東ひがし白しろ龍りゅう雅士まさし

東ひがし白しろ龍りゅう 雅士まさし
基礎きそ情報じょうほう
四股しこ名めい	白石しらいし 雅仁まさひと → 東ひがし白しろ龍りゅう 雅士まさし
本名ほんみょう	白石しらいし 雅仁まさひと
愛称あいしょう	シラ、ハクリュー
生年月日せいねんがっぴ	(1996-04-17) 1996年ねん4月がつ17日にち（28歳さい）
出身しゅっしん	日本にっぽん・東京とうきょう都と墨田すみだ区く
身長しんちょう	182.0cm
体重たいじゅう	132.0kg
BMI	39.9
所属しょぞく部屋へや	玉ノ井たまのい部屋へや
得意とくい技わざ	突つき、押おし、叩はたき
成績せいせき
現在げんざいの番付ばんづけ	東ひがし十じゅう両りょう10枚まい目め
最高さいこう位い	東ひがし前頭まえがしら15枚まい目め
生涯しょうがい戦歴せんれき	200勝しょう197敗はい11休きゅう（32場所ばしょ）
幕内まくうち戦歴せんれき	5勝しょう10敗はい（1場所ばしょ）
優勝ゆうしょう	三さん段だん目め優勝ゆうしょう1回かい
データ
初はつ土俵どひょう	2019年ねん5月場所ばしょ
入幕にゅうまく	2023年ねん11月場所ばしょ
趣味しゅみ	漫画まんが・YouTube・ドラマ・アニメ鑑賞かんしょう
備考びこう
2024年ねん9月22日にち現在げんざい ■テンプレート  ■プロジェクト 相撲すもう

東ひがし白しろ龍りゅう 雅士まさし（とうはくりゅう まさひと、1996年ねん4月がつ17日にち - ）は、東京とうきょう都と墨田すみだ区く出身しゅっしんで、玉ノ井たまのい部屋へや所属しょぞくの現役げんえき大相撲おおずもう力士りきし。本名ほんみょうは白石しらいし 雅仁まさひと（しらいし まさひと）。身長しんちょう182.0cm、体重たいじゅう132.0kg、血液けつえき型がたはA型がた。最高さいこう位いは東ひがし前頭まえがしら15枚まい目め（2023年ねん11月場所ばしょ）。

来歴らいれき

入門にゅうもん前まえ

相撲すもうを始はじめて取とったのは小学校しょうがっこう4年生ねんせいの時ときで、5年生ねんせいから葛飾かつしか区くの葛飾かつしか白鳥しらとり相撲すもう教室きょうしつに通とおった。道場どうじょうに通かよい始はじめた当初とうしょは練習れんしゅうでもなかなか勝かてなかったが、4学年がくねん上じょうの翔しょう猿ざるを真似まねて変化へんかや引びき技わざを用もちいると勝かてるようになり、その後ご道場どうじょうのコーチからは突つっ張はりを教おしえ込こまれた。中学校ちゅうがっこうも葛飾かつしか区くの強豪きょうごう葛飾かつしか区立くりつ大道だいどう中学校ちゅうがっこうに進学しんがくし、3年ねん次つぎに白はく鵬ほう杯はいで優勝ゆうしょうを経験けいけんした。中学校ちゅうがっこう卒業そつぎょう後ごは道場どうじょう出身しゅっしん者しゃも多おおく進学しんがくしている専大せんだい松戸まつど高校こうこうに自身じしんも進すすみ、全国ぜんこく高等こうとう学校がっこう総合そうごう体育たいいく大会たいかい相撲すもう競技きょうぎ大会たいかい個人こじん戦せんで2位い2回かい・3位い1回かい、国民こくみん体育たいいく大会たいかい相撲すもう競技きょうぎ個人こじん戦せん優勝ゆうしょう1回かいと活躍かつやく、のちの大関おおぜき貴き景勝けいしょうとはライバル関係かんけいにあった。大相撲おおずもうからの誘さそいもあったが、3年ねん時じの大会たいかいで団体だんたい3位いに入はいった際さいにそれまで軽視けいししていた団体だんたい戦せんに興味きょうみを持もち、団体だんたい優勝ゆうしょうをめざし東洋大学とうようだいがくに進学しんがく。大学だいがくでは個人こじんタイトルを3個こ獲得かくとく、目標もくひょうとしていた団体だんたい戦せんでも全国ぜんこく学生がくせい相撲すもう選手権せんしゅけん大会たいかい3連覇れんぱに貢献こうけんした。2018年ねん12月の全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんでベスト8入いり。この時点じてんでは相撲すもう部屋へやからの声こえはかかっていなかったが、全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん8強きょう入いりの実績じっせきにより三さん段だん目め100枚まい目め格付かくづけ出での資格しかくを獲得かくとくしていたこともあり、大学だいがく3年ねん時じに千秋楽せんしゅうらくパーティーに誘さそわれた縁えんで玉ノ井たまのい部屋へやに入門にゅうもんした。本人ほんにんは角界かくかい入いりは考かんがえていたが、まさか玉ノ井たまのい部屋へやと縁えんが出来できるとは思おもわなかったと意外いがいの念ねんを抱だいている。

入門にゅうもん後ご

2019年ねん5月がつ場所ばしょ三さん段だん目め100枚まい目め格付かくづけ出だしで初はつ土俵どひょうを踏ふみ、三さん段だん目め優勝ゆうしょうを果はたす。

その後ごも順調じゅんちょうに勝かち越こしを続つづけ、2020年ねん1月がつ場所ばしょでは初はじめての幕下まくした15枚まい目め以内いないとなる西にし幕下まくした13枚まい目めまで番付ばんづけを伸のばしたものの、この場所ばしょは2勝しょう5敗はいで初はつ土俵どひょう以来いらい初はじめての負まけ越こしとなった。それでも翌よく2場所ばしょを続つづけて6勝しょう1敗はいとして9月がつ場所ばしょでは西にし幕下まくした2枚まい目めまで番付ばんづけを上あげ、新しん十じゅう両りょう昇進しょうしんをかける場所ばしょとなるところであったが、部屋へや内ないでの新型しんがたコロナウイルス集団しゅうだん感染かんせんを受うけて全休ぜんきゅう。救済きゅうさい措置そちとして11月場所ばしょは番付ばんづけ据すえ置おきとなり、その11月場所ばしょは7番ばん相撲すもうで十じゅう両りょうの貴き源治げんじに勝利しょうりして4勝しょう3敗はいと勝かち越こし、場所ばしょ後ごの新しん十じゅう両りょう昇進しょうしんを決きめ、四股しこ名めいを「東ひがし白龍はくりゅう」に改名かいめいした。名前なまえの由来ゆらいは、出身しゅっしん大学だいがくや師匠ししょうの四股しこ名めいから「東ひがし」、本名ほんみょうから「白しろ」、昇のぼり龍りゅうから「龍りゅう」である。

11月25日にちの部屋へやでのリモート会見かいけんでは「特例とくれい措置そちで据すえ置おきにしていただいて、それを聞きいてこれは絶対ぜったいに上あがらなきゃだめだなと思おもった」と、覚悟かくごして11月場所ばしょに臨のぞんでいたことを明あかした。

新しん十じゅう両りょう昇進しょうしん後ご

新しん十じゅう両りょうとなった2021年ねん1月がつ場所ばしょは初日しょにちに竜虎りゅうこに押おし出だされて黒星くろぼしスタート。初はじめての土俵入どひょういりも経験けいけんし「緊張きんちょうしました。所作しょさとかあまり分わからなかったんで」とコメントした。2日にち目めは矢や後ごを押おし出だしで破やぶって関取せきとり初はつ白星しろぼし。その後ごも勝かち星ぼしは増ふえて、14日にち目めに新しん十じゅう両りょうでの勝かち越こしを決きめた。なお、勝かち越こしを決きめた取組とりくみは、取組とりくみ相手あいての美よしノ海うみが休場きゅうじょうしたことによる不戦勝ふせんしょうだった。翌よく3月がつ場所ばしょは前半ぜんはん戦せんで負まけが込こみ、9日にち目めに早はやくも負まけ越こしが決定けっていした。しかし、負まけ越こしたことでかえって開ひらき直なおった相撲すもうを取とれるようになった結果けっか、10日とおか目めから6連勝れんしょうとして、7勝しょう8敗はいと負まけ越こしの幅はばを最小限さいしょうげんに留とめた。続つづく5月がつ場所ばしょは場所ばしょ前まえに右足みぎあしのアキレス腱あきれすけんを痛いためるアクシデントがあったが、11日にち目めに勝かち越こしを決きめて最終さいしゅう的てきに10勝しょう5敗はいで取とり終おえた。2023年ねん5月がつ場所ばしょは西にし十じゅう両りょう2枚まい目めで4勝しょう11敗はい。しかし7月がつ場所ばしょはわずか2枚まい下降かこうの西にし十じゅう両りょう4枚まい目めに踏ふみとどまった。この負まけ越こし点てんで2枚まい下降かこうに留とまるのは通常つうじょうなら不可能ふかのうに近ちかい。9月場所ばしょは西にし十じゅう両りょう4枚まい目めの地位ちいで10勝しょう5敗はいと2桁けた白星しろぼしを記録きろくし、場所ばしょ後ごの新しん入幕にゅうまくの可能かのう性せいが大おおきくなった。10月30日にちの11月場所ばしょ番付ばんづけ発表はっぴょうにより、正式せいしきに新しん入幕にゅうまくが決定けってい。しかし、新しん入幕にゅうまくの場所ばしょでは5勝しょう10敗はいと負まけ越こし、1場所ばしょで十じゅう両りょう陥落かんらくとなった。2024年ねん5月がつ3日にちには新型しんがたコロナウイルス感染かんせん拡大かくだいの影響えいきょうで延期えんきになっていた関取せきとり昇進しょうしん祝賀しゅくが会かいが両国りょうこく国技こくぎ館かん地下ちか1階かいの大広間おおひろまで行おこなわれた。恩師おんしである飾かざり白鳥はくちょう相撲すもう教室きょうしつ代表だいひょうの佐久間さくま幸一こういちから「貪欲どんよくに先さきのことを考かんがえてもらいたい」「早はやく幕内まくうちに定着ていちゃくしないのか」と檄げきを飛とばされた。

取とり口くち

スピードを生いかした突つっ張はりを持もち味あじとし、目標もくひょうとする力士りきしは阿おもね炎ほのお。突つき起おこしておいてからの素早すばやい引びき技わざもある。 アマチュア時代じだいに体力たいりょく温存おんぞんのため使用しようしていた立たち合あいの叩はたきが悪癖あくへきとなっており、その克服こくふくが課題かだいとされている。実際じっさい、初はつ土俵どひょうの2019年ねん5月がつ場所ばしょから2020年ねん7月がつ場所ばしょまでの36勝しょうのうち、15番ばんの決きまり手しゅが叩たたき込こみであった。

新しん十じゅう両りょう昇進しょうしんの際さいに師匠ししょうの玉ノ井たまのいはスピードを評価ひょうかし、千代ちよ大海たいかいのようにどんどん前まえに出でて回まわり込こむセンスを認みとめた一方いっぽうでもっと体からだを大おおきくすべきだと注文ちゅうもんを付つけた。

本人ほんにんが認みとめているように、押おし一辺倒いっぺんとうであるため廻まわしを取とられたら自分じぶんの相撲すもうにならない。

人物じんぶつ

• 趣味しゅみはNetflix。
• 好物こうぶつは肉にく、寿司すし。部屋へやホームページによると中華ちゅうか料理りょうりも好物こうぶつ。
• 好すきなインターネット番組ばんぐみは『Mリーグ』。
• 好すきな漫画まんがは『ONE PIECE』、『アカギ 〜闇やみに降おり立たった天才てんさい〜』。

主おもな成績せいせき

2024年ねん9月がつ場所ばしょ終了しゅうりょう現在げんざい

• 通算つうさん成績せいせき：200勝しょう197敗はい11休きゅう（32場所ばしょ）

各かく段だん優勝ゆうしょう

• 三さん段だん目め優勝ゆうしょう：1回かい（2019年ねん5月がつ場所ばしょ）

場所ばしょ別べつ成績せいせき

東ひがし白しろ龍りゅう 雅士まさし

	一いち月がつ場所ばしょ 初場所はつばしょ（東京とうきょう）	三さん月がつ場所ばしょ 春場所はるばしょ（大阪おおさか）	五月ごがつ場所ばしょ 夏場所なつばしょ（東京とうきょう）	七なな月がつ場所ばしょ 名古屋なごや場所ばしょ（愛知あいち）	九月場所くがつばしょ 秋場所あきばしょ（東京とうきょう）	十一月じゅういちがつ場所ばしょ 九州きゅうしゅう場所ばしょ（福岡ふくおか）
2019年ねん （平成へいせい31年ねん /令れい和わ元年がんねん）	x	x	三さん段だん目付めつけ出で100枚まい目め 優勝ゆうしょう 7–0	西にし幕下まくした55枚まい目め 5–2	東ひがし幕下まくした42枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした35枚まい目め 6–1
2020年ねん （令れい和わ2年ねん）	西にし幕下まくした13枚まい目め 2–5	東ひがし幕下まくした29枚まい目め 6–1	感染かんせん症しょう拡大かくだい により中止ちゅうし	西にし幕下まくした10枚まい目め 6–1	西にし幕下まくした2枚まい目め 休場きゅうじょう 0–0–7	西にし幕下まくした2枚まい目め 4–3
2021年ねん （令れい和わ3年ねん）	西にし十じゅう両りょう14枚まい目め 8–7	東ひがし十じゅう両りょう11枚まい目め 7–8	東ひがし十じゅう両りょう11枚まい目め 10–5	東ひがし十じゅう両りょう4枚まい目め 5–10	西にし十じゅう両りょう7枚まい目め 4–11	東ひがし十じゅう両りょう12枚まい目め 9–6
2022年ねん （令れい和わ4年ねん）	東ひがし十じゅう両りょう8枚まい目め 10–5	西にし十じゅう両りょう3枚まい目め 7–8	西にし十じゅう両りょう4枚まい目め 9–6	西にし十じゅう両りょう2枚まい目め 3–8–4	西にし十じゅう両りょう3枚まい目め 8–7	東ひがし十じゅう両りょう筆頭ひっとう 5–10
2023年ねん （令れい和わ5年ねん）	東ひがし十じゅう両りょう4枚まい目め 9–6	西にし十じゅう両りょう筆頭ひっとう 7–8	西にし十じゅう両りょう2枚まい目め 4–11	西にし十じゅう両りょう4枚まい目め 7–8	西にし十じゅう両りょう4枚まい目め 10–5	東ひがし前頭まえがしら15枚まい目め 5–10
2024年ねん （令れい和わ6年ねん）	西にし十じゅう両りょう2枚まい目め 8–7	東ひがし十じゅう両りょう2枚まい目め 6–9	東ひがし十じゅう両りょう4枚まい目め 6–9	東ひがし十じゅう両りょう5枚まい目め 5–10	東ひがし十じゅう両りょう10枚まい目め 8–7	x
各かく欄らんの数字すうじは、「勝かち-負まけ-休場きゅうじょう」を示しめす。    優勝ゆうしょう 引退いんたい 休場きゅうじょう 十じゅう両りょう 幕下まくした 三さん賞しょう：敢=敢闘かんとう賞しょう、殊こと=殊勲賞しゅくんしょう、技わざ=技能ぎのう賞しょう     その他た：★=金星かなぼし 番付ばんづけ階級かいきゅう：幕内まくうち - 十じゅう両りょう - 幕下まくした - 三さん段だん目め - 序じょ二に段だん - 序ノ口じょのくち 幕内まくうち序列じょれつ：横綱よこづな - 大関おおぜき - 関脇せきわけ - 小結こむすび - 前頭まえがしら（「#数字すうじ」は各位かくい内ないの序列じょれつ）

合あい口くち

2024年ねん9月がつ場所ばしょ終了しゅうりょう現在げんざい

（以下いかは最高さいこう位いが横綱よこづな・大関おおぜきの現役げんえき力士りきし）

• 元もと大関おおぜき・御嶽みたけ海かいには1敗はい。

力士りきし名めい	勝かち数すう	負数ふすう	力士りきし名めい	勝かち数すう	負数ふすう	力士りきし名めい	勝かち数すう	負数ふすう	力士りきし名めい	勝かち数すう	負数ふすう
関脇せきわけ
宝たから富士ふじ	0	1	玉たま鷲わし	0	1	明生あきお	0	1
小結こむすび
遠藤えんどう	0	1
前頭まえがしら
一山ひとやま本ほん	0	1	王おう鵬ほう	1	0	北きたの若わか	0	1	佐田さたの海うみ	1	0
剣けん翔しょう	0	1	友とも風ふう	0	1	錦にしき富士ふじ	1	0	狼おおかみ雅みやび	1	0

※太字ふとじは2024年ねん9月がつ場所ばしょ終了しゅうりょう現在げんざい、現役げんえき力士りきし。

改名かいめい歴れき

• 白石しらいし 雅仁まさひと（しらいし まさひと）2019年ねん5月がつ場所ばしょ - 2020年ねん11月場所ばしょ
• 東ひがし白しろ龍りゅう 雅士まさし（とうはくりゅう まさひと）2021年ねん1月がつ場所ばしょ -

関連かんれん項目こうもく

• 大相撲おおずもう力士りきし一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 東ひがし白しろ龍りゅう 雅士まさし - 日本にっぽん相撲すもう協会きょうかい