リアリティとファンタジーが混まざり合あった2時じ間あいだ、ピンク・リバティ「点滅てんめつする女おんな」開幕かいまく

ピンク・リバティ「点滅てんめつする女おんな」が、昨日きのう6月がつ14日にちに東京とうきょう・東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょう シアターイーストで開幕かいまくした。

これは、ピンク・リバティの新作しんさく公演こうえんで、東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょうが若手わかて劇団げきだんとタッグを組くむ上演じょうえん企画きかく・芸げい劇げきeyesの1作品さくひん。劇げき中ちゅうでは、田舎町いなかまちで工務こうむ店てんを営いとなむ一家いっかのとある夏なつのひと幕まくが、ブラックユーモアを交まじえて描えがかれる。一家いっかのもとに、5年ねん前まえに亡なくなった長女ちょうじょが別人べつじんの体からだを借かりて帰かえってくるが……。出演しゅつえん者しゃには、W主演しゅえんを務つとめる森田もりた想そうと岡本おかもと夏美なつみのほか、水石みずいし亜あ飛ひ夢ゆめ、日比ひび美よし思おもえ、斎藤さいとう友香ゆか莉、青年せいねん団だんの稲川いながわ悟史さとし、若林わかばやし元もと太ふとし、はえぎわの富川とみかわ一人かずと、ままごと / ナイロン100℃の大石おおいし将すすむ弘ひろし、金子かねこ清文きよふみ、猫ねこのホテルの千葉ちば雅子まさこが名なを連つらねた。

作さく・演出えんしゅつを手てがける山西さんせい竜りゅう矢やは、開幕かいまくに際さいし「“家族かぞく”とは一体いったいなんなのか──その内臓ないぞうを引ひっ張ぱり出だそうと自分じぶんなりに描えがいた物語ものがたりが、力強ちからづよいスタッフの皆様みなさまが作つくり上あげてくださった空間くうかんに、粒つぶだったキャストによって今いま立たち上あがっています。リアリティとファンタジーが混まざり合あった2時じ間あいだ、是非ぜひご覧らんいただけましたら幸さいわいです。25日にちまでの10日間にちかん、劇場げきじょうでお待まちしております」とコメントした。

公演こうえんは6月がつ25日にちまで。なお一部いちぶ公演こうえんでは出演しゅつえん者しゃによるアフタートークが行おこなわれ、15日にち19:00開演かいえん回かいにはAマッソの加納かのう、16日にち13:00開演かいえん回かいには長久ながひさ允まこと、21日にち19:00開演かいえん回かいには行くだり定てい勲くんがゲストとして登場とうじょうする。

山西さんせい竜りゅう矢やコメント

新作しんさく公演こうえん「点滅てんめつする女おんな」開幕かいまくしました。

初はつの東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょうシアターイーストに臨のぞむ本ほん作さくは、ピンク・リバティの過去かこ作さくが凝縮ぎょうしゅくされた一本いっぽんになっていると思おもいます。

片田舎かたいなかに住すむ一家いっかの元もとに訪おとずれた幻想げんそう的てきな一夜いちやは、奇妙きみょうで可笑おかしく、それでいて悲かなしいものです。

“家族かぞく”とは一体いったいなんなのか──

その内臓ないぞうを引ひっ張ぱり出だそうと自分じぶんなりに描えがいた物語ものがたりが、力強ちからづよいスタッフの皆様みなさまが作つくり上あげてくださった空間くうかんに、粒つぶだったキャストによって今いま立たち上あがっています。

リアリティとファンタジーが混まざり合あった2時じ間あいだ、是非ぜひご覧らんいただけましたら幸さいわいです。25日にちまでの10日間にちかん、劇場げきじょうでお待まちしております。