手合てあい

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手合てあい(てあい)とは、

  1. かつて相撲すもう使つかわれていたかまのこと。ほんこう詳述しょうじゅつ
  2. 囲碁いご対局たいきょくすること。プロに使つかうのが普通ふつう昇段しょうだんのためにおこなわれる手合てあいを「だい手合てあい」とぶ。(現在げんざい日本にっぽんでは廃止はいしされている。)
  3. 相手あいてやから意味いみ

吉田よしだつかさかく行司ぎょうじなどにつたわる相撲すもう伝書でんしょ相撲すもう強弱きょうじゃくごうしょなどによると、江戸えど時代じだい中期ちゅうきごろまで相撲すもう使つかわれていたかまのことで、上段じょうだん手合てあい中段ちゅうだん手合てあい下段げだん手合てあい陰陽いんよう手合てあい無形むけい手合てあいひとしとある。平安へいあん時代じだい平安朝へいあんちょう相撲すもうぶしかい絵図えずどう時代じだい末期まっき鳥羽とば僧正そうじょうによってえがかれた鳥獣ちょうじゅう人物じんぶつ戯画ぎがに、ウサギげたカエル手合てあいをしている姿すがたえがかれている。世界せかいには存在そんざいしない日本にっぽん独自どくじ相撲すもうかまえ。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 古事ふるごとるいえん武技ぶぎ」 神宮じんぐうつかさちょう 吉川弘文館よしかわこうぶんかん
  • 秘伝ひでん」・1996ねん1がつごう BABジャパン
  • 秘伝ひでん」・1996ねん3がつごう BABジャパン
  • 秘伝ひでん」・1996ねん5がつごう BABジャパン
  • 秘伝ひでん柔術じゅうじゅつ平上たいらかみ信行のぶゆき あいりゅうどう 

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]