関脇せきわけ

関脇せきわけ（せきわけ、せきわき）は、大相撲おおずもうの力士りきしの地位ちいの一ひとつ。大関おおぜきの下した、小結こむすびの上うえ。いわゆる「三さん役やく」と呼よばれる地位ちいの一ひとつであり、（本来ほんらいの意味いみでは）その中なかでは二に番目ばんめに当あたる（詳細しょうさいは後述こうじゅつ）。幕内まくうちに属ぞくし、幕内まくうちの地位ちいの中なかでは横綱よこづなから数かぞえると第だい三さん位いに当あたる。

呼称こしょう・由来ゆらい

江戸えど時代じだいの大相撲おおずもう初期しょきからある地位ちいである。

「大関おおぜき」の「脇わき」をつとめる者もの、という意味いみが語源ごげんとされている。第だい2位いの力士りきしを〈脇わき〉と呼よぶことは、平安へいあん時代じだいの相撲すもう節ぶし会かいに遡さかのぼる。

現在げんざいは地位ちいとしては3番目ばんめであるが、江戸えど時代じだいには、横綱よこづなが地位ちいとして確立かくりつされておらず（大関おおぜきの中なかで特とくに実力じつりょくのあるものに認みとめられた名誉めいよ称号しょうごうであった）、大関おおぜきが興行こうぎょう用ようの看板かんばん大関おおぜきで実力じつりょくが皆無かいむであったことが多おおかったため、関脇せきわけが実力じつりょく的てきに最強さいきょうの力士りきしであることも多おおかった。1789年ねん（寛政かんせい元年がんねん）11月場所ばしょ7日にち目め谷風たにかぜと小野川おのがわに揃そろって横綱よこづな免許めんきょ（称号しょうごうとしての横綱よこづな）が与あたえられたが、この場所ばしょの両者りょうしゃの番付ばんづけは関脇せきわけだった。

三さん役やく

本来ほんらいは大関おおぜき・関脇せきわけ・小結こむすびの3つの番付ばんづけが「三さん役やく」であるが、大関おおぜきは昇進しょうしんに特別とくべつな条件じょうけんが必要ひつようなことや、横綱よこづなとの兼かね合あいがあることから、現在げんざいでは狭義きょうぎの三役さんやくとしては大関おおぜきを除のぞいて関脇せきわけと小結こむすびの2つの番付ばんづけのみを指さす。現在げんざいでは横綱よこづなが地位ちいとして確立かくりつしているため、関脇せきわけは横綱よこづな・大関おおぜきに次ついで3番目ばんめの地位ちいとなっていることから、千秋楽せんしゅうらくでは「これより三さん役やく」に出場しゅつじょうする機会きかいが多おおい。

小結こむすびは横綱よこづなが地位ちいとして確立かくりつしていない時代じだいには大関おおぜき・関脇せきわけに次ついで3番目ばんめの地位ちいであったため、「これより三さん役やく」に出場しゅつじょうする機会きかいが多おおかったが、現在げんざいは小結こむすびが「これより三さん役やく」に出場しゅつじょうする機会きかいは関脇せきわけと比較ひかくすると少すくなく（横綱よこづな・大関おおぜきの番付ばんづけ上じょうの人数にんずう・休場きゅうじょう者しゃ数すうや優勝ゆうしょう争あらそいなどの状況じょうきょうの都合つごうで小結こむすびが「これより三さん役やく」に出場しゅつじょうすることはあるが）、初日しょにちに横綱よこづなとの割わりが組くまれることが定例ていれいとなっている。だが、稀まれに関脇せきわけが初日しょにちに横綱よこづなとの割わりを組くまれる場合ばあいもある。

特徴とくちょう

待遇たいぐう

月給げっきゅうは小結こむすびとともに「三さん役やく」とひとくくりに扱あつかわれ、同額どうがく（180万まん円えん）である。

取組とりくみ

幕内まくうち力士りきしとして、本場所ほんばしょでは15日間にちかん毎日まいにち取組とりくみが組くまれる。

定員ていいん

関脇せきわけとしての定員ていいんは定さだめられていない。

人数にんずうの下限かげんとしては最低さいてい2名めい（東西とうざい1名めいずつ）定さだめられており、実際じっさいに2名めいのみの場所ばしょが多おおい。これまでの1場所ばしょ最大さいだいの人数にんずうは5関脇せきわけで、1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）7月がつ場所ばしょの1例れいのみ（輪島わじま・貴たかノ花はな・三重みえノ海うみ・魁さきがけ傑すぐる・長谷川はせがわ）。これに次つぐ4関脇せきわけは、合計ごうけい26場所ばしょある。直近ちょっきんの4関脇せきわけは、2023年ねん（令れい和わ5年ねん）5月場所ばしょ（霧きり馬山まやま・豊昇ほうしょう龍りゅう・大栄おおえ翔しょう・若わか元春もとはる）である。近年きんねんでも後述こうじゅつのように3関脇せきわけの番付ばんづけがしばしば発生はっせいしているが、4関脇せきわけ以上いじょうの番付ばんづけについては、2000年ねん（平成へいせい12年ねん）1月がつ場所ばしょ（魁皇かいおう・栃とち東ひがし・武双山むそうやま・貴ノ浪たかのなみ）以来いらい2023年ねん（令れい和わ5年ねん）1月がつ場所ばしょ（若わか隆景たかかげ・豊昇ほうしょう龍りゅう・髙安・正代しょうだい）まで23年ねんにわたり出でていなかった。2023年ねん（令れい和わ5年ねん）は6場所ばしょ全すべて3関脇せきわけ以上いじょうとなった。

昇進しょうしん・陥落かんらく要件ようけん

関脇せきわけに限かぎらず、「番付ばんづけは生いき物もの」と俗称ぞくしょうされるように、成績せいせきと翌よく場所ばしょの地位ちいとの関係かんけいは一定いっていではない。特とくに、関脇せきわけは定員ていいんが少すくなく、さらに上位じょうい（大関おおぜき）への昇進しょうしん審査しんさが厳格げんかくに管理かんりされているため、他たの力士りきしとの兼かね合あいによる運うん・不運ふうんが大おおきい。

幕内まくうち上位じょういについては、昇進しょうしん要件ようけんが特とくに厳格げんかくである横綱よこづな・大関おおぜきを除のぞいた力士りきしのうち、前ぜん場所ばしょの番付ばんづけと成績せいせきを加味かみして上うえから順じゅんに関脇せきわけ2名めい、小結こむすび2名めい、それ以降いこうを前頭まえがしら（平幕ひらまく）とすることが多おおい。そのため、小結こむすびで勝かち越こしても、関脇せきわけの枠わくが空すかずに昇進しょうしんできないケースもあれば、逆ぎゃくに、上位じょうい陣じんが軒並のきなみ負まけ越こした場合ばあいには、単純たんじゅん計算けいさんで昇進しょうしんできない成績せいせきの力士りきしが引ひき上あげられて関脇せきわけに至いたるケースもある。小結こむすびでの勝かち越こしが優先ゆうせんされる。

逆ぎゃくに、関脇せきわけに在位ざいいするに十分じゅうぶんな成績せいせきを残のこした力士りきしが3名めい以上いじょういた場合ばあいは、増員ぞういんされることがある（以前いぜんの張ちょう出いずるに相当そうとう）。具体ぐたい的てきには、小結こむすびで11勝しょう以上いじょうの好成績こうせいせきを挙あげた場合ばあいは、戦後せんごは例外れいがいなく関脇せきわけに昇進しょうしんしているほか、大関おおぜきからの陥落かんらく力士りきしが発生はっせいした場合ばあいも、関脇せきわけが3名めい以上いじょうになる可能かのう性せいがある（ただし前ぜん場所ばしょ関脇せきわけで関脇せきわけに留とまる力士りきしが1人ひとりまたは不在ふざいの時ときは大関おおぜきからの陥落かんらく力士りきしを含ふくめて関脇せきわけ2人にんというケースが大半たいはんである）。一方いっぽう、関脇せきわけで負まけ越こした場合ばあいは原則げんそく陥落かんらくするが、東ひがし関脇せきわけで7勝しょう8敗はいの場合ばあいは、他たの力士りきしとの兼かね合あいで西にし関脇せきわけにとどめられることもある。21世紀せいきに入はいってからは関脇せきわけで7勝しょう8敗はいの力士りきしが平幕ひらまくに落おちた例れいは全まったくない。（平成へいせい時代じだいに関かんしては平成へいせい3年ねん夏場所なつばしょの曙あけぼの、平成へいせい3年ねん秋場所あきばしょの貴花田たかはなだ（のちの横綱よこづな貴乃花たかのはな）平成へいせい4年ねん初場所はつばしょの琴錦ことにしき、貴闘力たかとうりき、平成へいせい4年ねん九州きゅうしゅう場所ばしょの安芸あきノ島しま（のちの安芸乃島あきのしま）の5人にんが7勝しょう8敗はいで翌よく場所ばしょ平幕ひらまくに陥落かんらくをしている。貴闘力たかとうりきの東ひがし前頭まえがしら2枚まい目め以外いがいは全員ぜんいん東ひがし前頭まえがしら筆頭ひっとうであった。）

関脇せきわけから大関おおぜきに昇進しょうしんする場合ばあい（大関おおぜきから陥落かんらくした直後ちょくごの大関おおぜき特例とくれい復帰ふっきを除のぞく）には、関脇せきわけまたは小結こむすびで続つづけて優秀ゆうしゅうな成績せいせきを挙あげなければならない。近年きんねんでは「3場所ばしょ続つづけて三さん役やくの地位ちいにあり、その通算つうさんの勝かち星ぼしが33勝しょう以上いじょう」がその目安めやすとされている。したがって、8勝しょう7敗はい・9勝しょう6敗はい・10勝しょう5敗はいといった並なみの勝かち越こしだけで昇進しょうしんが可能かのうな番付ばんづけとしては関脇せきわけが最高さいこう位いである。11勝しょう4敗はいについても、計算けいさん上じょうは最高さいこう11勝しょうでも大関おおぜきへの昇進しょうしんは可能かのうではあるが、実際じっさいには困難こんなんである。

1991年ねん11月場所ばしょには前ぜん場所ばしょに平幕ひらまく優勝ゆうしょうを達成たっせいしていた琴錦ことにしき功いさお宗むねが13日にち目めを終おえた時点じてんで11勝しょう2敗はいをキープしており、連覇れんぱの可能かのう性せいがあったことから、当時とうじの二子山ふたごやま理事りじ長ちょうが「二に場所ばしょ連続れんぞく優勝ゆうしょうなら大関おおぜき昇進しょうしんを考かんがえる余地よちがある」と発言はつげんしており、平幕ひらまく・小結こむすびと2場所ばしょ連続れんぞく優勝ゆうしょうを達成たっせいすれば関脇せきわけを飛とび越こして大関おおぜきに昇進しょうしんすることも制度せいど上じょうは可能かのうである模様もよう。

大関おおぜきが2場所ばしょ続つづけて負まけ越こすと関脇せきわけへと陥落かんらくするが、その場合ばあい、関脇せきわけの中なかでは最もっとも低ひくい順位じゅんいに据すえられるのが通例つうれいで（関脇せきわけが2名めいであれば西にし関脇せきわけ、3名めい以上いじょうであれば第だい2関脇せきわけ（過去かこであれば張ちょう出いずる））、その陥落かんらく直後ちょくごの場所ばしょに10勝しょう以上いじょうした場合ばあいは大関おおぜき特例とくれい復帰ふっきとなる。

記録きろく

備考びこう

在位ざいい記録きろくについては、中止ちゅうしされた2011年ねん（平成へいせい23年ねん）3月がつ場所ばしょと2020年ねん（令れい和わ2年ねん）5月がつ場所ばしょは含ふくまれず、本場所ほんばしょではないが公式こうしき記録きろくが残のこる2011年ねん（平成へいせい23年ねん）5月がつの技量ぎりょう審査しんさ場所ばしょは含ふくまれる。

関脇せきわけ在位ざいい記録きろく

順位じゅんい	関脇せきわけ在位ざいい	四股しこ名めい	最高さいこう位い
1位い	22場所ばしょ	琴きん光喜みつよし啓司けいじ	大関おおぜき
2位い	21場所ばしょ	長谷川はせがわ勝敏かつとし	関脇せきわけ
		琴錦ことにしき功いさお宗むね	関脇せきわけ
		魁皇かいおう博之ひろゆき	大関おおぜき
5位い	20場所ばしょ	武双山むそうやま正せい士し	大関おおぜき
6位い	19場所ばしょ	御嶽みたけ海かい久司ひさし☆	大関おおぜき
7位い	17場所ばしょ	栃とち東大とうだい裕ひろし	大関おおぜき
		若わかの里さと忍にん	関脇せきわけ
9位い	15場所ばしょ	貴闘力たかとうりき忠ただし茂しげる	関脇せきわけ
		名寄岩なよろいわ静男しずお※	大関おおぜき
		豪ごう栄さかえ道どう豪ごう太郎たろう	大関おおぜき

• 2024年ねん3月がつ場所ばしょ時点じてん。
• ※は年とし6場所ばしょ制せい定着ていちゃく以前いぜんの入幕にゅうまく。
• ☆印しるしは2024年ねん現在げんざいで現役げんえき力士りきし。

三さん役やく（関脇せきわけ・小結こむすび）在位ざいい記録きろく

順位じゅんい	四股しこ名めい	三さん役やく在位ざいい	関脇せきわけ在位ざいい	小結こむすび在位ざいい	最高さいこう位い
1位い	琴錦ことにしき功いさお宗むね	34場所ばしょ	21場所ばしょ	13場所ばしょ	関脇せきわけ
2位い	魁皇かいおう博之ひろゆき	32場所ばしょ	21場所ばしょ	11場所ばしょ	大関おおぜき
3位い	武双山むそうやま正せい士し	31場所ばしょ	20場所ばしょ	11場所ばしょ	大関おおぜき
4位い	長谷川はせがわ勝敏かつとし	30場所ばしょ	21場所ばしょ	9場所ばしょ	関脇せきわけ
	琴きん光喜みつよし啓司けいじ		22場所ばしょ	8場所ばしょ	大関おおぜき
6位い	御嶽みたけ海かい久司ひさし☆	29場所ばしょ	19場所ばしょ	10場所ばしょ	大関おおぜき
7位い	高見山たかみやま大だい五郎ごろう	27場所ばしょ	8場所ばしょ	19場所ばしょ	関脇せきわけ
	安芸乃島あきのしま勝巳かつみ		12場所ばしょ	15場所ばしょ	関脇せきわけ
9位い	貴闘力たかとうりき忠ただし茂しげる	26場所ばしょ	15場所ばしょ	11場所ばしょ	関脇せきわけ
	若わかの里さと忍にん		17場所ばしょ	9場所ばしょ	関脇せきわけ

• 2024年ねん3月がつ場所ばしょ時点じてん。
• ☆印しるしは2024年ねん現在げんざいで現役げんえき力士りきし。

関脇せきわけ連続れんぞく在位ざいい記録きろく

順位じゅんい	関脇せきわけ在位ざいい	四股しこ名めい	在位ざいい期間きかん	最高さいこう位い
1位い	14場所ばしょ	豪ごう栄さかえ道どう豪ごう太郎たろう	2012年ねん（平成へいせい24年ねん）5月がつ場所ばしょ - 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）7月がつ場所ばしょ↑	大関おおぜき
2位い	13場所ばしょ	魁皇かいおう博之ひろゆき	1995年ねん（平成へいせい7年ねん）1月がつ場所ばしょ - 1997年ねん（平成へいせい9年ねん）1月がつ場所ばしょ↓	大関おおぜき
3位い	11場所ばしょ	琴きん光喜みつよし啓司けいじ	2005年ねん（平成へいせい17年ねん）11月場所ばしょ - 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつ場所ばしょ↑	大関おおぜき
4位い	9場所ばしょ	逆鉾さかほこ昭廣あきひろ	1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）11月場所ばしょ - 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）3月がつ場所ばしょ↓	関脇せきわけ
		武蔵丸むさしまる光洋みつひろ	1992年ねん（平成へいせい4年ねん）9月がつ場所ばしょ - 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）1月がつ場所ばしょ↑	横綱よこづな
6位い	8場所ばしょ	若ノ花わかのはな勝治かつじ※	1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）1月がつ場所ばしょ - 1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）9月がつ場所ばしょ↑	横綱よこづな
		長谷川はせがわ勝敏かつとし	1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）1月がつ場所ばしょ - 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）3月がつ場所ばしょ↓	関脇せきわけ
			1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）5月がつ場所ばしょ - 1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）7月がつ場所ばしょ↓
8位い	7場所ばしょ	松まつ登のぼり福太郎ふくたろう※	1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）3月がつ場所ばしょ - 1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）9月がつ場所ばしょ↑	大関おおぜき
		大だい豪ごう久ひさ照あきら	1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）5月がつ場所ばしょ - 1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）5月がつ場所ばしょ↓	関脇せきわけ
		前ぜん乃山太郎たろう	1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）7月がつ場所ばしょ - 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）7月がつ場所ばしょ↑	大関おおぜき
		若わか隆景たかかげ渥	2022年ねん（令れい和わ4年ねん）3月がつ場所ばしょ - 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）3月がつ場所ばしょ↓	関脇せきわけ

• 四股しこ名めいは在位ざいい終了しゅうりょう当時とうじの四股しこ名めい。
• 在位ざいい期間きかんの↑は在位ざいい終了しゅうりょう時じに大関おおぜき昇進しょうしん、↓は小結こむすび以下いかに陥落かんらく。
• 太字ふとじの力士りきしは現役げんえき中ちゅう。
• ※は年とし6場所ばしょ制せい以前いぜんの入幕にゅうまく。

三さん役やく（関脇せきわけ・小結こむすび）連続れんぞく在位ざいい記録きろく

順位じゅんい	在位ざいい場所ばしょ数すう	四股しこ名めい	在位ざいい期間きかん	小結こむすび	関脇せきわけ	最高さいこう位い
1位い	19場所ばしょ	若わかの里さと忍にん	2002年ねん（平成へいせい14年ねん）1月がつ場所ばしょ - 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）1月がつ場所ばしょ↓	5場所ばしょ	14場所ばしょ	関脇せきわけ
2位い	17場所ばしょ	御嶽みたけ海かい久司ひさし☆	2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月がつ場所ばしょ - 2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）11月場所ばしょ↓	6場所ばしょ	11場所ばしょ	大関おおぜき
3位い	14場所ばしょ	魁皇かいおう博之ひろゆき	1994年ねん（平成へいせい6年ねん）11月場所ばしょ - 1997年ねん（平成へいせい9年ねん）1月がつ場所ばしょ↓	1場所ばしょ	13場所ばしょ	大関おおぜき
		琴きん光喜みつよし啓司けいじ	2005年ねん（平成へいせい17年ねん）5月がつ場所ばしょ - 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつ場所ばしょ↑	2場所ばしょ	12場所ばしょ	大関おおぜき
		豪ごう栄さかえ道どう豪ごう太郎たろう	2012年ねん（平成へいせい24年ねん）5月がつ場所ばしょ - 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）7月がつ場所ばしょ↑	0場所ばしょ	14場所ばしょ	大関おおぜき
6位い	12場所ばしょ	北きた葉山はやま英俊ひでとし	1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）7月がつ場所ばしょ - 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）5月がつ場所ばしょ↑	3場所ばしょ	9場所ばしょ	大関おおぜき
		武双山むそうやま正せい士し	1995年ねん（平成へいせい7年ねん）7月がつ場所ばしょ - 1997年ねん（平成へいせい9年ねん）5月がつ場所ばしょ↓	5場所ばしょ	7場所ばしょ	大関おおぜき
8位い	11場所ばしょ	大だい麒麟きりん將はた能のう	1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）1月がつ場所ばしょ - 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）9月がつ場所ばしょ↑	5場所ばしょ	6場所ばしょ	大関おおぜき
		逆鉾さかほこ昭廣あきひろ	1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）11月場所ばしょ - 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）7月がつ場所ばしょ↓	1場所ばしょ	10場所ばしょ	関脇せきわけ
		武蔵丸むさしまる光洋みつひろ	1992年ねん（平成へいせい4年ねん）5月がつ場所ばしょ - 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）1月がつ場所ばしょ↑	2場所ばしょ	9場所ばしょ	横綱よこづな
		安やす馬ば公平こうへい	2007年ねん（平成へいせい19年ねん）3月がつ場所ばしょ - 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）11月場所ばしょ↑	3場所ばしょ	8場所ばしょ	横綱よこづな

• 2024年ねん3月がつ場所ばしょ現在げんざい。
• 四股しこ名めいは在位ざいい終了しゅうりょう当時とうじの四股しこ名めい。
• 在位ざいい期間きかんの↑は在位ざいい終了しゅうりょう時じに大関おおぜき昇進しょうしん、↓は平幕ひらまくに陥落かんらく。
• ☆印しるしは2024年ねん現在げんざいで現役げんえき力士りきし。

関脇せきわけ以上いじょうが最高さいこう位いでの幕内まくうち在位ざいい記録きろく

順位じゅんい	四股しこ名めい	幕内まくうち在位ざいい	期間きかん	最高さいこう位い
1位い	魁皇かいおう博之ひろゆき	107場所ばしょ	1993年ねん（平成へいせい5年ねん）7月がつ場所ばしょ 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）11月場所ばしょ - 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）7月がつ場所ばしょ●	大関おおぜき
2位い	白はく鵬ほう翔しょう	103場所ばしょ	2004年ねん（平成へいせい16年ねん）5月がつ場所ばしょ - 2021年ねん（令れい和わ3年ねん）9月がつ場所ばしょ●	横綱よこづな
3位い	旭天鵬きょくてんほう勝かち	99場所ばしょ	1998年ねん（平成へいせい10年ねん）1月がつ場所ばしょ - 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）3月がつ場所ばしょ 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）7月がつ場所ばしょ 1999年ねん（平成へいせい11年ねん）5月がつ場所ばしょ - 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）5月がつ場所ばしょ 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）9月がつ場所ばしょ - 2015年ねん（平成へいせい27年ねん）7月がつ場所ばしょ●	関脇せきわけ
4位い	高見山たかみやま大だい五郎ごろう	97場所ばしょ	1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）1月がつ場所ばしょ - 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）1月がつ場所ばしょ↓	関脇せきわけ
	安美やすみ錦にしき竜りゅう児じ		2000年ねん（平成へいせい12年ねん）7月がつ場所ばしょ - 2000年ねん（平成へいせい12年ねん）11月場所ばしょ 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）1月がつ場所ばしょ - 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）9月がつ場所ばしょ 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）1月がつ場所ばしょ - 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）7月がつ場所ばしょ 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）11月場所ばしょ - 2018（平成へいせい30年ねん）1月がつ場所ばしょ 2018年ねん（平成へいせい29年ねん）5月がつ場所ばしょ↓	関脇せきわけ
6位い	寺尾てらお常つね史し	93場所ばしょ	1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）3月がつ場所ばしょ 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）7月がつ場所ばしょ - 2000年ねん（平成へいせい12年ねん）5月がつ場所ばしょ 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）3月がつ場所ばしょ - 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）5月がつ場所ばしょ↓	関脇せきわけ

• 2024年ねん3月がつ場所ばしょ時点じてん。
• ●はこの場所ばしょにて引退いんたい（白はく鵬ほうは横綱よこづな、魁皇かいおうは大関おおぜき、旭天鵬きょくてんほうは幕内まくうち下位かいの地位ちいで各かく引退いんたい）。
• ↓は十じゅう両りょう陥落かんらく後ごに引退いんたい。

関脇せきわけ以上いじょうが最高さいこう位いでの幕内まくうち在位ざいい短命たんめい記録きろく（引退いんたいした力士りきしのみで1958年ねんの年とし6場所ばしょ制定せいてい以降いこうに入幕にゅうまくした力士りきし）

順位じゅんい	四股しこ名めい	幕内まくうち在位ざいい	期間きかん
1位い	益えき荒あら雄つよし広こう生せい	20場所ばしょ	1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）9月がつ場所ばしょ 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）1月がつ場所ばしょ 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）5月がつ場所ばしょ 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）11月場所ばしょ - 1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）7月がつ場所ばしょ 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）3月がつ場所ばしょ - 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）9月がつ場所ばしょ 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）5月がつ場所ばしょ↓
	双そう羽黒はぐろ光司こうじ		1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）9月がつ場所ばしょ - 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）11月場所ばしょ※
3位い	追風おいかぜ海うみ直飛人なおひと	22場所ばしょ	2000年ねん（平成へいせい12年ねん）3月がつ場所ばしょ - 2002年ねん（平成へいせい12年ねん）3月がつ場所ばしょ 2002年ねん（平成へいせい14年ねん）7月がつ場所ばしょ 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）1月がつ場所ばしょ 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）5月がつ場所ばしょ - 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）5月がつ場所ばしょ↓
4位い	若わか翔しょう洋よう俊一しゅんいち	23場所ばしょ	1991年ねん（平成へいせい3年ねん）9月がつ場所ばしょ 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）1月がつ場所ばしょ 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）5月がつ場所ばしょ 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）9月がつ場所ばしょ - 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）5月がつ場所ばしょ 1995年ねん（平成へいせい7年ねん）1月がつ場所ばしょ - 1996年ねん（平成へいせい8年ねん）5月がつ場所ばしょ↓
5位い	若わか見山みやま幸平こうへい	26場所ばしょ	1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）1月がつ場所ばしょ - 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）1月がつ場所ばしょ 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）9月がつ場所ばしょ 1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）1月がつ場所ばしょ↓

• 2024年ねん3月がつ場所ばしょ現在げんざい。
• ↓は十じゅう両りょう陥落かんらく後ごに引退いんたい
• ※の双そう羽黒はぐろは1987年ねん11月場所ばしょ後ごに横綱よこづなの地位ちいで廃業はいぎょう。番付ばんづけ上じょうでは1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）1月がつ場所ばしょも含ふくめると、21場所ばしょとなる。

新しん三さん役やくが関脇せきわけだった力士りきし（平成へいせい以降いこう）

平成へいせい以降いこうでは、下記かきの力士りきしがこれに該当がいとうする。このうち、追風おいかぜ海うみと北きた勝かち力りょくは小結こむすびを経験けいけんしていない。小結こむすび未み経験けいけんの関脇せきわけは、戦後せんごでは他たに千代ちよノ山やま、鏡かがみ里さと、吉よし葉山はやま、佐田さだの山やま、高こう鐵山てつざんの5人にんがいる。このうち千せん代だいノ山やま、鏡かがみ里さと、吉よし葉山はやま、佐田さだの山やまの4人にんはのちに大関おおぜき、横綱よこづなに昇進しょうしんしているが、高こう鐵山てつざんと追風おいかぜ海うみと北きた勝かち力りょくの3人にんは三さん役やく在位ざいいが新しん関脇せきわけの1場所ばしょのみであり、その後ごの三さん役やく経験けいけんは無ない。

四股しこ名めい	前ぜん場所ばしょ	地位ちい	成績せいせき(三さん賞しょう)	新しん三さん役やく（新しん関脇せきわけ）場所ばしょ	地位ちい	成績せいせき(三さん賞しょう)	最高さいこう位い
寺尾てらお常つね史し	1989年ねん1月がつ場所ばしょ	西前にしまえ頭あたま筆頭ひっとう	8勝しょう7敗はい(殊こと)	1989年ねん3月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	5勝しょう10敗はい	関脇せきわけ
琴富士ことふじ孝也たかや	1990年ねん5月場所ばしょ	西前にしまえ頭あたま筆頭ひっとう	8勝しょう7敗はい	1990年ねん7月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	4勝しょう11敗はい	関脇せきわけ
武双山むそうやま正せい士し	1994年ねん1月がつ場所ばしょ	西前にしまえ頭あたま3枚まい目め	10勝しょう5敗はい(殊こと)	1994年ねん3月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	9勝しょう6敗はい	大関おおぜき
玉たま春日かすが良二りょうじ	1997年ねん5月がつ場所ばしょ	東ひがし前頭まえがしら筆頭ひっとう	8勝しょう7敗はい(殊こと)	1997年ねん7月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	7勝しょう8敗はい	関脇せきわけ
出島でじま武春たけはる	1997年ねん9月がつ場所ばしょ	東ひがし前頭まえがしら筆頭ひっとう	11勝しょう4敗はい(殊こと･技わざ)	1997年ねん11月場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	5勝しょう3敗はい7休きゅう	大関おおぜき
追風おいかぜ海うみ直飛人なおひと	2000年ねん9月場所ばしょ	西前にしまえ頭あたま2枚まい目め	9勝しょう6敗はい	2000年ねん11月場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	4勝しょう5敗はい6休きゅう	関脇せきわけ
琴きん光喜みつよし啓司けいじ	2000年ねん11月場所ばしょ	西前にしまえ頭あたま9枚まい目め	13勝しょう2敗はい(殊こと･敢･技わざ)	2001年ねん1月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	4勝しょう11敗はい	大関おおぜき
北きた勝かち力りょく英樹ひでき	2004年ねん5月場所ばしょ	西前にしまえ頭あたま筆頭ひっとう	13勝しょう2敗はい(殊こと･敢)	2004年ねん7月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	3勝しょう12敗はい	関脇せきわけ
琴きん奨すすむ菊きく和弘かずひろ	2007年ねん1月がつ場所ばしょ	東ひがし前頭まえがしら筆頭ひっとう	9勝しょう6敗はい	2007年ねん3月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	7勝しょう8敗はい	大関おおぜき
阿おもね覧らん欧おう虎とら	2010年ねん7月がつ場所ばしょ	東ひがし前頭まえがしら2枚まい目め	11勝しょう4敗はい(敢)	2010年ねん9月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	7勝しょう8敗はい	関脇せきわけ
逸いっノ城じょう駿しゅん	2014年ねん9月がつ場所ばしょ	東ひがし前頭まえがしら10枚まい目め	13勝しょう2敗はい(殊こと･敢)	2014年ねん11月場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	8勝しょう7敗はい	関脇せきわけ
照あきらノ富士ふじ春雄はるお	2015年ねん1月がつ場所ばしょ	東ひがし前頭まえがしら2枚まい目め	8勝しょう7敗はい(敢)	2015年ねん3月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	13勝しょう2敗はい(殊こと･敢)	横綱よこづな☆
琴きん勇いさむ輝一きいち巖いわお	2016年ねん3月がつ場所ばしょ	東ひがし前頭まえがしら筆頭ひっとう	12勝しょう3敗はい(殊こと)	2016年ねん5月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	7勝しょう8敗はい	関脇せきわけ
正代しょうだい直也なおや	2016年ねん11月場所ばしょ	西前にしまえ頭あたま3枚まい目め	11勝しょう4敗はい(敢)	2017年ねん1月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	7勝しょう8敗はい	大関おおぜき☆
隆りゅうの勝かつ伸明のぶあき	2020年ねん9月がつ場所ばしょ	西前にしまえ頭あたま筆頭ひっとう	10勝しょう5敗はい	2020年ねん11月場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	8勝しょう7敗はい	関脇せきわけ☆

• ☆印しるしは2024年ねん時点じてんで現役げんえき力士りきし。
• 殊こと：殊勲賞しゅくんしょう、敢：敢闘かんとう賞しょう、技わざ：技能ぎのう賞しょう

新しん三さん役やく成績せいせき

順位じゅんい	四股しこ名めい	新しん三さん役やく成績せいせき	新しん三さん役やく番付ばんづけ	最高さいこう位い
1位い	五ごツ嶋しま奈良なら男おとこ※	13勝しょう2敗はい	関脇せきわけ	大関おおぜき
	吉よし葉山はやま潤じゅん之の輔※		関脇せきわけ	横綱よこづな
	安やす念ねん山治やまじ※		小結こむすび	関脇せきわけ
	照あきらノ富士ふじ春雄はるお		関脇せきわけ	横綱よこづな
5位い	雅まさ山やま哲士てつし	12勝しょう3敗はい	小結こむすび	大関おおぜき
6位い	佐賀さがノ花はな勝巳かつみ※	11勝しょう4敗はい	小結こむすび	大関おおぜき
	照國てるくに萬藏まんぞう※		関脇せきわけ	横綱よこづな
	増ぞう位い山大やまだい志郎しろう※		小結こむすび	大関おおぜき
	鏡かがみ里さと喜代治きよじ※		関脇せきわけ	横綱よこづな
	朝あさ潮うしお太郎たろう (3代だい)※		関脇せきわけ	横綱よこづな
	大鵬たいほう幸喜ゆきよし		小結こむすび	横綱よこづな
	栃とちノ海うみ晃あきら嘉よしみ		小結こむすび	横綱よこづな
	魁さきがけ傑すぐる將はた晃あきら		小結こむすび	大関おおぜき
	貴き花田はなた光司こうじ		小結こむすび	横綱よこづな
	白はく鵬ほう翔しょう		小結こむすび	横綱よこづな
	朝あさ乃山英樹ひでき		小結こむすび	大関おおぜき

• 2024年ねん3月がつ場所ばしょ現在げんざい。
• 太字ふとじの力士りきしは、2024年ねん現在げんざい、現役げんえき力士りきしである。
• ※は年とし6場所ばしょ制せい定着ていちゃく以前いぜんの記録きろく。
• 貴花田たかはなだは後のちに貴乃花たかのはなに改名かいめい。
• 朝あさ乃山英樹ひできは後のちに朝あさ乃山広こう暉あきらに改名かいめい。

新しん関脇せきわけ成績せいせき

順位じゅんい	四股しこ名めい	新しん関脇せきわけ成績せいせき	最高さいこう位い
1位い	五ごツ嶋しま奈良なら男おとこ※	13勝しょう2敗はい	大関おおぜき
	吉よし葉山はやま潤じゅん之の輔※		横綱よこづな
	琴きん欧おう洲しま勝紀かつのり		大関おおぜき
	照あきらノ富士ふじ春雄はるお		横綱よこづな
5位い	大鵬たいほう幸喜ゆきよし	12勝しょう3敗はい	横綱よこづな
	豊山とよやま勝男かつお		大関おおぜき
	若わか隆景たかかげ渥◎		関脇せきわけ
	霧きり馬山まやま鐵雄てつお◎		大関おおぜき
9位い	羽黒山はぐろさん政司せいじ※	11勝しょう4敗はい	横綱よこづな
	玉乃たまの海うみ太三郎たさぶろう※		関脇せきわけ
	照國てるくに萬蔵まんぞう※		横綱よこづな
	鏡かがみ里さと喜代治きよじ※		横綱よこづな
	朝あさ潮うしお太郎たろう (3代だい)※		横綱よこづな
	千代ちよの富士ふじ貢みつぐ		横綱よこづな
	朝あさ潮うしお太郎たろう (4代だい)		大関おおぜき
	北きた天佑てんゆう勝彦かつひこ		大関おおぜき
	旭あさひ富士ふじ正也まさや		横綱よこづな
	千代ちよ大海おおうみ龍二りゅうじ		大関おおぜき
	雅まさ山やま哲士てつし		大関おおぜき
	栃とち煌山雄一郎ゆういちろう		関脇せきわけ
	貴き景勝けいしょう光信みつのぶ		大関おおぜき

• 2024年ねん3月がつ場所ばしょ現在げんざい。
• 太字ふとじの力士りきしは現役げんえき力士りきし。
• ◎は新しん関脇せきわけ優勝ゆうしょう力士りきし。
• ※は年とし6場所ばしょ制せい定着ていちゃく以前いぜんの記録きろく。
• 霧きり馬山まやま鐵雄てつおは後のちに霧島きりしま鐵てつ力りょくに改名かいめい。
• 貴き景勝けいしょう光信みつのぶは後のちに貴き景勝けいしょう貴信きしんに改名かいめい。

新しん関脇せきわけ優勝ゆうしょう

四股しこ名めい	場所ばしょ	新しん関脇せきわけ成績せいせき	最高さいこう位い
清水しみず川がわ元吉もとよし※	1932年ねん1月がつ場所ばしょ	8勝しょう0敗はい	大関おおぜき
双そう葉山はやま定次さだじ※	1936年ねん5月がつ場所ばしょ	11勝しょう0敗はい	横綱よこづな
若わか隆景たかかげ渥	2022年ねん3月がつ場所ばしょ	12勝しょう3敗はい	関脇せきわけ
霧きり馬山まやま鐵雄てつお	2023年ねん3月がつ場所ばしょ	12勝しょう3敗はい	大関おおぜき

• 2024年ねん3月がつ場所ばしょ現在げんざい。
• 太字ふとじの力士りきしは現役げんえき力士りきし。
• ※は年とし6場所ばしょ・15日にち制せい定着ていちゃく以前いぜんの記録きろく。

関脇せきわけ以下いかでの複ふく数すう回かい優勝ゆうしょう回数かいすう

順位じゅんい	優勝ゆうしょう回数かいすう	場所ばしょ	四股しこ名めい	地位ちい	成績せいせき	最高さいこう位い
1位い	3回かい	2015年ねん（平成へいせい27年ねん）5月がつ場所ばしょ	照あきらノ富士ふじ春雄はるお	東ひがし関脇せきわけ	12勝しょう3敗はい	横綱よこづな
		2020年ねん（令れい和わ2年ねん）7月がつ場所ばしょ		東ひがし前頭まえがしら17枚まい目め	13勝しょう2敗はい
		2021年ねん（令れい和わ3年ねん）3月がつ場所ばしょ		東ひがし関脇せきわけ	12勝しょう3敗はい
		2018年ねん（平成へいせい30年ねん）7月がつ場所ばしょ	御嶽みたけ海かい久司ひさし	西にし関脇せきわけ	13勝しょう2敗はい	大関おおぜき
		2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）9月がつ場所ばしょ		東ひがし関脇せきわけ	12勝しょう3敗はい （○貴き景勝けいしょう）
		2022年ねん（令れい和わ4年ねん）1月がつ場所ばしょ		東ひがし関脇せきわけ	13勝しょう2敗はい
3位い	2回かい	1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）3月がつ場所ばしょ	朝あさ汐しお太郎たろう	東ひがし関脇せきわけ	12勝しょう3敗はい （○若ノ花わかのはな） （○若わか羽黒はぐろ）	横綱よこづな
		1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）3月がつ場所ばしょ		西にし関脇せきわけ	13勝しょう2敗はい
		1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）5月がつ場所ばしょ	佐田さだの山やま晋すすむ松まつ	西前にしまえ頭あたま13	12勝しょう3敗はい	横綱よこづな
		1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）3月がつ場所ばしょ		東ひがし張ちょう出いずる関脇せきわけ	13勝しょう2敗はい （○ 大鵬たいほう）
		1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）11月場所ばしょ	魁さきがけ傑すぐる將はた晃あきら	西にし張ちょう出いずる小結こむすび	12勝しょう3敗はい	大関おおぜき
		1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）9月がつ場所ばしょ		西前にしまえ頭あたま4枚まい目め	14勝しょう1敗はい
		1992年ねん（平成へいせい4年ねん）1月がつ場所ばしょ	貴き花田はなた光司こうじ	東ひがし前頭まえがしら2	14勝しょう1敗はい	横綱よこづな
		1992年ねん（平成へいせい4年ねん）9月がつ場所ばしょ		西にし小結こむすび	14勝しょう1敗はい
		1991年ねん（平成へいせい3年ねん）9月がつ場所ばしょ	琴錦ことにしき功いさお宗むね	西前にしまえ頭あたま5	13勝しょう2敗はい	関脇せきわけ
		1998年ねん（平成へいせい10年ねん）11月場所ばしょ		西前にしまえ頭あたま12	14勝しょう1敗はい
		2019年ねん（平成へいせい31年ねん）1月がつ場所ばしょ	玉たま鷲わし一いち朗ろう	西にし関脇せきわけ	13勝しょう2敗はい	関脇せきわけ
		2022年ねん（令れい和わ4年ねん）9月がつ場所ばしょ		西前にしまえ頭あたま3	13勝しょう2敗はい

• 2024年ねん3月がつ場所ばしょ現在げんざい。
• 太字ふとじの力士りきしは、2024年ねん現在げんざい、現役げんえき力士りきしである。
• 貴花田たかはなだは後のちに貴乃花たかのはなに改名かいめい。

新しん三さん役やくからの連続れんぞく2桁けた勝利しょうり記録きろく

順位じゅんい	四股しこ名めい	場所ばしょ数すう	新しん三さん役やく以降いこうの成績せいせき	最高さいこう位い
1位い	大鵬たいほう幸喜ゆきよし	24場所ばしょ	11勝しょう4敗はい（西にし小結こむすび・新しん三さん役やく）、12勝しょう3敗はい（西にし関脇せきわけ・新しん関脇せきわけ）、13勝しょう2敗はい（東ひがし関脇せきわけ）、10勝しょう5敗はい（東ひがし張ちょう出いずる大関おおぜき・新しん大関おおぜき）、12勝しょう3敗はい（西にし張ちょう出いずる大関おおぜき）、11勝しょう4敗はい（西にし大関おおぜき）、13勝しょう2敗はい（東大とうだい関せき）、12勝しょう3敗はい（東大とうだい関せき）、13勝しょう2敗はい（西にし横綱よこづな・新しん横綱よこづな）、13勝しょう2敗はい（東ひがし横綱よこづな）、13勝しょう2敗はい（東ひがし横綱よこづな）、11勝しょう4敗はい（東ひがし横綱よこづな）、14勝しょう1敗はい（東ひがし横綱よこづな）、13勝しょう2敗はい（東ひがし横綱よこづな）、13勝しょう2敗はい（東ひがし横綱よこづな）、14勝しょう1敗はい（東ひがし横綱よこづな）、14勝しょう1敗はい（東ひがし横綱よこづな）、15勝しょう0敗はい（東ひがし横綱よこづな）、12勝しょう3敗はい（東ひがし横綱よこづな）、14勝しょう1敗はい（東ひがし横綱よこづな）、12勝しょう3敗はい（西にし横綱よこづな）、15勝しょう0敗はい（東ひがし横綱よこづな）、15勝しょう0敗はい（東ひがし横綱よこづな）、10勝しょう5敗はい（東ひがし横綱よこづな）	横綱よこづな
2位い	照國てるくに萬蔵まんぞう※	8場所ばしょ	11勝しょう4敗はい（東ひがし張ちょう出いずる関脇せきわけ・新しん三さん役やく）、12勝しょう3敗はい（西にし関脇せきわけ）、13勝しょう2敗はい（西にし関脇せきわけ）、12勝しょう3敗はい（東大とうだい関せき・新しん大関おおぜき）、13勝しょう2敗はい（西にし張ちょう出いずる大関おおぜき）、14勝しょう1敗はい（東ひがし張ちょう出いずる大関おおぜき）、12勝しょう3敗はい（西にし横綱よこづな大関おおぜき・新しん横綱よこづな）、11勝しょう4敗はい（東ひがし横綱よこづな大関おおぜき）	横綱よこづな
3位い	朝あさ乃山英樹ひでき	5場所ばしょ	11勝しょう4敗はい（西にし小結こむすび2・新しん三さん役やく）、10勝しょう5敗はい（東ひがし関脇せきわけ・新しん関脇せきわけ）、11勝しょう4敗はい（東ひがし関脇せきわけ）、12勝しょう3敗はい（西にし大関おおぜき・新しん大関おおぜき）、10勝しょう5敗はい（東大とうだい関せき）	大関おおぜき
4位い	照あきらノ富士ふじ春雄はるお	4場所ばしょ	13勝しょう2敗はい（東ひがし関脇せきわけ・新しん三さん役やく）、12勝しょう3敗はい（東ひがし関脇せきわけ）、11勝しょう4敗はい（西にし大関おおぜき2・新しん大関おおぜき）、12勝しょう3敗はい（東大とうだい関せき）	横綱よこづな
5位い	吉よし葉山はやま潤じゅん之の輔※	3場所ばしょ	13勝しょう2敗はい（東ひがし張ちょう出いずる関脇せきわけ・新しん三さん役やく）、13勝しょう2敗はい（東ひがし関脇せきわけ）、10勝しょう5敗はい（西にし大関おおぜき・新しん大関おおぜき）	横綱よこづな
	雅まさ山やま哲士てつし		12勝しょう3敗はい（西にし小結こむすび・新しん三さん役やく）、11勝しょう4敗はい（西にし関脇せきわけ・新しん関脇せきわけ）、11勝しょう4敗はい（東ひがし関脇せきわけ）	大関おおぜき

• 太字ふとじの成績せいせきは優勝ゆうしょう、斜はす字じの成績せいせきは優勝ゆうしょう同点どうてんを指さしている。
• 太字ふとじの力士りきしは、2024年ねん現在げんざいで現役げんえき力士りきし。
• ※は年とし6場所ばしょ制せい定着ていちゃく以前いぜんの記録きろく。

関脇せきわけで優勝ゆうしょうした力士りきし

関脇せきわけで優勝ゆうしょうした回数かいすうや力士りきしは2024年ねん1月がつ現在げんざい、幕内まくうちで2番目ばんめに少すくない。関脇せきわけで全勝ぜんしょう優勝ゆうしょうした力士りきしは清水しみず川がわと双葉ふたば山さんの2人ふたりのみで、年とし6場所ばしょ制せいかつ1場所ばしょ15日にち制せいの現行げんこう制度せいどでは例れいがない。新しん関脇せきわけで優勝ゆうしょうしたのは清水しみず川がわ、双葉ふたば山さん、若わか隆景たかかげ、霧きり馬山まやまの4人にん。外国がいこく出身しゅっしん力士りきしの関脇せきわけでの優勝ゆうしょうも昭和しょうわ時代じだい以前いぜんには例れいがなく、曙あけぼのの優勝ゆうしょうが最初さいしょの例れいである。関脇せきわけで複ふく数すう回かい優勝ゆうしょうしたのは朝あさ汐しお（2回かい）、御嶽みたけ海かい（3回かい）、照あきらノ富士ふじ（2回かい）の3人にん。関脇せきわけで優勝ゆうしょうした翌よく場所ばしょも連続れんぞく優勝ゆうしょうしたのは双葉ふたば山さん、2021年ねんの照あきらノ富士ふじの2人ふたり。関脇せきわけの優勝ゆうしょうは2018年ねん以降いこう毎年まいとし必かならず1度ど発生はっせいしている。過去かこに関脇せきわけの2場所ばしょ連続れんぞく優勝ゆうしょうは、1962年ねんの3月がつ場所ばしょから5月がつ場所ばしょ、1972年ねんの3月がつ場所ばしょから5月がつ場所ばしょ、2022年ねんの1月がつ場所ばしょから3月がつ場所ばしょの3例れい。

回かい目め	場所ばしょ	地位ちい	四股しこ名めい	成績せいせき	翌よく場所ばしょ	最高さいこう位い
1	1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）1月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	玉たま錦にしき三さん右みぎエ門もん	10勝しょう1敗はい	東ひがし関脇せきわけ（9勝しょう2敗はい）	横綱よこづな
2	1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）2月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	清水しみず川がわ元吉もとよし	8戦せん全勝ぜんしょう	西にし関脇せきわけ（8勝しょう2敗はい）	大関おおぜき
3	1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）1月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	男女だんじょノ川登かわのぼり三さん	9勝しょう2敗はい	西にし張ちょう出いずる大関おおぜき（5勝しょう6敗はい）	横綱よこづな
4	1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）5月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	双そう葉山はやま定じょう兵衛ひょうえ	11戦せん全勝ぜんしょう	東大とうだい関せき（11戦せん全勝ぜんしょう＝優勝ゆうしょう）	横綱よこづな
5	1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）5月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	安藝あきノ海うみ節男せつお	14勝しょう1敗はい	東大とうだい関せき（12勝しょう3敗はい）	横綱よこづな
6	1948年ねん（昭和しょうわ23年ねん）10月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	増ぞう位い山大やまだい志郎しろう	10勝しょう1敗はい （○東ひがし富士ふじ）	西にし大関おおぜき（7勝しょう6敗はい）	大関おおぜき
7	1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）9月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	栃とち錦にしき清隆きよたか	14勝しょう1敗はい	東ひがし張ちょう出いずる大関おおぜき（11勝しょう4敗はい）	横綱よこづな
8	1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）3月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	朝あさ汐しお太郎たろう	12勝しょう3敗はい （○若ノ花わかのはな） （○若わか羽黒はぐろ）	東ひがし関脇せきわけ（8勝しょう7敗はい）	横綱よこづな
9	1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）3月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	朝あさ汐しお太郎たろう	13勝しょう2敗はい	西にし大関おおぜき（9勝しょう6敗はい）	横綱よこづな
10	1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）11月場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	大鵬たいほう幸喜ゆきよし	13勝しょう2敗はい	東ひがし張ちょう出いずる大関おおぜき（10勝しょう5敗はい）	横綱よこづな
11	1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）3月がつ場所ばしょ	東ひがし張ちょう出いずる関脇せきわけ	佐田さだの山やま晋すすむ松まつ	13勝しょう2敗はい （○大鵬たいほう）	西にし大関おおぜき（13勝しょう2敗はい）	横綱よこづな
12	1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）5月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	栃とちノ海うみ晃あきら嘉よしみ	14勝しょう1敗はい	東ひがし張ちょう出いずる大関おおぜき（9勝しょう6敗はい）	横綱よこづな
13	1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）3月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	長谷川はせがわ勝敏かつとし	12勝しょう3敗はい （○魁さきがけ傑すぐる）	東ひがし関脇せきわけ（8勝しょう7敗はい）	関脇せきわけ
14	1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）5月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	輪島わじま博ひろし	12勝しょう3敗はい	東ひがし関脇せきわけ（8勝しょう7敗はい）	横綱よこづな
15	1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）1月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	北きたの湖うみ敏さとし満みつる	14勝しょう1敗はい	東大とうだい関せき（10勝しょう5敗はい）	横綱よこづな
16	1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん）11月場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	三重みえノ海うみ五ご郎ろう	13勝しょう2敗はい	東大とうだい関せき（8勝しょう7敗はい）	横綱よこづな
17	1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）1月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	千代ちよの富士ふじ貢みつぐ	14勝しょう1敗はい （○北きたの湖うみ）	東大とうだい関せき（11勝しょう4敗はい）	横綱よこづな
18	1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）9月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	琴きん風ふう豪ごう規ぶんまわし	12勝しょう3敗はい	東大とうだい関せき（11勝しょう4敗はい）	大関おおぜき
19	1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）5月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	北きた天佑てんゆう勝彦かつひこ	14勝しょう1敗はい	東ひがし張ちょう出いずる大関おおぜき（9勝しょう6敗はい）	大関おおぜき
20	1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）3月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	保志ほし延のべ芳かおる	13勝しょう2敗はい	東ひがし関脇せきわけ（11勝しょう4敗はい）	横綱よこづな
21	1992年ねん（平成へいせい4年ねん）5月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	曙あけぼの太郎たろう	13勝しょう2敗はい	東大とうだい関せき（全休ぜんきゅう）	横綱よこづな
22	1999年ねん（平成へいせい11年ねん）1月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	千代ちよ大海おおうみ龍二りゅうじ	13勝しょう2敗はい （○若乃花わかのはな）	西にし大関おおぜき（3勝しょう8敗はい4休きゅう）	大関おおぜき
23	1999年ねん（平成へいせい11年ねん）7月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	出島でじま武春たけはる	13勝しょう2敗はい （○曙あけぼの）	東大とうだい関せき2枚まい目め（10勝しょう5敗はい）	大関おおぜき
24	2000年ねん（平成へいせい12年ねん）1月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ2枚まい目め	武双山むそうやま正せい士し	13勝しょう2敗はい	東ひがし関脇せきわけ（12勝しょう3敗はい）	大関おおぜき
25	2015年ねん（平成へいせい27年ねん）5月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	照あきらノ富士ふじ春雄はるお☆	12勝しょう3敗はい	西にし大関おおぜき2枚まい目め（11勝しょう4敗はい）	横綱よこづな
26	2018年ねん（平成へいせい30年ねん）7月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	御嶽みたけ海かい久司ひさし☆	13勝しょう2敗はい	東ひがし関脇せきわけ（9勝しょう6敗はい）	大関おおぜき
27	2019年ねん（平成へいせい31年ねん）1月がつ場所ばしょ	西にし関脇せきわけ	玉たま鷲わし一いち朗ろう☆	13勝しょう2敗はい	西にし関脇せきわけ（5勝しょう10敗はい）	関脇せきわけ
28	2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）9月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	御嶽みたけ海かい久司ひさし☆	12勝しょう3敗はい （○貴き景勝けいしょう）	東ひがし関脇せきわけ（6勝しょう9敗はい）	大関おおぜき
29	2020年ねん（令れい和わ2年ねん）9月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	正代しょうだい直也なおや☆	13勝しょう2敗はい	東大とうだい関せき2枚まい目め（3勝しょう2敗はい10休きゅう）	大関おおぜき
30	2021年ねん（令れい和わ3年ねん）3月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	照あきらノ富士ふじ春雄はるお☆	12勝しょう3敗はい	西にし大関おおぜき2枚まい目め（12勝しょう3敗はい＝優勝ゆうしょう）	横綱よこづな
31	2022年ねん（令れい和わ4年ねん）1月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	御嶽みたけ海かい久司ひさし☆	13勝しょう2敗はい	西にし大関おおぜき2枚まい目め（11勝しょう4敗はい）	大関おおぜき
32	2022年ねん（令れい和わ4年ねん）3月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	若わか隆景たかかげ渥 ☆	12勝しょう3敗はい （○髙安）	東ひがし関脇せきわけ（9勝しょう6敗はい）	関脇せきわけ
33	2023年ねん（令れい和わ5年ねん）3月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ2枚まい目め	霧きり馬山まやま鐵雄てつお ☆	12勝しょう3敗はい （○大栄おおえ翔しょう）	東ひがし関脇せきわけ（11勝しょう4敗はい）	大関おおぜき
34	2023年ねん（令れい和わ5年ねん）7月がつ場所ばしょ	東ひがし関脇せきわけ	豊昇ほうしょう龍りゅう智勝ともかつ ☆	12勝しょう3敗はい （○北きた勝富かつとみ士し）	西にし大関おおぜき2枚まい目め（8勝しょう7敗はい）	大関おおぜき

• 四股しこ名めいは優勝ゆうしょう当時とうじの四股しこ名めい。
• ☆印しるしは2024年ねん現時点げんじてんで現役げんえき力士りきし。
• 成績せいせきの（）内ないは優勝ゆうしょう決定けってい戦せん。決定けってい戦せんは1947年ねん（昭和しょうわ22年ねん）6月がつ場所ばしょから導入どうにゅうされ（1956年ねんの朝あさ汐しおは巴ともえ戦せん）、それ以前いぜんは同点どうてんの場合ばあいは番付ばんづけ上位じょうい者しゃの優勝ゆうしょう。玉たま錦にしきには他たに2回かい（1929年ねん3月がつ場所ばしょと1930年ねん1月がつ場所ばしょ、いずれも9勝しょう2敗はい、大関おおぜき豊國ほうこくが番付ばんづけ上位じょういで優勝ゆうしょう、直接ちょくせつの対戦たいせんは2回かいとも玉たま錦にしきの勝利しょうり）、男女だんじょノ川かわには1回かい（1931年ねん1月がつ場所ばしょ、当時とうじの四股しこ名めいは朝あさ潮しお）、関脇せきわけでの優勝ゆうしょう同点どうてんがある。
• 地位ちいの「2枚まい目め」などは、張ちょう出いずるでなく番付ばんづけの枠わく内ないに書かき出だされたもの。
• 曙あけぼのの大関おおぜき2場所ばしょ目めは東ひがし張ちょう出いずる大関おおぜきで9勝しょう6敗はい。

備考びこう

平幕ひらまく力士りきしが横綱よこづなを破やぶった場合ばあいは「金星かなぼし」、大関おおぜきを破やぶった場合ばあいは「銀ぎん星ぼし」と称しょうされることから、これに準なぞらえて関脇せきわけを破やぶった場合ばあいは「銅どう星ぼし」、小結こむすびを破やぶった場合ばあいは「鉄てつ星ぼし」などと呼称こしょうする場合ばあいがある。ただし、銀ぎん星ぼしは日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいによって公式こうしきの概念がいねんとなっているが、銅どう星ぼし・鉄てつ星ぼしはファンが呼称こしょうしているにすぎず、公式こうしきな概念がいねんとしては存在そんざいしない。

関連かんれん項目こうもく

• 関脇せきわけ一覧いちらん