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MOAP

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

MOAPMobile Oriented Applications Platform)は、NTTドコモ中心ちゅうしんとなり開発かいはつおこなっている携帯けいたい電話でんわようプラットフォーム(アプリケーションプラットフォームユーザインタフェース)である。NTTドコモだいさん世代せだい携帯けいたい電話でんわFOMA」に搭載とうさいされている。クローズドユーザインタフェースなので、UIQS60などとちがいサードパーティがネイティブアプリケーションのソフト開発かいはつおこなうことができない。Symbian OSようLinuxようと2種類しゅるい用意よういされている。

概要がいよう

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携帯けいたい電話でんわメーカ各社かくしゃがそれまで携帯けいたい電話でんわようのインターフェース、ミドルウェアとう開発かいはつしてきたが、それらの開発かいはつコストの抑制よくせい、インターフェースの均一きんいつはか目的もくてき開発かいはつすすめている。Symbian OSもちい、Linux OSようと2タイプ用意よういされている。開発かいはつようエミュレーター用意よういされているうえ、メーカーはMOAPじょうもうけられた独自どくじアプリケーションエリア、ミドルウェアうえ独自どくじエリアのみを開発かいはつすればよく、携帯けいたい電話でんわ開発かいはつ速度そくど向上こうじょう開発かいはつコストの抑制よくせいおこなうことができるうえ、NTTドコモ独自どくじのサービスもぜんメーカーに簡単かんたん展開てんかいすることができる。

以下いかがプラットフォームの構成こうせいであり、メーカーはグレーの部分ぶぶんのみの開発かいはつむ。

iアプリ(フリー開発かいはつ部分ぶぶん
ネイティブアプリ(メーカ独自どくじ開発かいはつ ネイティブアプリ
(ソフトベンダ開発かいはつ
ミドルウェア(MOAP共通きょうつう ミドルウェア
(MOAP共通きょうつう/機種きしゅタイプべつ
ミドルウェア
(メーカー独自どくじ部分ぶぶん
OS部分ぶぶん(MOAP共通きょうつう

なお、NTTドコモではFOMA端末たんまつ開発かいはつ効率こうりつ向上こうじょうさせるため、Symbian OS・Linux OSいずれにけてもアプリケーションソフトウェアセット「オペレータパック」を開発かいはつし、2011ねん現在げんざいはMOAP後継こうけいとしてFOMA端末たんまつへの搭載とうさいすすめている。SymbianベースのものとしてはSH-07Bより、LinuxベースのものとしてはN-01Bより搭載とうさい開始かいしされた。

MOAPの機能きのうれい

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Symbian OSを搭載とうさいした携帯けいたい電話でんわよう以下いかのメーカーの端末たんまつ搭載とうさいされている。

Symbian FoundationからSymbian Foundation Platform Releaseの一部いちぶとしてオープンソースされている。

Linuxを搭載とうさいした携帯けいたい電話でんわよう以下いか端末たんまつ搭載とうさいされている。

関連かんれん項目こうもく

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脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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NTT DoCoMoテクニカル・ジャーナル
ITmedia