貴き健けん斗と輝虎てるとら

貴き健けん斗と 輝虎てるとら
基礎きそ情報じょうほう
四股しこ名めい	水田すいでん → 貴き健けん斗と
本名ほんみょう	水田みずた 健けん斗と
愛称あいしょう	ケント、ミズケン
生年月日せいねんがっぴ	(1996-02-10) 1996年ねん2月がつ10日とおか（28歳さい）
出身しゅっしん	熊本くまもと県けん八代やしろ市し
身長しんちょう	179.0cm
体重たいじゅう	167.0kg
BMI	52.1
所属しょぞく部屋へや	貴乃花たかのはな部屋へや→千賀ちかノ浦うら部屋へや→常盤山ときわやま部屋へや
成績せいせき
現在げんざいの番付ばんづけ	西にし三さん段だん目め23枚まい目め
最高さいこう位い	西にし十じゅう両りょう4枚まい目め
生涯しょうがい戦歴せんれき	266勝しょう249敗はい17休きゅう（61場所ばしょ）
データ
初はつ土俵どひょう	2014年ねん1月がつ場所ばしょ
趣味しゅみ	音楽おんがく鑑賞かんしょう、アニメ鑑賞かんしょう、アクアリウム鑑賞かんしょう
備考びこう
元もと初切しょっきり担当たんとう力士りきし
202年ねん4月がつ30日にち現在げんざい ■テンプレート  ■プロジェクト 相撲すもう

貴き健けん斗と 輝虎てるとら（たかけんと てるとら、1996年ねん2月がつ10日とおか - ）は、熊本くまもと県けん八代やしろ市し出身しゅっしんで常盤山ときわやま部屋へや（入門にゅうもん時じは貴乃花たかのはな部屋へや、一時いちじ千賀ちかノ浦うら部屋へや）所属しょぞくの現役げんえき大相撲おおずもう力士りきし。本名ほんみょうは水田みずた 健けん斗と（みずた けんと）。身長しんちょう179.0cm、体重たいじゅう167.0kg、血液けつえき型がたはA型がた。最高さいこう位いは西にし十じゅう両りょう4枚まい目め（2021年ねん7月がつ場所ばしょ）。好物こうぶつはラーメン、肉にく。趣味しゅみはアニメ鑑賞かんしょう、アクアリウム鑑賞かんしょう。好すきな書道しょどう家かは武田たけだ双そう雲くも。

来歴らいれき

入門にゅうもん前まえ

水田すいでん少年しょうねんは八はち代だい市立しりつ八はち千せん把わ小学校しょうがっこう5年ねん次じより地元じもとの相撲すもう道場どうじょう（八はち千せん把わクラブ）に通かよい、八はち代だい市立しりつ第だい四よん中学校ちゅうがっこう3年ねん次つぎに全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう相撲すもう選手権せんしゅけん大会たいかいの団体だんたい戦せんメンバーとして優勝ゆうしょうに貢献こうけんした。中学校ちゅうがっこう卒業そつぎょう後ごは故郷こきょうを離はなれ、鳥取とっとり県けんの鳥取とっとり城北しろきた高等こうとう学校がっこう普通ふつう科か体育たいいくコースに相撲すもう留学りゅうがく。1学年がくねん上じょうにはアルタンホヤグ・イチンノロブ（逸いっノ城しろ）が在籍ざいせきしていた。高校こうこうでも団体だんたい戦せんメンバーとなり、3年ねん次じには主将しゅしょうとして国体こくたい少年しょうねんの部ぶで団体だんたい優勝ゆうしょうを果はたした。

入門にゅうもん後ご

高校こうこう卒業そつぎょうを目前もくぜんに控ひかえ、2014年ねん1月がつ場所ばしょで貴乃花たかのはな部屋へやに入門にゅうもんした。師匠ししょう貴乃花たかのはなには中学ちゅうがく時代じだいより目めをかけられ、高校こうこう時代じだいには部屋へやの合宿がっしゅくにも参加さんかしたことがあった。高校こうこう卒業そつぎょう後ごに社会しゃかい人じんを経験けいけんしたため同期どうきとなった逸いっノ城しろ（幕下まくした付づけ出で入門にゅうもん）や、剣けん翔しょう、武将ぶしょう山やまらが同期生どうきせいである。前ぜん相撲すもうは3勝しょう1敗はいで出世しゅっせした。相撲すもう教習所きょうしゅうじょでは指導しどうに当あたった親方おやかたから総そうじて真面目まじめな稽古けいこ態度たいどを評価ひょうかされ、優等ゆうとう賞しょうを獲得かくとくした。

大相撲おおずもうでは2014年ねん11月場所ばしょで幕下まくした昇進しょうしんを果はたし、師匠ししょうが現役げんえき時代じだいに使用しようしていた博多帯はかたおびを譲ゆずり受うけ、初はつ髷まげも結ゆった。3月がつ場所ばしょでは土付つちつかずの6連勝れんしょうで自身じしん初はつの各かく段だん優勝ゆうしょうに大おおきく近ちかづいたが、7番ばん相撲すもう（13日にち目め）で出羽でわ疾風しっぷうとの全勝ぜんしょう対決たいけつに敗やぶれて幕下まくした優勝ゆうしょうは逃のがした。その後ごは幕下まくしたに定着ていちゃくして相撲すもうを取とっていたが、同年どうねん11月がつ場所ばしょで左ひだり膝ひざ前ぜん十字じゅうじ靭帯じんたいを損傷そんしょうし初はじめての途中とちゅう休場きゅうじょうとなった。精密せいみつ検査けんさの結果けっか幸ざいわいにも断だん裂きれには至いたっておらず、三さん段だん目めとの稽古けいこもできるようになり、2016年ねん1月がつ場所ばしょで復帰ふっきした。この場所ばしょは負まけ越こしではあったものの最後さいごまで出場しゅつじょうを続つづけたが、場所ばしょ後ごに行おこなわれた花相撲はなずもうで左ひだり膝ひざを再ふたたび負傷ふしょうした。同年どうねん7月がつ場所ばしょで幕下まくしたに復帰ふっきすると同時どうじに、それまで本名ほんみょうのままだった四股しこ名めいを本名ほんみょうの下したの名前なまえにちなんで「貴き健けん斗と」に改あらためた。また、下したの名なを貴乃花たかのはな親方おやかたが尊敬そんけいしている上杉うえすぎ謙信けんしんの前ぜん名なの「上杉うえすぎ輝虎てるとら」にちなんで改あらためた。最初さいしょ本人ほんにんとしては四股しこ名めい「貴き健けん斗と」は如何いかにもな若わか名乗なのり感かんがあって嫌いやであったが、十両じゅうりょう在位ざいいを続つづける中なかで四股しこ名めいが定着ていちゃくしてしまい、改名かいめいの機会きかいを見失みうしなったという。

2018年ねん10月がつ1日にちの理事りじ会かいで、師匠ししょうの貴乃花たかのはなが日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいを退職たいしょくすることに伴ともなって千賀ちかノ浦うら部屋へや（2020年ねん11月に常盤山ときわやま部屋へやに改称かいしょう）へ移籍いせきすることが承認しょうにんされた。

貴乃花たかのはな部屋へやから千賀ちかノ浦うら部屋へやへの移籍いせき前後ぜんこうは幕下まくした20枚まい目め前後ぜんこうの番付ばんづけに定着ていちゃくしていたが、2020年ねんは開催かいさいされた5場所ばしょ全すべてで勝かち越こして、2021年ねん1月がつ場所ばしょでは西にし幕下まくした筆頭ひっとうに番付ばんづけを上あげた。この場所ばしょは自身じしんが付つけ人びとに付ついている大関おおぜき貴き景勝けいしょうから受うけた助言じょげんや、貴き景勝けいしょうと共ともに積つんだトレーニングの効果こうかもあって5勝しょう2敗はいの成績せいせきとし、場所ばしょ後ごに行おこなわれた番付ばんづけ編成へんせい会議かいぎで3月がつ場所ばしょでの新しん十じゅう両りょう昇進しょうしんが決定けっていした。新しん十じゅう両りょう昇進しょうしんの2年ねん前まえは「ネガティブ絶頂ぜっちょう期きだった」が、部屋へやの貴き景勝けいしょうから「2年ねんと決きめて、目標もくひょうを決きめてやっていけ」と言いわれ、それで「覚悟かくごを決きめた」と精神せいしん的てきに変かわったという。令れい和わ2年ねん7月がつ豪雨ごううも発奮はっぷんの切きっ掛かけであったといい、避難ひなん所しょのテレビで観戦かんせんする故郷こきょうの人々ひとびとを元気げんきにしたいという気持きもちもあった。西にし十じゅう両りょう11枚まい目めで迎むかえた3月がつ場所ばしょは、初日しょにちから4連敗れんぱいの後のち、5日にち目めに武将ぶしょう山やまに勝かつとそこから5連勝れんしょうしたものの、千秋楽せんしゅうらく敗やぶれて7勝しょう8敗はいで負まけ越こし。しかし番付ばんづけ据すえ置おきで迎むかえた5月がつ場所ばしょでは6勝しょう5敗はいから4連勝れんしょうし10勝しょう5敗はいで十じゅう両りょう昇進しょうしん後ご初はつの勝かち越こし、7月がつ場所ばしょで自身じしん最高さいこう位いの西にし十じゅう両りょう4枚まい目めとしたものの、3勝しょう12敗はい、東ひがし十じゅう両りょう13枚まい目めで迎むかえた9月がつ場所ばしょも3勝しょう12敗はいと大おおきく負まけ越こし、同年どうねん11月がつ場所ばしょで幕下まくしたに陥落かんらく。そこから2場所ばしょ連続れんぞくで4勝しょう3敗はいの勝かち越こしで2022年ねん3月がつ場所ばしょに十じゅう両りょう復帰ふっきを果はたす。東ひがし十じゅう両りょう14枚まい目めで迎むかえた3月がつ場所ばしょは、7勝しょう8敗はいで負まけ越こし。番付ばんづけ据すえ置おきで迎むかえた5月がつ場所ばしょも7勝しょう8敗はいで負まけ越こし、再ふたたび幕下まくしたに陥落かんらく。東ひがし幕下まくした筆頭ひっとうで迎むかえた7月がつ場所ばしょは、十両じゅうりょうでの取組とりくみが3番ばん組くまれながらも、7番ばん相撲すもうで矢や後ご太ふとし規ぶんまわしを破やぶり4勝しょう3敗はいの勝かち越こし、場所ばしょ後ごの7月がつ27日にちの番付ばんづけ編成へんせい会議かいぎにて1場所ばしょでの十両じゅうりょう復帰ふっきが発表はっぴょうされた2023年ねん5月がつ場所ばしょは東ひがし十じゅう両りょう7枚まい目めで6勝しょう9敗はいであったが、翌よく7月がつ場所ばしょは番付ばんづけ運うんに恵めぐまれてわずか1枚まい下降かこうの東ひがし十じゅう両りょう8枚まい目めの地位ちいで土俵どひょうに上あがることとなった。11月場所ばしょは西にし十じゅう両りょう9枚まい目めの地位ちいで3勝しょう12敗はいの大敗たいはいを喫きっし、みたび幕下まくしたに陥落かんらく。2024年ねん1月がつ場所ばしょは膝ひざの内視鏡ないしきょう手術しゅじゅつを受うけて休場きゅうじょうした。

取とり口くち

重おもい突つき押おしが武器ぶきだが起おこされるとあっさり下さがるのが弱点じゃくてん。十両じゅうりょう昇進しょうしんに際さいして常盤山ときわやまは「当あたって、突ついて、押おしていく相撲すもうはこのままでいい。もっともっとパワーを付つけたら、番付ばんづけも上あがっていくと思おもう」と評ひょうした。

主おもな成績せいせき

2024年ねん3月がつ場所ばしょ終了しゅうりょう現在げんざい

• 通算つうさん成績せいせき：266勝しょう249敗はい17休きゅう（61場所ばしょ）

貴き健けん斗と 輝虎てるとら

	一いち月がつ場所ばしょ 初場所はつばしょ（東京とうきょう）	三さん月がつ場所ばしょ 春場所はるばしょ（大阪おおさか）	五月ごがつ場所ばしょ 夏場所なつばしょ（東京とうきょう）	七なな月がつ場所ばしょ 名古屋なごや場所ばしょ（愛知あいち）	九月場所くがつばしょ 秋場所あきばしょ（東京とうきょう）	十一月じゅういちがつ場所ばしょ 九州きゅうしゅう場所ばしょ（福岡ふくおか）
2014年ねん （平成へいせい26年ねん）	（前ぜん相撲すもう）	西にし序ノ口じょのくち13枚まい目め 5–2	西にし序じょ二に段だん52枚まい目め 6–1	東ひがし三さん段だん目め83枚まい目め 6–1	東ひがし三さん段だん目め24枚まい目め 5–2	東ひがし幕下まくした60枚まい目め 5–2
2015年ねん （平成へいせい27年ねん）	西にし幕下まくした38枚まい目め 2–5	西にし幕下まくした57枚まい目め 6–1	東ひがし幕下まくした26枚まい目め 2–5	西にし幕下まくした49枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした42枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした36枚まい目め 1–3–3
2016年ねん （平成へいせい28年ねん）	東ひがし三さん段だん目め4枚まい目め 2–5	西にし三さん段だん目め29枚まい目め 3–4	東ひがし三さん段だん目め42枚まい目め 6–1	東ひがし幕下まくした55枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした46枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした36枚まい目め 2–5
2017年ねん （平成へいせい29年ねん）	東ひがし幕下まくした52枚まい目め 3–4	東ひがし三さん段だん目め8枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした59枚まい目め 5–2	東ひがし幕下まくした39枚まい目め 3–4	西にし幕下まくした48枚まい目め 5–2	西にし幕下まくした34枚まい目め 5–2
2018年ねん （平成へいせい30年ねん）	西にし幕下まくした24枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした20枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした14枚まい目め 3–4	西にし幕下まくした20枚まい目め 3–4	西にし幕下まくした26枚まい目め 3–4	東ひがし幕下まくした36枚まい目め 5–2
2019年ねん （平成へいせい31年ねん /令れい和わ元年がんねん）	東ひがし幕下まくした23枚まい目め 3–4	東ひがし幕下まくした27枚まい目め 6–1	西にし幕下まくした10枚まい目め 2–5	東ひがし幕下まくした20枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした18枚まい目め 3–4	東ひがし幕下まくした23枚まい目め 2–5
2020年ねん （令れい和わ2年ねん）	東ひがし幕下まくした38枚まい目め 5–2	東ひがし幕下まくした23枚まい目め 5–2	感染かんせん症しょう拡大かくだい により中止ちゅうし	東ひがし幕下まくした13枚まい目め 4–3	西にし幕下まくした8枚まい目め 4–3	東ひがし幕下まくした6枚まい目め 5–2
2021年ねん （令れい和わ3年ねん）	西にし幕下まくした筆頭ひっとう 5–2	西にし十じゅう両りょう11枚まい目め 7–8	西にし十じゅう両りょう11枚まい目め 10–5	西にし十じゅう両りょう4枚まい目め 3–12	東ひがし十じゅう両りょう13枚まい目め 3–12	西にし幕下まくした6枚まい目め 4–3
2022年ねん （令れい和わ4年ねん）	東ひがし幕下まくした3枚まい目め 4–3	東ひがし十じゅう両りょう14枚まい目め 7–8	東ひがし十じゅう両りょう14枚まい目め 7–8	東ひがし幕下まくした筆頭ひっとう 4–3	西にし十じゅう両りょう14枚まい目め 9–6	西にし十じゅう両りょう11枚まい目め 7–8
2023年ねん （令れい和わ5年ねん）	東ひがし十じゅう両りょう12枚まい目め 7–8	西にし十じゅう両りょう12枚まい目め 10–5	東ひがし十じゅう両りょう7枚まい目め 6–9	東ひがし十じゅう両りょう8枚まい目め 7–8	東ひがし十じゅう両りょう9枚まい目め 6–9	西にし十じゅう両りょう9枚まい目め 3–12
2024年ねん （令れい和わ6年ねん）	東ひがし幕下まくした3枚まい目め 休場きゅうじょう 0–0–7	西にし幕下まくした43枚まい目め 休場きゅうじょう 0–0–7	西にし三さん段だん目め23枚まい目め –	x	x	x
各かく欄らんの数字すうじは、「勝かち-負まけ-休場きゅうじょう」を示しめす。    優勝ゆうしょう 引退いんたい 休場きゅうじょう 十じゅう両りょう 幕下まくした 三さん賞しょう：敢=敢闘かんとう賞しょう、殊こと=殊勲賞しゅくんしょう、技わざ=技能ぎのう賞しょう     その他た：★=金星かなぼし 番付ばんづけ階級かいきゅう：幕内まくうち - 十じゅう両りょう - 幕下まくした - 三さん段だん目め - 序じょ二に段だん - 序ノ口じょのくち 幕内まくうち序列じょれつ：横綱よこづな - 大関おおぜき - 関脇せきわけ - 小結こむすび - 前頭まえがしら（「#数字すうじ」は各位かくい内ないの序列じょれつ）

改名かいめい歴れき

• 水田みずた 健けん斗と（みずた けんと）2014年ねん1月がつ場所ばしょ - 2016年ねん5月がつ場所ばしょ
• 貴き健けん斗と 輝虎てるとら（たかけんと てるとら）2016年ねん7月がつ場所ばしょ -

関連かんれん項目こうもく

• 大相撲おおずもう力士りきし一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 貴き健けん斗と 輝虎てるとら - 日本にっぽん相撲すもう協会きょうかい
• 貴き健けん斗と 輝虎てるとら - 相撲すもうレファレンス