SH-02E

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
NTTドコモ AQUOS PHONE ZETA SH-02E
キャリア NTTドコモ
製造せいぞう シャープ
発売はつばい 2012ねん11月29にち
概要がいよう
OS Android
4.0.4 → 4.1.2
CPU Qualcomm
Snapdragon S4 Pro
APQ8064 1.5GHz
(クアッドコア)
音声おんせい通信つうしん方式ほうしき 3GFOMA(W-CDMA)
2GGSM
タ通信たつうしん方式ほうしき 3.9GXi
3GFOMA(HSDPAHSUPA)
2GGSM
無線むせんLAN(IEEE 802.11a/b/g/n)
形状けいじょう ストレートがた
サイズ 135 × 68 × 9.8 (さいあつ10.9) mm
質量しつりょう やく152 g
連続れんぞく通話つうわ時間じかん やく580ふん(3G)
やく690ふん(GSM)
連続れんぞく待受まちうけ時間じかん やく380時間じかん(3G)
やく350時間じかん(LTE)
やく340時間じかん(GSM)
充電じゅうでん時間じかん 230ふん(ACアダプター 03使用しよう)
200ふん(ACアダプター 04使用しよう)
バッテリー 2320mAh
内部ないぶメモリ RAM:2GB
ROM:32GB
外部がいぶメモリ microSD
(2GBまで・ドコモ発表はっぴょう)
microSDHC
(32GBまで・ドコモ発表はっぴょう)
microSDXC
(64GBまで・ドコモ発表はっぴょう)
日本語にほんご入力にゅうりょく iWnn
FeliCa FeliCa/NFC(決済けっさい対応たいおう)
赤外線せきがいせん通信つうしん機能きのう あり
Bluetooth 4.0[1]
放送ほうそう受信じゅしん機能きのう ワンセグ
モバキャス
メインディスプレイ
方式ほうしき IGZO
解像度かいぞうど HD
(1280×720ドット)
300ppi
サイズ 4.9インチ
表示ひょうじしょくすう やく1677まんしょく
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素がそすう方式ほうしき やく1630まん画素がそ裏面りめん照射しょうしゃがたCMOS
機能きのう 1080p(FHD)動画どうが撮影さつえい
ぶれ補正ほせい機能きのう
かお認識にんしき
音声おんせい認識にんしきシャッター
サブカメラ
画素がそすう方式ほうしき 120まん画素がそ画素がそ裏面りめん照射しょうしゃがたCMOS
カラーバリエーション
Red
White
Blue
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-02E(ドコモ ネクストシリーズ アクオスフォン ゼータ エスエイチゼロニイー)は、シャープによって開発かいはつされた、NTTドコモだい3.9世代せだい移動いどう通信つうしんシステムXi)とだい3世代せだい移動いどう通信つうしんシステムFOMA)とのデュアルモード端末たんまつである。docomo NEXT seriesのひとつ。

概要がいよう[編集へんしゅう]

裏面りめん

ZETAのとおり、直接的ちょくせつてきにはSH-09D後継こうけい機種きしゅ。また、間接かんせつてきにはAQUOS PHONE sv SH-10D後継こうけい機種きしゅでもある。スマートフォンでは世界せかいはつとなる酸化さんか半導体はんどうたい薄膜はくまくトランジスタ(TFT)にもちいることで、電池でんち消費しょうひりょう低減ていげん高画質こうがしつこう精細せいさい表示ひょうじ、タッチパネルのこう精度せいど実現じつげんさせたIGZO液晶えきしょう搭載とうさいしている。また、当時とうじとしては最先端さいせんたんのクアッドコアCPU、Snapdragon S4 Proを搭載とうさいしている。カラーバリエーションはRed・White・Blueの3しょくとなっている。

CAAC-IGZO液晶えきしょうによるタッチパネルの認識にんしき精度せいど応答おうとうせい向上こうじょうかして、ペン入力にゅうりょくにも対応たいおうしている。ペン入力にゅうりょくはスケジュールやマップ、Webサイトでも自由じゆう手書てがきできるようになっている。標準ひょうじゅんセットには、イヤホンジャックにんで収納しゅうのうできる専用せんよう小型こがたタッチペンがどうこりされる。

SH-09D・SH-10Dから追加ついかされた機能きのうとしてNFC対応たいおうしており、NFCを使つかった決済けっさいサービスにも対応たいおうしている。なお、従来じゅうらいドコモで使つかわれていたドコモminiUIMカードはNFCとのセキュア連携れんけい対応たいおうしておらず、セキュア機能きのう使つかうにはピンク色ぴんくいろのUIMカードのさい発行はっこう必要ひつようになる。ピンク色ぴんくいろのUIMカードの提供ていきょうは2013ねん2がつ25にち開始かいしされ、NFCとのセキュア連携れんけい(Type A/B)の利用りようには2013ねん5がつ8にち以降いこうのマイナー/メジャーアップデートが必要ひつようである。

4.9インチのだい画面がめん液晶えきしょう搭載とうさいしながらも、液晶えきしょうまわりの額縁がくぶちをスリムしたことでボディのはばは68ミリにとどまる。さらに端末たんまつ下部かぶかくをカットしたデザインにより、手当てあたりがよく、画面がめんはしまでとどきやすくなっている。

メインカメラは裏面りめん照射しょうしゃがたCMOSセンサー搭載とうさい有効ゆうこう画素がそすう1630まん画素がそで、16ばいズームや光学こうがくしき電子でんししきぶれ補正ほせい音声おんせいシャッターをあらたに搭載とうさいしている。パネルめん振動しんどう音声おんせい直接ちょくせつみみつたえる「パネルレシーバー」を搭載とうさいし、受話じゅわこうい。

端末たんまつ背面はいめんゆびでトントンとたたくと音声おんせい認識にんしきモードにわり、こえ画面がめんOFFやロック解除かいじょ、アプリの起動きどう、カメラのシャッター操作そうさ可能かのうである。

バッテリー容量ようりょうは2,320mAh。リアカバーのはずしは可能かのうだが、内部ないぶのパーツ配置はいち最適さいてき優先ゆうせんしたためユーザーによるバッテリーのはずしは不可能ふかのうとなっており、バッテリーの交換こうかん有償ゆうしょうあずかり修理しゅうりにて7,350えんかかる。

おくだけ充電じゅうでんには対応たいおうしていない。

搭載とうさいアプリ[編集へんしゅう]

おも機能きのう[編集へんしゅう]

おも対応たいおうサービス
タッチパネル加速度かそくどセンサー Xi[2]FOMAハイスピード[3] Bluetooth DCMXおサイフケータイNFCかざしてリンク赤外線せきがいせんトルカ
ワンセグ[4]モバキャス[5] メロディコール テザリング[6] WiFi IEEE802.11a/b/g/n
GPS ドコモメール電話でんわちょうバックアップ デコメールデコメ絵文字えもじデコメアニメ iチャネル
エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動じどう更新こうしん デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(MP3) GSM3Gローミング(WORLD WING) フルブラウザFlash Player
Google Play/dメニュー/dマーケット GmailGoogle TalkYouTubePicasa バーコードリーダ名刺めいしリーダ ドコモ地図ちずナビGoogle Mapsストリートビュー

歴史れきし[編集へんしゅう]

付属ふぞくひん[編集へんしゅう]

  • 卓上たくじょうホルダ - 充電じゅうでんようのみで、ワンセグ・モバキャスようのアンテナは内蔵ないぞうしていない。
  • 2GB microSDメモリーカード - 端末たんまつ装着そうちゃくみ。
  • スタートアップガイド - 取扱とりあつかい説明せつめいしょ(eトリセツ)は端末たんまつないにプリインストールされている。

アップデート・不具合ふぐあいなど[編集へんしゅう]

2012ねん12月19にちのアップデート[9]
  • YouTube視聴しちょう動画どうがコンテンツ再生さいせいおと発生はっせいする不具合ふぐあい修正しゅうせいする。
  • 充電じゅうでんちゅう携帯けいたい電話でんわ(本体ほんたい)がフリーズする不具合ふぐあい修正しゅうせいする。
2013ねん2がつ28にちのアップデート[9]
  • エコわざ設定せっていを「おたすけ」に設定せっていした場合ばあいに、まれにタッチペンが反応はんのうしなくなる不具合ふぐあい修正しゅうせいする。
  • 携帯けいたい電話でんわ(本体ほんたい)とG-SHOCKをBluetooth接続せつぞくしたさいGmailのメール受信じゅしんにG-SHOCKへ新着しんちゃく情報じょうほう通知つうちされない不具合ふぐあい修正しゅうせいする。
2013ねん5がつ8にちのアップデート[9]
  • NFC(TypeA/B)方式ほうしきのサービスに対応たいおう
  • ブラウザでファイルをダウンロードするさいにまれにダウンロードに失敗しっぱいする不具合ふぐあい修正しゅうせいする。
2013ねん6がつ3にちのアップデート(OSバージョンアップ)[9][10]
  • ほん特有とくゆうおも変更へんこうてん
    • Androidビームへの対応たいおう
    • コンテンツマネージャーにおけるしぼ設定せってい拡張かくちょう画像がぞうサイズによるしぼみの追加ついか)。
    • カメラUIの改善かいぜん。モバイルライト・GPS・ぶれ補正ほせいなどの設定せってい容易ようい変更へんこうできるようになる。
    • Office Suiteがプリインストールされ、パスワードのかかったファイルが閲覧えつらんできるようになる。
    • 「ミュージック」アプリの追加ついか。なお、プリインストールされているGoogleの「Playミュージック」とはことなる。
  • Android 4.1における共通きょうつう変更へんこうてん
    • Android OS全体ぜんたいで、表示ひょうじ速度そくどとタッチ反応はんのう向上こうじょう
    • Google Nowへの対応たいおう
    • ステータスバーからつぎのアクションが可能かのうに。
  • ドコモ共通きょうつう変更へんこうてん
    • データ保管ほかんBOXへ対応たいおう
    • NOTTVの災害さいがい関連かんれん情報じょうほう受信じゅしんへの対応たいおう
  • 不具合ふぐあい修正しゅうせい
    • アクセスポイントモード(おや動作どうさ特定とくていはしまつ)からのWi-Fi接続せつぞくけない場合ばあいがある不具合ふぐあい修正しゅうせいする。
2013ねん7がつ1にちのアップデート[9]
  • メッセージアプリをよこ画面がめん使用しよう送信そうしんボタンを押下おうかしてもSMS送信そうしんされない場合ばあいがある不具合ふぐあい修正しゅうせいする。
  • ビルド番号ばんごう02.00.02から02.00.03になる。
2013ねん12月16にちのアップデート[9]
  • 画面がめんOFFの状態じょうたい放置ほうちすると、まれに携帯けいたい電話でんわ本体ほんたい)がさい起動きどうをする場合ばあいがある不具合ふぐあい修正しゅうせいする。
  • ビルド番号ばんごう02.00.0202.00.03から02.00.04になる。
2014ねん2がつ27にちのアップデート[9]
  • 正常せいじょう読取よみと可能かのうなmicroSDカードを挿入そうにゅうしても、通知つうちバーに「microSDカードが予期よきせずはずされました」とかえ表示ひょうじされる場合ばあいがある不具合ふぐあい修正しゅうせいする。
  • ビルド番号ばんごう02.00.0202.00.0302.00.04から02.00.05になる。
2014ねん10月14にちのアップデート[9]
  • Wi-Fi利用りよう使用しよう環境かんきょうによっては、インターネット接続せつぞく失敗しっぱいする場合ばあいがある不具合ふぐあい修正しゅうせいする
  • ビルド番号ばんごう02.00.0202.00.0302.00.0402.00.05から02.00.06になる。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

  • AQUOS PHONE
    • AQUOS PHONE ZETA SH-09D - 先代せんだい機種きしゅ。バッテリーのはずしが可能かのうでおくだけ充電じゅうでん対応たいおう
    • AQUOS PHONE sv SH-10D - 先代せんだい機種きしゅ。バッテリーのはずしが可能かのう
    • AQUOS PHONE EX SH-04E - 兄弟きょうだい機種きしゅ。ただしIGZO液晶えきしょう搭載とうさいしておらず、無線むせんLANの5GHzたい(IEEE 802.11a/n)に対応たいおう。バッテリーのはずしが可能かのうでおくだけ充電じゅうでん対応たいおう
    • AQUOS PHONE ZETA SH-06E - 後継こうけい機種きしゅ。フルHD液晶えきしょうそなえ、おくだけ充電じゅうでん対応たいおう。バッテリーのはずしはドコモショップにて可能かのう
    • AQUOS PHONE Xx SoftBank 203SH - ソフトバンクモバイルけの兄弟きょうだい機種きしゅ。こちらはSoftBank 4G(AXGP方式ほうしき)サービスに対応たいおうしている。バッテリーのはずしは不可ふか
    • AQUOS PHONE SERIE SHL21 - auけの下位かい機種きしゅ。こちらはau 4G LTEサービスに対応たいおうしている。バッテリーのはずしは不可ふか
  • AQUOS PAD SHT21 - auけのタブレット。IGZO液晶えきしょう搭載とうさい。バッテリーのはずしは不可ふか
  • シャープ

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

先代せんだい
SH-09D
シャープ
AQUOS PHONE ZETA
SH-02E
次代じだい
SH-06E