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dカード

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DCMXから転送てんそう

dカード(ディーカード)とは、株式会社かぶしきがいしゃNTTドコモ以下いか「ドコモ」)のクレジットサービスである。旧称きゅうしょうDCMX(ディーシーエムエックス)。

クレジットカードは、iD一体いったいがたdカード(クラシックカード)、iDいち体型たいけいdカード GOLDゴールドカード)、カードを発行はっこうせずドコモの携帯けいたい利用りよう料金りょうきん合算がっさん請求せいきゅうとなるdはらい(iD)きゅうdカード miniおサイフケータイもちいiD)、事前じぜんにチャージした金額きんがくぶんだけ使用しようできるiDいち体型たいけいdカード プリペイドプリペイドカード)の4タイプがある。

DCMX時代じだいは、クレジットカード発行はっこうされるDCMXおよびiDいち体型たいけいDCMX(クラシックカード)、DCMX GOLD、およびiDいち体型たいけいDCMX GOLD(ゴールドカード)、おサイフケータイ対応たいおう機種きしゅ利用りようしゃがDCMXまたはDCMX GOLDカードとひもけるカードがたiD、クレジットカードを発行はっこうせずドコモ利用りよう料金りょうきん合算がっさん請求せいきゅうとなるDCMX mini(おサイフケータイようiD)の6タイプが用意よういされていた。

DCMXブランド発表はっぴょうには、プロトタイププラチナカードブラックカード紹介しょうかいされたが[1]2017ねん現在げんざい提供ていきょうい。

概要がいよう[編集へんしゅう]

2005ねん4がつに、おサイフケータイをもちいたクレジットサービスを開発かいはつすることをひとつの目的もくてきとしてドコモが三井みつい住友すみともカード株式会社かぶしきがいしゃ以下いか「SMCC」)の株式かぶしきの34%を取得しゅとくした。iDやDCMXサービスを共同きょうどう開発かいはつ開始かいしした。

2005ねん12月1にちから開始かいししたiDは、ドコモのおサイフケータイけの「クレジット決済けっさい規格きかく(ブランド)」としてのサービスである。たいして、DCMXは一般いっぱんのクレジットカード発行はっこう会社かいしゃおな発行はっこう会社かいしゃ(イシュア)という立場たちばとなり、きゅう:ドコモグループ各社かくしゃがクレジットカードぎょう進出しんしゅつした。iDサービスの視点してんかられば、利用りようできるイシュアにドコモの「DCMX」がくわわったことになる。

「DCMX」そのものはドコモが提供ていきょうするサービスであるが、「DCMXカード」「DCMX GOLD」の審査しんさ請求せいきゅう業務ぎょうむとカードおよびiD利用りようかかわるインフラそのものは、SMCCへのアウトソーシング(バックオフィス受託じゅたく)によっておこなわれていた。NTTドコモとして業務ぎょうむおこなうため、表向おもてむきにはSMCCの社名しゃめいない。なお、DCMXセンター(コールセンター)はドコモ自社じしゃ運営うんえいであり、DCMX延滞えんたい債権さいけん回収かいしゅう業務ぎょうむニッテレ債権さいけん回収かいしゅう委託いたくしている[2][ちゅう 1]

DCMX以前いぜんのNTTドコモのクレジット関連かんれんサービスは、2002ねん9月からクレジットカード会社かいしゃ8しゃから提携ていけいカードとして発行はっこうされていた「ドコモカード」があった(2010ねんまでに終了しゅうりょう)。ショッピング決済けっさいでのドコモポイント積算せきさんやケータイ補償ほしょうなど大半たいはん特徴とくちょうはDCMXにがれた。電子でんしマネー分野ぶんやでは以下いか実用じつようテストをおこなっていた。2003ねんから2004ねんにかけてVISA InternationalとVISA発行はっこう会社かいしゃのSMC・当時とうじ日本信販にほんしんぱんげん:三菱みつびしUFJニコスとう共同きょうどう赤外線せきがいせん通信つうしん機能きのういたiアプリ対応たいおう電話機でんわきもちいたクレジットサービスVISAッピと、2004ねんにはジェーシービーきゅう:ドコモ地域ちいき会社かいしゃとの共同きょうどうで、iモードFeliCaもちいた少額しょうがく決済けっさいQUICPayモバイル)である。

2015ねん12月1にちより開始かいししたdポイントクラブサービスにあわせ、DCMXは「dカード」へと改称かいしょうした。改称かいしょうともない、DCMX時代じだいのクレジットカード機能きのうくわえ、あらたに同日どうじつよりドコモが開始かいしした共通きょうつうポイントサービスであるdポイントのポイントカード機能きのう搭載とうさいするようになった。また、発行はっこうされるカードがiD機能きのう搭載とうさいのみになり、iD搭載とうさいカードの提供ていきょう終了しゅうりょうした。インコ(オウムというせつもある[3])の兄弟きょうだいキャラクター・ポインコ兄弟きょうだいこえロッチ2人ふたり)のみ、もしくは中条ちゅうじょうあやみとも出演しゅつえんする「dカード」「dポイント」のテレビCMを放送ほうそう[4]

DCMX所有しょゆうしゃがdポイントサービスを使用しようする場合ばあいは、別途べっとドコモショップやdポイント加盟かめいてんでクレジットカード機能きのう搭載とうさいのdポイントカードを入手にゅうしゅするか、dカードへえる必要ひつようがある。

2019ねん4がつ1にち、ドコモが保有ほゆうしていたSMCC株式かぶしきすべ三井みつい住友すみともフィナンシャルグループ売却ばいきゃくし、資本しほん提携ていけい解消かいしょう[5]。2020ねん3がつ27にちみずほ銀行ぎんこうおよびユーシーカード業務ぎょうむ連携れんけい強化きょうか合意ごういしょ締結ていけつ[6]。カード番号ばんごうは、SMCC提携ていけいカードは「4980」「5302」「5334」のいずれかからはじまり、UC提携ていけいカードは「4363」「5344」「5365」のいずれかからはじまる[7]会員かいいんサイトやキャッシング、dカードケータイ補償ほしょうなど、一部いちぶサービス内容ないようことなる[7][8][9]

ブランディング[編集へんしゅう]

DCMX時代じだいのブランディングは、iDつづいてアートディレクター水野みずのまなぶ担当たんとうした。ドコモがわブランド戦略せんりゃくによる「格好かっこういカード」のコンセプトもとづいて、歴史れきしのある欧州おうしゅう金融きんゆう機関きかんをモチーフにした王冠おうかんエンブレム中心ちゅうしんに、カード券面けんめん申込もうしこみしょ明細めいさいしょほか、DCMXきのiD端末たんまつなどDCMXにかかわるほとんどのデザインをがけている。

ネーミングも水野みずのによるもので、DCMXは、DoCoMo X意味いみし、「ドコモ(DoCoMo)のクレジットサービスが、これからクレジット業界ぎょうかいおおきくばたいていく(X=未知数みちすう希少きしょう価値かち)」との期待きたいめてづけられたという[1][10]

会員かいいんすう[編集へんしゅう]

2009ねん8がつ24にちそう会員かいいんすう1000まん突破とっぱ[11]

2023ねん6がつ現在げんざい、dカード、dカード GOLDの会員かいいんすうやく1700まん。うち、dカード GOLDの会員かいいんすうやく1000まんとなっている[12]

入会にゅうかい条件じょうけん[編集へんしゅう]

dカード、dカード GOLDおよびdはらい(iD)をもう場合ばあいは、つぎよう条件じょうけんたす必要ひつようがある。

dはらい(iD)、dカード プリペイドの場合ばあい中学生ちゅうがくせい以上いじょう、dカードの場合ばあい高校生こうこうせいのぞく18さい以上いじょう、dカード GOLDの場合ばあい学生がくせいのぞく18さい以上いじょうでなければもうめない。プリペイドをのぞき、属性ぞくせい個人こじん信用しんよう情報じょうほう照会しょうかい結果けっか勘案かんあんしたクレジットカードとしての入会にゅうかい審査しんさおこなわれる。

入会にゅうかい審査しんさ[編集へんしゅう]

dカード[編集へんしゅう]

dカードは通常つうじょうのクレジットカードとおなじく入会にゅうかい審査しんさおこなわれる。利用りよう特典とくてんとう制限せいげんされるがドコモ契約けいやくしゃ以外いがいもう可能かのうである。

ドコモ利用りよう代金だいきん支払しはら状況じょうきょうほかにも、各々おのおの信用しんよう情報じょうほう状況じょうきょうによっては審査しんさ否決ひけつとなる場合ばあいもある。クレジットカード#入会にゅうかいについて参照さんしょう

dはらい(iD)[編集へんしゅう]

dはらい(iD)をiモードやアプリじょうもう場合ばあい、その申込もうしこみおこなった契約けいやく回線かいせんのドコモ利用りよう料金りょうきん端末たんまつ割賦かっぷ支払しはらいふくむ)支払しはらい状況じょうきょう自動じどう照会しょうかいし、審査しんさ時点じてん過去かこ未払金みはらいきんければ審査しんさ可決かけつとし、dカード・iDアプリをダウンロードした時点じてん利用りようができるようになる。

なお、iモードうえ入会にゅうかい申込もうしこみでは、契約けいやくしゃが20さい以上いじょう個人こじんでなければ入会にゅうかい申込もうしこみ画面がめんすすめないようになっている。以前いぜん支払しはらい方法ほうほう請求せいきゅうしょまたは口座こうざ振替ふりかえであることが必要ひつようだったが、クレジットカードばらいでももうめるようになった。

審査しんさ方法ほうほう簡便かんべんなのは、入会にゅうかい限度げんどわくが2せんえんから1まんえん少額しょうがくであることと、ドコモがかねてからをつけていた「携帯けいたい電話でんわ利用りよう料金りょうきん毎月まいつき支払しはらうものであり、かしたおせリスクがすくないてん」があるからとされる[13]個人こじん信用しんよう情報じょうほう機関きかん参照さんしょうせず、サービスを提供ていきょうするドコモが債権さいけんリスクをう。

かくサービスの特徴とくちょう[編集へんしゅう]

dカード[編集へんしゅう]

  • 年会ねんかい無料むりょうである。当初とうしょ初年度しょねんど無料むりょう、2ねん以降いこうは1ねんあいだ使用しよう場合ばあい年会ねんかい発生はっせいしたが、2019ねん10がつ以降いこう完全かんぜん無料むりょうされた[14]
  • dポイントのポイントカード機能きのうがあり、dポイント加盟かめいてんでポイントをめたり使つかったりすることができる。
  • クレジットカードの国際こくさいブランドはMasterCardまたはVISAえらぶことができる。国際こくさいブランドちがいであっても2まい所持しょじすることはできない。また、Apple PayMasterCard場合ばあいすべての機能きのう利用りようできるが、VISAの場合ばあいはiDの加盟かめいてんのみ利用りようとなり、対応たいおうサイトおよびアプリでの決済けっさいには対応たいおうしていない。また、VISAブランドは2019ねん3がつ1にち発行はっこうぶんよりVisaのタッチ決済けっさい搭載とうさいされた。
  • 支払しはらい方法ほうほう分割ぶんかつはらいやリボルビングはらい選択せんたく可能かのうであり、利用りようがくおうじてドコモポイントがたまる特典とくてんがある。
  • iD(アットバンク限定げんてい、2013ねん12月15にち取扱とりあつかい終了しゅうりょう)およびdカードでキャッシング利用りようできる。
  • dカード ETCカード(条件じょうけんづけねん会費かいひ無料むりょう)を追加ついか発行はっこうすることができる。

クレジットカード利用りよう[編集へんしゅう]

  • VISAまたはMasterCardとして世界中せかいじゅう利用りようできるほか、ドコモ利用りよう代金だいきんおよびクレジットカードばらいに対応たいおうする公共こうきょう料金りょうきん支払しはらいも可能かのうである。
  • VJA加盟かめい会社かいしゃ(ライセンスは三井みつい住友すみともカード)として、Edyバリューのオンラインチャージが可能かのう

iD利用りよう[編集へんしゅう]

  • 三井みつい住友すみともカード iDおなじクレジットカードいち体型たいけいは、dカードにブランド変更へんこうした2015ねん提供ていきょう開始かいし[15]
  • さだめられたそう限度げんどがく範囲はんいないでショッピング利用りようは、決済けっさいいちかいあたり20まんえんまで利用りようできる。
利用りよう方法ほうほうについてはiD (クレジット決済けっさいサービス)参照さんしょう

dカード GOLD[編集へんしゅう]

dカードのサービスにくわえ、ゴールドカードとして下記かきのサービスが提供ていきょうされる。2012ねん平成へいせい24ねん)3がつ1にちに、サービス内容ないよう改定かいていおこなわれた。

  • 年会ねんかいは1まんえんぜい抜)、家族かぞくカード1まい無料むりょう家族かぞくカード2まい以降いこう1000えんぜい抜)/まい
  • 年間ねんかん利用りようがく特典とくてん(ケータイ購入こうにゅう優待ゆうたいけんなど、税込ぜいこみ100まんえん以上いじょう利用りようで11,000えんぶん、200まんえん以上いじょう利用りようで22,000えんぶん
  • GOLDカード保持ほじしゃ(家族かぞくカードふくむ)のドコモ携帯けいたい・ドコモこう・ドコモでんき料金りょうきんたいしてdポイント10%還元かんげん(通常つうじょうは1%)
  • 最新さいしんケータイ先行せんこう予約よやく発売はつばいとどけ(2015ねん3がつ終了しゅうりょう[16]
  • dカードケータイ補償ほしょう回線かいせんひもづけ必須ひっす最大さいだい10まんえん補償ほしょう端末たんまつ購入こうにゅうから補償ほしょう期間きかん3年間ねんかん台数だいすう制限せいげんなし、ぜんそん紛失ふんしつとうのみ対象たいしょう
  • dカードゴールドデスク(専用せんよう電話でんわ窓口まどぐち
  • 国内こくない・ハワイ空港くうこうラウンジ無料むりょう
  • 海外かいがい旅行りょこう保険ほけん最大さいだい1おくえん
  • 海外かいがい航空こうくう便びん遅延ちえん費用ひよう特約とくやく
  • 国内こくない旅行りょこう保険ほけん最大さいだい5000まんえん
  • 国内こくない航空こうくう便びん遅延ちえん費用ひよう特約とくやく
  • ものあんしん保険ほけん年間ねんかん300まんえん

dはらい(iD)[編集へんしゅう]

  • 2019ねん11月にdカード miniから改称かいしょう
  • ドコモの902iSシリーズ以降いこうのFOMA端末たんまつと、おサイフケータイ搭載とうさいドコモ スマートフォンでは、サービスの利用りよう必要ひつようなdカードアプリとiDアプリが初期しょきインストールされており、dカードアプリからもうみをおこなうことで3ふん程度ていど利用りよう可能かのうとなる。また、902iシリーズ以前いぜん携帯けいたい電話でんわでは、i-modeからもうみをおこなう。審査しんさ完了かんりょうまでの時間じかんは1ふん程度ていどである。その所定しょていiアプリダウンロード現在げんざいダウンロードにかかるパケット通信つうしんりょう無料むりょう終了しゅうりょう時期じき未定みてい。)のうえ、カード情報じょうほう設定せっていおこなったのち利用りよう可能かのうとなる。いずれの場合ばあいでもネットワーク暗証あんしょう番号ばんごう入力にゅうりょく必要ひつようである。ドコモショップでも申込もうしこみ可能かのう
  • 年会ねんかい無料むりょう
  • つき最大さいだい1まんえんまで利用りようすることができる。ただし、契約けいやくからの期間きかんみじか回線かいせんでは2せんえんである。利用りよう代金だいきん電話でんわ料金りょうきんわせて請求せいきゅうされる。また、使用しようじょうきょう支払しはらい状況じょうきょうなどをもととしてドコモが自動じどう審査しんさおこない、3まんえん増額ぞうがくされることがある。
  • クレジットカード(プラスチックカード)は発行はっこうされず、iDの加盟かめいてん接触せっしょくICカードリーダー設置せっちてん)のみで利用りようすること出来できる。
  • 支払しはらい方法ほうほう一括いっかつはらいのみで、税込ぜいこみ200えんにつきdポイントが1ポイント付与ふよされる。
  • 支払しはらいの取消とりけしおこなっても、取消とりけした金額きんがくぶん利用りようわくもどらない。たとえば、1まんえんものおこなって1まんえん全額ぜんがく返品へんぴんしても、当月とうげつちゅうほか支払しはらいはできない。

dカード プリペイド[編集へんしゅう]

  • 入会にゅうかいきん年会ねんかい無料むりょう
  • 入会にゅうかい審査しんさなし。
  • 1つのdアカウント(ドコモ携帯けいたい電話でんわ使用しようわない)につき1まいのみ発行はっこう可能かのう
  • MasterCardやiD加盟かめいてん使用しようできるブランドプリペイドカードの形態けいたい発行はっこうされる。
  • あらかじめチャージした金額きんがく範囲はんいないで、MasterCardやiD(Apple Payふくむ)として決済けっさいができる。ただし、一部いちぶのMasterCard加盟かめいてんインプリンタ利用りようした決済けっさい、ガソリンスタンド店頭てんとう公共こうきょう料金りょうきん支払しはらいなど)やiDの加盟かめいてんでは利用りようできない。
  • チャージは以下いかのいずれかの方法ほうほう可能かのう
    • ローソンローソンストア100ナチュラルローソンふくむ)の店頭てんとうレジでカードを提示ていじ(1000えんから4まん9000えんまで1えん単位たんい。2018ねん8がつ5にちまでは1かいのチャージにつき200えん手数料てすうりょうがかかっていたが、8がつ6にち以降いこうはチャージ手数料てすうりょう廃止はいしされた。)
    • セブン銀行ぎんこうATM(2018ねん8がつ6にちサービス開始かいし。1000えん以上いじょう1000えん単位たんい手数料てすうりょう無料むりょう。)
    • マイページ(500えんから5まんえんまで1えん単位たんい
      • ドコモの電話でんわ料金りょうきんとの合算がっさん
      • dポイント利用りよう(1ポイントを1えんぶんとしてチャージ)
      • dカードばらい(dカードの請求せいきゅう合算がっさん
      • クレジットカードばらい(dカード・三井みつい住友すみともカードなど一部いちぶのぞいちかいあたり204えん手数料てすうりょうがかかる)
      • インターネットバンキング(一回いっかいあたり204えん手数料てすうりょうがかかる)
  • dカードと同様どうよう、dポイントのポイントカード機能きのうつ。
  • ほかのかくdカードと同様どうよう特約とくやくてん限定げんていサービス(割引わりびきなど)の一部いちぶけられる。

おも付帯ふたいサービス[編集へんしゅう]

現在げんざい、クレジット利用りようかかわるサービスのほとんどはSMCCの「クラシックカードならびに「ゴールドカード」の制度せいど名称めいしょうなどカスタマイズして提供ていきょうしている。ポイントサービスはVJAの「ワールドプレゼント」ではくdポイントが契約けいやくしゃ回線かいせんたいして積算せきさんされる。

Member's Menu[編集へんしゅう]

  • SMCC提携ていけいカード会員かいいんけの、dカードサイトじょうのWebサービス[17]。メニューのほとんどはSMCCおよびVJAの「Vpass」に準拠じゅんきょしている。

dカード会員かいいん専用せんようサービス[編集へんしゅう]

  • UC提携ていけいカード会員かいいんけの、dカードサイトじょうのWebサービス[17]

ショッピングのリボルビング・分割払ぶんかつばら[編集へんしゅう]

  • 分割払ぶんかつばらいの回数かいすうは、3・5・6・10・12・15・18・20・24・30・36かいばらいがある。
  • こえたらリボ(SMCの「安心あんしんオプション」と同一どういつ
  • 元金がんきん定額ていがく(dカードのリボばらいは元金がんきん定額ていがくリボルビング方式ほうしきとなる。SMC・VJA各社かくしゃの「リボ21」と同一どういつ。)

キャッシング[編集へんしゅう]

  • おサイフケータイではiDに対応たいおうしたATMであるアットバンクにて、カード利用りよう国内こくないではVJAグループ発行はっこう会社かいしゃのカードがあつかえる各種かくしゅCD・ATMで、世界せかいではVISAカードの場合ばあいPLUS、MasterCardの場合ばあいCirrus対応たいおうした箇所かしょ現地げんち通貨つうかのキャッシングが利用りよう可能かのう
  • キャッシングリボ(SMC・VJAのサービスと同一どういつカードローン
  • キャッシング一括いっかつ翌月よくげつ一括払いっかつばらがたのキャッシング。融資ゆうし利率りりつはSMCとことなりねん18%。)

そのオリジナルサービス[編集へんしゅう]

沿革えんかく[編集へんしゅう]

  • 2005ねん平成へいせい17ねん
    • 11月8にち - ドコモがiD発表はっぴょう
    • 12月1にち - iD提供ていきょう開始かいし当初とうしょは、「三井みつい住友すみともカードiD」のみで利用りようできた。
  • 2006ねん平成へいせい18ねん
    • 4がつ4にち - ドコモがDCMXを発表はっぴょう
    • 4がつ28にち - DCMX miniが開始かいし
    • 5月26にち - DCMXが開始かいし
    • 5月28にち - DCMX miniのもうみが15まん突破とっぱ
    • 7がつすえ - DCMX(miniをふくむ)の会員かいいんすうが52まん突破とっぱ
    • 9月27にち - DCMX(miniをふくむ)の会員かいいんすうやく80まん突破とっぱ
    • 11月12にち - DCMX(miniをふくむ)の会員かいいんすうやく100まん突破とっぱ
  • 2007ねん平成へいせい19ねん
  • 2008ねん平成へいせい20ねん2がつ - DCMX(miniをふくむ)の会員かいいんすうが500まん突破とっぱ
  • 2009ねん平成へいせい21ねん8がつ24にち - DCMX(miniをふくむ)の会員かいいんすう1000まんにん突破とっぱ
  • 2015ねん平成へいせい27ねん12月1にち - dカードへ改称かいしょうし、サービスを刷新さっしん。クレジットカードにもiDを搭載とうさいした。
  • 2019ねんれい元年がんねん
    • 4がつ1にち - 三井みつい住友すみともカードとの資本しほん提携ていけい解消かいしょう[5]
    • 11月19にち - dカード miniをdはらい(iD)に改称かいしょう[20]
  • 2020ねんれい2ねん3月27にち - ユーシーカードと業務ぎょうむ連携れんけい強化きょうか合意ごういしょ締結ていけつ[6]
  • 2023ねん
    • 6月12にち - dカード(GOLDふくむ)ほん会員かいいんすうおよび家族かぞく会員かいいんすう総数そうすうが1700まんにん突破とっぱ
    • 7がつ31にち - dカード(GOLDふくむ)デザインが刷新さっしんされ、従来じゅうらいの2しょく4種類しゅるいから4しょく8種類しゅるい拡大かくだいした。

DCMXを提供ていきょうしていたきゅう:ドコモグループ各社かくしゃ[編集へんしゅう]

NTTドコモが地域ちいき会社かいしゃとして運営うんえいされていた2008ねん6がつまでは、DCMXカードを提供ていきょうする会社かいしゃ提供ていきょう会社かいしゃ)が当時とうじのDCMX利用りよう規約きやくだい2じょう規定きていしたがつぎ基準きじゅんによって決定けっていされた。したがって携帯けいたい電話でんわとDCMXとで契約けいやくするきゅう:ドコモグループ各社かくしゃことなる場合ばあいがあった。DCMX mini の場合ばあい、DCMX mini利用りよう規約きやくだい1じょうだい3こう規定きていによりかなら一致いっちする。なお、2008ねん7がつ地域ちいき会社かいしゃのNTTドコモ(中央ちゅうおう)への合併がっぺいは、株式会社かぶしきがいしゃエヌ・ティ・ティ・ドコモが提供ていきょう会社かいしゃとなっている。

  • 契約けいやく申込もうしこみしゃ届出とどけで携帯けいたい電話でんわ番号ばんごう契約けいやく名義めいぎじんである場合ばあいは、原則げんそくとして届出とどけで携帯けいたい電話でんわ番号ばんごうかか携帯けいたい電話でんわサービスを提供ていきょうするきゅう:ドコモグループ各社かくしゃ提供ていきょう会社かいしゃとなる。
  • 契約けいやく申込もうしこみしゃ届出とどけで携帯けいたい電話でんわ番号ばんごう契約けいやく名義めいぎじんでない場合ばあいは、契約けいやく申込もうしこみとど住所じゅうしょ電気でんき通信つうしん事業じぎょう営業えいぎょう区域くいきとしているきゅう:ドコモグループ各社かくしゃ提供ていきょう会社かいしゃとなる。

きゅう:ドコモグループ各社かくしゃ貸金かしきんぎょう規制きせいとうかんする法律ほうりつにおける登録とうろく番号ばんごうおよきゅう:ドコモグループ各社かくしゃ電気でんき通信つうしん事業じぎょう営業えいぎょう区域くいき電気でんき通信つうしん事業じぎょうほうにおける業務ぎょうむ区域くいき)はつぎひょうとおりである(電気でんき通信つうしん事業じぎょう営業えいぎょう区域くいきらん太字ふとじは、きゅう:ドコモグループ各社かくしゃ本社ほんしゃ所在しょざいした都道府県とどうふけんしめす)。現在げんざい株式会社かぶしきがいしゃエヌ・ティ・ティ・ドコモの登録とうろく番号ばんごうは、「関東かんとう財務局ざいむきょくちょう(4)だい01421ごう」である。

社名しゃめい 登録とうろく番号ばんごう 電気でんき通信つうしん事業じぎょう営業えいぎょう区域くいき
エヌ・ティ・ティ・ドコモ北海道ほっかいどう 北海道ほっかいどう財務局ざいむきょくちょう(1)だい00070ごう 北海道ほっかいどう
エヌ・ティ・ティ・ドコモ東北とうほく 東北とうほく財務局ざいむきょくちょう(1)だい00149ごう 青森あおもりけん岩手いわてけん宮城みやぎけん秋田あきたけん山形やまがたけんおよ福島ふくしまけん
エヌ・ティ・ティ・ドコモ 関東かんとう財務局ざいむきょくちょう(1)だい01421ごう 茨城いばらきけん栃木とちぎけん群馬ぐんまけん埼玉さいたまけん千葉ちばけん東京とうきょう神奈川かながわけん新潟にいがたけん山梨やまなしけんおよ長野ながのけん
エヌ・ティ・ティ・ドコモ東海とうかい 東海とうかい財務局ざいむきょくちょう(1)だい00162ごう 岐阜ぎふけん静岡しずおかけん愛知あいちけんおよ三重みえけん
エヌ・ティ・ティ・ドコモ北陸ほくりく 北陸ほくりく財務局ざいむきょくちょう(1)だい00049ごう 富山とやまけん石川いしかわけんおよ福井ふくいけん
エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西かんさい 近畿財務局きんきざいむきょくちょう(1)だい00800ごう 滋賀しがけん京都きょうと大阪おおさか兵庫ひょうごけん奈良ならけんおよ和歌山わかやまけん
エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国ちゅうごく 中国ちゅうごく財務局ざいむきょくちょう(1)だい00135ごう 鳥取とっとりけん島根しまねけん岡山おかやまけん広島ひろしまけんおよ山口やまぐちけん
エヌ・ティ・ティ・ドコモ四国しこく 四国しこく財務局ざいむきょくちょう(1)だい00089ごう 徳島とくしまけん香川かがわけん愛媛えひめけんおよ高知こうちけん
エヌ・ティ・ティ・ドコモ九州きゅうしゅう 福岡ふくおか財務ざいむ支局しきょくちょう(1)だい00165ごう 福岡ふくおかけん佐賀さがけん長崎ながさきけん熊本くまもとけん大分おおいたけん宮崎みやざきけん鹿児島かごしまけんおよ沖縄おきなわけん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 同社どうしゃ札幌さっぽろ総合そうごう店内てんないにdカード専用せんようのコールセンターをいている。事業じぎょうしょ一覧いちらん

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b 橋本はしもとゆう (2006ねん4がつ4にち). “NTTドコモ、クレジットサービス“DCMX”げを発表はっぴょう”. ASCII. 2020ねん11月12にち閲覧えつらん
  2. ^ 支払しはらわなかった場合ばあい”. https://d-card.jp. 2018ねん4がつ25にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2018ねん11月16にち閲覧えつらん
  3. ^ ポインコの世界せかいのぞいてみよう! ポインコの物語ものがたり - NTTドコモ
  4. ^ 中条ちゅうじょうあやみも笑顔えがお ドコモしんサービス「dポイント」スタート”. SANSPO.COM (産経さんけいデジタル). (2015ねん12月1にち). https://www.sanspo.com/article/20151201-QP6AKM5KEJLFDDEX34NIE33T7E/ 2015ねん12月1にち閲覧えつらん 
  5. ^ a b ドコモとSMBCグループのあらたな事業じぎょうきょうはたらけかんする合意ごういしょ締結ていけつ』(プレスリリース)三井みつい住友すみともフィナンシャルグループ、三井みつい住友すみともカード、NTTドコモ、2018ねん9がつ28にちhttps://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2018/09/28_00.html2023ねん6がつ1にち閲覧えつらん 
  6. ^ a b ドコモとみずほ銀行ぎんこうおよびユーシーカードによる業務ぎょうむ連携れんけいかんする合意ごういしょ締結ていけつ』(プレスリリース)三井みつい住友すみともフィナンシャルグループ、三井みつい住友すみともカード、NTTドコモ、2020ねん3がつ27にちhttps://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2020/03/27_02.html2023ねん6がつ1にち閲覧えつらん 
  7. ^ a b dカード GOLD(dカード)からdカード(dカード GOLD)へカード種類しゅるい変更へんこうしたのちの、dカードサイトへのログイン方法ほうほうについておしえてください。”. よくあるご質問しつもん | dカード. NTTドコモ. 2023ねん6がつ1にち閲覧えつらん
  8. ^ dカードでキャッシングは利用りようできますか。”. よくあるご質問しつもん | dカード. NTTドコモ. 2023ねん6がつ1にち閲覧えつらん
  9. ^ dカードケータイ補償ほしょう利用りようした場合ばあいは、どのように補償ほしょうされますか。”. よくあるご質問しつもん | dカード. NTTドコモ. 2023ねん6がつ1にち閲覧えつらん
  10. ^ 湯野ゆの 康隆やすたか, 関口せきぐち きよし (2006ねん4がつ4にち). “ドコモ、中学生ちゅうがくせいでも入会にゅうかいできるクレジットサービス「DCMX」”. ケータイWatch. 2020ねん11月12にち閲覧えつらん
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  16. ^ 最新さいしんケータイ先行せんこうやく終了しゅうりょうのおらせ
  17. ^ a b 初回しょかいのお手続てつづ方法ほうほうについて”. dカード. NTTドコモ. 2023ねん6がつ1にち閲覧えつらん
  18. ^ 報道ほうどう発表はっぴょう資料しりょう : 「DCMX GOLD」の受付うけつけ開始かいし”. NTTドコモ (2007ねん4がつ23にち). 2020ねん7がつ26にち閲覧えつらん
  19. ^ ドコモ、「DCMX MasterCard」を発行はっこう開始かいし”. ITmedia Mobile (2007ねん6がつ21にち). 2020ねん7がつ26にち閲覧えつらん
  20. ^ 「dはらい」で“かざす”決済けっさい、「dカード mini」の統合とうごう実現じつげん”. ケータイ Watch (2019ねん11月18にち). 2020ねん2がつ8にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]