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2003 YN107

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
2003 YN107
かり符号ふごう別名べつめい 2003 YN107
分類ぶんるい 地球ちきゅう近傍きんぼう小惑星しょうわくせい
軌道きどう種類しゅるい アテンぐん
発見はっけん
発見はっけん 2003ねん12月20にち
発見はっけんしゃ LINEAR
軌道きどう要素ようそ性質せいしつ
もと:2012ねん9がつ30にち (JD 2,456,200.5)
軌道きどうちょう半径はんけい (a) 0.989 AUえーゆー
近日きんじつてん距離きょり (q) 0.975 AUえーゆー
遠日点えんじつてん距離きょり (Q) 1.003 AUえーゆー
はなれしんりつ (e) 0.014
公転こうてん周期しゅうき (P) 0.98 ねん
(359.12 にち
軌道きどう傾斜けいしゃかく (i) 4.32
近日きんじつてん引数ひきすう (ωおめが) 87.72
のぼり交点こうてんけい (Ωおめが) 264.43
平均へいきんきんてんかく (M) 53.64
物理ぶつりてき性質せいしつ
直径ちょっけい 0.01 – 0.03 km
質量しつりょう (~1 – 28) ×106kg
平均へいきん密度みつど 2? g/cm3
表面ひょうめん重力じゅうりょく (~3 – 8)
×10−6 m/s2
脱出だっしゅつ速度そくど (~5 – 16)
×10−6 km/s
絶対ぜったい等級とうきゅう (H) 26.279
アルベド反射はんしゃのう 0.10?
表面ひょうめん温度おんど ~279 K
Template (ノート 解説かいせつ■Project

2003 YN107は、とてもちいさな地球ちきゅう近傍きんぼう小惑星しょうわくせいの1つである。2003ねん12がつ20日はつかリンカーン研究所けんきゅうじょのサーベイ (LINEAR) によって、太陽たいようまわ軌道きどう発見はっけんされた。直径ちょっけいやく10から30メートルで、流星りゅうせい物質ぶっしつ小惑星しょうわくせいかれ程度ていどおおきさである。2003 YN107アメリカ航空こうくう宇宙うちゅうきょく (NASA) の地球ちきゅう接近せっきん天体てんたいのリストにっており、0.0599天文てんもん単位たんいまで接近せっきんするとられている。

この小惑星しょうわくせいは、地球ちきゅうのようにほとんどえんちか軌道きどうえがいて太陽たいようまわりをまわる。公転こうてん周期しゅうき地球ちきゅうの1ねんきわめてちかい。もっと際立きわだった特徴とくちょうは、1996ねんから2006ねんまでのあいだ地球ちきゅうから0.1天文てんもん単位たんい(1,500まんkm)以下いか距離きょりたもったまま、地球ちきゅうまわりを1ねんかけてゆっくりとまわるようにうごいていたことである。しかし2003 YN107地球ちきゅうだい2のつきにはなりえない。これは、地球ちきゅう軌道きどうかさなるじゅん衛星えいせいばれる天体てんたいのうち、最初さいしょつかったものである。じゅん衛星えいせいとしては、に (10563) イジュドゥバル、(54509) YORP(66063) 1998 RO1(85770) 1998 UP1(85990) 1999 JV6などがげられる。

1996ねん以前いぜんや2006ねん以降いこうは、この小惑星しょうわくせい地球ちきゅう公転こうてん軌道きどう沿った馬蹄ばていがた軌道きどうまわっていた。これは、2002 AA29軌道きどう性質せいしつとよくている。このたね軌道きどう変化へんかは、共鳴きょうめい軌道きどうまわ天体てんたいにとってはよくあることらしい。2002 AA29はおよそ600ねんに1じゅん衛星えいせい状態じょうたいになる。

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外部がいぶリンク[編集へんしゅう]