2003-2004シーズンのNBA
2003-2004シーズンのNBA | ||
---|---|---|
デトロイト・ピストンズ | ||
2003 | ||
TV |
ABC, TNT, ESPN, NBA TV | |
20,283,818 | ||
サラリーキャップ | 4384 | |
491.7 | ||
ドラフト | ||
レギュラーシーズン | ||
トップシード | インディアナ・ペイサーズ | |
MVP | ケビン・ガーネット | |
スタッツリーダー | ||
|
トレイシー・マグレディ | |
チーム |
93.4 | |
プレーオフ | ||
イースタン |
デトロイト・ピストンズ | |
インディアナ・ペイサーズ | ||
ファイナル | ||
チャンピオン ![]() |
デトロイト・ピストンズ | |
ファイナルMVP | チャンシー・ビラップス | |
![]() |
2003-2004シーズンのNBAは、NBAの58
シーズン前
[ドラフト
[この
ドラフト
主 な移籍
[チーム | ||
---|---|---|
ロサンゼルス・レイカーズ | カール・マローン (UTA・FA) | ロバート・オーリー (SAS・FA) |
ミネソタ・ティンバーウルブズ | サム・キャセール (MIL) | |
ミルウォーキー・バックス | ゲイリー・ペイトン (LAL) | |
ダラス・マーベリックス | アントワン・ウォーカー (BOS) | ニック・ヴァン・エクセル (GSW) |
ゴールデンステート・ウォリアーズ | ニック・ヴァン・エクセル (DAL) | アントワン・ジェイミソン (DAL)
ギルバート・アリナス (WAS・FA) |
サクラメント・キングス | ブラッド・ミラー (IND) | |
ロサンゼルス・クリッパーズ | ラマー・オドム (MIA・FA) | |
デンバー・ナゲッツ | アンドレ・ミラー (LAC・FA) | ジュワン・ハワード (ORL) |
オーランド・マジック | ジュワン・ハワード (DEN・FA) | ダレル・アームストロング (NOH・FA) |
メンフィス・グリズリーズ | ジェームス・ポージー (HOU・FA) |
- 1シーズンぶりの
王座 奪回 を目指 すロサンゼルス・レイカーズが大型 補強 を行 う。ユタ・ジャズとミルウォーキー・バックスからそれぞれフリーエージェントとなったカール・マローン、ゲイリー・ペイトンといった大物 ベテラン選手 を獲得 。いずれも優勝 のチャンスに恵 まれながら後 一 歩 のところで涙 を呑 んだ選手 であり、チャンピオンリングを切望 していた。シャキール・オニール、コービー・ブライアントに2人 を加 えた豪華 な陣容 は『ビッグフォー』と称 され、さらに優勝 経験 の豊富 なホーレス・グラントも獲得 し、磐石 な体制 で新 シーズンを迎 えた。 - カール・マローンを
放出 したユタ・ジャズは、ジョン・ストックトンもこのオフに引退 している。 - ミネソタ・ティンバーウルブズはトレードでミルウォーキー・バックスからサム・キャセールを、さらに4チームが
絡 んだ大型 トレードでラトレル・スプリーウェルを獲得 。この2人 にケビン・ガーネットを加 えた3人 はビッグスリーと称 された。 - ポートランド・トレイルブレイザーズからFAとなったスコッティ・ピッペンは
古巣 のシカゴ・ブルズに復帰 。 肝臓 の疾患 で2002年 に引退 したアロンゾ・モーニングが現役 に復帰 。ニュージャージー・ネッツと契約 した。モーニングはシーズン中 に再 び引退 するが、翌 2004-05シーズンに2度目 の復帰 をする。そのネッツから解雇 されたディケンベ・ムトンボはニューヨーク・ニックスと契約 。
その他
[- コービー・ブライアントが
婦女 暴行 疑惑 で逮捕 される。後 に示談 となるこの事件 はコービーの名誉 を著 しく傷 つけた。
レギュラーシーズン
[オールスター
[開催 日 :2月 14日 開催 地 :カリフォルニア州 ロサンゼルス- オールスターゲーム ウエスト 136-132 イースト MVP:シャキール・オニール (ロサンゼルス・レイカーズ)
- ルーキーチャレンジ ソフォモア 142-118 ルーキー MVP:アマーレ・スタウダマイアー (フェニックス・サンズ)
- ダンクコンテスト
優勝 :フレッド・ジョーンズ (インディアナ・ペイサーズ) - スリーポイントコンテスト
優勝 :ボション・レナード (デンバー・ナゲッツ)
シーズン中 の主 な移籍
[- ニューヨーク・ニックスとフェニックス・サンズの
間 でトレードが成立 し、ニックスはステフォン・マーブリーにアンファニー・ハーダウェイらを、サンズはアントニオ・マクダイスらをそれぞれ獲得 した。 風紀 の乱 れなど様々 な問題 を抱 えるポートランド・トレイルブレイザーズは、問題 の中心 とされていたラシード・ウォーレスをトレードで放出 。トレード先 はアトランタ・ホークスで、代 わりにシャリーフ・アブドゥル=ラヒーム、テオ・ラトリフらを獲得 した。ラシード・ウォーレスはその後 さらにデトロイト・ピストンズにトレードされた。- トロント・ラプターズとメンフィス・グリズリーズの
間 でトレードが成立 し、ラプターズはジャレン・ローズ、ドニエル・マーシャルらを、グリズリーズはアントニオ・デイビスらをそれぞれ獲得 した。
その他
[- 1
試合 毎 の1チーム平均 得点 が93.4得点 と過去 最低 を記録 し、また各 チームでもフランチャイズ最低 平均 得点 記録 を更新 するチームが続出 した。2001年 のイリーガルディフェンスの廃止 (ゾーンディフェンスの解禁 )などで年々 ディフェンシブな戦術 が主流 となりつつあるリーグの傾向 を、如実 に表 す結果 となった。
イースタン・カンファレンス
[アトランティック・デビジョン
[チーム | リバウンド |
アシスト |
ヘッドコーチ | |||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ニュージャージー・ネッツ | 47-35 | Rジェファーソン(18.5) | Kマーティン(9.5) | Jキッド(9.2) | Bスコット→Lフランク |
2 | マイアミ・ヒート | 42-40 | Eジョーンズ(17.3) | Lオドム(9.7) | Rアルストン(4.5) | Sヴァンガンディ* |
3 | ニューヨーク・ニックス | 39-43 | Sマーブリー(20.2) | Kトーマス(8.3) | Sマーブリー(8.9) | Dチャイニー→Hウィリアムズ |
4 | ボストン・セルティックス | 36-46 | Pピアース(23.0) | Mブラント(7.2) | Pピアース(5.1) | Jオブライエン→Jキャロル† |
5 | フィラデルフィア・76ers | 33-49 | Aアイバーソン(26.4) | Kトーマス(10.1) | Eスノウ(6.9) | Lエイヤーズ*→Cフォード† |
6 | ワシントン・ウィザーズ | 25-57 | Gアリーナス(19.6) | Kブラウン(7.4) | Gアリーナス(5.0) | Eジョーダン* |
7 | オーランド・マジック | 21-61 | Tマグレディ(28.0) | Jハワード(7.0) | Tマグレディ(5.5) | Dリバース→Jデイビス |
※(*=
- アトランティック・デビジョンは
勝率 5割 を越 えたのは2チームだけで、50勝 を越 えたチームは居 なかった。 - シーズン
序盤 を躓 いたネッツはバイロン・スコットHCを解任 、後任 にアシスタントコーチのローレンス・フランクを昇格 させたが、当時 リーグ最年少 HCだったフランクが指揮 を執 ってからは13連勝 を記録 。これは北米 プロスポーツ史上 最高 の、「コーチ就任 からの」連勝 記録 となった。 - ラマー・オドム、ドウェイン・ウェイドを
獲得 したヒートは前 季 より大幅 に勝率 を伸 ばし、2シーズンぶりにプレーオフに復帰 した。 - ニックスとセルティックスは
新 ジェネラル・マネージャーとしてアイザイア・トーマスとダニー・エインジをそれぞれ迎 えた。2人 は物議 を醸 すトレードや人事 を繰 り返 し、勝率 は共 に5割 を切 ったが、それでもプレーオフには進出 した。 - 76ersはアレン・アイバーソンの
長期 欠場 などが響 き、5シーズンぶりにプレーオフ進出 を逃 した。 - マジックはシーズン
序盤 に19連敗 、終盤 に13連敗 を記録 しリーグ最下位 となった。
セントラル・デビジョン
[チーム | リバウンド |
アシスト |
ヘッドコーチ | |||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | インディアナ・ペイサーズ | 61-21 | Jオニール(20.1) | Jオニール(10.0) | Jティンズリー(5.8) | Rカーライル* |
2 | デトロイト・ピストンズ | 54-28 | Rハミルトン(17.6) | Bウォーレス(12.4) | Cビラップス(5.7) | Lブラウン* |
3 | ニューオーリンズ・ホーネッツ | 41-41 | Bデイビス(22.9) | Jマグロワ(10.3) | Bデイビス(7.5) | Tフロイド* † |
4 | ミルウォーキー・バックス | 41-41 | Mレッド(21.7) | Jスミス(8.5) | TJフォード(6.5) | Tポーター* |
5 | クリーブランド・キャバリアーズ | 35-47 | Lジェームス(20.9) | Cブーザー(11.4) | Jマッキニス(6.1) | Pサイラス*→Bマローン† |
6 | トロント・ラプターズ | 33-49 | Vカーター(22.5) | Dマーシャル(9.9) | Jローズ(5.0) | Kオニール* † |
7 | アトランタ・ホークス | 28-54 | Sジャクソン(18.1) | Sジャクソン(4.6) | Jテリー(4.5) | Tストッツ* † |
8 | シカゴ・ブルズ | 23-59 | Jクロフォード(17.3) | アントニオ・デイビス(8.4) | Kハインリック(6.8) | Bカートライト→Pマイヤーズ |
- ジャーメイン・オニールにロン・アーテスト、アル・ハリントンら
若手 (いずれの選手 も25歳 以下 )中心 のペイサーズがリーグトップの勝率 を収 めた。 - ラシード・ウォーレスの
獲得 でインサイドの得点 力 不足 を補 ったピストンズは、"チームバスケット"を標榜 するラリー・ブラウン新 HCのもと、前 季 を上回 る勝利 を収 めた。 主力 選手 の放出 、ヘッドコーチの交代 など陣容 を一新 したことで苦戦 が予想 されたバックスだが、成長 著 しいマイケル・レッド牽引 のもと予想 外 の健闘 を見 せた。- ホーネッツは
得点 源 のジャマール・マッシュバーンがシーズンの大半 を欠場 するもプレーオフ出場 は死守 した。 大物 ルーキーのレブロン・ジェームズを獲得 したキャバリアーズは、カルロス・ブーザーの予想 以上 の成長 もあり、前 季 より勝 ち星 を2倍 に増 やした。
ウエスタン・カンファレンス
[ミッドウエスト・デビジョン
[チーム | リバウンド |
アシスト |
ヘッドコーチ | |||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 58-24 | Kガーネット(24.2) | Kガーネット(13.9) | Sキャセール(7.3) | Fサンダース |
2 | サンアントニオ・スパーズ | 57-25 | Tダンカン(22.3) | Tダンカン(12.4) | Tパーカー(5.5) | Gポポヴィッチ |
3 | ダラス・マーベリックス | 52-30 | Dノビツキー(21.8) | Dノビツキー(8.7) | Sナッシュ(8.8) | Dネルソン |
4 | メンフィス・グリズリーズ | 50-32 | Pガソル(17.7) | Pガソル(7.7) | Jウィリアムス(6.8) | Hブラウン |
5 | ヒューストン・ロケッツ | 45-37 | 姚明(17.5) | 姚明(9.0) | Sフランシス(6.2) | Jヴァンガンディ* |
6 | デンバー・ナゲッツ | 43-39 | Cアンソニー(21.0) | Mキャンビー(10.1) | Aミラー(6.1) | Jバズデリック* |
7 | ユタ・ジャズ | 42-40 | Aキリレンコ(16.5) | Aキリレンコ(8.1) | Cアロヨ(5.0) | Jスローン |
- ミッドウエスト・デビジョンは
全 チームが勝率 5割 以上 を記録 した。 - 2シーズン
変 わらなかった上位 に変動 が起 こり、ビッグスリーを擁 するティンバーウルブズがチーム史上 初 のデビジョン優勝 ・カンファレンス勝率 首位 の成績 を収 めた。 前 季 チャンピオンチームのスパーズは、オフに長年 チームの大黒柱 を務 めたデビッド・ロビンソンが引退 し、新 体制 に移行 。デビジョン首位 こそ明 け渡 すが勝率 を下 げることなく好成績 を維持 した。- ダーク・ノヴィツキー、スティーブ・ナッシュ、マイケル・フィンリーのビッグスリーを
擁 するマーベリックスは、ビッグスリー結成 以来 初 めて勝率 を落 とした。潤沢 な財源 を使 って次々 と大物 選手 を獲得 したマーベリックスだが、翌 シーズンからサラリーの整理 を余儀 なくされることとなる。 - グリズリーズはジェームス・ポージーやボンジ・ウェルズら
新 戦力 の活躍 で後半 に大 きく巻 き返 し、チーム史上 初 のプレーオフ進出 を決 めた。 - 姚明とスティーブ・フランシス
体制 となって2年 目 のロケッツは4シーズンぶりにプレーオフに進出 。スパーズ、マーベリックス、ロケッツとテキサス州 に本拠地 を置 く全 てのチームがプレイオフに進出 した。 - カーメロ・アンソニー、アンドレ・ミラーらの
獲得 、前 季 の大半 を欠場 したマーカス・キャンビーの復活 などで戦力 が整 ったナゲッツは9シーズンぶりにプレーオフに進出 。 - ジャズはカール・マローンとジョン・ストックトンを
同時 に失 いながらも、周囲 の予想 を上回 る好成績 を収 めたが、リーグ全体 を支配 する『西高東低 (ワイルド・ワイルド・ウエスト)』の煽 りを受 け、プレーオフには届 かなかった。
パシフィック・デビジョン
[チーム | リバウンド |
アシスト |
ヘッドコーチ | |||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ロサンゼルス・レイカーズ | 56-26 | Kブライアント(24.0) | Sオニール(11.5) | Gペイトン(5.5) | Pジャクソン† |
2 | サクラメント・キングス | 55-27 | Pストヤコヴィッチ(24.2) | Bミラー(10.3) | Mビビー(5.4) | Rアデルマン |
3 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 41-41 | Zランドルフ(20.1) | Zランドルフ(10.5) | Dスタッダマイアー(6.1) | Mチークス |
4 | ゴールデンステート・ウォリアーズ | 37-45 | Jリチャードソン(18.7) | Eダンピアー(12.0) | NVエクセル(5.3) | Eマッセルマン† |
5 | シアトル・スーパーソニックス | 37-45 | Rアレン(23.0) | Rルイス(6.5) | Bバリー(5.8) | Nマクミラン |
6 | フェニックス・サンズ | 29-53 | Aスタウダマイアー(20.6) | Sマリオン(9.3) | Jジョンソン(4.4) | Fジョンソン |
7 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 28-54 | Cマゲッティ(20.7) | Eブランド(10.3) | Mヤリッチ(4.8) | Mダンリービー* |
- オフに"ビッグフォー"を
結成 し快 進撃 が期待 されたレイカーズだが、シーズン中 は災難 に見舞 われ、カール・マローン、シャキール・オニール、コービー・ブライアントと次々 と故障 に見舞 われたが、レギュラーシーズン最終 戦 でキングスを降 したことでデビジョン制覇 を遂 げた。 - キングスはエースのクリス・ウェバーがシーズンの
大半 を欠場 する中 でペジャ・ストヤコヴィッチや新 戦力 のブラッド・ミラーの活躍 で好成績 を維持 していたが、シーズン終盤 にウェバーが復帰 すると逆 に失速 し、デビジョン首位 の座 をレイカーズに明 け渡 した。 - トラブルが
絶 えないトレイルブレイザーズは、21年 続 いていたプレーオフ連続 出場 記録 がついに途絶 えた。 開幕 から大 きく負 け越 したサンズはヘッドコーチを交代 させ、さらにエースガードのステフォン・マーブリーを放出 した。
個人 スタッツリーダー
[# | リバウンド | アシスト | スティール | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
avg | avg | avg | avg | |||||
1 | トレイシー・マグレディ ORL | 28.0 | ケビン・ガーネット MIN | 13.9 | ジェイソン・キッド NJN | 9.2 | バロン・デイビス NOH | 2.4 |
2 | ペジャ・ストヤコヴィッチ SAC | 24.2 | ティム・ダンカン SAC | 12.4 | ステフォン・マーブリー NYN | 8.9 | ショーン・マリオン PHO | 2.1 |
3 | ケビン・ガーネット MIN | 24.2 | ベン・ウォーレス DET | 12.4 | スティーブ・ナッシュ DAL | 8.8 | ロン・アーテスト IND | 2.1 |
- トレイシー・マグレディーは2
年 連続 、ジェイソン・キッドは2年 連続 5回 目 、ケビン・ガーネット、バロン・デイビスは初 の戴冠 。
# | ブロックショット | FG |
3P |
FT | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
avg | % | % | % | |||||
1 | テオ・ラトリフ POR | 3.6 | シャキール・オニール LAL | 58.4 | アンソニー・ピーラー SAC | 48.2 | ペジャ・ストヤコヴィッチ SAC | 92.7 |
2 | ベン・ウォーレス DET | 3.0 | マーク・ブラント BOS | 56.6 | ブレント・バリー SEA | 45.2 | スティーブ・ナッシュ DAL | 91.6 |
3 | アンドレイ・キリレンコ UTA | 2.8 | エリック・ダンピアー GSW | 53.5 | ブライアン・カーディナル GSW | 44.4 | アラン・ヒューストン NYN | 91.3 |
個人 タイトル
[最優秀 選手 :ケビン・ガーネット (MIN)- ルーキー・オブ・ザ・イヤー:レブロン・ジェームズ (CLE)
最優秀 守備 選手 賞 :ロン・アーテスト (IND)- シックスマン
賞 :アントワン・ジェイミソン (DAL) - MIP:ザック・ランドルフ (POR)
最優秀 コーチ賞 :ヒュービー・ブラウン (MEM)- エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー:ジェリー・ウェスト (MEM)
- オールNBAチーム
ファーストチーム | セカンドチーム | サードチーム | |
---|---|---|---|
F | ケビン・ガーネット MIN | ジャーメイン・オニール IND | ロン・アーテスト IND |
F | ティム・ダンカン SAS | ペジャ・ストヤコヴィッチ SAC | ダーク・ノヴィツキー DAL |
C | シャキール・オニール LAL | ベン・ウォーレス DET | 姚明 HOU |
G | コービー・ブライアント LAL | サム・キャセール MIN | バロン・デイビス NOH |
G | ジェイソン・キッド NJN | トレイシー・マグレディ ORL | マイケル・レッド MIL |
※ペジャ・ストヤコヴィッチ、サム・キャセール、ロン・アーテスト、姚明、バロン・デイビス、マイケル・レッドは
- オールディフェンシブチーム
ファーストチーム | セカンドチーム | |
---|---|---|
F | ロン・アーテスト IND | アンドレイ・キリレンコ UTA |
F | ケビン・ガーネット MIN | ティム・ダンカン SAS |
C | ベン・ウォーレス DET | テオ・ラトリフ POR |
G | ブルース・ボウエン SAS | ダグ・クリスティ SAC |
G | コービー・ブライアント LAL | ジェイソン・キッド NJN |
※ロン・アーテスト、ブルース・ボウエンは
- オールルーキーチーム
ファーストチーム | セカンドチーム |
---|---|
レブロン・ジェームズ CLE | ユドニス・ハスレム MIA |
カーメロ・アンソニー DEN | マーキス・ダニエルズ DAL |
ドウェイン・ウェイド MIA | ジャーヴィス・ヘイズ WAS |
クリス・ボッシュ TOR | ジョシュ・ハワード DAL |
カーク・ハインリック CHI | T・J・フォード MIL |
イースタン・カンファレンス
[ファーストラウンド | カンファレンスセミファイナル | カンファレンスファイナル | ||||||||||||
1 | インディアナ・ペイサーズ | 4 | ||||||||||||
8 | ボストン・セルティックス | 0 | ||||||||||||
1 | ペイサーズ | 4 | ||||||||||||
4 | ヒート | 2 | ||||||||||||
5 | ニューオーリンズ・ホーネッツ | 3 | ||||||||||||
4 | マイアミ・ヒート | 4 | ||||||||||||
1 | ペイサーズ | 2 | ||||||||||||
3 | ピストンズ | 4 | ||||||||||||
3 | デトロイト・ピストンズ | 4 | ||||||||||||
6 | ミルウォーキー・バックス | 1 | ||||||||||||
3 | ピストンズ | 4 | ||||||||||||
2 | ネッツ | 3 | ||||||||||||
7 | ニューヨーク・ニックス | 0 | ||||||||||||
2 | ニュージャージー・ネッツ | 4 |
- ペイサーズは6
試合 連続 で二 桁 得点 差 で勝利 するなど、圧倒的 な強 さでカンファレンス決勝 に進出 。 前 季 プレーオフのリターンマッチとなったピストンズ対 ネッツのシリーズは、最初 の4試合 ではそれぞれがホームコートで相手 チームを圧倒 し、大差 がつく展開 となった。お互 い2勝 2敗 での第 5戦 はプレーオフ史上 4度目 となるトリプルオーバータイムにまでもつれ込 む激戦 となった末 に、伏兵 ブライアン・スカラブラインの予想 外 の活躍 もあって、ネッツが勝利 した。続 く第 6戦 も接戦 となり、ピストンズが勝利 してシリーズの行方 は第 7戦 に委 ねられた。第 7戦 は第 5・6戦 に続 く激戦 が期待 されたが、ネッツは大事 なこの一戦 で大 乱調 に陥 り、プレーオフ史上 最低 得点 より僅 か2点 上回 るだけの56得点 に終 わった。ピストンズは2年 連続 でカンファレンス決勝 に進出 。- ペイサーズ
対 ピストンズのカンファレンス決勝 では、第 2戦 ではピストンズがプレーオフ史上 歴代 2位 となる19ブロックを記録 した。この試合 ではピストンズのテイショーン・プリンスがペイサーズのレジー・ミラーに対 し、プレーオフ史上 に残 る劇的 なブロックをお見舞 いしている。敵 地 での貴重 な1勝 をもぎ取 ったピストンズは第 6戦 を69-65のロースコアゲームで制 し、ペイサーズを4勝 2敗 で降 した。ピストンズにとっては1989-90シーズン以来 のファイナル進出 である。
ウエスタン・カンファレンス
[ファーストラウンド | カンファレンスセミファイナル | カンファレンスファイナル | ||||||||||||
1 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 4 | ||||||||||||
8 | デンバー・ナゲッツ | 1 | ||||||||||||
1 | ティンバーウルブズ | 4 | ||||||||||||
4 | キングス | 3 | ||||||||||||
5 | ダラス・マーベリックス | 1 | ||||||||||||
4 | サクラメント・キングス | 4 | ||||||||||||
1 | ティンバーウルブズ | 2 | ||||||||||||
5 | レイカーズ | 4 | ||||||||||||
3 | サンアントニオ・スパーズ | 4 | ||||||||||||
6 | メンフィス・グリズリーズ | 0 | ||||||||||||
5 | スパーズ | 2 | ||||||||||||
2 | レイカーズ | '4 | ||||||||||||
7 | ヒューストン・ロケッツ | 1 | ||||||||||||
2 | ロサンゼルス・レイカーズ | 4 |
- 7シーズン
連続 1回戦 敗退 が続 いていたいウルブズは、1回戦 でナゲッツを降 して悲願 の1回戦 突破 を果 たした。カンファレンス準決勝 ではプレーオフ経験 で勝 るキングスの前 に苦 しむも第 7戦 でようやく退 け、カンファレンス決勝 に進出 した。 - 2001-02シーズンと2002-03シーズンのチャンピオンチーム
同士 の戦 いとなったレイカーズ対 スパーズのシリーズ第 5戦 ではレイカーズのデレック・フィッシャーが残 り0.4秒 からの劇的 なブザービーターを決 めた。シリーズはスパーズが最初 の2試合 を連勝 して先行 していたが、その後 レイカーズが盛 り返 して4連勝 を飾 り、シリーズを制 した。 前 季 プレーオフ1回戦 のリターンマッチとなったカンファレンス決勝 では、経験 で勝 るレイカーズが優位 に立 った。第 5戦 以降 、優勝 の味 を知 るサム・キャセールが故障 で離脱 するという不運 がウルブズを襲 ったこともあり、ウルブズは2勝 4敗 で力尽 きた。レイカーズは1シーズンぶりの優勝 に向 けてファイナルに進出 。
ファイナル
[デトロイト・ピストンズとロサンゼルス・レイカーズがファイナルで
第 1戦
[ピストンズ 87, レイカーズ 75 | ||
Pts: ビラップス 22 Rebs: Bウォーレス 8 Asts: ハミルトン 5 Steals: ビラップス 3 |
Pts: オニール 34; ブライアント 25 Rebs: オニール; マローン 11 Asts: ブライアント 4 | |
ピストンズ1-0レイカーズ |
リーグ2
第 2戦
[ピストンズ 91, レイカーズ 99 | ||
Pts: ビラップス 27; ハミルトン 26 Rebs: Bウォーレス 14 Asts: ビラップス 9 |
Pts: ブライアント 33; オニール 29 Rebs: マローン 9 Asts: ウォルトン 8; ブライアント 7 | |
レイカーズ1-1ピストンズ |
第 3戦
[レイカーズ 68, ピストンズ 88 | ||
Pts: オニール 14 Rebs: オニール; メドベデンコ 8 Asts: ペイトン 7 FG%: チーム |
Pts: ハミルトン 31 Rebs: Bウォーレス 11; Rウォーレス 10 Asts: ビラップス | |
ピストンズ2-1レイカーズ |
ピストンズの
第 4戦
[レイカーズ 80, ピストンズ 88 | ||
Pts: オニール 36 Rebs: オニール 20; モハメド 5 Asts: ペイトン 5 |
Pts: Rウォーレス 26; ビラップス 23 Rebs: Bウォーレス; Rウォーレス 13 Asts: ハミルトン 6 | |
ピストンズ3-1レイカーズ |
ホームで2
第 5戦
[ロサンゼルス・レイカーズ 87, ピストンズ 100 | ||
Pts: ブライアント 24; オニール 20 Rebs: オニール 8 Asts: ブライアント; ペイトン 4 |
Pts: ハミルトン 21 Rebs: Bウォーレス 22 Asts: ビラップス 6 | |
ピストンズ4-1レイカーズ |
ピストンズがこのシリーズ
ピストンズはシリーズを
レイカーズは
ピストンズの
デトロイト・ピストンズ | 87 | 91 | 88 | 88 | 100 | 4-1 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロサンゼルス・レイカーズ | 75 | 99 | 68 | 80 | 87 | 1-4 |
- ファイナルMVP:チャンシー・ビラップス
ロサンゼルス・レイカーズ ヘッドコーチ:フィル・ジャクソン | 20 ゲイリー・ペイトン | 8 コービー・ブライアント | 17 リック・フォックス | 11 カール・マローン | 34 シャキール・オニール | 2 デレック・フィッシャー | 14 スタニスラブ・メドベデンコ | 3 ディヴィアン・ジョージ | 21 カリーム・ラッシュ | 54 ホーレス・グラント | 7 ブライアン・クック | 9 ブライオン・ラッセル | 4 ルーク・ウォルトン
引退 した主 な選手
[- カール・マローン (1986-2004) シーズン
前 にチャンピオンリングを求 めてロサンゼルス・レイカーズに移籍 するも、怪我 に悩 まされて40試合 を欠場 。チームはファイナルに進出 し、優勝 まで後 一 歩 だったが悲願 は叶 わなかった。シーズン終了 後 FAとなり、翌 2005年 2月 に引退 を表明 した。 - チャールズ・オークリー (1986-04) ブルワーカーの
代名詞 として知 られ、ハードなディフェンスと強力 なリバウンドが武器 のタフな選手 。ニックス在籍 時 は「ニックスのハート&ソウル」と呼 ばれるほど周囲 の信頼 を集 めていた。マイケル・ジョーダンの親友 でもあり、引退 後 も親交 は続 いている。 - マーク・ジャクソン (1988-04) 2002-03シーズン
終了 後 に一時 的 にNBAを離 れたが、シーズン中 の1月 にヒューストン・ロケッツで復帰 。シーズン終了 後 、引退 を表明 。 - スコッティ・ピッペン (1988-04) ジョン・パクソンがジェネラル・マネージャーに
就 いたのを機 にシカゴ・ブルズに復帰 。しかし怪我 に悩 まされ、シーズン終了 後 、翌 シーズン開幕 前 の10月 に引退 を表明 。 - ホーレス・グラント (1988-04) すでに
引退 していたが、フィル・ジャクソンの誘 いを受 けてこのシーズンにロサンゼルス・レイカーズで復帰 。シーズン終了 後 、改 めて引退 を表明 。 - オルデン・ポリニス (1988-04)
初 のハイチ人 NBA選手 。 - エイブリー・ジョンソン (1989-04)
引退 後 、コーチ職 に転向 。 - グレン・ライス (1990-04)
- リック・フォックス (1992-04) シーズン
終了 後 、レイカーズからボストン・セルティックスに移籍 するが、シーズン開幕 前 に引退 を表明 。引退 後 は俳優 業 に転向 。
- ジャマール・マッシュバーン (1994-04)
翌 2004-05シーズンを怪我 で全休 。その後 ニューオーリンズ・ホーネッツからフィラデルフィア・76ersにトレードされるが、プレイすることなく2006年 に引退 を表明 した。