Apple TV

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（Siri Remoteから転送てんそう）
曖昧さ回避 この項目こうもくでは、ハードウェア・メディアプレーヤーについて説明せつめいしています。ストリーミングサービスについては「Apple TV+」を、Appleのメディアプレーヤーアプリについては「Apple TVアプリ」をご覧らんください。
曖昧さ回避 「Macintosh TV」とは異ことなります。
画像がぞう提供ていきょう依頼いらい：
  1. Apple TV 第だい四よん世代せだい本体ほんたいの背面はいめん写真しゃしん
  2. Apple TV 4K本体ほんたいの写真しゃしん
  3. Apple TV 4K本体ほんたいの背面はいめん写真しゃしん
の画像がぞう提供ていきょうをお願ねがいします。（2017年ねん10月がつ）
Apple TV
開発元かいはつもと Apple
種別しゅべつ セットトップボックス
発売はつばい日び 2022年ねん10月18日にち（現行げんこうモデル）
SoC Apple A15
ウェブサイト アップル - Apple TV

Apple TV（アップル ティーヴィー）は、Appleが開発かいはつ・販売はんばいするセットトップボックスである。2006年ねん9月12日にちにコードネーム「iTV」（アイティーヴィー）として発表はっぴょうされた。

家庭かてい内ないでビデオ・コンテンツをiTunesからテレビへ無線むせんLANあるいは有線ゆうせんLANを通とおして配信はいしんすることができる他ほか、YouTubeの映像えいぞうも見みることができる。また、2008年ねん1月がつ15日にちより、iTunes Storeから直接ちょくせつコンテンツを購入こうにゅうしたり、映画えいがのレンタルもできるようになった。

概要がいよう[編集へんしゅう]

Apple TVは2006年ねん9月12日にちにサンフランシスコのYerba Buena Center for the Artsで開催かいさいされたスペシャルイベントの終盤しゅうばんに、スティーブ・ジョブズCEOが「iTV（アイティーヴィー）」というプロジェクトのコードネームで発表はっぴょうした[1]。予定よてい価格かかくは299ドルとされた。Appleが開発かいはつ段階だんかいでハードウェア製品せいひんを発表はっぴょうするのは異例いれいのことであった。

2007年ねん1月がつ10日とおかにAppleは正式せいしき名称めいしょうを「Apple TV」、日本にっぽんでのメーカー希望きぼう小売こうり価格かかくを36,800円えんと発表はっぴょうし[2]、同時どうじにApple Store オンラインで注文ちゅうもんの受付うけつけを開始かいしした。出荷しゅっか予定よてい日びは当初とうしょ2007年ねん2月がつとされたが延期えんきされ[3]、3月22日にちに出荷しゅっかが始はじまった[4]。

2008年ねん1月がつ15日にちにサンフランシスコ、モスコーニ・センターで行おこなわれたMacworld2008でスティーブ・ジョブズCEOがApple TVの値下ねさげとアップデートをアナウンスした。このアップデートによって、iTunesの新あたらしいサービスであるiTunes ムービーレンタルにも対応たいおうし、今度こんどはMacやPCに同期どうきせずに単体たんたいでiTunes Storeにアクセスできるようになった。ムービーレンタルはDVD解像度かいぞうど（480i、AVC 1.5Mbps前後ぜんこう）のほかにHD解像度かいぞうど（720p、AVC 4Mbps）でドルビー5.1chサウンドに対応たいおうした転送てんそう速度そくどは1本ほんあたりの容量ようりょうと再生さいせい時間じかんから計算けいさん。またHD対応たいおうのPodcastにも対応たいおうしている。これにともなってGUIも一新いっしんされた。

2010年ねん9月1日にちのApple2010秋あきスペシャルイベントで第だい2世代せだいApple TVが発表はっぴょうされ、99ドルへの大幅おおはばな値下ねさげ、製品せいひんも4分ぶんの1に小型こがた化かし、AirPlayの初はつ採用さいようと前ぜんモデルから内容ないようが大幅おおはばに刷新さっしんされた。この刷新さっしんでは、iTunesだけでなくiPhoneやiPadからの音楽おんがくや動画どうが、画像がぞうをAirPlay経由けいゆで再生さいせいすることが可能かのうになった。また、従来じゅうらいのHDムービーに加くわえて、大手おおて放送ほうそう局きょく提供ていきょうのTV番組ばんぐみが1話わに付つき99セントでレンタルできるサービスが加くわわった。また米国べいこくで人気にんきのNetflixへも対応たいおうした。

2015年ねん9月がつ10日とおかに発表はっぴょうされた第だい4世代せだいApple TVでは、iOSベースの新しんプラットフォームであるtvOSを採用さいよう、これによりサードパーティー製せいアプリの使用しようが可能かのうになるなど、機能きのうが大おおきく刷新さっしんされた。

沿革えんかく[編集へんしゅう]

  • 2006年ねん9月がつ12日にち - サンフランシスコのイベントで、コードネーム「iTV」として製品せいひん発表はっぴょう[5]。
  • 2007年ねん1月がつ9日にち - Macworld Conference & Expo 2007で「Apple TV」として製品せいひんが正式せいしき発表はっぴょう[6]。同年どうねん3月がつ21日にちに販売はんばい開始かいし[7][8]。
  • 2008年ねん1月がつ15日にち - 1月がつ中ちゅうにソフトウェアアップデートを実施じっしし、機能きのう追加ついか（iTunes Storeでの音楽おんがくなどの購入こうにゅうが可能かのうに。またアメリカに限かぎり同どうStoreで映画えいがレンタルが可能かのうに。.Mac WebギャラリーやFlickrの写真しゃしん閲覧えつらんが可能かのうに。）すると発表はっぴょう[9]。インターフェースの変更へんこう。
  • 2008年ねん1月がつ30日にち - 機能きのう追加ついかの為ためのソフトウェアアップデートが1〜2週間しゅうかん遅おくれると発表はっぴょう[10]。
  • 2009年ねん9月がつ15日にち - 40GBモデル販売はんばい終了しゅうりょう、160GBモデルの大幅おおはば価格かかく改定かいてい（49,800円えん→23,800円えん）[11]。
  • 2009年ねん10月がつ30日にち - Apple TV 3.0ソフトウェア発表はっぴょう[12]。iTunes ExtrasやiTunes LP、Genius Mixに対応たいおうした。
  • 2010年ねん6月がつ15日にち - 新しんモデルのMac mini発表はっぴょうによりApple Store オンライン上じょうでiPodアクセサリーへ分類ぶんるいされる。
  • 2010年ねん9月がつ1日にち - 第だい2世代せだいApple TV発表はっぴょう[13]。ハードディスクを排除はいじょし大幅おおはばに小型こがた化か。Apple A4を搭載とうさい。
  • 2010年ねん11月11日にち - 第だい2世代せだいApple TVが日本にっぽんで発売はつばい開始かいし[14]。
  • 2012年ねん3月がつ8日にち - 第だい3世代せだいApple TV発表はっぴょう[15]。メニュー画面がめんなどのインターフェースを一新いっしんし、最大さいだい解像度かいぞうどが1080pになる。また、同日どうじつに Apple TV (第だい2世代せだい) へのソフトウェア・アップデートが提供ていきょうされ、新あたらしいインターフェースを使用しようできるようになった。
  • 2012年ねん9月がつ25日にち - Apple TVソフトウェアアップデート5.1公開こうかい。ホーム画面がめんのアイコン整列せいれつ、iCloudの新しん機能きのう、バグ修正しゅうせいなどが含ふくまれている[16]。
  • 2013年ねん1月がつ28日にち - 第だい3世代せだいApple TV（Rev. A）発売はつばい。内部ないぶの一部いちぶ部品ぶひんが刷新さっしんされている。
  • 2013年ねん9月がつ21日にち - Apple TVソフトウェアアップデート6.0公開こうかい。iTunes Music Storeから直接ちょくせつ音楽おんがくを購入こうにゅう、再生さいせいできるようになった。
  • 2014年ねん9月がつ19日にち - Apple TVソフトウェアアップデート7.0公開こうかい。新あらたにフラットな見みた目めのGUIデザイン（iOS 7.x/8.xに酷似こくじ）を採用さいよう。ファミリーシェアリングに対応たいおうし、Beats Musicアプリが追加ついかされた。
  • 2015年ねん9月がつ10日とおか - 第だい4世代せだいApple TV HD発表はっぴょう[17]。新あらたにtvOSを採用さいよう、サードパーティ製せいアプリの使用しようが可能かのうになる。それに伴ともない内蔵ないぞうストレージを復活ふっかつさせた。容量ようりょうは32GBおよび64GB。
  • 2015年ねん10月がつ30日にち - 第だい4世代せだいApple TV HD発売はつばい。
  • 2017年ねん9月がつ12日にち - Apple TV 4K発表はっぴょう。4K、HDR画質がしつに対応たいおう[18]。
  • 2017年ねん9月がつ22日にち - Apple TV 4K発売はつばい[18]。
  • 2019年ねん3月がつ25日にち - 映像えいぞう配信はいしんサービスApple TV+、および新あたらしいApple TVアプリケーションを発表はっぴょう[19]。
  • 2021年ねん4月がつ20日はつか - Apple TV 4K（第だい2世代せだい）発表はっぴょう[20]。
  • 2022年ねん10月がつ18日にち - Apple TV 4K（第だい3世代せだい）発表はっぴょう[21]、HDR10+対応たいおう。

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

主おもな機能きのう
  • Mac、PC、iPhone、iPod touch、iPad内ないの映像えいぞう・音楽おんがく・写真しゃしんコンテンツを、無線むせんか有線ゆうせんLAN経由けいゆでテレビにストリーミング[22]
  • ホームシェアリング機能きのうを有効ゆうこうにしたMacまたはPCのミュージック、ビデオ、写真しゃしんにアクセス可能かのう
  • iCloud、Flickrの写真しゃしん、およびYouTube、Vimeo、Netflix、Hulu、Apple TV+のビデオを閲覧えつらん
  • iTunes Storeでのコンテンツの購入こうにゅう
  • iTunes StoreでHD画質がしつのムービー及およびテレビ番組ばんぐみのレンタルまたは購入こうにゅう（日本にっぽん国内こくないでは2010年ねん11月11日にちより開始かいし）

（ABC、Fox、Disney Channel、BBC America提供ていきょうによるHD TV番組ばんぐみが99セント、HDムービーのセレクションが4.99ドル）

その他たの機能きのう
  • AirPlayに対応たいおうした第だい2世代せだい以降いこうの機種きしゅでは、iTunesをインストールしたMacまたはPCとApple TVを有線ゆうせんLANケーブルで接続せつぞくし、AirPlayを同時どうじに有効ゆうこうにした状態じょうたいでMacまたはPCから音声おんせいを出力しゅつりょくした際さいに音質おんしつが向上こうじょうする触媒しょくばい作用さようの機能きのうを持もつ。AirMac Expressにも同様どうようの機能きのうがある。
  • Apple TV 4K以降いこうの機種きしゅではAirPlay2に対応たいおうしたことにより、iOS機種きしゅやiPadOS機種きしゅからのAirPlay送信そうしんやAirMac Expressでの音声おんせい出力しゅつりょくに対たいしてもApple TVを使用しようした触媒しょくばい作用さようが有効ゆうこうとなった。

歴代れきだい機種きしゅ[編集へんしゅう]

第だい1世代せだい[編集へんしゅう]

無線むせんLAN（IEEE 802.11b/g/nドラフト）、またはイーサネットで特定とくてい1台だいのパソコンのiTunesと自動的じどうてきに同期どうきし、内蔵ないぞうのHDDにコンテンツを貯ためることができる。また、5台だいまでのパソコンからストリーミングを受うける機能きのうも備そなえる。同期どうき、ストリーミングはMac OS X、Windowsの両方りょうほうに対応たいおうしている。製品せいひんにはApple Remoteが付属ふぞくし、Front Rowと同様どうようのGUIを実装じっそうして簡単かんたんなメニュー操作そうさで各かくデータを閲覧えつらん・再生さいせいできるようになっている。

CPUとしてIntel Pentium M 1.0 GHz、チップセットにGPU内蔵ないぞうのNVIDIA G72Mを搭載とうさいし[23]、出力しゅつりょく解像度かいぞうどは720pまで対応たいおうしている。テレビとの接続せつぞくのため、Apple製品せいひんでは初はつのHDMI端子たんしとコンポーネント端子たんしを搭載とうさいしている。

  • Apple TV（第1世代）
    Apple TV（第だい1世代せだい）
  • Apple TV（第1世代）の背面。電源、ファームウェアアップデート用のUSB、イーサーネット、HDMI、コンポーネントビデオとオーディオ、オプティカルを含む背面コネクタ
    Apple TV（第だい1世代せだい）の背面はいめん。電源でんげん、ファームウェアアップデート用ようのUSB、イーサーネット、HDMI、コンポーネントビデオとオーディオ、オプティカルを含ふくむ背面はいめんコネクタ

第だい2世代せだい[編集へんしゅう]

新あらたにApple A4プロセッサが搭載とうさいされ、電源でんげんが内蔵ないぞうされた。A4は、CPU・GPU・メモリなどが集約しゅうやくされたSoCであり、HDD、コンポーネント端子たんしが撤廃てっぱいされたことによって、本体ほんたいサイズが約やく4分ぶんの1に小型こがた化かし、$99への大幅おおはばな値下ねさげを可能かのうとした。

内蔵ないぞうソフトウェアも大幅おおはばに刷新さっしんされている。iOSベースのApple TV ソフトウェアが搭載とうさいされ、従来じゅうらいのHDムービーに加くわえ大手おおて放送ほうそう局きょく提供ていきょうのTV番組ばんぐみが¢99（1話わ）でレンタルできるサービスが加くわわった。また米国べいこくで人気にんきのNetflixへも対応たいおうした。更さらに、新しん発表はっぴょうのAirPlay（旧きゅうAirTunes）によって、MacやWindows PC、iPhone、iPod touch、iPadからでも音声おんせいや画像がぞう、映像えいぞうをWi-Fi経由けいゆでストリーミング再生さいせいできるようになった。

無線むせんLANは、IEEE 802.11a/b/g/nに対応たいおうし、2.4GHz帯たいのほか、5GHz帯たいでの接続せつぞくが可能かのうとなった。付属ふぞくする新あたらしいApple Remote[24]のほか、RemoteアプリをインストールしたiPhone、iPod touch、iPadを使用しようしてのリモートコントロールが可能かのうである。

  • Apple TV（第2世代）
    Apple TV（第だい2世代せだい）
  • 第2世代の背面
    第だい2世代せだいの背面はいめん

第だい3世代せだい[編集へんしゅう]

2012年ねん3月16日にち発売はつばい。Apple A5プロセッサ（シングルコア）を搭載とうさいし、GUIとHDMI出力しゅつりょくは1080pに対応たいおう。

2013年ねん1月がつ28日にちには内部ないぶの一部いちぶ部品ぶひんが更新こうしんされた第だい3世代せだいApple TV (Rev A)が発売はつばいされ、P2PのAirPlayに対応たいおうした。

第だい3世代せだい終おわり売うり後ごのApple TV ソフトウェア・アップデートで、2019年ねん5月にはApple TVアプリ (Apple TV+)に対応たいおう、2020年ねん3月がつにはiOS/iPadOSデバイスのコントロールセンターからの操作そうさに対応たいおうした。

2022年ねん現在げんざい、tvOS非ひ対応たいおうモデルでのApple TV ソフトウェアのアップデートは全すべて終了しゅうりょうし、TVアプリ以外いがいのAppleの近年きんねんの新あたらしいサービスには対応たいおうせず、既すでに内蔵ないぞうアプリ (他社たしゃコンテンツ) の多おおくもサポートを終了しゅうりょうしている。

Apple TV（第だい3世代せだい） 前面ぜんめん
Apple TV（第だい3世代せだい） 背面はいめん

第だい4世代せだい[編集へんしゅう]

2015年ねん9月がつ10日とおか発表はっぴょう[25]、同年どうねん10月がつ26日にちからオンラインでの注文ちゅうもん受付うけつけが開始かいしされ、同どう30日にちより出荷しゅっかおよび店頭てんとうでの販売はんばいが開始かいしされた。価格かかくは32GBモデルが18,400円えん、64GBモデルが24,800円えん。第だい3世代せだいも併売へいばいを続つづける。

CPUには新あたらしくApple A8プロセッサを搭載とうさい。出力しゅつりょく端子たんしはHDMI 1.4のみとなり、光ひかりデジタル音声おんせい端子たんしは撤廃てっぱいされた。オーディオフォーマットでは新あらたにDolby Digital Plus 7.1に対応たいおうした。

iOSをベースに開発かいはつされたtvOSを採用さいようし、GUIがSiri Remoteでの操作そうさに最適さいてき化かされるかたちで刷新さっしんされた。またApple TVでは初はじめてApp Storeに対応たいおう。開発かいはつ者しゃにはソフトウェア開発かいはつキットとしてtvOS SDKが提供ていきょうされ、Apple TV用ようアプリの開発かいはつ、配信はいしんができるようになった。

従来じゅうらいのApple Remoteに代かわり、Siri用ようのデュアルマイクやTouchサーフェス、加速度かそくどセンサー及およびジャイロスコープなどを備そなえたSiri Remote (Siriを使用しようできない国くにでの呼称こしょうはApple TV Remote) が同どう梱こりされる。専用せんようストラップのRemote Loopも発売はつばいされた。Apple Remoteが本体ほんたいとの通信つうしんに赤外線せきがいせんのみを利用りようしていたのに対たいして、Siri RemoteはBluetooth接続せつぞくがメインである。Siriボタンを押おしながら話はなしかけることで、動画どうがや音楽おんがくの再生さいせい・停止ていし・スキップなどの操作そうさから、ジャンルや俳優はいゆう名めいなどからの映画えいが作品さくひんの検索けんさく、天気てんき予報よほうやスポーツの試合しあい結果けっかの表示ひょうじなど、音声おんせいで様々さまざまな操作そうさをすることができる。また方向ほうこうボタンの代かわりにTouchサーフェスを搭載とうさいし、これをスワイプするなどして画面がめん上じょうの選択せんたくを切きり替かえたりスクロールしたりする。赤外線せきがいせんまたはHDMI-CECを使用しようして、Siri Remoteからテレビ本体ほんたいの音量おんりょうを操作そうさすることも可能かのうとなった。第だい1世代せだいSiri Remoteはゲームコントローラとしても使用しようできるほか、対応たいおうするPlayStation、XboxなどのBluetoothコントローラも使用しようできる。

同どう梱こりのSiri Remoteは、Apple TV 4K (後述こうじゅつ) の第だい1、第だい2世代せだいの発売はつばいに合あわせて同おなじ新あたらしいものに計けい2回かい変更へんこうされた。

2019年ねん3月がつ25日にち、製品せいひん呼称こしょうが「Apple TV（第だい4世代せだい）」から「Apple TV HD」へ変更へんこうされた[26]。

Apple TV 4K（第だい1世代せだい）発表はっぴょう後ごも32GBモデルのみ併売へいばいされていたが、Apple TV 4K（第だい3世代せだい）の発表はっぴょうに伴ともないHDモデルは全すべて終おわり売うりとなった。

  • MENU ボタンに白い縁取りがないSiri Remote（第1世代）
    MENU ボタンに白しろい縁取へりとりがないSiri Remote（第だい1世代せだい）

Apple TV 4K（第だい1世代せだい）[編集へんしゅう]

Apple TV 4Kという名称めいしょうで2017年ねん9月12日にち発表はっぴょう[27]、9月22日にち発売はつばい。CPUは新あたらしいApple A10Xを搭載とうさいし、GUIは4K画質がしつ (HDR10、Dolby Vision) に対応たいおう。但ただし、AirPlayミラーリング時じのネイティブ4K表示ひょうじには非ひ対応たいおう。第だい1世代せだいSiri Remoteは少すこしだけデザインし直なおされ、MENU ボタンの周まわりを白しろい円えんで囲かこむようになった。ストレージは32GBおよび64GB。EthernetポートはギガビットEthernetに対応たいおう。尚なお、USB端子たんし自体じたいは基板きばん内ないには残のこっているものの、物理ぶつり的てきに差さし込こめなくなっている。

新あらたにAirPlay 2に対応たいおうし、HomePodと組くみ合あわせることでHomePodをスピーカー代かわりに使用しようすることが可能かのう。また、対応たいおうするAirPodsやBeats製品せいひんで空間くうかんオーディオを利用りようできるようになった。

Apple TV 4K（第だい2世代せだい）[編集へんしゅう]

2021年ねん4月がつ20日はつか発表はっぴょう[20]。A12 Bionicを搭載とうさいし、新あたらしいデザインの第だい2世代せだいSiri Remoteが同どう梱こりされる。

新あらたにWi-Fi 6とThreadに対応たいおう。またHDMI 2.1を搭載とうさいしたことにより、eARCに対応たいおう（eARCの機能きのうを使つかう場合ばあいはHomePodが別途べっと必要ひつよう）。tvOS 17ではiPhoneやiPadのカメラを連係れんけいしてFaceTime通話つうわが可能かのう。

Apple TV 4K（第だい3世代せだい）[編集へんしゅう]

2022年ねん10月がつ18日にち発表はっぴょう[20]。A15 Bionicを搭載とうさいし、充電じゅうでん用ようコネクタがUSB-Cになった第だい3世代せだいSiri Remoteが同どう梱こりされる。ファンレスとなって小型こがた・軽量けいりょう化かされた[28]。また本体ほんたい上部じょうぶにあった tvの文字もじが無なくなった。

新あらたにHDR10+に対応たいおう。Wi-Fiモデル (64GB)とWi-Fi + Ethernetモデル (128GB)の2構成こうせい。ThreadはWi-Fi + Ethernetモデルのみ対応たいおう。

Apple TV+[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「Apple TV+」を参照さんしょう

2019年ねん3月25日にち発表はっぴょう[19]。2019年ねん11月1日にちにサービスを開始かいし[29]。Netflixのような定額ていがく制せい映像えいぞう配信はいしんサービスで、本ほんサービス開始かいしに合あわせて、Apple TVのみならず、東芝とうしばやサムスン電子でんし製せいなどの一部いちぶスマートテレビやAmazon Fire TV[注釈ちゅうしゃく 1]などでも専用せんようアプリの「Apple TVアプリ」を経由けいゆして、本ほんサービスやiTunesのコンテンツが視聴しちょう可能かのうになった[30][32]。

仕様しよう[編集へんしゅう]

第だい1世代せだい[33] 第だい2世代せだい[34] 第だい3世代せだい[35] HD
（旧称きゅうしょう 第だい4世代せだい）[36] 		4K（第だい1世代せだい）[37] 4K（第だい2世代せだい） 4K（第だい3世代せだい）
発売はつばい日び 2007年ねん1月がつ9日にち 2010年ねん9月がつ1日にち 初期しょき版ばん:
2012年ねん3月がつ7日にち 		2015年ねん10月がつ30日にち 2017年ねん9月がつ22日にち 2021年ねん5月がつ21日にち[38] 2022年ねん11月4日にち
Rev A:
2013年ねん1月がつ28日にち
生産せいさん中止ちゅうし 2010年ねん9月がつ1日にち 2012年ねん3月がつ7日にち 初期しょき版ばん:
2013年ねん3月がつ10日とおか 		64GB:
2017年ねん9月がつ12日にち 		2021年ねん4月がつ20日はつか 2022年ねん10月がつ17日にち 生産せいさん中ちゅう
Rev A:
2016年ねん9月がつ8日にち 		32GB:
2022年ねん10月がつ17日にち
プロセッサ Intel 1.0 GHz Crofton プロセッサ[39] 1 GHz Apple A4 Apple A5 シングルコア Apple A8 デュアルコア Apple A10X Fusion Apple A12 Bionic Apple A15 Bionic
グラフィックス NVIDIA GeForce Go 7300（64 MB VRAM）[40] Apple A4
(PowerVR SGX535) 		初期しょき版ばん:
Apple A5
（PowerVR SGX543MP2） 		Apple A8
（PowerVR Series 6XT GX6450） 		PowerVR Series 7XT 12コア Apple A12 Bionic
（Apple独自どくじ4コア） 		Apple A15 Bionic
（Apple独自どくじ5コア）
Rev A:

Apple A5
（PowerVR SGX543MP1）

メモリ 256MB/400 MHz DDR2 SDRAM[41] 256MB[42] 512MB[43] 2GB LPDDR3 SDRAM[44] 3GB LPDDR4 3GB LPDDR4 4GB LPDDR4
ストレージ 40GB/160GB HDD[41] 8GB フラッシュメモリ（キャッシュ用よう） 32GB/64GB フラッシュメモリ 64GB/128GB フラッシュメモリ
コネクタ HDMI
コンポーネント端子たんし
IRレシーバ
USB 2.0[45] 		HDMI
IRレシーバ
Micro-USB[46] 		HDMI 1.4
IRレシーバ
USB-C 		HDMI 2.0a
IRレシーバ 		HDMI 2.1
IRレシーバ 		HDMI 2.1
IRレシーバ
ネットワーク IEEE 802.11b/g/n Wi-Fi
10/100BASE-T Ethernet 		IEEE 802.11a/b/g/n Wi-Fi
10/100BASE-T Ethernet 		IEEE 802.11a/b/g/n Wi-Fi
10/100BASE-T Ethernet
Bluetooth[47] 		MIMO対応たいおう IEEE 802.11ac Wi-Fi
10/100BASE-T Ethernet
Bluetooth 4.0 		MIMO対応たいおう 802.11ac Wi-Fi
ギガビットEthernet
Bluetooth 5.0 		MIMO対応たいおう 802.11ax Wi-Fi 6 同時どうじデュアルバンド（2.4GHz/5GHz）
ギガビットEthernet
Bluetooth 5.0
Thread 		MIMO対応たいおう 802.11ax Wi-Fi 6 同時どうじデュアルバンド（2.4GHz/5GHz）
Bluetooth 5.0
上記じょうきに加くわえ
ギガビットEthernet
Thread
（Wi-Fi + Ethernetモデルのみ）
映像えいぞう出力しゅつりょく 720p 60/50 Hzへるつ・576p 50 Hzへるつ（PAL）・480p 60 Hzへるつ（NTSC）
HDMIおよびコンポーネント端子たんし		 720p 60/50 Hzへるつ
HDMIのみ		 1080p 60/50 Hzへるつ・720p 60/50 Hzへるつ
HDMIのみ 		最大さいだい2160p 60fps
HDMIのみ 		最大さいだい2160p HDR 60fps
HDMIのみ
音声おんせい出力しゅつりょく S/PDIF 光ひかりデジタル音声おんせい端子たんし
RCA端子たんし アナログステレオオーディオ		 S/PDIF 光こうデジタル音声おんせい端子たんし HDMIのみ
電源でんげん 48W 内蔵ないぞう電源でんげん 6W 内蔵ないぞう電源でんげん 13W 内蔵ないぞう電源でんげん 内蔵ないぞう電源でんげん
サイズ 197×197×28mm 98×98×23mm 98×98×35mm 93×93×31mm
重量じゅうりょう 1.09 kg 272g 425g 208g（Wi-Fiモデル）
214g（Wi-Fi + Ethernetモデル）
付属ふぞくリモコン Apple Remote（ホワイト） Apple Remote（アルミニウム） 発売はつばい初期しょき: Siri Remote（第だい1世代せだい） Siri Remote（第だい1世代せだい） Siri Remote（第だい2世代せだい） Siri Remote（第だい3世代せだい）
Apple TV 4K（第だい2世代せだい）発売はつばい後ご: Siri Remote（第だい2世代せだい）
初期しょき搭載とうさいOS Apple TV ソフトウェア 1.0
（Mac OS X 10.4 ベース） 		Apple TV ソフトウェア 4.0
（iOS 4.1 ベース） 		初期しょき版ばん: Apple TV ソフトウェア 5.0
（iOS 5.1 ベース） 		tvOS 9.0[48]
（iOS 9ベース）[49] 		tvOS 11.0
（iOS 11 ベース） 		tvOS 14.5
（iOS 14.5 ベース） 		tvOS 16.1
Rev A: Apple TV ソフトウェア 5.2[50]
（iOS 6.1 ベース）
現時点げんじてんの最新さいしんOS Apple TV ソフトウェア 3.0.2
（Mac OS X 10.4 ベース） 		Apple TV ソフトウェア 6.2.1
（iOS 7.1.2 ベース） 		Apple TV ソフトウェア 7.8[51]
（iOS 8.4.4 ベース） 		tvOS 17.3[52]
（iOS 17.3ベース）

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 2019年ねん11月のApple TV+サービス開始かいし時点じてんでは日本にっぽん国内こくないでのAmazon Fire TVではApple TVアプリを利用りようできなかったが、2020年ねん4月がつに行おこなわれた同どうアプリのアップデートに伴ともない、日本にっぽん国内こくないでも利用りようが出来できるようになった[30][31]。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ アップル、驚おどろきの新しん機能きのうを加くわえ、iTunes 7を発表はっぴょう アップル ニュースリリース 2006年ねん9月がつ13日にち
  2. ^ Apple TVがリビングルームに登場とうじょう アップル ニュースリリース 2007年ねん1月がつ10日とおか
  3. ^ Apple TV、国内こくない出荷しゅっかも3月がつ中旬ちゅうじゅんに延期えんき ITmedia +D LifeStyle、アイティメディア 2007年ねん2月がつ27日にち
  4. ^ Apple TVの出荷しゅっかを開始かいし アップル ニュースリリース 2007年ねん3月がつ22日にち
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