秩父 地方
地理
[歴史
[なお、
- 708
年 (和銅 元年 )和同開珎 の鋳造 の銅 の産出 地域 になる。 - 713
年 (和銅 六 年 )頃 「知 知夫 」が「秩父 」となる。 - 1884
年 (明治 17年 )秩父 事件 の発生 地域 となる。 - 2000
年 (平成 12年 )旧 石器 捏造 事件 における「秩父 原人 」と関係 が深 い地域 として注目 された。
語源
[気候
[また、
行政
[この
また
市町村
[社会
[言葉 (方言 )
[食 文化
[秩父 そば- おっきりこみ
- イノシシ・シカの
肉 - キノコ
- おなめ
- しゃくし
菜 [5] - みそポテト
- えびし(
小麦粉 とクルミ、唐辛子 、ユズ、砂糖 、醤油 などを混 ぜて蒸 した菓子 )[6] - つとっこ(トチノキの
葉 で包 んだもち米 、キビ、小豆 を蒸 した携帯 食 )[7]
祭 り
[秩父 市 大滝 ・ごもっともさま(2月 3日 )三峯 神社 で行 われる節分 行事 。「ごもっともさま」の掛 け声 が絶妙 のタイミングで周囲 からは思 わず笑 いが漏 れる。五穀豊穰 ・無病 息災 などを祈 る祭 り。「ごもっともさま」自身 はすりこぎ状 の棒 で男性 のシンボル。山田 の春 祭 り(3月 第 2日曜 )秩父 路 の春 の到来 を告 げる祭 り。朝 、昼 、夜 の三 回 屋台 ・笠 鉾 の牽引 がおこなわれ、夜 の音楽 花火 がこの祭 りの大 きな特徴 。(日本 初 の音楽 花火 )秩父 三 大 春 まつりのひとつ。
宇根 の春 祭 り(4月 第 1日 曜日 )横瀬 町 の宇根 地区 で毎年 4月 の第 一 日曜日 に開催 される八阪 神社 の例祭 。江戸 時代 に造 られたとされる2基 の笠 鉾 が武甲山 の麓 を曳 き廻 される。笠 鉾 2基 は「宇根 の山車 」として、町 の有形 民俗 文化財 に指定 されている。秩父 三 大 春 まつりのひとつ。秩父 神社 御 田植 え祭 り(4月 4日 )秩父 神社 の祈念 祭 。市内 の秩父 今宮 神社 の竜神 池 より水 幣 を貰 い、秩父 神社 境内 にて田植 えの真似 をする。春 になって山 の神 を里 に迎 える祭 りとも言 われる(その神 を山 に返 すのが秩父 夜祭 )。鳥居 下 に藁 で作 った竜神 を祀 る。その藁 の竜神 が秩父 夜祭 の際 の榊 神輿 の台座 となる。小鹿野 春 祭 り(4月 第 3土曜日 とその前日 )小鹿 神社 の例 大祭 。笠 鉾 2基 ・屋台 2基 が奉 曳される。歌舞伎 の町 、小鹿野 を代表 する祭 りで、金曜日 の夜 には秩父 夜祭 と同様 の屋台 歌舞伎 が行 われる。秩父 三 大 春 まつりのひとつ。羊 山 公園 ・芝 桜 まつり(4月 下旬 )羊 山 公園 の芝 桜 の丘 で、秩父 のシンボル芝 桜 が満開 になる季 節 に行 われる祭 り。武 甲山 山開 き(5月 1日 )山頂 の武甲山 御嶽 神社 で祭礼 が行 われる。- あめ
薬師 縁日 (7月 8日 ) 秩父 札所 13番 の眼 の守 り本尊 の薬師 如来 を祀 った祭 り。朝 から夜 遅 くまで参拝 する人 と出店 で賑 わう。秩父 川瀬 祭 (7月 19,20日 )秩父 神社 の夏 の大祭 。摂社 日御碕 宮 のお祭 りで、祇園祭 の流 れを汲 む。7月19、20日 に行 われ、冬 の例 大祭 「秩父 夜祭 」と一対 をなす子供 が主体 となる夏 祭 り。夜祭 の屋台 を一 回 り小 さくした絢爛 豪華 な屋台 4台 、笠 鉾 4台 の合計 8基 の山車 が引 き回 される。- 19
日 は屋台 ・笠 鉾 の順行 の他 夜 には花火 大会 が、そして19時 より神社 境内 に屋台 ・笠 鉾 が集合 し天王 柱 立 て神事 が行 われる。また深夜 の荒川 で水 を汲 み各 町 の辻 にその水 を撒 き無病 息災 を願 うお水 取 り神事 が行 われる。 20日 の午後 には荒川 にて御輿 洗 いの儀 が行 なわれる。その際 各 町 の屋台 ・笠 鉾 も荒川 手前 の広場 まで奉 曳される。秩父 音頭 祭 り(8月 14日 )皆野 町 で行 われる、関東 三 大 民謡 の一 つといわれる秩父 音頭 の祭 り。昔 から庶民 の間 で歌 い継 がれたものが1930年 (昭和 5年 )に金子 伊 昔 紅 (いせきこう)[8]により歌詞 の公募 も含 め再 構成 されて「秩父 豊年 踊 り」として公開 され、その後 「秩父 音頭 」として改名 され現在 に至 る。長瀞 船玉 祭 (8月 15日 )長瀞 岩畳 周辺 で水難 者 の供養 と船 の安全 運航 を祈願 する祭 り。花火 の美 しい夏 祭 りとして多 くの観光 客 を集 める。龍 勢 祭 り(10月 第 2日曜 )秩父 事件 で有名 な椋 神社 で行 われる祭 り。轟音 を響 かせて空 に上 がる様子 が龍 に似 ていることから「龍 勢 」と呼 ばれるようになったと言 われている(別名 「農民 ロケット」)。1570年 (元 亀 元年 )から始 められたと伝 わる龍 勢 は、埼玉 県 の無形 民俗 文化財 に指定 されている。
秩父 夜祭 (宵宮 12月 2日 ,大祭 3日 )秩父 神社 の例 大祭 。ユネスコ無形 文化 遺産 に登録 されている。京都 の祇園祭 、飛騨 の高山祭 と共 に日本 三 大 曳山 祭 ・日本 三 大美 祭 の一 つ。秩父 市 の中心 街 で笠 鉾 2基 と屋台 4基 の山車 (国 の重要 有形 民俗 文化財 )が曳 き回 される。300年 余 り前 の江戸 時代 の寛文 年間 (1661~72年 )には、例 大祭 の「付 け祭 り」として山車 が曳 かれていたという記録 がある。屋台 両 袖 に舞台 を特設 しての秩父 歌舞伎 や地元 の花柳 一門 と杵 屋 一門 によるひき踊 りは、秩父 神社 神楽 とともに「秩父 祭 りの屋台 行事 と神楽 」として国 の重要 無形 民俗 文化財 となっている。2日間 で数 十 万 人 もの観光 客 を集 める。年 に一 度 、武甲山 の男神 と秩父 神社 の女神 妙見 菩薩 が会 えるという(武甲山 の男神 には他 に正妻 の女神 がいるため)。鉄砲 祭 り(飯田 八幡 神社 例 大祭 )(12月第 2日 曜日 とその前日 )小鹿野 町 の八幡 神社 で行 われる秩父 を代表 する奇 祭 。初日 午後 2時 、若衆 宮参 りに続 いて山車 ・笠 鉾 が曳行され、屋台 上 で三番叟 が演 じられる。夜 には歌舞伎 の上演 がある。大祭 当日 は50人 あまりの射手 による空砲 の砲 列 の中 、大名 行列 と御 神馬 が参道 をかけあがる勇壮 な「お立 ち神事 」が午後 4時 から行 われ、祭 りは最高潮 に達 する。埼玉 県 の無形 民俗 文化財 に指定 。
秩父 美人
[民俗 芸能
[秩父 屋台囃子 秩父 音頭 秩父 神社 神楽 小鹿野 歌舞伎 獅子 舞 人形 芝居
自然
[- あしがくぼの
氷柱 尾内 の氷柱 三 十 槌 の氷柱
産業
[- セメント
業 明治 時代 より武 甲山 産出 の石灰石 を利用 したセメント生産 が盛 んであり、地元 の産業 を支 えてきた。秩父 セメント(現 :太平洋 セメント)発祥 の地 であり、秩父 地方 の中央 部 を走 る秩父鉄道 もセメント輸送 を主 な目的 として建設 された。しかし、セメント業界 の再 編成 に伴 い旧 秩父 セメント第 一 工場 は閉鎖 、その後 解体 されている。旧 秩父 セメント第 二 工場 は現存 。絹織物 業 江戸 末期 から明治 にかけて、絹織物 の人気 ブランドとして「秩父 銘仙 」が全国 的 に広 まる。洋服 が主流 になった現在 では生産 量 が減少 したが、ちちぶ銘仙 館 などの観光 施設 では土産 ・特産 物 として販売 されている。
観光 業 秩父 地方 の西部 は秩父 多摩 甲斐 国立 公園 の区域 に指定 され、特 に三峰山 の主峰 である雲取山 頂 付近 は特別 保護 区域 とされている。また、長瀞 渓谷 は自然 が生 み出 した岩畳 の造形 美 が有名 で天然記念物 にも指定 されているため、雄大 な自然 景観 を楽 しむための観光 客 が多 く訪 れる。秩父 地方 では秩父 夜祭 をはじめとした祭礼 も埼玉 県 の内外 から観光 客 を集 めている。旅館 ・ホテルの一部 は温泉 ・鉱泉 風呂 を備 えており、日帰 り入浴 施設 (道 の駅 大滝温泉 )もある。東京 都内 や埼玉 県 中部 ・東部 などからのアクセスとしては、西武鉄道 の池袋 線 ・西武秩父線 では池袋 駅 から特急 「ちちぶ」号 が運転 されている。また、秩父鉄道 の秩父本線 では急行 「秩父 路 」や、蒸気 機関 車 (SL)牽引 の観光 列車 「SLパレオエクスプレス」が運転 されている。市町 ごとの役場 や観光 協会 とは別 に、秩父 地方 全体 の広域 観光 を促進 する観光 地域 づくり法人 (DMO)として一般 社団 法人 「秩父 地域 おもてなし観光 公社 」が活動 している。
秩父 地方 出身 の有名人
[藤原 竜也 (俳優 )- バナナマン・
設楽 統 (お笑 いタレント) 冠 二郎 (演歌 歌手 )桜井 賢 (THE ALFEEメンバー)吉田 一休 (ドミンゴスメンバー)肥土 貴美男 (NHKアナウンサー)新井 信宏 (NHKアナウンサー)川柳 川柳 (落語 家 )林家 たい平 (落語 家 )…秩父 市 出身 であることから、たい平 が出演 しているテレビ演芸 番組 「笑 点 」では、「秩父 」がたい平 自身 を指 す呼 び名 にもなっている。大月 や静岡 も同様 の理由 による。なお、三 遊 亭 小 遊 三 が、「秩父 」という用語 を使 う場合 、単 に「田舎 」という意味 で使 われることがある(これは、たい平 が「大月 」という用語 を「田舎 」という意味 で発言 するのと同様 )。椹 木野 衣 (美術 評論 家 )二ノ宮 知子 (漫画 家 )神山 健治 (アニメーション監督 )岡田 麿 里 (脚本 家 )田上 明 (プロレスラー)井上 純一 (スピードスケート選手 )若 秩父 高明 (大相撲 元 関脇 )金子 兜太 (俳人 )今井 華 (モデル)- アキラ100%(お
笑 い芸人 )
脚注
[参考 文献
[浅賀 ひろみ「秩父 の祭 りと秩父 屋台囃子 の歴史 に関 する研究 」『白 鷗大学 論集 』第 23巻 第 2号 、2009年 3月 、399-421頁 。