大山おおやま巖いわお

大山おおやま巖いわお（大山おおやま 巌いわお）
大山おおやま巖いわお
昵称	弥わたる助すけ
出生しゅっしょう	1842年ねん11月12日にち （天保てんぽう13年ねん） 薩摩さつま藩はん鹿兒島かごしま市し
逝世	1916年ねん12月がつ10日とおか(1916歲さい—12—10)（74歲さい） （大正たいしょう5年ねん） 大日本帝国だいにっぽんていこく東京とうきょう府ふ
效こう命いのち	大日本帝国だいにっぽんていこく
军种	大日本帝國だいにっぽんていこく陸軍りくぐん

日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん	大山おおやま 巌いわお
假名かめい	おおやま いわお
平文へいぶん式しき罗马字じ	Ōyama Iwao

大山おおやま巖いわお（1842年ねん11月12日にち—1916年ねん12月がつ10日とおか，天保てんぽう13年ねん－大正たいしょう5年ねん），字じ「清海きよみ」，雅號がごう「赫山」、「瑞みず岩がん」，諱いみな名めい「弥わたる助すけ」，是ぜ日本にっぽん武士ぶし、政治せいじ人物じんぶつ、軍人ぐんじん、元帥げんすい陸軍りくぐん大將たいしょう從したがえ一いち位い大だい勲くん位い功こう一いち級きゅう公爵こうしゃく。他た在ざい大日本帝國だいにっぽんていこく陸軍りくぐん創立そうりつ初期しょき至いたり日にち俄にわか戰爭せんそう期間きかん活躍かつやく。

大山おおやま巖いわお在ざい日にち俄にわか戰爭せんそう時どき擔任たんにん滿まん洲しゅう軍ぐん總そう司令しれい官かん，與あずか联合舰队司令しれい官かん東鄉とうごう平八郎へいはちろう一起かずき被ひ稱しょう為ため「陸上りくじょう大山おおやま海かい上東鄉かみとうごう」。大山おおやま國葬こくそう時とき，俄にわか國こく派は員いん前ぜん往日おうじつ本ほん，以「全ぜん俄にわか國こく陸軍りくぐん」之の名めい弔ちょう唁。

經歷けいれき

1842年ねん（天保てんぽう13年ねん）出生しゅっしょう於日本にっぽん薩摩さつま國こく鹿兒島かごしま城じょう下した加治屋かじや町まち柿本かきのもと寺てら通どおり，為ため薩摩さつま藩はん武士ぶし大山おおやま彥八綱つな昌あきら的てき次子じし，幼名ようみょう為ため「岩次郎いわじろう」。年とし輕けい時候じこう受到同どう藩はん有馬ありま新七しんしち等とう激げき進しん派は的てき影響えいきょう，於1862年ねん（文久ぶんきゅう2年ねん）寺田てらだ屋や事件じけん後こう被ひ软禁，閉門へいもん思おもえ過か。

在ざい薩英戰爭せんそう爆ばく发后，被ひ西歐せいおう列強れっきょう軍事ぐんじ力量りきりょう所しょ震ふるえ惊，于是开始和わ江戶えど幕府ばくふ幕臣ばくしん江川えがわ英龍ひでたつ學習がくしゅう砲術ほうじゅつ，后きさき在ざい戊辰戰爭ぼしんせんそう中ちゅう率りつ領りょう新式しんしき步ふ槍やり部隊ぶたい，在ざい鳥羽とっぱ伏見ふしみ（現げん京都きょうと市し南みなみ區く及伏見ふしみ區く）、會津あいづ等地とうち轉戰てんせん。同時どうじ也改進しん大砲たいほう，名めい為ため「彌わたる助すけ砲ほう」。

明治維新めいじいしん以後いご，赴歐おう洲しゅう考察こうさつ普ふ法ほう戰爭せんそう，於1870-1873年間ねんかん於日にち內瓦留學りゅうがく。之これ後ご經歷けいれき西南せいなん戰爭せんそう、士族しぞく反亂はんらん的てき鎮壓ちんあつ。

甲きのえ午うま戰爭せんそう擔任たんにん第だい二に軍ぐん司令しれい官かん。

1894年ねん11月21日にち，號ごう稱たたえ遠東とおひがし第だい一要塞的大連旅順口被日軍攻陷，清しん軍ぐん地面じめん部隊ぶたい兵へい敗はい如山倒たおせ。

1916年ねん（大正たいしょう5年ねん），參觀さんかん陸軍りくぐん特別とくべつ大だい演習えんしゅう後ご，於歸途上とじょう因いん胃病いびょう而倒，随ずい后きさき卧床不ふ起おこり。

1916年ねん12月がつ10日とおか因いん胆きも囊病变逝世よ，终年75歲さい。

軼事いつじ

• 西南せいなん戰爭せんそう中ちゅう擔任たんにん政府せいふ軍ぐん指揮しき官かん，跟親戚しんせき西鄉さいごう隆盛たかもり對戰たいせん。因よし為ため這個緣故えんこ，他た再さい也沒有ゆう踏上故鄉こきょう鹿兒島かごしま。但ただし是ぜ他た一直是西鄉隆盛弟弟西鄉さいごう從道つぐみち的てき盟友めいゆう。
• 甲きのえ午うま戰爭せんそう前まえ，右みぎ眼め失明しつめい。
• 大山おおやま家か在ざい東京とうきょう表參道おもてさんどう有ゆう很廣大だい的てき宅たく邸てい，在ざい太平洋戰爭たいへいようせんそう、1945年ねん5月がつ東京とうきょう大だい空襲くうしゅう時どき燒しょう毀。當時とうじ傳說でんせつ，美び軍ぐん刻こく意い以大山おおやま宅たく邸てい為ため目標もくひょう。

参考さんこう文献ぶんけん

• 児島こじま襄じょう 『大山おおやま巌いわお』（全ぜん4巻かん、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう のち文春ぶんしゅん文庫ぶんこ）（双方そうほうとも品しな切きり絶版ぜっぱん。日にち清しん戦争せんそうまでを描えがく、続編ぞくへんは『日にち露ろ戦争せんそう』 同どう）
• 長南ちょうなん政義まさよし「日本にっぽんの活かつ国宝こくほう 大山おおやま巌いわお」ゲームジャーナル編集へんしゅう部ぶ『坂さかの上うえの雲くも5つの疑問ぎもん』（並木なみき書房しょぼう、2011年ねん）ISBN 4890632840
• 西村にしむら文則ふみのり『大山おおやま元帥げんすい』（1917年ねん、忠誠ちゅうせい堂どう）
• 明治めいじ功臣こうしん録ろく刊行かんこう会かい編輯へんしゅう局きょく編へん『武勲ぶくん大山おおやま公こう』（1917年ねん、明治めいじ功臣こうしん録ろく刊行かんこう会かい）