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長月 (睦月型駆逐艦) - Wikipedia コンテンツにスキップ

長月ながつき (睦月むつき型がた駆逐くちく艦かん)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
長月
艦かん歴れき
建造けんぞう所しょ 東京とうきょう石川いしかわ島とう造船ぞうせん所しょ
起工きこう 1925年ねん4月がつ16日にち
進水しんすい 1926年ねん10月6日にち
竣工しゅんこう 1927年ねん4月がつ30日にち（第だい三さん十じゅう号ごう駆逐くちく艦かん）
喪失そうしつ 1943年ねん7月がつ7日にち、大破たいは放棄ほうき
除籍じょせき 1943年ねん11月1日にち
要目ようもく（計画けいかく）
排水はいすい量りょう 基準きじゅん：1,315トン、常備じょうび：1,445トン
全長ぜんちょう 102.72m
全幅ぜんぷく 9.16m
吃水きっすい 2.92m
機関きかん ロ号ごう艦かん本式ほんしき缶かん4基き
ツェリー式しきタービン2基き
2軸じく、38,500馬力ばりき
速力そくりょく 37.25ノット
航続こうぞく距離きょり 14ノットで4,500海うみ里さと
燃料ねんりょう 重油じゅうゆ450トン
乗員じょういん 154名めい
兵へい装そう 45口径こうけい12cm単たん装そう砲ほう4門もん
留とめ式しき7.7mm機銃きじゅう2挺てい
61cm3連装れんそう魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かん2基き6門もん
（八はち年ねん式しき魚雷ぎょらい12本ほん）
爆雷ばくらい投射とうしゃ器き
爆雷ばくらい12個こ

長月ながつき（ながつき）は日本にっぽん海軍かいぐんの駆逐くちく艦かん[1]。睦月むつき型がた駆逐くちく艦かんの8番ばん艦かんである[2]。同名どうめい艦かんに初代しょだい神風かみかぜ型がた駆逐くちく艦かんの「長月ながつき」があるため、こちらは「長月ながつき (2代だい)」や「長月ながつきII」などと表記ひょうきされる[3]。艦かん名めいは陰暦いんれきで9月のこと。

艦かん歴れき

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1923年ねん（大正たいしょう12年ねん）度ど計画けいかく艦かん。1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）11月がつ10日とおか、東京とうきょう石川いしかわ島とう造船ぞうせん所しょで建造けんぞうされる予定よていの駆逐くちく艦かんに「第だい三さん十じゅう号ごう駆逐くちく艦かん」の艦かん名めいが与あたえられ[4]、同日どうじつ附ふで「「第だい28号ごう駆逐くちく艦かん（のちの水無月みなづき）、第だい29号ごう駆逐くちく艦かん（〃文月ふづき）、第だい30号ごう駆逐くちく艦かん（〃長月ながつき）、第だい31号ごう駆逐くちく艦かん（〃菊月きくづき）」」は一等いっとう駆逐くちく艦かんに類別るいべつされた[5]。本ほん艦かんは1925年ねん（大正たいしょう14年ねん）4月がつ16日にちに起工きこう、1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）10月がつ6日にち進水しんすい、1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）4月がつ30日にちに竣工しゅんこうした[6]。 その後ご、1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）8月がつ1日にち附ふで「第だい30号ごう駆逐くちく艦かん」は「長月ながつき」と改名かいめいされた[1]。

1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）からの支ささえ那な事変じへんにより中なか支ささえ、南みなみ支ささえ方面ほうめんに進出しんしゅつする。また仏ふつ印しるし進駐しんちゅう作戦さくせんに参加さんかした。

太平洋戦争たいへいようせんそう

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座礁ざしょうして大破たいは放棄ほうきされた長月ながつき。1944年ねん撮影さつえい

太平洋戦争たいへいようせんそうでは同型どうけい艦かんである「皐月さつき」、「水無月みなづき」、「文月ふづき」と共ともに引続ひきつづき第だい22駆逐くちく隊たいを編成へんせいし、第だい五ご水雷すいらい戦隊せんたい（司令しれい官かん原はら顕あらわ三さん郎ろう少将しょうしょう：旗艦きかん「名取なとり」）に所属しょぞくした。緒戦しょせんの南方みなかた作戦さくせんにおけるフィリピン攻略こうりゃく戦せん、蘭らん印しるし作戦さくせんにともなうジャワ島じゃわとう攻略こうりゃく戦せん、バタビア沖おき海戦かいせんなどに参加さんかする。3月がつ下旬げじゅん、第だい22駆逐くちく隊たいは陸軍りくぐん第だい十じゅう六ろく軍ぐんのジャワ第だい二に次じ輸送ゆそう任務にんむ終了しゅうりょう後ご、主おも隊たい（第だい十じゅう六ろく戦隊せんたい《名取なとり、長良ながら》）への合流ごうりゅうとクリスマス島とうへの進出しんしゅつを命めいじられた（クリスマス島とう攻略こうりゃく作戦さくせん）[7]。3月31日にち、第だい十じゅう六ろく戦隊せんたい指揮しき下かで占領せんりょう作戦さくせんに従事じゅうじしていた第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい（司令しれい官かん西村にしむら祥治しょうじ少将しょうしょう）の軽けい巡じゅん「那珂なか」が米べい潜水せんすい艦かんの雷撃らいげきで大破たいは[8]。第だい22駆逐くちく隊たい第だい2小隊しょうたい（長月ながつき、水無月みなづき）は「名取なとり、夏なつ雲くも、峯みね雲くも、天津てんしん風ふう」と共ともに退避たいひする「那珂なか」救援きゅうえんにおもむき、同艦どうかんを護衛ごえいした[9]。 1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）4月がつ10日とおかに第だい一いち海上かいじょう護衛ごえい総そう隊たいに編入へんにゅうされ、南西なんせい方面ほうめんで船団せんだん護衛ごえいに従事じゅうじした。12月10日にち、第だい22駆逐くちく隊たいは解かい隊たいされた[10]。

詳細しょうさいは「ケ号ごう作戦さくせん」を参照さんしょう

その後ご「長月ながつき、皐月さつき、文月ふづき」は南東なんとう方面ほうめん部隊ぶたいの下した令れいにより1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）1月がつ20日はつか附ふで第だい八はち艦隊かんたい・外そと南洋なんよう部隊ぶたいに編入へんにゅう[11]。同月どうげつ末まつからのガダルカナル島とう撤収てっしゅう作戦さくせん（ケ号ごう作戦さくせん）に参加さんかした。 第だい1回かい作戦さくせん（参加さんか駆逐くちく艦かん：巻まき波なみ、舞まい風ふう、江こう風ふう、黒潮くろしお、白はく雪ゆき、文月ふづき、皐月さつき、長月ながつき、風雲ふううん、巻雲けんうん、夕ゆう雲くも、秋あき雲くも、谷風たにかぜ、浦うら風ふう、浜風はまかぜ、磯いそ風ふう、時津風ときつかぜ、雪ゆき風ふう、大潮おおしお、荒あら潮うしお）では、駆逐くちく艦かん「巻まき波なみ」が中ちゅう破やぶしたため旗艦きかんを「白はく雪ゆき」に変更へんこうして作戦さくせんを続行ぞっこう（巻まき波なみは文月ふづきが曳航えいこう退避たいひ）、他たに駆逐くちく艦かん「巻雲けんうん」が機雷きらいによって沈没ちんぼつしたが、撤退てったい作戦さくせんは成功せいこうした[12]。警戒けいかい隊たいとして参加さんかした「長月ながつき、皐月さつき」は昼間ひるま対空たいくう戦闘せんとうを実施じっし、夜間やかん泊地はくち警戒けいかい中ちゅうには米べい軍ぐん魚雷ぎょらい艇ていと交戦こうせんした[13]。

2月がつ4日にち、日本にっぽん海軍かいぐんは喪失そうしつした「巻雲けんうん」と損傷そんしょうした「巻まき波なみ」の代だい艦かんとして駆逐くちく艦かん「朝あさ雲くも、五月雨さみだれ」を増強ぞうきょう[14]。「川内かわうち、巻まき波なみ、夕ゆう霧きり」を支援しえん隊たいとして第だい2回かい撤収てっしゅう作戦さくせんを実施じっしする[15][16]。午後ごご2時じ、「舞まい風ふう」は米べい軍機ぐんきの攻撃こうげきを受うけ、至近しきん弾だんにより航行こうこう不能ふのうとなる[17]。「長月ながつき」は艦かん首くび破損はそんの「舞まい風ふう」を後うしろ向むきに曳航えいこうし、ショートランド泊地はくちに避退した[18][19]。

2月がつ7日にちの第だい3回かい作戦さくせんも第だい2回かい作戦さくせんとほぼ同どう兵力へいりょくで実施じっしされ、途中とちゅう「磯いそ風ふう」が爆撃ばくげきにより中なか破やぶ[20]。救援きゅうえんの為ためにまた「長月ながつき」が派遣はけんされた[21]。だが「磯いそ風ふう」は途中とちゅうで自力じりき航行こうこう可能かのうとなったため「江こう風ふう」と共ともに避退、「長月ながつき」の「磯いそ風ふう」救援きゅうえんは取とりやめとなった[22]。いままで警戒けいかい隊たいとしての参加さんかだった「長月ながつき」は第だい三さん次じ撤収てっしゅう作戦さくせんで輸送ゆそう隊たいとなり、ガダルカナル島とうで陸りく兵へいを収容しゅうよう、無事ぶじに帰投きとうした[23]。

ガダルカナル島とう撤退てったい以降いこうの戦たたかい

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2月がつ、「長月ながつき」は第だい41師団しだん主力しゅりょくを東部とうぶニューギニアのウェワクへ輸送ゆそうする丙へい三さん号ごう輸送ゆそうに参加さんか[24]。2月3日にちに佐世保させぼを出撃しゅつげき[25]。輸送ゆそう部隊ぶたいは4つに分わかれており、2月がつ14日にちに「長月ながつき」は第だい三さん輸送ゆそう隊たい[26]に編入へんにゅうされた[24]。第だい三さん輸送ゆそう隊たいは2月がつ21日にちにパラオから出発しゅっぱつし、2月がつ24日にちにウェワクに着ついた[27]。揚陸ようりくは成功せいこうし、輸送ゆそう部隊ぶたいに被害ひがいはなかった[28]。

2月がつ25日にち、卯月うづき型がた4隻せき（「皐月さつき」、「水無月みなづき」、「文月ふづき」、「長月ながつき」）で第だい22駆逐くちく隊たいが再さい編成へんせいされる[29]。3月1日にち時点じてんで第だい22駆逐くちく隊たいは第だい8駆逐くちく隊たい、第だい11駆逐くちく隊たい、第だい19駆逐くちく隊たいと共ともに第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい（司令しれい官かん木村きむら昌福まさとみ少将しょうしょう：旗艦きかん「川内かわうち」）に所属しょぞくしていた[30]。だが3月がつ3日にちのビスマルク海うみ海戦かいせんで駆逐くちく艦かん「白はく雪ゆき」沈没ちんぼつ時じに木村きむら司令しれい官かんは負傷ふしょう、三水さんずい戦せん司令しれい官かんは江戸えど兵太郎へいたろう少将しょうしょうを経へて秋山あきやま輝男てるお少将しょうしょうにかわった。

3月7-9日にち、「朝あさ雲くも」、「雪ゆき風ふう」、「長月ながつき」、「浦うら波は」、「敷波しきなみ」はコロンバンガラ島がらとうへの輸送ゆそう任務にんむに従事じゅうじ[31]。横よこ七なな特とく銃じゅう隊たい1個いっこ中隊ちゅうたいや弾薬だんやくなどを揚陸ようりくした[31]。3月13-14日にちにも「朝あさ雲くも、雪ゆき風ふう、長月ながつき」でコロンバンガラ島がらとう輸送ゆそう任務にんむに従事じゅうじ[32]。横よこ七なな特とく本部ほんぶなどを揚陸ようりくした[32]。 3月15日にち、「皐月さつき、長月ながつき」はスルミ半島はんとうへ第だい101設営せつえい隊たいの物件ぶっけんを輸送ゆそうした[33][34]。 3月がつ中旬ちゅうじゅん、第だい八はち艦隊かんたいは「長月ながつき、文月ふづき、皐月さつき」を機雷きらい敷設ふせつ艦かんに改造かいぞうする事ことを申請しんせいした[35]。また『高速こうそく小型こがた輸送ゆそう船せん(差さ当とうリ駆逐くちく艦かん、巡洋艦じゅんようかんノ改造かいぞうニ依よリ)ニ依よル輸送ゆそう力りょく強化きょうかヲ要ようス』と要望ようぼうしている[36]。 3月30日にちに「文月ふづき」、「長月ながつき」、「皐月さつき」、「水無月みなつき」はフィンシュハーフェン（パプアニューギニアフォン半島はんとう東ひがし端はし）へ陸りく兵へい約やく800名めいと物資ぶっし80トンを揚陸ようりくし、約やく600名めいの後送こうそう者しゃを収容しゅうようして帰投きとう中ちゅうにB-17型がた重じゅう爆ばくの攻撃こうげきにより「文月ふづき」が若干じゃっかんの損傷そんしょうを受うけた[37]。4月2日にち、再ふたたび「文月ふづき」、「長月ながつき」、「皐月さつき」、「水無月みなつき」はフィンシュハーフェン輸送ゆそうを企図きとしカビエンを出撃しゅつげきするが、B-17の[要よう出典しゅってん]爆ばく撃げきで「文月ふづき」が至近しきん弾だんにより罐かん室しつ浸水しんすいの被害ひがいを受うける[38]。一旦いったんカビエンへ引ひき返かえすが、4月がつ3日にちの空襲くうしゅうで同港どうこう停泊ていはく中ちゅうの重じゅう巡洋艦じゅんようかん「青葉あおば」が大破たいは・擱座かくざした[39]。二にノ方かた(長月ながつき艦長かんちょう)によれば、ダンピール海峡かいきょうで照明しょうめい弾だんを落おとされ、フィンシュハーフェン揚陸ようりくを断念だんねんしてカビエンへ帰投きとう[40]。するとカビエンは夜間やかん空襲くうしゅうを受うけており、既すでに「青葉あおば」が炎上えんじょうしていた[40]。第だい22駆逐くちく隊たいはカビエン入港にゅうこうを中止ちゅうしして、ラバウルへ向むかおうとしたところ空襲くうしゅうを受うけ、「文月ふづき」機関きかん室しつ浸水しんすいの被害ひがいを受うけたと回想かいそうしている[40]。「青葉あおば、文月ふづき」は別々べつべつに内地ないちへ回航かいこうされ、修理しゅうりに従事じゅうじすることになった[41]。4月7日にち、「皐月さつき、水無月みなづき、長月ながつき」は目的もくてき地ちを変更へんこうしてラバウルから再ふたたび出撃しゅつげきし、8日にちにニューブリテン島西しまにし端はしツルブ（グロスター岬みさき）へ兵員へいいんなどを揚陸ようりくした[38]。

ラバウル方面ほうめんの制空権せいくうけんが失うしなわれる中なか、南東なんとう方面ほうめん部隊ぶたいは輸送ゆそう作戦さくせんを続つづけた[42]。5月上旬じょうじゅんの月つき暗くら期きを狙ねらって第だい六ろく十じゅう五ご旅団りょだんなどのツルブ輸送ゆそう（全ぜん3回かい）が計画けいかくされ、第だい一いち回かい部隊ぶたい（「夕張ゆうばり」、「長月ながつき」、「皐月さつき」、「水無月みなつき」）は5月4日にちラバウル発はつ、5日にち未明みめいに揚陸ようりくしたが同地どうちでの舟艇しゅうてい不足ふそくのため、大量たいりょうの揚陸ようりく未済みさい物件ぶっけんを出だす[43]。そこで残のこりの輸送ゆそうは7日にち、8日にち、10日とおか[44]、11日にちの4回かいにわけて行おこなわれることになった[43]。「長月ながつき」は8日にちと11日にちの輸送ゆそうに従事じゅうじした[43][45]。この輸送ゆそうでは第だい六ろく十じゅう五ご旅団りょだんと海軍かいぐん兵へい（陸軍りくぐん2280名めい、海軍かいぐん264名めい、糧食りょうしょく・弾薬だんやく315トン）を輸送ゆそう、陸りく兵へい465名めいを後送こうそうした[43]。5月23日にち、「長月ながつき」、「水無月みなつき」はスルミ輸送ゆそう（第だい101設営せつえい隊員たいいん約やく150名めい、歩兵ほへい第だい228連隊れんたい約やく130名めい、糧食りょうしょく、弾薬だんやく71トン、燃料ねんりょう30缶かん、13mm連装れんそう機銃きじゅう一いち基き）を実施じっし、海軍かいぐん220名めい・陸軍りくぐん270名めいを収容しゅうようして帰投きとうした[42]。

5月28日にち午後ごご4時じ、「長月ながつき」、「水無月みなつき」、「皐月さつき」はコロンバンガラ島がらとう輸送ゆそうのためブインを出撃しゅつげきしたが、午後ごご8時じ頃ごろブーゲンビル島とう南東なんとう沖合おきあいの暗礁あんしょうで「長月ながつき」と「皐月さつき」が座礁ざしょうした[46]。「皐月さつき」は自力じりきで脱出だっしゅつ[47]。「水無月みなつき」の救援きゅうえんにより「長月ながつき」は29日にち午前ごぜん4時じ頃ごろ離礁りしょうに成功せいこうした[47]。「長月ながつき」の損傷そんしょうは軽微けいびだったが「皐月さつき」は修理しゅうりが必要ひつようとなり、戦線せんせんから離脱りだつした[47]。「長月ながつき」と「水無月みなつき」の2隻せきは29日にち夕刻ゆうこくに再さい出撃しゅつげき、米べい軍機ぐんきの触接しょくせつによりブカ島とうへ避退・待機たいきしたのち、31日にち深夜しんやコロンバンガラ島がらとう到着とうちゃく[46]。南東なんとう支隊したい司令しれい部ぶを含ふくむ人員じんいん1059名めい、物件ぶっけん100トン、燃料ねんりょう49缶かんを揚陸ようりくし、後送こうそう者しゃ421名めいを収容しゅうよう後ご、米べい軍機ぐんきの空襲くうしゅうを振ふり切きって6月がつ1日にちブインへ帰投きとうした[46]。6月2日にちにも「長月ながつきと「水無月みなつき」は人員じんいん479名めい、物資ぶっし40トン、燃料ねんりょう60缶かんをコロンバンガラ島がらとうへ揚陸ようりくした[46]。6月6-7日にちには「望月もちづき」と、6月8-9日にちには「皐月さつき」とラバウルからツルブへの輸送ゆそうに従事じゅうじした[48]。 6月29日にち、「長月ながつき」、「水無月みなつき」、「三日月みかづき」でコロンバンガラ島がらとう輸送ゆそう作戦さくせん実施じっしのためラバウルを出撃しゅつげきするが、敵てき機きの夜間やかん空襲くうしゅうにより揚陸ようりくは中止ちゅうしされた[46]。

ニュージョージア島とうの戦たたかい

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詳細しょうさいは「クラ湾わん夜戦やせん」を参照さんしょう

1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）6月30日にち、米べい軍ぐんはレンドバ島とうに上陸じょうりくを開始かいし、ニュージョージア島とうの戦たたかいが始はじまる。当時とうじの外そと南洋なんよう部隊ぶたい水上すいじょう部隊ぶたい（指揮しき官かん秋山あきやま輝男てるお第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい司令しれい官かん）は、ラバウルに秋月しゅうげつ型がた駆逐くちく艦かん/旗艦きかん「新月しんげつ」および「望月もちづき、皐月さつき、夕凪ゆうなぎ」、ブカに「天てん霧きり、初雪はつゆき」、ブインに「長月ながつき、水無月みなづき、三日月みかづき」が停泊ていはくしていた[49]。秋山あきやま司令しれい官かんはただちに出撃しゅつげきしたが、天候てんこう不良ふりょうのため直じき率りつ部隊ぶたい（新月しんげつ、望月もちづき、皐月さつき、夕凪ゆうなぎ）と先行せんこう部隊ぶたい（天てん霧きり、初雪はつゆき、長月ながつき、水無月みなづき、三日月みかづき）は合流ごうりゅうできず、それぞれ7月がつ1日にち午前ごぜん零れい時じころレンドバ島とう西方にしほう海面かいめんに進出しんしゅつしたが米べい艦隊かんたいと遭遇そうぐうしなかった[49]。 7月2日にち夜よる、秋山あきやま司令しれい官かんは直じき率りつ隊たい（新月しんげつ《旗艦きかん》、天てん霧きり、初雪はつゆき、長月ながつき、皐月さつき、望月もちづき）と陽動ようどう隊たい（夕張ゆうばり、夕凪ゆうなぎ、三日月みかづき）を率ひきいてレンドバ島とう沖合おきあいに突入とつにゅうした[49]。だが米べい艦隊かんたいは出現しゅつげんせず、日付ひづけ変更へんこう後ごに米べい軍ぐん魚雷ぎょらい艇てい（「PT-156」、「PT-157」、「PT-161」）の来襲らいしゅうと米べい軍機ぐんき夜間やかん空襲くうしゅうを受うけ撤収てっしゅうした[50]。米べい魚雷ぎょらい艇ていは魚雷ぎょらい合計ごうけい6本ほんを発射はっしゃしたが外はずれ、その後ご逃走とうそうしている[51]。 その頃ころ、米べい軍ぐんはニュージョージア島とうへ上陸じょうりくを開始かいし、日本にっぽん軍ぐんは急遽きゅうきょコロンバンガラ島がらとうへ増援ぞうえん輸送ゆそうを実施じっしすることになった。第だい一いち回かい輸送ゆそう部隊ぶたい（第だい22駆逐くちく隊たい司令しれい金岡かなおか国三くにぞう大佐たいさ：第だい22駆逐くちく隊たい《長月ながつき、皐月さつき》、新月しんげつ、夕凪ゆうなぎ）、第だい二に回かい輸送ゆそう部隊ぶたい（第だい11駆逐くちく隊たい《天てん霧きり、初雪はつゆき》、第だい30駆逐くちく隊たい《望月もちづき、三日月みかづき》）が編制へんせいされ、第だい一いち回かい輸送ゆそう隊たいは陸りく兵へい1300名めいと大だい発動はつどう艇てい15隻せき分ぶんの物資ぶっしを搭載とうさいして7月がつ4日にち夕刻ゆうこくブインを出撃しゅつげきした[49]。22時じ15分ふん、クラ湾わんを南下なんか中ちゅうに陸上りくじょう砲台ほうだいと交戦こうせん中ちゅうの米べい艦隊かんたい（軽けい巡洋艦じゅんようかん4、駆逐くちく艦かん4）を発見はっけんし、夜間やかん雷撃らいげきを実施じっしする（長月ながつき6本ほん、新月しんげつ4本ほん、夕凪ゆうなぎ4本ほん）[49]。この米べい艦隊かんたいは実際じっさいは軽けい巡洋艦じゅんようかん3隻せき、駆逐くちく艦かん4隻せきで、魚雷ぎょらい1本ほんが命中めいちゅうした駆逐くちく艦かん「ストロング」は沈没ちんぼつした[52]。だが揚陸ようりく作戦さくせんそのものは断念だんねんするに至いたった[49]。

7月がつ5日にち、南東なんとう方面ほうめん艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん草くさ鹿しか任にん一いち中将ちゅうじょうは増援ぞうえん部隊ぶたい全力ぜんりょくによるコロンバンガラ島がらとう輸送ゆそうを命めいじ、秋山あきやま三水さんずい戦せん司令しれい官かんは新あらたに陽炎かげろう型がた駆逐くちく艦かん2隻せき（浜風はまかぜ、谷風たにかぜ）と白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん1隻せき（涼風すずかぜ）を編制へんせいに加くわえる[49]。秋山あきやま少将しょうしょう直じき率りつ隊たい（新月しんげつ、涼風すずかぜ、谷風たにかぜ）、第だい一いち次じ輸送ゆそう隊たい（望月もちづき、三日月みかづき、浜風はまかぜ）、第だい二に次じ輸送ゆそう隊たい（天てん霧きり、初雪はつゆき、長月ながつき、皐月さつき）という部署ぶしょであった[53]。同日どうじつ夕刻ゆうこく、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいはショートランド泊地はくちを出撃しゅつげき、コロンバンガラ島がらとう到着とうちゃく直前ちょくぜんの2348よりウォルデン・L・エインズワース少将しょうしょう率ひきいる米べい艦隊かんたい（巡洋艦じゅんようかん3、駆逐くちく艦かん4）と交戦こうせんする（クラ湾わん夜戦やせん）[53]。「新月しんげつ、涼風すずかぜ、谷風たにかぜ、天てん霧きり、初雪はつゆき」が砲戦ほうせん魚雷ぎょらい戦せんを展開てんかいする中なか、「長月ながつき、皐月さつき」は揚陸ようりく地ちへ向むかうも7月がつ6日にち0046に「長月ながつき」は座礁ざしょうしてしまう[53]。座礁ざしょう地点ちてんで「長月ながつき」搭載とうさいの物資ぶっし兵員へいいんを揚陸ようりく後ご、「皐月さつき」による「長月ながつき」曳航えいこうを試こころみたが失敗しっぱい[53]。「皐月さつき」は午前ごぜん4時じ以降いこう作業さぎょうを中止ちゅうしして本来ほんらいの揚陸ようりく地ちへ向むかい、その後ごコロンバンガラ島がらとうを後のちにした[54]。「長月ながつき」は昼間ひるまの空襲くうしゅうにより損傷そんしょうを受うけ、放棄ほうきされるに至いたった[53]。「長月ながつき」のほかにも秋月しゅうげつ型がた「新月しんげつ」が沈没ちんぼつ、全ぜん乗組のりくみ員いんと秋山あきやま少将しょうしょう以下いか第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい司令しれい部ぶは総員そういん戦死せんし[53]。他たの駆逐くちく艦かんも損傷そんしょうした[55]。米べい軍ぐんは軽けい巡じゅん「ヘレナ」が沈没ちんぼつした。7月7日にち、座礁ざしょう中ちゅうの「長月ながつき」はニュージョージア方面ほうめん防備ぼうび部隊ぶたいに編入へんにゅう[56]。翌よく8日にち、第だい22駆逐くちく隊たい司令しれい駆逐くちく艦かんは「皐月さつき」に変更へんこうされた[57]。

11月1日にち、駆逐くちく艦かん「長月ながつき」は卯月うづき型がた駆逐くちく艦かん[58]、 第だい22駆逐くちく隊たい[59]、 帝国ていこく駆逐くちく艦かん籍せき[60] のそれぞれから除籍じょせきされた。

戦後せんご

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長月ながつきの残骸ざんがいは座礁ざしょう地点ちてんに放置ほうちされ、長ながく残存ざんそんしていたが、塗料とりょうが焼やけたこともあり風化ふうかが早はやく、現在げんざいは崩落ほうらくして沈しずんでいる。 ソロモンでの内戦ないせんの際さいに、鉄てつを得えるために船体せんたいを爆破ばくはしたという現地げんち人じんの証言しょうげんがある。[61]

長月ながつきの時とき鐘かねは現地げんち人じんにより保管ほかんされており、日本にっぽんに持もち帰かえられた後のち、その存在そんざいを知しった呉ご地方ちほう総監そうかんの筑土龍男たつお海うみ将はた(当時とうじ)の尽力じんりょくにより海上かいじょう自衛隊じえいたいに引ひき渡わたされ、就役しゅうえき間あいだもない護衛ごえい艦かんながつきに装備そうびされた。[62]

歴代れきだい艦長かんちょう

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※『艦長かんちょうたちの軍艦ぐんかん史し』257-258頁ぺーじによる。

艤装ぎそう員いん長ちょう

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  1. 高山たかやま忠三ちゅうぞう 中佐ちゅうさ：1926年ねん12月1日にち -

艦長かんちょう

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  1. 高山たかやま忠三ちゅうぞう 中佐ちゅうさ：1927年ねん4月がつ30日にち - 1927年ねん11月15日にち[63]
  2. 柏木かしわぎ英えい 中佐ちゅうさ：1927年ねん11月15日にち - 1928年ねん12月がつ10日とおか
  3. （兼けん）山口やまぐち常つね太郎たろう 少佐しょうさ：1928年ねん12月がつ10日とおか - 1930年ねん12月1日にち[64]
  4. 平井ひらい泰次やすじ 少佐しょうさ：1930年ねん12月1日にち - 1931年ねん11月2日にち
  5. 藤田ふじた俊しゅん造づくり 中佐ちゅうさ：1931年ねん11月2日にち[65] - 1933年ねん11月15日にち[66]
  6. （兼けん）山田やまだ雄二ゆうじ 少佐しょうさ：1933年ねん11月15日にち[66] - 1934年ねん5月がつ15日にち[67]
  7. 田中たなか穣みのる 少佐しょうさ：1934年ねん5月がつ15日にち - 1935年ねん11月15日にち
  8. 原はら為一ためいち 少佐しょうさ：1935年ねん11月15日にち - 1936年ねん12月12日にち[68]
  9. 磯いそ久ひさ研磨けんま 少佐しょうさ：1936年ねん12月12日にち[68] - 1937年ねん12月1日にち[69]
  10. 金田かねだ清之きよゆき 少佐しょうさ：1937年ねん12月1日にち[69] - 1938年ねん12月1日にち[70]
  11. （兼けん）本ほん倉くら正義まさよし 少佐しょうさ：1938年ねん12月1日にち[70] - 1939年ねん10月がつ15日にち[71]
  12. 塚本つかもと守まもる太郎たろう 少佐しょうさ：1939年ねん10月がつ15日にち - 1940年ねん1月がつ25日にち[72]
  13. 芦田あしだ部ぶ一いち 少佐しょうさ：1940年ねん1月がつ25日にち - 1940年ねん9月がつ1日にち[73]
  14. （兼けん）中俣なかまた勇いさむ 少佐しょうさ：1940年ねん9月がつ1日にち - 1940年ねん10月がつ15日にち[74]
  15. 柴山しばやま一雄かずお 少佐しょうさ：1940年ねん10月がつ15日にち -
  16. ニノ方かた兼文かねぶみ 大尉たいい：1942年ねん4月がつ15日にち -
  17. 古川ふるかわ為ため夫おっと 少佐しょうさ：1943年ねん6月がつ1日にち -

公おおやけ試ためし成績せいせき

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艦かん名めい 排水はいすい量りょう 出力しゅつりょく 速力そくりょく 実施じっし日び 実施じっし場所ばしょ 備考びこう
長月ながつき 1,510トン 40,787馬力ばりき 36.3ノット 1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）2月がつ 館山たてやま沖おき標柱ひょうちゅう間あいだ 新造しんぞう時じ、全力ぜんりょく公こう試ためし

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b #達たち昭和しょうわ3年ねん6月がつpp7-8『達いたる第だい八はち十じゅう號ごう 驅逐くちく艦かん及掃海そうかい艇てい中ちゅう左ひだりノ通つう改名かいめいス 本ほん達たちハ昭和しょうわ三さん年ねん八はち月がつ一いち日にちヨリ之これヲ施行しこうス｜昭和しょうわ三さん年ねん六ろく月がつ二に十じゅう日にち 海軍かいぐん大臣だいじん岡田おかだ啓介けいすけ｜第だい三さん十じゅう號ごう驅逐くちく艦かん ヲ 驅逐くちく艦かん 長月ながつき(ナガツキ)トス』
  2. ^ #艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう表ひょう(昭和しょうわ16年ねん12月31日にち)p.1『艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう表ひょう|驅逐くちく艦かん|一等いっとう|睦月むつき型がた|睦月むつき、如月きさらぎ、彌生やよい、卯月うづき、皐月さつき、水無月みなづき、文月ふづき、長月ながつき、菊月きくづき、三日月みかづき、望月もちづき、夕ゆう月がつ』
  3. ^ #幕末ばくまつ以降いこう帝国ていこく軍艦ぐんかん写真しゃしんと史実しじつp.160『睦月むつき型がた(十じゅう二に隻せき)』
  4. ^ #達たち大正たいしょう13年ねん11月p.1『達いたる第だい百ひゃく二に十じゅう五ご號ごう　艦艇かんてい製造せいぞう費ひヲ以テ大正たいしょう十じゅう三さん年度ねんどニ於テ建造けんぞうニ着手ちゃくしゅスヘキ一等いっとう驅逐くちく艦かん三さん隻せきニ左ひだりノ通つう命名めいめいス｜大正たいしょう十じゅう三さん年ねん十じゅう一いち月がつ十じゅう日にち　海軍かいぐん大臣だいじん財部たからべ彪あや｜浦賀うらが船渠せんきょ株式會社かぶしきがいしゃニ於テ建造けんぞう　第だい二に十じゅう八はち號ごう驅逐くちく艦かん|石川いしかわ島とう造船ぞうせん所しょニ於テ建造けんぞう　第だい三さん十じゅう驅逐くちく艦かん|舞鶴まいづる海軍かいぐん工作こうさく部ぶニ於テ建造けんぞう　第だい三さん十じゅう一いち號ごう驅逐くちく艦かん』
  5. ^ #達たち大正たいしょう13年ねん11月p.1『達いたる第だい百ひゃく二に十じゅう六ろく號ごう 艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう別表べっぴょう驅逐くちく艦かんノ項こう中ちゅう「第だい二に十じゅう七なな號ごう」ノ下しもニ「第だい二に十じゅう八はち號ごう」「第だい二に十じゅう九きゅう號ごう」「第だい三さん十じゅう號ごう」「第だい三さん十じゅう一いち號ごう」ヲ加かフ｜大正たいしょう十じゅう三さん年ねん十じゅう一いち月がつ十じゅう日にち 海軍かいぐん大臣だいじん財部たからべ彪あや』
  6. ^ #艦船かんせん要目ようもく(昭和しょうわ12年ねん12月1日にち現在げんざい)p.4『長月ながつき|一等いっとう驅逐くちく艦かん|(艦かん要目ようもく略りゃく)|石川いしかわ島とう造船ぞうせん所しょ|大正たいしょう14-4-16|15-10-6|昭和しょうわ2-4-30|(兵へい装そう略りゃく)』
  7. ^ #戦史せんし叢書そうしょ26海軍かいぐん進攻しんこう作戦さくせん613-614頁ぺーじ『クリスマス島とうの攻略こうりゃく』
  8. ^ #戦史せんし叢書そうしょ26海軍かいぐん進攻しんこう作戦さくせん618頁ぺーじ
  9. ^ #S1703四よん水みず戦せん日誌にっし(3)p.14『途中とちゅう那珂なかハ2日にち0810迄までハ名取なとり夏なつ雲峯うんぽう雲くも天津てんしん風ふうノ護衛ごえいヲ受ケ0810以後いご更さらニ2D/22dg(長月ながつき水無月みなづき)ヲ加かヘ1800ヨリ天津てんしん風ふう原隊げんたいニ帰きリ3日にち0425名取なとりハ「バンタム」湾わんニ先行せんこうセリ』
  10. ^ #内うち令れい昭和しょうわ17年ねん12月(2)p.38『内うち令れい第だい二に千せん二に百ひゃく六ろく十じゅう八はち號ごう　驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル｜昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん十二月じゅうにがつ十じゅう日にち　海軍かいぐん大臣だいじん嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜第だい十じゅう三さん驅逐くちく隊たい、第だい二に十じゅう二に驅逐くちく隊たい及第きゅうだい三さん十じゅう二に驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル』
  11. ^ #S1709八はち艦隊かんたい日誌にっし(4)p.16『長月ながつき、文月ふづき、皐月さつき|1-20|NTF電でん令れい作さく第だい一いち號ごうニ依よリSNBニ編入へんにゅう』
  12. ^ #昭和しょうわ17年ねん9月がつ〜第だい8艦隊かんたい日誌にっし(5)pp.21-22『巻まき波なみ舞まい風ふう江え風ふう黒潮くろしお白しろ雪ゆき文月ふづき皐月さつき長月ながつき10dg(風雲ふううん巻雲けんうん夕ゆう雲くも秋あき雲くも)17dg(谷風たにかぜ浦うら風ふう浜風はまかぜ磯いそ風ふう)16dg(時津風ときつかぜ雪ゆき風ふう)8dg(大潮おおしお荒あら潮うしお)｜2-1｜「ケ」號ごう作戦さくせん第だい一いち次じ輸送ゆそうノ為ため出撃しゅつげき1615地点ちてん8-30・S158-30Eニ於テ敵てき機き約やく30機きト交戦こうせん巻まき波は中ちゅう破やぶ旗艦きかんヲ白しろ雪ゆきニ変更へんこう文月ふづき曳航えいこうシテ帰還きかん他たハ任務にんむヲ続行ぞっこうス。2130泊地はくち着ぎ作業さぎょう中ちゅう魚雷ぎょらい艇てい6隻せきト交戦こうせんR方面ほうめん航空こうくう部隊ぶたい水すい偵ト協力きょうりょく其ノ他た4隻せきヲ撃沈げきちんス。収容しゅうよう人員じんいん陸軍りくぐん5119、海軍かいぐん250、船員せんいん14。巻雲けんうん揚陸ようりく作業さぎょう中ちゅう触さわ雷かみなり(機雷きらいノ如シ)大破たいはシ夕ゆう雲くもヲシテ曳航えいこうヲ試こころみミタルモ見込みこみナシ処分しょぶんス。帰途きと荒あら潮うしお長月ながつきハ各かく敵てき1機きヲ撃墜げきついス』
  13. ^ #佐藤さとう 艦長かんちょう続編ぞくへん(文庫ぶんこ)19-22頁ぺーじ
  14. ^ #佐藤さとう 艦長かんちょう続編ぞくへん(文庫ぶんこ)23頁ぺーじ
  15. ^ #S1709八はち艦隊かんたい日誌にっし(5)pp.22-23『白しろ雪ゆき黒潮くろしお朝あさ雲くも五月雨舞風江風10dg(風雲ふううん夕ゆう雲くも秋あき雲くも)17dg(谷風たにかぜ浜風はまかぜ浦うら風ふう磯いそ風ふう)16dg(時津風ときつかぜ雪ゆき風ふう)8dg(大潮おおしお荒あら潮うしお)皐月さつき長月ながつき文月ふづき川内かわうち巻まき波なみ夕ゆう霧きり｜2-4｜「ケ」號ごう作戦さくせん第だい二に次じ輸送ゆそうヲ実施じっしス、敵てき機き来襲らいしゅう情況じょうきょう1330B-17九きゅうfc六ろく、1425fcfl三さん〇、1510fcfl十じゅう数すう機き、1740fcfl十じゅう数すう機きト交戦こうせん　戦果せんか竝なみニ被害ひがい　1330直衛なおえ機きト協力きょうりょく10機き撃墜げきつい、舞まい風ふう舵かじ故障こしょう火災かさい長月ながつき救援きゅうえんニ任にんズ、「エスペランス」及「カミンボ」ヨリ転進てんしん部隊ぶたいヲ乗艦じょうかんセシム、陸軍りくぐん乗員じょういん数すう4760(海軍かいぐん40名めい)』
  16. ^ #S1802十じゅう七なな駆か日誌にっし(1)p.36『支援しえん隊たい付属ふぞく隊たい｜川内かわうち巻まき波なみ夕ゆう霧きり｜ROニテ待機たいき、RWCニテ待機たいき』
  17. ^ #S1802十じゅう七なな駆か日誌にっし(1)pp.14-15『1352艦かん首くび方向ほうこう敵てき戦闘せんとう機き及艦爆ばく計けい30数すう機きヲ認みとめム対たい空戦くうせん｜1403打だ方ほう始はじめム第だい五ご戦せん速そく｜1405艦かん爆ばく急降下きゅうこうか爆ばく撃げき開始かいし、舞まい風ふう至近しきん弾だんニヨリ航行こうこう不能ふのう｜1413打だ方かた止とめム(略りゃく)1447長月ながつき舞まい風ふうノ救援きゅうえんニ赴キ「ショートランド」ニ回航かいこう』
  18. ^ #佐藤さとう 艦長かんちょう続編ぞくへん(文庫ぶんこ)24頁ぺーじ
  19. ^ #S1801二水にすい戦せん日誌にっし(3)pp.13-14『二に.第だい二に次じガ島とう撤収てっしゅう　参加さんか駆逐くちく艦かん20隻せき(黒潮くろしお、江こう風ふう参加さんか)撤収てっしゅう人員じんいん4760、舞まい風ふう爆ばく撃げきニ依よリ損傷そんしょう(長月ながつき曳航えいこう)、江こう風ふう黒潮くろしお爆ばく撃げき至近しきん弾だんニ依よリ小破しょうは(作戦さくせん続行ぞっこう)』
  20. ^ #S1709八はち艦隊かんたい日誌にっし(5)p.23『第だい一いち聯隊れんたい(カミンボ)白はく雪ゆき黒潮くろしお朝あさ雲くも五月雨時津風雪風皐月文月大潮荒潮　第だい二に次じ聯隊れんたい(ルッセル)風雲ふううん夕凪ゆうなぎ秋あき雲くも長月ながつき谷風たにかぜ浦うら風ふう磯いそ風ふう浜風はまかぜ|2-7|「ケ」号ごう作戦さくせん第だい三さん次じ輸送ゆそう之のヲ実施じっしス。敵てき機き来襲らいしゅう状じょう況きょう戦果せんか並なみニ被害ひがい　1600敵てき機き30来襲らいしゅう磯いそ風ふう一いち番ばん砲塔ほうとうニ爆ばく弾だん命中めいちゅう中ちゅう破やぶ江こう風ふう救援きゅうえんニ任にんジ帰投きとうス(以下いか略りゃく)』
  21. ^ #S1801二水にすい戦せん日誌にっし(3)p.16『2月がつ7日にち(天候てんこう略りゃく)|(略りゃく)磯いそ風ふう爆ばく弾だん命中めいちゅう損傷そんしょう(長月ながつき曳航えいこう江え風ふう護衛ごえい)』
  22. ^ #S1802十じゅう七なな駆か日誌にっし(1)p.24『1620：長月ながつき救援きゅうえんニ来らいリシモ自力じりき航行こうこう可能かのうノ為ため救援きゅうえんヲ止とめメ進撃しんげきス』
  23. ^ #佐藤さとう 艦長かんちょう続編ぞくへん(文庫ぶんこ)26-27頁ぺーじ
  24. ^ a b 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、34-35ページ
  25. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(4)p.57『四よん.参考さんこう 麾下きか艦船かんせん部隊ぶたいノ行動こうどう』
  26. ^ 「聖川ひじりかわ丸まる」、「靖国やすくに丸まる」、「浮島うきしま丸まる」、「磯いそ波なみ」、「秋あき雲くも」、「長月ながつき」
  27. ^ 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、36ページ
  28. ^ 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、35ページ
  29. ^ #内うち令れい昭和しょうわ18年ねん2月がつ(4)pp.48-49『内うち令れい第だい三さん百ひゃく十じゅう二に號ごう 驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル 昭和しょうわ十じゅう八はち年ねん二に月がつ二に十じゅう五ご日にち 海軍かいぐん大臣だいじん嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜第だい五ご驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル｜第だい十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「初雪はつゆき」ノ下しもニ「、天てん霧きり、夕ゆう霧きり」ヲ加かフ｜第だい二に十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こうノ次じニ左ひだりノ一いち項こうヲ加かフ |第だい二に十じゅう二に驅逐くちく隊たい|皐月さつき、水無月みなづき、文月ふづき、長月ながつき| ｜第だい三さん十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「大波おおなみ」ノ下しもニ「清せい波なみ」ヲ加かフ』
  30. ^ #S1709八はち艦隊かんたい日誌にっし(6)p.6『(一いち)三さん月がつ一いち日にち艦隊かんたい區分くぶん』
  31. ^ a b 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、77ページ
  32. ^ a b 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、78ページ
  33. ^ #S1709八はち艦隊かんたい日誌にっし(6)p.29『22駆か(皐月さつき長月ながつき)|三さん-一いち五ご|「スルミ」輸送ゆそうニ従事じゅうじシ101設営せつえい隊たい物件ぶっけんヲ揚陸ようりくス』
  34. ^ 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、73ページによれば、この日ひのスルミ輸送ゆそうを行おこなったのは「文月ふづき」と「水無月みなつき」
  35. ^ #S1709八はち艦隊かんたい日誌にっし(6)pp.21-22『(6)軍務ぐんむ局長きょくちょう艦かん政せい本部ほんぶ々長大ちょうだい海うみ二に部長ぶちょう宛あて三さん月がつ十じゅう二に日にち　作戦さくせん上じょう必要ひつようニ付づけ左ひだりノ要領ようりょうニ依よリ駆逐くちく艦かん三さん隻せきヲ機雷きらい敷設ふせつ可能かのうナル如ク一時改造致度可然取計ハレ度ど　一いち.駆逐くちく艦かん及(施行しこう工作こうさく艦かん)長月ながつき文月ふづき(八はち海うみ丸まる)皐月さつき(山彦やまびこ丸まる)　二に.工事こうじ要領ようりょう(イ)九三式一型機雷片舷約20個こ宛あて搭載とうさい可能かのうナル如ク上じょう甲板かんぱん三さん番ばん砲ほう全部ぜんぶヨリ艦かん尾お迄まで軌條きじょうヲ敷設ふせつス　(ロ)機雷きらい搭載とうさい時じ代償だいしょう重量じゅうりょうトシテ四番砲同弾薬全部及予備魚雷前部撤去ス　(ハ)増加ぞうか重量じゅうりょう約やく二に噸とん重心じゅうしん点てんノ上昇じょうしょう約やく八はち粍みりめーとるノ見込みこみ　三さん.工事こうじ日数にっすう一いち艦かん約やく五ご日にち十じゅう八はち日にち頃ごろヨリ着手ちゃくしゅノ予定よてい』
  36. ^ #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご69頁ぺーじ
  37. ^ #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご74頁ぺーじ『フィンシュハーフェン輸送ゆそう』
  38. ^ a b #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご133-134頁ぺーじ『東部とうぶニューギニア方面ほうめん増援ぞうえん輸送ゆそう』
  39. ^ #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご131頁ぺーじ
  40. ^ a b c #佐藤さとう 艦長かんちょう続編ぞくへん(文庫ぶんこ)28-31頁ぺーじ『対空たいくう戦闘せんとうの真まっただ中なかに』
  41. ^ #S1807三水さんずい戦せん日誌にっし(1)p.24『(ニ)文月ふづき、卯月うづきハ内地ないちニ於テ改造かいぞう修理しゅうりニ従事じゅうじ中ちゅう』
  42. ^ a b #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご164-166頁ぺーじ『ニューギニア方面ほうめん増援ぞうえん輸送ゆそう』
  43. ^ a b c d 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、165ページ
  44. ^ この日ひは実施じっしされなかった。
  45. ^ 7日にちは「夕張ゆうばり」と駆逐くちく艦かん1隻せきにより実施じっしされているが、この駆逐くちく艦かんの艦かん名めいは不明ふめい。
  46. ^ a b c d e #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご188-191頁ぺーじ『中部ちゅうぶソロモン方面ほうめん輸送ゆそう』
  47. ^ a b c #佐藤さとう 艦長かんちょう続編ぞくへん(文庫ぶんこ)31-34頁ぺーじ『懲罰ちょうばつ覚悟かくごの帰投きとう』
  48. ^ 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、192ページ
  49. ^ a b c d e f g #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご226-227頁ぺーじ『各かく部隊ぶたいの作戦さくせん』
  50. ^ 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、227ページ、日本にっぽん水雷すいらい戦史せんし、317ページ
  51. ^ 日本にっぽん水雷すいらい戦史せんし、317ページ
  52. ^ 日本にっぽん水雷すいらい戦史せんし、318-320ページ
  53. ^ a b c d e f #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご228-230頁ぺーじ
  54. ^ #S1807三水さんずい戦せん日誌にっし(1)p.15『22dg(長月ながつき、皐月さつき)11dgニ続行ぞっこう北上ほくじょう中ちゅう0020戦闘せんとう一いち時じ中止ちゅうしサレ且敵状じょう全ぜんク不明ふめいナリシヲ以テ揚陸ようりくヲ決意けつい反転はんてん南下なんかス0049長月ながつき「ベネット」入にゅう泊はく南みなみ海岸かいがんニ坐礁ざしょう0100ヨリ陸りく兵へい物件ぶっけんノ揚陸ようりくヲ開始かいしスルト共どもニ皐月さつきヲシテ曳航えいこう離礁りしょうニ努つとむメタルモ奏功そうこうセズ0423皐月さつきノ協力きょうりょくニヨル曳卸ヲ止とめメ同艦どうかんハ「コロンバンガラ」ニ急行きゅうこう0517泊地はくち着ぎ0610終了しゅうりょう　ZOB(長月ながつき新月しんげつ欠かけ)1000ブイン泊地はくちニ集結しゅうけつス』
  55. ^ #S1807三水さんずい戦せん日誌にっし(1)p.15『(2)被害ひがい　新月しんげつ沈没ちんぼつ　長月ながつき坐礁ざしょう後ご被爆ひばく大破たいは　天てん霧きり初雪はつゆき谷風たにかぜ中ちゅう破やぶ　涼風すずかぜ望月もちづき小破しょうは』
  56. ^ #S1807三水さんずい戦せん日誌にっし(1)p.34『七なな(天候てんこう略りゃく)長月ながつきRD方面ほうめん防備ぼうび部隊ぶたいニ編入へんにゅうセラル』
  57. ^ #S1807三水さんずい戦せん日誌にっし(1)p.35『八はち(天候てんこう略りゃく)22dg司令しれい駆逐くちく艦かんヲ長月ながつきヨリ皐月さつきニ変更へんこうス』
  58. ^ #内うち令れい昭和しょうわ18年ねん11月(1)p.1『内うち令れい第だい二に千せん二に百ひゃく四よん十じゅう九きゅう號ごう　艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう別べつ表ひょう中ちゅう左ひだりノ通つう改正かいせいス｜昭和しょうわ十じゅう八はち年ねん十じゅう一いち月がつ一いち日にち　海軍かいぐん大臣だいじん嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜軍艦ぐんかん、砲艦ほうかんノ部ぶ中ちゅう「舞子まいこ」ノ下しもニ「、鳴海なるみ」ヲ加かフ|駆逐くちく艦かん、一等いっとう卯月うづき型がたノ項こう中ちゅう「、長月ながつき」ヲ削そぎル|潜水せんすい艦かん、二に等とう呂りょ百ひゃく型がたノ項こう中ちゅう「、呂りょ號ごう第だい百ひゃく三さん」ヲ削そぎル|海防かいぼう艦かん、占うらない守もり型がたノ項こう中ちゅう「、六連むつれ」ヲ削そぎル|掃海そうかい艇てい、第だい十じゅう三さん號ごう型がたノ項こう中ちゅう「、第だい十じゅう六ろく號ごう」ヲ削そぎル』
  59. ^ #内うち令れい昭和しょうわ18年ねん11月(1)p.38『内うち令れい第だい二に千せん二に百ひゃく七なな十じゅう九きゅう號ごう　驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル｜昭和しょうわ十じゅう八はち年ねん十じゅう一いち月がつ一いち日にち 海軍かいぐん大臣だいじん嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜第だい二に十じゅう二に驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「、長月ながつき」ヲ削そぎル』
  60. ^ #内うち令れい昭和しょうわ18年ねん11月(1)pp.42-43『内うち令れい第だい二に千せん二に百ひゃく八はち十じゅう一いち號ごう 佐世保させぼ鎮守ちんじゅ府ふ在籍ざいせき 驅逐くちく艦かん 長月ながつき 右みぎ帝國ていこく驅逐くちく艦かん籍せきヨリ除じょカル|呉ご鎮守ちんじゅ府ふ籍せき　呂りょ號ごう第だい百ひゃく三さん潜水せんすい艦かん　右みぎ帝國ていこく潜水せんすい艦かん籍せきヨリ除じょカル|呉ご鎮守ちんじゅ府ふ在籍ざいせき　海防かいぼう艦かん　六連むつれ　右みぎ帝國ていこく海防かいぼう艦かん籍せきヨリ除じょカル|呉ご鎮守ちんじゅ府ふ在籍ざいせき　第だい十じゅう六ろく號ごう掃海そうかい艇てい　右みぎ帝國ていこく掃海そうかい艇てい籍せきヨリ除じょカル｜昭和しょうわ十じゅう八はち年ねん十じゅう一いち月がつ一いち日にち 海軍かいぐん大臣だいじん嶋田しまだ繁太郎しげたろう』
  61. ^ 雑誌ざっし「丸まる」 874号ごう 28ページ
  62. ^ 世界せかいの艦船かんせん 第だい164集しゅう 81ページ「"長月ながつき"の時とき鐘かねが"ながつき"に復活ふっかつ」
  63. ^ 『官報かんぽう』第だい266号ごう、昭和しょうわ2年ねん11月16日にち。
  64. ^ 『官報かんぽう』第だい1179号ごう、昭和しょうわ5年ねん12月2日にち。
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  70. ^ a b 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）号外ごうがい 第だい267号ごう 昭和しょうわ13年ねん12月1日にち」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072074700 
  71. ^ 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）第だい391号ごう 昭和しょうわ14年ねん10月がつ16日にち」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072076400 
  72. ^ 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）第だい433号ごう 昭和しょうわ15年ねん1月がつ25日にち」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072077600 
  73. ^ 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）第だい521号ごう 昭和しょうわ15年ねん9月がつ2日にち」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072078800 
  74. ^ 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）第だい543号ごう 昭和しょうわ15年ねん10月がつ15日にち」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072079000 

参考さんこう文献ぶんけん

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  • アジア歴史れきし資料しりょうセンター（公式こうしき）（防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ）
    • Ref.C13071968200『昭和しょうわ11年ねん12月11日にち現在げんざい10版はん内ない令れい提要ていよう追録ついろく第だい1号ごう原稿げんこう/巻まき1 追録ついろく/第だい6類るい機密きみつ保護ほご()』。 
    • Ref.C13072003500『昭和しょうわ16年ねん12月31日にち現在げんざい10版はん内ない令れい提要ていよう追録ついろく第だい10号ごう原稿げんこう巻まき2.3/　巻まき3追録ついろく/第だい13類るい艦船かんせん(1)』。 
    • Ref.C12070084100『大正たいしょう13年ねん達たち完かん/11月』。 
    • Ref.C12070089800『昭和しょうわ3年ねん達たち完かん/6月がつ』。 
    • Ref.C12070166800『昭和しょうわ17年ねん10月がつ〜12月内ない令れい4巻かん止とめ/昭和しょうわ17年ねん12月(2)』。 
    • Ref.C12070175600『昭和しょうわ18年ねん1月がつ〜4月がつ 内ない令れい1巻かん/昭和しょうわ18年ねん2月がつ(4)』。 
    • Ref.C12070182000『昭和しょうわ18年ねん11月〜12月 内ない令れい5巻かん/昭和しょうわ18年ねん11月(1)』。 
    • Ref.C08030111800『昭和しょうわ17年ねん3月がつ1日にち〜昭和しょうわ17年ねん4月がつ1日にち 第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。 
    • Ref.C08030022500『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(1)』。 
    • Ref.C08030022600『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(2)』。 
    • Ref.C08030022700『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(3)』。 
    • Ref.C08030022800『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(4)』。 
    • Ref.C08030022900『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(5)』。 
    • Ref.C08030023000『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(6)』。 
    • Ref.C08030023100『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(7)』。 
    • Ref.C08030023200『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち〜昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(8)』。 
    • Ref.C08030116300『昭和しょうわ17年ねん12月1日にち〜昭和しょうわ18年ねん4月がつ30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(4)』。 
    • Ref.C08030100400『昭和しょうわ18年ねん1月がつ1日にち〜昭和しょうわ18年ねん5月がつ31日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。 
    • Ref.C08030146300『昭和しょうわ18年ねん2月がつ1日にち〜昭和しょうわ19年ねん10月がつ31日にち　第だい17駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。 
    • Ref.C08030105800『昭和しょうわ18年ねん7月がつ1日にち〜昭和しょうわ18年ねん12月2日にち　第だい3水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。 
    • Ref.C08030753700『駆逐くちく艦かん 谷風たにかぜ（クラ湾わん沖おき海戦かいせん）蓮はちす.海防かいぼう艦かん第だい76号ごう戦時せんじ日誌にっし.戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ26　蘭らん印しるし・ベンガル湾わん方面ほうめん　海軍かいぐん進攻しんこう作戦さくせん』朝ちょう雲くも新聞しんぶん社しゃ、1969年ねん5月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ62　中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)　昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん六ろく月がつ以降いこう』朝ちょう雲くも新聞しんぶん社しゃ、1973年ねん2月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ96　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(3)　ガ島とう撤収てっしゅう後ご』朝ちょう雲くも新聞しんぶん社しゃ、1976年ねん8月がつ。 
  • 海軍かいぐん歴史れきし保存ほぞん会かい『日本にっぽん海軍かいぐん史し 第だい7巻かん』（第一法規出版だいいちほうきしゅっぱん、1995年ねん）
  • 雑誌ざっし「丸まる」編集へんしゅう部ぶ『写真しゃしん 日本にっぽんの軍艦ぐんかん 第だい10巻かん 駆逐くちく艦かんI』（光人みつひと社しゃ、1990年ねん） ISBN 4-7698-0460-1
  • 日本にっぽん造船ぞうせん学会がっかい『昭和しょうわ造船ぞうせん史し 第だい1巻かん』（原はら書房しょぼう、1981年ねん、第だい3刷さつ）ISBN 4-562-00302-2
  • 佐藤さとう和正かずまさ『艦長かんちょうたちの太平洋戦争たいへいようせんそう 続編ぞくへん　17人にんの艦長かんちょうが語かたった勝者しょうしゃの条件じょうけん』光人みつひと社しゃNF文庫ぶんこ、1995年ねん12月。ISBN 4-7698-2106-9。 
    • 「迫真はくしんの演技えんぎ」＜駆逐くちく艦かん「長月ながつき」艦長かんちょう・二にノ方かた兼けん文中ぶんちゅう佐さの証言しょうげん＞（太平洋戦争たいへいようせんそう時じ、鈴谷すずや水雷すいらい長ちょう、長月ながつき艦長かんちょう《1942年ねん5月がつ10日とおか着任ちゃくにん〜1943年ねん6月がつ23日にち退すさ艦かん》、沢さわ風ふう艦長かんちょう、若葉わかば艦長かんちょう等とう）
  • 外山とやま操みさお『艦長かんちょうたちの軍艦ぐんかん史し』光人みつひと社しゃ、2005年ねん。
  • 木俣きまた滋しげる郎ろう『日本にっぽん水雷すいらい戦史せんし』図書としょ出版しゅっぱん社しゃ、1986年ねん
  • 『雑誌ざっし「丸まる」 874号ごう』潮しお書房しょぼう、2019年ねん3月がつ
  • 『世界せかいの艦船かんせん 第だい164集しゅう』海人あま社しゃ、1971年ねん4月がつ

関連かんれん項目こうもく

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大日本帝国だいにっぽんていこく海軍かいぐん艦艇かんてい一覧いちらん
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