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荻原井泉水おぎわらせいせんすい

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荻原おぎわら 泉水せんすい
誕生たんじょう 荻原おぎわら 藤吉とうきち
1884ねん6月16にち
東京とうきょうしば神明しんめいまち
死没しぼつ (1976-05-20) 1976ねん5がつ20日はつか(91さいぼつ
職業しょくぎょう 俳人はいじん
最終さいしゅう学歴がくれき 東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく文科ぶんか大学だいがく言語げんご学科がっか卒業そつぎょう
代表だいひょうさくみな懺悔ざんげ』(1928ねん
原泉げんせん』(1960ねん
長流ちょうりゅう』(1964ねん
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荻原おぎわら 泉水せんすい(おぎわら せいせんすい、1884ねん明治めいじ17ねん6月16にち - 1976ねん昭和しょうわ51ねん5がつ20日はつか)は、日本にっぽん自由じゆうりつ俳句はいく俳人はいじん俳論はいろん。「層雲そううん」を主宰しゅさい尾崎おざき放哉ほうさい種田山頭火たねださんとうからをそだてた。本名ほんみょう幾太郎いくたろうのち藤吉ふじよし日本にっぽん芸術げいじゅついん会員かいいん

東大とうだい言語げんご学科がっかそつ河東かわとう碧梧桐へきごとうしん傾向けいこう運動うんどうしたしみ、機関きかん層雲そううん」を発刊はっかん季題きだい無用むようろんき、自由じゆうりつ主張しゅちょうした。また俳句はいく宗教しゅうきょうてき芸術げいじゅつであるとして「みち」のいた。句集くしゅうに『原泉げんせん』(1960ねん)、作家さっか研究けんきゅうに『芭蕉ばしょう一茶いっさ』(1925ねん)など。

経歴けいれき[ソースを編集へんしゅう]

東京とうきょうしば神明しんめいまちげん東京とうきょうみなと浜松はままつまち)で雑貨ざっかしょう・「新田しんでん」の次男じなんとしてまれる。荻原おぎわら越後えちごこく高田たかだげん新潟にいがたけん上越じょうえつ出身しゅっしん祖父そふ藤吉ふじよし家庭かてい事情じじょうわかいときいえ出奔しゅっぽんして江戸えどてきたという[1]

長男ちょうなん長女ちょうじょおさなくしてうしなったため、延命えんめい地蔵じぞううらなったところ「今度こんどまれるおとこであるから、幾太郎いくたろうづけよ。かなら長命ちょうめいする。」というおげがあり幾太郎いくたろうづけられる。荻原おぎわら家督かとくぐものは代々だいだい藤吉ふじよし」を名乗なのることとなっており泉水せんすいもこれをいだが、幾太郎いくたろうこのんだようである。

麻布あざぶ中学ちゅうがくころより俳句はいくつくはじめる。正則せいそく中学ちゅうがく第一高等学校だいちこうとうがっこういちだか)をて、1908ねん明治めいじ41ねん東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく文科ぶんか大学だいがく言語げんご学科がっか卒業そつぎょう1911ねん明治めいじ44ねんしん傾向けいこう俳句はいく機関きかん層雲そううん」を主宰しゅさい河東かわとう碧梧桐へきごとうもこれにくわわる。このとしたに桂子けいこ結婚けっこん1914ねん大正たいしょう3ねん自由じゆうりつ俳句はいくとして層雲そううんより創刊そうかんしたはつ句集くしゅう自然しぜんとびら』を刊行かんこう1915ねん大正たいしょう4ねん季語きご無用むよう主張しゅちょうし、自然しぜんのリズムを尊重そんちょうした無季むき自由じゆうりつ俳句はいく提唱ていしょうした泉水せんすい意見いけんことにした碧梧桐へきごとう層雲そううんり「うみべに」を主宰しゅさいたもとわかつ。このころいちだか時代じだい同窓どうそうであり1さい年下としした尾崎おざき放哉ほうさい句会くかいつうじて交際こうさいはじまる[2]種田山頭火たねださんとうか層雲そううんくわわる。しかしかれらが一同いちどう面会めんかいしたことはなかった。

1923ねん大正たいしょう12ねんつま桂子けいこ死去しきょ翌年よくねんはは死去しきょし、一時いちじ仏道ぶつどうこころざして京都きょうと禅宗ぜんしゅう寺院じいん東福寺とうふくじ塔頭たっちゅう寄寓きぐう以降いこう各地かくちへの遍歴へんれきたびおおくなる。その心境しんきょう変化へんか句集くしゅう題名だいめいにも反映はんえいされてくる。1929ねん昭和しょうわ4ねん芹沢せりざわ寿子ひさこ再婚さいこん鎌倉かまくら転居てんきょよく1930ねん昭和しょうわ5ねん)、長男ちょうなんうみいち誕生たんじょう昭和しょうわはいるとプロレタリア俳句はいく運動うんどうこり、層雲そううんからも栗林くりばやし一石路いっせきろ橋本はしもと夢道むどう横山よこやま林二りんじらを輩出はいしゅつしたが、のちかれらは泉水せんすいたもとかっている[3]

1940ねん昭和しょうわ15ねん)、大政たいせい翼賛よくさんかい発足ほっそくとともに日本にっぽん俳句はいく作家さっか協会きょうかい設立せつりつされ、泉水せんすい理事りじ就任しゅうにんする。また自由じゆうりつという左傾さけい主義しゅぎてきであるとして内在ないざいりつばれ、泉水せんすいもこれに呼応こおうした[3]

俳句はいくをして国民こくみん戦時せんじ意識いしき高揚こうようするための言葉ことばとならしめよ、といふことも時局じきょく要請ようせいひとつであらう。此点においては、むしろ欣然きんぜんとして、すすんで其任につくべきである。(中略ちゅうりゃくわたしたちきた気持きもちをそのまゝ手榴弾しゅりゅうだんのやうにげつける内在ないざいりつ俳句はいくほうが、その適任てきにんしゃとして存分ぞんぶんはたらるのである」 — 『青年せいねん文化ぶんかしゅう 俳句はいく青年せいねん

しかし日本にっぽん文学ぶんがくほう国会こっかい俳句はいく部会ぶかいには参加さんかせず、理事りじ辞任じにんしている[4]

戦後せんご層雲そううん主宰しゅさいとして自由じゆうりつ俳壇はいだん牽引けんいんし、1965ねん昭和しょうわ40ねん)、自由じゆうりつ俳人はいじんとしては唯一ゆいいつとなる日本にっぽん芸術げいじゅついん会員かいいんえらばれる。また昭和女子大学しょうわじょしだいがく教授きょうじゅつとめた。1976ねん昭和しょうわ51ねん5がつ20日はつか脳血栓のうけっせんのため鎌倉かまくら自宅じたく死去しきょ享年きょうねん92(まん91さい)と、門弟もんてい放哉ほうさい山頭火さんとうかちがい、延命えんめい地蔵じぞうのおどお天寿てんじゅまっとうした。戒名かいみょう天寿てんじゅ妙法みょうほうしゃくずいおう居士こじ[5]

なお、俳号はいごう当初とうしょ荻原おぎわら幾太郎いくたろうイニシャルからあいさくら(あいおう)としていたが、生年せいねんおさめおん(なっちん)から泉水せんすいあらためた。ちなみに、山頭火さんとうか泉水せんすいなら俳号はいごうおさめおんからけたが、これは本人ほんにんまれねんからでなくたんおとひびきがいのでめたようである。

カナモジカイ評議ひょうぎいんながつとめるなど、国字こくじ改良かいりょうろん賛同さんどうした。

著作ちょさく[ソースを編集へんしゅう]

句集くしゅう[ソースを編集へんしゅう]

  • 自然しぜんとびら 層雲そううんだいいち句集くしゅう 東雲しののめどう書店しょてん、1914
  • にちぞう へん 現代げんだい通報つうほうしゃ、1916
  • あかりたま そうじょう句集くしゅうだい いずみしょうだい へん 現代げんだい通報つうほうしゃ、1918
  • 生命せいめい 層雲そううんしゃ、1918
  • 湧出わきでるもの』(いずみ句集くしゅうだいいちかん)(1920ねん
  • 風景ふうけいこころけい 層雲そううんだいよん句集くしゅう 層雲そううんしゃ、1922
  • でて 詩集ししゅう 層雲そううんしゃ、1923
  • 流転るてんしつつ』(いずみ句集くしゅうだいかん)聚英かく(1924ねん
  • いずみ層雲そううんだい句集くしゅう 層雲そううんしゃ 1925
  • 泉水せんすい句集くしゅう 金星かなぼしどう 1925
  • 劫火ごうかのち 層雲そううんだいろく句集くしゅう 層雲そううんしゃ、1927
  • みな懺悔ざんげ』(いずみ句集くしゅうだいさんかん春秋しゅんじゅうしゃ1928ねん
  • しひのはしゅう 俳句はいく習作しゅうさく廿にじゅういちへん 層雲そううんしゃ 1929
  • たんりつ時代じだい 層雲そううんだいなな句集くしゅう 層雲そううんしゃ 1929
  • 昭和しょうわきょく 層雲そううん句集くしゅう だい8 層雲そううんしゃ、1931
  • 『梵行ひん』(いずみ句集くしゅうだいよんかん改造かいぞうしゃ1932ねん
  • ゆけむりしゅう 俳句はいく習作しゅうさくはちへん 層雲そううんしゃ 1932
  • いずみ句集くしゅう だい4 層雲そううんしゃ 1932
  • 一人ひとりいちさかい 層雲そううん句集くしゅう だい9 層雲そううんしゃ 1933
  • 泉水せんすい俳句はいくしゅう 荻原おぎわらほしぶんかん 1934
  • だいじゅううし 層雲そううん句集くしゅう. だい10 層雲そううんしゃ 1935
  • 所在しょざい』(いずみ句集くしゅうだいかん三笠みかさ書房しょぼう1935ねん
  • 外遊がいゆう稿こう 大泉おおいずみえん 1938.12
  • うみしおおん一条いちじょう書房しょぼう 1943
  • いち不二ふじ桜井さくらい書店しょてん1943ねん
  • 千里せんりゆき 自選じせん句集くしゅう 光文社こうぶんしゃ 1946
  • 金砂子きんすなご目黒めぐろ書店しょてん1946ねん
  • 原泉げんせん 泉水せんすい句集くしゅう 層雲そううんしゃ大正たいしょう元年がんねんから昭和しょうわ20ねんまでの選句せんくしゅう)(1960ねん
  • 長流ちょうりゅう 長流ちょうりゅう 泉水せんすいしょう 泉水せんすい先生せんせい米寿べいじゅ祝賀しゅくがかい昭和しょうわ21ねんから35ねんまでの選句せんくしゅう)(1964ねん
  • 大江おおえ 泉水せんすい句集くしゅう 弥生やよい書房しょぼう 1971
  • 荻原井泉水おぎわらせいせんすい 藤本ふじもと一幸かずゆき編著へんちょ 蝸牛かぎゅうしゃ 1992.6 (蝸牛かぎゅう俳句はいく文庫ぶんこ)
  • 層雲そううんだいいちだい句集くしゅう 自然しぜんとびら生命せいめいあおみのるしゃ 2016.11

評論ひょうろん随筆ずいひつ[ソースを編集へんしゅう]

  • 俳句はいく提唱ていしょう 層雲そううんしゃ、1917
  • 句作くさく問答もんどう 現代げんだい通報つうほうしゃ、1918
  • 俳句はいく階梯かいてい 現代げんだい通報つうほうしゃ、1918
  • 俳句はいく小史しょうし 現代げんだい通報つうほうしゃ、1919
  • 句作くさく捷径しょうけい 現代げんだい通報つうほうしゃ、1920
  • 俳句はいく選評せんぴょう 現代げんだい通報つうほうしゃ、1920
  • あたらしき俳句はいく層雲そううんしゃ、1920
  • 光明こうみょう三昧ざんまい 層雲そううんしゃ、1920
  • あたらしき俳句はいくつくかた 日本にっぽん評論ひょうろんしゃ出版しゅっぱん、1921
  • しん俳句はいくつくひと日本にっぽん評論ひょうろんしゃ出版しゅっぱん、1921
  • 俳壇はいだんじゅうねん 小西こにし書店しょてん、1922
  • しん俳句はいく評釈ひょうしゃく 小西こにし書店しょてん、1922
  • しん俳句はいく提唱ていしょう 天佑てんゆうしゃ、1922
  • 旅人たびびと芭蕉ばしょう 春秋しゅんじゅうしゃ、1923
  • 緑蔭りょくいんかた俳句はいくしんはなし 日本にっぽん評論ひょうろんしゃ出版しゅっぱん, 1923
  • チックタック日記にっき 涼味りょうみ俳味はいみ 日本にっぽん書院しょいん,1923
  • ちいさいずみより 交蘭しゃ 1924
  • 芭蕉ばしょう自然しぜんかん 春秋しゅんじゅうしゃ 1924 のち文庫ぶんこ
  • のぼあいだ 聚英かく 1924
  • 古人こじんく 聚英かく 1924
  • 大地だいちなげ 随筆ずいひつ俳句はいくしゅう 新作しんさくしゃ 1924
  • さびしき儘に 聚英かく 1925
  • 旅人たびびと芭蕉ばしょう ぞく 春秋しゅんじゅうしゃ 1925
  • 芭蕉ばしょう一茶いっさ 春秋しゅんじゅうしゃ 1925 のち文庫ぶんこ現代げんだい教養きょうよう文庫ぶんこ
  • いずみ俳話はいわ ぜん4かん 層雲そううんしゃ春秋しゅんじゅうしゃ 1921-29
  • たび印象いんしょう 涼味りょうみ俳味はいみ 日本にっぽん書院しょいん 1926
  • しん俳句はいく研究けんきゅう 春秋しゅんじゅうしゃ 1926
  • 俳句はいくつくかたあじかた 実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1927
  • 京洛きょうらく小品しょうひん つくもとしゃ 1929
  • 観音かんのん巡礼じゅんれい 春陽しゅんようどう 1929
  • たびのまたたび 春陽しゅんようどう 1929
  • 俳句はいく趣味しゅみろん 春秋しゅんじゅう文庫ぶんこ 1929
  • 山川やまかわこうじゅう そうもとしゃ 1930
  • たび茶話ちゃばなし そうもとしゃ 1930
  • ひぐらししゅう 層雲そううんしゃ 1930
  • おく細道ほそみちたずねて 春陽しゅんようどう 1930
  • 俳壇はいだん傾向けいこうろん 春秋しゅんじゅう文庫ぶんこ 1930
  • 芭蕉ばしょう風景ふうけい 春秋しゅんじゅうしゃ 1930
  • しん俳句はいく座談ざだん 春秋しゅんじゅうしゃ 1931
  • だいいちとびら 層雲そううんしゃ 1931
  • 芭蕉ばしょう入門にゅうもん 春陽しゅんようどう 1931
  • 俳句はいくみち りついのちかん出版しゅっぱん 1932 現代げんだい教養きょうよう文庫ぶんこ 1953
  • ある微笑びしょう よんじょう書房しょぼう 1933
  • たびはなしはなし よんじょう書房しょぼう 1933
  • だいとびら 層雲そううんしゃ 1933
  • 芭蕉ばしょうさま 実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1933
  • 人間にんげんどう句作くさくどう 層雲そううんしゃ 1933 (しん俳句はいく入門にゅうもんパンフレツト)
  • おく細道ほそみち通説つうせつ 春秋しゅんじゅう文庫ぶんこ 1933
  • 一茶いっさ雑記ざっき 大畑おおはた書店しょてん 1934
  • 春秋しゅんじゅう草紙ぞうし 岩波書店いわなみしょてん 1934
  • 青天せいてんしょ 文体ぶんたいしゃ 1934
  • 芭蕉ばしょう蕪村ぶそん子規しき 千倉ちくら書房しょぼう 1934
  • 放送ほうそう芭蕉ばしょうかた実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1934
  • 芭蕉ばしょうたずねて そうもとしゃ 1934
  • 遍路へんろ巡礼じゅんれい つくもとしゃ 1934
  • くもごと清水しみず書店しょてん 1935
  • 花鳥かちょう小品しょうひん さんかさ書房しょぼう 1935
  • 火中かちゅうしょ 岡倉おかくら書房しょぼう 1935
  • 俳談はいだん 千倉ちくら書房しょぼう 1935
  • やまぎりしゅう 層雲そううんしゃ 1935
  • 俳句はいく評釈ひょうしゃく選集せんしゅう だい6かん 自由じゆうりつ俳句はいく評釈ひょうしゃく 非凡ひぼんかく 1935
  • 俳句はいくはいみち 新潮しんちょう文庫ぶんこ 1936
  • しん俳句はいく鑑賞かんしょう 春秋しゅんじゅうしゃ 1936
  • 身辺しんぺんしょ 文体ぶんたいしゃ 1936
  • 俳句はいく教程きょうてい 千倉ちくら書房しょぼう 1936
  • 白馬はくば人文書院じんぶんしょいん 1936
  • 自由じゆうりつ俳句はいく入門にゅうもん 大東だいとう出版しゅっぱんしゃ 1937
  • 手解てほどきからおくまで俳句はいく 実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1937
  • 遊歩道ゆうほどう 随筆ずいひつしゅう むらさき出版しゅっぱん 1937 (むらさき学芸がくげい叢書そうしょ)
  • たびまど読本とくほん 学芸がくげいしゃ 1937
  • アメリカ通信つうしん 河出かわで書房しょぼう 1938
  • 一茶いっさたずねて 育英いくえい書院しょいん 1938
  • 一茶いっさ春秋しゅんじゅう 育英いくえい書院しょいん 1938
  • 一茶いっさ研究けんきゅう 新潮しんちょう文庫ぶんこ 1938
  • 知命ちめいしょ 砂子屋さごや書房しょぼう 1938
  • 芭蕉ばしょう読本とくほん 日本にっぽん評論ひょうろんしゃ 1938
  • おく細道ほそみちしん 放送ほうそう講話こうわ 新潮社しんちょうしゃ 1938
  • ぞう素描そびょう かい 河出かわで書房しょぼう 1939
  • 荻原井泉水おぎわらせいせんすいブックレット だい1-6へん 大泉おおいずみえん 1937-39
  • しん俳句はいく入門にゅうもん 実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1940
  • 一茶いっさ読本とくほん 日本にっぽん評論ひょうろんしゃ 1940
  • 俳句はいくするしん 文書ぶんしょぼう 1941
  • 芭蕉ばしょうしん 目黒めぐろ書店しょてん 1941
  • 遍路へんろ日記にっき 婦女ふじょかいしゃ 1941
  • わたしくび 高山こうざん書院しょいん 1941 (高山たかやま叢書そうしょ)
  • 一茶いっさ物語ものがたり 童話どうわ春秋しゅんじゅうしゃ 1942
  • 春夏秋冬しゅんかしゅうとう くわ名文めいぶんほしどう 1942
  • 東西とうざい南北なんぼく 桜井さくらい書店しょてん 1942
  • 随処ずいしょしょ 天佑てんゆう書房しょぼう 1942
  • あしたにゆうへに 芭蕉ばしょう随想ずいそう 偕成社かいせいしゃ 1943
  • 泉水せんすいずいだん 実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1943
  • めん蘇生そせい 随筆ずいひつしゅう いちとう書房しょぼう 1946
  • 向井むかい去来きょらい 生活せいかつしゃ 1946 (日本にっぽん叢書そうしょ)
  • 青葉あおば若葉わかば 世界せかいしゃ 1946
  • 京洛きょうらく春秋しゅんじゅう 臼井うすい書房しょぼう 1946
  • はるよみがえる さくら書房しょぼう 1946 (季刊きかん大泉おおいずみ」の1)
  • アメリカ紀行きこう 寺本てらもと書房しょぼう 1947
  • 一茶いっさ 随想ずいそう まんじ書林しょりん 1947
  • 秋晴あきばれ 富国ふこく出版しゅっぱんしゃ 1947
  • ごまみそばなし 層雲そううんしゃ 1948
  • はるあけぼの 芭蕉ばしょう随筆ずいひつ 臼井うすい書房しょぼう 1948
  • かきもも 随筆ずいひつしゅう 矢代やしろ書店しょてん 1948
  • あゆ 目黒めぐろ書店しょてん 1949
  • 芭蕉ばしょう名句めいく鑑賞かんしょう 目黒めぐろ書店しょてん 1949
  • 正岡子規まさおかしき 民衆みんしゅう芸術げいじゅつちち 偕成社かいせいしゃ 1953 (偉人いじん物語ものがたり文庫ぶんこ)
  • 俳句はいく案内あんない 元々もともとしゃ 1954 (民族みんぞく教養きょうよう新書しんしょ)
  • 日日ひにちこうにち 日本にっぽん出版しゅっぱん協同きょうどう 1954
  • のっぺいじる 池田いけだ書店しょてん 1955
  • 流水りゅうすいしょ 随筆ずいひつしゅう 池田いけだ書店しょてん 1955
  • おく細道ほそみちノート 新潮社しんちょうしゃ 1955 (一時いちじあいだ文庫ぶんこ) 、新潮しんちょう文庫ぶんこ 1956 のち改版かいはん
  • 随筆ずいひつ芭蕉ばしょう ぜん8かん 春秋しゅんじゅうしゃ 1955-56
  • けんちんじる 泉水せんすい随筆ずいひつ しん書房しょぼう 1956
  • 随筆ずいひつ一茶いっさ ぜん6かん 春秋しゅんじゅうしゃ 1956-57
  • 一茶いっさ名作めいさく物語ものがたり 同和どうわ春秋しゅんじゅうしゃ 1957 (日本にっぽん名作めいさく物語ものがたり)
  • 芭蕉ばしょう名句めいく 社会しゃかい思想しそう研究けんきゅうかい出版しゅっぱん 1957 (現代げんだい教養きょうよう文庫ぶんこ)
  • 新説しんせつげんこころざしろく 春秋しゅんじゅうしゃ 1958
  • 一茶いっさ名句めいく 社会しゃかい思想しそう研究けんきゅうかい出版しゅっぱん 1959 (現代げんだい教養きょうよう文庫ぶんこ)
  • 日本にっぽんとし紀行きこう 修道しゅうどうしゃ 1960
  • 創作そうさく・おらがはる 新潮社しんちょうしゃ 1960
  • 人生じんせいなが実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1961
  • おく細道ほそみち風景ふうけい 社会しゃかい思想しそう研究けんきゅうかい出版しゅっぱん 1961 (現代げんだい教養きょうよう文庫ぶんこ)
  • 人生じんせい読本とくほん 実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1962
  • 人生じんせいたの実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1962
  • 小説しょうせつ芭蕉ばしょう日記にっき 朝日新聞社あさひしんぶんしゃ 1964
  • 画幅がふく芭蕉ばしょう春秋しゅんじゅう ゆたか書房しょぼう 1970
  • おく細道ほそみちじゅうよんけい ゆたか書房しょぼう 1971
  • 人生じんせい しおぶんしゃ 1972
  • 旅人たびびと芭蕉ばしょうしょう ゆたか書房しょぼう 1972
  • 自然しぜん自己じこ自由じゆう 勁草書房しょぼう 1972
  • くさ画集がしゅう 貿出版しゅっぱんしゃ 1973
  • 益軒えきけん養生ようじょうくん新説しんせつ だい法輪ほうりんかく 1975
  • 泉水せんすい短冊たんざくしゅう がつ書房しょぼう 1975
  • 四海しかい 文化ぶんか評論ひょうろん出版しゅっぱん 1976
  • 畸人きじん常人じょうじん だい法輪ほうりんかく 1976
  • 人間にんげんこう時節じせつ 遺稿いこう 古川ふるかわ書房しょぼう 1977.12
  • 此のみちろくじゅうねん 春陽しゅんようどう書店しょてん 1978.5
  • ずいおきな随想ずいそう 古川ふるかわ書房しょぼう 1981.8
  • 泉水せんすい言葉ことば 層雲そううんしゃ 1990.1 (層雲そううん叢書そうしょしょう玉石ぎょくせきすいへん)
  • 放哉ほうさいというおとこ だい法輪ほうりんかく 1991.4
  • 一茶いっさ随想ずいそう 講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ 2000.3
  • 泉水せんすい日記にっき 青春せいしゅんへん』(上下じょうげ筑摩書房ちくましょぼう 2003

その[ソースを編集へんしゅう]

  • まち並木なみき 画集がしゅう 層雲そううんしゃ、1919
  • 芭蕉ばしょう文庫ぶんこ 校訂こうていしるべだい2-8へん 春陽しゅんようどう、1922-24
  • 芭蕉ばしょう俳句はいくぜんろく 聚英かく、1922
  • おらがはるわがはるしゅう / 一茶いっさ 岩波いわなみ文庫ぶんこ 1927
  • 俳人はいじん読本とくほんへん春秋しゅんじゅうしゃ 1931-32
  • ちち終焉しゅうえん日記にっき 一茶いっさ遺稿いこう/ 小林こばやし一茶いっさ 岩波いわなみ文庫ぶんこ 1934
  • 新編しんぺん一茶いっさ俳句はいくしゅう 岩波いわなみ文庫ぶんこ 1935
  • 自由じゆうりつ俳句はいくしゅう 1940(改造かいぞうしゃ)※中塚なかつか一碧楼いっぺきろうとのともせん
  • 水郷すいごう房総ぼうそうへんたからぶんかん 1959 (日本にっぽん風土記ふどき)
  • 山頭火さんとうかかたる ほろほろうて、伊藤いとうかんわれ 共編きょうへん しおぶんしゃ 1972
  • 短詩たんし入門にゅうもん 橋本はしもと健三けんぞう共著きょうちょ しおぶんしゃ 1973

翻訳ほんやく[ソースを編集へんしゅう]

校歌こうか[ソースを編集へんしゅう]

参考さんこう文献ぶんけん[ソースを編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく出典しゅってん[ソースを編集へんしゅう]

  1. ^ わたし履歴りれきしょ だいよんしゅう』61ぺーじ
  2. ^ 大空おおぞら尾崎おざき放哉ほうさい俳句はいくしゅう 春秋しゅんじゅうしゃ 1926ねん
  3. ^ a b 日野ひの百草もぐさ戦前せんぜん自由じゆうりつにおける社会しゃかいせい俳句はいく」『橋本はしもと夢道むどう獄中ごくちゅう戦中せんちゅう日記にっき』289-291ぺーじ
  4. ^ 田島たじま和生かずお新興しんこう俳人はいじん群像ぐんぞう京大きょうだい俳句はいく」のひかりかげ』210ぺーじ
  5. ^ 大塚おおつかえいりょう文学ぶんがくしゃ掃苔ろく図書館としょかん』(はら書房しょぼう、2015ねん)58ぺーじ

関連かんれん項目こうもく[ソースを編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[ソースを編集へんしゅう]