飯めし神社じんじゃ

飯めし神社じんじゃ
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所在地しょざいち	香川かがわ県けん丸亀まるがめ市し飯野町東二いいのちょうひがしふた字じ山根やまね20番地ばんち
位置いち	北緯ほくい34度ど16分ふん12.1秒びょう 東経とうけい133度ど50分ふん24.8秒びょう
主祭しゅさい神しん	飯めし依よ比ひ古こ命いのち・少しょう彦名ひこな命いのち
社格しゃかく等ひとし	式内しきない小社しょうしゃ・旧きゅう県けん社しゃ
創建そうけん	不ふ詳しょう
本殿ほんでんの様式ようしき	流造ながれづくり
例祭れいさい	10月がつ第だい4日曜日にちようび
地図ちず	飯めし神社じんじゃ

飯めし神社じんじゃ（いいじんじゃ）とは、香川かがわ県けん丸亀まるがめ市しにある神社じんじゃ。

讃岐さぬき国こく鵜う足あし郡ぐんの式内しきない社しゃ。旧きゅう社格しゃかくは県けん社しゃ。「讃岐富士さぬきふじ」と称しょうされる飯野山いいのやまの西南せいなん麓ふもとに鎮座ちんざし、飯野山いいのやま登山とざん口こうもあるが、山やま自体じたいを神体しんたい山やまとするという。

祭神さいじん

主祭しゅさい神しん

• 飯めし依よ比ひ古いにしえ
  • 讃岐さぬき国こく国くに魂たましい神しん。伊い予よ之の二名にみょう島とうの顔かおの一ひとつ。飯めし依よは「穀類こくるいが集あつまる」の意味いみで、食たべ物ものに不足ふそくしない地ちであることを表あらわしたと推測すいそくされる。
• 少しょう彦名ひこな命いのち

合祀ごうし

• 倉くら稲いね魂たましい神しん
• 大年おおとし神かみ

由緒ゆいしょ

創建そうけん時期じきは不明ふめい。飯野山いいのやま山頂さんちょうの岩石がんせき群ぐんを盤ばん座ざとしたのが始はじまりという。飯野山いいのやま山腹さんぷくに遷座せんざ後ご、康かん保たもつ元年がんねん（964年ねん）に現在地げんざいちに遷座せんざされる。

天正てんしょう9年ねん（1581年ねん）、長宗我部ちょうそかべ元親もとちかの讃岐さぬき国こく侵攻しんこうの兵火へいかにより焼失しょうしつ。元和がんわ8年ねん（1622年ねん）に再建さいけんされる。

明治めいじ元年がんねん（1868年ねん）に飯野いいの村むらの村社そんしゃに列れっし、大正たいしょう10年ねん（1921年ねん）に香川かがわ県けん県けん社しゃに昇格しょうかくした。現在げんざいの社殿しゃでんは明治めいじ22年ねん（1889年ねん）改築かいちくされたもので、昭和しょうわ56年ねん（1981年ねん）に修復しゅうふくされている。

境内けいだい社しゃ

• 幸神こうじん社しゃ
• 荒神こうじん社しゃ
• 伊勢いせ社しゃ
• 飯めし天神てんじん社しゃ

その他た

菅原すがわら道真みちざねが讃岐さぬき国こく国司こくし時代じだい、飯めし神社じんじゃを深ふかく信仰しんこうしており、京きょうに帰任きにんする際さい、木像もくぞうを彫ほって納おさめたという。境内けいだい社しゃ飯めし天神てんじん社しゃの御ご神体しんたいがその木像もくぞうであると伝つたわる。