B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-

B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"
B'z のコンサート・ツアー
関連かんれんアルバム	THE CIRCLE
初日しょにち	2005年ねん4月がつ17日にち
最終さいしゅう日び	2005年ねん9月がつ19日にち
公演こうえん数すう	全ぜん41公演こうえん
B'z ツアー年表ねんぴょう

『B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-』
B'z のライブ・ビデオ
リリース	2013年ねん2月がつ27日にち
録音ろくおん	2005年ねん9月がつ16日にち; 18日にち; 19日にち;
ジャンル	ロック
レーベル	VERMILLION RECORDS
プロデュース	松本まつもと孝弘たかひろ
チャート最高さいこう順位じゅんい
	2位い（オリコン・DVD音楽おんがく / DVD総合そうごう）;
B'z 映像えいぞう作品さくひん年表ねんぴょう
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『B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-』（ビーズ・ライブジム・ツーサウザンドファイブ・サークル・オブ・ロック）は、日本にっぽんの音楽おんがくユニット・B'zの映像えいぞう作品さくひん。DVDで発売はつばい。

概要がいよう

B'z結成けっせい25周年しゅうねんを記念きねんした、未み発表はっぴょうライブ映像えいぞう作品さくひん3か月げつ連続れんぞくリリースの2作さく目め。2012年ねん11月19日にちに公式こうしきファンクラブ「B'z Party」のオフィシャルサイトで、3か月げつ連続れんぞくリリースが発表はっぴょうされた。

長期ちょうきにわたるソロ活動かつどう期間きかんを経へて発表はっぴょうされた14thアルバム『THE CIRCLE』を携たずさえ、2005年ねん4月がつ17日にちから9月がつ19日にちまで行おこなわれたアルバムツアー『B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"』より、千秋楽せんしゅうらくである大阪おおさかドーム公演こうえんを収録しゅうろく^[2]。本ほんツアーはアルバムタイトルにちなみ、B'z史上しじょう初はつとなる「円形えんけいセンターステージ」で行おこなわれ、ドーム公演こうえんではステージの外周がいしゅうが可動かどう式しきになり、これを用もちいた様々さまざまな演出えんしゅつが施ほどこされた^[3]。

アルバム『THE CIRCLE』からは「Fly The Flag」「白しろい火花ひばな」「Brighter Day」が未み演奏えんそうとなった（「Brighter Day」は翌年よくねんの『プレミアムライブ』および『B'z LIVE-GYM 2012 -Into Free-』で演奏えんそう）。また、ホール・アリーナ公演こうえんのみ「Sanctuary」と「さまよえる蒼あおい弾丸だんがん」^{[注釈ちゅうしゃく 1]}が演奏えんそうされていた。

ちなみに、本ほん公演こうえんはそれまでベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure II"』の特典とくてんとして「OCEAN」、42ndシングル『SPLASH!』の特典とくてんDVDに「愛あいのバクダン」「パルス」「Fever」、ライブDVD『B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure 〜Typhoon No.20〜』に「juice」「BANZAI」「ultra soul」の映像えいぞうが収録しゅうろくされていた。

演奏えんそう

メンバー

松本まつもと孝弘たかひろ：ギター、プロデュース
稲葉いなば浩志ひろし：ボーカル

サポートメンバー

増田ますだ隆宣たかのり：キーボード
大田おおた紳しん一郎いちろう（from doa）：ボーカル＆ギター
徳永とくなが暁あきら人じん（from doa）：ベース
シェーン・ガラース：ドラム

収録しゅうろく内容ないよう

DISC 1

X
- オープニングナンバー。長ながめに編集へんしゅうされた「THE CIRCLE」のインストゥルメンタルver.をバックにバンドメンバーが入場にゅうじょうし、演奏えんそうスタート。ドーム公演こうえんから追加ついかされた。
パルス
- アルバムの流ながれを組くむように前ぜん曲きょくから続つづけて演奏えんそう。イントロのアルペジオはシーケンスで流ながされており、尺しゃくが少すこし伸のびている。
- ホール・アリーナ公演こうえんでは本ほん曲きょくがオープニングナンバーだった。
Fever
- 恒例こうれいの「B'zのLIVE-GYMにようこそ！」に続つづいての演奏えんそう。本ほん曲きょくから客きゃく電でんが落おとされる^[3]。
イカロス
- 回転かいてんする外周がいしゅうフロアにて演奏えんそうされ、転調てんちょうに合あわせサビでスピードアップする演出えんしゅつが行おこなわれた。
アクアブルー
- ギターソロ終おわりで、稲葉いなばがパフォーマンスの勢いきおいでステージから落おちるという演出えんしゅつが行おこなわれた^[3]^{[注釈ちゅうしゃく 2]}。
睡蓮すいれん
- 前ぜん曲きょくからアルバムの曲きょく順じゅん通どおりに演奏えんそうされた。Aメロ部分ぶぶんはCD音源おんげんでのファルセットではなく普通ふつうに歌唱かしょうしている。
Mannequin Village
- 『B'z LIVE-GYM '94 "The 9th Blues"〈PART1〉』以来いらい、約やく11年ねんぶりの演奏えんそう。映像えいぞう化かは本ほん作さくが初はつ。
- 曲名きょくめいにちなみ、可動かどうフロアには10数すう体たいの女性じょせい型がたマネキンが設置せっちされた^[5]。間奏かんそうの語かたりがラップに変更へんこうされている。
哀かなしきdreamer
- リリースから約やく8年ねん越ごしのライブ初はつ演奏えんそう。映像えいぞう化かは本ほん作さくが初はつ。
- 同どう公演こうえんでは大田おおたがアコースティック・ギターも担当たんとうしていたが、原曲げんきょくのアコースティック・ギターパートは松本まつもとがエレクトリック・ギターで演奏えんそうしており、アコースティック・ギターは使用しようされていない。
- 前ぜん曲きょく「Mannequin Village」と本ほん曲きょくはマスト・アルバム『B'z The "Mixture"』に未み収録しゅうろくの2nd beatかつ、本ほん作さく発売はつばい時点じてんでも8cmシングル盤ばんにのみにしか収録しゅうろくされていない入手にゅうしゅ困難こんなんな楽曲がっきょくであった^{[注釈ちゅうしゃく 3]}^{[注釈ちゅうしゃく 4]}。
BLACK AND WHITE
- 冒頭ぼうとうに増田ますだによるオルガンソロに乗のせて黒装束くろしょうぞくのエキストラが現あらわれ、外周がいしゅうフロアに松明たいまつがセットされた^[5]。最後さいごのサビにメロディーが追加ついかされている。ホール・アリーナ公演こうえんではこの後のちに「Sanctuary」が演奏えんそうされていた。
ALONE
- 本ほん曲きょくの映像えいぞう化かは『"BUZZ!!" THE MOVIE』以来いらい、約やく17年ねんぶり。演奏えんそう前まえに稲葉いなばと徳永とくながによるカウント練習れんしゅうが行おこなわれた。曲きょくの最後さいごでは、メンバー全員ぜんいんのコーラスが披露ひろうされた。
今夜こんや月がつの見みえる丘おかに
- ギターソロはアルバム『ELEVEN』収録しゅうろくの「Alternative Guitar Solo ver.」に近ちかいアレンジで演奏えんそうされた。

DISC 2

Happy Birthday
- メンバー間あいだの雑談ざつだんの中なかで「B'zには誕生たんじょう日びを祝いわう曲きょくがない」ことに気付きづいたことから急遽きゅうきょ制作せいさくされ、ツアーに間まに合あったため未み発表はっぴょう曲きょくとして演奏えんそうされた。当時とうじ松本まつもとはリリースをしない旨むねをインタビューで語かたっていたが、翌年よくねんリリースの15thアルバム『MONSTER』に大幅おおはばにアレンジを加くわえた上うえで収録しゅうろくされた。
- 上記じょうきスタジオver.とは構成こうせい・アレンジが異ことなり、冒頭ぼうとうにサビがあるほか、ギターソロがある代かわりにCメロが存在そんざいしない。イントロもギターとシンセのユニゾンではなく、ピアノとギターリフがメインであった。
- ホールツアーではアンコール1曲きょく目めに演奏えんそうされており、アリーナツアー以降いこうは「OCEAN」の追加ついかに伴ともない本編ほんぺんのセットリストに加くわえられた。
love me, I love you
ねがい
- レギュラーメニューとしては『B'z LIVE-GYM'98 "SURVIVE"』以来いらい、約やく7年ねんぶりの演奏えんそう^{[注釈ちゅうしゃく 5]}。
- アルバム『LOOSE』収録しゅうろくの「ねがい ("BUZZ!!" STYLE)」に近ちかいアレンジで披露ひろうされた。間奏かんそうではサポートメンバーのソロパートおよびジャムセッションが追加ついか^{[注釈ちゅうしゃく 6]}され10分ふん近ちかくの演奏えんそうとなった。
juice
- 曲きょくの冒頭ぼうとうと終盤しゅうばんにおいて、稲葉いなばが時速じそく20km/hで回転かいてんする外周がいしゅうフロアでマイクスタンドに掴つかまりながら歌うたう。ギターソロ後ごに恒例こうれいのコールアンドレスポンスが行おこなわれたが、一部いちぶカットされている^{[注釈ちゅうしゃく 7]}。稲葉いなばの反対はんたい側がわには本ほんツアーのイメージイラストの旗はたと阪神はんしんタイガースの球団きゅうだん旗きが設置せっちされていた。
IT'S SHOWTIME!!
- ホール・アリーナ公演こうえんでは本ほん曲きょくの前まえに「さまよえる蒼あおい弾丸だんがん」が演奏えんそうされていた。
愛あいのバクダン
- 本編ほんぺんラストナンバー。曲きょく中ちゅうに飛行船ひこうせんが登場とうじょうし、会場かいじょうに設置せっちされていた機雷きらいを割わりピンクのハート風船ふうせんが登場とうじょうする。
OCEAN
- ここからアンコール。当時とうじの最新さいしんシングルで^[5]、アリーナ公演こうえんより追加ついか。ホール公演こうえんでは「Happy Birthday」が演奏えんそうされていた。
BANZAI
- 本ほんツアーがライブ初はつ演奏えんそう。
ultra soul
- アンコールラストナンバー。最初さいしょ、原曲げんきょくのイントロにある稲葉いなばの「ウルトラソウル」という声こえがループされ、徐々じょじょに音おとが重かさなっていく。イントロでは、メンバーがセンターステージからスタンド近ちかくまで瞬間しゅんかん移動いどうする。

・退場たいじょうSEとして『OCEAN』収録しゅうろくの「Dear my lovely pain」が流ながれる。楽曲がっきょくのリリースはツアー中ちゅうに行おこなわれたが、ここではギターソロ後ごのボーカルのキーが異ことなる未み発表はっぴょうバージョンが使用しようされた。

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ ベスト・アルバム『B'z The Best "ULTRA Pleasure"』の特典とくてんDVDに幕張まくはりメッセ・イベントホールでのライブ映像えいぞうが収録しゅうろくされている^[4]。
^ これは千秋楽せんしゅうらくのみの演出えんしゅつであり、通常つうじょうは稲葉いなばが松本まつもとの前まえで転ころびそうになる等とうの演出えんしゅつであった。
^ 『B'z The "Mixture"』に未み収録しゅうろくとなった8cmシングル時代じだいの2nd beatは他ほかにも存在そんざいしていたが、それらの楽曲がっきょくは2003年ねんにマキシシングルで再さい発売はつばいされたため、本ほん作さく発売はつばい時点じてんでも比較的ひかくてき入手にゅうしゅがしやすくなっていた。
^ 2017年ねんの『B'z COMPLETE SINGLE BOX』にて12cmシングル化かとなった。
^ 『B'z LIVE-GYM'99 "Brotherhood" -EXTRA-』の一部いちぶ公演こうえんで演奏えんそうされていた。
^ ギターソロの後のちにシェーンのドラムソロ、徳永とくながのベースソロ、増田ますだのキーボードソロ、大田おおたの「ミッション:インポッシブルのテーマ」を用もちいたギターソロが披露ひろうされた後のち^[5]、松本まつもとが加くわわり自身じしんのソロ曲きょく「SACRED FIELD」がジャムセッションされ、稲葉いなばによるメンバー紹介しょうかいの後のちに再ふたたび『ねがい』に戻もどるアレンジとなった。
^ カットされた部分ぶぶんではGary U.S. Bondsの「NEW ORLEANS」およびフィンガー5の「学園がくえん天国てんごく」のフレーズが引用いんようされていた。

出典しゅってん

^ “B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK- | B'z”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年ねん7月がつ14日にち閲覧えつらん。
^ “B'z、未み発表はっぴょうツアー映像えいぞうをパッケージ化か!　来年らいねん1月がつから3か月げつ連続れんぞくリリース”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2012年ねん11月21日にち) 2020年ねん7月がつ15日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b ^c mfm II 2013, p. 74.
^ “B'z、ウルトラベストを2タイトル発表はっぴょう”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2008年ねん4月がつ22日にち) 2020年ねん7月がつ15日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b ^c ^d mfm II 2013, p. 75.

参考さんこう文献ぶんけん

『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年ねん。

外部がいぶリンク

B'z 25th Anniversary 未み発表はっぴょうツアー映像えいぞう作品さくひん詳細しょうさい - NEWS 2012.11.21 『B'z 25th Anniversary 未み発表はっぴょうツアー映像えいぞう作品さくひん・3ヶ月かげつ連続れんぞくリリース決定けってい!!』より

[5] ベスト・アルバム『B'z The Best "ULTRA Pleasure"』の特典とくてんDVDに幕張まくはりメッセ・イベントホールでのライブ映像えいぞうが収録しゅうろくされている^[4]。

[6] これは千秋楽せんしゅうらくのみの演出えんしゅつであり、通常つうじょうは稲葉いなばが松本まつもとの前まえで転ころびそうになる等とうの演出えんしゅつであった。

[8] 『B'z The "Mixture"』に未み収録しゅうろくとなった8cmシングル時代じだいの2nd beatは他ほかにも存在そんざいしていたが、それらの楽曲がっきょくは2003年ねんにマキシシングルで再さい発売はつばいされたため、本ほん作さく発売はつばい時点じてんでも比較的ひかくてき入手にゅうしゅがしやすくなっていた。

[9] 2017年ねんの『B'z COMPLETE SINGLE BOX』にて12cmシングル化かとなった。

[10] 『B'z LIVE-GYM'99 "Brotherhood" -EXTRA-』の一部いちぶ公演こうえんで演奏えんそうされていた。

[11] ギターソロの後のちにシェーンのドラムソロ、徳永とくながのベースソロ、増田ますだのキーボードソロ、大田おおたの「ミッション:インポッシブルのテーマ」を用もちいたギターソロが披露ひろうされた後のち^[5]、松本まつもとが加くわわり自身じしんのソロ曲きょく「SACRED FIELD」がジャムセッションされ、稲葉いなばによるメンバー紹介しょうかいの後のちに再ふたたび『ねがい』に戻もどるアレンジとなった。

[12] カットされた部分ぶぶんではGary U.S. Bondsの「NEW ORLEANS」およびフィンガー5の「学園がくえん天国てんごく」のフレーズが引用いんようされていた。

[1] “B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK- | B'z”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年ねん7月がつ14日にち閲覧えつらん。

[2] “B'z、未み発表はっぴょうツアー映像えいぞうをパッケージ化か!　来年らいねん1月がつから3か月げつ連続れんぞくリリース”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2012年ねん11月21日にち) 2020年ねん7月がつ15日にち閲覧えつらん。

[FOOTNOTEmfm_II201374-3] II 2013, p. 74.

[4] “B'z、ウルトラベストを2タイトル発表はっぴょう”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2008年ねん4月がつ22日にち) 2020年ねん7月がつ15日にち閲覧えつらん。

[FOOTNOTEmfm_II201375-7] II 2013, p. 75.

[1]

[2]

[3]

[注釈ちゅうしゃく 1]

[注釈ちゅうしゃく 2]

[5]

[注釈ちゅうしゃく 3]

[注釈ちゅうしゃく 4]

[注釈ちゅうしゃく 5]

[注釈ちゅうしゃく 6]

[注釈ちゅうしゃく 7]

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