1995-1996シーズンのNBA
1995-1996シーズンのNBA | ||
---|---|---|
シカゴ・ブルズ | ||
1995 | ||
TV |
NBC, TBS | |
17,778,295 | ||
サラリーキャップ | 2300 | |
200 | ||
ドラフト | ||
レギュラーシーズン | ||
トップシード | シカゴ・ブルズ | |
MVP | マイケル・ジョーダン | |
スタッツリーダー | ||
|
マイケル・ジョーダン | |
チーム |
99.5 | |
プレーオフ | ||
イースタン |
シカゴ・ブルズ | |
オーランド・マジック | ||
ファイナル | ||
チャンピオン | シカゴ・ブルズ | |
ファイナルMVP | マイケル・ジョーダン | |
←1994-95 |
1995-1996シーズンのNBAは、NBAの50
シーズン前 [編集 ]
ドラフト[編集 ]
ドラフトではジョー・スミスがゴールデンステート・ウォリアーズから
オールスターにはA・マクダイス、J・スタックハウス、R・ウォーレス、K・ガーネット、T・ラトリフ、M・フィンリーの6
カナダ進出 [編集 ]
ロックアウト危機 [編集 ]
- ラリー・バード
例外 条項 の復活 。 - ルーキー・サラリーキャップの
確立 。これが上記 のケビン・ガーネットの高額 契約 に繋 がる。 - サラリーキャップの
上限 をリーグ全体 の収益 48.04%とする。
なお、この
シーズン[編集 ]
オールスター[編集 ]
開催 地 :サンアントニオ- オールスターゲーム イースト 129-118 ウエスト
- MVP:マイケル・ジョーダン (シカゴ・ブルズ)
- スラムダンクコンテスト
優勝 :ブレント・バリー (ロサンゼルス・クリッパーズ) - スリーポイント・シュートアウト:ティム・レグラー (ワシントン・ブレッツ)
※ブレント・バリーはスラムダンクコンテスト
イースタン・カンファレンス[編集 ]
|
|
ウエスタン・カンファレンス[編集 ]
|
|
スタッツリーダー[編集 ]
チーム | AVG | ||
---|---|---|---|
マイケル・ジョーダン | シカゴ・ブルズ | 30.4 | |
リバウンド | デニス・ロッドマン | シカゴ・ブルズ | 14.9 |
アシスト | ジョン・ストックトン | ユタ・ジャズ | 11.2 |
スティール | ゲイリー・ペイトン | シアトル・スーパーソニックス | 2.9 |
ブロック | ディケンベ・ムトンボ | デンバー・ナゲッツ | 4.5 |
FG% | ゲオルゲ・ムレシャン | ワシントン・ブレッツ | 58.4 |
FT% | マクムード・アブドゥル=ラウーフ | デンバー・ナゲッツ | 93.0 |
3FG% | ティム・レグラー | ワシントン・ブレッツ | 52.2 |
各 賞 [編集 ]
最優秀 選手 : マイケル・ジョーダン, シカゴ・ブルズ- ルーキー・オブ・ザ・イヤー:デイモン・スタウダマイアー, トロント・ラプターズ
最優秀 守備 選手 賞 : ゲイリー・ペイトン, シアトル・スーパーソニックス- シックスマン
賞 : トニー・クーコッチ, シカゴ・ブルズ - MIP: ゲオルゲ・ムレシャン, ワシントン・ブレッツ
最優秀 コーチ賞 : フィル・ジャクソン, シカゴ・ブルズ- All-NBA First Team:
- F - カール・マローン, ユタ・ジャズ
- F - スコッティ・ピッペン, シカゴ・ブルズ
- C - デビッド・ロビンソン, サンアントニオ・スパーズ
- G - マイケル・ジョーダン, シカゴ・ブルズ
- G - アンファニー・ハーダウェイ, オーランド・マジック
- All-NBA Second Team:
- F - ショーン・ケンプ, シアトル・スーパーソニックス
- F - グラント・ヒル, デトロイト・ピストンズ
- C - アキーム・オラジュワン, ヒューストン・ロケッツ
- G - ゲイリー・ペイトン, シアトル・スーパーソニックス
- G - ジョン・ストックトン, ユタ・ジャズ
- All-NBA Third Team:
- F - チャールズ・バークレー, フェニックス・サンズ
- F - ジュワン・ハワード, ワシントン・ブレッツ
- C - シャキール・オニール, オーランド・マジック
- G - ミッチ・リッチモンド, サクラメント・キングス
- G - レジー・ミラー, インディアナ・ペイサーズ
- NBA All-Defensive First Team:
- F - デニス・ロッドマン, シカゴ・ブルズ
- F - スコッティ・ピッペン, シカゴ・ブルズ
- C - デビッド・ロビンソン, サンアントニオ・スパーズ
- G - マイケル・ジョーダン, シカゴ・ブルズ
- G - ゲイリー・ペイトン, シアトル・スーパーソニックス
- NBA All-Defensive Second Team:
- F - ホーレス・グラント, オーランド・マジック
- F - デリック・マッキー, インディアナ・ペイサーズ
- C - アキーム・オラジュワン, ヒューストン・ロケッツ
- G - ボビー・フィリス, クリーブランド・キャバリアーズ
- G - ムーキー・ブレイロック, アトランタオ・ホークス
- All-NBA Rookie First Team:
- All-NBA Rookie Second Team:
- ラシード・ウォーレス, ワシントン・ブレッツ
- ケビン・ガーネット, ミネソタ・ティンバーウルブズ
- ブライアント・リーヴス, バンクーバー・グリズリーズ
- ブレント・バリー, ロサンゼルス・クリッパーズ
- タイアス・エドニー, サクラメント・キングス
72-10[編集 ]
しかしジョーダンは
ジョーダンが
ジョーダンがこのオフに
ブルズはサポーティングキャストも
ブルズは2
ジョーダンは30.4
シーズン概要 [編集 ]
- ジョーダンの
復活 が話題 を集 める中 、エイズで引退 に追 い込 まれたマジック・ジョンソンもこのシーズン中 の1月 30日 に古巣 ロサンゼルス・レイカーズで現役 復帰 を果 たしている。ジョンソンはポイントガードではなくパワーフォワードとしてプレイし、セドリック・セバロスやニック・バン・エクセルら若 い主力 選手 を支 え、チームもジョンソンの復帰 以降 上昇 気流 に乗 り、このシーズンは53勝 の好成績 を記録 した。しかしプレイ中 での接触 による感染 を恐 れる声 が選手 の間 で挙 がったこともあり、ジョンソンの復帰 への挑戦 は僅 か1シーズンで終 わった。 - ディフェンディングチャンピオンのヒューストン・ロケッツは、
前 季 より1勝 を上積 みした48勝 を記録 。前 季 はこの数字 から優勝 を果 たしたが、このシーズンのプレーオフはカンファレンス準決勝 で敗退 となった。そのロケッツにファイナルで敗 れたオーランド・マジックは、シャキール・オニールが28試合 を欠場 するも、アンファニー・ハーダウェイの活躍 で前 季 を上回 る60勝 を記録 。ハーダウェイはシーズン終了 後 に巨額 契約 を結 ぶが、これがオニールの嫉妬 を買 い、オニールはレイカーズに移籍 してしまう。 - ゲイリー・ペイトン、ショーン・ケンプ
率 いるシアトル・スーパーソニックスはチーム記録 となる64勝 を記録 。 - オフにパット・ライリーからドン・ネルソンにヘッドコーチが
代 わったニューヨーク・ニックスは、シーズン中盤 から負 けが混 み始 め、ネルソンはコーチを解任 され、後任 にはジェフ・バンガンディが就任 した。 - パット・ライリーはマイアミ・ヒートの
球団 社長 兼 ヘッドコーチに就任 。就任 一 年 目 からアロンゾ・モーニングとティム・ハーダウェイを獲得 するという辣腕 を発揮 し、チームも2シーズンぶりにプレーオフに復帰 した。グレン・ライスとの交換 でモーニングを失 ったシャーロット・ホーネッツは勝率 を落 とし、プレーオフ進出 も逃 した。 - ブラッド・ドーアティ、ラリー・ナンス、マーク・プライスら
主力 トリオが次々 と引退 、移籍 したクリーブランド・キャバリアーズは、テレル・ブランドン、クリス・ミルズらが主力 を担 い、このシーズンは47勝 を記録 した。 - デトロイト・ピストンズはグラント・ヒル、アラン・ヒューストンの
活躍 で4シーズンぶりにプレーオフに復帰 。ブルズ旋風 が吹 き荒 れる中 、ヒルはマイケル・ジョーダンを抑 えてこの年 もオールスターファン投票 1位 を獲得 した。 泥沼 の低迷 期 が続 くサクラメント・キングスは1991年 に獲得 したミッチ・リッチモンド、3年 目 のブライアン・グラントらの活躍 で10年 ぶりにプレーオフ進出 を果 たした。しかし翌 シーズンからはまたプレーオフ不 出場 が続 く。- 1986
年 のNBAドラフトで指名 されたアルヴィーダス・サボニスが1991年 のソビエト連邦 の崩壊 を経 てようやくポートランド・トレイルブレイザーズに合流 。 開幕 から不振 に陥 ったフェニックス・サンズはシーズン途中 にポール・ウェストファルをヘッドコーチから解任 し、コットン・フィッツシモンズを呼 び戻 したが、翌 シーズンにはチャールズ・バークレーがチームを去 ってしまう。- アトランタ・ホークスのレニー・ウィルケンズHCはコーチ
通算 1000勝 目 を記録 。 - ユタ・ジャズ
所属 のジョン・ストックトンはキャリア通算 スティール数 でNBA歴代 トップとなった。また9回 目 のアシスト王 に輝 き、ボブ・クージーの持 つ8回 を更新 。 - ロケッツ
所属 のアキーム・オラジュワンはシーズン最終 戦 でカリーム・アブドゥル=ジャバーの持 つキャリア通算 ブロック数 を更新 して歴代 トップとなった。 - ホーネッツ
所属 のロバート・パリッシュはプロ20年 目 を迎 え、NBAで20年 以上 プレイした史上 2人 目 の選手 となった(一人 目 はジャバー)。 - チームの
平均 得点 が1957-58シーズン以来 、100点 を下回 った。デトロイト・ピストンズの連覇 以来 、シカゴ・ブルズ、ヒューストン・ロケッツとディフェンスに優 れたチームが優勝 を果 たしており、リーグはディフェンシブなチーム造 りが主流 となっていく。
プレーオフ・ファイナル[編集 ]
ファースト ラウンド | カンファレンス セミファイナル | カンファレンス ファイナル | NBAファイナル | |||||||||||||||
1 | ブルズ | 3 | ||||||||||||||||
8 | ヒート | 0 | ||||||||||||||||
1 | ブルズ | 4 | ||||||||||||||||
5 | ニックス | 1 | ||||||||||||||||
4 | キャバリアーズ | 0 | ||||||||||||||||
5 | ニックス | 3 | ||||||||||||||||
1 | ブルズ | 4 | ||||||||||||||||
イースタン・カンファレンス | ||||||||||||||||||
2 | マジック | 0 | ||||||||||||||||
3 | ペイサーズ | 2 | ||||||||||||||||
6 | ホークス | 3 | ||||||||||||||||
6 | ホークス | 1 | ||||||||||||||||
2 | マジック | 4 | ||||||||||||||||
2 | マジック | 3 | ||||||||||||||||
7 | ピストンズ | 0 | ||||||||||||||||
E1 | ブルズ | 4 | ||||||||||||||||
W1 | スーパーソニックス | 2 | ||||||||||||||||
1 | スーパーソニックス | 3 | ||||||||||||||||
8 | キングス | 1 | ||||||||||||||||
1 | スーパーソニックス | 4 | ||||||||||||||||
5 | ロケッツ | 0 | ||||||||||||||||
4 | レイカーズ | 1 | ||||||||||||||||
5 | ロケッツ | 3 | ||||||||||||||||
1 | スーパーソニックス | 4 | ||||||||||||||||
ウェスタン・カンファレンス | ||||||||||||||||||
3 | ジャズ | 3 | ||||||||||||||||
3 | ジャズ | 3 | ||||||||||||||||
6 | トレイルブレイザーズ | 2 | ||||||||||||||||
3 | ジャズ | 4 | ||||||||||||||||
2 | スパーズ | 2 | ||||||||||||||||
2 | スパーズ | 3 | ||||||||||||||||
7 | サンズ | 1 |
後期 ブルズ王朝 へ[編集 ]
この
もっとも
そしてソニックスはこのシーズン、フランチャイズ
第 1戦 [編集 ]
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | Tot. |
---|---|---|---|---|---|
スーパーソニックス | 18 | 30 | 29 | 13 | 90 |
ブルズ | 24 | 29 | 26 | 28 | 107 |
第 2戦 [編集 ]
ブルズはジョーダンが29
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | Tot. |
---|---|---|---|---|---|
スーパーソニックス | 27 | 18 | 20 | 23 | 88 |
ブルズ | 23 | 23 | 30 | 16 | 92 |
第 3戦 [編集 ]
ソニックスのファンはリーグでも
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | Tot. |
---|---|---|---|---|---|
ブルズ | 34 | 28 | 13 | 33 | 108 |
スーパーソニックス | 16 | 22 | 23 | 25 | 86 |
第 4戦 [編集 ]
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | Tot. |
---|---|---|---|---|---|
ブルズ | 21 | 11 | 31 | 23 | 86 |
スーパーソニックス | 25 | 28 | 31 | 23 | 107 |
第 5戦 [編集 ]
ソニックスのディフェンスがリーグトップのオフェンス
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | Tot. |
---|---|---|---|---|---|
ブルズ | 18 | 24 | 18 | 18 | 78 |
スーパーソニックス | 18 | 25 | 19 | 27 | 89 |
第 6戦 [編集 ]
3
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | Tot. |
---|---|---|---|---|---|
スーパーソニックス | 18 | 20 | 20 | 17 | 75 |
ブルズ | 24 | 21 | 22 | 20 | 87 |
ファイナルMVPにはファイナル
ブルズがレギュラーシーズンからポストシーズンの
結果 [編集 ]
ロード | スコア | ホーム | スコア | (CHI-SEA) |
ボックススコア | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6月5 |
スーパーソニックス | 90 | ブルズ | 107 | 1-0 | 1 | |||
6月7 |
スーパーソニックス | 88 | ブルズ | 92 | 2-0 | 2 | |||
6月9 |
ブルズ | 108 | スーパーソニックス | 86 | 3-0 | 3 | |||
6月12 |
ブルズ | 86 | スーパーソニックス | 107 | 3-1 | 4 | |||
6月14 |
ブルズ | 78 | スーパーソニックス | 89 | 3-2 | 5 | |||
6月16 |
スーパーソニックス | 75 | ブルズ | 87 | 4-2 | 6 | |||
シカゴ・ブルズ 4-2 シアトル・スーパーソニックス ファイナルMVP:マイケル・ジョーダン |
シアトル・スーパーソニックス コーチ:ジョージ・カール
20 ゲイリー・ペイトン |
40 ショーン・ケンプ |
11 デトレフ・シュレンプ |
33 ハーシー・ホーキンス |
14 サム・パーキンス |
17 ヴィンセント・アスキュー |
50 アーヴィン・ジョンソン |
34 フランク・ブリコウスキー |
10 ネイト・マクミラン |
25 デビッド・ウィンゲート |
1 シェレル・フォード |
3 エリック・スノウ |
55 スティーヴ・シェフラー |
ラストシーズン[編集 ]
- ジェームス・エドワーズ (1977-96)
身長 216センチで屈強 なセンターだったがのべ9チームを渡 り歩 いたジャーニーマンだった。デトロイト・ピストンズ時代 にはビル・レインビアの控 え選手 として連覇 に貢献 し、ラストシーズンもシカゴ・ブルズで3つ目 のチャンピオンリングを手 に入 れた。19シーズン、40歳 までプレイした数少 ない選手 。 - マジック・ジョンソン (1979-91, 95-96) 2
度目 の引退 。引退 後 も事業 家 、解説 者 など、多岐 に渡 って活躍 中 。 - ジェフ・マローン (1983-96)
非凡 な得点 力 を誇 ったシューティングガード。全盛期 をワシントン・ブレッツとユタ・ジャズで過 ごした。引退 後 はコーチ職 に転向 。 - ドック・リバース (1983-96) 80
年代 の強豪 アトランタ・ホークスで活躍 し、キャリアの大半 を強豪 チームで過 ごした。引退 後 はコーチ職 に転向 。 - アルヴィン・ロバートソン (1984-96) サンアントニオ・スパーズ
時代 はリーグ屈指 のディフェンダーとして活躍 。史上 4人 しかいないクアドルプル・ダブルの達成 者 。 - マイケル・アダムス (1985-96)
引退 後 はコーチ職 に転向 。 - スコット・スカイルズ (1986-96) NBAを
離 れてからはギリシャに渡 り、PAOKテッサロニキでプレイした。引退 後 はコーチ職 に転向 。 - リチャード・デュマス (1992-96) 2
巡 目 指名 ながらルーキーイヤーから活躍 し、いきなりファイナルの大 舞台 を経験 したが、以後 伸 び悩びNBAキャリアは僅 か3シーズンで終 わった。その後 もヨーロッパに渡 ってプレイを続 け、2003年 に現役 から引退 した。
外部 リンク[編集 ]
- NBA.com HISTORY (
英語 ) - NBA.com HISTORY Finals (
英語 ) - Basketball-Reference.com (
英語 )