あずま俊隆としたかかちかい

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
あずま俊隆としたか かちかい
基礎きそ情報じょうほう
四股しこめい 今関いまぜきあずま俊隆としたか
本名ほんみょう 今関いまぜき 俊介しゅんすけ
愛称あいしょう ボス、しゅん、しゅんすけ、あばれんぼう
生年月日せいねんがっぴ (1999-04-16) 1999ねん4がつ16にち(25さい
出身しゅっしん 東京とうきょう中央ちゅうおう
身長しんちょう 173.0cm
体重たいじゅう 96.0kg
所属しょぞく部屋へや 玉ノ井たまのい部屋へや
得意とくいわざ し、き、
成績せいせき
現在げんざい番付ばんづけ ひがし幕下まくした30まい
最高さいこう 西にし幕下まくした15まい
生涯しょうがい戦歴せんれき 51しょう30はい3きゅう(13場所ばしょ
優勝ゆうしょう さんだん優勝ゆうしょう1かい
データ
はつ土俵どひょう 2022ねん5がつ場所ばしょ
趣味しゅみ 音楽おんがくく、友達ともだちあそぶ、トレーニング
備考びこう
2024ねん5月26にち現在げんざい

あずま俊隆としたか かちかい(とうしゅんりゅう しょうすけ、1999ねん4がつ16にち - )は、東京とうきょう中央ちゅうおう出身しゅっしんで、玉ノ井たまのい部屋へや所属しょぞく現役げんえき大相撲おおずもう力士りきし本名ほんみょう今関いまぜき 俊介しゅんすけ(いまぜき しゅんすけ)。身長しんちょう173cm、体重たいじゅう96kg。最高さいこう西にし幕下まくした15まい2023ねん5月場所ばしょ)。

来歴らいれき[編集へんしゅう]

相撲すもうは4~5さいころ文献ぶんけんによってことなる)にあに影響えいきょうはじめ、文京ぶんきょうはりだに相撲すもうクラブにとおった[1][2]本人ほんにんあによりセンス抜群ばつぐんはじめたころから相撲すもう上手うま数々かずかずのクラブ大会たいかい入賞にゅうしょうしていた。しかしわんぱく相撲すもうでは全国ぜんこく大会たいかいにはことがなく個人こじん成績せいせきすくなかった。中央ちゅうおう区立くりつ晴海はるみ中学校ちゅうがっこう2ねん全国ぜんこく都道府県とどうふけん中学生ちゅうがくせい相撲すもう選手権せんしゅけん大会たいかい出場しゅつじょう、3ねん全国ぜんこく都道府県とどうふけん中学生ちゅうがくせい相撲すもう選手権せんしゅけん大会たいかい個人こじん8きょう全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう相撲すもう選手権せんしゅけん大会たいかい個人こじん64きょう[3]

中学校ちゅうがっこう卒業そつぎょう東京とうきょう都立とりつ足立あだち新田高等学校にったこうとうがっこう進学しんがく。1ねん関東かんとう高等こうとう学校がっこう相撲すもう大会たいかいでは、のちに豊昇ほうしょうりゅうとなるスガラグチャー・ビャンバスレンと対戦たいせんし、勝利しょうりしている。また、高等こうとう学校がっこう相撲すもう金沢かなざわ大会たいかいでは、現在げんざいおうほうである納谷なやみゆきかい対戦たいせんし、こちらも勝利しょうりしている。高校こうこう卒業そつぎょう日本体育大学にほんたいいくだいがくスポーツ文化ぶんか学部がくぶ武道ぶどう教育きょういく学科がっか進学しんがく[3]大学だいがく相撲すもう同期どうきには白熊しろくま優太ゆうた嘉陽かようかいむねらがいた。4ねんつぎ相撲すもう副将ふくしょうとして出場しゅつじょうした全国ぜんこく学生がくせい相撲すもう選手権せんしゅけん大会たいかいでは団体だんたい優勝ゆうしょうたし、監督かんとく斉藤さいとう一雄かずおに「ヒーローは今関いまぜき今関いまぜきがミラクルボーイです」とわしめた[4]

大学だいがく卒業そつぎょう大相撲おおずもう玉ノ井たまのい部屋へや入門にゅうもんし、2022ねん5月場所ばしょはつ土俵どひょうんだ[3]入門にゅうもん同期生どうきせいには大学だいがくでも同期どうきだった高橋たかはし嘉陽かようらがいる。2023ねん1がつ場所ばしょみぎ足首あしくびいためて途中とちゅう休場きゅうじょうしたが[5]さい出場しゅつじょうしてした[6]よく3がつ場所ばしょはまだ怪我けが状態じょうたい不安ふあんのこ状態じょうたいではあったものの7せん全勝ぜんしょうとし、どう部屋へや清乃きよのうみとの優勝ゆうしょう決定けっていせんせいしてさんだん優勝ゆうしょう[7][6]つづく5がつ場所ばしょ幕下まくした昇進しょうしんしたが、この場所ばしょからは2場所ばしょ連続れんぞくしとなり、同年どうねん8がつおこなわれた玉ノ井たまのい部屋へや合宿がっしゅくちゅうには「上位じょういはみんなつよい」とコメントをのこした[8]。11月場所ばしょ幕下まくした4場所ばしょにしてはじめてした。

人物じんぶつ[編集へんしゅう]

  • あずま俊隆としたかかちかい」という四股しこめいは、「ひがし」は師匠ししょう玉ノ井たまのいもと大関おおぜきとちひがし)の現役げんえき時代じだい四股しこめいから、「しゅん」と「かい」は自身じしん本名ほんみょうから、「たかし」と「かち」は祖父そふ父親ちちおや名前なまえから1ずつり、みずか考案こうあんした[9]。「たかし」の正式せいしき表記ひょうきは「せい」のうえに「いち」がはいきゅう字体じたい)。
  • もと小結こむすび千代ちよ大龍おおたつ東京とうきょう都立とりつ足立あだち新田高等学校にったこうとうがっこう日本体育大学にほんたいいくだいがく先輩せんぱいにあたる。出身しゅっしん道場どうじょうべつだがむかしから交流こうりゅうがあり、大会たいかいたび当時とうじ幕内まくうち千代ちよ大龍おおたつから激励げきれい連絡れんらくをもらったり、食事しょくじれてってもらったりしたという。千代ちよだいりゅうはとても可愛かわいがっていて一番いちばん後輩こうはいはな[10]
  • 部屋へや公式こうしきホームページによると、好物こうぶつはラーメン。趣味しゅみ音楽おんがく鑑賞かんしょう友達ともだちあそぶこと、トレーニング[11]

おも成績せいせき[編集へんしゅう]

2024ねん5がつ場所ばしょ終了しゅうりょう現在げんざい

通算つうさん成績せいせき[編集へんしゅう]

  • 通算つうさん成績せいせき:51しょう30はい3きゅう(13場所ばしょ

かくだん優勝ゆうしょう[編集へんしゅう]

  • さんだん優勝ゆうしょう:1かい(2023ねん3がつ場所ばしょ

場所ばしょべつ成績せいせき[編集へんしゅう]

あずま俊隆としたか かちかい
いちがつ場所ばしょ
初場所はつばしょ東京とうきょう
さんがつ場所ばしょ
春場所はるばしょ大阪おおさか
五月ごがつ場所ばしょ
夏場所なつばしょ東京とうきょう
なながつ場所ばしょ
名古屋なごや場所ばしょ愛知あいち
九月場所くがつばしょ
秋場所あきばしょ東京とうきょう
十一月じゅういちがつ場所ばしょ
九州きゅうしゅう場所ばしょ福岡ふくおか
2022ねん
れい4ねん
x x ぜん相撲すもう ひがし序ノ口じょのくち17まい
4–2–1[ちゅう 1] 
西にしじょだん87まい
6–1 
ひがしじょだん11まい
6–1 
2023ねん
れい5ねん
西にしさんだん41まい
4–1–2 
西にしさんだん24まい
優勝ゆうしょう
7–0 
西にし幕下まくした15まい
3–4 
ひがし幕下まくした22まい
3–4 
西にし幕下まくした30まい
3–4 
ひがし幕下まくした36まい
4–3 
2024ねん
れい6ねん
ひがし幕下まくした30まい
5–2 
ひがし幕下まくした18まい
2–5 
ひがし幕下まくした30まい
4–3 
x x x
かくらん数字すうじは、「ち-け-休場きゅうじょう」をしめす。    優勝ゆうしょう 引退いんたい 休場きゅうじょう じゅうりょう 幕下まくした
さんしょう=敢闘かんとうしょうこと=殊勲賞しゅくんしょうわざ=技能ぎのうしょう     その=金星かなぼし
番付ばんづけ階級かいきゅう幕内まくうち - じゅうりょう - 幕下まくした - さんだん - じょだん - 序ノ口じょのくち
幕内まくうち序列じょれつ横綱よこづな - 大関おおぜき - 関脇せきわけ - 小結こむすび - 前頭まえがしら(「#数字すうじ」は各位かくいない序列じょれつ

改名かいめいれき[編集へんしゅう]

  • 今関いまぜき 俊介しゅんすけ(いまぜき しゅんすけ)2022ねん5がつ場所ばしょ
  • あずま俊隆としたか かちかい(とうしゅんりゅう しょうすけ)2022ねん7がつ場所ばしょ -

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 2019新型しんがたコロナウイルス感染かんせんもしくは感染かんせんしゃ濃厚のうこう接触せっしょくした可能かのうせいがあるため6ばん相撲すもうから休場きゅうじょう

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 日体大にったいだいそつ小兵こひょう新星しんせい今関いまぜき玉ノ井たまのい部屋へや入門にゅうもん 同郷どうきょうのライバル・おうほうと「はや対戦たいせんしたい」」『スポーツニッポン』、2022ねん4がつ12にち2023ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  2. ^ 日体大にったいだい今関いまぜき俊介しゅんすけ玉ノ井たまのい部屋へや入門にゅうもん「1ねん関取せきとり、2ねん幕内まくうち定着ていちゃくおな小兵こひょうほのおおおとりから刺激しげき」『日刊にっかんスポーツ』、2022ねん4がつ12にち2023ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  3. ^ a b c ぜんしん弟子でし名鑑めいかん」『相撲すもう』2022ねん6がつごうスボすぼル・マガジン社るまがじんしゃ、92ぺーじ 
  4. ^ 今関いまぜきがミラクルボーイ、日体大にったいだい名将めいしょう斉藤さいとう監督かんとくだい絶賛ぜっさん」『スポーツ報知ほうち』、2021ねん11月7にち2023ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  5. ^ じゅうりょう以下いかかくだん優勝ゆうしょうしゃ」『相撲すもう』2023ねん4がつごうスボすぼル・マガジン社るまがじんしゃ、69ぺーじ 
  6. ^ a b さんだん優勝ゆうしょうあずま俊隆としたか「けがけで優勝ゆうしょうできたのは自信じしんになる」清乃きよのうみとの「どう部屋へや決戦けっせん」をせい」『日刊にっかんスポーツ』、2023ねん3がつ26にち2023ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  7. ^ 今関いまぜきあらたあずま俊隆としたかどう部屋へや対決たいけつせいしてさんだんV 大観たいかんしゅまえで「気分きぶんよかったです」」『スポーツ報知ほうち』、2023ねん3がつ26にち2023ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  8. ^ 玉ノ井たまのい部屋へや相馬そうま合宿がっしゅく幕下まくしたあずま俊隆としたか充実じゅうじつのぶつかりガッチリ かみみだし「稽古けいこしました」」『毎日新聞まいにちしんぶん』、2023ねん8がつ7にち2023ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  9. ^ 今関いまぜきあらたあずま俊隆としたか東大とうだいせい須山すやまにリベンジの圧勝あっしょう勉強べんきょうではてないので相撲すもうではたないと」」『スポーツニッポン』、2022ねん7がつ13にち2023ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  10. ^ じょだんあずま俊隆としたかし 引退いんたいした千代ちよ大龍おおたつには「ちいさいころからずっとかわいがってもらった」」『スポーツニッポン』、2022ねん11月22にち2023ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  11. ^ あずま俊隆としたか 玉ノ井たまのい部屋へや (2023ねん8がつ4にち閲覧えつらん)

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]