姚瑩

姚瑩
大だい清きよし廣西ひろせ按察使し
籍せき貫ぬき	安徽あんき省しょう安やす慶けい府ふ桐きり城ぐすく縣けん（今こん属ぞく枞阳县域）
族ぞく裔	漢かん族ぞく
字じ號ごう	字じ石せき甫はじめ，一いち字じ明あきら叔 號ごう東ひがし溟、展てん如、幸さいわい翁おう、展てん和わ 室しつ名めい十じゅう幸さいわい齋ひとし、中ちゅう復ふく堂どう
出生しゅっしょう	乾いぬい隆たかし五ご十じゅう年ねん（1785年ねん） 安徽あんき省しょう安やす慶けい府ふ桐きり城ぐすく縣けん（今こん属ぞく枞阳县域）
逝世	咸豐三さん年ねん（1853年ねん，68歲さい） 廣西ひろせ
出身しゅっしん
嘉よしみ慶けい十じゅう三さん年ねん戊つちのえ辰たつ科か進士しんし
經歷けいれき
福建ふっけん漳州府ふ平和へいわ縣けん知ち縣けん 1815-1817 福建ふっけん龍溪りゅうけい縣けん知ち縣けん 1817-1819 福建ふっけん臺灣たいわん縣けん知ち縣けん 1819- 福建ふっけん海防かいぼう同どう知ち 1819- 噶瑪蘭らん通どおり判ばん(署しょ) 1821- 江蘇ちぁんすー金きん壇だん縣けん知ち縣けん 江蘇ちぁんすー元和げんな縣けん知ち縣けん 江こう蘇武そぶ進すすむ縣けん知ち縣けん 江蘇ちぁんすー高だか郵州知ち州しゅう 淮南ワイナン監かん掣同知ち 淮南ワイナン鹽しお運うん使し 福建ふっけん臺灣たいわん兵備へいび道どう 1838-1843 按察使し銜 1838-1843 雲くも騎き尉じょう 1842 四川蓬州知州 湖北こほく武たけ昌あきら鹽しお法ほう道どう 1851 廣西ひろせ按察使し 1851-1852 賽さい尚なお阿おもね軍ぐん翼つばさ長ちょう 1851-1852
著作ちょさく
《中ちゅう復ふく堂どう全集ぜんしゅう》 98卷かん 《東ひがし槎紀略りゃく》 5卷かん 《康かん輶紀行きこう》 16卷かん 《寸陰すんいん叢くさむら錄ろく》 4卷かん 《識小錄ろく》 8卷かん 《東ひがし溟文集しゅう》 26卷かん 《後こう湘詩集しゅう》 20卷かん 《東ひがし溟奏稿こう》 4卷かん 《遺稿いこう》 5卷かん 《遺稿いこう續編ぞくへん》 3卷かん 《姚氏先さき德とく傳でん》

姚瑩（1785年ねん—1853年ねん），字じ石いし甫はじめ，一いち字じ明あかり叔，號ごう展てん和わ，晚ばん號ごう幸さいわい翁おう，安徽あんき桐きり城じょう（今こん属ぞく枞阳县域）人にん，清朝せいちょう政治せいじ人物じんぶつ，官かん至いたり廣西ひろせ按察使し。

生平おいだいら

初はつ入いれ仕つかまつ途と

姚瑩為ため姚鼐姪めい孫まご。以文見長みなが，為ため桐きり城じょう派は學者がくしゃ之の一いち。嘉よしみ慶けい十じゅう二に年ねん（1807年ねん）中ちゅう舉人，嘉よしみ慶けい十じゅう三さん年ねん（1808年ねん）聯れん捷とし進士しんし。嘉よしみ慶けい二に十じゅう四よん年ねん（1819年ねん）被ひ派は往台灣たいわん擔任たんにん海防かいぼう同どう知ち。道みち光こう元年がんねん（1821年ねん）因いん故こ貶至噶瑪蘭らん（今いま宜むべ蘭あららぎ縣けん）任にん通つう判ばん。他た將しょう從したがえ台だい南みなみ一路いちろ前ぜん往噶瑪蘭らん就任しゅうにん旅たび途と之の見聞けんぶん、記述きじゅつ成なり〈臺たい北道ほくどう里さと記き〉一文いちぶん。道みち光こう十じゅう二に年ねん（1832年ねん）調ちょう江蘇ちぁんすー武たけ進すすむ知ち縣けん。

鎮守ちんじゅ台灣たいわん

道みち光こう十じゅう八はち年ねん（1838年ねん）擢升按察使し銜分巡じゅん台灣たいわん兵備へいび道どう，成なり為ため台灣たいわん最高さいこう軍政ぐんせい官員かんいん。姚瑩上うえ任つとむ台灣たいわん道之みちゆき後ご，治績ちせき頗佳。是ぜ少數しょうすう能のう洞ほら悉亂源げん，並なみ提出ていしゅつ解決かいけつ之の道みち、建立こんりゅう事ごと功こう的てき清朝せいちょう駐ちゅう台だい官吏かんり。 道みち光こう二に十じゅう年ねん（1840年ねん），鴉片あへん戰爭せんそう爆發ばくはつ，他た奉たてまつ命いのち嚴いむ加か鎮守ちんじゅ台灣たいわん。

道みち光こう二に十じゅう一いち年ねん（1841年ねん），強つよ颱风致英船せん Nerbudda 號ごう失しつ事ごと(船員せんいん歐おう人じん29名めい，菲人5名めい，印しるし人じん240名めい)，台灣たいわん兵備へいび道どう姚瑩與あずか台灣たいわん鎮總兵へい達たち洪ひろし阿おもね，於鴉片へん戰爭せんそう並なみ未み與あずか英軍えいぐん作戰さくせん，卻將此船加か上じょう怡和洋行ようこうAnn號ごう之の船ふね難なん獲え救すくい人員じんいん虛報きょほう戰功せんこう為ため戰せん俘並押往台灣たいわん府ふ。道みち光こう二に十じゅう一いち年ねん（1842年ねん）8月がつ，除じょ含船長ちょう的てき9名めい英國えいこく軍ぐん官かん、2名めい漢人かんど及病死し獄中ごくちゅう者しゃ之の外そと，兩船りょうせん其餘197人にん全部ぜんぶ被ひ斬殺ざんさつ，是ぜ為ため「吶爾不ふ噠」號ごう事件じけん。

不ふ過か，除じょ此說法外ほうがい，亦また有ゆう多項たこう文獻ぶんけん指出さしで姚瑩實際じっさい曾與英軍えいぐん激戰げきせん，並なみ在ざい大安だいあん之これ役やく 立だて下か戰功せんこう。

任官にんかん四よん川がわ

兩個りゃんこ月がつ後ご，於鴉片へん戰爭せんそう戰敗せんぱい的てき清きよし帝國ていこく與あずか英國えいこく簽訂《南京なんきん條約じょうやく》，英國えいこく追究ついきゅう此事件じけん之の責任せきにん。隔年かくねん（1843年ねん），姚瑩遂とげ被ひ送おく刑部おさかべ審しん訊，但ただし是ぜ，道みち光こう帝みかど對たい此「冒おかせ功こう欺罔」的てき行為こうい，卻輕饒にょう，只ただ關せき十じゅう二に日にち即そく釋放しゃくほう，對外たいがい假かり降くだ調しらべ四川而實為升遷。

道みち光こう二に十じゅう五ご年ねん（1845年ねん），他た在ざい對たい西にし康やすし、西藏とりぞう等地とうち进行实地考察こうさつ的てき基もと础上，写うつし成なり《康かん輶纪行ぎょう》，该书介かい绍了英えい法ほう俄にわか印しるし历史地理ちり情じょう况，印度いんど、尼あま泊はく尔、锡金入藏いりくら交通こうつう要よう道みち，以及藏ぞう传佛教ぶっきょう、天主教てんしゅきょう、回教かいきょう源流げんりゅう等とう问题。

晚年ばんねん職務しょくむ

道みち光こう二に十じゅう八はち年ねん（1848年ねん），姚瑩因いん病びょう回かい籍せき。道みち光こう三さん十じゅう年ねん（1850年ねん），清文せいぶん宗はじめ即位そくい，姚瑩再さい次つぎ被ひ啟けい用よう，任にん湖北こほく武たけ昌あきら鹽しお法ほう道どう，升ます廣西ひろせ按察使し，署しょ湖南こなみ按察使し。咸豐三さん年ねん（1853年ねん）卒そつ於任內。孫まご姚永樸しらき。

著作ちょさく

著しる有ゆう〈臺たい北道ほくどう里さと記き〉、《東ひがし槎紀略りゃく》、《康かん輶紀行きこう》、《中ちゅう復ふく堂どう全集ぜんしゅう》、〈上うえ督とく撫なで言げん防ぼう海うみ急務きゅうむ狀じょう〉、〈節錄せつろく臺灣たいわん十じゅう七なな口くち設しつらえ防ぼう狀じょう〉、〈駁淡水すい守口もりぐち兵へい費ひ不可ふか停とま給きゅう議ぎ〉。

〈臺たい北道ほくどう里さと記き〉、〈上うえ督とく撫なで言げん防ぼう海うみ急務きゅうむ狀じょう〉、〈節錄せつろく臺灣たいわん十じゅう七なな口くち設しつらえ防ぼう狀じょう〉、〈駁淡水すい守口もりぐち兵へい費ひ不可ふか停とま給きゅう議ぎ〉四よん篇へん文章ぶんしょう，有ゆう被ひ收入しゅうにゅう陳ひね培つちかえ桂かつら《淡水たんすい廳ちょう志こころざし卷まき十じゅう五ご上じょう‧附錄ふろく一いち 文ぶん徵ちょう（上うえ）》。

延伸えんしん阅读

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在ざい维基文ぶん库阅读此作者しゃ作品さくひん

《清史きよし稿こう·卷まき384》，出自しゅつじ趙ちょう爾なんじ巽たつみ《清史きよし稿こう》

參考さんこう資料しりょう

官かん衔
前任ぜんにん： 胡えびす振ふ遠どお	台灣たいわん府ふ台灣たいわん縣けん知ち縣けん 嘉よしみ庆二に十じゅう四よん年ねん（1819年ねん）上うえ任つとむ	繼つぎ任にん： 徐じょ鍔つば
前任ぜんにん： 沈汝瀚	按察使し銜分巡じゅん台灣たいわん兵備へいび道どう 道みち光こう十じゅう七なな年ねん（1837年ねん）上うえ任つとむ	繼つぎ任にん： 熊くま一いち本ほん
前任ぜんにん： 吳ご鼎かなえ昌あきら	清朝せいちょう廣西ひろせ按察使し 咸丰元年がんねん五ご月がつ十じゅう九きゅう - 咸丰二に年ねん 1851年ねん6月がつ18日にち - 1852年ねん	繼つぎ任にん： 許もと祥さち光こう