(Translated by https://www.hiragana.jp/)
Prolog - Wikipedia コンテンツにスキップ

Prolog

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Prolog
パラダイム 論理ろんりプログラミング
登場とうじょう時期じき 1972ねん
設計せっけいしゃ Alain Colmerauer ほか
型付かたつ 動的どうてき型付かたつ
おも処理しょりけい AZ-Prolog, BProlog, Ciao Prolog, ECLiPSe, GNU Prolog, K-Prolog, Open Prolog, Poplog, Prolog Cafe, Prolog.NET, P#, SICStus Prolog, Strawberry Prolog, SWI-Prolog, YAP-Prolog
影響えいきょうあたえた言語げんご Erlang, KL0, ESP, Guarded Horn Clauses, KL1, Concurrent Prolog, PARLOG, Mercury英語えいごばん, Oz, Strand, Visual Prolog英語えいごばん
プラットフォーム クロスプラットフォーム
拡張子かくちょうし .pl, .pro, .P
テンプレートを表示ひょうじ

Prolog(プロログ)は論理ろんりプログラミング言語げんごひとつであり、該当がいとう分野ぶんやもっともよくられている論理ろんりがた言語げんご代表だいひょうかくである。おも人工じんこう知能ちのう研究けんきゅう計算けいさん言語げんごがくとの関連かんれんせいつ。定理ていり証明しょうめいエキスパートシステム自動じどう計画けいかく自然しぜん言語げんご処理しょりともつながりがふかい。形式けいしき論理ろんりであるいちかい述語じゅつご論理ろんり基礎きそにして、事実じじつぐん規則きそくぐん表現ひょうげんおよび関係かんけい観点かんてんった宣言せんげんがたパラダイム準拠じゅんきょしており、その関係かんけいのっとった質問しつもんによって計算けいさん開始かいしされるという性質せいしつつ。

Prologは、1972ねんマルセイユ大学だいがくのアラン・カルメラウアーとフィリップ・ラッセルによって開発かいはつされた。フランス語ふらんすごの「programmation en logique」がその由来ゆらいである[1]。Prologの誕生たんじょうにはエディンバラ大学だいがくのロバート・コワルスキが考案こうあんしたン節んせつおおきく寄与きよしている。カルメラウアーによる元祖がんそばんはマルセイユPrologとばれている。その、コワルスキの門弟もんていのデヴィッド・ワーレンが1977ねん改訂かいてい開発かいはつしたエディンバラProlog(DEC-10 Prolog)が標準ひょうじゅんになってPrologはひろ普及ふきゅうした[2]

概要がいよう

[編集へんしゅう]

1972ねんごろにフランスのアラン・カルメラウアーとフィリップ・ルーセルによって考案こうあんされた[2]

成立せいりつ事情じじょうから、Prolog プログラムは論理ろんりしきとみなされ、その実行じっこう述語じゅつご論理ろんりによって述語じゅつご定義ていぎされた環境かんきょうにおける定理ていり証明しょうめいして解釈かいしゃくされることがおおい。利用りようしゃ論理ろんりプログラミング枠組わくぐみを、述語じゅつご論理ろんり学習がくしゅうすることで、この枠組わくぐみにきわめて忠実ちゅうじつなこの言語げんご基礎きそてき構造こうぞうのほとんどを理解りかいできる。その言語げんご仕様しようはこの枠組わくぐ以外いがいには考案こうあんしゃたちもふくめてそれ以上いじょう拡張かくちょうをほとんどおこなっていないため、のプログラム言語げんごとはことなり、学習がくしゅうしなくてはならない概念がいねん用語ようごもまた、述語じゅつご論理ろんりのものだけでことりる。基本きほんてき計算けいさん科学かがくあたらしい概念がいねんあたらしい手法しゅほうとは無縁むえんである。ただし、SWI-Prologとう処理しょりけいでは様々さまざま機能きのう拡張かくちょうこころみがおこなわれている。いちかい述語じゅつご論理ろんりかた理論りろん操作そうさてき意味いみろん研究けんきゅう論文ろんぶん多数たすうもちいられており、今後こんごさい注目ちゅうもくされる可能かのうせいがある。

述語じゅつご論理ろんり論理ろんりプログラミング

[編集へんしゅう]

Prologプログラムいちかい述語じゅつご論理ろんりもとづいてデータあいだ関係かんけいしめ命題めいだいとして記述きじゅつされ、処理しょりけいがそれらに単一化たんいつか(ユニフィケーション)とばれるパターンマッチングほどこしながら、あたえられた命題めいだい成立せいりつするか再帰さいきてき手続てつづきによって探索たんさくしている。

プログラムの実行じっこう述語じゅつご集合しゅうごう定義ていぎされた環境かんきょうもとで、質問しつもんすることによってなされるが、これは反駁はんばくという述語じゅつご論理ろんりてき証明しょうめい過程かていして、処理しょりけい用意よういする導出どうしゅつばれるグラフをたどってかい過程かていである。 Prolog のもととなるこの演繹えんえき手法しゅほう導出どうしゅつばれ、自動じどう定理ていり証明しょうめい研究けんきゅうにおいて Prolog 開発かいはつ以前いぜんからよくられていた。Prolog は、導出どうしゅつにおいてふし頭部とうぶひとつの命題めいだいからのみなるン節んせつ限定げんていしたもので、この場合ばあい導出どうしゅつSLD導出どうしゅつ(Selective Linear resolution for Definite clause)とぶ。ン節んせつ限定げんていしているということは、つまり、Prolog は任意にんい述語じゅつごをそのままあつかえるわけではない。Prolog が述語じゅつご形式けいしきン節んせつ限定げんていした理由りゆうは、もし頭部とうぶこう連言れんげんみとめるならば、導出どうしゅつ計算けいさんりょう爆発ばくはつてき増大ぞうだいして、すべてのかいることの保証ほしょうむずかしくなることが必至ひっしだからである。

述語じゅつご論理ろんり論理ろんりてき背景はいけいつことによって、Prolog のプログラムはそのただしさを確認かくにんすることが比較的ひかくてき容易よういである。同時どうじに、プログラマは Prolog でプログラミングすることがなに意味いみするかを明確めいかく理解りかいしたうえで、プログラムをいていくことができる。

述語じゅつご論理ろんりてき立場たちば

[編集へんしゅう]

上記じょうきPrologひとつの解釈かいしゃくである。一方いっぽうProlog というプログラム言語げんご述語じゅつご論理ろんりというわくにはめないでとらえる立場たちばもある。導出どうしゅつ単一化たんいつか決定けっていせい双方向そうほうこうせい関係かんけいデータベースといったこの言語げんご独特どくとく機能きのうとその表現ひょうげんりょく記述きじゅつりょく着目ちゃくもくし、そのプログラム言語げんごとしての可能かのうせい率直そっちょく評価ひょうかしようとするものである。

あらたに Prologまなびたいとおもひとは、のプログラム言語げんごまったらなくても、ソフトウェア科学かがくてき予備よび知識ちしき概念がいねん不通ふつうであっても、単一化たんいつかという単純たんじゅんなルールをほとんど唯一ゆいいつ基軸きじくとして、パズルてきな、あるいはゲームてき感覚かんかくにだけみちびかれて、プログラムを簡単かんたんすすむことができる。さらに、どの言語げんごにもして平坦へいたんで、平明へいめい言語げんご構造こうぞうProlog はラベルめい(アトム、関数かんすうめい述語じゅつごめい)に適切てきせつ意味いみせい付与ふよすることにより、自然しぜん言語げんご領域りょういきにも接近せっきんしたプログラミングが期待きたいできるほとんど唯一ゆいいつ言語げんごでもある。

十分じゅうぶん述語じゅつご論理ろんりてき教養きょうようったうえPrologまなび、そのプログラムをくならば、短期間たんきかん高度こうど安定あんていしたプログラムをくことができる。しかし、それを前提ぜんていとしないでも、Prolog冒険ぼうけんてきで、未知みち領域りょういきちたプログラム言語げんごなのである。

じつはこれらの主張しゅちょうは、述語じゅつご論理ろんりてき主張しゅちょうかくれて、これまであまり強調きょうちょうされたことがなかった。

このような立場たちば主張しゅちょうまれる背景はいけいには、Prolog期待きたいされたほどにはソフトウェア革新かくしんになになりていない理由りゆうが、その数理すうり論理ろんりがく学問がくもんてき評価ひょうかをもって、プログラム言語げんごとしての可能かのうせい十分じゅうぶん検証けんしょうすることを放棄ほうきして、定理ていり証明しょうめいといったせま目的もくてきふうめようとする風潮ふうちょうんだことにある、という反省はんせいがある。そのことをまえて、Prolog述語じゅつご論理ろんりから成立せいりつしたことにこだわらず、実在じつざいするプログラム言語げんごとして自由じゆう視点してんからこの言語げんご見直みなおそうとするものである。

記号きごう処理しょりよう言語げんご人工じんこう知能ちのう言語げんご

[編集へんしゅう]

PrologLISP資産しさんおおくを継承けいしょうして間違まちがいなく記号きごう処理しょりよう言語げんごであるが、人工じんこう知能ちのう言語げんごとして分類ぶんるいされることもおおい。これは、人工じんこう知能ちのう世界せかいでは述語じゅつご論理ろんりふるくから理論りろんてきはしらひとつとなっているからである。述語じゅつご論理ろんり基礎きそとするトップ・ダウンしき問題もんだい解決かいけつおなじく述語じゅつご論理ろんり基礎きそとする Prolog駆動くどう機構きこう相性あいしょう当然とうぜんいため、人工じんこう知能ちのう研究けんきゅうひろ利用りようされてきた。とくエキスパートシステム多用たようされるプロダクションシステムにおいては、ルールを自然しぜんみずか動的どうてき変更へんこうできる能力のうりょくつことと、うし推論すいろんばれる推論すいろんProlog導出どうしゅつ過程かていそのものであることから、そのもっと主要しゅよう記述きじゅつ言語げんご位置いちめてきた。

宣言せんげんがた言語げんご

[編集へんしゅう]

Prologいちかい述語じゅつご論理ろんり対応たいおうすることから論理ろんりがた言語げんご分類ぶんるいされる汎用はんよう言語げんごであるが、その主張しゅちょういちぎょういちぎょう独立どくりつして論理ろんりしきとほとんど等価とうか表現ひょうげんおこなうことから、もっと代表だいひょうてき宣言せんげんがた言語げんごなされている。Prolog のプログラム単位たんいである述語じゅつごかくふし本体ほんたいあらわれる質問しつもん単位たんいであるふく目標もくひょうすう平均へいきん5以内いないきわめてすくない。このふく目標もくひょうかくふし頭部とうぶあらわれる引数ひきすうわせによってられる関係かんけい述語じゅつご意味いみ構成こうせいしているかんがえられる。これが宣言せんげんがたとされるゆえんである。

<頭部とうぶ> :- <本体ほんたい>.  % Prologのふし頭部とうぶ本体ほんたいによって構成こうせいされる。

% 述語じゅつご定義ていぎ複数ふくすうふしからなる。本体ほんたいいくつかのふく目標もくひょうからなる。
% ふく目標もくひょうすべてがしんとなったときふし宣言せんげん成立せいりつする(ふししんとなる)。

述語じゅつごめい(引数ひきすう_1,引数ひきすう_2) :- <ふく目標もくひょう_1>,<ふく目標もくひょう_2>.
述語じゅつごめい(引数ひきすう_1,引数ひきすう_2) :- <ふく目標もくひょう_3>
・・・

単一化たんいつか

[編集へんしゅう]

単一化たんいつかは1960年代ねんだい述語じゅつご論理ろんり理論りろん発展はってんかぎとなった概念がいねんであるが、Prolog述語じゅつご論理ろんりみちびかれて機械きかいによる自動じどう証明しょうめい実現じつげんするためのプログラム言語げんごとして成立せいりつしたことから、必然ひつぜんてきにこの言語げんご必須ひっすもっと重要じゅうよう機構きこうとなった。単一化たんいつかふく目標もくひょう質問しつもん)と対応たいおうする定義ていぎぶし頭部とうぶのパターンが完全かんぜん一致いっちするか、調しらべることで、ふし選択せんたく[ちゅう 1]可能かのうにする。さらに、Prolog実行じっこう順序じゅんじょとう制御せいぎょ単一化たんいつかのからくりを利用りようしてプログラミングされる。

簡単かんたんなからくりでかつきわめて強力きょうりょく単一化たんいつかであるが実行じっこうコストもおおきい、すなわち実行じっこう速度そくどおそくなる原因げんいんとなる。さらに、パターンとして認識にんしきすることとえに、引数ひきすうでの関数かんすう評価ひょうか不可能ふかのうになった。独立どくりつしてふし本体ほんたいしき評価ひょうか記述きじゅつしなくてはならないため、数値すうち計算けいさんではやや冗長じょうちょうになる。 これらのてんは、単一化たんいつか強力きょうりょくさとのトレードオフの関係かんけいになっている。

動的どうてき型付かたつ

[編集へんしゅう]

型付かたつけは動的どうてき型付かたつけに分類ぶんるいできるが、言語げんご仕様しようなかかた概念がいねん登場とうじょうしない。上記じょうき単一化たんいつか、バックトラッキング、と論理ろんり変数へんすう束縛そくばくにおいては独特どくとくのものがあり、その実行じっこうかた推論すいろん実行じっこう過程かてい酷似こくじしている。すでProlog はその引数ひきすう引渡ひきわた単一化たんいつかという厳密げんみつなパターンマッチングをほどこすことに多大ただいなコストをけた。単一化たんいつかだけでプログラムをコントロールできる言語げんごProlog であるといっても過言かごんではない。この単一化たんいつかのみによる簡素かんそ強力きょうりょくなプログラムコントロールのあしることにねない、型付かたつけの強化きょうかは、Prolog 言語げんごとその支持しじしゃによってれられることはないだろう。

オブジェクト指向しこう言語げんご

[編集へんしゅう]

Prolog言語げんごによる思考しこうをモデルして主語しゅご述語じゅつごといった意味いみでの文中ぶんちゅう述語じゅつごとく重視じゅうしして記述きじゅつするけいである。このいちてんからも、対象たいしょうぶつ中心ちゅうしん記述きじゅつしていくオブジェクト指向しこうとは距離きょりおおきい。述語じゅつご論理ろんり以前いぜんにオブジェクトありきとする立場たちば一般いっぱんにはらない。

いくつかの処理しょりけいでは、オブジェクト指向しこう言語げんごとしての拡張かくちょうおこなわれているが、オブジェクトを中心ちゅうしん設計せっけいされることは、論理ろんりプログラミングを重視じゅうしして記述きじゅつされるかぎりほとんどない。分類ぶんるいするならば、オブジェクト指向しこう言語げんご分類ぶんるいされる。オブジェクト指向しこう拡張かくちょうされた言語げんごとしては

存在そんざいする。

オンメモリデータベース

[編集へんしゅう]

のちべるが Prolog述語じゅつごはその構造こうぞう頭部とうぶ本体ほんたいかれていて、本体ほんたいはルールを意味いみするため、全体ぜんたいとして、ルールをったデータベース、演繹えんえきデータベースとしてとらえることができる。これはPrologプログラム全体ぜんたいがデータベースであるということだから、データベースの表現ひょうげんとしては最強さいきょうのクラスにぞくする。一方いっぽう事実じじつあらわ本体ほんたいのない(強制きょうせいてきしん頭部とうぶのみの定義ていぎぶしによる述語じゅつご関係かんけいデータベースとその集合しゅうごうろんてき性質せいしつ一致いっちする。収集しゅうしゅうした情報じょうほうひとつの述語じゅつごたいして多数たすう頭部とうぶのみをったふしあつまりとして定義ていぎすることにより、オンメモリ関係かんけいデータベース構築こうちくすることが可能かのうである。しかし、Prologをデータベース管理かんりシステムとしてとらえた場合ばあいassertretractsetofbagoffindall というくみこみ述語じゅつごつこと以外いがいには、管理かんり機構きこうとしての特別とくべつくみこみ述語じゅつご用意よういされているわけではなく、ディクショナリ管理かんりなどのための述語じゅつご定義ていぎをユーザが追加ついかする必要ひつようがある。

決定けっていせい双方向そうほうこうせい

[編集へんしゅう]

関数かんすうがた言語げんごとうのプログラミング言語げんご比較ひかくしての Prolog特長とくちょうは、上記じょうきいちかい述語じゅつご論理ろんりもとづくこと、単一化たんいつか、データベース言語げんごてき性格せいかくほかに、決定けっていせい双方向そうほうこうせいげられる。

決定けっていせいは、かい唯一ゆいいつとはかぎらない場合ばあい処理しょりけいがわからてひとつのかい決定けっていできない場合ばあい外部がいぶからの選択せんたく余地よちあたえる。そういうことが当然とうぜん可能かのうなこととして述語じゅつご定義ていぎされていく。インタプリタトップではなく、導出どうしゅつかえすプログラム内部ないぶにあっては、処理しょりけいがわとしたところ述語じゅつごえてかんがえると、決定けっていせい述語じゅつごかい決定けっていするのは、前方ぜんぽうまたは後方こうほう連接れんせつする質問しつもんふく目標もくひょう)である。前方ぜんぽうふく目標もくひょうぐんから引数ひきすう経由けいゆあたえられる情報じょうほうによってふく目標もくひょうひとつのかいつくすが、このかいしんであるとするのは最終さいしゅうてき後方こうほう連接れんせつするふく目標もくひょうである。この後方こうほう連接れんせつしたふく目標もくひょうすべしんとなった場合ばあいかぎふく目標もくひょうしんとなる。後方こうほう連接れんせつするふく目標もくひょうのどれかがしんにならなかった場合ばあいは、それが存在そんざいすればであるがべつかい用意よういしなくてはならない。ここでも決定けっていせい述語じゅつご、ここではふく目標もくひょうからてのかい決定けっていけんは、外部がいぶにあるということになる。

決定けっていせい導出どうしゅつ過程かていけバックトラックアルゴリズムと一体化いったいかしており、Prolog プログラムの制御せいぎょ根幹こんかんのひとつである。ただ、決定けっていせい述語じゅつご実行じっこうられる論理ろんり変数へんすう束縛そくばく解放かいほうさい束縛そくばくという遷移せんい、すなわち一度いちど束縛そくばくされたものがべつのものに再度さいど束縛そくばくされるということをこのましくないとする見方みかたもある。

双方向そうほうこうせいは、述語じゅつご実行じっこうされた場合ばあいがえしんまたはにせだけであり、そのわりとして引数ひきすうない変数へんすう授受じゅじゅ終始しゅうしするのだが、このとき、入力にゅうりょくとして使つかわれた変数へんすう出力しゅつりょくに、出力しゅつりょくとして使つかわれていた変数へんすう入力にゅうりょくとして使つかうことのできる述語じゅつごとなることがある。この性質せいしつ双方向そうほうこうせいという。おおくの場合ばあい双方向そうほうこうせい述語じゅつごはそれ自体じたい多義たぎせいつ。たとえば append という3引数ひきすう述語じゅつごだいいち引数ひきすうだい引数ひきすう具体ぐたいてきなリストがばれたときは、リストを結合けつごうする意味いみでよいが、だいさん引数ひきすうがリストでだいいち引数ひきすうだい引数ひきすう変数へんすう状態じょうたいばれた場合ばあいその意味いみは、リストを分解ぶんかいする、がふさわしい。すで存在そんざいするリストを、それが結合けつごうされて存在そんざいしたものとかんがえ、それではどのように結合けつごうされていったか、あるいは、どのようなわせで結合けつごうされていったのかを、しめしていると解釈かいしゃくできる。

このような、双方向そうほうこうせいProlog述語じゅつごみずからがリバースエンジニアリングてき開示かいじ能力のうりょくち、それをしめしているととらえることができる。この性質せいしつは、Prologをふく論理ろんりがたプログラム言語げんご際立きわだった特徴とくちょうであり、プログラム作成さくせいはもちろん、テスト、デバッグなどの検証けんしょうかく段階だんかいでプログラムコードにたいする見通みとおしを向上こうじょうさせる。

Prolog プログラミングのむずかしさ

[編集へんしゅう]

プログラマは引数ひきすう単一化たんいつか再帰さいき/失敗しっぱい駆動くどうとうのプログラムパターンの選択せんたく決定けっていせい双方向そうほうこうせいといった特長とくちょうをできるかぎかすことなどに配慮はいりょしながら、述語じゅつご骨格こっかくめプログラミングをすすめる。しかし、これらの特長とくちょう性質せいしつふくあわした場合ばあいには相当そうとう複雑ふくざつであり、制御せいぎょじょう相反あいはんする部分ぶぶん多々たたある。Prolog では、述語じゅつご論理ろんり逸脱いつだつして計算けいさんりょう/資源しげんりょう/制御せいぎょ調整ちょうせいたる述語じゅつご!」(カット)を導入どうにゅうしてこの問題もんだい対処たいしょしているが、Prolog プログラミングのむずかしさはこの調整ちょうせい部分ぶぶん集中しゅうちゅうしている。


歴史れきし

[編集へんしゅう]

誕生たんじょう

[編集へんしゅう]

Prolog性格せいかくじょう、その歴史れきしには定理ていり自動じどう証明しょうめい研究けんきゅうおおきく関係かんけいしている。1930ねんジャック・エルブラン自動じどう定理ていり証明しょうめいやPrologのベースとなる数理すうりろん理学りがくうえ基本きほん定理ていりであるエルブランの定理ていり発表はっぴょうした。エルブランの論文ろんぶんには Prolog必須ひっす単一化たんいつかアルゴリズムもすでにふくまれていた[3]

1950年代ねんだい以降いこう計算けいさん機上きじょうでの定理ていり証明しょうめい研究けんきゅう活発かっぱつになり、ギルモアのアルゴリズム(1960)やデービス・パトナムのアルゴリズム(1958,1960) 、プラウィツによる定理ていり証明しょうめいへの単一化たんいつかアルゴリズムの導入どうにゅう(1960)などをて、1965ねんのロビンソンによる導出どうしゅつ原理げんり や1960年代ねんだい後半こうはんのラブランドによるモデル消去しょうきょ証明しょうめい手続てつづきの成果せいかからひとつの結実けつじつむかえた。そのすうねんの1971ねんマルセイユ大学だいがくのアラン・カルメラウアーとフィリップ・ルーセルのグループは自動じどう定理ていり証明しょうめいシステムとフランス語ふらんすご自然しぜん言語げんご解析かいせきシステムとをわせたコンピュータとの自然しぜん言語げんご対話たいわシステムを作成さくせいしていた。このさい自然しぜん言語げんご解析かいせきシステムも自動じどう定理ていり証明しょうめいシステムと共通きょうつう論理ろんりしきという枠組わくぐみで構築こうちくできることにき、論理ろんりしきをそのままプログラムとして実行じっこうできる最初さいしょProlog を1972ねん完成かんせいさせた[4]。これはすうせんねんおよ人類じんるい叡智えいちである論理ろんりがく成果せいかをプログラム言語げんごえたものとえるが、現在げんざいProlog でプログラムの制御せいぎょ使つかわれるカットオペレータに相当そうとうする機能きのう最初さいしょから導入どうにゅうされるなど[5]現在げんざいProlog同様どうようたんなる定理ていり証明しょうめいシステムではなくプログラミング言語げんごとして設計せっけいされたものだった。以下いかにその当時とうじProlog プログラムの一部いちぶしめす。論理ろんり変数へんすうめい最初さいしょ文字もじが "*" ではじまるなど、現在げんざいProlog とはシンタックスがことなる。

READ
  RULES
  +DESC(*X,*Y) -CHILD(*X,*Y);;
  +DESC(*X,*Z) -CHILD(*X,*Y) -DESC(*Y,*Z);;
  +BROTHERSISTER(*X,*Y) -CHILD(*Z,*X) -CHILD(*Z,*Y) -DIF (*X,*Y);;
  AMEN

コワルスキとDEC-10Prolog

[編集へんしゅう]

かれらグループに理論りろんてき助言じょげんあたえていたエジンバラ大学だいがくのロバート・コワルスキとデービッド・H・D・ウォレン[ちゅう 2]汎用はんよう DECsystem10 うえにマルセイユ大学だいがくとはシンタックスがことなる処理しょりけいつくげた。これはのちDEC-10 Prologばれることになるが、ISO 標準ひょうじゅん規格きかくふく今日きょう動作どうさする Prolog 処理しょりけいはほとんどがこの系統けいとうのシンタックスにしたがっている。

desc(X,Y) :- child(X,Y).
desc(X,Z) :- child(X,Y),desc(Y,Z).
brothersister(X,Y) :- child(Z,X),child(Z,Y),dif(X,Y).

コワルスキはそのインペリアル・カレッジ・ロンドンうつり、1979ねん集大成しゅうたいせいともいえる「Logic for Problem Solving」をあらわし、そののこの言語げんご論理ろんりプログラミングの研究けんきゅう決定的けっていてき影響えいきょうあたえた。

コワルスキの活動かつどうDEC-10 Prolog存在そんざいによって、英国えいこくProlog 研究けんきゅう中心ちゅうしんとなった。エジンバラ大学だいがくのW・F・クロックシン[ちゅう 3]とC・S・メリシュ[ちゅう 4]しるわした「Programming in Prolog」はながProlog のバイブルほんとして利用りようされた。エジンバラ大学だいがくからSRIインターナショナルにてんじたディビッド・ウォレンは1983ねん Prolog仮想かそうマシンコードであるWarren's Abstract Machine英語えいごばん(WAM)を発表はっぴょうした。こののちProlog 処理しょりけい実装じっそうは、一旦いったんC言語げんごなどでこの仮想かそうマシンコードを実装じっそうして、そのうえProlog のソースコードをこのマシンコードに変換へんかんするコンパイラを用意よういするという手順てじゅんむことによって、開発かいはつ簡素かんそ実装じっそうじょう標準ひょうじゅんはかることが普通ふつうになった。日本にっぽん新世代コンピュしんせだいこんぴゅタ技術開発機構たぎじゅつかいはつきこうProlog マシン PSI は1987〜1988ねんごろ開発かいはつされた PSI2 からこれを採用さいようしたし、その開発かいはつされた Prolog 処理しょりけいおおくはこの方式ほうしきしたがった。

1976ねんにSRIに留学りゅうがくしていた古川ふるかわ康一やすいちはカルメラウアーらの Prolog 処理しょりけいのリストをつけ帰国きこく電子技術総合研究所でんしぎじゅつそうごうけんきゅうしょかえった[6]当時とうじ電子でんし技術ぎじゅつ総合そうごう研究所けんきゅうじょ推論すいろん機構きこう研究けんきゅう室長しつちょうをしていたふち一博かずひろはこのリストを解析かいせきして Prolog 処理しょりけいはしらせ、ルービックキューブをくプログラムを作成さくせいするなど論理ろんりプログラミングにたいする理解りかいふかめていった[6]

1978ねんMITに留学りゅうがくちゅう中島なかじま秀之ひでゆきが「情報処理じょうほうしょり紹介しょうかい記事きじ寄稿きこうして、Prolog日本にっぽんでもひろられるようになった。

新世代コンピュしんせだいこんぴゅタ技術開発機構たぎじゅつかいはつきこうProlog

[編集へんしゅう]

1970年代ねんだいおわごろ日本にっぽんでは通産省つうさんしょう電子技術総合研究所でんしぎじゅつそうごうけんきゅうしょふち一博かずひろ中心ちゅうしんとするグループが論理ろんりプログラミングの重要じゅうようせい認識にんしきして、日本にっぽんのコンピュータ技術ぎじゅつ基礎きそ技術ぎじゅつとしてこれをげることを提案ていあんする。これが最終さいしゅうてきに1980年代ねんだい新世代コンピュしんせだいこんぴゅタ技術開発機構たぎじゅつかいはつきこう発足ほっそく活動かつどうにつながった。総額そうがくやく570おくえん国家こっか予算よさん約束やくそくされて1982ねん新世代コンピュしんせだいこんぴゅタ技術開発機構たぎじゅつかいはつきこうICOT)は活動かつどう開始かいしする。Prologふく論理ろんりがた言語げんごはこの研究けんきゅう核言語かくげんご位置いちづけられ世界せかいてき注目ちゅうもくびることとなる。やく10年間ねんかん研究けんきゅう活動かつどうちゅうProlog論理ろんりプログラミングの研究けんきゅう急激きゅうげき深化しんかした。実際じっさい1980ねんからの20年間ねんかんProlog をメインテーマにした日本語にほんご書籍しょせきやく50さつ発刊はっかんされた。ICOT の研究けんきゅういん積極せっきょくてきに Prolog の啓蒙けいもうつとめ、講習こうしゅうかい、チュートリアル、ワークショップをとしいちならず開催かいさいした。ICOT主催しゅさいしたロジック・プログラミング・コンファレンスは1983〜1985ねんごろをピークにわか研究けんきゅうしゃたち刺激しげきした。研究けんきゅう活動かつどう前半ぜんはん期間きかんでは論理ろんりがた言語げんご実用じつようせい証明しょうめいするために、Prologマシン設計せっけいされ、三菱電機みつびしでんき沖電気おきでんきによって製作せいさくされ、ICOT大学だいがくとう研究けんきゅう機関きかん配布はいふされた。この個人こじんよう逐次ちくじ推論すいろんマシン PSI機械きかい KL0単一化たんいつかやバックトラックなど Prolog基本きほんてき特徴とくちょう完全かんぜんそなえていた。この KL0 によって、PSI のマイクロコードを制御せいぎょした。KL0 を基礎きそとして、オペレーティングシステム SIMPOS設計せっけいされ、これを記述きじゅつするために、Prolog にオブジェクト指向しこうプログラミングをれた ESP[ちゅう 5]近山ちかやまたかしにより設計せっけいされて使つかわれた。ESPは多重たじゅう継承けいしょう特徴とくちょうとする当時とうじとしては先鋭せんえいのオブジェクト指向しこう言語げんごであったが、のちにカプセル不備ふびなどが指摘してきされて、今日きょうあまり話題わだいとなることはない。しかし、OSを記述きじゅつするという課題かだいつうじて、論理ろんりがた言語げんごにオブジェクト指向しこう言語げんごてき要素ようそくわえることによって、可読かどくせいたかまりプログラム管理かんりがしやすくなることが確認かくにんされた。その反面はんめんProlog のみでオペレーティングシステム完全かんぜん記述きじゅつしてみる絶好ぜっこう機会きかいいっしたこともたしかである。ESPはPSIを前提ぜんていにせずに利用りようできるように、C言語げんごなおしたCESPが開発かいはつされたが、これが普及ふきゅうへの起爆きばくざいになることはなかった。のちべるように、PrologのISO標準ひょうじゅん規格きかくのモジュール仕様しようとしてESPの採用さいよう否決ひけつされた1995-6ねんごろ以降いこうはほとんど利用りようされることはなくなった。

ここまでべたように、Prologは ICOT によってげられた言語げんご Prolog との印象いんしょうつよいが、Prolog というプログラミング言語げんごからての ICOT影響えいきょうじつ限定げんていてきだった。ふち所長しょちょうICOTしゅ研究けんきゅうテーマは並列へいれつ論理ろんりがた言語げんごにあり、研究けんきゅう後半こうはんでは Prolog そのものからははなれてくことになる。PSI に使用しようした電子でんし基盤きばん利用りようして並列へいれつ推論すいろんマシン PIM が製作せいさくされて、Guarded Horn Clauses(GHC)にもとづく並列へいれつ演算えんざん処理しょり追加ついかした KL1設計せっけいされた。この環境かんきょう依存いぞんするかたちで、並列へいれつ論理ろんりプログラム言語げんごKL1知識ちしきプログラミング全般ぜんぱん研究けんきゅう利用りようされた。PSI と SIMPOS使つかった研究けんきゅうつづけられはしたが、てられた研究けんきゅういんかずきわめてすくなかった。

ICOT活動かつどう総括そうかつして、知識ちしきプログラミングかく課題かだいにおいて準備じゅんび不足ふそくからくる消化しょうか指摘してきするきがつよいのだが、こと Prolog からての前半ぜんはん活動かつどうは、今日きょうかたられることもすくないが、きわめて充実じゅうじつしたものであったといえる。

ICOT活動かつどう盛期せいきの1984ねん京都大学きょうとだいがく学生がくせい3めい[7]研究けんきゅう課題かだいとして製作せいさくした Prolog-KABA がその性能せいのうたかさとアセンブラで記述きじゅつされたことからくる高速こうそくせい世界せかいおどろかせた。この処理しょりけいMS-DOS うえ製品せいひんされて Prolog普及ふきゅうおおきく貢献こうけんした。Successful pop末尾まつび再帰さいき最適さいてきなどたか安定あんていした性能せいのう黎明れいめいのパソコンじょうのビジネスソフトの基礎きそ言語げんごとしての展開てんかい期待きたいされたが、16ビットの整数せいすうしかたず、浮動ふどう小数点しょうすうてんすうあつかえない仕様しようであったため、この分野ぶんやへの展開てんかいこらなかった。このてんはアセンブラで記述きじゅつされて簡単かんたんには拡張かくちょうできないてん裏目うらめた。結果けっかとしてこの仕様しようまずしさが、日本にっぽんのビジネスソフトが知識ちしきプログラミングの水準すいじゅんとのあいだよこたわる分水嶺ぶんすいれいえることができなかった原因げんいんひとつとなった。

1990年代ねんだいとISO標準ひょうじゅん規格きかく

[編集へんしゅう]

1990年代ねんだいはいると制約せいやく論理ろんりプログラミング注目ちゅうもくされ処理しょりけい多数たすう誕生たんじょうした。これは Prolog からると引数ひきすう論理ろんり変数へんすうあいだ関係かんけい制約せいやく)を記述きじゅつ可能かのう拡張かくちょうしたものである。制約せいやく論理ろんりがた言語げんごは、変数へんすう評価ひょうか遅延ちえん実行じっこうなどをむことが必要ひつようとなるが、連立れんりつ方程式ほうていしきをはじめとするおおくの課題かだいProlog より記述きじゅつ柔軟じゅうなんになる。Prologくみこみ述語じゅつごには引数ひきすう変数へんすうわたるとエラーとなるものがおおく、このため Prolog プログラマは変数へんすう具体ぐたいされるようにふく目標もくひょう記述きじゅつ順序じゅんじょくば必要ひつようがある。結果けっかとしてプログラミングに逐次ちくじせいしょうじる。制約せいやく論理ろんりプログラミングにおいては、のち変数へんすう具体ぐたいされたときに検査けんさされるための変数へんすうあいだ制約せいやく記述きじゅつするだけで、この逐次ちくじせい拘束こうそく解決かいけつして通過つうかすることができる。じつはこの制約せいやくはPrologからても自然しぜん拡張かくちょうであり、むしろ Prolog単一化たんいつか制約せいやく論理ろんりプログラミングの制約せいやくを「=」のみに限定げんていしたものだと解釈かいしゃくすることができる。しかし、簡素かんそ逐次ちくじてき性格せいかくつよProlog処理しょりけいれた利用りようしゃが、制約せいやく論理ろんりプログラミングの述語じゅつごちゅうさら変数へんすう制約せいやく宣言せんげん追加ついかしなくてはならない負担ふたんを、れているとはがたい。制約せいやく論理ろんりプログラム処理しょりけいProlog のそれにわる気配けはいは、2013ねん11がつ現在げんざいにおいてもない。

ISO の標準ひょうじゅん作業さぎょうは1987ねんごろから作業さぎょう委員いいんかい(WG17[8])がつくられ、日本にっぽん委員いいん情報処理じょうほうしょり学会がっかいから15めいほどがこれにくわわった。1995ねん ISO標準ひょうじゅん規格きかくがISO/IEC 13211-1 Prolog-Part 1: General Coreとして制定せいていされた。さらに、2000ねんにはISO/IEC 13211-2 Prolog-Part 2: Moduleとしてモジュール仕様しよう追加ついかして規格きかくされた。モジュール仕様しようについては日本にっぽん委員いいんから、ICOTによって作成さくせいされたESP(Extended Self-contained Prolog)をもってその標準ひょうじゅんとするあんされていたが、これは否決ひけつされた。

ISO標準ひょうじゅん規格きかくはエジンバラ仕様しよう DEC-10Prolog基調きちょうすで一家いっかをなしていた Quintus Prolog など有力ゆうりょくベンダとしゅとしてヨーロッパの学者がくしゃ主体しゅたいにこれに日本にっぽんなどの委員いいん参加さんかして作成さくせいされた。この規格きかく現在げんざい Prolog 処理しょりけい製作せいさくしゃ指針ししんあたえ、おおきな逸脱いつだつ心理しんりてきさまたげる役割やくわりたしているが、くみこみ述語じゅつご個々ここ仕様しようではベンダの意向いこうつよ反映はんえいされたものの、全体ぜんたいとしては最初さいしょべた論理ろんりがくてき立場たちば尊重そんちょうして保守ほしゅてききわめてちいさな仕様しようとなっている。そのためおおくの Prolog 処理しょりけいはこの規格きかく述語じゅつご搭載とうさいしつつ、独自どくじ拡張かくちょう部分ぶぶん修正しゅうせいしたり削除さくじょすることに消極しょうきょくてきである。結果けっかとして個々ここ処理しょりけい互換ごかんせいまずしさはのこり、それは Prolog弱点じゃくてんとして認識にんしきされている。

JIS規格きかく一旦いったんは2001ねんにJIS X 3013:2001が、"標題ひょうだい プログラム言語げんごProlog―だい1基本きほん"が要約ようやくJISとして発行はっこうされたが、2012ねん1がつなん実効じっこうることく、「周知しゅうちとしての目的もくてき終了しゅうりょうした」として廃止はいしされた。

人工じんこう知能ちのうブームとProlog

[編集へんしゅう]

日本にっぽんにおいて、ICOT活動かつどう時期じきから1990年代ねんだい前半ぜんはんけては、いわゆる人工じんこう知能ちのうブームの時期じきであり、人工じんこう知能ちのう研究けんきゅうへの期待きたいはこの時期じきふたた異様いようたかまった。LISP マシンによる医療いりょう情報じょうほうエキスパートシステムでの成果せいかは、人工じんこう知能ちのう研究けんきゅう成果せいか一部いちぶ情報処理じょうほうしょりいても利用りよう可能かのうなのではないかとのゆめいだかせた。このような評価ひょうかなかProlog人工じんこう知能ちのうのアセンブリ言語げんごてき位置いちづけを期待きたいされた。知識ちしき情報処理じょうほうしょりはこの水準すいじゅん言語げんご基礎きそにその上側うわがわきずかれるべきだとの意味いみである。ばや利用りよう可能かのう人工じんこう知能ちのう技術ぎじゅつとしてエキスパートシステムが選別せんべつされ、これをささえるナレッジエンジニアの存在そんざいとそれを養成ようせいするための教育きょういく必要ひつようとされた。Prolog はその中心ちゅうしん存在そんざいした。日本にっぽん例外れいがいではないが、日本にっぽん以外いがいくにではとくに、Prolog名著めいちょは1990年代ねんだい前半ぜんはん刊行かんこうされている。これは、ICOT活動かつどうとは若干じゃっかんのタイムラグがあるが、この時期じき社会しゃかいてき人工じんこう知能ちのう言語げんごとしての Prologおおきな期待きたいせられていたことのあかしである。エキスパートシステムはビジネス分野ぶんやにおいて広範囲こうはんい応用おうよう可能かのう基礎きそ技術ぎじゅつであったが、このようなてい水準すいじゅん分野ぶんやへの適用てきようはあまりこころみられず、この分野ぶんやからの Prolog 言語げんごへの要請ようせいはほとんどられないままおわった。

機械きかい翻訳ほんやくなどの自然しぜん言語げんご処理しょりもまた人工じんこう知能ちのう一翼いちよくにな分野ぶんやであるが、歴史れきしてき経緯けいいから人工じんこう知能ちのうブーム以前いぜんから、この言語げんごもっと期待きたいけられた分野ぶんやであった。しかし、ひだり再帰さいき問題もんだい回避かいひでトップダウン解析かいせき明解めいかいさをいきなりがれた。さらに構造こうぞう文法ぶんぽうへの適用てきようにおいては、Prolog得意とくいとする、構造こうぞう分解ぶんかいして意味いみ相当そうとうするグラフを形成けいせいすることのほかに、きわめて膨大ぼうだい辞書じしょ構造こうぞうたいとして定義ていぎする必要ひつよう展望てんぼうされた。この辞書じしょ作成さくせいProlog とは直接ちょくせつ関係かんけいしないタスクであることから、次第しだいProlog構造こうぞう文法ぶんぽうによるアプローチの前線ぜんせんから後退こうたいしてしまった。統計とうけいてき言語げんご処理しょりのアプローチでは、単一化たんいつかとうおおくの計算けいさんりょうついやす Prolog大量たいりょうデータをあつかうのに不向ふむきとされて、利用りようされることはほとんどない。自然しぜん言語げんご処理しょりのテキストのおおくが Prologもちいて解説かいせつされているにもかかわらず、期待きたいおおきかったわり実務じつむてきには、表面ひょうめんあらわれている成果せいかはIBMしゃワトソン程度ていどにとどまり、自然しぜん言語げんご処理しょりはむしろ Prolog 評価ひょうかあし傾向けいこうにさえある。

ICOT以後いご日本にっぽんにおける衰退すいたい

[編集へんしゅう]

日本にっぽんにおいては、ICOT 解散かいさんすうねんて、論理ろんりプログラミングと Prolog急激きゅうげき下火したびとなる。さきにあげたコワルスキの成果せいかがあまりにも完成かんせいされたものでその研究けんきゅう成果せいか範囲はんいえることがむずかしかったこと、歴史れきしてきにプログラム言語げんごでありながら論理ろんりがくからの逸脱いつだつきびしく制限せいげんされ、自由じゆうなアイデアによるプログラミング言語げんごとしての発展はってん展開てんかい困難こんなんえたことも研究けんきゅうしゃ技術ぎじゅつしゃはなれさせた。そして、人工じんこう知能ちのうブームもまたってった。企業きぎょうとうつづけられた研究けんきゅう開発かいはつ発表はっぴょうされる機会きかいProlog産業さんぎょう応用おうようシンポジウム(INAP)などに限定げんていされ、人々ひとびとProlog成果せいかれることは極端きょくたんすくなくなった。ICOT多大ただい研究けんきゅう成果せいかがネットじょう閲覧えつらん可能かのう状態じょうたいかれたが、Prolog 言語げんご処理しょりけいはインターネット時代じだい技術ぎじゅつながれにれず、初心者しょしんしゃはつ学者がくしゃ利用りようするためのネットじょうでの情報じょうほう有力ゆうりょく言語げんごくらべてずくなく、あたらしい利用りようしゃきつけることができなかった。パソコンのオペレーティングシステムとして Microsoft Windows一般いっぱん普及ふきゅうはじめると、初心者しょしんしゃ教育きょういくにウィンドウの部品ぶひん展開てんかい題材だいざいとするのにてきしたオブジェクト指向しこう言語げんご人気にんき集中しゅうちゅうし、Prolog動作どうさおそはずれた言語げんごのイメージをたれるようになる。さらに21世紀せいきはいると Prolog がクラス概念がいねんたないため、マイクロソフトしゃによる .NET アーキテクチュアの共通きょうつう言語げんご基盤きばん(CLR)の対象たいしょう言語げんごからはずされ、この傾向けいこう拍車はくしゃをかけた。ついにはれた言語げんごというニュアンスをふくんでではあるが、「化石かせき言語げんご」と揶揄やゆされるまでにいたったのである。

今日きょう

[編集へんしゅう]

盛時せいじいきおいはうしなったものの、Prologかく教育きょういく機関きかんしゅとして論理ろんりがく教材きょうざいとして利用りようされつづけ、今日きょうまですうまんにんひとProlog講座こうざ受講じゅこうしている。実務じつむてき利用りようされる機会きかいすくないにもかかわらず、その素養そようひと大量たいりょう存在そんざいするという特異とくい位置いちにあるプログラム言語げんごとなっている。また、おおくのプログラミング言語げんごでその言語げんごじょうにPrologインタプリタを制作せいさくしてみることがなんたか学習がくしゅう課題かだいひとつとして採用さいようされ、その結果けっかとしてもPrologを理解りかいしているプログラマは増加ぞうかする傾向けいこうがある。

  • 2011ねんなつ ブルース・A・テイト[ちゅう 6]ちょ『7つの言語げんご 7つの世界せかい』が出版しゅっぱんされ、その7つの言語げんごひとつとして Prolog紹介しょうかいされたことから、おおくの人々ひとびと関心かんしんこし、この言語げんご突然とつぜんいきかえした。ダニエル・ジャクソン[ちゅう 7]ちょ抽象ちゅうしょうによるソフトウェア設計せっけい』も翻訳ほんやくされて述語じゅつご論理ろんり基礎きそ形式けいしき記述きじゅつ言語げんご alloy注目ちゅうもくされるなど、Prologきわめて親近しんきんした領域りょういきでの議論ぎろんがようやく活発かっぱつになった。
  • 2012ねん イワン・ブラトコ[ちゅう 8]ちょProlog Programming for Artificial Intelligence」のだいよんはんが11ねんぶりに刊行かんこうされて、人々ひとびとPrologいまでも活火山かっかざんてき存在そんざいであることを印象いんしょうけた。また、世界せかいてき利用りようされているアプリケーション自動じどう生成せいせいツール GeneXusProlog によってかれてからそれを利用りよう言語げんご変換へんかんされて製品せいひんされていることや、IBM しゃのワトソンの根幹こんかん部分ぶぶんである言語げんご解析かいせき部分ぶぶん質問しつもん生成せいせい部分ぶぶん現在げんざいPrologになっていることなどが次々つぎつぎ喧伝けんでんされて、応用おうようめんでも現役げんえき言語げんごであることがあらためて認識にんしきされつつある。さらに世界せかいてき関数かんすうがた言語げんごへの急激きゅうげき関心かんしんたかまりによって、関数かんすうがた言語げんご類縁るいえんせいたか論理ろんりがた言語げんご盟主めいしゅであり、人気にんき関数かんすうがた言語げんご Erlangはらぞうでもある Prolog への関心かんしんふたたつよまってきた。
  • 2013ねん IBMはワトソンの商用しょうよう積極せっきょくてきすすめることとし、研究けんきゅう開発かいはつ要員よういんを2000めい増強ぞうきょうすることを発表はっぴょうした。さらに2014ねんあきソフトバンクとのあいだでワトソンの日本語にほんご提携ていけいすることが発表はっぴょうされた。ソフトバンクはすでにADSLの故障こしょう診断しんだんをPrologで開発かいはつして利用りようしてきた実績じっせきがあり、すで公開こうかいされ、2015ねんはる出荷しゅっか予定よていされている感情かんじょう認識にんしきパーソナルロボットPepperでも中核ちゅうかくにPrologを採用さいようすることが予想よそうされている。同社どうしゃがワトソンとつよむすびつくことによって、Pepperが将来しょうらいワトソンから情報じょうほうることによって、どのように強化きょうかされて、変化へんかしていくのかということが俄然がぜん興味深きょうみぶか問題もんだい浮上ふじょうした。同時どうじに、そのふたつのシステムにまたがって、Prologがどのようなかかわりをつのか、役割やくわりになうのかということも注目ちゅうもくされている。
  • 2021ねん8がつ4にち発表はっぴょうされた"TIOBE Index for August 2021"で19にランクされた。この指標しひょう検索けんさくすう記事きじすうなどの指標しひょうであり、20以内いない復帰ふっきは2003ねん以来いらいとなる。世界せかいてき話題わだいせいもどしつつあるあかしだろう。

今後こんご

[編集へんしゅう]
  • 2016ねん FLOPS で Ki Yung Ahn と Andrea Vezzosi の論文ろんぶん Executable Relational Specifications of Polymorphic Type Systems で Prolog による Letしょうかた推論すいろん発表はっぴょうされた。あまり話題わだいにはなっていないが、昨今さっこんかた理論りろんにはいちかい述語じゅつご論理ろんりもちいられており、かたシステムの実装じっそう実験じっけんにおいてきわめて簡略かんりゃく記述きじゅつ出来できるため、利用りようされていく可能かのうせいがある。
  • Prologけの集合しゅうごうろんてきがたシステムが実用じつようされれば、関数かんすうがた言語げんご学会がっかいにおいてふるくからもちいられてきた数式すうしきをより形式けいしきてきにできるようになるかもしれない。

処理しょりけい

[編集へんしゅう]

おおくの処理しょりけいProlog基本きほん機能きのう以外いがいに、制約せいやくプログラミング並行へいこうプログラミングのための拡張かくちょう機能きのうConstraint Handling Rules などの各種かくしゅ言語げんごをライブラリとしてふくんでいる。

処理しょりけい オープンソース 有償ゆうしょう無償むしょうべつ 準拠じゅんきょ規格きかく 備考びこう
Amzi!Prolog 有償ゆうしょう ISO規格きかく
AZ-Prolog 個人こじん/学術がくじゅつ無償むしょう ISO/DEC-10 Prolog 日本語にほんご対応たいおう Prolog-KABA互換ごかん(グラフィックスをのぞく)
B-Prolog 学術がくじゅつ無償むしょう
Ciao Prolog ISO規格きかく
GNU Prolog ISO規格きかく
K-Prolog[9] 有償ゆうしょう ISO規格きかく 日本語にほんご対応たいおう
micro-Prolog 学術がくじゅつ研究けんきゅうよう [10] CP/M80 じょう動作どうさ
MINERVA 有償ゆうしょう ISO規格きかく 業務ぎょうむようJava ベース
Open Prolog 無償むしょう ISO規格きかく Mac OS よう
Prolog Cafe Prolog プログラムを Java プログラムに変換へんかん
Prolog.NET .NETProlog使用しようできる
P# PrologプログラムをC# プログラムに変換へんかん
Qu-Prolog マルチスレッド処理しょりけい
Rebol Prolog
SICStus Prolog 有償ゆうしょう ISO規格きかく おおくのオペレーティングシステムに対応たいおうJava.NET でのウェブアプリケーション開発かいはつ可能かのう
Prolog for Squeak Squeak統合とうごうされた Prolog 環境かんきょう
Strawberry Prolog
SWI-Prolog ISO規格きかく おおくのオペレーティングシステム、Unicode対応たいおう
TuProlog
Visual Prolog 個人こじん無償むしょう Windows専用せんよう
XSB
YAP Prolog ISO規格きかく Prolog コンパイラ。
Scryer Prolog ISO規格きかく Rust によるモダンな Prolog 実装じっそう。2016~

国際こくさい会議かいぎ

[編集へんしゅう]
  • INAPInternational Conference on Declarative Programming and Knowledge Management
  • FLOPS ー International Symposium on Functional and Logic Programming

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく

[編集へんしゅう]
  1. ^ えい: resolution融合ゆうごう
  2. ^ えい: David H.D.Warren
  3. ^ W. F. Clocksin
  4. ^ えい: C. S. Mellish
  5. ^ えい: extended self-contained Prolog
  6. ^ えい: Bruce A. Tate
  7. ^ えい: Daniel Jackson
  8. ^ えい: Ivan Bratko

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ Alain Colmerauer, Philippe Roussel. The birth of Prolog, p.2.
  2. ^ a b Robert Kowalski. The Early Years of Logic Programming, p.38.
  3. ^ Buss, Samuel R., "On Herbrand's Theorem".
  4. ^ Alain Colmerauer and Philippe Roussel, The birth of Prolog, p.6.
  5. ^ Alain Colmerauer and Philippe Roussel, The birth of Prolog, pp.14-15.
  6. ^ a b 古川ふるかわ 康一やすいち, p.5.
  7. ^ 萩野はぎの達也たつや,桜川さくらがわ貴司たかし,柴山しばやま悦哉えつや
  8. ^ https://www.complang.tuwien.ac.at/ulrich/iso-prolog/SWI7_and_ISO
  9. ^ K-Prolog について”. 2020ねん1がつ10日とおか時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2021ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  10. ^ https://www.researchgate.net/publication/277325585_Aspects_of_Prolog_history_Logic_Programming_and_Professional_Dynamics

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]

参考さんこう書籍しょせき

[編集へんしゅう]
  • 『プログラムの理論りろん コンピュータ・サイエンス研究所けんきゅうじょシリーズ』 Zohar Manna ちょ/ 五十嵐いがらししげる やく、1975ねん日本にっぽんコンピュータ協会きょうかい
  • 人工じんこう知能ちのう基礎きそ 知識ちしき表現ひょうげん理解りかい』 Daniel G.Bobrow Allan Collins 共著きょうちょ ふち一博かずひろ 石崎いしざきしゅん 板橋いたばし秀一ひでかず 太田おおた耕三こうぞう 大谷木おおやぎ重夫しげお 黒川くろかわ利明としあき 桜井さくらいあきらじん 佐藤さとう泰介たいすけ 島田しまだ俊夫としお 田中たなか穂積ほづみ 田村たむらひろし一郎いちろう 溝口みぞぐち文雄ふみお もとよし文雄ふみお 山口やまぐちきょう 横井よこい俊夫としお 横山よこやま昌一しょういち やく、1978ねんだい科学かがくしゃ
  • 日常にちじょう言語げんご論理ろんりがく』 オールウド・アンデソン・ダール ちょ/公平こうへいたま野家のやけいいち やく、1979ねん産業さんぎょう図書としょISBN 4-7828-0011-8
  • 日本語にほんご文法ぶんぽう論理ろんり坂井さかい英寿ひでとし、1979ねん、勁草書房しょぼう
  • 人工じんこう知能ちのう 岩波いわなみ講座こうざ 情報じょうほう科学かがく-22』 白井しらい良明よしあき 辻井つじい潤一じゅんいち 共著きょうちょ、1982ねん岩波書店いわなみしょてん
  • 人工じんこう知能ちのう原理げんり コンピュータ・サイエンス研究けんきゅうしょシリーズ26』 Nils.j.Nilsson ちょ/白井しらい良明よしあき 辻井つじい潤一じゅんいち 佐藤さとう泰介たいすけ やく、1983ねん日本にっぽんコンピュータ協会きょうかい
  • 最適さいてき 岩波いわなみ講座こうざ 情報じょうほう科学かがく-19』 西川にしかわえらいち 三宮さんのみや信夫しのぶ 茨木いばらぎ俊秀としひで 共著きょうちょ、1982ねん岩波書店いわなみしょてん
  • 言語げんご工学こうがく 人工じんこう知能ちのうシリーズ2』 長尾ながおしん、1983ねんあきらあきらどうISBN 4-7856-3042-6
  • 『Prologプログラミング』 W.F.Clocksin C.S.Mellish 共著きょうちょ/中村なかむら克彦かつひこ やく、1983ねん、マイクロソフトウェア
  • 機械きかい知能ちのうろん 人工じんこう知能ちのうシリーズ1』 志村しむら正道せいどう、1983ねんあきらあきらどうISBN 4-7856-3043-4
  • 『Prolog』 中島なかじま秀之ひでゆき、1983ねん産業さんぎょう図書としょ
  • 『PROLOG入門にゅうもん ソフトウェアライブラリI』 後藤ごとう滋樹しげき、1984ねん、サイエンスしゃISBN 4-7819-0352-5
  • 『Prolog入門にゅうもんふとしほそこう 鈴木すずき克彦かつひこ 伊藤いとうひとみ 佐藤さとう裕幸ひろゆき 共著きょうちょ、1984ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-0146-2
  • 人工じんこう知能ちのう2 マグロウヒル コンピュータシリーズ』 E.リッチ ちょ/廣田ひろたかおる 富村とびむらくん やく、1984ねん、マグロウヒル、ISBN 4-8950-1172-0
  • 知識ちしき表現ひょうげんとProlog/KR』 中島なかじま秀之ひでゆき、1985ねん産業さんぎょう図書としょ
  • 『Prologプログラミング入門にゅうもん安部あべけんこう、1985ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02237-8
  • 『エキスパート・システム ソフトウェア サイエンス シリーズ』 フレデリック ヘイズーロス レナルドA.ウォーターマン へん ダグラスB.レナート ちょ/中島なかじま秀之ひでゆき 白井しらい英俊ひでとし 田中たなか卓史たかし 中川なかがわ裕志ひろし 鈴木すずき浩之ひろゆき 松原まつばらひとし 寺野てらの隆雄たかお 斎藤さいとうやすし 平賀ひらがゆずる 片桐かたぎり恭弘やすひろ やく、1985ねん産業さんぎょう図書としょISBN 4-7828-5002-6
  • 『Prologとその応用おうよう2 プログラム作成さくせい支援しえん エディタ設計せっけい 自然しぜん言語げんご設計せっけい データベース』 溝口みぞぐち文雄ふみお 武田たけだ正之まさゆき うね達夫たつお 溝口みぞぐち理一郎りいちろう 共著きょうちょ、1985ねん総研そうけん出版しゅっぱんISBN 4-7952-6307-8
  • 人工じんこう知能ちのう世界せかい コンピュータに関心かんしんあるすべてのひとのために』 田村たむら隆一りゅういち 柳原やなぎはらけい 唐沢からさわひろし 共著きょうちょ、1985ねん技術評論社ぎじゅつひょうろんしゃISBN 4-87408-168-1
  • 日常にちじょう言語げんご推論すいろん 認知にんち科学かがく選書せんしょ2』 坂原さかはらしげる、1985ねん東京とうきょう大学だいがく出版しゅっぱんかいISBN 4-13-013052-8
  • 『PROLOGデータベース・システム』 D.リー ちょ/安部あべけんこう わけ、1985ねん近代きんだい科学かがくしゃISBN 4-7649-0106-4
  • 『Prologのソフトウェア作法さほう 岩波いわなみコンピュータサイエンス』 黒川くろかわ利明としあき、1985ねん岩波書店いわなみしょてんISBN 4-00-007681-7
  • 『Prologと論理ろんりプログラミング』 中村なかむら克彦かつひこ、1985ねんム社むしゃISBN 978-4-275-07266-5
  • しん世代せだいプログラミング』 井田いだ哲雄てつお 尾内おないさとし紀夫のりお 黒川くろかわ利明としあき 竹内たけうち彰一しょういち 外山とやま芳人よしひと ふち一博かずひろ 共著きょうちょ 、1986ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02259-9
  • 『micro-PROLOGプログラム コレクション 人工じんこう知能ちのうのための』 山田やまだしんいち、1986ねん、サイエンスしゃISBN 4-7819-0435-1
  • 知識ちしきベース入門にゅうもん石塚いしづかみつる 上野うえの春樹はるき 大須賀おおすが節雄せつお 奥野おくのひろし 小山こやま照夫てるお 白井しらい良明よしあき 辻井つじい恭一きょういち 速水はやみさとる 共著きょうちょ 、1986ねんム社むしゃISBN 4-274-07287-8
  • 知識ちしき学習がくしゅうメカニズム 知識ちしき情報処理じょうほうしょりシリーズ2』 こくふじすすむ 有川ありかわ節夫せつお 篠原しのはらたけし 北上きたかみはじめ 原口はらぐちまこと たけわき敏晃としあき ほり浩一こういち 共著きょうちょ 、1986ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02262-9
  • 知識ちしき指向しこう言語げんごProlog 人工じんこう知能ちのうプログラミングへの序曲じょきょく小谷おたに善行よしゆき、1986ねん技術評論社ぎじゅつひょうろんしゃISBN 4-87408-827-9
  • 協調きょうちょうがた計算けいさんシステム --分散ぶんさんがたソフトウェアの技法ぎほう道具立どうぐだて--』 R.E.フィルマン D.P.フリードマン 共著きょうちょ/雨宮あまみや真人まさと 尾内おないさとし紀夫のりお 高橋たかはし直久なおひさ、1986ねん、マグロウヒル、ISBN 4-89501-030-9
  • 『BASICでまなぶPROLOGシステム 言語げんご構造こうぞう理解りかいのために』 市川いちかわしん、1986ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-0294-9
  • 『Prolog-KABA入門にゅうもん 岩波いわなみコンピュータサイエンス』 柴山しばやま悦哉えつや 桜川さくらがわ貴司たかし 萩野はぎの達也たつや 共著きょうちょ 、1986ねん岩波書店いわなみしょてんISBN 4-00-007687-6
  • 『Prolog入門にゅうもん古川ふるかわ康一やすいち、1986ねんム社むしゃISBN 4-274-07308-4
  • 自然しぜん言語げんご基礎きそ理論りろん石川いしかわあきら 松本まつもと裕治ゆうじ 向井むかい国昭くにあき 安川やすかわ秀樹ひでき 安食あじき敏宏としひろ 共著きょうちょ、1986ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02264-5
  • 『Prolog 人工じんこう知能ちのうよう言語げんごシリーズ 1』 新田にった克己かつみ佐藤さとう泰介たいすけ 共著きょうちょ、1986ねんあきらあきらどうISBN 978-4-7856-3601-2
  • 『micro PROLOGはじめてのプログラミング』 ヒュー・ド・サラム ちょ/倉田くらた和彦かずひこ 山田やまだ和美かずみ やく、1986ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-0306-6
  • 知識ちしき情報処理じょうほうしょり 知識工学ちしきこうがく講座こうざ1』 大須賀おおすが節雄せつお、1986ねんム社むしゃISBN 4-274-07321-1
  • 知識工学ちしきこうがく 人工じんこう知能ちのうシリーズ10』 小林こばやし重信しげのぶ、1986ねんあきらあきらどうISBN 4-7856-3068-X
  • 『RUN/Prolog入門にゅうもん データベースとしての活用かつよう述語じゅつご解説かいせつ小島こじま政行まさゆき、1986ねん、アムコインターナショナル、ISBN 978-4-8705-0034-1
  • 『エキスパート・システム入門にゅうもん安部あべけんこう たき寛和ひろかず 共著きょうちょ 、1986ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02297-1
  • 『エキスパートシステム --知識工学ちしきこうがくとその応用おうよう--』 上野うえの晴樹はるき、1986ねんム社むしゃISBN 4-274-07318-1
  • 『エキスパート・システム 基礎きそ概念がいねん実例じつれい』 J.L.アルティ M.J.クームス 共著きょうちょ/ふとしはら育夫いくお やく、1987ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-0312-0
  • 知識ちしき表現ひょうげん利用りよう 知識工学ちしきこうがく講座こうざ2』 上野うえの春樹はるき 小山こやま照夫てるお 岡本おかもと敏雄としお 松尾まつお文雄ふみお 石塚いしづかみつる 共著きょうちょ 、1987ねんム社むしゃISBN 4-274-07331-9
  • 『RUN/PROLOG ばじめての人工じんこう知能ちのう言語げんご斎藤さいとうたかし、1987ねん、CBS出版しゅっぱんISBN 4-8337-8511-0
  • 論理ろんりによる問題もんだい解法かいほう ---Prolog入門にゅうもん 情報処理じょうほうしょりシリーズ8』 R.コワルスキ ちょ/うら昭二しょうじ 山田やまだしん 菊池きくち光昭みつあき 桑野くわの龍夫たつお やく、1987ねん培風館ばいふうかんISBN 4-563-00788-9
  • 知識ちしき獲得かくとく学習がくしゅう 知識工学ちしきこうがく講座こうざ3』 大須賀おおすが節雄せつお 佐伯さえきゆたか 小橋こはし康章やすあき 大槻おおつきせつ北橋きたはし忠宏ただひろ 田中たなかゆずる 篠原しのはらたけし 宮原みやはらあきらひろし 原口はらぐちまこと 共著きょうちょ、1987ねんム社むしゃISBN 4-274-07346-7
  • 『Prologプログラミング入門にゅうもん RUN/Prologをもちいた』 鑰山てっ、1987ねん工学こうがく図書としょ株式会社かぶしきがいしゃISBN 4-7692-0163-X
  • 人工じんこう知能ちのうコンピュータ 判断はんだん推論すいろんのしくみ』 秋田あきた輿こし一郎いちろう、1987ねん電気でんき書院しょいんISBN 4-485-57102-5
  • 『Prologランニングブック RUN/Prolog演習えんしゅうプログラム じょう横井よこい与次郎よじろう、1987ねん、ラジオ技術ぎじゅつしゃISBN 4-8443-0180-2
  • 『Prologランニングブック RUN/Prolog演習えんしゅうプログラム 横井よこい与次郎よじろう、1987ねん、ラジオ技術ぎじゅつしゃISBN 4-8443-0185-3
  • 『AI入門にゅうもん矢田やた光治こうじ、1987ねんム社むしゃISBN 4-274-07355-6
  • 『はじめてのRUN/PROLOG』 成田なりたけいおう 谷田部やたべ賢一けんいち 共著きょうちょ 、1987ねん、ナツメしゃISBN 4816307001
  • 論理ろんりプログラミングの基礎きそ』 J.W.ロイド ちょ/佐藤さとう雅彦まさひこ 森下もりした真一しんいち やく、1987ねん産業さんぎょう図書としょISBN 978-4-7625-5003-4
  • 『プログラム変換へんかん 知識ちしき処理しょりシリーズ7』 佐藤さとう泰介たいすけ 二木ふたき厚吉こうきち 玉木たまき久夫ひさお 二村にむら良彦よしひこ 竹内たけうち彰一しょういち 安村やすむらとおるあきら 吉田よしだ紀彦のりひこ 共著きょうちょ、1987ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02267-X
  • 並列へいれつ論理ろんりがた言語げんごGHCとその応用おうよう 知識ちしき情報処理じょうほうしょりシリーズ6』 竹内たけうち彰一しょういち 上田うえだ和紀かずのり 野田のだ泰徳やすのり 松本まつもと裕治ゆうじ 杉本すぎもとつとむ 田中たなか二郎じろう 太田おおた由紀子ゆきこ 共著きょうちょ、1987ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02266-1
  • 『はじめてのProlog Prolog-KABAによる人工じんこう知能ちのうへのアプローチ』 ふねもとすすむ、1987ねん、ナツメしゃISBN 4-8163-0712-5
  • 『TURBO PROLOGトレーニングマニュアル』 小林こばやしほこ、1987ねん、JICC出版しゅっぱんきょくISBN 4-88063-335-6
  • 『RUN/Prologとその応用おうよう杉原すぎはら敏夫としお、1987ねん工学こうがく図書としょ株式会社かぶしきがいしゃISBN 4-7692-0176-1
  • 『Prologプログラミング入門にゅうもん RUN/Arity』 大原おおはら茂之しげゆき、1988ねんム社むしゃISBN 4-274-07401-3
  • 『コンピュータ言語げんご進化しんかろん 思考しこう増幅ぞうふく装置そうちもとめる知的ちてき冒険ぼうけんたび』 Howard Levine Howard Rheingold 共著きょうちょ むくでん直子なおこ やく、1988ねん、アスキー出版しゅっぱんきょくISBN 4-87148-301-0
  • PrologでまなぶAI手法しゅほう 推論すいろんシステムと自然しぜん言語げんご処理しょり高野たかのしん、1998ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-0110-1
  • 『パソコンエキスパートシステム -てい価格かかくツールによるエキスパートシステムの構築こうちく手順てじゅん-』 OHM編集へんしゅうへん、1988ねんム社むしゃISBN 4-274-07409-9
  • 述語じゅつご論理ろんり論理ろんりプログラミング』 有川ありかわ節夫せつお 原口はらぐちまこと 共著きょうちょ 、1988ねんム社むしゃISBN 4-274-07386-6
  • 知識ちしき帰納的きのうてき推論すいろん 知識ちしき処理しょりシリーズ3』 E.Y.Shapiro ちょ/有川ありかわ節夫せつお やく、1988ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02263-7
  • 知識ちしき推論すいろん 岩波いわなみ講座こうざ ソフトウェア科学かがく-14』 長尾ながおしん、1988ねん岩波書店いわなみしょてんISBN 4-00010-354-7
  • 記号きごう処理しょりプログラミング 岩波いわなみ講座こうざ ソフトウェア科学かがく-8』 後藤ごとう滋樹しげき、1988ねん岩波書店いわなみしょてんISBN 4-00-010348-2
  • 『Prologの技芸ぎげい』 L.Sterling E.Shapiro 共著きょうちょ 松田まつだ利夫としお、1988ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-09710-6
  • 『TURBO PROLOG入門にゅうもん』 Carl Townsent ちょ/倉谷くらたにただししん 酒見さかみ高広たかひろ やく、1988ねんム社むしゃISBN 4-274-07449-8
  • 知識ちしきプログラミング 知識ちしき処理しょりシリーズ8』 鈴木すずき浩之ひろゆき 小野おの典彦のりひこ 中島なかじま秀之ひでゆき こくふじすすむ 石塚いしづかみつる 松田まつだ哲史てつし 井下いした博史ひろふみ 有馬ありまあつし 佐藤さとうけん ぼうおかあきら 高橋たかはし和子かずこ、 1988ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02268-8
  • 『Prologプログラミング入門にゅうもん 体験たいけん学習がくしゅうビジネスマンのための』 高橋たかはし三雄みつお、1988ねんム社むしゃISBN 4-274-07442-0
  • 『エキスパートシステム 知識工学ちしきこうがく講座こうざ5』 上野うえの晴樹はるき 小山こやま照夫てるお 共著きょうちょ、1988ねんム社むしゃISBN 4-274-07462-5
  • 並列へいれつPrologコンピュータ データフロー処理しょりによるアプローチ』 マイケル・J・ワイズ ちょ/曽和そわすすむよう やく、1989ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-0345-7
  • 『コンピュータによる推論すいろん技法ぎほう』 L.ウォス R.オーバーピーク E.ラスク J.ボイル 共著きょうちょ 川越かわごえ恭二きょうじ 久野くのしげる 前田まえだ康行やすゆき 光本みつもと圭子けいこ やく、1989ねん、マグロウヒル、ISBN 4-89501-292-1
  • 『TURBO Prolog プログラミング』 Information&computing 玉井たまいひろし、1989ねん、サイエンスしゃISBN 978-4-7819-0539-6
  • あたらしいプログラミングパラダイム』 相場あいばあきら 井田いだ哲雄てつお 大須賀おおすが昭彦あきひこ 加藤かとう和彦かずひこ 柴山しばやま悦哉えつや 田中たなか二郎じろう 富樫とかしあつし 横内よこうち寛文ひろふみ 横田よこた一正かずまさ 共著きょうちょ、1989ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02493-1
  • 制約せいやく論理ろんりプログラミング』 坂井さかいこう 佐藤さとうひろしひろし 田中たなか二郎じろう 相場あいばあきら 川村かわむら十志じゅうしおっと 橋田はしだ浩一こういち 丸山まるやま文宏ふみひろ 渡辺わたなべ俊典としのり 佐藤さとう由美子ゆみこ もり文彦ふみひこ 戸沢とざわ義夫よしお あきら雅之まさゆき 森下もりした真一しんいち 共著きょうちょ、1989ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02469-9
  • 自然しぜん言語げんご解析かいせき基礎きそ田中たなか穂積ほづみ、1989ねん産業さんぎょう図書としょISBN 4-7828-5127-8
  • 定性ていせい推論すいろん 知識ちしき処理しょりシリーズ別巻べっかん1』 ふち一博かずひろ 溝口みぞぐち文雄ふみお 古川ふるかわ康一やすいち 安西あんざい祐一郎ゆういちろう 田中たなかひろし 西田にしだ豊明とよあき 本田ほんだいち ひらけいちおっと 堂下どうした修司しゅうじ 清水しみず周作しゅうさく 大木おおきゆう 元田もとだひろし 共著きょうちょ、1989ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02468-0
  • 人工じんこう知能ちのう志村しむら正道せいどう、1989ねんム社むしゃISBN 4-274-07506-0
  • 人事じんじ情報じょうほうエキスパートシステム』 三重野みえの博司ひろし、1989ねんム社むしゃISBN 4-274-07521-4
  • 『Prologプログラミング入門にゅうもん KE養成ようせい講座こうざ黒川くろかわ利明としあき 田中たなか直之なおゆき 共著きょうちょ 1989ねんム社むしゃISBN 4-274-12857-1
  • 『データベースと知識ちしきベース あたらしい情報じょうほうシステムを目指めざして』 大須賀おおすが節雄せつお、1989ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-274-07520-6
  • 『わかる:-Prolog』 塚本つかもと龍男たつお、1989ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02337-4
  • 入門にゅうもんTURBO PROLOG』 ダン・シェーファー ちょ/北脇きたわき和夫かずお 北脇きたわき庸子ようこ やく、1989ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-0990-0
  • 『TURBO Prolog エキスパート・システム設計せっけい入門にゅうもん』 Carl Townsend ちょ/げん光男みつお 佐々木ささきただしじん やく、1989ねん、HBJ出版しゅっぱんきょくISBN 4-8337-8030-5
  • 『OA実務じつむいたエキスパート・システムのほん三菱商事みつびししょうじ(かぶ)システム企画きかくOA技術ぎじゅつチームへん 、1990ねん日本にっぽん能率のうりつ協会きょうかいISBN 4-8207-0664-0
  • 法律ほうりつのためのコンピュータ利用りようほう 論理ろんりプログラミング入門にゅうもん加賀山かがやましげる、1990ねん有斐閣ゆうひかくISBN 4-641-07541-7
  • 『Prologへの入門にゅうもん PrologとAI』 I.Bratko ちょ/安部あべけんこう わけ、1990ねん近代きんだい科学かがくしゃISBN 4-7649-0165-X
  • 『パソコン言語げんごによる人工じんこう知能ちのう(AI)プログラミング PC-9800対応たいおう Prolog/LISP/Smalltalk/C/FORTRAN/COBOL/BASIC』 ふねもとすすむ、1990ねん、ナツメしゃISBN 4-8163-1035-5
  • 作品さくひんとしてのプログラム』 黒川くろかわ利明としあき、1990ねん岩波書店いわなみしょてんISBN 4-00-005403-1
  • 自然しぜん言語げんご理解りかい論理ろんりプログラミング』 Y.Dahi P.Saint-Dizier 共著きょうちょ/西田にしだ豊明とよあき 松本まつもと裕治ゆうじ 上原うえはら邦昭くにあき やく、1990ねん近代きんだい科学かがくしゃISBN 4-7649-0163-3
  • 『Prologでつく数学すうがく世界せかい Prologそして集合しゅうごう-位相いそう-ぐん飯高いいたかしげる、1990ねん朝倉書店あさくらしょてんISBN 4-254-11054-5
  • 『Prolog詳説しょうせつ 対話たいわ形式けいしきによるアプローチ』 ラマンチャンドウン・バラス ちょ/斉藤さいとう重光しげみつ ふねもとすすむ やく、1990ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-1078-X
  • 『Prologユーティリティライブラリ』 ボグダン・フィリビッチ ちょ/中原なかはらまこと 伊藤いとう哲郎てつろう やく、1990ねん海文堂かいぶんどう出版しゅっぱんISBN 4-303-71700-2
  • 『SFてきPrologの世界せかい コンピュータウイルス盛衰せいすい福田ふくだ敏宏としひろ 田村たむら三郎さぶろう 田中たなか正彦まさひこ 共著きょうちょ、1990ねん現代げんだい数学すうがくしゃISBN 4-7687-0195-7
  • 『Prologによる論理ろんりプログラミング入門にゅうもん小川おがわたば、1990ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-1081-X
  • 人工じんこう知能ちのうにおける知識ちしきベースシステム』 ランドール・デービス ダグラス・B・レナート共著きょうちょ/溝口みぞぐち文雄ふみお 諏訪すわはじめ じつきん憲昭のりあき 平井ひらいしげるきょう 仁木にき和久かずひさ 豊田とよだ順一じゅんいち 上原うえはら邦昭くにあき 河合かわい和久かずひさ 山口やまぐち高平たかひら 溝口みぞぐち理一郎りいちろう やく、1991ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-7665-1100-X
  • 情報じょうほう論理ろんり数学すうがく入門にゅうもん ブール代数だいすうから述語じゅつご論理ろんりまで』 小倉おぐら久和ひさかず 高濱たかはまとおるぎょう 共著きょうちょ、1991ねん近代きんだい科学かがくしゃISBN 4-7649-0180-3
  • 自然しぜん言語げんご処理しょり入門にゅうもん 情報じょうほう電子でんし入門にゅうもんシリーズ』 岡田おかだ直之なおゆき、1991ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02434-6
  • 『エキスパートシステム MARUZEN Advanced Technology 電子でんし情報じょうほう通信つうしんへん石塚いしづかみつる 小林こばやし重信しげのぶ こもでんけんひさ 竹垣たけがきもりいち 寺野てらの隆雄たかお 山崎やまざき知彦ともひこ 共著きょうちょ 丸善まるぜん株式会社かぶしきがいしゃ、1991ねんISBN 4-621-03622-X
  • 人工じんこう知能ちのう概論がいろん荒屋あばらや真二しんじ共立きょうりつ出版しゅっぱん、1991ねんISBN 4-320-02605-5
  • 『Prologの冒険ぼうけん アドベンチャーゲームをつくりながらPrologをマスターしよう』 Dennis Merritt ちょ/岩谷いわたにひろし やく、1992ねん、ソフトバンク、ISBN 4-89052-344-8
  • 『Prologマシン』 金田かねだ悠紀ゆきおっと、1992ねん森北もりきた出版しゅっぱんISBN 4-627-80810-0
  • 『Prolog入門にゅうもん 図解ずかいコンピュータシリーズ』 江村えむらじゅんろう監修かんしゅう 瀬下せしも孝之たかゆき、1992ねんム社むしゃISBN 4-274-07723-3
  • たのしいプログラミングⅡ記号きごう世界せかい中島なかじま秀之ひでゆき 上田うえだ和紀かずのり 共著きょうちょ、1992ねん岩波書店いわなみしょてんISBN 4-00-007755-4
  • 『Prologをたのしむ』 松田まつだ紀之のりゆき、1993ねんム社むしゃISBN 4-2740-7749-7
  • 『Micro-PROLOG ロジックプログラミングによる問題もんだい解決かいけつ』 K.L.クラーク F.G.マッケイブ ちょ/溝口みぞぐち文雄ふみお 大和田おおわだ勇人はやと やく、1993ねんけいがく出版しゅっぱんISBN 4-76651-165-4
  • 人工じんこう知能ちのう最前線さいぜんせん 財務ざいむエキスパートシステム』 D.E.オゥレアリ P.R.ワトキンス 共著きょうちょ 佐伯さえき光彌みつや 光村みつむらつかさ 西にしたに邦正くにまさ 斎藤さいとう孝一こういち 三藤みとう利雄としお やく、1993ねん学友がくゆうしゃISBN 4-7620-0483-9
  • 『Prologをたのしむ』 松田まつだ紀之のりゆき、1993ねんム社むしゃISBN 4-274-07749-7
  • 情報じょうほうがく概論がいろん Prologプログラミング』 吉田よしだかなめ、1993ねん八千代やちよ出版しゅっぱんISBN 4-8429-0874-2
  • エキスパートシステムII 技術ぎじゅつ動向どうこう 朝倉あさくらAIらいぶらり 溝口みぞぐち理一郎りいちろう、1993ねん朝倉書店あさくらしょてんISBN 4-254-12623-9
  • 意思いし決定けってい支援しえんシステムとエキスパートシステム シリーズ・経営けいえい情報じょうほうシステム』 飯島いいじま淳一じゅんいち、1993ねんにち科技かぎれん出版しゅっぱんしゃISBN 4-8171-6162-0
  • 自然しぜん言語げんご 情報じょうほう数学すうがくセミナー』 郡司ぐんじ隆男たかお、1994ねん日本にっぽん評論ひょうろんしゃISBN 4-535-60811-3
  • 『Prolog入門にゅうもん. 例題れいだい演習えんしゅう塩野しおのたかし、1995ねんム社むしゃISBN 4-274-07642-3
  • 『Prologをまな文化ぶんかとその実践じっせん杉崎すぎさき昭生あきお、1995ねん海文堂かいぶんどうISBN 4-303-71690-1
  • 知識ちしき処理しょりろん 知識ちしき情報じょうほうメディアシリーズ』 萩野はぎの達也たつや、1995ねん産業さんぎょう図書としょISBN 4-7828-5302-5
  • 『スケジューリングとシミュレーション』 田中たなか克己かつみ 石井いしい信明のぶあき 共著きょうちょ、1995ねん、コロナしゃISBN 4-339-08357-7
  • 形式けいしき言語げんご有限ゆうげんオートマトン入門にゅうもん 例題れいだい中心ちゅうしんとした情報じょうほう離散りさん数学すうがく小倉おぐら久和ひさかず、1996ねん、コロナしゃISBN 4-339-02339-6
  • 『AIプログラミング PrologとAI I.Bratko ちょ/安部あべけんこう わけ、1996ねん近代きんだい科学かがくしゃISBN 4-7649-0254-0
  • 『エージェントアプローチ 人工じんこう知能ちのう』 スチュワート・ラッセル ピーター・ノーヴィグ 共著きょうちょ/古川ふるかわ康一やすいち やく、1997ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02878-3
  • 関数かんすうプログラミング 情報じょうほう数学すうがくセミナー』 萩谷はぎや昌己まさみ、1998ねん日本にっぽん評論ひょうろんしゃISBN 4-535-60817-2
  • 自然しぜん言語げんご意味いみろん論理ろんり赤間あかま世紀せいき、1998ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-02908-9
  • 形式けいしき言語げんご理論りろん 情報じょうほう科学かがくコアカリキュラム講座こうざ西野にしの哲朗てつろう 石坂いしざかひろしあつし 共著きょうちょ、1999ねん丸善まるぜん株式会社かぶしきがいしゃISBN 4-621-04626-8
  • 人工じんこう知能ちのう基礎きそ 情報じょうほう科学かがくコアカリキュラム講座こうざ西田にしだ豊明とよあき、1999ねん丸善まるぜん株式会社かぶしきがいしゃISBN 4-621-04646-2
  • あたらしい人工じんこう知能ちのう 発展はってんへん前田まえだたかし 青木あおき文夫ふみお 共著きょうちょ、2000ねんム社むしゃISBN 4-274-13198-X
  • 計算けいさん論理ろんりもとづく 推論すいろんソフトウェアろん山崎やまざきすすむ、2000ねん、コロナしゃISBN 4-339-02373-6
  • 知的ちてきエージェントのための集合しゅうごう論理ろんり インターネット時代じだい数学すうがくシリーズ6』 中島なかじま秀之ひでゆき、2000ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-01645-9
  • 人工じんこう知能ちのう基礎きそ理論りろん赤間あかま世紀せいき、2000ねん電気でんき書院しょいんISBN 4-485-66246-2
  • 『Interlog コンピュータ言語げんご吉川よしかわ永一えいいち、2002ねん東京とうきょう図書としょ出版しゅっぱんかいISBN 4-434-03554-1
  • 帰納きのう論理ろんりプログラミング Inductive Logic Programming』 古川ふるかわ康一やすいち 尾崎おざき知伸とものぶ 植野うえのけん 共著きょうちょ 、2001ねん共立きょうりつ出版しゅっぱんISBN 4-320-12014-0
  • 知識ちしき推論すいろん Information Science & Engineering-T1』 新田にった克己かつみ、2002ねん、サイエンスしゃISBN 4-7819-1008-4
  • 法律ほうりつ人工じんこう知能ちのう 法的ほうてき知識ちしき解明かいめい法的ほうてき推論すいろん実現じつげん吉野よしのはじめ、2002ねん創成そうせいしゃISBN 4-7944-4030-8
  • 人工じんこう知能ちのう IT Text』 ほん井田いだ真一しんいち 松本まつもといちきょう 宮原みやはらあきらひろし 永井ながい保夫やすお、2005ねんム社むしゃISBN 4-274-20106-6
  • みソフトウェアの設計せっけい検証けんしょう 組込くみこ動作どうさからRTOSを使つかった,ツールによる動作どうさ検証けんしょうまで』 藤倉ふじくら俊幸としゆき、2006ねん、CQ出版しゅっぱんしゃISBN 978-4-7898-3344-8
  • 言語げんご知識ちしき信念しんねん論理ろんり 科学かがく東条とうじょうさとし 人工じんこう知能ちのう学会がっかい 共著きょうちょ、2006ねんム社むしゃISBN 4-274-20211-9
  • 論理ろんり計算けいさんのしくみ』 萩谷はぎや昌己まさみ 西崎にしざきしん共著きょうちょ 、2007ねん岩波書店いわなみしょてんISBN 978-4-00-006191-9
  • 『コンピュータプログラミングの概念がいねん技法ぎほう・モデル Concepts Techniques and Modelsof Computer Programming』 ピーター・ヴァン・ロイ セイフ・ハリディ 共著きょうちょ えいひろし やく、2007ねんしょうおよげしゃISBN 978-4-7981-1346-3
  • 『On Lisp』 Paul Graham ちょ/野田のだひらく やく、2008ねんム社むしゃISBN 978-4-274-06637-5
  • 数理すうりろん理学りがく コンピュータサイエンス教科書きょうかしょシリーズ 18』 古川ふるかわ康一やすいち 向井むかい国昭くにあき 共著きょうちょ、2008ねん、コロナしゃISBN 978-4-339-02718-1
  • しん 人工じんこう知能ちのう基礎きそ知識ちしきふとしはら育夫いくおちょ、2008ねん近代きんだい科学かがくしゃISBN 978-4-7649-0356-2
  • 『PrologでまなぶAIプログラミング I/OBOOKS』 赤間あかま世紀せいき、2008ねん工学こうがくしゃISBN 978-4-7775-1402-1
  • 『メディア情報じょうほうがく入門にゅうもん鈴木すずき昇一しょういち、2010ねん東京とうきょう図書としょ出版しゅっぱんかいISBN 4862234062
  • 実用じつよう Common Lisp (IT Architects’Archive CLASSIC MODER)』 ピーター・ノーヴィッグちょ/松本まつもと宣男のぶお やく、2010ねんしょうおよげしゃISBN 978-4798118901
  • 『7つの言語げんご 7つの世界せかい Ruby lo Prolog Scala Erlang Clojure and Haskell』 Bruce A. Tate ちょ/まつもとゆきひろかんやく 田和たわすう やく、2011ねんム社むしゃ ISBN 978-4-274-06857-7
  • 入門にゅうもん 自然しぜん言語げんご処理しょり』 Steven Bird Ewan Klein Edward Loper 共著きょうちょ/萩原はぎはら正人まさと 中山なかやまたかしこう 水野みずの貴明たかあき やく、2010ねんム社むしゃISBN 978-4-87311-470-5
  • 『アルゴリズム設計せっけいマニュアルじょう』 S.S スキーナ ちょ/平田ひらた富夫とみお やく、2012ねん丸善まるぜんISBN 978-4-621-08510-3
  • 知識ちしき基盤きばん社会しゃかいのための人工じんこう知能ちのう入門にゅうもん 計測けいそく制御せいぎょテクノロジーシリーズ 16』 こくふじすすむ 中田なかた豊久とよひさ 羽山はやまとおるいろどり 共著きょうちょ 2012ねん、コロナしゃISBN 978-4-339-03366-3
  • 『プログラミング言語げんご温故知新おんこちしん人工じんこう言語げんご継承けいしょうまなぶ』 土屋つちやまさる、2014ねん、カットシステム、ISBN 978-4-87783-328-2
  • 『イラストでまな人工じんこう知能ちのう概論がいろん谷口たにぐち忠大ただひろ、2014ねんム社むしゃISBN 978-406-1538238
  • 数理すうり論理ろんりがく-合理ごうりてきエージェントへの応用おうようけて』 加藤かとうとおる,高田たかだ司郎しろう,新出にいで尚之なおゆき 共著きょうちょ、2014ねん、コロナしゃISBN 978-4-339-02489-0
  • 知能ちのう物語ものがたり中島なかじま秀之ひでゆきちょ、2015ねん公立こうりつはこだて未来みらい大学だいがく出版しゅっぱんかい発行はっこう 近代きんだい科学かがくしゃ発売はつばいISBN 978-4-7649-5552-3


関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]