBC特別とくべつ企画きかく国軍こくぐん捕虜ほりょ』(韓国かんこくドラマだが、このような事情じじょうのため、国外こくがいへの輸出ゆしゅつがされなかった)など。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e 中野なかのあきら放送ほうそう業界ぎょうかい動向どうこうとカラクリがよくわかるほん だい3はん』2013ねん、120ぺーじ 
  2. ^ Twitter 2022ねん3がつ26にち 15:01のツイート
  3. ^ https://inspiration-hack.com/social-distance-logo/

関連かんれん項目こうもく

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