御ご纂醫宗そう金きむ鑑あきら

《御ご纂醫宗むね金きん鑒》，全書ぜんしょ九きゅう十じゅう卷かん，清きよし乾いぬい隆たかし朝あさ時じ政府せいふ編著へんちょ的てき大型おおがた醫學いがく叢書そうしょ，由よし供奉ぐぶ內庭太たい醫い、太ふとし醫院いいん右みぎ判ばん吳ご謙けん奉たてまつ敕主編へん，後ご收入しゅうにゅう《四よん庫こ全書ぜんしょ》之これ中ちゅう。《四庫全書總目提要》中ちゅう，給與きゅうよ這套書籍しょせき相當そうとう高だか的てき評價ひょうか。

在ざい乾いぬい隆たかし四よん年ねん（西元にしもと 1739年ねん），乾いぬい隆たかし皇帝こうてい下か詔みことのり，由ゆかり吳ご謙けん與あずか康かん雍乾三さん朝あさ御ご醫い、院いん使し劉りゅう裕ひろし鐸，共同きょうどう領りょう銜编纂這套叢書しょ，歷れき時じ三さん年ねん完成かんせい。為ため同類どうるい書籍しょせき中ちゅう最さい為ため簡明かんめい、完備かんび、實用じつよう者しゃ。

本書ほんしょ共ども分ぶん15部ぶ，有ゆう《訂正ていせい仲なか景けい全書ぜんしょ傷寒しょうかん論ろん注ちゅう》、《訂正ていせい金きん匱要略ようりゃく注ちゅう》、《删補名めい醫方いほう論ろん》、《四よん诊心法ほう要訣ようけつ》、《運氣うんき要訣ようけつ》、《伤寒心しん法ほう要訣ようけつ》、《雜ざつ病びょう心しん法ほう要訣ようけつ》、《婦ふ科か心しん法ほう要訣ようけつ》、《幼よう科か心しん法ほう要訣ようけつ》、《痘疹心しん法ほう要訣ようけつ》、《種痘しゅとう心しん法ほう要旨ようし》、《外科げか心しん法ほう要訣ようけつ》、《眼科がんか心しん法ほう要訣ようけつ》、《刺とげ灸やいと心しん法ほう要訣ようけつ》及《正せい骨ほね心しん法ほう要旨ようし》。

其中，《傷寒しょうかん論ろん注ちゅう》中ちゅう，收集しゅうしゅう了りょう二に十じゅう名めい醫家いか的てき註解ちゅうかい，內容極ごく為ため詳しょう盡つき。口訣くけつ的てき部ぶ份也甚為實用じつよう，在ざい本書ほんしょ刊行かんこう之これ後ご，成なり為ため當時とうじ醫學いがく教育きょういく最さい重要じゅうよう的てき讀本とくほん。本書ほんしょ也成為ため中國ちゅうごく北方ほっぽう中ちゅう醫界いかい最さい重視じゅうし的てき一本いっぽん套書，對たい於北方かた中ちゅう醫界いかい有ゆう極ごく深ふか的てき影響えいきょう力りょく。