出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NTTドコモ FOMA F705i
キャリア
|
NTTドコモ
|
製造
|
富士通
|
発売日
|
2008年1月22日
|
概要
|
OS
|
Symbian OS + MOAP(S)
|
音声通信方式
|
3G:FOMA (W-CDMA) (800MHz、2GHz)
|
形状
|
折りたたみ式
|
サイズ
|
106 × 49 × 13.7 mm
|
質量
|
約111 g
|
連続通話時間
|
約170分(音声電話時) 約100分(テレビ電話時)
|
連続待受時間
|
約490時間(静止時)
|
外部メモリ
|
microSD
|
FeliCa
|
あり
|
赤外線通信機能
|
あり
|
Bluetooth
|
なし
|
放送受信機能
|
なし
|
メインディスプレイ
|
方式
|
TFT液晶ディスプレイ
|
解像度
|
ワイドQVGA (240×432ドット)
|
サイズ
|
2.7インチ
|
表示色数
|
約26万色
|
サブディスプレイ
|
方式
|
37セグメント LED
|
解像度
|
-
|
サイズ
|
37セグメント
|
表示色数
|
1色
|
メインカメラ
|
画素数・方式
|
約130万画素CMOS
|
機能
|
手ぶれ補正(静止画)
|
サブカメラ
|
なし
|
カラーバリエーション
|
|
GUNJYO
|
|
YUKI
|
|
SAKURA
|
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト
|
FOMA F705i(フォーマ・エフ なな まる ご アイ)は、富士通によって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末である。
F703iやF704iに引き続きIPX5/IPX7相当の防水に対応。防水性を高める為に、充電端子とイヤホン用端子を統合して開口部を減らしている。先代より薄型化するために、ステンレス素材を樹脂でコーティングしたハイブリッド構造をF70xiシリーズで初めて採用。その他、ディスプレイやスピーカー、マイク等は開発時点で使える薄い部品を使い、それらの工夫で前代より4.1mm薄くなり13.7mmとなり、防水ケータイ世界最薄を更新した(2007年12月17日時点)。
前機種からの進化点として、メインディスプレイに2.7インチのフルワイドQVGAを採用。何もないケータイの表面から、くっきりと浮かび上がるフローティングサインも、LEDの数が前機種の28セグメントより増加し37セグメントとなった。その他、うた・ホーダイや2in1にも対応した。
前機種同様、音楽機能も充実しており、Windows Media Audio (WMA) 形式の音楽ファイル再生に対応し、デジタル著作権管理 (Digital Rights Management) に対応している事によりNapster等の有料音楽配信サイトの利用も出来る。
外部メモリーはmicroSD(2GBまで・ドコモ発表)対応。カメラ機能は前機種から引き続き、有効約130万画素のCMOSカメラに静止画手ぶれ補正を搭載している。サブカメラは非搭載で、テレビ電話で自分の顔を送信することはできない。
その他の変更点として、同日に発表されたF905iと共に、同社FOMAらくらくホンIIIなどにも搭載されているスーパーはっきりボイス、はっきりマイク機能が搭載された。
iアプリは、「ケータイ脳力ストレッチング2」、「ZOOKEEPER DX F」、「パターンクリエーター」、「地図アプリ」、「Gガイド番組表リモコン」、「iアプリバンキング」、「楽オク出品アプリ2」、「DCMXクレジットアプリ」、「iD設定アプリ」などがプリインストールされている。
※BモードのメールはWebメールとなる。
テレビコマーシャル及びカタログは、前モデルのF704iに続き、木村拓哉が出演。街中で水をかけられ、防水機能について強調している。
販売当初は木村拓哉の出演しないCMも流され、タイルの上に置かれた端末に水がかかり、このCMも防水機能について強調している。